はる¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルーニャです。
本日は「ハンザの女王と北欧デザインを巡る!ドイツ北部〜北欧鉄道周遊」コースへご案内します。
ヨーロッパ鉄道旅カフェへようこそ。ご来店いただき、誠にありがとうございます!


- 旅行代理店での実務経験
- 海外60カ国・150地域以上の渡航歴
- 海外旅行エリアスペシャリスト資格保有
- 1年以上の海外在住・留学経験あり
- 旅スタイル:一人旅・女子旅・カップル旅・鉄道・バックパック
「ドイツから北欧へ抜けたいけれど、飛行機と鉄道、どっちが正解?」
「陸路で国境を越える時のパスポートチェックや、通貨の切り替えはどうなるの?」
大陸ヨーロッパとスカンジナビア半島を結ぶこのルートは、旅慣れた人でも迷いやすい「交通の難所」であり、同時に「絶景の宝庫」でもあります。



ユーレイルパスを駆使して欧州を縦横無尽に走破してきた私が、「ドイツ北部から北欧3カ国へ抜ける、失敗しない陸路ルート」を徹底解説します。
フェリー廃止後の最新移動ルートから、完全キャッシュレス社会・北欧での「決済の落とし穴」まで、ガイドブックよりもリアルな情報をお届けします。
- ドイツ北部(ハンブルク・ブレーメン等)と北欧をセットで巡りたい方
- ジャーマンレイルパスとユーレイルパス、どちらが良いか迷っている方
- 北欧の高速列車(SJ)やデンマークの最新鉄道事情を知りたい方
※本記事は、60カ国以上を渡航し、鉄道パスを実務でも扱ってきた筆者の実体験をもとに構成しています。



ユーレイルパスを手に、何度も欧州の鉄路を旅してきた私が「ドイツ北部から北欧へ抜ける、失敗しない陸路ルート」を徹底解説します。



レンガ造りの倉庫街を歩いたり、コペンハーゲンの運河でオープンサンドを頬張ったり…
北ドイツと北欧の組み合わせは、まさに「癒やしのルート」です!
あなたのヨーロッパ鉄道旅が最高の思い出になるよう、旅の目次になるよう丁寧にまとめますので、是非ご愛読ください!
この記事に掲載している料金、時刻表、パスの仕様は執筆時点のものです。ヨーロッパの鉄道事情はダイナミックに変化するため、ご出発前には必ず鉄道会社公式サイトや「Rail Planner」アプリで最新情報をご確認ください。
実は、今回ご紹介する9日間のルートは、私が作成した「一生に一度は行きたい!90日間のヨーロッパ鉄道グランド・ツアー」の【第3章】にあたります。



ドイツや北欧だけでなく、いつかヨーロッパをぐるっと一周してみたい!
という野望をお持ちの方は、ぜひ全体のロードマップも併せてチェックしてみてください。旅の解像度がぐっと上がりますよ!


【ドイツ北部〜北欧】鉄道パスの賢い選び方:グローバルか、それとも限定パスか?


このルートを旅する際、一番の鍵となるのが「鉄道パスの選択」です。
目的地が複数の国にまたがるため、あなたの旅程の長さに合わせて選びましょう。
- ユーレイルグローバルパス
今回の9日間ルートのように、ドイツ→デンマーク→スウェーデンと国をまたぐなら最強の味方です。
これ1枚で SJ(スウェーデン国鉄)もカバーできます。 - ジャーマンレイルパス
もし旅の半分以上がドイツ国内で、北欧はコペンハーゲンだけで終わるなら検討の価値あり。
ただし、スウェーデン国内では使えないので注意が必要です。 - ユーレイル・スカンジナビアパス
デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドの北欧4カ国限定。
ドイツから入る場合は、ドイツ区間のチケットを別途買う必要があります。



業界経験者のワンポイント



SJ(スウェーデンの高速列車)の座席指定について!
スウェーデンの高速列車SJは、ユーレイルパスを持っていても座席指定が必須です。SJ公式サイトから「Rail Pass」の割引を選択して予約できます。人気路線はすぐ埋まるので、売り切れを防ぐため遅くとも出発の1ヶ月前には予約を済ませましょう!
鉄道旅の「勝敗」は購入タイミングで決まる?ユーレイルパスをお得に手に入れる極意



