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はるカタルーニャです。本日は「太平洋のカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、今回はもし青年海外協力隊の派遣先が「トンガ」だった時に必要になるであろう基本情報と、普通にトンガへの旅行や出張の際に役立つ歴史や文化についてまとめていきます!
目次
【基本情報】トンガってどんな国?
そんな疑問を解消するべくざっくりとまとめてみました。
・首都 ヌクアロファ
・通貨 パアンガ
・時差 4時間日本より進んでいる ※サマータイムなし
・言語 トンガ語、英語(ともに公用語)
・電圧 240V、50Hz
・コンセント 3つ穴式のOタイプ
・面積 720平方キロメートル(対馬とほぼ同じ)
・気候 熱帯雨林気候
・経路 ニュージーランドのオークランドかフィジーを経由するのが一般的。
※直行便なし。乗り換えは1~3回。 約13時間。
・祝日 6月4日(独立記念日)
・産業 農業、林業、漁業、自動車関連
・挨拶 Malo elelei(マロ エレレイ)=こんにちは・もしもし、Malo elelei ki he pongipongi(マロ エレレイ キ ヘ ポンギポンギ)=おはようございます、Malo elelei ki he efiafini(マロ エレレイ キ ヘ エフィアフィニ)=こんばんは
言語
トンガの言語についてご紹介します。
「何語を使っているの?」「英語は使えるの?」など、トンガの言語について疑問を抱えている人は参考にしてみてください。
何語を使っているの?
トンガでは以下の言語が主に使われています。
- トンガ語
- 英語
公用語は「トンガ語」と「英語」の2つがあり、トンガ語はオーストロネシア語族に属している。
またトンガ湖には約10万人の話者がいるとされています。
ちなみに国名である「トンガ」はトンガ語で「南」という意味があるほか、日本では禁忌の意味となっている「タブー」もトンガ語からきているといわれています。
英語は使えるの?
では、公用語である英語も通じるのでしょうか。
トンガではイギリスの保護領だった影響もあり、小学校から英語が教育されてます。
日常ではトンガ語を使うことのほうが多いようですが、英語も広く通用するようです。
気候・位置
「トンガ王国」通称トンガは、南太平洋にある王国で、「サモア」の南、「フィジー」の東に位置しています。
またトンガは4つの群島と172の島あり、その数ある島々は基本的には火山群島で、そのうち45島に人が住んでいます。
続いて気候に関して、トンガは海洋性の「熱帯雨林気候」となっております。
気候も5月から11月にかけては南東貿易風の影響下にあるため比較的涼しく、湿度も低くなります。
最も涼しくなるのは7~8月で約18~25度、そして最も暑くなるのは1~2月で約23~30度です。
12~3月は雨季なため、気温も30℃近くまで上がり、雨も多く、サイクロンが到来することもあるそうです。
また年間降雨量は首都のあるトンガタプ島で約1,700mmとなっており、一番多い島であるババウ島では約2,790mmと島によって幅があります。
衣服
南の国の方々が着る服ってどんな物があるのでしょうか。
なんだかとてもカラフルで露出が多くなるイメージを持たれる方が多いと思います。
そんな太平洋に浮かぶ島国トンガの伝統衣装は男女で分けられて存在するようです。
まず、女性の着る民族衣装は「プレハタ」といい、セットアップになっているそうです。
他にも「トゥペヌ」という巻きスカートも存在し、男女関係なく皆好んで着ているようです。
ちなみにトゥペヌは女性の方が長くなっているようです。
また「キエキエ」と呼ばれる民族衣装もあり、これは女性がプレはタを着てから腰に巻くすだれのようなものだそうです。
続いて男性の民族衣装は「タオバラ」と呼ばれる服があり、正装のときに腰に巻くござのような形をしています。
タオバラは女性も着ることがあるため男女兼用でおしゃれを楽しむことができるそうです。
これらの民族衣装は、トンガでは正装とされており、職場や教会に行くときに加えて冠婚葬祭でも着用するのが一般的となっています。
では私たちがトンガに行ったときはどのような服を着れば良いのでしょうか?
トンガは一年を通じて温暖で少し涼しいと言う気候特徴がありましたね。
そのため一年中日中は半袖でも過ごせるそうですが、乾季で冷え込む6月から10月は長袖、もしくは上着などがあると良いでしょう。
また、トンガではあまり露出した服装が好まれません。
女性はもちろん男性もビーチ以外で小阪神裸になってはいけないそうです。
短パンやミニスカートは避けてコーディネートしましょう。
おすすめなのはロングスカートや10分丈のズボンです。
また食事の前に手を洗う設備がなかったり不衛生だったりする場合もありますので、手指消毒ジェルやウエットティッシュも合ったら便利かもしれません。
代表的な食事
続いて、トンガでの食事について。
トンガの主食は主に「イモ」類が中心となっています。
「マニオケ(キャッサバ芋)」や「タロ(大きなサトイモ)」、「クマラ(スウィートポテト)」や「ウフィ(ヤムイモ)」など数多く存在し、主食を選ぶ楽しさがあるそうです。
なんとトンガではイモ文化の影響でカレーや焼き肉にも、茹でたイモを合わせるそうですよ!
