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はるカタルーニャです。本日は「北米・中南米のカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、今回はもし青年海外協力隊の派遣先が「エルサルバドル」だった時に必要になるであろう基本情報と、普通にエルサルバドルへの旅行や出張の際に役立つ歴史や文化についてまとめていきます!
目次
【基本情報】エルサルバドルってどんな国?
そんな疑問を解消するべくざっくりとまとめてみました。
・首都 サンサルバドル
・通貨 アメリカ合衆国ドル、ビットコイン
・時差 15時間日本より遅れている
※サマータイムはありません
・言語 スペイン語
・電圧 110V、60Hz
・コンセント タイプA、タイプB
・面積 21,040平方キロメートル(九州の約半分)
・気候 熱帯気候
・経路 アメリカ経由が一般的。
※直行便はなく、乗り換えは1~3回。所要時間は約18から30時間
・祝日 9月15日(独裁記念日)
・産業 軽工業(輸出向け繊維縫製産業)、農業(コーヒー、砂糖等)
・挨拶 ¡Hola!(オラ)=やあ!、Buenos días(ブエノス ディアス)=おはようごさいます、Buenas tardes(ブエナス タルデス)=こんにちは、Buenas noches(ブエナス ノーチェス)=こんばんは・おやすみなさい、Adiós(アディオス)=さようなら、Gracias(グラシアス)=ありがとう、De nada(デ ナーダ)=どういたしまして
言語
エルサルバドルの言語についてご紹介します。
「何語を使っているの?」「英語は使えるの?」など、エルサルバドルの言語について疑問を抱えている人は参考にしてみてください。
何語を使っているの?
エルサルバドルでは以下の言語が主に使われています。
- スペイン語
公用語は「スペイン語」で、数少ない先住民を除いてほとんど全てのエルサルバドル人が話しています。
ちなみにエルサルバドルの国名の正式名称は、スペイン語で「República de El Salvador(レプブリカ・デ・エル・サルバドル)」で、意味は「救世主」です。
ペドロ・デ・アルバラードによって付けられた国名となっています。
英語は使えるの?
公用語がスペイン語なため、スペイン語が話せた方が安心ですが、エルサルバドルでは英語教育に力を入れていることに加えて、アメリカから戻ってきた人もいるため、全く通じないというわけではなさそうです。
気候・位置
「エルサルバドル共和国」通称エルサルバドルは、中央アメリカ中部に位置するラテンアメリカの共和制国家で、北西に「グアテマラ」、北と東には「ホンジュラス」と国境を接しています。
また南と西は「太平洋」に面しており、中央アメリカ5か国のうち唯一、カリブ海に面していない国となっています。
グアテマラとは203キロメートル、ホンジュラスとは342キロメートルにわたって国境を接しており、面積に関しては米州大陸部全体でもっとも小さいため、人口密度が高くなっています。
国土の約10パーセントは森林地帯となっていますが、その中でも約20パーセントしか自然林がなく、森林地帯のほとんどは植林によって再生されたものとなっています。
また、エルサルバドルは日本と同じく環太平洋造山帯に属しているため、20を超える火山が存在し、地震も発生しやすい国となっています。
国内の最高峰は「エル・ピタル山」で、高さは2,730メートルと富士山より1,000メートルほど低くなっています。
続いて気候に関して、エルサルバドルは「熱帯気候」に属しているため、1年を通して蒸し暑い気候となっています。
季節は雨季と乾季に分けられ、5月から10月は雨季となり、年間の降水量のほとんどがこの時期に降ります。
首都サンサルバドルでは年間平均雨量が1,700ミリ、南部の丘陵地帯では年2,000ミリにも達することがあるため雨具は必須となります。
雨が降るといっても日本の梅雨のように1日中毎日雨が降り続けるわけではなく、短時間にたくさん雨が降るスコールが発生します。
一方、11月から4月は乾季に入るため、蒸し暑さはからは解放されます。
気温に関しては、首都サンサルバドルで年平均で23度となっており、日中は暑くなりますが夜間は冷え込むことが多いようです。
衣服
では北米・中南米の国、エルサルバドルにはどのような民族衣装があるのでしょうか。
エルサルバドルの、民族衣装は主に女性が着用するものが多いようです。
形はワンピースで色は白や青、赤といった原色が多いように感じました。
では、私たちがエルサルバドルに行ったときはどのような服を着れば良いのでしょうか?
