【2025年最新版】バレンシア観光はこの記事1つでOK！観光・ホテル・グルメ・交通を完全網羅｜スペイン留学・60カ国渡航済みの旅のプロが解説

本日は「スペイン・バレンシア完全攻略！人気＆おすすめの観光・グルメ・ホテル情報を徹底ガイド｜気候・服装・交通」に関する世界の旅情報カフェとなっております！

ご来店ありがとうございます！

早速ですが、この記事ではバレンシアの人気観光地やおすすめホテル、スペインのグルメや絶品レストラン、旅する前に絶対に知っておきたい気候・服装・交通情報について詳しくご紹介します。

実はあまり知られていないバレンシアの名物料理レストランなども、Googleマップ付きでわかりやすく解説しているので是非参考にしてみてください。

そこで見たものや学んだことを写真も含めて、皆さんに有益な記事を書かせていただきます。

写真なども私が実際に撮ったものでご紹介させていただきますので、ご参考までに。

旅の目次になるよう丁寧にまとめますので、是非ご愛読ください！

スペインの基本情報完全ガイド：首都・公用語から気候・通貨・アクセスまで徹底解説

まずは、スペインの全体像を掴むために、旅行前に知っておきたい基礎知識からご紹介します。

実際に行って分かった！スペインの魅力と日本人視点でのリアルな体験談

首都はマドリード、公用語はスペイン語でしたが、実際に訪れてみると英語も意外と通じました。

電車は大幅に遅延していましたが、スペインの方々はゆったりとした時間を過ごしているので仕方ないかと思います。

スリが多いので注意が必要ですが、困ってる観光客を助けてくれる優しいスペイン人が多かったです。

スペイン・バレンシアの基礎データ一覧：旅行に役立つ基本情報まとめ

さらに詳しい基本情報や、旅行計画に役立つスペインとバレンシアの情報を以下の表にまとめました。

国（首都）	スペイン（マドリード）
言語	スペイン語（カスティーリャ語）、バレンシア語
時差	通常時：日本より8時間遅れ。サマータイム（3月最終日曜日～10月最終日曜日）：日本より7時間遅れ。
世界遺産	ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ（絹物取引所）
グルメ	パエリア、アロス・ア・バンダ、オルチャータ
おすすめの時期	春（4～6月）、秋（9～10月）
直行便	現在、日本からの直行便はありません。（2025年7月現在）
渡航手段	航空機（主要乗り継ぎ都市：ドバイ、イスタンブール、フランクフルト、アムステルダム、パリなど）。総飛行時間の目安：約16～20時間（乗り継ぎ時間含む）。

