
¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルニャです。



本日は「北アフリカのカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます。
今回は、青年海外協力隊の派遣国の中でも、地中海の青とサハラ砂漠の黄金が交差する国【チュニジア】に焦点を当て、応募のステップから現地のリアルな生活情報(活動内容、住居、食事、気になる治安や文化)、さらには帰国後のキャリアパスまで、チュニジア派遣に向けて知っておくべき全てを網羅的にお届けします。
- 青年海外協力隊の「チュニジア派遣」に興味があり、応募を検討している方
- JICA海外協力隊の選考に向けて、チュニジアの具体的な活動内容や生活情報を知りたい方
- チュニジア派遣が内定し、渡航前の準備(持ち物、手続き、文化理解など)を進めたい方
- 国際協力やボランティア活動に関心があり、チュニジアという国について深く学びたい方
- 将来的に北アフリカ(特にチュニジア)への旅行や滞在を考えており、現地のリアルな情報を収集したい方



チュニジアってどんな国なんだろう?



青年海外協力隊員としてどんな活動ができるの?



実際に派遣が決まったら、何から準備すればいいの…?
期待と同時にたくさんの疑問や不安を抱えて情報収集をされている方も多いと思います。
実はこのブログを書いている私も、いつか青年海外協力隊員として世界に貢献したいと夢見て、あなたと同じように日々情報を集めている仲間の一人です。
だからこそ、未来の隊員であるあなたが本当に知りたい情報を、同じ目線で徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
- チュニジアという国の魅力と基本情報(歴史、文化、言語、気候など)
- 青年海外協力隊員としての具体的な活動内容や求められるスキル
- 現地でのリアルな生活(住居、食事、物価まで網羅!)
- 応募から派遣までの具体的な流れと準備(選考対策のヒントも!)
- 安心して活動するための治安情報と安全対策
この記事は、青年海外協力隊のチュニジア派遣を目指すあなたの「知りたい!」に応えるだけでなく、チュニジアという国そのものに興味がある方、あるいは将来的な渡航を考えている方にとっても、現地の歴史や文化を深く知れる素晴らしい機会になるはずです。
ぜひ最後までじっくりお読みいただき、あなたの疑問や不安を解消してください!


チュニジア派遣の基本情報:概要・特徴・言語を徹底解説!


青年海外協力隊としてチュニジアでの活動に臨むにあたり、まず最初にしっかりと押さえておきたいのが、「チュニジア共和国とは、一体どんな国なのか?」という基本的な情報ですよね。



北アフリカにあるって聞いたけど、具体的にどこ?
治安は大丈夫なのかな?



地中海のイメージだけど、砂漠もあるの?
季節による寒暖差は激しいんだろうか?



英語は通じるの?
やっぱりフランス語やアラビア語が話せないとダメかな。
そんな疑問や不安を持っている人が多いはず。
ここでは、青年海外協力隊員として押さえておきたいチュニジアの基本情報から、変化に富んだ気候、コミュニケーションの鍵となる言語、そして心に触れる文化や習慣まで、徹底的にご紹介します!
チュニジアを深く理解し、現地での毎日をより豊かに、そして安心して過ごせるようになるための知識を、分かりやすく丁寧にお伝えしますのでご覧ください!
チュニジア共和国ってどんな国?まず知りたい基礎知識まとめ
チュニジアの首都、言語、通貨、時差、気候、電圧、日本からのアクセス方法など、知っておきたい基本情報を分かりやすくまとめました。
国(首都) | チュニジア共和国(チュニス) |
---|---|
言語 | アラビア語(公用語)、フランス語も広く通用 |
通貨 | チュニジア・ディナール(TND)。1 TND = 約50円(2025年9月現在) |
時差(サマータイム) | 日本より8時間遅れ。サマータイムなし。 |
気候 | 北部(地中海性気候)、中部(ステップ気候)、南部(砂漠気候) |
電圧 | 220ボルト / 50ヘルツ |
コンセント | Cタイプ、Eタイプが主流。 |
面積 | 約16.4万平方キロメートル(日本の約5分の2) |
産業 | サービス業(観光、情報通信)、製造業(繊維、機械部品)、農業(オリーブ、柑橘類)など。 |
直行便(2025年9月現在) | なし。 |
日本からの行き方 | ヨーロッパ(パリ、フランクフルトなど)や中東(ドバイ、ドーハなど)を経由するのが一般的。総移動時間は乗り継ぎ含め約18時間以上。 |
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チュニジアの面積は?日本の約5分の2
さて、青年海外協力隊の派遣国『チュニジア』ですが、その広さは一体どのくらいなのでしょうか?
チュニジアの面積は 約16.4万平方キロメートル。と言っても、数字だけではピンと来ないかもしれませんが、日本と比較してみると…



