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はるカタルーニャです。本日は「北米・中南米のカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、今回はもし青年海外協力隊の派遣先が「セントルシア」だった時に必要になるであろう基本情報と、普通にセントルシアへの旅行や出張の際に役立つ歴史や文化についてまとめていきます!
目次
【基本情報】セントルシアってどんな国?
そんな疑問を解消するべくざっくりとまとめてみました。
・首都 カストリーズ
・通貨 東カリブ・ドル(EC$)
・時差 13時間日本より遅れている
※サマータイムはありません
・言語 英語(公用語)、セントルシア・クレオール語
・電圧 230〜240V、50Hz
・コンセント タイプBF
・面積 620平方キロメートル(淡路島とほぼ同じ)
・気候 熱帯性気候、熱帯雨林気候
・経路 アメリカかイギリス経由が一般的。
※直行便はなく、乗り換えは1~3回。所要時間は約30時間〜
・祝日 2月22日(独立記念日)
・産業 観光業、農業(バナナ、ココナッツ等)
・挨拶 英語
言語
セントルシアの言語についてご紹介します。
「何語を使っているの?」「英語は使えるの?」など、セントルシアの言語について疑問を抱えている人は参考にしてみてください。
何語を使っているの?
セントルシアでは以下の言語が主に使われています。
- 英語
- クレオール語
公用語は「英語」ですが、地元の人ぼとはフランス語とアフリカの言語が混ざった「パトワ」と呼ばれるクレオール語を話します。
ちなみにセントルシアの正式名称は、英語で「Saint Lucia(セント・ルシィア)」で、クリストファー・コロンブスがこの島を「発見」したとされる日が、聖ルチアの祝日であったという伝承に由来しています。
英語は使えるの?
公用語が英語であるため少なからず様々な地域では英語が通じます。
しかしながら訛りが激しく、クレオール語を普段話している地域では、会話が困難な可能性もあります。
気候・位置
セントルシアは、西インド諸島のウィンドワード諸島中央部に位置し、イギリスの一国でもある立憲君主制国家で、海を隔てて北に「フランス領マルティニーク」、南に「セントビンセント・グレナディーン」、南東に「バルバドス」が存在しています。
首都は「カストリーズ」で、11の地区に分かれています。
セントルシアは火山島なため、多くの活火山が存在し、最高峰は「ジミー山」で標高は951メートル、また島の南西部にある「プチ・ピトン山(748m)」と「グロ・ピトン山(798m)」は双子山として知名度が高く、世界遺産にも登録されています。
続いて気候に関して、セントルシアは「熱帯性気候(熱帯雨林気候)」に属しており、北東貿易風の影響を受けています。
赤道に近く年間を通して気温差はあまりありませんが、季節は雨季と乾季の2つに分けられます。
6月から11月までは雨季となり、中でも8月から10月にかけてはハリケーンが到来します。
一方12月から4月は乾季となり、雨も少なく気温も少しだけ下がるため、ベストシーズンと言われています。
気温に関して、雨季では少しだけ気温が上がり、1日の平均最高気温は30度を超えますが、乾季の平均最高気温は28度未満と過ごしやすく、平均最低気温も24度となっています。
衣服
では北米・中南米の国、セントルシアにはどのような民族衣装があるのでしょうか。
セントルシアでは、赤や黄色、緑や白色を使ったチェック柄の生地を使った民族衣装があります。
これらの生地を使い、スカートやワンピース、ズボンにして、お祭りや伝統行事の際に着用します。
では、私たちがセントルシアに行ったときはどのような服を着れば良いのでしょうか?
セントルシアは赤道に近く年中蒸し暑い気候なため、半袖や短パンといった日本の夏に着るような服装を持っていきましょう。
しかしながら、朝晩に気温差があったり、虫が多く蚊に刺されることもあったりするため、紫外線予防も兼ねて、薄手の上着や羽織物があったら便利かもしれません。
また食事の前に手を洗う設備がなかったり不衛生だったりする場合もありますので、手指消毒ジェルやウエットティッシュも持っていきましょう。
代表的な食事
続いて、セントルシアでの食事について、セントルシアで有名な主食は「コメ」や「パン」です。
そのほかにも主要産業となっているバナナも主食として食べられます。
食材には地元で取れる魚介類や、鶏肉、じゃがいも、玉ねぎ、セロリ、エンドウ豆が主菜としてよく用いられるほか、マンゴー、パパイヤ、パイナップル、グァバといったフルーツもよく食べられます。
調味料として使われるスパイスも種類が多く、セントルシアの料理には香辛料がふんだんに使われているため、香り高く風味も刺激的で病みつきになる人も多いそうですよ。
またセントルシアの料理は隣接するセントビンセントやドミニカ共和国、ドミニカ国やジャマイカといったカリブ海諸国の料理と類似している点が多いほか、フランスとイギリスに支配されていた歴史が長かったため、両国の食文化が料理に反映されています。
民族などの食事
では青年海外協力隊で首都から遠く離れた地域や民族の料理を食べるとしたら、どんな料理が出てくるのでしょうか!
