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本場ドイツ「シュトゥットガルトのクリスマスマーケット」お勧め4箇所!期間や場所、食べ物や楽しみ方を紹介

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はるカタルーニャです。

本日は「本場ドイツ・シュトゥットガルトのクリスマスマーケット」に関する国際文化カフェとなっております!

ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)

早速ですが、この記事ではクリスマスマーケット発祥の地とも言われているドイツの、シュトゥットガルトで行われる「クリスマスマーケット」について、詳しくご説明させていただきます。

ドイツやシュトゥットガルトのクリスマスマーケットについて興味がある方、歴史や伝統、おすすめフードなどについて知りたい方に、とてもおすすめな記事となっておりますので、是非参考にしてみてください。

 

ちなみにこのブログの管理人は、2022年12月に実際にドイツ・シュトゥットガルトのクリスマスマーケットに行っており、そこで見たものや学んだことを写真も含めて記事を書かせていただいております。

 

目次

【本場ドイツ・シュトゥットガルトのクリスマスマーケットって何?】クリスマスを祝う伝統的なお祭り

まず最初に、本場ドイツ・シュトゥットガルトのクリスマスマーケットについて、一番最初に知りたい情報を簡単にご紹介させていただきます。

  • 国 ドイツ
  • 地域 シュトゥットガルト(シュロス広場、マルクト広場、シラー広場、カールス広場など)
  • 時期 11月29日〜12月23日
  • 時間 10時〜21時(金、土曜日は10時〜22時、日曜日は11時〜21時)
  • 目的 クリスマスを祝う
  • 食べ物 ホットワインやホットチョコレート、シュトーレン
  • 交通 成田から中国やトルコ経由で12万千円〜22万(バケーションシーズンは高め)
  • 言語 ドイツ語

ドイツのクリスマスマーケットは主に、11月末から4週間に渡り開催されます。

最近では日本でもクリスマスマーケットが開かれるようになってきたため、知名度はグンと上がりましたね。

観光客もこのクリスマスマーケットのために訪れることも多く、この期間のドイツはいつにも増して賑わっています。

 

ではそんなドイツ・シュトゥットガルトのクリスマスマーケットについて、ここからは詳しくご紹介させていただきます。

 

【シュトゥットガルトのクリスマスマーケットの開催時期はいつ?】11月末から4週間(11月29日〜12月23日)

シュトゥットガルトのクリスマスマーケットは毎年、11月末から4週間に渡り開催されます。

ドイツではクリスマスを目前に控えた24日から3日間はクリスマス休暇に入り、家族で一緒にクリスマスを祝います。

シュトゥットガルト内でもクリスマスマーケットが行われている場所は何箇所かあり、それぞれ開催期間が異なります。

 

シュロス広場のクリスマスマーケット

シュトゥットガルトのクリスマスマーケットといったら「シュロス広場」で行われるマーケット!

シュトゥットガルトの中央駅からも近く、徒歩15分ほどでたどり着きます。

かなり大きなクリスマスツリーが光り輝き、子供から大人まで楽しめるクリスマスマーケットです。

 

有名な観光地からも近く、この時期にしかみられないイルミネーションされたシュトゥットガルト新宮殿と写真を撮ることもできます。

ミニ観覧車もありますが、シュトゥットガルトの街をミニチュアにした世界を走るミニ機関車がかなりおすすめです。

ほとんど子供が乗っていますが、大人である私でも乗せてもらえたので、思い出にいかがですか。

 

ちなみに、ここで飲んだホットチョコレートのマグカップが一番可愛かったです!