エルサルバドルは熱帯なため暑くなっていましたね。
基本的には半袖で過ごすことができますが、朝晩は気温が下がることもあり、日によっては涼しく感じることもあるため、羽織りものや薄手の上着、長袖などがあった方が安心できます。
雨も雨季にはかなり降りますので、雨具があるとより良いでしょう。
また食事の前に手を洗う設備がなかったり不衛生だったりする場合もありますので、手指消毒ジェルやウエットティッシュも合ったら便利かもしれません。
代表的な食事
続いて、エルサルバドルでの食事について、エルサルバドルで有名な主食は「トウモロコシ」や「豆」、そして「コメ」です。
トウモロコシは主に粉状にしてから円形に焼いて「トルティージャ(トルティーヤ)」や「タマーレス」と呼ばれるバナナの葉にとうもろこしの粉の団子などを包んで蒸した料理にして食べることが多くなっています。
コメに関しては、日本でよく食べられていいる日本米とは違い、インディカ米と呼ばれる細長くてパラパラとしたお米が主に使われます。
エルサルバドルは歴史の中で多くの先住民が虐殺に遭ったため、独自の食文化はほとんど残っておらず、シンプルな料理や隣国に影響された料理が多くなっています。
主食であるトルティージャもメキシコでよく食べられているものであり、野菜やお肉を挟んでタコスにして食べます。
インディカ米は油で炒めて調理することが多く、香辛料はあまり使わないため辛い料理が多そうだと感じてしまう、ラテンアメリカの国エルサルバドルの料理ですが、そうでもないようです。
民族などの食事
では青年海外協力隊で首都から遠く離れた地域や民族の料理を食べるとしたら、どんな料理が出てくるのでしょうか!
まず最初に紹介するのが「Pupusa(ププサ)」と呼ばれるエルサルバドル発祥の料理について。
トウモロコシの粉を使い、練った後、中にチーズや野菜、じゃがいもなどの具材を入れ、団子状にしてから手のひらサイズになるまで伸ばして焼いて作ります。
豪華になったトルティージャのような感じで、熱々のままで食べると、すごく美味しいんだとか。
次に紹介するのは「アロースネグリット」と呼ばれる、エルサルバドルで人気のある料理について。
アロースネグリットは黒豆や玉ねぎ、ニンニクやピーマンなどをお米と一緒に炒めて作るフライドライスで、お米を使っているため日本人にも食べやすいかもしれません。
「curtido(クルティド)」はキャベツで作った漬物のような料理です。
ご飯や肉などの付け合わせとして食べることが多く、食堂などでは机に置いてあり、みんなが食べるためエルサルバドルのソウルフードにもなっています。
味はほんのり塩辛く、お酢でつけているため酸っぱさもあるそうですよ。
「Papa con Huevo(パパコンウェボ)」は茹でて角切りにしたジャガイモとトマトを一緒に炒めてから卵で閉じて作ります。
スペインにあるトルティージャデパタタというとても有名なスペイン風オムレツに似ており、優しい味わいで体にも良さそうです。
最後に紹介するのはエルサルバドルで有名なデザートについて。
「エンサラーダ」はエルサルバドル風のサラダで、名前からするとデザート感は全くありませんがフルーツが入っているためデザートに分類されることがあるようです。
もちろん野菜のみを使ったサラダもあるようです。
「horchata(オルチャタ)」はデザートというよりかは甘い飲み物のことで、米粉を原料として砂糖やシナモンで味を整えたエルサルバドルで定番ドリンクとなっています。
住居
続いてエルサルバドルでの住居についてですが、青年海外協力隊で派遣される場合、シェアハウスなり家なり、住む場所を与えてもらえる国が多いようです。
ですのであまり必要のない情報かもしれませんが、エルサルバドルでの住居について、いくらくらいで済めるのか、またホテルについても載せていきたいと思います。
派遣終了中もしくは後にエルサルバドル旅できるかもしれないので!
