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はるカタルーニャです。本日は「アフリカのカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、今回はもし青年海外協力隊の派遣先が「スーダン」だった時に必要になるであろう基本情報と、普通にスーダンへの旅行や出張の際に役立つ歴史や文化についてまとめていきます!
目次
【基本情報】スーダンってどんな国?
そんな疑問を解消するべくざっくりとまとめてみました。
・首都 ハルツーム
・通貨 スーダン・ポンド(SDG)
・時差 7時間日本より遅れている ※サマータイムなし
・言語 アラビア語(公用語)、英語も通用、その他 部族語多数
・電圧 230V
・コンセント BFタイプ、Cタイプ、
・面積 188万平方キロメートル(日本の約5倍)
・気候 砂漠性気候、ステップ気候
・経路 主にエチオピア航空を利用してアディスアベバ経由で行く「アフリカルート」
他にはケニア航空利用でナイロビ経由、フライドバイ利用でドバイ経由など
※直行便なし。乗り換えは1~3回。
・祝日 1月1日 独立記念日
・産業 鉱業、農業、林業、畜産業、漁業
・挨拶 サバ アルカィール(おはよう) サラーム(こんにちは) アサンテ(ありがとう)
言語
スーダンの言語についてご紹介します。
「何語を使っているの?」「英語は使えるの?」など、スーダンの言語について疑問を抱えている人は参考にしてみてください。
何語を使っているの?
「アラビア語」と「英語」が公用語とされています。
また、他にも代表としてあげるとこんな言語が使われています。
- ベジャ語
- ディンカ語
- メロエ語
- アチョリ語
- ザンデ語
このように、スーダンでは数多くの民族言語が使われています。
英語は使えるの?
スーダンはイギリス(とエジプト)の共同統治下に置かれていた時代もあったため、アラビア語と英語が公用語とされており、英語が通じるみたいです。
しかしながら露店などでは英語が通じにくくなっているため、アラビア語を主に勉強していった方が良さそうですね。
気候・位置
続いてスーダンの気候についてです。
アフリカはすごく熱そうなイメージがありますよね。
そんなイメージ通りスーダンはとても暑い地域があるようです。
スーダンは地域によってかなり気候が変動します。
北部は乾燥した「砂漠気候」そして南部に行くにつれて降水量が増える傾向にあり、「ステップ気候」に移り変わります。
また、首都であるハルツームの気候は夏がとても暑く、乾燥し、冬がとても短いそうです。
年間の気温は18℃~41℃と変動が大きいようですが、14℃未満または44℃以上になることは滅多二ありません。
う~ん…最近は温暖化のせいもあってか、日本の方が気温の変動が過酷なんじゃないかな…笑)
また北部の年間降水量は100㎜以下と砂漠が広がっている理由がわかりますね。
ですので北部では、ナイル川と紅海沿岸の付近に少数の人々がいるだけですが、中部では雨期にまとまった量の雨が降るため農業地域となっています。
そしてさらには南部では牧畜までされているため、年中の日中気温が40℃を超す炎熱の地となっている北部以外では人が暮らせる環境になっているようです。
衣服
アフリカの服そうってなるとどうしても露出が多くなるイメージ…
そんなアフリカの国「スーダン」では男女ともフォーマル、外出着、普段着とTPOに合わせて服を着ているようです。
まず男性は、「ジャラビア(白い簡単服のような服)」「タギーヤ(頭にのせる小さな帽子)」そして「インマ(ターバンの様な長い白い布)」を身に着けるのが正式な服装となっています。
スーダンの男性陣は、金曜礼拝にこの服装ででかけているようです。
女性の服装も非常にオシャレで、「トップ(5Mほどの綿の長い布)」を体に巻き付けて着用します。
北アフリカやアジアのパキスタン、バングラデシュ、インドなどでも、少し巻き方は違いますが同じ「トール」を着用しているようです。
先ほどスーダンの気候を載せましたが、暑い日差しや砂嵐から身を護る事もでき、赤ちゃんの授乳の時だって活躍できるため、スーダンの女性には今でも愛用されているようですね。
ですが一般的な生活を送る中では、男女ともに日本人とほぼ同じものを着ています。
それに加え、女の人は、「タルハ(ロングショール)」を頭部のみ着用、スカート丈はくるぶしまでのロングスカートを着用しています。
代表的な食事
では一体スーダンではどのような料理が一般的に食べられているのでしょうか。
まず首都であるハルツーム市内ですが、アラブ料理、インド料理やイタリア料理などのお店からハンバーガーやピザ等のファーストフード店も多く存在しています。
値段に関しては、現地人が集まるレストラン等は安価ですが、外国人向けレストラン等は、日本と同等あるいはそれ以上の予算が必要となることもあります。
また、スーダンは厳格なイスラム教国であるため、全てのレストランにおいてアルコール類の提供は禁止されています。
スーダンの代表的な料理で上げられているのは、肉を焼いた「ケバブ」や羊肉のスープである「ショルバ(Shorba)」、そしてレンズ豆のスープである「ショルベ・アッダス」やトマトに牛肉を詰めた「マスチ(Maschi)」など全部おいしそうですね!
