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60カ国渡航、世界2周済みの旅人「はるカタルーニャ」です。
本日は「情熱のタンゴと南米のパリへ!アルゼンチンの旅情報カフェ」となっております!
ご来店いただき、本当にありがとうございます。
この記事では、南米のパリと称されるブエノスアイレスをはじめ、アルゼンチンの人気観光地やおすすめホテル、伝統的なグルメ、そして旅の前に絶対に知っておきたい治安、ビザ、気候、そして特殊な通貨事情まで、アルゼンチン旅行に必要な情報をすべて詰め込みました。
- 「アルゼンチン旅行で絶対に後悔したくない!」という方
- ブエノスアイレスやパタゴニアなど、アルゼンチンの見どころを効率よく巡りたい方
- 安全で立地の良いホテルを探している方
- 治安や複雑な通貨事情など、現地のリアルな情報を知って安心して旅をしたい方
- ビザやネット事情など、旅行の準備をこの記事一つで終わらせたい方
ヨーロッパのような美しい街並み、情熱的なタンゴのリズム、そして口の中でとろける絶品ステーキ。
そこにはイグアスの滝やパタゴニアの氷河といった大自然はもちろん、洗練された文化と陽気な人々との出会いが待っています。



きっと、誰にとっても憧れの国ですよね。



あなたのアルゼンチン旅が最高のものになるよう、様々な情報を徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
街角のカフェで美味しいコーヒーを片手に人間観察をしたり、夜には本場のタンゴショーに酔いしれたり。写真で見る以上の興奮と感動が、あなたを待っています。
- アルゼンチンの基本情報(気候、通貨、詳細な言語事情)
- 旅行準備の必須知識(ビザ、ワクチン、複雑な通貨事情、ネット事情)
- ブエノスアイレスとイグアスの滝を巡る7泊9日モデルプラン
- 必見の観光都市とおすすめホテル
- 現地の治安状況と具体的な安全対策
- 絶対に食べたい絶品肉料理やワイン、人気のお土産



アルゼンチン、すっごく行ってみたいけど…日本からだと遠いし、航空券も高そうだなあ。



その気持ち、よく分かります!でも、旅の計画で一番わくわくするのって、実はフライトを探している時だったりするんですよ。
アルゼンチン旅行の計画で、まず最初に気になるのが「いくらかかるの?」という予算ですよね。
旅の費用で一番大きな割合を占めるのが航空券なので、最初に相場を把握しておくと、ホテルや現地での予算もぐっと立てやすくなります。



私が航空券を比較・予約する際にいつも愛用しているのが、実は「Trip.com」なんです。
以前ボスニア・ヘルツェゴビナで携帯を盗まれてフライト情報を確認できなくなった際、Trip.comの24時間対応日本語チャットサポートが本当に迅速で、心から助けられた経験があります。それ以来、価格のお得さだけでなく、万が一の時の安心感から、私の旅には欠かせない存在になっています。
- お得な料金で見つかりやすい
- 24時間日本語サポートで万が一の時も安心
- サイトやアプリが直感的で使いやすい
希望の日程でどれくらいで行けるのか、まずは気軽にチェックしてみましょう!
あなたのアルゼンチン旅行が、一生忘れられない素晴らしい体験になるよう、心を込めてナビゲートします!
それでは、さっそくアルゼンチンの魅力的な世界を覗いてみましょう!
アルゼンチンってどんな国?まずは基本情報をチェック


南米大陸の南部に位置し、ブラジルに次ぐ広大な国土を持つアルゼンチン。「南米のパリ」と称される美しい首都と、パタゴニアやイグアスの滝といった雄大な自然が共存する、非常にユニークで魅力的な国です。まずはその基本情報から見ていきましょう。
アルゼンチンの場所と基本データ
アルゼンチンは西にチリ、北にボリビアとパラグアイ、北東にブラジルとウルグアイと国境を接しています。国土は南北に長く、亜熱帯から寒帯まで多様な気候帯にまたがっています。



その広大な国土は日本の約7.5倍!