損をせず、安心してパスを手に入れたいあなたへ
ユーレイルパスは公式サイトでも買えますが、私は公認代理店の「Trip.com」での予約を強くおすすめしています。特に長期旅行者にとって、以下の3つのメリットは無視できないほど大きいんです。
- 日本語カスタマーサポートの安心感
公式サイト(海外)はトラブル時に英語対応が必要なケースが多いですが、Trip.comなら日本語で年中無休のサポートが受けられます。初めてのモバイルパス設定でつまづいても安心です。 - Trip Coins(ポイント)が貯まる・使える
長期パスは高額なので、ここで貯まるポイントもかなりの額に。貯まったポイントで、旅の途中のホテル代を浮かせたり、空港送迎を無料にしたりと、実質的な節約に直結します。 - 日本発行のクレジットカード決済がスムーズ
海外サイトでたまにある「決済エラー」のストレスがありません。日本円で価格が固定され、二重両替手数料の心配がないのもプロが選ぶ理由です。



それなら、日本語サポートがあってポイントも貯まるTrip.comの方が、長期旅行には断然有利ですね!



途中で宿泊予約にもTrip.comを使う機会が多いはず。
パス購入でランクを上げておけば、ホテル予約の割引率も上がって一石二鳥ですよ!
\ 日本語サポート付&Trip Coinsが貯まる /
ドイツ北部:レンガ造りの「ハンザ同盟」都市巡り(3日間)


アムステルダムから列車でドイツへ入国。まずはメルヘン街道の終点ブレーメンを目指し、ハンブルクを拠点にします。
途中下車:ブレーメン(Bremen)
オランダからの移動途中に立ち寄ります。
世界遺産「市庁舎とローラント像」の荘厳さに圧倒された後は、市庁舎横へ。ここに有名な「ブレーメンの音楽隊像」があります。
観光後、ハンブルクへ移動して宿泊(列車で約1時間)。



実は私、冬の朝7時頃にブレーメンに到着したのですが、街全体が深い霧に包まれていて、なんとも言えない怪しくも幻想的な雰囲気だったんです。



誰もいない大聖堂や広場を観光するのは、まるで異世界に迷い込んだようでした。
そんな中、霧の向こうから急に「豚の像」や「楽器を吹くおじさんの像」がヌッと現れて、本気でびっくりしました(笑)。
寒さで体が冷え切ってしまったので、駅近くのカフェに駆け込んで飲んだあたたかいコーヒーとパンの美味しさは、今でも忘れられません。
早朝観光をする方は、駅前のカフェの場所を先にチェックしておくのがおすすめですよ!
拠点:ハンブルク(Hamburg)
港町ハンブルクのハイライトは、世界遺産「倉庫街(シュパイヒャーシュタット)」と、船の形をした独特な建築「チリハウス」。
赤レンガの建物が水路沿いにずらりと並ぶ光景は圧巻です。夜のライトアップも幻想的ですよ。
日帰り移動:ハンブルク ⇄ リューベック(Lübeck)片道約45分
「ハンザ同盟の女王」と呼ばれた美しい街。街の入口にある傾いた2つの塔を持つ「ホルステン門」は必見です。
また、ここは洋菓子「マジパン」の発祥地。老舗「ニーダーエッガー(Niederegger)」の本店で、本場のマジパンケーキを味わうのが通の楽しみ方です。
初めてドイツの駅(DB)を利用したとき、一番驚いたのが「改札口がない」ことと、プラットフォームの圧倒的な広さ。切符を持たずにホームまで行けてしまう開放感は、日本とは全く違う文化を感じます。その分、車内検札はしっかり来るので、パスの有効化は乗車前に必ず済ませておきましょうね!



ブレーメンの音楽隊像のロバの前足を両手で握って願い事をすると叶うという伝説があるので、旅の安全を祈願しましょう!



片手だと「ロバがロバと握手している」と言われるので必ず両手で!


