スペイン留学

【スペイン語文法】me/ te/ lo/ nos/ os/ losなどの直接目的格人称代名詞とは?例文を用いて詳しく解説!(DELE:A2)

¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!

はるカタルーニャです。本日は「スペイン語の直接目的格人称代名詞に関する言語カフェ」となっております!

ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)

 

早速ですが、この記事では「me/ te/ lo/ nos/ os/ losなどの直接目的語」について、例を用いて詳しくご説明させていただきます。

スペイン語の直接目的語について知りたい方や、スペイン語初級レベルの方、DELEのA2を受けようと思っている方にとてもおすすめな記事となっておりますので、是非参考にしてみてください。

 

【直接目的格人称代名詞】とは?別の時点で既に言及されている人やモノ、行動を指す「それ(ら)」

まず最初に、直接目的語とはなんなのかについてご説明させていただきます。

スペイン語の直接目的語は、日本語で言う「誰」や「何」にあたる語のことです。

そして、その直接目的語を人称代名詞に置き換えると、「それ(ら)」といった意味になります。

 

以下に直接目的各人称代名詞を表にしてみましたのでご覧ください。

私を me
君を te
彼を/あなたを(男性) lo ( le )
彼女を/あなたを(女性) la
私たちを nos
君たちを os
彼らを/あなたたちを(男性) los ( les )
彼女らを/あなたたちを(女性) las
それを lo/ la
それらを los/ las
そのことを(中世) lo

 

直接目的語が人の場合は、直接目的語の前に前置詞” a ”が置かれるので忘れないように注意してください。

また、目的格人称代名詞は別の時点で既に言及されている人やモノ、行動を指し、「動詞の前」で使われますので、位置を間違えないようにしましょう。

 

【Por ejemplo:例文】直接目的語を人称代名詞に置き換える方法:un café(コーヒーを)→Lo(それを)

では、ここからは「直接目的語を人称代名詞に置き換える方法」について例文を用いてご紹介させていただきます。

まず、「コーヒーを飲む」と言う文を人称代名詞に置き換えた日本文にすると「それを飲む」となります。

  • Tomo un café
    コーヒーを飲む
  • Lo tomo
    それを飲む

 

どうして置き換える必要があるのかと言うと、スペイン語では一度使われた単語を何度も使うことはせず、人称代名詞に置き換えて文を簡略化するからです。

では他の例も見ていきましょう。

 

【Por ejemplo:例文】直接目的語が人の場合:a Paula(パウラを)→La(彼女を)

続いて、「直接目的語が人の場合」で人称代名詞に置き換えたい場合について。

直接目的語が人の場合は、必ず直接目的語の前に前置詞”a”が置かれているため、間接目的語と区別しやすいはずです。

まず、「彼はパウラを求めています(好きです)」と言う文を、人称代名詞に置き換えた日本語にすると「彼は彼女を求めています(好きです)」となります。

 

  • Quiere a Paula
    彼はパウラを求めています(好きです)
  • La quiere
    彼は彼女を求めています(好きです)

 

【Por ejemplo:例文】直接目的語がモノの場合:este chocolate(このチョコレートを)→Lo(これを)

また、直接目的語がモノの場合も同じく人称代名詞を使います。

例えば「このチョコを食べる?」と言う文に対する返事で「ええ、このチョコを食べるわ」と言うとすると、同じ語を2回も使うことになるため、返答の文は人称代名詞に置き換えることになります。

そうすると日本語では「ええ、これを食べるわ」となります。

 

  • ¿Comes este chocolate?
    このチョコを食べる?
  • Sí, lo como.
    ええ、これを食べるわ

 

【Por ejemplo:例文】不定詞の場合、人称代名詞は前にも後ろにも置ける:... comprarlo/ lo ... comprar

また、人称代名詞が不定詞の目的語となる場合、不定詞の後ろにくっつけることも、動詞の前に持ってくることもできます。

例えば「私は携帯を買いたい」と言う文を、人称代名詞に置き換えた日本語にすると「それを買いたい」となります。

  • Quiero comprar un telefono
    私は携帯を買いたい
  • Quiero comprarlo
  • Lo quiero comprar
    それを買いたい

 

【Por ejemplo:例文】文全体やその一部を指す場合は中性の”lo”を用いる:そのこと

最後に、中性の直接目的格人称代名詞”lo”を使う方法についてご紹介させていただきます。

直接目的各人称代名詞”lo”は「そのこと」と言う意味があり、文全体やその一部について話したい時に使われます。

例えば「私は彼が医者になると思います」と言われた時の返答として「私も、彼は医者になると思います」と返したい時、同じ語を2回も使うことになるため、返答の文は人称代名詞に置き換えることになります。

 

そうすると、日本語では「私もそう思います」となります。

  • Creo que él va a ser un medico
    私は彼が医者になると思います
  • También, lo creo.
    私もそう思います

 

このように文を略したい場合にも直接目的格人称代名詞を使うことができます。

 

まとめ

ここまで、スペイン語の直接格人称代名詞についてご紹介させていただきました。

直接目的格人称代名詞には以下のような使い方がありましたね。

  • 直接目的格人称代名詞は、別の時点で既に言及されている人やモノ、行動を指す:「それ(ら)」
  • un café(コーヒーを)→Lo(それを):のように直接目的語を人称代名詞に置き換えることができる
  • 直接目的語が人の場合:a Paula(パウラを)→La(彼女を)
  • 直接目的語がモノの場合:este chocolate(このチョコレートを)→Lo(これを)
  • 不定詞の場合、人称代名詞は前にも後ろにも置ける:... comprarlo/ lo ... comprar
  • 文全体やその一部を指す場合は中性の”lo”を用いる:そのこと

 

この先で習う間接目的格人称代名詞と混ざりやすく、ややこしいですがこの記事の内容を覚えておけば見分けやすくなりますので、ぜひ参考にしてみてください。

¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!

¡Hasta luego, adiós!  また会いましょう!

-スペイン留学

Copyright© はるカタルーニャ , 2024 All Rights Reserved.