はる¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルーニャです。
本日は、オーストリアと南ドイツを鉄道だけで巡る7日間モデルコースをご紹介します。
ご来店いただき、誠にありがとうございます!
この7日間は、「移動時間さえ思い出になる旅」です。


- 旅行代理店での実務経験
- 海外60カ国・150地域以上の渡航歴
- 海外旅行エリアスペシャリスト資格保有
- 1年以上の海外在住・留学経験あり
- 旅スタイル:一人旅・女子旅・カップル旅・鉄道・バックパック
「ウィーンで音楽に浸り、ドイツで古城を巡る。そんな夢のようなルートを鉄道だけで?」
「国境越えの切符はどうするの? 予約必須の区間は?」
オーストリアと南ドイツを結ぶこのルートは、絶景の連続です。
しかし実は、「予約の落とし穴」や「魔の乗り換え」が潜む、中級者向けのコースでもあります。



今回は、ユーレイルパスを使い倒して欧州の鉄道網を攻略してきた私が、「優雅さを損なわないための、リアルな7日間スケジュール」を徹底解説します。
- オーストリアと南ドイツの主要都市と絶景を1週間で制覇したい方
- ユーレイルパスとジャーマンレイルパス、どちらが良いか判断したい方
- ノイシュヴァンシュタイン城やハルシュタットへ鉄道で行きたい方



何度もヨーロッパを鉄道で旅するうちに、このルートは「美しさ」と「難易度」のバランスが絶妙だと感じました。



ウィーンで本場のザッハトルテを味わい、ICEの食堂車でビールを片手にアルプスを眺める…
これぞ鉄道旅の醍醐味です!
あなたのヨーロッパ鉄道旅が最高の思い出になるよう、旅の目次になるよう丁寧にまとめますので、是非ご愛読ください!



ちなみに、今回ご紹介する7日間のルートは、私が提案している「一生に一度は行きたい!90日間のヨーロッパ鉄道グランド・ツアー」の【Phase 7】にあたります。
旅全体の予算や、他のエリアとの繋がりも含めて確認したい方は、ぜひこちらの全行程ロードマップもチェックしてみてくださいね。


オーストリア編:帝国の栄華と世界一の湖畔(DAY 1〜4)


スロバキアやスロベニアを抜けて西へ進むと、景色は一気に「帝国の華やかさ」へと変わります。
ここからはハプスブルク家の栄華が残るオーストリア、そして誰もが一度は夢見る南ドイツの古城巡りです!



わあ、ついに本場のロマンチック街道!



移動はやっぱりオーストリア国鉄(ÖBB)やドイツ鉄道(DB)の特急がメインですか?
その通り!最新鋭の特急「レイルジェット(Railjet)」やドイツの誇る高速列車「ICE」を贅沢に乗りこなします。
まずはウィーンを拠点に、ドナウ川の恵みとアルプスの秘境を五感で味わう4日間です。
世界遺産ウィーン歴史地区へ。シュテファン大聖堂の巨大な屋根を見上げたら、ハプスブルク家の夏の離宮「シェーンブルン宮殿」へ向かいましょう。広大な庭園の丘「グロリエッテ」から眺めるウィーンの街並みは最高のご馳走です。



私は極寒の中、長蛇の列に並んで入店しましたが、一歩足を踏み入れた瞬間、そこはもう中世の貴族のお屋敷!



メイド服のスタッフさんが案内してくれる空間は、ため息が出るほど上品でした。
お値段は正直「貴族価格」でびっくりしましたが(笑)、ここで飲むクリームたっぷりのコーヒーは格別。
実は「ウインナーコーヒー」ってウィーン(Wiener)が由来なんですよね。
本場の味と雰囲気に、並んだ疲れも吹き飛びました。
有名なカツレツ(シュニッツェル)も良いですが、私の一押しは「食パンを器にしたガーリックシチュー」!クリスマスマーケットの帰りに寄った伝統料理店で食べたのですが、パンを切り抜いた中に熱々のシチューが入っていて、これが一生忘れられないほど美味しかったんです。冬のウィーンに行かれる方は、ぜひメニューを探してみてください!
ウィーンから特急で1時間。崖の上に建つ黄金色のメルク修道院へ。ここは映画『薔薇の名前』のモデルとなった知の聖地。世界で最も美しいと言われる図書館のフレスコ画は、言葉を失う美しさです。帰りは列車ではなく「ヴァッハウ渓谷」を船で下り、古城と葡萄畑を眺めるのもプロ推薦の優雅なルートです。
旅のハイライト、ザルツカマーグート地方のハルシュタットへ。湖と山に挟まれた狭い土地に、ひしめき合うように建つ家々。実はここ、あまりに美しすぎて中国に「コピーされた街」が作られたという驚きの逸話があるんです!



