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はるカタルーニャです。本日は「スペイン語の仮説や可能性の表現に関する言語カフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、この記事ではスペイン語で仮説や可能性を表現する際に使われる動詞や、直接法と接続法との使い分けについて、例文を用いてご説明させていただきます。
B1クラスになると仮説や推定を表す文が増え、それと同時に直接法なのか、接続法なのか使い分けなければならないことも多く、迷いがちですよね。
仮説を用いた文は日常的にもよく使う文法となっているので、頑張って覚えていきましょう!
目次
【仮説】QuizáやTar vez(おそらく、多分)など計9種類の一覧表
日本語でもそうですが、スペイン語では仮説の文を作る際に「多分」と言う単語を文中にいいれることが多くなっています。
「多分」と言う意味を持つ単語は多くあり、またそれぞれの単語によって直接法か接続法か、使う動詞の形が変わってきます。
直接法と接続法のどちらでも使えるものもありますが、中には直接法のみ、もしくは接続法のみにしか使えないものもあります。
まず最初に「多分」と言う意味を持つ単語をご紹介させていただきます。
- Quizá (s):おそらく、もしかしたら
- Tar vez:多分、おそらく
- Probablemente:きっと、おそらく、多分
- Igual:多分、おそらく
- Lo mismo:多分、おそらく
- A lo mejor:多分、おそらく
- es imposible que:不可能な、あり得ない
- es posible que:可能な、あり得る
- Puede (ser) que:〜と言うことはありうる。〜かもしれない
これらは全て仮説の文を作りたい時に用いるとより鮮明に意味が伝わるようになります。
では、それぞれ直接法を使うのか、それとも接続法を使うのか見ていきましょう。
【直接法&接続法】QuizáやTar vez、Probablementeなどの仮説表現の使い方
仮説を表現する” Quizá "や" Tar vez "、そして" Probablemente "はその後にくる文が直接法でも、接続法でもどちらでも使えます。
【Por ejemplo:例文】
- Quizá es la única solución.(多分唯一の解決法でしょう。)
- Quizá sea posible ese cambio.(おそらくその変更は可能でしょう。)
- Quizá no valgo para profesor.(私は多分教師には向いていません。)
- Tal vez lloverá mañana.(多分明日は雨が降るでしょう。)
- Está enferma, tal vez por eso no ha venido.(彼女は病気なので、それが理由でおそらく来ませんでした。)
このように、直接法や接続法のどれでも使うことができます。
【直接法】IgualやLo mismo、A lo mejorなどの仮説表現の使い方
続いて直接法のみで使うことができる” Igual "や" Lo mismo "、そして" A lo mejor "などの仮説表現の例文をご紹介します。
【Por ejemplo:例文】
- Igual viene mañana.(多分彼は明日くるでしょう。)
- Lo mismo no está en casa.(多分彼女は家にいません。)
- Lo mismo te llamo mañana para salir.(明日お電話するかもしれません。)
- ¿Vendrá ?....A lo mejor.(彼はくるかな?.....多分。)
このように、直接法のみで使われます。
【接続法】ImposibleやPosible、Puede queなどの仮説表現の使い方
最後に接続法のみで使うことのできる" imposible "や" posible "、そして" Puede que "についてご説明させていただきます。
これらのワードの後ろには必ず” que "がついてから接続法が用いられます。
また、それ以外の接続法の文にも" que "が着くことは多いので、覚えておきましょう。
【Por ejemplo:例文】
- Es posible que venga mañana.(彼女は明日来るかもしれない。)
- Es imposible que partamos mañana.(明日出発するなんて不可能だ。)
- Puede que nuestro equipo gane el partido.(もしかしたら私たちのチームは試合に勝つかもしれない。)
- Puede que llueva mañana.(明日は雨かもしれない。)
このように” que "の後ろに接続法を用いて使うことができます。
しかしながら、以下の例文のように” que "の後ろに直接法が用いられることもあります。
- Es imposible que empiece a nevar tan pronto.(こんなに早く雪が降り始めるなんて考えられない。)
この文は仮説ではなく、驚きを表しており、もうすでに雪が降った事実があるため直接法が用いられます。
まとめ
仮説の文を作る時に使われる単語にはそれぞれ直接法を用いるのか、それとも接続法を用いるのかといった違いがありましたね。
覚えることが多くて大変かもしれませんが、少しずつ覚えていきましょう。
また、接続法の場合は” que "を忘れないように気をつけて下さい。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!