はるMauri!(マウリ!)こんにちは!
はるカタルーニャです。
本日のメニューは、キリバス・キリティマティ島で出会った隣人と過ごした、ある日曜日の思い出です!
世界の旅情報カフェへようこそ。
結論から言うと、言葉がほとんど通じなくても、笑顔だけで十分に心が通じ合う時間というのは存在します。
今回は、2026年5月、隣人の女性に連れて行ってもらった、島の日曜ミサの話です。


- 旅行代理店での実務経験
- 海外60カ国・150地域以上の渡航歴
- 海外旅行エリアスペシャリスト資格保有
- 1年以上の海外在住・留学経験あり
- 旅スタイル:一人旅・女子旅・カップル旅・鉄道・バックパック
「離島に滞在していると、現地の人とどんな関係が生まれるの?」
「キリバスの教会やミサって、どんな雰囲気なんだろう」



まさか隣人がユニセフで働いているなんて、想像もしていなかったよね。



本当に。しかもそのご縁で、思いがけずミサにまで参加させてもらえることになったんです。
今回は、隣人であるキムさんとの出会いと、バイクの後ろに乗せてもらって向かった日曜ミサの様子について詳しくお伝えします。
- 離島での現地の人との交流に興味がある方
- キリバスの教会やミサの雰囲気を知りたい方
- キリバスでのユニセフの活動内容が気になる方
- 隣人であるキムさんとの出会いのきっかけ
- 実際に参加した日曜ミサのリアルな様子
- キリバスにおけるユニセフの活動の全体像
※本記事の情報は執筆時点のものです。登場する人物名は仮名としています。また団体の活動内容は変更される可能性がありますので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。
隣人はキリバス出身のユニセフ職員だった
Coconut Homestayでの滞在中、忘れられない出会いがありました。まずは、その相手であるキムさんとの出会いから振り返っていきます。
Coconut Homestayの隣に住んでいた同い年の女性


私たちが滞在していたCoconut Homestayの隣の建物には、キリバスのタラワ出身だという一人の女性が住んでいました。
彼女は27歳で、私たちとちょうど同い年ということもあり、自然と親近感が湧きました。
ここでは彼女のことを、仮に「キムさん」と呼ばせていただきます。
キムさんとは、隣に住んでいるという物理的な距離の近さから、滞在中に顔を合わせる機会が自然と増えていきました。
特別な自己紹介の場があったわけではなく、廊下ですれ違ったり、外で作業をしているところに出くわしたりするうちに、少しずつ言葉を交わすようになったという感じです。
彼女が担っている、ユニセフでの仕事



話をしていく中で、キムさんがユニセフの職員として働いていることを知りました。
正直なところ、離島でこうした国際機関のスタッフと隣人になるとは全く想像していなかったため、聞いた瞬間は驚きを隠せませんでした。
具体的にどんな業務を担当しているのかを尋ねてみたのですが、私の英語力の問題と、移動中のバイクの音にかき消されてしまったこともあり、詳細までは聞き取ることができませんでした。
そこで、キリバスにおけるユニセフ全体の活動内容を調べてみたところ、いくつかの分野が中心になっていることがわかりました。
UNICEF太平洋事務所はキリバスに現地事務所を持ち、キリティマティ島を含むライン諸島でも、EUの支援を受けた衛生プログラム「BRIS」を展開しています。
これはトイレのない家庭への支援や、地域主導で衛生状態を改善していく活動を、学校や保健スタッフと連携しながら進めるものです。
そのほかにも、乳幼児や母子の保健改善、ワクチン接種の支援、水と衛生分野の支援などが、キリバスにおけるユニセフ活動の柱になっているようです。
キリバスは太平洋島嶼国の中でも乳幼児死亡率が高いという課題を抱えており、ニュージーランドやEUの資金協力を得ながら、保健システムの強化に取り組んでいるとのことでした。



キムさんが具体的にこのどれを担当しているのかまでは確認できませんでしたが、こうした活動のどれかに関わっているのだろうと思うと、あらためて彼女の仕事の意義深さを感じました。
バイクの後ろに乗せてもらって向かった日曜ミサ
キムさんとの交流が深まる中、思いがけない誘いを受けることになりました。実際にミサへ向かった、あの日曜日の記録です。
滞在5日目、誘われるままにバイクの後ろへ
滞在5日目の日曜日、キムさんから「一緒にミサに行かないか」と誘ってもらいました。
初めての経験だったこともあり、二つ返事でバイクの後ろに乗せてもらうことになりました。