北の亜熱帯から南の氷河まで、一つの国とは思えないほど多様な地理的特徴を持っています。
それでは、旅行の計画を立てる上で欠かせない、基本的な情報を一覧表で確認していきましょう。
| 正式名称 | アルゼンチン共和国(República Argentina) |
|---|---|
| 首都 | ブエノスアイレス |
| 言語 | スペイン語 |
| 通貨 | アルゼンチン・ペソ(ARS)。ただしレート変動が激しい。 |
| 時差 | 日本より12時間遅れ(サマータイムなし) |
| 電圧 | 220ボルト / 50ヘルツ |
| コンセント | Cタイプ、Oタイプが主流。マルチ変換プラグが必須。 |
| 面積 | 約278万平方キロメートル(日本の約7.5倍) |
基本情報を押さえたところで、次はその背景にあるアルゼンチンの「言語」や「文化」について、さらに深く掘り下げていきましょう。
これらの知識は、現地の人々との交流をより豊かなものにし、あなたの旅を一層味わい深いものにしてくれるはずです。
アルゼンチンの言語事情:何語が話されているの?
アルゼンチンの公用語はスペイン語ですが、イタリア語の影響を強く受けた独特な訛りがあるのが特徴です。
アルゼンチンの公用語はスペイン語です。しかし、イタリア移民が多かった歴史的背景から、話し方はイタリア語のようなイントネーションがあり、「ll」や「y」の発音を「シャ、シ、シュ、シェ、ショ」と発音するのが特徴です。他の南米諸国とは少し違うスペイン語が聞こえてきます。



同じスペイン語でも国によって違いがあるなんて、面白いですね!
旅行中は主にスペイン語を使いますが、多様な文化に触れるのも旅の醍醐味です。
英語は通じる?アルゼンチンの言語Q&A



やっぱり一番気になるのは英語が通じるかどうか…
多くの日本人旅行者がそう思いますよね。
そんな素朴な疑問について、Q&A形式で分かりやすくお答えします!
- 旅行中に英語は通じる?
-
残念ながら、ブエノスアイレスのホテルやレストラン、観光地のツアー会社などを除き、英語はほとんど通じません。特に地方へ行くと全く通じないことも多いため、基本的なスペイン語の挨拶やフレーズを覚えていくことを強くおすすめします。



言葉の壁も、旅のスパイスです!
そして、そのユニークな文化を育んできたのが、アルゼンチンの雄大で変化に富んだ自然環境と気候なのです。
次のセクションでは、旅行の計画に欠かせない気候と服装について、詳しく見ていきましょう。
アルゼンチンの気候と旅行準備:ベストシーズンと服装


アルゼンチンって、亜熱帯の滝もあれば氷河もあるって聞くけど…一体どんな服を持っていけばいいの?



一体いつ行くのが正解なの!?



服装も全然想像がつかない!
その悩み、アルゼンチン旅を計画する誰もが通る道です!
アルゼンチンの気候は非常に多様ですが、ポイントさえ押さえれば計画は難しくありません。
あなたの「見たい景色」「やりたいこと」に合わせて最高の旅を計画できるよう、まずは基本となる気候とベストシーズンから丁寧に解説していきますね。
アルゼンチンの気候と旅行のベストシーズン
南半球にあるため日本とは季節が真逆。南北に非常に長いため、訪れる地域によってベストシーズンが全く異なります。
- 北部(イグアスの滝など)
亜熱帯気候で一年を通して高温多湿。滝の水量が多く迫力があるのは雨季(12月~3月)ですが、観光しやすいのは乾季(4月~9月)です。 - 中央部(ブエノスアイレスなど)
温暖な気候で、四季がはっきりしています。観光のベストシーズンは、気候が安定し過ごしやすい春(9月~11月)と秋(3月~5月)です。 - 南部(パタゴニア)
夏でも涼しく、冬は厳しい寒さとなります。天候が変わりやすく、風が非常に強いのが特徴。トレッキングなどが目的であれば、気候が比較的穏やかな夏の12月~2月がベストシーズンです。



行く場所によって、全く違う国の準備が必要そうですね!
旅行する季節が決まったら、次はいよいよ持ち物の準備ですね。
ただし、アルゼンチンの服装選びは「日本の常識」が通用しないため、少し注意が必要です。
見る・聞く・楽しむ!アルゼンチンの文化
アルゼンチンの文化は、ヨーロッパからの移民がもたらした洗練された文化と、南米の大地で生まれた情熱的な文化が融合した、独自の魅力を持っています。
魂のダンス「アルゼンチン・タンゴ」
アルゼンチンと聞いて多くの人が思い浮かべるのが、情熱的な「タンゴ」ですね。19世紀にブエノスアイレスの港町ボカ地区で生まれたこのダンスは、今や国の文化の象徴です。本場のタンゴショーを鑑賞したり、街角で踊る人々を眺めたりするのは、アルゼンチン旅行のハイライトの一つです。



ミロンガと呼ばれるダンスホールで、地元の人々と一緒に踊ってみるのも素敵な体験ですよ!
草原のカウボーイ「ガウチョ」
アルゼンチンの広大な草原「パンパ」で牧畜を営むカウボーイを「ガウチョ」と呼びます。彼らが身につけるゆったりとしたズボン「ボンバッチャ」や、ポンチョ、そして独特のナイフは、アルゼンチンの原風景ともいえるカントリーサイドの文化を象徴しています。
アルゼンチンでは、マテ壺に茶葉とお湯を注ぎ、ボンビージャという金属製のストローで飲む「マテ茶」が日常的に飲まれています。公園などでは、友人や家族と一つのマテ壺を回し飲みする光景がよく見られます。これはコミュニケーションを深めるための大切な習慣なのです。