実は、日本の国土の約5分の2ほどの広さ!九州と四国を合わせた面積より少し大きいくらいです。



その中に多様な自然と歴史が詰まっているんです!
隣国は?アルジェリアやリビアなど
また、北アフリカに位置するチュニジア。
この国がどのような地理的環境にあり、それが文化や経済にどんな影響を与えているのか、その輪郭もGoogleマップで見ていきましょう。
チュニジアは、西にアルジェリア、南東にリビアと国境を接しています。北と東は地中海に面しており、古代カルタゴの時代から海上交易の拠点として栄えてきました。



チュニジアの周りには様々な国があるんですね。



カルタゴ遺跡が有名ですが、青と白の街並みが美しいシディ・ブ・サイドも魅力なんです!
このように、多様な隣国に囲まれた地理的な特徴は、チュニジアの豊かな文化を育む土壌となってきました。
そして、その文化をより深く理解する上で欠かせないのが、『気候』と人々のコミュニケーションを支える『言葉』です。
それでは、チュニジアの日々の気候と、普段の生活で人々がどのような言語を使い、心を通わせているのか、その興味深い『気候・言語事情』を一緒にみていきましょう!
チュニジアの気候を徹底解説!年間を通じた特徴と季節ごとの注意点



チュニジアの気候は、南北に細長い国土のため、地域によって大きく異なります。北部は温暖な「地中海性気候」、中部は「ステップ気候」、南部は広大なサハラ砂漠の一部である「砂漠気候」に属します。
日本と同じように四季があり、特に北部では季節の変化が明確です。夏は乾燥して暑く、冬は雨が多くなります。
- 夏季(6月~9月頃)
日中の気温は30℃を超え、特に南部では40℃以上になることもあります。湿度が低くカラッとしていますが、日差しは非常に強いです。 - 冬季(11月~3月頃)
雨季にあたり、特に北部に雨が集中します。首都チュニスでも平均気温は10℃前後まで下がり、日本の冬と同様の防寒対策が必要です。北部山岳地帯では雪が降ることもあります。
服装は季節に合わせて準備する必要があります。夏は通気性の良い夏服が基本ですが、イスラム文化への配慮から肌の露出は控えめに。朝晩の冷え込み対策に羽織るものも必要です。冬は日本の冬と同じように、セーターやフリース、厚手のコート、マフラーなどの防寒具が必須です。また、年間を通じて日差しが非常に強いため、帽子やサングラス、日焼け止めでの紫外線対策は必須です!
チュニジアの言語事情:英語は通じる?公用語と現地の言葉



チュニジアでは何語がメインなの?



英語はどの程度通用するの?
といった、チュニジアの言葉に関する疑問は多いはず。
チュニジアの公用語から現地で話される多様な言語まで、その実態を分かりやすく解説します。
これを読めば、チュニジアでのコミュニケーションのイメージがグッと具体的になるはずです!
チュニジアで使われている言語の種類|公用語はアラビア語
チュニジアの公用語はアラビア語です。公式な場では正則アラビア語が使われますが、日常生活では「チュニジア方言(ダリジャ)」が話されています。この方言は、フランス語やイタリア語、ベルベル語の影響を強く受けており、他の中東諸国のアラビア語とは大きく異なります。
また、歴史的経緯からフランス語が準公用語的な地位にあり、教育、ビジネス、メディアなどで広く使われています。都市部ではほとんどの人がフランス語を流暢に話します。
- アッサラーム・アライクム: こんにちは(アラビア語)
- シュクラン: ありがとう(アラビア語)
協力隊員として活動する上では、フランス語のスキルが非常に重要になります。しかし、現地の人々と心を通わせるためには、挨拶など簡単なダリジャを学ぶことが大切な鍵となります。
豆知識ですが、国名の「チュニジア」は、首都「チュニス」に由来しており、「チュニスを都とする共和国」という意味を持っています。
青年海外協力隊員は英語で活動できる?|現地での英語通用度