特に、カタール航空などの中東を経由する飛行機は燃油代がかかりません。
豊富な石油資源を持つ国の航空会社では、よりお得に旅できるのでおすすめです。

また、航空券を比較してから予約したい場合は、安くて24時間対応の「Trip.com」を愛用しています。

以前ボスニア・ヘルツェゴビナで携帯を盗まれた際、「Trip.com」の日本語チャットサポートが迅速で、本当に助けられました。

私がスペインを旅した際、バレンシアやマドリード、アリカンテやバルセロナなどを訪れました。

実は、この旅のメインとして考えていたのが、パエリア本場の地バレンシアで美食の旅を行うこと！

では、早速ですがバレンシアとはそもそもどのような場所なのでしょうか。

300文字解説！バレンシアってどんな街？魅力をご紹介

スペインの東部、地中海に面したバレンシアは、マドリード、バルセロナに次ぐスペイン第3の都市です。

紀元前138年にローマ人によって建設されたこの街は、その後イスラム教徒の支配を経て

中世には地中海貿易の重要な商業都市として大いに栄えました。

現代のバレンシアを象徴するのが、「芸術科学都市」と呼ばれる壮大な建築群です。

世界的に有名な建築家サンティアゴ・カラトラバが手がけた未来的な建造物群は、訪れる人々の心を魅了してやみません。

しかし、この街の魅力はそれだけではありません。

世界的に有名なパエリアの発祥地としても知られ、新鮮な魚介類を使った本場の味を堪能できます。

また、毎年3月には「ファジャス（Fallas）」という伝統的な火祭りが開催され、街中に展示された巨大な人形が炎に包まれる様は圧巻です。

この華やかな祭りは世界中から観光客を集めています。

年間300日以上が晴れという温暖な気候に恵まれ、美しいビーチが点在するバレンシアは

世界中から観光客を呼び寄せる観光都市としても有名です。

バレンシア観光地5選：初めてでも楽しめる定番スポットから穴場まで徹底解説

バレンシアに着いたら、「一体どこを観光するべき？」と迷ってしまう方も多いですよね。

世界を旅した私が厳選した、超定番スポットから地元の人しか知らない穴場観光地まで、バレンシアの魅力を最大限に堪能できる場所をご紹介します！

バレンシア観光地はなんといっても芸術科学都市がおすすめ！その魅力とアクセス

それでは早速、バレンシア旅行で外せないおすすめ観光地5選を、以下の比較表で見ていきましょう。

観光地名	Googleマップ
芸術科学都市	Quatre Carreres, 46013 Valencia
ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ（絹の商品取引所）	C/ de la Llotja, 2, Ciutat Vella, 46001 València, Valencia
中央市場（メルカド・セントラル）	Ciutat Vella, 46001 Valencia
バレンシア大聖堂	Pl. de l’Almoina, s/n, Ciutat Vella, 46003 València, Valencia
トゥリア庭園	46003 Valencia

観光地同士は距離が離れていることが多いため、時間に余裕を持った計画を立てるのがおすすめ！

1日2〜3ヶ所程度の観光地を回るペースなら、時間に追われることなくゆっくりと楽しめるはずです。

厳選観光地5箇所の詳細もご説明させていただきます。

「芸術科学都市」はサンティアゴ・カラトラバ設計の未来的な建築群。

ヨーロッパ最大級の水族館や科学博物館など、一日中楽しめる複合施設です。

水面に映る白い建物は圧巻の美しさで、スペイン・バレンシアの現代的なシンボルとなっています。

世界遺産: 登録なし
入場料: 施設により異なる。
例：海洋水族館（オセアノグラフィック）大人€35.90～、科学博物館€8.70～。
　　セット券やオンライン割引も利用可能です。

「ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ（絹の商品取引所）」は15世紀ゴシック様式の傑作で、スペイン黄金世紀のバレンシアの経済的繁栄を象徴する建造物。

ヤシの木を模したとされる螺旋状の柱が立ち並ぶ「契約の間」は、その荘厳な雰囲気に息をのみます。

世界遺産: 登録あり
　　　　 1996年に「バレンシアのラ・ロンハ・デ・ラ・セда」としてユネスコ世界遺産に登録されました。
入場料: 一般€2。学生・シニア€1。日曜・祝日は無料で見学できます。

