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はるカタルーニャです。本日は「アフリカのカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、今回はもし青年海外協力隊の派遣先が「タンザニア」だった時に必要になるであろう基本情報と、普通にタンザニアへの旅行や出張の際に役立つ歴史や文化についてまとめていきます!
目次
【基本情報】タンザニアってどんな国?
そんな疑問を解消するべくざっくりとまとめてみました。
・首都 ドドマ(法律上の首都であり、国会議事堂が置かれている)
(政府官庁が存在するなど、事実上の首都機能を有し、経済面でも中心となっているのはダルエスサラーム)
・通貨 タンザニア・シリング
・時差 6時間日本より遅れている ※サマータイムなし
・言語 スワヒリ語(国語)、英語(公用語)
・電圧 230V、60Hz
・コンセント BFタイプが一般的、ほかにB3、Cタイプ
・面積 94.5万平方キロメートル(日本の約2.5倍)
・気候 ステップ気候、温暖気候
・経路 エミレーツ航空(ドバイ経由)やカタール航空(ドーハ経由)、エチオピア航空(アディスアベバ経由)などがダル・エス・サラーム空港着で、カタール航空、エチオピア航空はキリマンジャロ空港へも飛んでいる。
※直行便なし。乗り換えは1~3回。約20時間~22時間
・祝日 12月9日(独立記念日)
・産業 農林水産:GDPの28.2%、鉱業・製造・建設等:GDPの26.9%、サービス:GDPの37%
・挨拶 英語
言語
タンザニアの言語についてご紹介します。
「何語を使っているの?」「英語は使えるの?」など、タンザニアの言語について疑問を抱えている人は参考にしてみてください。
何語を使っているの?
タンザニアでは以下の言語が主に使われています。
- スワヒリ語
- 英語
このうち「スワヒリ語」が国語に、「英語」が公用語として登録されています。
英語は使えるの?
英語はタンザニアでは公用語として登録されていますが、主に使われているのがスワヒリ語なため、誰もが英語を話せるわけではないようです。
ただ、初等教育ではスワヒリ語を、中等教育以降は英語を教育言語として使っているため、タンザニアでは英語が少なからず通じるみたいです。
英語が通じるなら、少し安心ですね!
気候・位置
「タンザニア連合共和国」通称タンザニアは、東アフリカに位置する共和制国家で、「ケニア」「ウガンダ」「ルワンダ」「ブルンジ」「ザンビア」「マラウイ」「モザンビーク」と国境を接しています。
またタンガニーカ湖対岸には「コンゴ民主共和国」があり、インド洋に面しています。
タンザニアの面積は4万5,087km²と、世界31位の広さでエジプトに続きナイジェリアとほぼ等しく、北東部にはアフリカ際候補の「キリマンジャロ山(5,895メートル)」、北部にはアフリカ最大の面積を誇る「ビクトリア湖」そして西部にはアフリカで最も深い「タンガニーカ湖」があるなどとても観光資源に恵まれているようです。
気候に関しては、国土の大半が「サバナ気候」に属し、中央部が「ステップ気候」、南部と北部の高原部が「温暖冬季少雨気候」となっています。
降水量は海岸部やビクトリア湖岸、キリマンジャロ周辺では1,000ミリを超えるが、内陸部では500ミリ程度のところが多いようです。
内陸北部は平均高度1200mの高原地帯で、平均気温は20℃前後だが、内陸部では1日の気温差は激しく、朝夕は冷え込むためセーターが必要となる地域もあります。
また6から9月にかけて雨はほとんど降らないようです。
ダル・エス・サラームのある海岸地帯(沖合の島を含む)は、平均気温と湿度が高く、3~5月が大雨季、11~12月が小雨季となっています。
特に12~3月は蒸し暑くなり、体力の消耗が著しいため熱中症に注意してください。
衣服
アフリカの服装ってなんだかとてもカラフルで露出が多くなるイメージを持たれる方が多いと思います。
そんなアフリカの国タンザニアの伝統衣装は「カンガ(kanga)」と呼ばれる東アフリカでは衣類や風呂敷などとして広く利用される1枚布!