いいえ、チュニジアでは英語はあまり通じません。
首都チュニスの一部の高級ホテルや観光客向けのレストランなど、ごく限られた場所では通じることもありますが、基本的に「英語は通じない」と考えておくのが無難です。
青年海外協力隊の活動においても、配属先とのコミュニケーションはフランス語かアラビア語(ダリジャ)が基本となります。そのため、応募する職種では、一定レベル以上のフランス語能力が必須条件となることがほとんどです。
言語の壁は大きいですが、それを乗り越えようとする姿勢が、現地の人々との信頼関係を築く第一歩となるでしょう。


チュニジア派遣の職種と活動内容|青年海外協力隊の専門性を解説!
青年海外協力隊の派遣先として、独自の魅力を持つ国、チュニジア。
もしあなたが「チュニジアで国際協力に挑戦したい!」と考え始めたとき、きっとこんな具体的な疑問が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。



青年海外協力隊でチュニジアに行ってみたいけど、どんな活動ができるんだろう?



自分のスキルや経験が、現地で本当に役立つのか知りたいな…。
この記事を読み進めれば、チュニジアで実際にどのような職種があり、どんな専門性が求められているのかが具体的に分かります。
あなたがチュニジアで輝ける道を見つけるための、第一歩となる情報がきっとここにあるはず!
チュニジア派遣の現状:最新の隊員数と派遣実績データ(男女別・累計)
まずは、青年海外協力隊のチュニジアへの派遣実績(2025年3月31日現在)をご紹介します。
JICAの公式データによると、以下のような内容となっています。
派遣中隊員数: 8名(うち女性5名)
帰国隊員数 : 376名(うち女性 181名)
累計派遣隊員数: 384名(うち女性 186名)
※情報が古くなっている場合があります。最新情報はJICA海外協力隊-事業実績/派遣実績をご参照ください。
チュニジアで求められる専門性:人気の派遣職種と具体的な活動事例



チュニジアでは、どんな分野でボランティアが求められているの?



どんな職種で活躍できるんだろう?
そんな疑問にお答えします!
チュニジアで特に青年海外協力隊員の派遣が多い、主要な活動分野は以下の通りです。
- 障害者支援: 障害児・者施設やリハビリセンターで、理学療法士、作業療法士、ソーシャルワーカーとして、リハビリテーションや生活能力向上のための活動を支援します。
- 青少年活動: 青年の家(Maison des Jeunes)などで、子どもたちを対象とした環境教育、情操教育(美術、音楽)、スポーツなどの活動を企画・運営します。
- コミュニティ開発: 地方の女性グループなどを対象に、手工芸品(絨毯、陶器など)の品質改善、デザイン指導、マーケティング支援を行い、女性の収入向上や自立を支援します。
- 環境教育: 環境NGOや行政機関と協力し、学校や地域コミュニティでゴミ問題や水資源に関する啓発活動を行います。
引用:JICAチュニジア事務所
より具体的な活動内容や、過去に派遣された隊員の体験談に興味がある方は、JICA公式サイトの「世界日記」でチュニジアの活動レポートを読むことを強くお勧めします!


チュニジアでの生活基盤:協力隊員の住居とインフラ事情
青年海外協力隊に派遣された後のチュニジアでの活動を支える上で、まず気になるのが日々の暮らしの土台となる「住まい」と、電気や水といった「生活インフラ」ですよね。



安心して活動に打ち込むためにも、快適で安全な住環境と、安定したライフラインの確保が欠かせません。
ここからは、青年海外協力隊員が実際にどのような住居で生活し、現地のインフラとどのように向き合っているのか、そのリアルな実情を詳しくご紹介させていただきます!
チュニジアでの住まいはどうなる?協力隊員の住居事情



青年海外協力隊員の住居は、JICAが隊員の安全と健康を最優先に考えて手配します。
チュニジアでは、任地によって異なりますが、アパートを借りて一人暮らし、または現地の家庭にホームステイをすることが一般的です。
- アパート
キッチン、シャワー、トイレなどが完備された住居が提供されます。都市部では比較的近代的な建物が多いですが、地方では伝統的な造りの家で生活することもあります。 - ホームステイ
特に地方に派遣される場合、安全面や文化理解を深める目的で、現地の家庭にお世話になることがあります。生きたダリジャやフランス語、そしてイスラム文化を学ぶ絶好の機会です。
建物は壁が厚く、夏は涼しく過ごしやすい一方、冬はセントラルヒーティングがない家も多く、底冷えするため暖房器具や暖かい寝具は必須アイテムです。
電気・水道・インターネットは?チュニジアのインフラ整備状況



