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本場オーストリア「ウィーンのクリスマスマーケット」お勧め5箇所!期間や場所、食べ物や楽しみ方を紹介

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はるカタルーニャです。

本日は「本場オーストリア・ウィーンのクリスマスマーケット」に関する国際文化カフェとなっております!

ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)

 

早速ですが、この記事ではクリスマスマーケット発祥の地とも言われているオーストリアの、ウィーンで行われる「クリスマスマーケット」について、詳しくご説明させていただきます。

オーストリアやウィーンのクリスマスマーケットについて興味がある方、歴史や伝統、おすすめフードなどについて知りたい方に、とてもおすすめな記事となっておりますので、是非参考にしてみてください。

ちなみにこのブログの管理人は、2022年12月に実際にオーストリア・ウィーンのクリスマスマーケットに行っており、そこで見たものや学んだことを写真も含めて記事を書かせていただいております。

 

目次

【本場オーストリア・ウィーンのクリスマスマーケットって何?】クリスマスを祝う伝統的なお祭り

まず最初に、本場オーストリア・ウィーンのクリスマスマーケットについて、一番最初に知りたい情報を簡単にご紹介させていただきます。

  • 国 オーストリア
  • 地域 ウィーン(市庁舎広場やベルヴェデーレ宮殿前)
  • 時期 11月10日〜12月26日
  • 時間 10時〜22時(クリスマスイヴや場所により変更)
  • 目的 クリスマスを祝う
  • 食べ物 ホットワインやホットチョコレート
  • 交通 成田から中国経由で10万6千円〜20万(バケーションシーズンは高め)
  • 言語 ドイツ語

オーストリアのクリスマスマーケットは主に、11月末から4週間に渡り開催されます。

最近では日本でもクリスマスマーケットが開かれるようになってきたため、知名度はグンと上がりましたね。

観光客もこのクリスマスマーケットのために訪れることも多く、この期間のオーストリアはいつにも増して賑わっています。

 

ではそんなオーストリア・ウィーンのクリスマスマーケットについて、ここからは詳しくご紹介させていただきます。

 

【ウィーンのクリスマスマーケットの開催時期はいつ?】11月中旬から6週間ほど(11月10日〜12月26日)

ウィーンのクリスマスマーケットは毎年、11月中旬から6週間に渡り開催されます。

オーストリアではクリスマスを目前に控えた日曜日の4週間前からアドベントクランツに蝋燭を灯し始めます。

12月に入るとアドベントカレンダーをあけ、毎日ひとつずつプレゼントをもらいます。

 

そしてクリスマスムードを高めるために頻繁にクリスマスクッキーを焼くようです。

クリスマス当日はどこもお店が閉まってしまうので、それまでに準備を行い家族でクリスマスを迎えます。

マーケットに関して、ウィーン市内ではクリスマスマーケットが行われている場所は何箇所かあり、それぞれ開催期間が異なりますので紹介させていただきます。

 

ウィーン市庁舎広場(Rathausplatz)のクリスマスマーケット:2023年は11月10日から12月26日

観光地の集まるウィーンの中心部にある「ウィーン市庁舎広場(Rathausplatz)のクリスマスマーケット」では、オーストリア最大級かつ煌びやかなクリスマスマーケットが開かれます。

2023年は11月10日から12月26日まで開催され、毎日10時から22時まで営業しています。

クリスマスイヴのみ18時に閉まってしまうので気をつけて下さい。

 

ウィーン市庁舎広場(Rathausplatz)のアイスワールド:2023年は11月27日〜2024年1月7日

ウィーン市庁舎広場(Rathausplatz)のクリスマスマーケットのすぐ横ではアイスワールドと呼ばれる、広々としたスケートリンクでスケートを楽しむことができる場所があります。

クリスマスマーケットが終わってしまった後でも、スケートを家族で楽しむことができる他、運が良ければホットワインのお店があいているのでクリスマス気分を味わうことができます。

旅程などで時期が少し間に合わなくても、クリスマスの雰囲気を感じることができるので是非よってみて下さい。

 

開業時間は11月10日〜1月7日までで、毎日10時〜22時までです。

12月24日は10時〜18時30分までと少し短く、大晦日である12月31日はお休みです。

 

マリアテレジア広場(Maria-Theresien-Platz)のクリスマスマーケット:2023年は11月15日〜12月26日

マリアテレジア広場はウィーン市庁舎広場から徒歩で約11分ほどの位置にあります。

11月15日から始まり、12月26日までクリスマスマーケットは開かれます。

営業時間は日曜日から木曜日までが11時から21時までで、金曜日と土曜日は11時から22時までと少し長くなります。

 