デンマーク:おとぎの国とヒッピーの聖地(3日間)


ハンブルクからコペンハーゲンへ。かつて名物だった「列車ごとフェリーに乗る(渡り鳥ライン)」は2019年に終了し、現在はユトランド半島を経由する陸路がメインルートになっています。
所要時間は約4時間半〜5時間。国境駅でのパスポートチェックが行われることもあるので、パスポートはすぐ出せる場所に準備しておきましょう。
拠点:コペンハーゲン(Copenhagen)
到着後は、カラフルな木造家屋が並ぶ港「ニューハウン」へ。アンデルセンも愛したこの場所は、どこを切り取ってもポストカードのような美しさです。運河沿いでオープンサンド(スモーブロー)を食べるのが北欧流。
ヨーロッパを旅していると、つい「ユーロが使える」と思い込みがちですが、デンマークの通貨はデンマーク・クローネ(DKK)です。EU加盟国ですが、国民投票により複数回ユーロ導入を否決しています。
私は数年前、「ヨーロッパで旅をしているからデンマークでも大丈夫だろう」と思い込み、クローネを持たずにバスに乗車。運転手さんも20ユーロ紙幣は崩せず、ゲストハウスの最終チェックイン時間も迫り絶体絶命でした……。
「とりあえず乗っていいよ」と言われ、ドキドキしながら運転席の後ろへ。
しかし運悪く、そこで切符の確認係が乗車してきたのです。
「無賃乗車で怒られる!」
そう思って泣きそうになっていたところ……なんと運転手さんが支払い証明書を確認役に渡し、「この子は今、取り忘れたところなんだよ」と嘘をついて私を守ってくれたんです。
【2026年最新】北欧は「現金不可(No Cash)」社会へ
この失敗は数年前の話。現在の北欧は、そこからさらに進化して「現金不可(No Cash)」のバスや店舗が主流になっています!かつての私のように「現金がないと乗れない」のではなく、今は「現金だと乗せてもらえない」可能性すらあります。
必ず渡航前に以下を準備してください
- VISA/Masterのタッチ決済対応クレジットカード(必須!)
- 現地の交通アプリ(DOT等)のダウンロードと登録
- 念のため少額のクローネ現金(高齢者向け店舗やトイレ等で必要)
日帰り移動:コペンハーゲン ⇄ ヘルシンオア(Helsingør)片道約45分
海岸線沿いを走る列車で北へ。海の向こうにスウェーデンが見える場所に、世界遺産「クロンボー城」が建っています。
シェイクスピアの傑作『ハムレット』の舞台として知られ、城内では演劇が行われていることも。
コペンハーゲン市内にありながら、独自のルールを持つヒッピーたちの自治地区「クリスチャニア(自称・自由都市)」へ。


スウェーデン:魔女の街と北欧のベルサイユ(3日間)


コペンハーゲンから高速列車「SJ」に乗って、一気にスウェーデンの首都ストックホルムへ。
移動:コペンハーゲン → ストックホルム(約5時間半)
到着後は旧市街「ガムラスタン」へ。
中世の路地が入り組むこの美しい街は、ジブリ映画『魔女の宅急便』のモデルの一つと言われています。キキが飛んでいそうな時計塔や、オレンジ色の屋根を見上げてみてください。



ガムラスタンの街並みは、まさにジブリ映画『魔女の宅急便』の世界で、どこを歩いても本当に可愛い!



……のですが、当時の私は北欧の物価高に打ちのめされていました(笑)。
あまりの高さに食費を削らざるを得ず、水分と糖分を補給するために「1日1個のソフトクリーム」だけで空腹を凌いだことも……。しかもそのソフトクリーム、実はあまり美味しくなかったんです(笑)。
空腹効果でも美味しくならないソフトクリームも不思議ですが、皆さんは予算に余裕を持って、美味しい北欧グルメを楽しんでくださいね!
日帰り移動:市内からフェリーまたは地下鉄・バス
メーラレン湖の島にある世界遺産「ドロットニングホルムの王領地」へ。
「北欧のヴェルサイユ」と称される優美な宮殿で、現在も国王一家が居住しています。広大な庭園を散策するだけでも王族気分を味わえます。
ストックホルムの地下鉄は「世界一長い美術館」と呼ばれ、駅ごとにユニークなアートが施されています。移動そのものが観光になります。
観光後、アーランダ空港へ向かい、次の目的地ポーランドへひとっ飛びします!



ストックホルムからポーランドへ飛ぶ際、ひとつだけ絶対に気をつけてほしいのが「空港の場所」です!



鉄道旅のプロからの一言
一番大きなアーランダ空港だと思い込んでのんびりしていたら、実は市内からバスで1時間半以上かかる遠い空港だったことが判明!大急ぎで移動する羽目になり、結局、貴重な観光時間を丸々ロスしてしまいました……。皆さんはフライトを予約する際、「アーランダ(Arlanda)」なのか、それとも遠い「スカブスタ(Skavsta)」なのか、必ず事前に確認して移動時間を計算に入れておきましょう!