タンザニアの他に「ケニア」などでも使われており、別名「レソ(leso)」とも呼ばれています。
カンガに用いる布地は定型ができていて、幅110cm長さ150cmの色鮮やかな綿プリントです。
柄にも決まったデザインパターンが存在し、「ピンド (pindo)」と呼ばれる縁取り模様と、「ムジ(miji)」と呼ばれる中心模様がそれぞれ異なった図柄で描かれています。
多くの女性はワンピースなどの服を着た上から、1枚をエプロンスカートのように腰に巻き、もう1枚をベールのように頭にかけるか、ショールのように肩にかけて着用します。
他にもワンピース型、ブラジャー型、ヘッドバンド型、巻きスカート型、ケープ型など着装方・使用法は様々あるようです!
では私たちがタンザニアに行ったときはどのような服を着れば良いのでしょうか?
実は民族衣装を常に着ているイメージのあるアフリカですが、現在のアフリカで民族衣装を常に着ているのはごく少数の民族のみ。
大抵は日本人も着ているような洋服を着ています。
タンザニアは地域によって気候や気温が変わってくるようなので、それに併せて日本から着やすい服を持って行くのが良さそうです。
また食事の前に手を洗う設備がなかったり不衛生だったりする場合もありますので、手指消毒ジェルやウエットティッシュも合ったら便利かもしれません。
一日の中で時間帯によって気温差があるので、半袖、ウインドブレーカー、フリースなどの重ね着を前提に服を準備してください。
日差しが強いのでなるべく長袖を着たり、帽子やサングラスなどでも暑さ対策をしてください!
代表的な食事
続いて、タンザニアでの食事について。
タンザニアの主食は「ウガリ」と呼ばれるトウモロコシも粉を練ったものです。
他にも日本人には嬉しい「米」も主食として食べられています。
これらの主食にトマトベースのスープやおかずをつけて一緒に食べるのが一般的みたいです。
また「プランテンバナナ」や「キャッサバ」「チャパティ」なども主に食べられています。
副菜としては「ムチチャ」と呼ばれる野菜炒めや、魚、肉に加えて野菜のシチューなどもよく食べられます。
旧イギリス領だった影響もあってか、同じく英領だったインドからきた「サモサ」や「チャパティ」に加えてシナモン風味のピラフもよく食べられています。
民族などの食事
では青年海外協力隊で首都から遠く離れた地域や民族の料理を食べるとしたら、どんな料理が出てくるのか気になりますよね!
タンザニアでは地方によって好まれる主食が違います。
例えば海岸沿いに住む人々はウガリよりも「米」を好み、またザンジバル島やその周辺では、ココナッツミルクとスパイスでカレーのように調理したシーフードがポピュラーで、これをご飯と一緒にいただきます。
肉は、山羊やチキン、牛肉、ラムなどが食べられていますが、食卓にはあまりならばないようです。
それらの肉は「ムシカキ(Mishikaki)」というバーベキューにして食べます。
またタンザニアでは、女性はたまごとチキンを一切口にしなかったり、義理の父親と息子の妻が同じテーブルで食事することを禁じていたり、男性が台所に入ることを許されなかったりといった風習を持つ部族もいるので覚えておいた方が良さそうですね。
人口の30%ほどを占めるイスラム教徒の家庭では、男性と女性は別々に食事をします。
その食事の回数はタンザニアも日本と同じく朝昼晩の三食を食べますが、タンザニアの朝食は10時くらい、昼食は2時くらい、夕食は8時くらいと、日本に比べると遅めとなっています。
その理由は、タンザニアでは夕食をたくさん摂って、満腹の状態で就寝するという習慣があるため、タンザニアの多くの人々は、朝起きてすぐは、まだお腹が空いておらず食べる気がしないようです。
朝起きてから少し仕事をして、その休憩の合間に朝食をとるというスタイルが定着してるみたいです。
また、タンザニアでは、食事の際に飲む飲み物として、ソーダやジュースなどが定番となっている
あとこれには驚いたのですが、タンザニアはコーヒーの特産地となっていますが、一般にはコーヒーよりもお茶の方が日常的に飲まれているようです!