他にも、イモに似た食感をモツ「メイ」と呼ばれるパンの実も主食として食べられます。
パンの実は巨木からなるため、サイズもハンドボールからバレーボールほどと、かなりビッグでボリューミーな主食です。
また特に有名なのは「カボチャ」ですね。
トンガからの日本へのカボチャ輸入はかなりの割合を占めています。
そして有名なトンガ料理は「ウム」と呼ばれる物があります。
トンガでは一般的にはココナッツミルクで茹でて食べますが、ウムは地面に穴を掘り、そこで火をたいてバナナの葉などでくるんだ肉や魚を蒸し焼きにした料理のことです。
この料理法はトンガを含む太平洋に浮かぶ島々では有名で近くにある国でも伝統料理として受け継がれています。
現在のトンガでは、ニュージーランドやオーストラリアからの輸入品が多くスーパーマーケットに並んでおり、パン、バター、コンビーフ、シピ(羊の骨付き肋肉)などはもはやトンガ人の生活に欠かせない食品になっています。
多くの人が自給自足に近い生活を送っているトンガですが、輸入品には頼り切りとなっている事実に頭を悩ませているそうです。
民族などの食事
では青年海外協力隊で首都から遠く離れた地域や民族の料理を食べるとしたら、どんな料理が出てくるのでしょうか!
トンガ人は何と食に旺盛で、肥満大国とも言われています。
そんなトンガの人々は「プアカ」と呼ばれる豚肉や「モア」と呼ばれる鶏肉を好んで食べるんだとか。
他にも「シピ」と呼ばれるヤギ肉や「プル」と呼ばれる牛肉も人気な材料となっています。
また「ルー」と呼ばれる肉や魚とサトイモの葉を組み合わせた料理は、トンガを代表するほどの国民食となっています。
デザートには「ケケ」と呼ばれるケーキや丸い揚げドーナッツが定番となっています。
「ファイカカイ」と呼ばれるパンの実とココナッツミルクで作ったプディングはとてもおいしいそうです。
最後に伝統的な飲み物としてあげられるのは「カバ」と呼ばれる、鎮静作用のある飲み物です。
儀式などで重要な役割を果たすカバは、ある種の木の根っこを乾燥後粉末にし、水中で揉みこんで鎮静成分を抽出して作ります。
見た目は泥水の要らしいので、チャレンジするには相当な勇気が必要かもしれません。
住居
続いてトンガでの住居についてですが、青年海外協力隊で派遣される場合、シェアハウスなり家なり、住む場所を与えてもらえる国が多いようです。
ですのであまり必要のない情報かもしれませんが、トンガでの住居について、いくらくらいで済めるのか、またホテルについても載せていきたいと思います。
派遣終了中もしくは後にトンガ旅できるかもしれないので!
やっぱり場所によって金額は変わるようです。
地方は比較的安いですが、首都はあまり安くない印象です。
アジア感覚で行くと思いのほか高くてびっくりするかもしれません。
宿泊施設の種類は、高級リゾートや一般のホテルに加えて、アパートメントやモーテル、バックパッカー用簡易ホテルなどがあるそうです。
格安ホテルもあるみたいですが、値段はピンキリ。観光地化している地域ではやはり他の地域と比べると高くなる傾向にあるようです。
物価と治安
トンガの通貨は「パアンガ」です。
1 パアンガ→50.50円(2021/11/16)で、過去5年の変動46.01円~53.40円となっているため、そこまで変動がない印象。
物価についてですが、以下のようになっています。
- 水500ml、1パアンガ=50円
- ビール(330ml)、3パアンガ=151円
- ランチ1食、5~10パアンガ=253円~506円
- 安宿1泊、15~40パアンガ=760円~2,026円
物価は日本より安いですが、周辺国と比べると物によってはやや高いくなることもあります。
続いて治安についてですがトンガは南太平洋島嶼国の中でも比較的治安の良い国と言われています。
しかしながら、首都ヌクアロファ市(Nuku'alofa)及び周辺地域を中心に、近年の欧米文化流入等に刺激された若年層による暴行、傷害、窃盗及び外国人を狙った住居侵入事件等の一般犯罪をはじめ、銃器を用いた凶悪犯罪や違法薬物に関する事件も複数報告されています。
日本の皇室との親交が深いこともあり、親日的な国なため心配しすぎる必要はないかと思いますが、反中感情が強い傾向にあるため、早めに日本人であることを伝えた方が良いかもしれません。
文化的特徴
青年海外協力隊としてトンガに行くとしたら、現地で適応するためにもマナーや文化について知っていった方が現地民と仲良くなれそうですよね!
ですのでトンガで生活するうえで大切になりそうなマナーや文化について載せていこうと思います。
まずトンガの交通に関してですが、日本やイギリスと同じように自動車の通行区分は左側となっています。
また、肥満大国で有名なトンガは国際共同研究「GBD研究2013」のデータによると、男女ともに肥満率は世界で第一位となっており、なんと約8割以上の人が肥満であると報告されています。
そして、これらの肥満はトンガの食文化に影響されています。
トンガ人には日本人のように家族そろって1日3回規則正しく食事をとるという概念があまりありません。
「食べられるときに食べる」という文化なため、台所には、大鍋の中にココナッツミルクで煮たイモや、調理したチキンがどーんと作り置きにされているそうです。
そして、トンガ人には「分け合う」という習慣があり、自分の持っている食べ物を、周辺の人と分け合います。
これらの文化、習慣より他の国々の人々よりも管理のカロリーを摂取してしまうため、肥満になってしまうそうです。
まとめ
ここまで自分が海外協力隊で派遣された場合、知っておきたい情報についてまとめてきました。
おいしい食べ物がたくさんあるトンガですが、現地に行ったら太ってしまわないかとても心配になります。
また東京オリンピックでひときわ目立っていた上半身テカテカの選手はトンガの代表みたいです!
民族衣装も是非トンガにいったら着てみたいですね!
ここまで読んでいただきありがとうございます。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!