クリスマスイヴである12月24日は11時から16時までと短く、12月25日と26日も11時から19時までの営業となります。

ちなみに、12月26日でクリスマスマーケットは終わってしまいますが、27日からは新年に向けた市場が12月31日まで開かれます。

営業時間は11時から19時までで、最終日である31日のみ18時に終わるので注意が必要です。

 

ベルヴェデーレ宮殿(Belvedere Palace)のクリスマスマーケット:2023年は11月17日〜12月26日

ベルヴェデーレ宮殿のクリスマスマーケットは11月17日に始まり、12月26日まで開かれます。

営業時間は月曜日〜金曜日まで11時〜21時までで、土日は10時から21時までと1時間早く営業が始まります。

12月24日は11時から16時までと短く、12月26日も19時に営業が終了します。

 

こちらのクリスマスマーケットも27日からは新年に向けた市場が12月31日まで開かれます。

毎日11時から19時までの営業で、最終日である31日のみ18時に営業が終了します。

 

シュテファン大聖堂(Stephansplatz)のクリスマスマーケット:2023年は11月10日〜12月26日

美しい大きな教会であるシュテファン大聖堂はペスト記念柱やザッハトルテの発祥のお店「カフェザッハー」、ウィーン国立歌劇場側にあります。

クリスマスマーケットはウィーンのシンボルでありランドマークでもあるシュテファン大聖堂周辺で行われるので、観光のついでに寄ってみることをお勧めします。

11月10日から始まり、12月26日まで開かれます。

 

営業時間は毎日11時から21時までで、12月24日は11時から16時までと短くなります。

12月25日と26日も11時から19時までなため注意が必要です。

 

【ウィーンのクリスマスマーケットの時期に食べられる料理とは?】ヴァイナハツガンズなど5種紹介

クリスマスの時期になると、ヨーロッパではさまざまな伝統料理が食べられるようになります。

そんなオーストリア・ウィーンのクリスマスマーケットでは、主に以下4種の食べ物が有名です。

 

【Weihnachtsgans:ヴァイナハツガンズ】ガチョウの丸焼き

ヴァイナハツガンズ(Weihnachtsgans)はオーストリアのクリスマスでご馳走として食べられるガチョウの丸焼きのことです。

鶏肉に比べるとかなり高く、特別な日にしか食べられないとても贅沢な料理で、レシピもかなり凝っています。

赤ワインにつけられたガチョウは、焼く前にお腹の中に栗やりんご、じゃがいもなどを詰め、低音で長時間じっくりと火を通していきます。

 

塩や胡椒などで味付けされ、素材の旨味を十分に感じられる料理なんだとか。

 

【Weihnachtskarpfen:ヴァイハナツカープフェン】鯉のレモン焼き

実はオーストリアでは、地域や家庭によってクリスマスに何を食べるか派閥が分かれています。

先ほど紹介した「ヴァイナハツガンズ(Weihnachtsgans)」を食べない家庭の多くは「ヴァイハナツカープフェン(Weihnachtskarpfen)」と呼ばれる鯉を焼いた料理を食べます。

味付けはレモンや白ワイン、胡椒と塩でさっぱりとした風味を楽しむことができます。

 

付け合わせはじゃがいもで、都心に住んでいる家族がクリスマスに食べることが多いそうですよ。

 

【Maroni:マロニ】焼き栗

マロニ(Maroni)はオーストリアの冬の定番のお菓子で、シンプルに栗を焼いて作られます。

日本でもよく駅とかで売られていますよね。

殻には十字型に切り込みが入れられ、200度で25分から30分程度焼かれて完成です。

 

オーストリアのクリスマスの時期は雪が積もるほど寒いため、暖を取るためにもよく食べられています。

 

【Weihnachtspunsch:プッシュ(パンチ)」グリューワインなどのホットワイン

プッシュ(punsch)はフルーツポンチなどのポンチやパンチなどの意味と同じで、フルーツなどをお酒と一緒にカクテルにしたホットドリンクです。

ラム酒やシュナプスなどの蒸留酒が使われることが多く、お店によって赤ワインなどで作られることもあります。

紅茶や砂糖、シナモンやリンゴ、オレンジやベリーなどと一緒に熱せられ、飲んだら一瞬で体が温まります。

 

温められているせいか、私は一瞬で酔ってしまったので、少しずつ飲むことをお勧めします。

 

【Lebkuchenhaus:レープクーヘンハウス】蜂蜜や香辛料、オレンジが使われたクッキーの家

レープクーヘンはジンジャーブレットとも言われ、クリスマス定番の人や家の形をしたクッキーのことです。

材料には蜂蜜や香辛料、レモンやオレンジといった柑橘系の皮やナッツなどが使われています。

香辛料には生姜の他にコリアンダーやナツメグ、シナモンが使われており、深い味わいのあるお菓子に仕上がります。

 

日本でもクッキーを組み合わせて小さな家を作ることがありますが、オーストリアではその家のお菓子もレープクーヘンで作られており、見た目や形はさまざまです。

地域によって呼び方も変わり、パン屋さんなどでも売られています。

 

【ウィーンのクリスマスマーケットの注意点は何?】営業時間やスリに注意!