また、チュニジアでの生活では、日本のインフラ環境との違いを実感する場面が多くあります。
- 電気
都市部の電力供給は比較的安定していますが、地方や天候によっては停電が起こることもあります。充電式のランタンやモバイルバッテリーがあると安心です。 - 水道
都市部では水道水が供給されていますが、飲用には適していません。必ず一度沸騰させるか、ミネラルウォーターを購入する必要があります。夏場には断水することもあるため、水の備蓄を心がけることが大切です。 - インターネット
主要都市では、カフェや家庭でWi-Fiが利用でき、比較的快適なインターネット環境が整っています。地方でもUSBモデムやSIMカードを使えば通信は可能ですが、場所によっては不安定になることもあります。



水は買わないといけないんですね!インフラも日本と同じ感覚ではいられないな。
チュニジアでの生活は、日本での当たり前が当たり前ではないことの連続です。こうした環境の違いを受け入れ、工夫しながら生活を楽しむ姿勢が大切になります。
そのために不可欠なのが、まさに「命綱」とも言える大容量モバイルバッテリーです。





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頻繁に起こる停電の中でも、スマートフォンの充電を気にせず使える安心感は絶大ですね。


チュニジア生活のリアル体験!物価・治安・服装から文化まで徹底解説
青年海外協力隊としてチュニジアでの活動を具体的に考え始めると、日々の生活に直結する「お金のこと」と、何よりも大切な「安全のこと」は、特に気になるポイントではないでしょうか。



チュニジアの物価って、日本と比べてどうなの?生活費はどのくらいかかるんだろう?



日本とは違う文化や習慣がたくさんありそうだけど、どんなことに気をつければいいのかな?



アラブの春のイメージがあるけど、治安って実際の状況はどうなの?



気をつけるべきことって何だろう…?
そんな疑問や不安が次々と浮かんでくるかもしれません。
このセクションではチュニジアの通貨「ディナール」の基本情報から、気になる物価水準、そして外務省の危険情報に基づいた最新の治安状況や具体的な安全対策まで、あなたがチュニジアで安心して、そして賢く生活するための必須情報を分かりやすく解説します。
チュニジアの通貨「ディナール(TND)」の基本とリアルな物価事情
チュニジアの通貨は「チュニジア・ディナール(Tunisian Dinar)」で、略称は「TND」です。
2025年9月現在のレートで、1 TNDあたり約50円となっています。
※レートは常に変動するため、あくまで目安です。
物価は、日本と比較すると全体的に安いです。特にローカルな市場で買う野菜や果物、パン、公共交通機関などは非常に安価です。しかし、電化製品や輸入品などは日本と同等か、それ以上に高い場合もあります。
水(1.5L) | 約0.8 TND(約40円) |
バゲット(パン)1本 | 約0.3 TND(約15円) |
カスクルート(サンドイッチ) | 約3 TND(約150円) |
カフェのコーヒー | 約2 TND(約100円) |
地元食堂のランチ(1食) | 約8~15 TND(約400~750円) |
ルアージュ(乗り合いタクシー)市内移動 | 約1~2 TND(約50~100円) |
※上記はあくまで一例です。JICAから支給される現地生活費で十分に生活は可能ですが、輸入品に頼りすぎず、地元の食材を活用するなど計画的な支出が求められます。
引用:Google
チュニジアの治安状況|外務省危険レベルと協力隊員の安全対策



チュニジアの治安は、2011年のジャスミン革命以降、政治的に不安定な時期が続きましたが、現在は比較的落ち着きを取り戻しています。
しかし、日本の治安レベルとは大きく異なることを常に意識する必要があります。
2025年9月現在、外務省の海外安全情報では、首都チュニスを含む北部の沿岸地域に「レベル1:十分注意してください」が発出されています。一方で、リビア及びアルジェリアとの国境地帯には、テロの脅威から「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」が発出されており、絶対に近づいてはいけません。
都市部では、スリ、置き引き、強引な客引きなどの一般犯罪が多く発生しており、特に女性を狙ったセクハラ行為にも注意が必要です。
もちろん、JICAは隊員の安全を最優先に考えており、危険な地域に派遣することはありません。
デモや集会が散発的に発生することがあります。そうした場所には決して近づかないようにしてください。
※情報が古い場合があるため「チュニジアの外務省の海外安全情報」より最新情報を確認してください。
夜間の一人歩きを避ける、華美な服装や装飾品を身につけない、貴重品は分散して管理するなど、JICAから指示される安全対策を徹底することが、自身の身を守る上で最も重要です。
引用:外務省の海外安全情報
引用:チュニジア安全対策基礎データ
チュニジア生活での服装ガイド|普段着の選び方と民族衣装の魅力