かなり寒いので、防寒対策はしっかり行ってくださいね。

 

マルクト広場のクリスマスマーケット

シュロス広場を抜け、この先で紹介するシラー広場とカールス広場よりもっと南側へ進むと、シュトゥットガルト市庁舎の前で行われる「マクルト広場」のクリスマスマーケットにたどり着きます。

シュトゥットガルトの街の中心部にも近づき、かなり賑わっています。

2022年は電力の関係で中止になったようですが、2023年はシュトゥットガルトのクリスマスマーケットの公式ホームページに情報が出ていたので開催される可能性が高いです。

 

このクリスマスマーケットに行くまでに、3箇所のマーケットを通り楽しむことができるので、時間が余ったら行ってみてください。

 

シラー広場のクリスマスマーケット

シュロス広場のクリスマスマーケットを、シュトゥットガルト中央駅からまっすぐ進んでいくと、中世ヨーロッパの雰囲気を楽しめる「シラー広場」のクリスマスマーケットにたどり着きます。

ここでは、クリスマスの食べ物やホットドリンクだけでなく、なんと様々なアンティークグッズを買うことができます。

クリスマス限定の置き物やぬいぐるみなども売っていて、クリスマスプレゼント探すのにぴったりな場所とも言えます。

 

家族や友人のお土産も見つけられるかもしれませんので、是非寄ってみてくださいね。

 

カールス広場のクリスマスマーケット

「カールス広場」のクリスマスマーケットは、シラー広場を進んでいただくとすぐに現れます。

このクリスマスマーケットは、フィンランドのクリスマスマーケットをモデルにしているため、北欧風の屋台が並びます。

サーモンを直火で焼いている光景は本当に美味しそうで、また暖かかったです。

 

高かったので食べませんでしたが、お金に余裕があったら食べて暖を取るのもありですよね!

小さくも北欧の雰囲気を楽しめる、可愛らしいカールス広場のクリスマスマーケットに是非行ってみてください。

 

【シュトゥットガルトのクリスマスマーケットは1日で足りる?】近隣の観光含めて数日必要

では、シュトゥットガルトのクリスマスマーケットを巡るには、1日で足りるのでしょうか?

仕事や学校、また留学でヨーロッパにいたとしても授業があるため、なかなか長期休みを取れないですよね。

そんな中で気になるのが、何日で回れるのか、です。

 

ベンツやポルシェなどの有名な高級車メーカーの本社があり、産業都市として有名なシュトゥットガルト。

結果的には、ちょっとした観光やシュトゥットガルトのクリスマスマーケットを回るだけなら、1日で十分楽しむことができます。

しかしながら、シュトゥットガルトはあの有名なフランスの「ストラスブールのクリスマスマーケット」と近いので、どうせならこの付近の観光も一緒にしてしまうことをお勧めします。

ストラスブールまでは電車を使って2時間15分程度で、とても美しいクリスマスツリーのショーを見ることができるため、行くのであれば数日必要です。

 

私は、そのクリスマスツリーの光と音のショーが美しすぎて泣きました。笑

他にも、せっかくストラスブールまで来たのならあのハウルの動く城のモデルとなった建物があり、ヨーロッパ一可愛らしい街並みとも言える「コルマール」にも行ってみることをお勧めします。

コルマールまでは電車で30分ほどで着きます。

 

ストラスブールにはコインロッカーがありますが、コルマールには昼間限定で荷物を預かってくれるバイク屋さんしかないので、注意が必要です。

実はこの背景には、フランスではテロ防止のため近年コインロッカーを廃止してしまったことがあります。

重たい荷物を持ちながら観光するのは大変なので、コインロッカーのあるドイツか、ストラスブールで預けていくことも考えてみてください。

 

私事ですが、限られた時間で様々な国を巡ることができるヨーロッパの旅は本当におすすめです!