ここからはウィーンのクリスマスマーケットに行った際に注意していただきたいことについてご紹介させていただきます。

まず、一番に気をつけてほしいことは、ウィーンはオーストリアの主要都市でありさまざまな人が多くいる分、スリ被害が多い地域となっています。

そのため、携帯やお財布に紐をつけたり、お気に入りのお財布を使わなかったり、鍵付きのバックを使ったりするなどして対策を立ててください。

 

また、先ほどクリスマスマーケットの営業時間についてお伝えしましたが、営業時間が21時まででも屋台は20時に閉まってしまっているなんてこともあります。

ホームページなどで確認した時間ではありますが、クリスマスマーケットの営業時間であるためお店だけが早く閉まってしまうことがあります。

店が閉まっていてもスケートはできたり、観覧車に乗れたり、イルミネーションは見れたりすると思いますが、どうせなら屋台を楽しみたいですよね。

 

ですので、ぜひ17時くらいまでにはマーケットに行っておくことをお勧めします。

ホットワインやホットチョコレートで暖をとりながら、クリスマスに彩られた街並みを楽しんでください。

 

【ウィーンのクリスマスマーケットはどうして行われるの?】クリスマスに必要なものを揃えるため

では、どうしてオーストリア・ウィーンのクリスマスマーケットは行われるのでしょうか。

クリスマスマーケットには長い歴史があり、行われる理由もそこから垣間見ることができます。

昔、キリスト教徒にとって最も重要な日であったクリスマスに、そのお祝いのために必要なものを広場に持ち寄って交換したことが始まりだと言われています。

 

そこから、現在に至るまでクリスマスを祝うためのものを揃えるために、屋台へ行き準備するという伝統ができました。

 

【ウィーンのクリスマスマーケットの歴史とは?】ドイツやオーストリアが発祥

では、そんなクリスマスマーケットはいつから始まったのでしょうか

最古のクリスマスマーケットについて、諸説があるため決まってはいませんが、最も有力なのが1296年のオーストリア・ウィーン説で、1393年にはドイツのフランクフルト説があります。

クリスマスマーケットで有名なのは何方かと言えばドイツなので、興味があったら隣国なので行ってみて下さい。

 

【ウィーンのクリスマスマーケットが行われる地域の言語は何?英語は通じる?】ドイツ語と英語でOK

ここからは、ウィーンで使われている言語について。

ウィーンでは主に一般的なドイツ語が使われていますが、英語を話せるオーストリア人が多います。

また、ウィーンは観光都市でもあるため、言語対策もされている地域が多く、英語が話せれば安心して旅行できるでしょう。

 

しかしドイツ語少し覚えて、住民と話す際に使うと喜んでもらえるかもしれませんね。

 

【ウィーンのクリスマスマーケットは他地域でも開催されるの?】ヨーロッパ全体で行われる

カフェザッハーのザッハトルテ

では最後に、クリスマスマーケットはオーストリアのみの祭りなのか?についてご説明させていただきます。

発祥の地はオーストリア周辺ではありますが、現在ではヨーロッパ全体でクリスマスシーズンにかけて行われます。

最も規模が大きいのはドイツなため、本場で楽しみたい方は是非ドイツのクリスマスマーケットにも行ってみてください。

 

また、日本でも行われるようになってきており、東京や北海道、愛知といった主要都市でも楽しむことができそうです。

 

まとめ

ここまで、オーストリア・ウィーンのクリスマスマーケットについてご紹介させていただきました。

今回の記事をまとめると以下のようなことが分かりましたね。

 

  • クリスマスマーケットはクリスマスを祝う伝統的なお祭り
  • 開催時期は11月10日〜12月26日
  • 観光含めて数日必要
  • クリスマスマーケットの時期に食べられる料理はヴァイナハツガンズなど5種
  • 営業時間やスリに注意!
  • クリスマスマーケットはクリスマスに必要なものを揃えるために行われる
  • クリスマスマーケットの歴史はオーストリアやドイツが発祥
  • ドイツ語か英語が話せればOK
  • クリスマスマーケットはヨーロッパ全体で行われる

 

コロナを乗り越えて再開したオーストリアのクリスマスマーケットは、今後も素晴らしい思い出と記憶を私たちに残してくれます。

もしオーストリアにクリスマスシーズンに行く予定がありましたら、ぜひウィーンのクリスマスマーケットに行ってみてくださいね。

¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!

 

¡Hasta luego, adiós!  また会いましょう!

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