服装に関する疑問は、派遣前の準備においてとても大切なポイントになりますよね。
日常生活を快適に過ごすための実用的な普段着選びのコツから、チュニジアの文化が感じられる伝統衣装、そして協力隊員として知っておきたい服装マナーまで、あなたのチュニジア生活をより豊かに、そしてスムーズにするための服装情報を網羅的にガイドします!
まずは、日々の活動や生活シーンに合わせた、具体的な服装選びのポイントから詳しく見ていきましょう。
シーン別・チュニジアでの最適服装ガイド|普段着から活動時まで徹底解説
チュニジアでの服装は、イスラム文化への配慮と、季節ごとの大きな寒暖差、そして強い日差しへの対策がポイントです。
- 肌の露出は控えるのが基本
イスラム教国ですが、他のアラブ諸国に比べて戒律は穏やかです。しかし、特に地方では保守的な雰囲気が残るため、男女ともに肌の露出は控えめにするのがマナーです。夏でもノースリーブやショートパンツは避けましょう。 - 女性はスカーフがあると便利
髪を隠す「ヒジャブ」の着用は義務ではありませんが、モスクに入る際や、地方を訪れる際には、髪を覆うためのスカーフがあると便利で、敬意を示すことにも繋がります。 - 重ね着で寒暖差に対応
一日の中でも、また季節によっても気温差が激しいため、Tシャツにシャツを羽織ったり、冬はセーターやフリース、コートを重ね着したりと、調整しやすい服装が役立ちます。 - 日差し対策を忘れずに
年間を通して日差しが強いため、帽子、サングラス、UVカット機能のある羽織りものなどは必須アイテムです。



文化への配慮がとても重要なんですね!夏でも長袖が基本なんだ。
カラフルで快適!チュニジアの誇り、伝統衣装「ジェッバ」
チュニジアの伝統的な衣装でよく見られるのが「ジェッバ」です。これはワンピースのような形状のゆったりとした衣服で、男女問わず着用されます。風通しが良く、さらっとした肌触りで、特に暑い夏を快適に過ごすのに適しています。
色や柄は、鮮やかな原色のものから落ち着いた色合いのものまで様々で、お土産としても人気があります。協力隊員も、現地のイベントなどに参加する際に、ジェッバを身にまとう機会があるかもしれません。



伝統衣装を身にまとうことは、チュニジア文化への敬意を示す素晴らしい方法の一つです。
チュニジア文化に触れる:習慣・マナーで気をつけること
いざチュニジアへ!活動への期待に胸を膨らませる一方で、「現地の文化や習慣に馴染めるかな?」「知らずに失礼なことをしてしまったらどうしよう…」といった不安も少しあるかもしれません。
異文化の中でスムーズに生活し、現地の人々と良好な関係を築くためには、チュニジアならではの生活習慣や、大切にされているマナーを事前に理解しておくことが非常に重要です。



チュニジアでは、どんなことに気をつければいいんだろう?日本とは全然違うのかな?



イスラム教の国だけど、ラマダン中は特に気をつけることがあるの?



もしかして、日本人の感覚だと『えっ?』と思うような習慣もあるのかな…?
チュニジアには、私たちが知っておくべきユニークで大切な文化や習慣がたくさんあります。
ここでは、そんなあなたの疑問や不安を解消し、チュニジアの人々とのコミュニケーションを円滑にするための具体的なポイントを詳しく解説します。
現地での生活をより豊かに、そしてトラブルを避けるために役立つ「チュニジア文化の心得」を一緒に学びましょう!
チュニジアで守るべき基本的なマナー|日常生活での注意点
- ラマダン(断食月)への配慮
イスラム教徒が日の出から日没まで断食を行うラマダン期間中は、公共の場でムスリムの前での飲食や喫煙は避けるのがマナーです。 - 左手は不浄
イスラム文化では左手は不浄なものとされているため、食事の際や物の受け渡し、握手の際には必ず右手を使うようにしましょう。 - 写真撮影の許可
特に人物、特に女性を撮影する際は、必ず事前に許可を取りましょう。無断でカメラを向けることは、大きなトラブルの原因になります。 - 飲酒について
イスラム教国の中では飲酒に対して寛容で、スーパーマーケットなどでお酒を購入できます。しかし、公共の場での飲酒や、地方の保守的な地域では控えるのが賢明です。



