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【スペイン語文法:接続法/直接法】Probabilidad(可能性)/Realidad(事実)/Valoración(評価)の使い分け(DELE:B1)

¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!

はるカタルーニャです。本日は「スペイン語の可能性や事実、意見を表す文に関する言語カフェ」となっております!

ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)

 

早速ですが、この記事ではみなさんが間違えやすい" Probabilidad(可能性) "と" Realidad(事実) "" Valoración(評価) "に使われる単語や使い分けについてご説明させていただきます。

B1レベルになると、接続法が本格的に使われ始め、直接方との使い分けに苦労しますよね。

その中でも、この3種類の文では、直接法を使うのか、それとも接続法を使うのかを問われることが多いため、確認していきましょう。

 

【Probabilidad:可能性】未来形/過去未来形/ Igualやes posible que(おそらく)など

まず最初に仮説や可能性を表す方法についてご紹介させていただきます。

  1. 未来形
  2. 過去未来形
  3. Quizá/ Tar vez/ Probablemente + 直接法/ 接続法
  4. Igual/ Lo mismo/ A lo mejor + 直接法
  5. Es posible que/ Es imposible que/ Puede que + 接続法

これらの形を用いて、「おそらく〜だろう」や「多分〜なんじゃないかな」と言った文を作ることができます。

【Por ejemplo:例文】

  1. Tendrá una cita con alguien.(彼はこれから誰かとデートがするからなんじゃないかな。)
  2. Rafa se levantaría a las diez.(ラファは昨日10時に起きたんじゃないかな。)
  3. Quizá es la única solución.(多分唯一の解決法でしょう。)
    Quizá sea posible ese cambio.(おそらくその変更は可能でしょう。)
  4. Lo mismo te llamo mañana para salir.(明日お電話するかもしれません。)
  5. Es posible que venga mañana.(彼女は明日来るかもしれない。)

【Realidad:事実】EvidenteやClaro、Obvio(〜は明らかです)について・肯定は直接法/ 否定は接続法

続いて、事実(〜は明らかです)を伝えたい時の文法についてご紹介させていただきます。

  1. Ser + evidente/ obvio/ cierto/ verdad + que + 直接法
  2. Estar + claro/ demostrado+ que + 直接法
  3. No + ser + evidente/ obvio/ cierto/ verdad + que + 接続法
  4. No+ estar + claro/ demostrado+ que + 接続法
  5. Ser + evidente/ obvio/ cierto/ verdad + que  no + 直接法
  6. Estar + claro/ demostrado+ que + no  直接法

このように、〜が明らかであると伝えたい時の文が肯定文なら直接法が用いられますが、否定文なら接続法が用いられます。

しかしながら、主節の後ろに否定がくる場合は直接法となりますので注意してください。

【Por ejemplo:例文】

  1. Es cierto que hay deportes que despiertan pasiones.(情熱を掻き立てるスポーツがあるのは事実です。)
  2. Está demostrado que alucina con la fiebre y dice tonterías.(彼は熱でうなされて意味のないことを言っていることは間違いありません。)
  3. No es verdad que no cure exactamente.(それが完治しないと言うのは真実ではありません。)
  4. No está claro que se pueda predecir el futuro.(将来を予測できるかどうかは明らかではありません。)
  5. Es verdad que no cura exactamente.(それが完治しないのは事実です。)
  6. Está claro que no se puede predecir el futuro.(将来を予測できないことは明らかです。)

【Valoración:評価】Ser/ Estar/ parecer(〜は…です)・一般的:不定詞/ 特定の主語:接続法

何かを評価や、意見したい際は、一般的な意見を述べたい場合は不定詞が、評価に対する主語が特定(君やあなた、私たち)されているの場合は接続法が用いられます。

  1. Ser/ Estar/ parecer + 形容詞(評価) + 不定詞
  2. Ser/ Estar/ parecer + 形容詞(評価) + que + 主語 + 接続法

【Por ejemplo:例文】

  1. Es bueno comer verduras.(野菜を食べることはいいことです。)
  2. Es bueno que vosotros comíais verduras.(君たちが野菜を食べることはいいことです。)

このように特定の主語が入ると接続法になりますので覚えおきましょう。

 

【練習問題】接続法?直接法?不定詞?

最後に、これまでの例文で作った練習問題を解いていきましょう。

「…(動詞)」には直接法、接続法、不定詞のいずれかが入ります。

  1. Está claro que no (.....poderse) predecir el futuro.(将来を予測できないことは明らかです。)
  2. Es posible que (.....venir) mañana.(彼女は明日来るかもしれない。)
  3. Es verdad que no (.....curar) exactamente.(それが完治しないのは事実です。)
  4. Es bueno (.....comer) verduras.(野菜を食べることはいいことです。)
  5. No está claro que (.....poderse) predecir el futuro.(将来を予測できるかどうかは明らかではありません。)
  6. Es bueno que vosotros (.....comer) verduras.(君たちが野菜を食べることはいいことです。)
  7. Es cierto que hay deportes que (.....despertar) pasiones.(情熱を掻き立てるスポーツがあるのは事実です。)
  8. Lo mismo te (.....llamar) mañana para salir.(明日お電話するかもしれません。)
  9. Está demostrado que (.....alucinar) con la fiebre y (.....decir) tonterías.(彼は熱でうなされて意味のないことを言っていることは間違いありません。)
  10. No es verdad que no (.....curar) exactamente.(それが完治しないと言うのは真実ではありません。)

一つ一つは理解できていても、さまざまな意味を持つ文が現れるとなかなか直接法なのか、接続法なのか、不定詞なのかを見分けるのが難しいですよね。

しかしながらこれまでに説明させていただいたことをしっかり覚えれば、使い分けられるようになりますので、少しずつ覚えていきましょう。

答えは上の例文の中にあります。

 

まとめ

練習問題を見ただけでは直接法なのか、接続法なのか全くわかりませんし、どんな規則があるのかも理解しにくいですよね。

しかしながら、スペイン語の直接法になるのか、接続法になるのかには全て規則があり、覚えることによって次第に使い分けられるようになっていきます。

なかなか長い道のりのようにも思えますが、Poco a poco(少しづつ)学んでいきましょう。

 

¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!

¡Hasta luego, adiós!  また会いましょう!

 

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