他にも、いろいろな食材から自家製のビールを作ることも多いみたいです。
たとえばチャガ族は「Mbege」というバナナと雑穀で作ったビールが好物!さとうきびから造る「コニャギ(Konyagi)」という強いお酒もあります。
住居
続いてタンザニアでの住居についてですが、青年海外協力隊で派遣される場合、シェアハウスなり家なり、住む場所を与えてもらえる国が多いようです。
ですのであまり必要のない情報かもしれませんが、タンザニアでの住居について、いくらくらいで済めるのか、またホテルについても載せていきたいと思います。
派遣終了中もしくは後にタンザニア旅できるかもしれないので!
やっぱり場所によって金額は変わるようです。
地方は比較的安いですが、首都はあまり安くない印象です。
アジア感覚で行くと思いのほか高くてびっくりするかもしれません。
格安ホテルもあるみたいですが、値段はピンキリ。観光地化している地域ではやはり他の地域と比べると高くなる傾向にあるようです。
他にも「ニャキュウサ族」の家は独特なつくりとなっています。
ニャキュウサ族は一夫多妻制なため妻がそれぞれ別の家を持ち、一家の主人の家はありません。
中でも円形の家と四角い家があり、円形の家は四角い家よりも古いタイプとなっているようです。
また主な金額としては、ドミトリー:300円~、、星のついたホテル:5000円~、国立公園内のホテル:3000円~、キリマンジャロやセレンゲティなど、観光地内に作られたホテルの場合は一番安くても3000円くらいからになります。
それでも日本のホテルの価格から考えたら安い方ですね。
是非参考にしてみてください!
物価と治安
タンザニアの通貨は「タンザニア・シリング」です。
1タンザニア・シリング→0.048円(2021/07/11)で、過去5年の変動0.044円~0.055円となっているため、そこまで変動がない印象。
物価についてですが、
水 (1.5L):90円、牛乳(1L):120円、パン(500g):100円、ジャガイモ(1㎏):75円、
レタス:60円、鶏肉1㎏:750円、コーラ:60円、ビール:100円、肉の串焼き:20円、バスの一回乗車:30円、
タクシー初乗り:320円、ガソリン(1L):150円、映画館:550円、タバコ:200円、ワンピース:1200円となっています。
安いですね!この価格なら節約しなくても十分生活できそうです。
続いて治安について。
ダルエスサラームでは首絞め強盗、また海外の観光客を狙った犯罪が多発しているみたいです。
ATMを利用している日本人に日本語を用いた上で、言葉巧みに近づいて犯罪をするなどのケースも報告されているそう。
また、基本的には街の暗がりなどが多いと言う事もあり、注意が必要です。
文化的特徴
青年海外協力隊としてタンザニアに行くとしたら、現地で適応するためにもマナーや文化について知っていった方が現地民と仲良くなれそうですよね!
ですのでタンザニアで生活するうえで大切になりそうなマナーや文化について載せていこうと思います。
まず、タンザニアでは食事に招かれた際に、予定時間よりも20分程度遅れていくということを、食事マナーとして押さえておきましょう。
なぜならタンザニアでは、予定時間よりも早めに到着することは、招いた人を侮辱する行為になるからです。
また左手は「不浄の手」とされているため、食事の際に左手で食べるのはマナー違反であるとされています。
ちなみに握手も左手はNGとなります。インドとかでも同じような文化がありますね。
最後に、ラマダンの期間にタンザニアを訪れるようなことがあった場合、マナーとして、人前で飲食するのは控えた方が良さそうですので注意してください。
まとめ
ここまで自分が海外協力隊で派遣された場合、知っておきたい情報についてまとめてきました。
タンザニアではお米も食べることができるようなので、食べ物には困らなさそうですね。
しかし日本にはない様々な文化やマナーがあるため、しっかり覚えていった方が良さそうですね!
ここまで読んでいただきありがとうございます。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!