¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルーニャです。本日は「スペイン語の発音に関する言語カフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、今回はスペイン語の発音の規則についてご紹介させていただきます。
スペイン語はがほとんどローマ字読みできますが、ほんの少しだけ私たちが知っている発音とは違うものがあります。
それさえ覚えてしまえば、すぐにスペイン語を読むことができてしまうので、勉強していきましょう。
目次
【規則】スペイン語の発音8種類について(G/ J/ Y/ Z/ C/ RR/ LL/ Ñ/ Üなど)
スペイン語の発音の規則としては以下の8種類が存在します。
- ” G ”と” J "から始まる言葉は、日本語の「ハ行」似たような発音をするものがある
- ” Y "は日本語の「ジャ行」または、日本語と同じ「ヤ」行の発音となる
- ” C "と” Z "は「カ行」と「サ行」の発音になる
- " Ñ "は「ニャ行」の発音をする
- " RR "のように” R "が2つ並ぶと「巻き舌」になる
- " LL "のように" L "が2つ並ぶと「ジャ(リャ)行」の発音になる
- ” Qui ”や” Gui ”のように” Q ”や” G ”の後ろに” U ”が来る場合は” U ”を発音しないため「キ」、「ギ」と言う音になる
- ” Ü ”が” G ”の後ろに来た時のみ、「Güi グイ」や「Güe グエ」のような発音になる。
スペイン語は「ローマ字読みできる」という特徴より、勉強しやすいと言われており、そのたった8種類の発音を覚えてしまえば、誰でも簡単に読むことができます。
世界共通語となっている英語はとても大切な言語ですが、文字と発音が異なっており、苦手な人にとっては読むのも一苦労ですよね。
かつて、私も英語特有のローマ字読みできない単語たちに苦戦し、日常会話以上の英語の理解を諦めました。
しかしながら、スペイン語の発音はほとんどローマ字読みをすることができて、その他ほんの少し規則がありますが、とても簡単で覚えてしまえばすぐに読むことができます。
例えば” Estudio español(私はスペイン語を勉強します。) "の読み(発音)は「エストゥディオ エスパニョ〜ル」となり、ほぼローマ字読みできることがわかりますね。
これよりその規則の詳しい情報をご説明させていただきます。
【発音の規則】G と J について(ハ行)
ほんの少しの規則について、まずスペイン語の” G ”と” J "から始まる言葉は、日本語の「ハ行」似たような発音をするものがあります。
Ga | Gi | Gu | Ge | Go |
ガ | ヒ | グ | へ | ゴ |
Ja | Ji | Ju | Je | Jo |
ハ | ヒ | フ | ヘ | ホ |
なら英語で「ハ行」の発音をする” H ”はどうなるのか、と疑問に思った方も多いはず。
これより” H ”に関する発音についてご説明させていただきます。
【発音の規則】 H について(発音しない)
なんとスペイン語の” H ”は読まなくていいんです。
Ha | HI | Hu | He | Ho |
ア | イ | ウ | エ | オ |
そのため、よく使う単語である” Hotel ”も「オテル」と言う発音になってしまいます。
【発音の規則】Y について(ジャ行・ヤ行)
” Y "は日本語の「ジャ行」または、日本語と同じ「ヤ行」の発音となります。
Ya | Yi | Yu | Ye | Yo |
ジャ(ヤ) | ジ | ジュ(ユ) | ジェ(イェ) | ジョ(ヨ) |
” Y ”の発音が「ジャ行」なのか、「ヤ行」なのかは、自分の好きな方を使えばいいそうです。
【発音の規則】C と Z について(カ行・サ行)
” C "と” Z "は「カ行」と「サ行」の発音になります。
Ca | Ci | Cu | Ce | Co |
カ | シ | ク | セ | コ |
Za | Zi | Zu | Ze | Zo |
サ | スィ | ス | スェ | ソ |
そのため、スペインの有名ブランドである「ZARA」ですが、実は「サラ」と呼ばれています。
【発音の規則】Ñ について(ニャ行)
そして、私たちが知っているローマ字にはない" Ñ "は「ニャ行」の発音をします。
Ña | Ñi | Ñu | Ñe | Ño |
ニャ | ニ | ニュ | ニェ | ニョ |
気象情報とかでよく使われる単語「エルニーニョ現象」や「ラーニーニャ現象」はスペイン語で、” El niño(男の子) ", " La niña (女の子)"このように書き、「ニャ行」の発音をするものは必ず" Ñ "が使われます。
【発音の規則】RR と LL について(巻き舌&ジャ行・ラ行)
そのほかにも、" L "と" R "は日本語と同じ「ラ行」の発音となりますが、" RR "のように” R "が2つ並ぶと「巻き舌」になったり、" LL "のように" L "が2つ並ぶと「ジャ(リャ)行」の発音になったりする規則があります。
日本語ではあまり巻き舌を使わないので、最初は発音に苦労するかもしれませんが、「札幌ラーメン」と連呼するだけで気がついたら巻き舌ができるようになっていますので、気にする必要はありません。
ちなみに私は1週間ほどバイト帰りに自転車を漕ぎながらつぶやいていたら、巻き舌ができるようになりました。
たとえ巻き舌に自信がなくても、スペイン語話者の方々は意味を理解してくれるので、そこまで心配する必要はありません。
【その他の発音の規則】Qui や Gui 、 Ü について(発音する「ウ」・しない「ウ」)
また、” Qui ”や” Gui ”のように” Q ”や” G ”の後ろに” U ”が来る場合は” U ”を発音しないため「キ」、「ギ」と言う音になります。
" U "ではなく、” Ü ”が” G ”の後ろに来た時のみ、「Güi グイ」や「Güe グエ」のような発音になります。
ニコちゃんマークみたいで可愛いですよね。
この単語はあまり使われることはないので、頭の片隅に入れておく程度で大丈夫です。
たったこれだけの規則を覚えてしまうだけで、スペイン語を発音することができます。
英語のように、発音を間違えることはほぼありませんので安心して会話ができますし、その分スペイン語は学びやすくなっています。
まとめ
ここまで、スペインの発音の規則についてご説明させていただきました。
たった8種類しかなく、しかも文字はローマ字で、特殊文字も見るだけでどのような発音をするのか想像ができます。
これらの規則を覚えてしまうだけで、スペイン語はすぐに読めるようになりますし、聞くだけで綴りを適切に書くことができます。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!