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【スペイン語文法】関係代名詞/副詞"cuanto"とは?意味と使い方を例文と共に解説!(DELE:B2)

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はるカタルーニャです。本日は「スペイン語の関係代名詞/副詞"cuanto"に関する言語カフェ」となっております!

ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)

 

早速ですが、この記事では10種類ほどあるスペイン語の関係詞のうちの一つ、関係代名詞/副詞"cuanto"について、例文を用いて詳しくご説明させていただきます。

この記事はスペイン語の関係代名詞/副詞について知りたい方や、スペイン語中級レベルの方、DELEのB2を受けようと思っている方にとてもおすすめな記事となっております。

 

また、10種類ある関係詞についての記事もありますので、是非参考にしてみてください。

関連記事:【スペイン語文法】関係代名詞/副詞/副詞/形容詞(que/ donde/ cuyo)とは?10種ある使い方について詳しく解説!(DELE:B2)

 

【関係代名詞】"cuanto"の特徴:性数変化し、todoやtanto、unosが伴われることがある

関係代名詞/副詞"cuanto"の特徴には、以下のような特徴があります。

 

  • 言及する名詞に合わせて性数変化する
  • todoを伴うことがある
  • 話し言葉では、todo lo que や todo el que の形がよく用いられる
  • tantoを伴うことがある
  • unosを伴うことがある

 

ではここからは、それぞれの特徴について例文と共にご説明させていただきます。

 

【例文:関係代名詞】言及する名詞に合わせて性数変化する:〜する全てのもの・人

まず最初に、「言及する名詞に合わせて性数変化する」ことについてご説明させていただきます。

関係代名詞cuantoを使う場合、その文で言及される名詞に合わせて、cuantoは性数変化します。

【Por ejemplo:例文】

 

  • Obtuvo cuanto desaba.
    彼は望んでいたものを手に入れました。
  • Cuantos vengan aquí, serán bien acogidos.
    ここに来る人(人々)は、みんな温かく迎え入れられるでしょう。

 

【例文:関係代名詞】todoを伴うことがある

また、関係代名詞cuantoを使う場合は、よくtodoが用いられます。

【Por ejemplo:例文】

  • Puedes comer todo cuanto quieras.
    好きなだけ食べても大丈夫です。
  • Perdió todo cuanto de bueno tenía.
    彼女は持っていたものを全て失いました。

 

【例文:関係代名詞】話し言葉では、todo lo que や todo el que の形がよく用いられる

一方で話し言葉では、”todo”を使う文の場合、関係代名詞”cuanto”よりも、”todo lo que”や”todo el que”の形がよく用いられます。

【Por ejemplo:例文】

  • Todos los que participaron quedaron satisfechos.
    参加した人はみんな満足しました。

 

【例文:関係代名詞】tantoを伴って、「〜の分だけ」という意味を持つ

また、関係代名詞cuantoは、”tanto”を伴うことも多く、「〜の分だけ」という意味を表すことができます。

【Por ejemplo:例文】

  • Tanto vales cuanto tienes.
    人の価値はどれだけお金を持っているかで決まる(ことわざ)
  • Cuanto ganas tanto gafas.
    君は稼いだ分だけ使ってしまいます。

 

【例文:関係代名詞】unosを伴って、「いくつか」「若干」「何人か」という意味を持つ

最後に、”unos"を伴った文について。

関係代名詞”cuanto”は"unos"を伴うと「いくつか」「若干」「何人か」という意味を表すことができます。

【Por ejemplo:例文】

  • Han venido unos cuantos.
    何人かがやってきました。

 

【関係副詞】"cuanto"の特徴:性数不変で形容詞や副詞の前では”cuan”になる

続いて、関係副詞"cuanto"の特徴についてご紹介させていただきます。

関係副詞"cuanto"には、以下のような特徴があります。

 

  • 性数不変
  • 形容詞や副詞の前では”cuan"の形が用いられる
  • 形容詞や副詞を伴うことがある
  • tantoやtanを伴うことがある

 

ではここからは、それぞれの特徴について例文と共にご説明させていただきます。

 

【例文:関係副詞】性数不変:〜の分だけ

関係副詞"cuanto"には、関係代名詞と違って性数変化がありません。

【Por ejemplo:例文】

  • Me sumergí cuanto pude aguantar.
    私は息の続く限り水に潜りました。

 

【例文:関係副詞】形容詞や副詞の前では”cuan"の形が用いられ、「できるだけ〜に」という意味を持つ

また、形容詞や副詞の前では”cuan"の形が用いられますので注意してください。

【Por ejemplo:例文】

  • Se irguió cuan alto era.
    彼は精一杯背を伸ばして立ちました。

 

【例文:関係副詞】tantoやtanを伴って「〜と同じくらい(〜する・〜である)」という意味を持つ

また、関係副詞"cuanto"も”tanto”や”tan”を伴うことがあり、「〜と同じくらい(〜する・〜である)」という意味を持ちます。

【Por ejemplo:例文】

  • Estos problema pueden ser difíciles de solucionar, tanto cuanto lo son los otros.
    これらの問題は、他の問題と同じくらい解決することが困難かもしれません。
  • Se mostró tan valiente cuanto debía.
    彼女は見せるべき勇敢さを全て見せました。

 

 

まとめ

ここまで、関係代名詞/副詞の"cuanto"についてご紹介させていただきました。

関係詞"cuanto"には、関係代名詞の用法と、関係副詞の用法があり、それぞれ特徴や意味が異なりましたね。

関係代名詞/副詞の"cuanto"の特徴は以下のものがありました。

 

  • 関係代名詞:言及する名詞に合わせて性数変化する(〜する全てのもの・人)
  • 関係代名詞:todoを伴うことがある
  • 関係代名詞:話し言葉では、todo lo que や todo el que の形がよく用いられる
  • 関係代名詞:tantoを伴って、「〜の分だけ」という意味を持つ
  • 関係代名詞:unosを伴って、「いくつか」「若干」「何人か」という意味を持つ
  • 関係副詞:性数不変(〜の分だけ)
  • 関係副詞:形容詞や副詞の前では”cuan"の形が用いられ、「できるだけ〜に」という意味を持つ
  • 関係副詞:tantoやtanを伴って「〜と同じくらい(〜する・〜である)」という意味を持つ

 

関係代名詞や関係副詞には他にも種類が存在し、それぞれを使い分けていくのはかなり大変なことですが、少しずつ覚えていきましょう。

¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!

¡Hasta luego, adiós!  また会いましょう!

 

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