北欧を旅するなら春〜夏がおすすめです!



実は4月スタートくらいでこのプランを作ってます!


【旅のヒント】北ドイツと北欧、似ているようで違う「お金と食」のリアル


ルートの最後に、私が実際に旅して感じた「北ドイツと北欧の違い」について少しだけお伝えしますね。



これを知っておくだけで、旅のストレスがぐっと減りますよ!
1. お金事情:ドイツは「現金」、北欧は「完全キャッシュレス」
実はここが一番の落とし穴!ドイツ(特に北部や地方都市)は、今でも小さなカフェや個人商店では「現金(ユーロ)のみ」と言われることが少なくありません。
対してデンマークやスウェーデンは、「現金不可(No Cash)」の店があるほどの完全キャッシュレス社会。トイレの利用料から屋台のホットドッグまで、すべてクレジットカードやタッチ決済で完結します。
2. このルートで外せない「3大ご当地グルメ」
鉄道旅の楽しみといえば、駅や街角で出会う美味しいもの。この9日間でぜひ試してほしいのがこちらです。
アーモンドを練り上げた伝統菓子。本店2階のカフェで、マジパンのケーキを食べるのが旅人のステータスです。
パンが見えないほど具材が乗った豪華なサンドイッチ。見た目も美しく、北欧デザインの精神を感じる一皿です。
リンゴンベリー(コケモモ)のジャムを添えて食べるのが本場流。甘じょっぱい不思議な組み合わせに、きっと病みつきになりますよ!



スウェーデンのティータイム習慣「Fika(フィーカ)」も体験したい!



シナモンロールと一緒にコーヒーを飲む時間は、鉄道移動の疲れを吹き飛ばしてくれますね。
そうなんです!移動そのものだけでなく、こういった現地の「文化の隙間」を楽しむのが、本当の意味で豊かなグランド・ツアーだと思います。



ストックホルムから空路でポーランドへ飛んだあとは、いよいよ中欧・東欧の魔法にかけられる旅が始まります……!
この後のルートの詳細や、90日間を生き抜くための全準備リストは、こちらの「総まとめバイブル」にすべて詰め込んでいます。ぜひ、あなたの「グランド・ツアー」の参考にしてくださいね。


まとめ:歴史とデザインに触れる!ドイツ北部〜北欧を鉄道で巡る一生モノの9日間


今回は、ドイツ北部(ハンブルク・ブレーメン等)からデンマーク、スウェーデンを9日間で駆け抜ける周遊モデルコースを解説しました。レンガ造りの重厚なハンザ同盟都市から、洗練された北欧デザインの街並みへ。国境を越えるたびに変化する文化を肌で感じられるのは、自由度の高い鉄道旅ならではの特権です。
ユーレイルパス(グローバル)を軸に、SJ(スウェーデン国鉄)の座席予約や、ドイツ国内に特化したパスとの使い分けなど、旅行業界経験者の視点から見た「失敗しないコツ」を詰め込みました。物価の高いエリアですが、鉄道パスを賢く使えば、移動費を抑えつつ最高の景色を独り占めできますよ!
最終チェックリスト
- 自分の旅程に最適な鉄道パス(グローバル/ジャーマンレイル等)を選択した
- スウェーデンSJなど、予約必須列車の座席確保を済ませた(1ヶ月前推奨!)
- Rail Plannerアプリで最新の運行状況や、クリスチャニア等の最新ルールを確認した
ハンザ同盟の重厚な歴史と、北欧デザインの洗練美。このコントラストを味わえるのは、陸路で国境を越える鉄道旅ならではの特権です。
ストックホルムから空路でポーランドへ飛んだあとは、いよいよ中欧・東欧の魔法にかけられる旅が始まります……!全90日間のグランド・ツアー、次のステージはこちらで公開中です。


▼ ユーレイルパス・宿泊予約は日本語対応のTrip.comが便利!▼



最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。ドイツと北欧、両方の魅力を一度に味わう贅沢な時間を、ぜひ楽しんできてくださいね!



¡Buen viaje!(良い旅を!)
この記事に掲載している料金、時刻表、パスの仕様は執筆時点のものです。ヨーロッパの鉄道事情はダイナミックに変化するため、ご出発前には必ず鉄道会社公式サイトや「Rail Planner」アプリで最新情報をご確認ください。