裏技:到着は「船」が正解!
鉄道でハルシュタット駅に着くと、そこは湖の対岸。



そこから小さな連絡船で村へ渡るのですが、湖上からだんだん村が近づいてくる景色が、この世のものとは思えないほど美しいんです。列車移動ならではの贅沢ですね!
ドイツやオーストリアの鉄道は、午後になるほど遅延が蓄積しやすい傾向があります。私の経験上、朝イチの列車は始発に近いこともあり、比較的スケジュールが正確です。特にハルシュタットのような静寂を楽しむべき場所へは、早朝の列車で向かい、朝霧に包まれた幻想的な湖畔を独占するのが、最高の贅沢ですよ!
映画『サウンド・オブ・ミュージック』の舞台、ザルツブルクへ。ミラベル庭園でドレミの歌を口ずさみ、ゲトライデ通りの美しい鉄細工看板を眺める散歩を。その後、越境特急でドイツのミュンヘンへ移動します。


【重要】ハルシュタット駅から町への「連絡船」はパスが使えない?



ハルシュタット駅に着きました!



ここから町へ渡る船も、ユーレイルパスを見せれば無料で乗れるんですよね?
実はそこが最大の落とし穴!残念ながら、駅と対岸の町を結ぶ連絡船「Stefanie(シュテファニー号)」は私営のため、ユーレイルパスやレイルパスは一切使えません。
ハルシュタット駅は湖の対岸にある「無人駅」。町へ行くには必ずこの船に乗る必要があります。現地で焦らないために、以下のポイントをメモしておいてくださいね。
- 料金:約4ユーロ前後(※年・時期により変動)
- 支払い方法:【現金のみ】。船の上で係員さんに支払います。カードやパスは使えないので、必ず小銭を用意しておきましょう!
- 運行時間:列車の到着・出発時刻に完全に合わせて運行されています。電車を降りたら、そのまま人の流れについて船着き場へ向かえばOKです。



この船こそが「最高の展望台」!
「パスが使えないなら損した気分…」と思うかもしれませんが、そんなことはありません!
湖の上からハルシュタットの町がだんだん近づいてくる景色は、世界中のカメラマンが憧れる「世界一の角度」なんです。
この数ユーロは、絶景クルーズ代だと思って楽しんでください。
町についてから歩いては絶対に見られない、鉄道旅人だけの特権ですよ!
南ドイツ編:ロマンチック街道のハイライト(DAY 5〜7)


舞台はドイツへ!ミュンヘンを拠点に、誰もが憧れる古城と中世の街並みを駆け抜けます。
ミュンヘンから列車でフュッセンへ。そこからバスで山を登れば、ディズニーのシンデレラ城のモデルと言われるノイシュヴァンシュタイン城が姿を現します。狂王ルートヴィヒ2世が夢見た理想の城は、どの角度から見ても完璧なファンタジーの世界!



あの有名な写真はどこから撮るんですか?



それは城の奥にある「マリエン橋(Marienbrücke)」です!
マリエン橋は通行止めになることがあります。私も2回ノイシュヴァンシュタイン城へ行った内1回は雪で通行止めになっていました!特に冬場は冬や天候不良で通行止めになることも多いので、出発前に現地の公式サイトをチェックするのが鉄則です!
ノイシュヴァンシュタイン城の絶景ポイント「マリエン橋」を目指した際、ちょっとしたハプニングがありました。駅のロッカーがすべて壊れていて、泣く泣く重いバックパックを背負ったまま山を登ることに……。
しかも、やっとたどり着いた橋の上は真っ白な濃霧!



「あの有名なお城が見られないの!?」と諦めかけたその時、下から思いっきり風が吹き抜けて、霧のカーテンがふわっと開いたんです。



そこには、霧の中から浮かび上がる幻想的な白亜の城が……。
青空の時よりもずっと趣があり、まるで映画のワンシーンのような一枚が撮れました。
「曇りや雨だからこそ撮れる絶景」もあります。皆さんも、もし天気が悪くても諦めないでください!
ロマンチック街道を北上し、城壁に囲まれたローテンブルクへ。一歩街に入れば、そこは中世ドイツそのもの。木組みの家々と石畳の道は、まるで絵本をめくっているかのよう。名物お菓子「シュネーバル(スノーボール)」を片手に、城壁の上を一周歩いてみるのがおすすめです。
地図で見ると一直線ですが、実は鉄道だと数回の乗り換えが必要な「難所」です!
観光時間を確保するためのポイントは2つ。
- 朝8時台の列車に乗る(鉄則!)
- 「DB Navigator」アプリで乗り換え回数が少ないルートを調べる
少し大変ですが、移動そのものを楽しむ覚悟で挑みましょう。