「中央市場（メルカド・セントラル）」はヨーロッパで最も美しい市場の一つと称されるアール・ヌーヴォー様式の建築。

活気あふれる場内には、新鮮なシーフード、イベリコ豚の生ハム、地元の野菜や果物が並び、バレンシアの食文化を体感できます。

世界遺産: 登録なし
入場料: 入場無料。市場内のバルでタパスを楽しむのもおすすめです。

「バレンシア大聖堂」はゴシック、バロック、ロマネスクなど様々な建築様式が融合したバレンシアの信仰の中心。

内部の礼拝堂には、キリストが最後の晩餐で用いたとされる「聖杯」が安置されており、多くの巡礼者が訪れます。

世界遺産: 登録なし
入場料: 大聖堂と博物館の入場料€9。鐘楼「ミゲレテの塔」に登る場合は別途€2.50が必要です。

「トゥリア庭園」は大洪水を機に流路が変更されたトゥリア川の跡地を整備した、全長約9kmに及ぶ壮大な都市公園。

散策、ジョギング、サイクリングを楽しむ地元民で賑わい、バレンシア市民の憩いの場となっています。

世界遺産: 登録なし
入場料: 入場無料。園内にはカフェや遊具施設も点在しています。

【バレンシアでおすすめなアクティビティは？】バレンシア中央市場での食文化体験！

続いて、バレンシアで絶対に試したい人気アクティビティについてご紹介します！

アクティビティ	料金目安（2025年7月24日）
芸術科学都市（複合チケット）	€36～/人
パエリア料理教室＆市場ツアー	€75～/人
中央市場グルメツアー	€67～/人
旧市街シルクロードウォーキング	€25～/人
オルチャタ＆ファルトン試飲体験	€15～/人
ビーチでのマリンスポーツ	€20～/時間

ヨーロッパで最も美しい市場の一つと言われる「バレンシア中央市場（Mercado Central）」は、まさに食のテーマパーク。

私も実際に訪れましたが、活気あふれる雰囲気の中で、新鮮な食材や地元の特産品を見て回るだけでもワクワクします。

市場内のバルでは、その場で選んだ新鮮な食材を使った絶品のタパスを楽しむことができます。

魚やお肉は目の前で捌いてくれるお店が多く、私もトンカツ用のお肉など、希望通りにカットしてもらっていました。留学生の自炊の強い味方です！

予約リンク：GetYourGuide（中央市場ツアー付きパエリア料理教室）

バレンシアに来たら絶対に外せないのが、未来的なデザインが目を引く「芸術科学都市」。

広大な敷地には、プラネタリウムや科学博物館、オペラハウスなどが点在しています。

特に、ヨーロッパ最大の水族館「オセアノグラフィック（Oceanogràfic）」は必見！

世界中の様々な海の生き物たちと出会うことができ、一日中楽しめます。

予約リンク：GetYourGuide（オセアノグラフィック入場券）

パエリア発祥の地バレンシアで、本場のパエリア作りを体験できる美食ツアーです。

地元のシェフと一緒に中央市場で食材を調達し、伝統的なレシピを学びながら調理します。

自分で作ったアツアツのパエリアを、ワインと共に味わう時間は格別。旅の一生の思い出になること間違いなしです。

予約リンク：GetYourGuide（パエリア料理教室、タパス、ドリンク付き）

バレンシアの魅力は、新しい建物だけではありません。

迷路のような旧市街を歩けば、歴史の息吹を感じることができます。特に、ユネスコ世界遺産に登録されているゴシック様式の交易所「ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ（絹の商品取引所）」は必見です。

私も実際に見学しましたが、その荘厳な建築美には大いに感動しました。

入場料もそれほど高くなかったので、気軽に立ち寄れるのも嬉しいポイント。ぜひ訪れてみてくださいね！

予約リンク：GetYourGuide（タパスとワインを楽しみながら旧市街を巡るツアー）

「オルチャタ（Horchata）」は、”チュファ”という植物の地下茎から作られる、バレンシアの伝統的な植物性ミルクドリンクです。

優しい甘さと香ばしさが特徴で、夏バテ気味の体に染み渡ります。

市内の工房（Horchatería）では、その製造工程を見学し、できたてのオルチャタを試飲する体験も可能。

「ファルトン」という細長いパンを浸して食べるのが地元流です。

予約リンク：GetYourGuide（オルチャタ バイク ツアー）

バレンシアのホテル選び完全ガイド：エリア別おすすめと実際に泊まったホテル体験談

バレンシア旅行を最大限に楽しむためには、宿泊するホテル選びが非常に重要ですね！

ここでは、初めての方でも安心して選べるバレンシアの人気エリア別おすすめホテルから、私が実際に宿泊して「ここを選んでよかった！」と心から感じたホテルまで、失敗しないホテル選びの秘訣を徹底解説します。