ラマダン中の配慮や、左手を使わないことは特に気をつけないとですね!
「おもてなし」の心とインシャアッラー
チュニジアの人々は、外国人や客人に対して非常に親切で、温かい「おもてなし」の心を持っています。
家に招かれて食事をご馳走になることも珍しくありません。こうした誘いは、相手の厚意の表れなので、できる限りありがたく受けることが良好な関係を築く鍵となります。
また、会話の中で「インシャアッラー(神が望むなら)」という言葉をよく耳にします。これは「できれば~したい」「うまくいくといいね」というニュアンスで使われ、約束が必ずしも守られるとは限らないことも意味します。日本人の感覚とは異なりますが、こうした文化的な背景を理解し、おおらかな気持ちで接することが大切です。


チュニジアの食文化を味わう!代表的な料理と食事のポイント
チュニジアでの生活において、大きな楽しみの一つであり、また文化を深く理解する上で欠かせないのが「食」ですよね。



チュニジアの人たちは普段どんなものを食べているんだろう?



チュニジアの料理って、どんな味付けが一般的なんだろう?



国民食があるって聞いたけど、どんな食べ物なの?
そんな風に現地での食事について、期待と少しのドキドキが入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、あなたのチュニジアでの食生活を豊かにし、現地の人々とのコミュニケーションを深めるためのヒントが満載です
代表的な主食や料理はもちろん、甘いお菓子まで、チュニジアの食の世界を一緒に探求していきましょう!
チュニジアの基本料理と主食|ホブス・クスクス・ブリックを解説
チュニジアの食事は、「ホブス」と呼ばれるパンやフランスパンを主食とし、オリーブオイルやトマト、そして唐辛子ペースト「ハリッサ」をふんだんに使った料理が食卓の中心です。
- ホブス / バゲット
アラブ伝統の円盤状のパン「ホブス」と、フランス統治時代の影響で広く食べられている「バゲット」が主食です。 - クスクス (Couscous)
チュニジアを代表する国民食。羊肉や鶏肉、野菜を煮込んだスパイシーなスープを、そぼろ状のパスタにかけて食べます。 - ブリック (Brik)
卵やツナ、じゃがいもなどを「ワルカ」という薄い皮で包んで揚げた、チュニジア風春巻きのような料理。半熟の卵を崩しながら食べるのが定番です。 - タジン (Tajine)
モロッコの煮込み料理とは異なり、チュニジアのタジンは卵とチーズ、肉、野菜などを混ぜてオーブンで焼いた、キッシュやスパニッシュオムレツに近い料理です。



ブリック、半熟卵を崩しながら食べるなんて、絶対美味しい…!
チュニジアの食文化|味付けと甘いお菓子
チュニジア料理の最大の特徴は、唐辛子をベースにした調味料「ハリッサ」を多用することです。辛いだけでなく、クミンやコリアンダーなどのスパイスが効いており、料理に深いコクと風味を与えます。地中海に面しているため、新鮮な魚介類も豊富です。
また、チュニジアの人々は甘いものが大好き。「マクルード」というデーツの揚げ菓子や、ナッツをふんだんに使った焼き菓子など、シロップをたっぷり使った濃厚な甘さのスイーツが人気です。



料理もお菓子も、日本では味わえないものばかりで楽しみです!
チュニジアの飲み物文化|お茶とコーヒーのおもてなし
チュニジアでは、松の実を浮かべた甘いミントティーや、濃く淹れたトルココーヒーが日常的によく飲まれています。これらのお茶やコーヒーは、おもてなしの象徴でもあり、家庭や職場に客人を迎える際には必ずと言っていいほど振る舞われます。
イスラム教国ですが飲酒には寛容で、国産のワインや「ブッハ」と呼ばれるイチジクの蒸留酒なども造られています。
協力隊員として活動する中で、お茶やコーヒーに誘われる機会は頻繁にあるでしょう。これはコミュニケーションの重要な一部です。たとえお腹がいっぱいでも、一杯目は断らずにありがたくいただくのが良いマナーとされています。



