スペイン留学

【スペイン語文法:直接法】HabréやHabrásなど未来完了形の活用と使い方(DELE:B1)

¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!

はるカタルーニャです。本日は「スペイン語の直接法未来完了形に関する言語カフェ」となっております!

ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)

 

早速ですが、この記事では直接法未来完了形はどうやったら作ることができるのか、直接法未来完了形を使うとどのような過去形が作られるのか、例文を用いてご説明させていただきます。

直接法未来完了形はスペイン語中級クラスであるB1で未来で完了しているであろう出来事や、仮説を立てる際によく使われるので、頑張って覚えていきましょう!

 

【直接法:未来完了形】の作り方(Haber の未来形+ 過去分詞)

スペイン語の未来完了形の文は、" Haber "という単語を「未来形」にしたものと、過去分詞を組み合わせることによって作ることができます。

そして、直接法未来完了形は以下の場面で使われます。

  • 未来のある時点までに完了する事柄(未来完了)
  • 現在完了の推量(未来複合)

このように、未来完了形は「ある出来事が未来の時点で完了していること」を伝えたい時や、「仮説」を立てたい時、そして「推定」したことを伝えたい時に使うことができます。

また未来完了形の文を作る際に用いられる” Haber "という単語は主語によって6つに変化し、また未来完了形の文を作りたいときの" Haber "は「直接法未来形」を使います。

 

主語 Haber
Yo(私) habré
Tú (君) habrás
Usted /Ello /Ella(あなた、彼、彼女) habrá
Nosotros /as(私たち) habremos
Vosotros /as(君たち) habréis
Ustedes /Ellos /Ellas(あなたたち、彼ら、彼女ら) habrán

 

ちなみにhaberを「直接法線過去」の形にして過去分詞をくっつけると「過去完了」になり、同じくB1で習いますので頭の片隅に入れておいて下さい。

 

【直接法:未来完了形】未来のある時点までに完了する事柄(〜でしょう)

まず、直接法未来完了形で1番用いられることの多い「未来に完了しているであろう動作」についてご紹介します。

この場合は、未来に対する自分や主語の予想が深く関わっています。

【Por ejemplo:例文】

  • Mañana a esta hora todo habrá terminado.(明日の今頃にはもう全てが終わっているであろう。)
  • Mañana, a esta hora, ya habré acabado el examen.(明日の今頃には、もう試験を終わらせているでしょう。)
  • Lo habré terminado para el viernes.(金曜日までにそれを終わらせてしまいます。)
  • Al final de mes, habrás cobrado 1,000 euros.(月末には1,000ユーロを受け取ることができているでしょう。)

 

【直接法:未来完了形】仮説や推定(〜でしょう)

未来完了形で仮説や推定を表したい時、日本語訳は同じく「〜でしょう」となります。

仮説や推定を立てたいときは「事実を知らない」必要があり、私はそう思うけれど、本当はどうかわからない時に使われます。

「現在完了形」での質問や文ができている時に、事実がわからなず推測して物事を話したい場合は「未来完了形」が使われることが多く、この場合は一時的に過去の意味を持つようになりますので注意して下さい。

 

【Por ejemplo:例文】

  • Juan y su clase ya se habrán ido al museo de arte contemporáneo, porque son la diez.(10時なので、フアンと彼のクラスメイトはすでに現代美術館に行ったでしょう。)
  • ¿Ha venido ya Carlos ? (カルロスはもう来ましたか?)
     Habrá venido, pero yo no le he visto(彼は来たかも知れませんが私は彼に会っていません。)
  • Jaime habrá entrado ya al examen porque lo estoy llamado por teléfono y no contesta.(私はハイメに電話しましたが彼は電話に出ないので、彼はもうテストを行なっているでしょう。)

 

上の例文は現時点ではおそらく完了している出来事を表しているため、未来完了形が使われています。

そのため、多くの場合では現在完了の文に対して未来完了が使われますが、例外もあり、現在完了の文で作られていても以下のように未来の時制が使われることもあります。

  • Ana vendrá con nosotros a la exposición, porque me ha enviado un mensaje preguntado la dirección.(アナは私に住所を尋ねるメッセージを送ってきたので、私たちと一緒に展示会へ行くでしょう。)

 

この文は”porque me ha enviado un mensaje preguntado la dirección "の中に現在完了形が含まれていますが、「アナがメッセージを送ってくれた」と言う事実があるため、推測に用いる未来完了形を使うことができません。

仮に未来完了形を使ったとしたら「アナは私たちと展示会へ行ったでしょう」となり、メッセージを受け取ったのに展示会へ一緒に行ったかわからないと言う文になってしまいます。

そのため、未来形を用いることにより「メッセージが来たから私たちと展示会に行くんじゃないかな」という意味を表すことができます。

 

【未来完了】一緒に使われやすい単語(Todavía no や ya no)

直接法未来完了形の文には以下の単語が使われるkとが多くなっています。

  • Todavía no
  • Ya no

しかしながら、これらの単語は直接法現在完了形や過去完了形の時にも使われることが多いため、前後の文を見て判断していきましょう。

 

まとめ

直接法未来完了形は、これまで覚えたHaberの未来形と、過去分詞をくっつけるだけで作ることができましたね。

未来に完了しているであろう動作としては使う機会がそこまで多くはなさそうですが、質問と仮説による解答は時制の使い分けができているか、試験などでも問われやすいので、頑張って覚えていきましょう。

¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!

 

¡Hasta luego, adiós!  また会いましょう!

 

-スペイン留学

Copyright© はるカタルーニャ , 2024 All Rights Reserved.