もし誘われたら、ぜひ挑戦してみたいですね!
こうした豊かな文化は、アルゼンチンの激動の歴史の中で育まれてきました。
次のセクションでは、あなたの不安を解消するためのリアルなQ&Aを見ていきましょう。
出発前にスッキリ解消!アルゼンチン旅のギモン Q&A





治安は?通貨が複雑って本当…?トイレは…?
そんなリアルな疑問をQ&A形式でまとめました。



これを読めば、あなたの不安もきっと解消されるはず!
- 服装は?どんな準備が必要?
-
訪れる地域によって全く異なります。イグアスの滝では日本の夏服+雨具、ブエノスアイレスでは日本の四季と同じ服装、パタゴニアでは夏でもフリースや防水・防風ジャケットが必須です。「重ね着」で調整するのが鉄則。どこへ行くにも日差しが強いので、紫外線対策は万全に。
- 【最重要】通貨と両替はどうすればいい?
-
アルゼンチンは経済が不安定で、公式レートと非公式レート(ブルーレート)が存在します。クレジットカード決済は公式レートが適用されるため、現金(米ドル)を多めに持参し、市内の両替所(Cambio)でブルーレートで両替する方が断然お得です。ただし、違法な路上両替は避け、信頼できる両替所を利用しましょう。
- トイレ事情はどう?
-
都市部のホテルやレストランのトイレは比較的清潔です。ただし、公衆トイレは少ないうえに有料のことが多く、トイレットペーパーがない場合も。配水管が細いことがあるため、場所によっては使用後の紙は横のゴミ箱に捨てるよう指示されている場合があります。
- 治安が心配…気をつけることは?
-
残念ながら治安が良いとは言えません。特にブエノスアイレスなどの都市部ではスリや置き引き、巧妙な手口の強盗(ケチャップ強盗など)に注意が必要です。夜間の一人歩きは絶対に避け、貴重品は分散して持ち、高価なものは身につけないようにしましょう。スマートフォンを操作しながら歩くのは非常に危険です。



特に、貴重品を持ち運ぶバッグ選びは重要です。
胸の前にかけられるショルダーバッグや、鍵付きのバッグ、カラビナを取り付けられるタイプなど、防犯性の高いものを選びましょう。
狙われにくいバッグを選ぶだけでも、海外でのトラブルを事前に防ぐことができます。



私が普段愛用しているのはこちらのバッグです!
旅をしている時は、100均のカラビナか南京錠を取り付けて簡単に開けられないようにしています。
写真撮影もするので、実はファッション性も重視して選んでいます。
みなさんも是非自分のお気に入りの対策バックで旅をしてくださいね!
これさえあれば完璧!アルゼンチン旅行の持ち物チェックリスト





滝と氷河の国って、何を持っていけばいいか本当に悩みますよね…。
「あれを持ってくればよかった…」と現地で後悔しないために、絶対に欠かせない必須アイテムから、私が実際に使って「これぞ神アイテム!」と感じた便利グッズまで、アルゼンチンの多様な環境に合わせて厳選しました。



ぜひ、旅の荷造りの参考にしてくださいね。
【基本】まずはこれ!必須アイテムリスト
- パスポート:命より大事!有効期限(残存6ヶ月以上)を必ず確認。
- 航空券(eチケット):スマホと紙の両方あると、万が一の時に安心です。
- 現金(米ドル):【最重要】新品の米ドル紙幣を多めに持参しましょう。現地でペソに両替します。
- クレジットカード:緊急時や大きな支払いのために。VISAかMastercardが使いやすいです。
- 海外旅行保険証:盗難や病気に備え、必ず加入しましょう。
- スマートフォン&充電器:地図、カメラ、翻訳、連絡手段…まさに旅の命綱!
- モバイルバッテリー:長い移動やツアーで大活躍。これがないと本当に困ります。
いざという時に「充電がない!」となると、せっかくの楽しい時間も台無しに。
そんな悲劇を防ぐためにも、大容量のモバイルバッテリーはまさに”お守り”です!