旅行の専門家が選ぶ！実際に宿泊したバレンシアのおすすめホテル：ホテル コンケリドール / Hotel Conqueridor

私がバレンシアに滞在した際に宿泊し、特に立地とコスパの良さに感動したホテルをご紹介します。

ホテル コンケリドール / Hotel Conqueridor

• 宿泊時期： 2022年2月
• 宿泊料金目安： 1泊1室 €150〜 （約25,800円〜）
• 立地：バレンシア北駅（Estació del Nord）から徒歩約5分。
• 設備・サービス：無料Wi-Fi、レストラン、バー、フィットネスセンター、サウナ、24時間対応フロント
• 口コミ： 4.1(989)4 つ星ホテル
• 住所：C. de Cervantes, 9, Extramurs, 46007 València, Valencia

学生時代の限られた予算で旅行していたため、価格重視で宿泊先を選んでいました。
アクセスやホテルのグレードを重視したい方は、次の段落をご覧ください。

「ホテル コンケリドール / Hotel Conqueridor」の正直レビュー！

客室は清潔で快適に過ごせるという声が多く、特にシャワーの水圧が良かったです。

客室やバスルームは、一部の宿泊客から少し古く感じました。

普段ホテルを予約する際、どうせなら安いほうがいいと思い大手ホテル予約を3サイトで比較しています。

大体料金が安くなるのは【アゴダ（Agoda）】なので、こちらで予約を取りますが【Booking.com】も会員レベルによって割引が入ります。

また、航空券を【Trip.com】で購入しているとホテルの割引クーポンをもらえることが多いので、状況によって使い分けてみてください！

バレンシアのおすすめホテル徹底比較：エリア・目的別から中心部の厳選ホテル3選

私が実際に宿泊したホテル以外にも、事前に徹底リサーチし、最終候補に残ったホテルが3件ほどあります！

ここでは、旅行スタイルや予算に合わせて最適なホテルを見つけられるよう、タイプ別・エリア別におすすめのホテルをご紹介します。

Hotel Kramer

Vincci Lys

Only YOU Hotel Valencia

気になるホテルはありましたでしょうか。

中にはキャンセル料がすぐにはかからないホテルもあるため、行くことが決まったら取り合えず予約しておくことをおすすめします！

【価格に関する注意点】
年末年始や大型連休、イベント開催期間中は上記の金額より高くなる可能性があります。
また、為替レートや現地の経済状況により、急な値上がりや変動が発生することもございますので、ご予約前に必ず最新の料金をご確認ください。

バレンシアの美食文化：絶対食べたい伝統料理と人気グルメ

その土地ならではの食文化は、旅の大きな楽しみの一つです。

バレンシアを訪れたら、ぜひ味わってほしい代表的な伝統料理と人気グルメをご紹介します。

日本では味わえない本場の絶品グルメは、きっと旅の思い出をより豊かにしてくれます！

では、実際にどこで食べられるのでしょうか？

【旅のプロが厳選】実際に訪れた絶品レストラン体験談

私がこの地を訪れた際に実際に足を運び、「これは本当に美味しかった！」と感動したお店を厳選してご紹介します。

地元の人々にも愛される、本物の味をぜひ体験してみてください。

Pelayo Gastro Trinquet（おすすめ料理：伝統的なパエリア）

• 口コミ・評価：4.3(8,864)·€20～40
• 価格帯目安： ランチ€20〜、ディナー€40〜
• おすすめポイント： 薪で炊き上げる本格的なパエリアを味わえます。
• 住所：C/ de Pelai, 6, Extramurs, 46007 València, Valencia, スペイン
• Googleマップ： マップで場所を見る

レストランはGoogleマップの口コミ数1000件以上かつ、星4以上を選ぶのがおすすめです！

バレンシアの伝統料理を味わうならここ！おすすめレストラン厳選リスト

私が今回訪れることはできなかったものの、事前の徹底リサーチで「ここも絶対行きたい！」とリストアップしていた、伝統料理や名物料理を堪能できるお店をご紹介します。

次の旅行の参考にしてみてください。

La Pepica（おすすめ料理：パエリア・バレンシアーナ）

• 口コミ・評価： 4.0(12,885)·€20～40
• おすすめポイント： 1898年創業、ヘミングウェイも愛したと言われる歴史的な名店。
• Googleマップ： Av. de Neptú, 6, 46011 València, Valencia