実はこの区間、乗り換えが多く、少しの判断ミスで計画が崩れやすいのも事実。だからこそ、事前準備が旅の満足度を大きく左右します。



実際に私も行けなかった経験があるので皆さんも注意してください!
ローテンブルクには、真夏でもクリスマスグッズが買える「ケーテ・ウォルファルト」の本店があります。店内の巨大なクリスマスツリーは圧巻!鉄道旅の思い出に、小さなくるみ割り人形をお土産にするのも素敵ですね。
旅の締めくくりは、バイエルンの州都ミュンヘン。マリエン広場の仕掛け時計を見学したら、世界一有名なビアホール「ホフブロイハウス」へ。陽気な音楽を聴きながら、1リットルの巨大ジョッキ(マス)で完走の乾杯をしましょう!



ミュンヘンで一生忘れられない思い出といえば、世界一有名なビアホール「ホフブロイハウス」でのひと時です!



超満員の店内、相席で座った目の前がちょうど生演奏のステージでした。
地元の常連さんたちに囲まれて「日本から来たの?」とたくさん絡まれましたが、その陽気さと優しさが本当に温かかったです!
顔よりも大きなプレッツェルに驚き、1リットルジョッキ(マス)のビールを飲み干す。陽気な音楽に合わせてみんなで笑い合う……。少しお金はかかりましたが、それ以上の価値がある「人生最高の時間」でした。一人旅でも、ここに来れば寂しさなんて一瞬で吹き飛びますよ!



経験者のワンポイント!



最近のドイツ鉄道は、工事や遅延が少なくありません。


ユーレイルパスはすべての列車に無条件で乗れる切符ではありません。
列車の種類・国・時期によっては、座席指定・追加料金・予約必須となる場合があります。
本記事は旅程設計のヒントを目的としたものであり、最終的な条件は必ず公式情報でご自身で確認してください。
【徹底比較】ユーレイルグローバルパス vs ジャーマンレイルパス





オーストリアとドイツ、両方行くならどっちのパスがいいの?



「1カ国パス」を組み合わせた方が安くなることもあるって聞いたけど……。
それ、旅程を組む時に一番迷う「鉄道旅のパズル」ですよね(笑)。実は、単純な「値段の安さ」だけで選ぶと、現地で追加料金を払ったり、窓口で並んだりして時間をロスすることもあるんです。プロの視点で、あなたにピッタリの診断をしてみましょう!
今回のモデルコース通り、オーストリア(ウィーン)から入ってドイツへ抜けるなら、迷わずこれ一択です!
ウィーン〜ミュンヘン間の国際特急(RailjetやICE)は、ユーレイルパスで運賃部分をカバーできます。
ただし、座席指定は別途任意(混雑期は事実上必須)となり、数ユーロの追加料金がかかる点には注意しましょう。



私は1箇所にゆっくりするよりかは何箇所もアクティブに観光したいのでグローバルパス派です!
今回はオーストリアのウィーンからスタートするため、ドイツ国内専用の「ジャーマンレイルパス」は不向きです(ウィーン〜ザルツブルク間の運賃が別途高額になります)。
複雑な計算をして数百円を節約するより、グローバルパス1枚で国境をスマートに通過する方が、圧倒的にリスクが少なくおすすめです。
もし旅の9割がドイツ国内で、「オーストリアはウィーンに1泊するだけ」といった場合。この場合は、ウィーン〜ドイツ国境までのチケットを別途安く買い、国境から先をジャーマンレイルパスでカバーする方が安くなるケースもあります。ただし、精算の手間が増えるため、中級者以上の節約術だと思います。
鉄道旅の「勝敗」は購入タイミングで決まる?ユーレイルパスをお得に手に入れる極意



損をせず、安心してパスを手に入れたいあなたへ
ユーレイルパスは公式サイトでも買えますが、私は公認代理店の「Trip.com」での予約を強くおすすめしています。特に長期旅行者にとって、以下の3つのメリットは無視できないほど大きいんです。
- 日本語カスタマーサポートの安心感
公式サイト(海外)はトラブル時に英語対応が必要なケースが多いですが、Trip.comなら日本語で年中無休のサポートが受けられます。初めてのモバイルパス設定でつまづいても安心です。 - Trip Coins(ポイント)が貯まる・使える
長期パスは高額なので、ここで貯まるポイントもかなりの額に。貯まったポイントで、旅の途中のホテル代を浮かせたり、空港送迎を無料にしたりと、実質的な節約に直結します。 - 日本発行のクレジットカード決済がスムーズ
海外サイトでたまにある「決済エラー」のストレスがありません。日本円で価格が固定され、二重両替手数料の心配がないのもプロが選ぶ理由です。



それなら、日本語サポートがあってポイントも貯まるTrip.comの方が、長期旅行には断然有利ですね!