せっかくのシャッターチャンスでも、充電が残り10%…
なんてこと、考えただけでゾッとしますよね。



私が使っているこれは、スマホを何回もフル充電できる大容量なのにコンパクトでおすすめです!
【最重要】服装 & アルゼンチン特化対策リスト
アルゼンチンの服装計画は「重ね着」と「紫外線対策」、そして「防風・防水」がキーワードです!
- 重ね着できる服:ヒートテック、Tシャツ、フリース、薄手のダウン、防水のウインドブレーカーなど、着脱しやすい服で調整。
- 防寒具:ニット帽、手袋、ネックウォーマー。特にパタゴニアでは夏でも必須です。
- 日焼け止め (SPF50+/PA++++):パタゴニアの氷河の照り返しなど、紫外線は日本の数倍!
- サングラス&帽子:日差しから目と肌を守る必需品。
- レインウェア:イグアスの滝やパタゴニアの急な天候の変化に備えて。
- 歩きやすい靴:防水性のあるトレッキングシューズが、パタゴニアやイグアスの滝の観光では大活躍します。



サングラスって、景色が暗く見えちゃうのがちょっと苦手…。
せっかくの絶景がもったいない気がして。



その気持ち、すごく分かります!
でも、良いサングラスは違うんです。
むしろ、かけた方が景色がもっと繊細に、もっと美しく見えるんですよ!
高品質な「偏光レンズ」を通すことで、この余計な光の乱反射だけがカットされ、空の青さや雲の立体感、水の透明感がくっきりと浮かび上がってくるんです。
私が色々試した中で、「目を守る」機能と「景色を美しく見せる」機能の両方を最高レベルで満たしてくれたのが、この「UNDERGROUNDJOBS」のサングラスです。
\裸眼より、もっと世界が美しく見える!/
- 高品質な偏光レンズ:乱反射をカットし、空や水の「本当の色」を引き出す
- 99%以上の紫外線カット:雪眼炎のリスクから大切な目を完璧に守る
- 調光機能:日向と日陰でレンズの色が自動で変わり、常に見やすい
- 軽量でフィット感が高く、長時間つけても疲れない
世界の絶景を、ただ「見る」だけでなく、最高の解像度で「体験」するために。このサングラスは、まさに旅の質を格上げしてくれる最高の投資です!
【旅の質UP!】あると超便利なアイテムリスト
- 常備薬:飲み慣れた頭痛薬、胃腸薬、酔い止めなど。
- ウェットティッシュ・除菌ジェル:食事の前や手を洗えない時に。
- 海外変換プラグ:アルゼンチンはC/Oタイプが主流。マルチ変換プラグが一つあると安心です。
アルゼンチンのコンセントは「Cタイプ」や「Oタイプ」が主流で、日本のAタイプはそのままでは使えません。
そのため、日本の電化製品を充電するには変換プラグが必須です。



どうせなら、USBポートが複数ついているマルチ変換プラグがおすすめ!
これ一つで今後の海外旅行でもずっと使えますし、スマホと他の機器を同時に充電できて効率的ですよ!
【超重要】アルゼンチンのインターネット・Wi-Fi事情
イグアスの滝の迫力をリアルタイムでシェアしたり、次の目的地の情報を調べたり…。
今や海外旅行にインターネットは欠かせません。アルゼンチンのネット環境と、旅行者におすすめの利用方法を解説します。
- アルゼンチンのWi-Fiって、実際どうなの?
-
ブエノスアイレスなどの都市部では、ホテルやカフェで無料Wi-Fiが提供されていますが、日本ほど高速ではありません。特にパタゴニアなどの地方では、Wi-Fiは非常に遅く不安定で、ホテルでもロビーでしか使えないことも。フリーWi-Fiだけに頼るのは、あまり現実的ではありません。
- 一番安くネットを使う方法は?
-
費用を最優先するなら、現地のSIMカードを購入するのが最も安価です。しかし、スペイン語での手続きに手間取ったり、地方では電波が弱かったりと、旅行初心者には少しハードルが高いのも事実です。



着いて早々、言葉の通じない場所でSIMを探すのは不安…。
やっぱり日本で準備を済ませておきたいな。



旅の貴重な時間をSIM探しに費やすのはもったいないですし、何より安心感が違います。
そんな方のために、日本で準備できる2つのベストな方法をご紹介します。
- eSIM(個人・カップル向け)
SIMの差し替え不要!スマホでQRコードを読むだけで設定完了。一番手軽でスマート。 - Wi-Fiレンタル(グループ・家族向け)
これ1台で複数人が同時に接続可能。PCやタブレットも使うならこちらが便利。
あなたの旅行スタイルに合わせて、ストレスフリーなネット環境を選んでくださいね!
フリーWi-Fiを検討される方も多いと思いますが、セキュリティが不安だったり、場所によって電波が弱かったりすることも。
快適で安全な旅のためには、自分専用の通信手段を確保しておくのが断然おすすめです!