郷に入っては郷に従え、ですね!お茶を飲みながら仲良くなれそうです。


先輩隊員の声:チュニジアでのリアルな体験談



実際にチュニジアで活動した先輩隊員は、どんな壁にぶつかり、何を感じ、どう乗り越えていったのでしょうか?
今回は、そんな厳しい環境の中でも、現地の人々と向き合い、奮闘した先輩隊員たちの「生の声」を、JICA海外協力隊の公式レポート「世界日記」からご紹介します。
Aさん(幼児教育)は、地方の幼稚園で活動しました。赴任当初はフランス語もチュニジア方言もままならず、子どもたちとのコミュニケーションに苦労したそうです。しかし、日本の歌や手遊びを教えたり、折り紙を一緒に折ったりするうちに、言葉がなくても笑顔の輪が広がるように。根気強く子どもたち一人ひとりと向き合う姿勢が、保護者や同僚の信頼にも繋がり、最終的には「あなたが来てくれてよかった」という言葉をもらえたと語っています。
Bさん(環境教育)は、活動先で時間や計画に対する考え方の違いに戸惑うことが多くありました。しかし、「インシャアッラー(神の思し召し)」という言葉に代表される彼らの価値観を理解しようと努め、粘り強く対話を重ねました。日本の「当たり前」を押し付けるのではなく、相手の文化を尊重し、一緒にコーヒーを飲みながら雑談を交わす時間を大切にした結果、徐々に同僚との間に強い信頼関係が芽生えたそうです。異文化理解の本当の意味を学んだ2年間だったと振り返っています。
参照情報:JICA海外協力隊 チュニジア「世界日記」
※上記体験談は、ウェブサイトに掲載されている多数の隊員の活動報告や生活の様子を参考に、リアルなエピソードとして再構成したものです。



最初は壁があっても、誠実に向き合うことで信頼関係が築けるんですね。
だからこそ見える景色もあるんだそうです!


青年海外協力隊チュニジア:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
「青年海外協力隊としてチュニジアで活動したい!」
その熱い想いを実現するための第一歩から、貴重な経験を積んだ後の未来まで、あなたはどんな道のりを想像していますか?
応募条件や選考プロセスといった「挑戦への入口」はもちろんのこと、チュニジアでの活動を終えた後の「キャリアや人生への活かし方」も、きっと気になる大切なポイントですよね。
ここからは、あなたがチュニジアへの挑戦を具体的にイメージし、さらにその先の未来まで見据えられるよう、応募から派遣までの流れ、そして帰国後のキャリア形成に至るまで、青年海外協力隊チュニジア派遣の「始まりから未来まで」をご紹介します。
チュニジア派遣への第一歩:応募から選考、派遣まで
チュニジアへの扉を開くための具体的なステップは、実はかなり長い道のりです。
応募プロセスの中で、それぞれの段階でどのような準備が必要なのか、気になる方も多いかと思います。



チュニジア派遣に応募したいけど、何から始めればいいの?選考ってやっぱり厳しいのかな?



派遣までのスケジュールを具体的に知りたい!
そんなあなたの疑問を解決するべく、わかりやすい図でご紹介します。
青年海外協力隊の応募プロセスはざっくりとこんな感じです!
年2回(春募集・秋募集)のタイミングでJICA海外協力隊のウェブサイトから応募します。
職務経歴や語学力などを基にした書類選考と、人物面や技術力を評価する面接が行われます。
2次選考から約2ヶ月後に合否が通知されます。合格者は候補者となります。
語学訓練(主にフランス語、必要に応じてアラビア語)や国際協力、安全対策など、派遣に必要な知識とスキルを身につける合宿形式の訓練です。
訓練修了後、いよいよチュニジアへ出発。約2年間のボランティア活動が始まります。
- 職務経歴書では「なぜチュニジアか?」を明確に
数ある派遣国の中で、なぜチュニジアで活動したいのか。チュニジアが抱える開発課題(若者の失業、地方格差、障害者支援など)と自分のスキル・経験がどう結びつくのかを具体的に記述しましょう。 - 語学力(特にフランス語)をアピール!
チュニジアでの活動ではフランス語が必須です。語学要件を満たしていることはもちろん、学習意欲やコミュニケーション能力をアピールすることが大切です。面接では、イスラム文化への理解や、価値観の違いをどう乗り越えるかといった「異文化適応力」も問われます。
引用:JICAチュニジア
より詳しい応募条件、選考対策、そして派遣までの全貌を徹底解説した完全ガイドをご用意しました。
もっと詳しく知りたい方は以下リンクをぜひ読んでください!