まず最初に紹介するのは「クレオールフィッシュシチュー」と呼ばれるセントルシアで定番な国民的料理について。
クレオールフィッシュシチューは、小麦粉と炒ったスパイス(カレーパウダーなど)を白身魚に塗してから油で揚げ焼きにしたものと、玉ねぎのみじん切りやトマト、ニンニク、タイム、サルチャペーストを炒めたものを水の入った鍋に入れ煮込んで作ります。
煮込みながら塩やスパイスで味を整えて、仕上げにオレガノを加えて完成します。
地域によって使う食材や香辛料や材料が変わってくるため、セントルシアでは様々なクレオールフィッシュシチューを楽しむことができます。
次に紹介するのは「ソルトフィッシュ」と呼ばれるセントルシアで有名な料理について。
ソルトフィッシュはタラを塩漬けにして干したものを、お湯を使ってほぐして作ります。
塩で味付けられたシンプルな勝利ですが、トマトなどの野菜や油、お米や芋類と一緒に食べることが多くなっています。
「ブレッドフルーツパイ」はセントルシアでポピュラーな料理で、名前にパイと入っていますがパイ生地を使いません。
ブレッドフルーツとは一般的に「パンの実」と呼ばれる果物で、焼き上げるとパンのような食感になります。
黒焦げにしたパンの実の皮を剥いで、ふんわりとしたパンのような実を取り出し、それにチーズやネギを混ぜ合わせて完成です。
最後にセントルシアで有名な飲み物について紹介します。
セントルシアでは、果物が多く取れるため、それらを使ったフルーツジュースがよく飲まれます。
また、アルコール類だとビールやラム酒をパンチやカクテルにして飲み人が多くなっています。
住居
続いてセントルシアでの住居についてですが、青年海外協力隊で派遣される場合、シェアハウスなり家なり、住む場所を与えてもらえる国が多いようです。
ですのであまり必要のない情報かもしれませんが、セントルシアでの住居について、いくらくらいで済めるのか、またホテルについても載せていきたいと思います。
派遣終了中もしくは後にセントルシア旅できるかもしれないので!
やっぱり場所によって金額は変わるようです。
地方は比較的安いですが、首都はあまり安くない印象です。
格安ホテルもあるみたいですが、値段はピンキリ。観光地化している地域ではやはり他の地域と比べると高くなる傾向にあるようです。
物価と治安
セントルシアの通貨は「東カリブ・ドル」です。
1東カリブ・ドル→47.19円(2022/5/23)で、過去5年の変動48.20円~38.40円となっているため、そこまで変動がない印象。
物価についてですが、以下のようになっています。
- ランチ、1食(食堂) 約10東カリブ・ドル=約500円から
- 地元料理、1食(レストラン) 約12~20東カリブ・ドル=約560〜1,000円
- 高級ディナー、1食(レストラン) 約42東〜170カリブ・ドル=約2,000〜8,000円
- 安宿、1泊(ホステル) 約80東カリブ・ドル=約3,800円
- ホテル、1泊 約211東カリブ・ドル=約10,000円から
このように、セントルシアの物価は日本と比べると同じくらいか少し安いくらいに感じますが、北米と比べると物価は安くなっています。
しかしながら、ブランド物や輸入品などは日本と同等、もしくは高くなることもありますので注意が必要です。
続いて治安についてですが、セントルシアの治安は悪くはありません。
外務省も危険レベルを出しておらず、比較的治安の良い国として知られています。
しかしながら日本と比べると、犯罪発生率が高く、ギャング団も存在し、抗争事件も多発しているほか、観光客を狙ったスリやひったくりなども起こり得るため、十分注意して行動しましょう。
文化的特徴
青年海外協力隊としてセントルシアに行くとしたら、現地で適応するためにもマナーや文化について知っていった方が現地民と仲良くなれそうですよね!
ですのでセントルシアで生活するうえで大切になりそうなマナーや文化について載せていこうと思います。
セントルシアの文化はアフリカやフランス、イギリスに加えて、周辺諸国から強く影響を受けています。
そのため、セントルシアでは他のカリブ海諸国と同様に、四旬節の前にカーニバルを開催します。
また、チップの文化があるため、レストランなどで食事をした際は料金の10〜15%を支払うと喜ばれるでしょう。
まとめ
ここまで自分が海外協力隊で派遣された場合、知っておきたい情報についてまとめてきました。
フルーツや魚介類で有名なセントルシアならではの料理はとても美味しそうでしたね。
気温も年間を通して温かく、治安も良いためラテンアメリカにあるそのほかの国々と比べたら、安心して生活できそうです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!