物理的な備えはバッチリですね!
それでは、過去からの教訓を胸に、現代のアルゼンチンへ安全に旅立つための具体的な準備を進めていきましょう。
まずは、入国のために避けては通れないビザやワクチンといった必須情報から解説します。
旅が深まる!アルゼンチン激動の歴史物語


ただの観光地巡りで終わらない、一歩踏み込んだ旅へ。アルゼンチンの歴史を知れば、街の石畳や人々の表情に隠された物語が見えてきます。なぜ「南米のパリ」と呼ばれるのか?なぜタンゴが生まれたのか?その謎を解く鍵は、壮大な歴史の中にあります。



歴史を知ると、旅の解像度がぐっと上がりますよね!
ここでは、銀の川の伝説から現代まで続くアルゼンチンのドラマチックな歴史を、3つの時代に分けて分かりやすくご紹介します。
① 「銀の川」とスペイン植民地時代
16世紀、スペイン人探検家がこの地に到着し、先住民が身につけていた銀の装飾品から、上流に銀の山があると信じ、この地を「ラ・プラタ(銀の川)」と名付けました。これが国名の由来です。しかし、期待されたほどの銀は見つからず、アルゼンチンは南米の他の植民地と比べて長く忘れられた存在でした。
② 独立とヨーロッパからの移民
19世紀初頭、ナポレオン戦争でスペイン本国が混乱する中、独立の気運が高まります。ホセ・デ・サン=マルティンらの活躍により、1816年に独立を達成。その後、国は「ヨーロッパからの移民を歓迎する」政策を打ち出します。
これにより、特にイタリアやスペインから多くの人々がアルゼンチンに渡りました。彼らがもたらしたヨーロッパの文化が、ブエノスアイレスを「南米のパリ」と呼ばれるほど洗練された都市へと変貌させたのです。タンゴもこの時期、様々な文化が混じり合う中で生まれました。
③ 栄光と混乱の現代史
20世紀初頭、アルゼンチンは農牧業で目覚ましい経済発展を遂げ、世界有数の豊かな国となります。しかし、その後は軍事政権と民政が繰り返される不安定な時代に突入。エビータことエバ・ペロンの存在もこの時期です。近年は、度重なる経済危機に見舞われながらも、民主主義国家として歩み続けています。



華やかな文化の裏には、複雑な歴史があったんですね。
こうした歴史は、現代のアルゼンチン社会にも影響を与えています。
それでは、過去からの教訓を胸に、現代のアルゼンチンへ安全に旅立つための具体的な準備を進めていきましょう。
アルゼンチン旅行の計画|ビザ・ワクチンなど必須準備


旅行準備に欠かせない、ビザ(査証)や予防接種に関する情報をまとめました。



しっかり準備し、安心して旅に出ましょう!
観光ビザは必要?最新の入国条件
日本のパスポートを所持している場合、観光目的で90日以内の滞在であれば、ビザ(査証)は不要です。
ただし、入国時にパスポートの残存有効期間が6ヶ月以上必要となるため、事前に確認しておきましょう。
推奨されるワクチン
アルゼンチン旅行において、特別な予防接種は通常は不要です。ただし、北部のイグアスの滝周辺など、特定の地域へ行く場合は黄熱病の予防接種が推奨されることがあります。渡航の1ヶ月前までには、お近くの検疫所やトラベルクリニックに相談してください。
【賢い旅人の常識】海外旅行保険付きカードという「お守り」



海外旅行保険って、毎回手続きするのが正直ちょっと面倒…。
お金もかかるし…。



でも、もしアルゼンチンでケガや病気で病院にかかったら…
治療費が数十万円なんてことも現実にあり得るんです。
そこでおすすめなのが、「持っているだけで保険が自動的に適用される」クレジットカードです。このカードを一枚お財布に入れておくだけで、旅行のたびに保険に加入する手間も費用もかからない、最強の旅のお守りになります。
数あるカードの中でも、旅好きの私が特に信頼しているのが「楽天プレミアムカード」。手厚い海外旅行保険が自動で付いてくるのはもちろん、実はこのカード、旅好きにとって”とんでもない特典”が隠されているんです。
- 最高5,000万円の海外旅行保険が自動付帯で安心
- ケガや病気だけでなく、持ち物の盗難もしっかり補償
- 【+α】世界中の空港ラウンジが使える「プライオリティ・パス」も手に入る!
年会費はかかりますが、この安心感と特典を考えれば、年に1度でも海外へ行くなら絶対に持っておくべき一枚です。まずは下のボタンから、充実した補償内容をチェックしてみてください。



え、プライオリティ・パスって何?すごく気になる…!
他のカードとも比較して、もっと詳しく知りたいな。



そんなあなたのために、プライオリティ・パスが付帯する最強のクレジットカードを徹底比較した、もっと詳しい記事も用意しました。
あなたの旅を”格上げ”する一枚が必ず見つかりますので、ぜひ下のリンクからじっくり比較検討してみてくださいね。