陸路でつながっているヨーロッパは割とリーズナブルに回れるので、クリスマスの時期はフリックスバスやユーレイルパスなどで巡ってみるのも良いかもしれません。

 

【シュトゥットガルトのクリスマスマーケットの時期に食べられる料理とは?】シュトーレンなど4種紹介

クリスマスの時期になると、ヨーロッパではさまざまな伝統料理が食べられるようになります。

そんなドイツ・シュトゥットガルトのクリスマスマーケットでは、主に以下4種の食べ物が有名です。

 

【シュトーレン】バターたっぷりの日持ちするケーキ

シュトーレンはクリスマスまでの4週間で食べ終わる、日々味が変わっていくお菓子です。

クリスマスまでのカウントダウンを楽しめるケーキであり、真ん中から切って食べるのが伝統。

材料はバターがたっぷり使われている他、ラムレーズンやドライフルーツ、ナッツなどが使われています。

 

周りは粉砂糖が満遍なく振りかけられ、上品でリッチな味わいです。

日本のシュトーレンはパサパサしてて好きではなかったのですが、ドイツで食べたらしっとり美味しすぎて、高いのにおかわりをしてしまいました。

 

【ブラートヴルスト】ドイツ定番のソーセージ!デブレツィナー

ブラートヴルストは世界で一番有名なドイツの伝統料理「ソーセージ」のことです。

1313年にドイツのニュルンベルクで初めて作られたとされており、そこからドイツ全体に広がりました。

現在ではベルリン、ニュルンベルク、そしてシュトゥットガルトで代表的なソーセージがあります。

 

ちなみにシュトゥットガルトのソーセージ「デブレツィナー」と呼ばれ、バラ肉がふんだんに使われた少しピリ辛なソーセージです。

お酢で漬けられたキャベツ(ザワークラウト)と一緒に盛り付けられ、ビールと一緒に流し込むと控えめに言って最高です!

ドイツに行ったら絶対にソーセージとビールは試してみてください。

 

【レープクーヘン】蜂蜜や香辛料、オレンジが使われたケーキ(見た目はクッキー)

レープクーヘンはジンジャーブレットとも言われ、クリスマス定番の人や家の形をしたクッキーのことです。

材料には蜂蜜や香辛料、レモンやオレンジといった柑橘系の皮やナッツなどが使われています。

香辛料には生姜の他にコリアンダーやナツメグ、シナモンが使われており、深い味わいのあるお菓子に仕上がります。

 

日本でもクッキーを組み合わせて小さな家を作ることがありますが、ドイツではその家のお菓子もレープクーヘンで作られており、見た目や形はさまざまです。

地域によって呼び方も変わり、パン屋さんなどでも売られています。

 

【バームクーヘン】木の年輪に似た、ドイツ発祥のお菓子

日本ではかなり有名なバームクーヘンは、実はドイツではクリスマス限定の特別なお菓子です。

誰でも作れるわけではなく、限られた職人のみ作れることから、特別なお菓子となり、高級なお菓子にもなっています。

そのため、特別なクリスマスの特別なデザートとして食べる人が多くいるんだとか。

 

【シュトゥットガルトのクリスマスマーケットの注意点は何?】営業時間やスリに注意!

ここからはシュトゥットガルトのクリスマスマーケットに行った際に注意していただきたいことについてご紹介させていただきます。

まず、一番に気をつけてほしいことは、シュトゥットガルトはドイツの主要都市でありさまざまな人が多くいる分、スリ被害が多い地域となっています。

そのため、携帯やお財布に紐をつけたり、お気に入りのお財布を使わなかったり、鍵付きのバックを使ったりするなどして対策を立ててください。

 

また、先ほどクリスマスマーケットの営業時間についてお伝えしましたが、営業時間が21時まででも屋台は20時に閉まってしまっているなんてこともあります。

ホームページなどで確認した時間ではありますが、クリスマスマーケットの営業時間であるためお店だけが早く閉まってしまうことがあります。

店が閉まっていてもスケートはできたり、観覧車に乗れたり、イルミネーションは見れたりすると思いますが、どうせなら屋台を楽しみたいですよね。

 

ですので、ぜひ17時くらいにはマーケットに行っておくことをお勧めします。

ホットワインやホットチョコレートで暖をとりながら、クリスマスに彩られた街並みを楽しんでください。

 