Casa Carmela（おすすめ料理：パエリア）

• 口コミ・評価： 4.4(8,378)·€40～60
• おすすめポイント： バレンシア中央市場内にある活気あふれるバル。
• Googleマップ： C/ d’Isabel de Villena, 155, Poblats Marítims, 46011 València, Valencia

Restaurant Navarro（おすすめ料理：バレンシア風ガスパチョ）

• 口コミ・評価：4.6(3,025)·€30～40
• おすすめポイント：1951年創業。バレンシア伝統料理を幅広く楽しめる老舗店。
• Googleマップ：C/ de l’Arquebisbe Mayoral, 5, Ciutat Vella, 46002 València, Valencia

Bodega Casa Montaña（おすすめ料理：アンチョビのタパス）

• 口コミ・評価： 4.6(5,429)·€20～40
• おすすめポイント： 1836年から続くスペイン最古級のボデガ（居酒屋）。
• Googleマップ： C/ de Josep Benlliure, 69, 46011 València, Valencia

【レストラン訪問の注意点】
人気店は特に、事前の予約がおすすめです。
また、お店によっては営業時間が短縮されたり、急遽変更になったりする場合があるため、訪問前に公式ウェブサイトやGoogleマップで最新情報を確認するようにしましょう。

気になるレストランはありましたでしょうか。

もっとバレンシアを知るきっかけにもなると思いますので、ぜひ伝統料理を有名店で楽しんでください！

バレンシア旅行のベストシーズンとオフシーズン徹底比較

旅をよりよく快適にするためには、どの時期に訪れるかも非常に重要ですよね！

気候やイベント、混雑状況によって旅の快適さは大きく変わってきます。

ここでは、バレンシアの魅力を最大限に楽しめるベストシーズンと、費用を抑えつつ穴場を楽しめるオフシーズンのそれぞれの特徴とメリット・デメリットを徹底解説します。

みなさんの理想的な旅行期間を確認してみてください！

バレンシアのベストシーズンは「春・秋（4月〜6月、9月〜10月）」：その理由とメリット

バレンシアのベストシーズンは、一般的に春・秋である4月から6月、そして9月から10月です。

• 快適な気候
  平均気温が20℃前後と非常に過ごしやすく、晴天率も高いため街歩きや観光に最適です。
  真夏の厳しい日差しを避けつつ、地中海の心地よい風を感じられます。
• 適度な観光客数
  7月・8月のピークシーズンに比べ観光客が少なく、人気の観光スポットやレストランでも比較的ゆったりと過ごせます。
• 豊富なイベント
  3月の有名な「火祭り（ラス・ファヤス）」後の穏やかな春や、収穫期を迎える秋には食に関するイベントも開催されます。

バレンシアのオフシーズンは「冬（11月〜2月）」：賢く楽しむ穴場と注意点

一方、バレンシアのオフシーズンは、主に冬である11月から2月を指します。この時期は、観光客が比較的少なく、一味違った旅を楽しめるチャンスです。

• 旅費を大幅に節約
  航空券やホテルの料金が年間で最も安くなる時期です。
• 静かな環境での観光
  芸術科学都市や中央市場などの主要な観光スポットを、混雑を避けてじっくりと見学できます。
• 地元密着の体験
  観光客向けの喧騒が落ち着き、地元の人が通うバルやカフェで日常の空気を味わえます。
• 気候への備えが必要
  日中は温暖でも朝晩は冷え込み、雨の日も増えるため、重ね着できる服装や折りたたみ傘は必須です。

避けた方が良いシーズンは「真夏（7月〜8月）」？その理由と対策

オフシーズンとは別に、特定の目的がない限り避けた方が良いとされるシーズンもあります。

• 厳しい猛暑
  日中の気温が35℃を超え、時には40℃に達することもあります。
• 観光客のピーク
  ヨーロッパ全土からのバカンス客が集中し、ビーチ、レストラン、観光スポットはどこも大変混雑します。
• 旅行費用の高騰
  航空券や宿泊施設の料金がピークシーズン価格となり、年間で最も高騰します。