肉食派必見!アルゼンチンの必食グルメ





旅の醍醐味といえば、やっぱり現地のグルメ!
アルゼンチンの食文化は、なんといっても「肉」。世界トップクラスの牛肉消費量を誇るこの国では、豪快な肉料理が主役です。そして、そのお供にはもちろん、世界的に有名なワインが欠かせません。



お肉好きにはたまらない国ですね!
絶対に食べたい!アルゼンチンの代表的な郷土料理
数あるアルゼンチン料理の中から、これだけは外せない!という代表的なメニューを厳選してご紹介します。
- アサード (Asado)
アルゼンチン風バーベキューで、国民的ソウルフード。牛や豚、鶏肉の様々な部位を炭火でじっくりと焼き上げます。週末には家族や友人とアサードを楽しむのがアルゼンチン流です。 - チョリパン (Choripán)
炭火で焼いたジューシーなチョリソーをパンに挟んだシンプルなホットドッグ。チミチュリというパセリとニンニクのソースをたっぷりかけて食べるのが定番です。 - ミラネサ (Milanesa)
アルゼンチン風の牛カツレツ。薄く叩いた牛肉に衣をつけて揚げたもので、そのままはもちろん、チーズとトマトソースを乗せた「ミラネサ・ナポリターナ」も人気です。 - エンパナーダ (Empanada)
ひき肉やチーズ、とうもろこしなどを生地で包んで焼いたり揚げたりした、アルゼンチンの国民的軽食。地域によって具材や形が違うので、食べ比べてみるのも楽しいです。
気軽に試せる!スイーツ&ドリンク
- ドゥルセ・デ・レチェ (Dulce de Leche)
牛乳と砂糖を煮詰めて作る、濃厚なミルクキャラメルクリーム。パンに塗ったり、アイスクリームにかけたりと、アルゼンチンのスイーツには欠かせません。 - アルファホーレス (Alfajores)
クッキーでドゥルセ・デ・レチェを挟み、チョコレートや粉砂糖でコーティングした甘いお菓子。お土産としても大人気です。



アサードは絶対に食べてみたいですね!
乾杯!世界に誇るアルゼンチンワイン&ドリンク
美味しいアルゼンチン料理には、その土地ならではのドリンクが欠かせません!
- マルベックワイン (Malbec)
アルゼンチンを代表する赤ワイン。濃厚でコクがあり、ジューシーな肉料理との相性は抜群です。 - マテ茶 (Mate)
国民的な飲み物で、「飲むサラダ」とも言われるほど栄養価が高いお茶。独特の苦味がありますが、慣れると癖になります。 - キルメスビール (Quilmes)
アルゼンチンで最も人気のある国民的ビール。すっきりとした味わいで、どんな料理にもよく合います。
ここまで読んで、きっとお腹が空いてきた頃ではないでしょうか?
それでは、その美味しい想像を現実にするために、いよいよアルゼンチンで必見の魅力的な都市へと旅立ちましょう!
アルゼンチンのおすすめ都市3選と必見の観光スポット


多様な顔を持つアルゼンチンには、魅力あふれる都市がたくさんあります。
今回はその中でも、絶対に訪れたい3つのエリアを厳選してご紹介します!
① ブエノスアイレス|南米のパリ
ヨーロッパ風の壮麗な建築物が立ち並び、「南米のパリ」と称される首都ブエノスアイレス。タンゴ発祥の地であるカラフルなボカ地区や、世界で最も美しい本屋の一つに選ばれた書店など、街の至る所が絵になります。まずはこの街の魅力を満喫しましょう。
| 観光地名 | Googleマップ |
|---|---|
| カミニート(ボカ地区) | Caminito |
| エル・アテネオ・グラン・スプレンディド | El Ateneo Grand Splendid |
| レコレータ墓地 | Cementerio de la Recoleta |
| 五月広場 | Plaza de Mayo |
【ブエノスアイレスのおすすめホテル】Alvear Palace Hotel
- エリア: レコレータ地区
- 宿泊料金目安: 1泊 $500〜
- 主要観光地へのアクセス: レコレータ墓地のすぐ近く。高級ブティックが並ぶエリア。
- おすすめポイント: 1932年創業の、ルイ16世様式で建てられた伝統ある5つ星ホテル。優雅な雰囲気の中で、極上の滞在が楽しめます。
- 口コミ: 4.7(7,893)·5 つ星ホテル
- 住所: Av. Alvear 1891, Buenos Aires, アルゼンチン
② イグアスの滝|世界最大の瀑布
アルゼンチンとブラジルにまたがる世界最大の滝、イグアスの滝。「悪魔の喉笛」と呼ばれる最大落差80m以上の展望台からは、轟音とともに水しぶきが舞い上がり、その圧倒的なスケールに言葉を失います。アルゼンチン側からは、遊歩道を歩いて滝を間近に感じることができます。
| 観光地名 | Googleマップ |
|---|---|
| イグアスの滝(アルゼンチン側) | Parque Nacional Iguazú |
| 悪魔の喉笛 | Garganta del Diablo |
【イグアスの滝のおすすめホテル】Gran Meliá Iguazú
- エリア: イグアス国立公園内(アルゼンチン側)
- 宿泊料金目安: 1泊 $600〜
- 主要観光地へのアクセス: ホテルから滝の遊歩道へ直接アクセス可能。
- おすすめポイント: アルゼンチン側の国立公園内にある唯一の5つ星ホテル。客室やインフィニティプールからイグアスの滝を眺めることができる、この上ない贅沢なロケーションが魅力です。
- 口コミ: 4.6(2,690)·5 つ星ホテル
- 住所: Parque Nacional Iguazú, Puerto Iguazú, アルゼンチン
③ エル・カラファテ|パタゴニア氷河の玄関口
アルゼンチン南部に広がるパタゴニア地方。その中でも、巨大なペリト・モレノ氷河への玄関口となるのがエル・カラファテです。展望台から眺める青く輝く氷河の壁や、轟音とともに湖に崩れ落ちる氷塊の崩落シーンは、まさに圧巻の一言。トレッキングやクルーズで氷河に迫るツアーも人気です。
| 観光地名 | Googleマップ |
|---|---|
| ペリト・モレノ氷河 | Glaciar Perito Moreno |
| ロス・グラシアレス国立公園 | Parque Nacional Los Glaciares |