【シュトゥットガルトのクリスマスマーケットはどうして行われるの?】クリスマスに必要なものを揃えるため

では、どうしてドイツ・シュトゥットガルトのクリスマスマーケットは行われるのでしょうか。

クリスマスマーケットには長い歴史があり、行われる理由もそこから垣間見ることができます。

昔、キリスト教徒にとって最も重要な日であったクリスマスに、そのお祝いのために必要なものを広場に持ち寄って交換したことが始まりだと言われています。

 

そこから、現在に至るまでクリスマスを祝うためのものを揃えるために、屋台へ行き準備するという伝統ができました。

 

【シュトゥットガルトのクリスマスマーケットの歴史とは?】ドイツやオーストリアが発祥

では、そんなクリスマスマーケットはいつから始まったのでしょうか

最古のクリスマスマーケットについて、諸説があるため決まってはいませんが、最も有力なのが1296年のオーストリア・ウィーン説で、1393年にはドイツのフランクフルト説があります。

また、ドイツには三大クリスマスマーケットがあり、世界最大のクリスマスマーケットとして有名なのが「シュトットガルト」のクリスマスマーケットです。

 

シュトゥットガルトのクリスマスマーケットはかなり有名なので、ドイツにこの時期に行くなら必ず行くべき場所でもあります。

また、世界一有名なクリスマスマーケットは「ニュルンベルク」で、世界最古のクリスマスマーケットの一つとして有名なのが「ドレスデン」と言われています。

私の中ではケルンのクリスマスマーケットがとても煌びやかで好きでした。

 

【シュトゥットガルトのクリスマスマーケットが行われる地域の言語は何?英語は通じる?】ドイツ語と英語でOK

ここからは、シュトゥットガルトで使われている言語について。

シュトゥットガルトでは主に一般的なドイツ語が使われていますが、英語を話せるドイツ人が多います。

また、シュトゥットガルトは観光都市でもあるため、言語対策もされている地域が多く、英語が話せれば安心して旅行できるでしょう。

 

しかしドイツ語少し覚えて、住民と話す際に使うと喜んでもらえるかもしれませんね。

 

【シュトゥットガルトのクリスマスマーケットは他地域でも開催されるの?】ヨーロッパ全体で行われる

では最後に、クリスマスマーケットはドイツのみの祭りなのか?についてご説明させていただきます。

発祥の地はドイツ周辺ではありますが、現在ではヨーロッパ全体でクリスマスシーズンにかけて行われます。

最も規模が大きいのはドイツなどの発祥の地とされている地域なため、本場で楽しみたい方は是非ドイツに行ってみてください。

 

また、日本でも行われるようになってきており、東京や北海道、愛知といった主要都市でも楽しむことができそうです。

 

まとめ

ここまで、ドイツ・シュトゥットガルトのクリスマスマーケットについてご紹介させていただきました。

今回の記事をまとめると以下のようなことが分かりましたね。

 

  • クリスマスマーケットとは、クリスマスを祝う伝統的なお祭り
  • 開催時期は11月末から4週間(11月29日〜12月23日)
  • シュトゥットガルトは近隣の観光含めて数日必要
  • クリスマスマーケットの時期に食べられる料理はシュトーレンなど
  • 営業時間やスリに注意!
  • クリスマスマーケットは、必要なものを揃えるために行われる
  • 歴史は、ドイツやオーストリアが発祥
  • シュトゥットガルトは、ドイツ語や英語が話せればOK
  • クリスマスマーケットはヨーロッパ全体で行われる

 

コロナを乗り越えて再開したドイツのクリスマスマーケットは、今後も素晴らしい思い出と記憶を私たちに残してくれます。

もしドイツにクリスマスシーズンに行く予定がありましたら、ぜひシュトゥットガルトのクリスマスマーケットに行ってみてくださいね。

¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!

 

¡Hasta luego, adiós!  また会いましょう!

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