バレンシアの月別気候と最適な服装：これで旅の準備は完璧！

バレンシア旅行の荷造りで最も悩むのが、現地の気候に合わせた服装ではないでしょうか。

ここでは、バレンシアの年間を通しての月別気候と気温の傾向、そしてそれぞれの季節に最適な服装と持ち物を徹底解説します。

きっとこれを読んでいただけたら、みなさんの旅の準備は完璧になるはずです！

春(3月〜5月): 長袖シャツに薄手の羽織り物で快適に過ごすスタイル

スペイン・バレンシアの春は、温暖で過ごしやすく観光のベストシーズンです。

日中は暖かくても朝晩は少し肌寒く感じるため、体温調節しやすい服装が鍵となります。

日差し対策も忘れずに行いましょう。

• 気温
  3月は約8℃〜18℃ / 4月は約10℃〜20℃ / 5月は約13℃〜23℃
• 気候
  晴天の日が多く、空気は比較的乾燥しています。
  日差しは徐々に強くなりますが、湿度が低いため快適に過ごせます。
• 服装
  日中は長袖Tシャツやブラウス一枚で十分ですが、朝晩の冷え込みに備え、カーディガン、パーカー、薄手のジャケットを持参しましょう。

夏(6月〜8月): 通気性の良い夏服と、万全の日焼け対策が必須。

バレンシアの夏は高温で日差しが非常に強く、典型的な地中海のバカンスシーズンを体感できます。

服装は涼しさを最優先し、熱中症と日焼け対策を徹底することが重要です。ビーチや屋外でのアクティビティが楽しめます。

• 気温
  6月は約17℃〜27℃ / 7月は約20℃〜30℃ / 8月は約21℃〜30℃
• 気候
  雨はほとんど降らず、連日強い日差しが照りつけます。湿度は高くなりますが、カラッとした暑さが特徴です。
• 服装
  Tシャツ、タンクトップ、ショートパンツ、リネン素材のシャツやワンピースなど、通気性が良く涼しい服装が最適です。足元はサンダルが快適です。

秋(9月〜11月): 初秋は夏服＋羽織り物、晩秋はセーターやジャケットへ。

バレンシアの秋は、夏の厳しい暑さが落ち着き、快適な気候へと移り変わります。

9月はまだ夏の名残がありますが、10月以降は気温が下がり、雨が降る日も増えるため、対応できる服装準備が必要です。

• 気温
  9月は約18℃〜28℃ / 10月は約14℃〜24℃ / 11月は約9℃〜19℃
• 気候
  9月は晴天が多いですが、10月以降は天気が変わりやすくなります。
  特に「ゴタ・フリア」と呼ばれる局地的な豪雨に注意が必要です。
• 服装
  9月は半袖にカーディガンやシャツ。
  10月からは長袖シャツや薄手のセーター、ジャケットが必要になります。11月はライトダウンも活躍します。

冬(12月〜2月): 日本の冬より温暖でも、朝晩の冷え込みに備えた防寒着は必須。

スペイン・バレンシアの冬は、ヨーロッパの他の都市に比べて非常に穏やかで、日中は過ごしやすいのが特徴です。

ただし、朝晩はしっかりと冷え込むため、油断せず防寒対策をしましょう。降雪はほとんどありません。

• 気温
  12月は約7℃〜16℃ / 1月は約6℃〜16℃ / 2月は約7℃〜17℃
• 気候
  晴天の日が多く、空気は乾燥しています。日差しがある日中は暖かく感じられますが、日陰や風のある日は体感温度が下がります。
• 服装
  セーターやニットの上に、コートやダウンジャケットを合わせるのが基本です。室内は暖かいことが多いので、着脱しやすいアウターが便利です。

海外では日傘を使う人は少ないですが、雨晴兼用傘があれば突然の雨にも対応できて便利です。
また、海外では受託手荷物の料金が航空券代金よりも高いことが多々あります。
石畳だったり、塗装されてない道も多く、スーツケースでの移動が困難な場合もあるため、周遊される場合はバックパックもおすすめです！