パタゴニアのツアーは、どうやって参加するのが一般的なの?



実は、広大なパタゴニアを個人で巡るのは大変なので、エル・カラファテの街で現地ツアーに参加するのが一般的なんです。氷河トレッキングやクルーズなど、様々なツアーがあるので、自分に合ったものを選びましょう!
一生に一度のツアーなのに「ガイドがイマイチだった…」「車がボロボロで不安だった…」なんてことになったら、一生の後悔になってしまいますよね。
そこでおすすめなのが、航空券の予約でも紹介した「Trip.com」です。実はTrip.comでは、世界中の現地ツアーも予約できるんですよ!
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- 日本語の口コミや評価が豊富で、ツアーの質を事前に判断しやすい
- トラブルがあった際も、使い慣れた日本語サポートにまとめて相談できる
予約が色々なサイトに分散していると、いざという時に「どこのサイトで予約したんだっけ…?」と焦りがち。Trip.comにまとめておけば、そんな心配もなく、旅に集中できます。
人気のツアーはすぐに埋まってしまうこともあるので、今すぐ料金や空き状況をチェックしてみてくださいね!
どの都市も個性的で、訪れる価値のある場所ばかりです。
これらの都市をどう巡ればいいか、具体的なプランが知りたい方も多いのではないでしょうか?
そこで次に、王道の観光地を巡るモデルプランをご提案します!
これで完璧!ブエノスアイレスとイグアスの滝を巡る7泊9日モデルコース


初めてのアルゼンチン旅行で人気の首都ブエノスアイレスと、世界三大瀑布イグアスの滝を効率よく巡る、7泊9日のモデルプランをご紹介します。
長い移動時間も考慮した、現実的なプランですので是非ご参考ください!
深夜便などを利用して、アメリカやヨーロッパの都市へ。長いフライトなので、機内ではリラックスして過ごしましょう。
経由地からブエノスアイレスへ。長い移動の疲れを癒すため、この日はホテルでゆっくり過ごしましょう。
午前中は五月広場や大統領府カサ・ロサダを見学。午後はカラフルなボカ地区のカミニートを散策。夜は本場のタンゴショーを鑑賞。
レコレータ墓地や、世界で最も美しい本屋エル・アテネオを訪問。おしゃれなパレルモ地区でショッピングやカフェ巡りを楽しむ。
国内線でプエルト・イグアスへ移動。ホテルにチェックイン後、ブラジル側から滝の全景を眺めます。
※注意:ブラジル側へ行く場合、2025年4月10日から日本のパスポートでも電子ビザの事前取得が必須となりました。渡航前に必ず最新情報を確認し、手続きを済ませておきましょう!
アルゼンチン側の国立公園を終日観光。「悪魔の喉笛」の迫力を間近で体感し、ボートツアーで滝に突っ込むのもおすすめ!
午前中はイグアスでお土産探し。午後の便でブエノスアイレスへ戻り、最後のステーキディナーを楽しむ。
楽しかったアルゼンチンを後にして、帰国の途へ。
お疲れ様でした!