途中で宿泊予約にもTrip.comを使う機会が多いはず。
パス購入でランクを上げておけば、ホテル予約の割引率も上がって一石二鳥ですよ!
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知らないと損!パス提示で受けられる特典





鉄道パスの「隠れたベネフィット」活用術
- Sバーン(近郊鉄道)も対象になる場合あり
ドイツの多くの都市圏ではS-Bahnが鉄道パスの対象ですが、一部地域・例外路線も存在します。
乗車前にEurail公式の対象路線検索で確認しましょう。 - ルフトハンザ・バスが割引?
ジャーマンレイルパス所持者は、ミュンヘン市内〜空港を結ぶ「ルフトハンザ・エクスプレス・バス」が割引価格になるなど、電車以外にもお得が隠れています。 - 遊覧船もお得に
ライン川やボデン湖(ドイツ・オーストリア・スイス国境)の遊覧船が割引または無料になることも。
公式サイトの「ベネフィット」リストは必ずチェックしましょう!
要注意!「ダイナミックプライシング」の恐怖



「パスを買わずに、毎回安売りチケットを探したほうが安上がり」って聞いたこともあるけど、どうなんですか?



それは、数ヶ月前から全行程をガチガチに固定できる人だけの特権なんです。
欧州鉄道は航空券と同じ「需要連動型の変動料金制」。
早く買うほど安く、直前になるほど高額になります。
なんと、買う時期によって6倍以上の価格差が出ることがあります。パスを持っていれば、この価格変動のストレスから100%解放されます。「天気がいいから、予定を変えてもう1泊しようかな」という自由は、パスがあってこそ実現できる贅沢なんです!



100ユーロも変わるなんて恐ろしい……。で賢く回ることにします!



当日の気分で予定を変えられる「自由」も含めて、私はグローバルパスがやっぱりおすすめです!
まとめ:音楽と古城に酔いしれる!オーストリア&南ドイツ縦断、感動の7日間


今回は、ハプスブルク家の栄華が残るオーストリアから、童話の世界そのままの南ドイツを駆け抜ける7日間の鉄道旅モデルコースを解説しました。ウィーンの優雅な旋律、ハルシュタットの静寂な湖、そしてノイシュヴァンシュタイン城のファンタジー。オーストリア・南ドイツの鉄道を使いこなせば、これらの絶景を自由自在に、かつドラマチックに繋ぐことができます。



ユーレイルグローバルパスを軸に、RailjetやICEを乗りこなすこのルートは、まさにヨーロッパ鉄道旅のハイライト。



物価や予約の手間が気になるエリアですが、鉄道パスを賢く使えば、価格変動に左右されず、最高に贅沢な「世界の車窓から」の世界を独り占めできますよ!
当ブログに掲載している料金、時刻表、パスの規定、およびハルシュタット連絡船などの私鉄情報は、執筆時点のデータに基づいています。ヨーロッパの鉄道事情は非常に流動的で、以下のような変更が頻繁に起こります。
- ダイナミックプライシング:座席指定料や区間チケットは予約時期で変動します。
- ストライキ・工事・遅延:特にドイツ鉄道(DB)は急な運休が発生しやすいため、当日も確認が必要です。
- 予約ルールの変更:以前は不要だった路線が「予約必須」になるケースも増えています。
「せっかくの旅行で困った!」という事態を防ぐため、最終的な計画の際は必ず各鉄道会社公式サイト(ÖBBやDB)やEurail公式サイトにて最新情報のご確認をお願いいたします。



最後に。ドイツの鉄道旅をしていて一番感動したのは、実は有名な観光地よりも「車窓から見える何気ない農家や大自然」でした。



ヨーロッパの中でも、私はドイツの田園風景が一番好きです。
駅員さんもすごく優しくて、迷っているとすぐに声をかけてくれました。
華やかなウィーンの「静」の感動と、ミュンヘンの熱気あふれる「動」の楽しさ。
この対照的な二つの世界を繋ぐのは、他でもない鉄道のレールです。
皆さんもぜひ、自分だけの「ロマンチック」を見つけてくださいね!
最終チェックリスト
- 自分の旅程に最適な鉄道パス(グローバルパス等)を選択した
- ハルシュタット連絡船用の現金(ユーロ)を準備した
- RailjetやICEの座席指定を済ませた(特に混雑期は必須!)
「世界の車窓から」で見たあの景色の中に、今度はあなたが座る番です。
カメラのメモリと、少しの冒険心だけを持って、素敵な鉄道旅に出かけてください。
全90日間のグランド・ツアー、次のステージはこちらで公開中です。


▼ ユーレイルパス・宿泊予約は日本語対応のTrip.comが便利!▼



最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。あなたのオーストリア&南ドイツ旅が、一生の宝物になりますように!



¡Buen viaje!(良い旅を!)