収納がかなり多く、背面にこっそりとセキュリティーチャックがあるのがポイント！
世界一周の時もこのリュックでアジア、ヨーロッパ、アメリカを旅してきました。

みなさんも是非旅をより快適にできるグッズを持っていってくださいね！

スペイン・バレンシアで知っておきたい文化とマナー：異文化理解と円滑な交流のために

スペインやバレンシアを心から楽しむためには、現地の文化やマナーを理解しておくことが大切ですね。
また、交通手段や旅の豆知識を知っておけば、よりスムーズに、そしてお得に観光を楽しめます。

ここでは、私が実際に旅をして気づいた日本との違いや、知っておくと便利な現地の情報、さらに交通手段やお得なトラベルパス活用術まで、バレンシア旅行を最大限に満喫するための秘訣をご紹介します。

スペインの文化：生活習慣と人々の交流

挨拶と人との距離感
親しい間柄では、両頬に軽いキス（ベソ）をするのが一般的です。
初対面では握手が基本ですが、会話の距離感は日本より近く、会話中に腕や肩に軽く触れることも友好的なコミュニケーションの一環とされています。

公共の場での振る舞い
バルやカフェでは、人々は活発におしゃべりを楽しみ、店内は常に賑やかです。
静かに過ごす日本のカフェとは雰囲気が異なります。

時間に対する感覚
バレンシアには「シエスタ（昼休憩）」の習慣が残っており、多くの個人商店は14時頃から17時頃まで閉まります。
ランチは14時以降、ディナーは21時以降が一般的で、日本の感覚より遅い時間帯に食事をします。

火祭り（ラス・ファヤス）と地域共同体
バレンシア最大の祭りである「火祭り（ラス・ファヤス）」は、ユネスコ無形文化遺産にも登録された地域文化の核です。

スペインのマナー：敬意を示す行動規範

食事のマナー
食事の開始時に「¡Buen provecho!（ブエン・プロベチョ！/たくさん召し上がれ）」と言う習慣があります。

宗教施設でのマナー
カテドラルなどの教会に入る際は、脱帽し、静かに行動してください。
特にミサが行われている最中は、信者の邪魔にならないよう配慮し、写真撮影は控えましょう。

チップの習慣
スペインではチップは義務ではありません。
特に良いサービスを受けた場合は感謝の意として渡すと喜ばれます。

ジェスチャーの意味と注意点
【NGジェスチャー】日本で使う「OKサイン」（親指と人差し指で輪を作る）は、侮辱的な意味に捉えられることがあるため、使用は避けるべきです。

市場（メルカド）でのマナー
バレンシア中央市場のような活気ある市場では、陳列されている野菜や果物を客が直接手で触ることは嫌がられます。

特に、貴重品を持ち運ぶバッグ選びは重要です。
胸の前にかけられるショルダーバッグや、鍵付きのバッグ、カラビナを取り付けられるタイプなど、防犯性の高いものを選びましょう。