その日は朝から晴れ渡っていて、気温もしっかり上がる暑さでした。
それでも、バイクで走っている間に受ける風はとても気持ちがよく、暑さをあまり感じさせない爽快な移動時間になりました。



ミサに参加するのは今回が初めてだと伝えたら、キムさんが理由をいろいろ教えてくれたんです。



でも結局、ミサの中身はキリバス語で、二人とも全然わからなかったよね。
移動中、キムさんはミサに参加する意味などを説明してくれようとしていたのですが、実際に会場に着いてからは、内容がすべてキリバス語で進んでいくため、正直なところほとんど理解できませんでした。
それでも、わからないなりに顔を見合わせて笑い合うという、なんとも言えず温かい時間になりました。
キリティマティ島の教会、屋根だけの、ゆるい雰囲気の中の温かさ


到着した教会は、想像していたような立派な建物ではなく、屋根があるだけで、ほぼ外にいるような造りでした。
それでも、集まっていた人の数はおよそ50人ほどで、島の中でも活気のある集まりだったことがうかがえます。
参加者はみんな、思い思いにおしゃれをしていて、日曜日の特別な時間を大切にしている雰囲気が伝わってきました。実は女性はワンピースかスカートの着用が必要だと聞いていたのですが、その決まりの中でも、それぞれが工夫を凝らしたおしゃれを楽しんでいるようでした。
とはいえ、全体の空気感は決して堅苦しいものではなく、むしろかなりゆるやかで、リラックスした様子だったのが印象的でした。


途中、集金のために回ってきた方から「今行くとお金を渡さなければいけない」というようなことを教えてもらい、そのタイミングを見計らって参加するという場面もありました。
こうした細やかな気遣いからも、キムさんをはじめ、その場にいた人たちの優しさを随所で感じることができました。
ミサの後には、現地の子供達が私に興味を持って集まってきてくれて、少しの時間、一緒に遊ぶこともできました。
英語が話せるのはキムさんくらいで、他の参加者とは特に会話らしい会話はできませんでしたが、みんな終始笑顔で接してくれたことが、何より嬉しい思い出です。
旅のプロの視点から見ると、言葉が通じない環境での交流は、身構えてしまう人も多いかもしれません。
ですが今回のように、笑顔一つで十分に温かい時間を共有できることもあるのだと、この日曜日の出来事があらためて教えてくれました。


よくある質問
- キリバスの教会に行く際、服装の決まりはありますか?
-
今回参加した教会では、参加者はみんなおしゃれをしていましたが、厳格なドレスコードがあるようには見えませんでした。しかしながら女性はワンピースかスカートの着用が必要と言われたので、それに加えて露出の少ない清潔感のある服装で臨むのが無難だと思います。
- キリバス語が話せなくても、現地の人と交流できますか?
-
今回の経験からすると、言葉が通じなくても十分に交流はできました。ミサの内容は理解できませんでしたが、笑顔を交わすだけで温かい時間を共有できました。
- キリバスでのユニセフの活動は、具体的にどんな内容ですか?
-
衛生プログラム「BRIS」による支援や、乳幼児・母子保健の改善、ワクチン接種支援など、水と衛生分野を中心とした活動が柱になっているようです。
まとめ:隣人との縁がつないでくれた特別な一日
キリティマティ島での滞在中、隣人であるキムさんとの何気ない交流から、思いがけず現地の日曜ミサに参加するという貴重な経験ができました。
言葉の壁を越えて感じられた温かさは、この島での忘れられない思い出の一つになっています。
最終チェックリスト
- ホームステイならではの、隣人との自然な交流が生まれることがある
- 言葉が通じなくても、笑顔で通じ合える瞬間は多い
- キリバスではユニセフが保健・衛生分野を中心に活動している
この記事が、皆さんの素晴らしい旅の助けになれば幸いです!



最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。



Ko rabwa!(コ・ラブワ!)