合わせて2025年秋募集の要項や詳細を公式サイトから確認して見ましょう!
また、私はこの本を読んで青年海外協力隊に応募するための勉強をしています。
青年海外協力隊とは何なのか、実際に「コミュニティ開発隊員でフィリピンへ」「日本語教育隊員でドミニカ共和国へ」「看護師隊員でブルキナファソへ」派遣された方々の貴重な経験談など、知りたいすべてが盛り込まれています!
チュニジアでの経験を未来へ:帰国後のキャリアと人生設計
チュニジアでの活動を終えた後の自分、想像できますか?



協力隊経験者の人たちって、どんな道に進んでいるの?就職に有利だったりする?



無事に派遣されたとして、その経験って帰国後どう活かせるんだろう?



協力隊の経験って、具体的にどんな仕事に繋がるの?
チュニジアでの貴重な2年間を終えた後、そんな風に将来について考えるのは当然のことですよね。
帰ってきた私たちは、国際協力の最前線で培った実践的なスキル、多様な価値観を受け入れる異文化理解力、そして数々の課題をクリアしてきた問題解決能力という、大きな成長を手にしているはずです。
ここでは、チュニジアでの経験を輝かしい未来へと繋げるための方法を一緒に探すべく、青年海外協力隊に派遣された方々の今をご紹介します!
私が出会った!青年海外協力隊に派遣された方々の今
私は高校2年生の頃からずっと青年海外協力隊で国際協力をしたくて、とにかくいろんな情報を集めてきました。
そんな中で私が出会った、帰国後の青年海外協力隊の方々の現在をご紹介します。
Aさんはタンザニアに「コミュニティ開発」で派遣後、帰国してからは地元のJICAデスクで2年働き、その後アフリカの農家で起業をしました。



現在はクラウドファンディングも行って日本とアフリカの架け橋になっています!
地元のJICAデスクはたまたま後任がいなかったようですが、代々派遣後の隊員が2年の任期で行なっているそうです。
Bさんはコロンビアに『青少年教育』で派遣後、地元の大手商社に転職しました。
面接では、予測不能な環境で現地の人々と粘り強く交渉し、プロジェクトを成功させた経験が高く評価されたそうです。



キャリアアップもできて、スペイン語も習得して帰国できていて本当に理想的な進路ですね!
私が学んできたスペイン語と同じ言語圏に派遣されていたこともあり、たまにスペイン語で会話をしてくださいました!
Cさんは理系の会社で開発をしていましたが、マラウィ帰国後に地元の古民家を譲り受け、地域活性化にもつながるプロジェクトを行っています。



私が大学生の頃はよくボランティアに参加させていただき、一緒に茅葺き屋根を修復したり、水車を作ったりしました。
ずっと青年海外協力隊に行くことを目指してきましたが「現地で何のために派遣されたいのか」と問いかけてくれた彼のおかげで進路を決められました!
こんな感じに、私が知っている青年海外協力隊に派遣されていた方々は、世界をもっと良くできる、エネルギッシュで活動家の方が多かったです。
まだまだ多くの隊員たちの進路を聞いてきましたので、より詳しく青年海外協力隊派遣後のステップや就職の強みなどを知りたい方はこちらのブログをご参考ください!


まとめ:青年海外協力隊チュニジア派遣はあなたの人生を変える挑戦
ここまであなたが青年海外協力隊でチュニジアに派遣された際に、知っておきたい情報についてご紹介させていただきました。
今回のブログでは以下の内容がわかりましたね!
- 青年海外協力隊のチュニジア派遣の基本情報
- 青年海外協力隊チュニジア派遣の職種と活動内容
- チュニジアでの生活を徹底シミュレーション!住居・食事・お金・安全について
- 青年海外協力隊チュニジア:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
生活する上で守るべきマナーや注意点が結構あったので、しっかり覚えて行った方が良さそうでしたね。特に、治安に関しては日本と同じ感覚でいてはいけません。安全意識は常に高く持つ必要がありそうです。
あなたの挑戦をここから始めよう!
チュニジアへの熱い想いが少しでも具体的になったなら、次はいよいよ行動に移す時です。
まずはJICAの公式サイトで最新の募集要項をチェックし、より詳しい応募のステップは以下の記事で完璧にマスターしましょう!





ここまで読んでいただきありがとうございます。



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