狙われにくいバッグを選ぶだけでも、海外でのトラブルを事前に防ぐことができます。

旅をしている時は、100均のカラビナか南京錠を取り付けて簡単に開けられないようにしています。
写真撮影もするので、実はファッション性も重視して選んでいます。

みなさんも是非自分のお気に入りの対策バックで旅をしてくださいね！

バレンシア旅行を効率的に！交通手段とトラベルパスでお得に移動する秘訣：移動のコツとお役立ち情報

バレンシア市内は交通網が発達しており、効率的に観光地を巡ることができます。
主要な交通手段と、お得に旅をするための豆知識をご紹介します。

• 公共交通機関の基本
  スペイン・バレンシア市内の移動は、メトロ（Metrovalencia）と市バス（EMT）が中心です。
• お得なトラベルカード
  バレンシア観光には、旅行スタイルに合わせて選べる2種類のカードが便利です。
  「Valencia Tourist Card」は、24時間、48時間、72時間の期間中、公共交通機関が乗り放題になるほか、主要な美術館や博物館の入場料が無料または割引になる特典付きです。
  一方、「SUMAカード」はチャージ式の交通カードで、乗車ごとに料金が引かれる仕組みです。
• 空港からのアクセス
  バレンシア・マニセス空港（VLC）から市内中心部へのアクセスは、主にメトロ、バス、タクシーの3つです。
  最も便利なのはメトロで、中心部のシャティバ（Xàtiva）駅まで約20分、料金は空港ゾーン加算を含め約5ユーロです。
• 治安に関する注意点
  バレンシアの治安は比較的良好ですが、観光客を狙ったスリや置き引きには注意が必要です。
• 街歩きのヒント
  ただし、旧市街は美しい石畳の道が多いため、ヒールや底の薄い靴は避け、クッション性の高いスニーカーやウォーキングシューズを選びましょう。

ちなみに私がヨーロッパ間を移動していた際に使っていたのが、日本語対応の【Omio/オミオ】というサイトです。
アプリもあり、日本にいながらヨーロッパ間の国の移動手段や料金を調べるられます！

パリからモン・サン・ミシェルに行きたい時、TGV（フランス国鉄）でレンヌ駅経由するとかなり料金が上がるのですが、【Omio/オミオ】ではバスやシェアカーを使うプランも提案してくれて、よりお得に旅することができました。

日本の旅行サイトでは手配しにくい都市間を結ぶバスなども大体は予約ができます。
移動手段が気になったらまずは【Omio/オミオ】で検索してみてください！

【私のバレンシア旅行ハイライト】記憶に深く刻まれた忘れられない感動体験

旅には予期せぬ出会いや感動がつきものですが、バレンシアで体験したあの瞬間は、私の旅の歴史の中でもずっと忘れられない特別な思い出として残っています。

私がバレンシアに行って一生忘れられないと思った思い出は、やはり「ファジャス（火祭り）」です。

コロナ直前に留学をスタートして、まつり調査もできずに1ヶ月で帰国したあの悔しい思いをもとに

2022年リベンジで再留学し、初めて行けたお祭りが「ファジャス（火祭り）」でした。

一年かけて作り上げてきた巨大な人形が一瞬で燃えるその光景は大迫力で、日本ではまず見ることができない光景に驚きました。

花火や爆竹の音も響き渡り、一生分の騒音を体験したとも感じました。

また、本場バレンシアで食べたパエリアの味も忘れられません。

驚くほど大きなパエリア鍋で作られ、食べきれないんじゃないかと思うほどでした。

バレンシア中央市場のタパス回りも美味しくて、とてもいい思い出として心に残っています。

食、文化、歴史、化学、そして動物、その全てを楽しめる街バレンシアに皆さんも是非行ってみてくださいね！

バレンシア旅行の総まとめ：自分だけの完璧な旅へ出発！

ここまで、スペインの魅力溢れる都市「バレンシア」の基本情報から、グルメ、観光地、最適なホテル、そして旅行中に役立つ文化や交通の豆知識まで、幅広くご紹介してきました。

このブログが、みなさんのバレンシア旅行計画の強力な味方になれたなら嬉しいです。

最終チェックリスト：バレンシア旅行を最大限に楽しむために

• ベストシーズンの春（4月～6月）や秋（9月～10月）を選んで、快適な気候の中で観光を楽しみましょう。
• 月別の気候と服装を事前に確認し、旅の準備は完璧に。
• パエリア・バレンシアーナとオルチャータなど、現地でしか味わえない絶品グルメを堪能。
• 芸術科学都市と中央市場など、定番から穴場まで見どころ満載の観光スポットへ。
• 目的や予算に合ったホテルを選んで、旅の疲れを癒しましょう。
• 現地の文化やマナー、交通手段やお得なトラベルパスをマスターして、スムーズな滞在を。

バレンシアは、一度訪れたら忘れられない感動と発見に満ちた素晴らしい街です。

この記事を参考に、ぜひあなただけの最高のバレンシア旅行を計画し、忘れられない思い出を作ってくださいね！