やっぱり場所によって金額は変わるようです。
地方は比較的安いですが、首都はあまり安くない印象です。
格安ホテルもあるみたいですが、値段はピンキリ。観光地化している地域ではやはり他の地域と比べると高くなる傾向にあるようです。
物価と治安
エルサルバドルの通貨は「アメリカ合衆国ドル」です。
1アメリカ合衆国ドル→114円(2022/2/24)で、過去5年の変動103円~115円となっているため、そこまで変動がない印象。
また、ビットコインも通貨として使われています。
物価についてですが、以下のようになっています。
- トマト、9個 約1ドル=約114円
- キャベツ、半玉 約90セント=約100円
- じゃがいも、450グラム 約80セント=約92円
- アボガド、450グラム 約1,99ドル=約230円
- 鶏もも肉、450グラム 約1,59ドル=約183円
- 牛ひき肉 約2,5ドル=約288円
- パスタ、200グラム×4 約1ドル=114円
- お米、500グラム 約0,52ドル=約60円
- 食パン、450グラム 約1,13ドル=約130円
- 安宿、1泊 約7ドル〜10,5ドル=約800円〜1,200円
このように、エルサルバドルの物価は日本と比べ安くなっています。
しかしながら全てのものが安いわけではなく、ブランド物や輸入品などは日本と同等、もしくは高くなることもありますので注意が必要です。
続いて治安についてですが、エルサルバドルの治安はかなり悪いと言われています。
外務省がエルサルバドルにある10の都市区に危険レベル2を出している他、その他の地域もレベル1となっているため、全土を通して安全ではありません。
市場では殺人事件をはじめとする凶悪犯罪が多発しており、都市では強盗や窃盗、恐喝事件が昼夜問わず多発しています。
夜の行動や女性の場合は一人での行動を避け、十分注意して行動しましょう。
文化的特徴
青年海外協力隊としてエルサルバドルに行くとしたら、現地で適応するためにもマナーや文化について知っていった方が現地民と仲良くなれそうですよね!
ですのでエルサルバドルで生活するうえで大切になりそうなマナーや文化について載せていこうと思います。
まず、チップに関してですが基本的には渡す必要がありません。
ですが高級ホテルなどに行った場合は、場合によっては渡した方がいいところもあるっため周りを見て判断しましょう。
警察官に関しては、汚職が常習化しているため信頼できませんので注意してください。
水道水は汚染されているため、野菜を洗ったり、そのまま飲んだりしないようにしましょう。
交通面に関しては信号無視や速度超過が多く、整備不良の車両も走っているため、運転する場合や道を歩く際でも警戒して行動しましょう。
タックシーに関しては正規のタクシーでないタクシーも走っているため、車体が黄色で、車体側面に白黒のチェッカーフラッグ模様の表示があって、タクシー会社名があるか、無線機が備え付けてあるかを確認し、電話で呼ぶラジオタクシーなど安全なものに乗るようにしましょう。
白いタクシーは偽物なため、乗らないようにしましょう。
まとめ
ここまで自分が海外協力隊で派遣された場合、知っておきたい情報についてまとめてきました。
辛そうなイメージのあるラテンの国エルサルバドルの料理は、至ってシンプルで優しい味だということが分かりましたね。
治安は悪いため心配になりますが、物価が安いことは嬉しいですね。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!