なんとキュウリが入っているヨーグルト、そして「ムラー・バムヤ(Mullaah Bamyah)」というオクラのシチューなどもあるようです。
日本にはあまりない組み合わせなので、1度は現地で味わってみたいですね。
あとは…やっぱり「スィーツ」!スーダンではどんな甘いものが食べられるのでしょうか?
スーダンで人気のデザートとなっているのは「クリームキャラメル(Creme Caramela)」です。
おいしそう!食べたいなぁ…他にもお茶(チャイ)や「ガハア(Guhwah=アラビアコーヒー)」というクローブなどのスパイスをきかせたやドリンクがよく飲まれているようです。
民族などの食事
では、青年海外協力隊で首都から遠く離れた地域や民族の料理を食べるとしたら、どんな料理が出てくるのでしょうか。
なんと、首都から外れると食事も一変する地域もあるそうですので、ここからは地方ごとの特色を上げていこうと思います。
まず最初に砂漠気候であるスーダン北部の食事ですが…結構質素な料理が多いようです。
例をあげると、雑穀や小麦で作られた丸いパンのようなもの「グラーサ(Gourrassa)」がよく食べられています。
続いてエチオピアと国境を接している東部の料理ですが、エチオピアの影響のある料理が多いようです。
プランテン(クッキングバナナ)を潰した「ムクバザ(Moukhbaza)」という料理が好まれます。
最後に西部ですが、羊や牛などの家畜がよく飼われており、料理には乳製品が多くなっています。
他にもトウモロコシを練って作られたお粥「アシーダ(Aseeda)」を主食に、乾燥肉や植物の根を加えたシチューがよく食べられています。
住居
青年海外協力隊の人は、シェアハウスなり家なり、住む場所を与えてもらえるからあまり必要のない情報かもしれませんが、スーダンでは賃貸なのか、そしてどんな家なのかについてまとめていきます。
スーダンでのフラット(アパートメント)はベッドルーム2~3室にリビングルーム、キッチンといった物件が一般的です。
ワンルーム等の比較的コンパクトな物件はほとんどありません。
独立家屋(庭付)は、フラットよりも広いリビングルームやキッチンがあり、ベッドルームは4室程度あります。
多くの賃貸物件では家具や家電製品、食器等が備えられていますが、足りないものがある場合は、契約前又は契約時に大家へ相談し、用意してもらう必要があります。
また、掃除機は付いていないことが多いので、確認の上、交渉した方がいいかもしれません。
家賃 フラット(アパートメント)は、$1,000~2,500が一般的となっており、契約期間 は1年のところが多いようです。
注意した方がいいことは、水道光熱費の支払いが前払いとなっていることです。
また、スーダンにはおしゃれなホテルなども栄えている地域にはあります。
値段はやはりピンキリとなっているので、Booking.comやトリバゴで調べて行った方が安心かもしれません。
物価と治安
スーダンの通貨は「スーダン・ポンド」です。
100スーダン・ポンド→約28円(2021/05/02)で、過去5年の変動28円~1800円…え、どういうこと…?(笑)
変動しすぎてちょっとよくわからないですね。
物価についてですが、変動が大きく現在でも有効な情報がなかったため、いつかスーダンに行ったときに載せていこうと思います。
続いて治安ですが、内戦終結後数年が経ち、首都ハルツームを含む北部の治安は安定しています。
しかしながら、そんなハルツームにも外務省から「十分注意してください」という危険情報は発令されているため、貴重品の取り扱いには十分注意した方がいいでしょう。
文化的特徴
モザンビークで生活する上で大切な事って何?
それについてまとめてみました。
・スーダンでは軍関連施設、村、マーケットの写真撮影は禁止されています。
・各遺跡でのビデオカメラの撮影には料金がかかるため、事前の申請が必要です。
・トイレットペーパーを文化的に使わないため、持ち運ぶ必要があります。
・酒の提供禁止に加え、アルコールの持ち込みも禁止となっているため気をつけましょう。
まとめ
ここまで自分が海外協力隊で派遣された場合、知っておきたい情報についてまとめてみました。
スーダンの歴史もキリスト教だった時代と、イスラム教だった時代があったんですね。
また、スーダンの物価はよくわからんことが多いので今後も注目していきたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!