ご自身の航空券に合わせて、旅行計画全体でプラス1〜2日の余裕を持たせることを強くおすすめします!
そして、旅の思い出とともに持ち帰りたいのが、その土地ならではのお土産ですよね。
次のセクションでは、アルゼンチンで人気のお土産をご紹介します。
アルゼンチンで何買う?人気のお土産ガイド


アルゼンチンには、グルメなものから、おしゃれな雑貨まで、魅力的なお土産がたくさんあります。
自分用にも、大切な人へのお土産にもぴったりな人気アイテムをピックアップしました!
- アルゼンチンワイン
なんといっても一番人気はワイン。特にマルベック種は、スーパーで高品質なものが驚くほど手頃な価格で手に入ります。 - ドゥルセ・デ・レチェ
濃厚なミルクキャラメルクリーム。瓶詰めのものや、それを使ったお菓子「アルファホーレス」は定番のお土産です。 - 革製品
良質な牛革製品が安く手に入ることで有名。ジャケットやバッグ、靴、ベルトなど、お気に入りの一品を探してみてはいかがでしょうか。 - マテ茶セット
マテ茶を飲むための茶器(マテ壺とボンビージャ)は、デザインも豊富でアルゼンチンらしいお土産として人気です。



ブエノスアイレスのサン・テルモ地区の日曜市などでは、ユニークなアンティークや手作り雑貨も見つかりますよ!
お買い物の際に少しでも現地の言葉が話せると、店員さんとのコミュニケーションも弾み、旅がもっと楽しくなります!
最後はアルゼンチンに行く前に覚えておきたい、スペイン語フレーズ集をご紹介します!
旅がもっと楽しくなる!覚えておきたいスペイン語フレーズ集


前述の通り、アルゼンチンでは英語がほとんど通じません。



でも、心配は無用です!
簡単なスペイン語のフレーズをいくつか覚えておくだけで、現地の人々と心を通わせることができ、旅の楽しさが何倍にも膨らみます。
| 日本語 | スペイン語 | 読み方 |
|---|---|---|
| こんにちは | ¡Hola! | オラ! |
| ありがとう | Gracias | グラシアス |
| これはいくらですか? | ¿Cuánto cuesta? | クアント・クエスタ? |
| はい/いいえ | Sí / No | シー/ノー |
| すみません | Perdón / Disculpe | ペルドン/ディスクルペ |
| お会計お願いします | La cuenta, por favor | ラ・クエンタ、ポル・ファボール |
| 美味しい! | ¡Qué rico! | ケ・リコ! |



少しのフレーズは覚えたけど、もっと困った時や、市場で値段交渉してみたい時、どう言えばいいんだろう…やっぱり不安だな。



実は、旅の楽しさを何倍にもしてくれる魔法が、ちょっとした現地の人との会話なんです!
翻訳アプリも便利ですが、電波がない場所や、とっさに言葉が出てこない場面では意外と使いにくいもの。そんな時、お守りのようにバッグに一冊入れておくと心強いのが、旅の場面に特化した会話集です。
数ある本の中でも、私がスペイン語を勉強してきた中で「これ一冊あれば安心!」と心からおすすめするのが、こちらの会話集。単語を指差すだけでも通じる工夫が満載で、まさに旅人のための”コミュニケーションツール”です。
\これであなたもスペイン人/
- 空港、ホテル、レストランなど、旅の場面ごとにフレーズが整理されていて探しやすい
- 指差すだけで通じるイラストや単語が豊富
- 持ち運びに便利な、邪魔にならないコンパクトサイズ
ほんの少しのスペイン語が、思わぬ出会いや忘れられない思い出を運んできてくれます。ぜひ、旅の最高の相棒として、この一冊を連れて行ってください!
まとめ:アルゼンチンの魅力を満喫する旅へ


「南米のパリ」ブエノスアイレスの洗練された街並みから、パタゴニアやイグアスの滝といった手付かずの自然まで、アルゼンチンは訪れる人々を魅了してやまない、唯一無二の国です。
最終チェックリスト:アルゼンチン旅行を最大限に楽しむために
- アルゼンチンは多様な自然とヨーロッパ文化が融合した、日本の約7.5倍の広さを持つ国。
- 旅行準備では、訪問地に合わせた「服装計画」と、複雑な「通貨事情」への理解が重要。
- 治安には注意が必要だが、基本的な対策をすれば安全に楽しめる。
- ブエノスアイレス、イグアスの滝、パタゴニアなど、それぞれ全く違う魅力を持つエリアは必見。
- お土産には高品質なワインや革製品が定番。
- 簡単なスペイン語を覚えていくと、旅がさらに楽しくなる。
治安への不安や長距離の移動、複雑な通貨事情は決して楽ではありませんが、それを乗り越えた先には、日本では決して味わうことのできない情熱的な文化と、地球の大きさを感じる絶景との出会いが待っています。
この記事を参考に、しっかりと準備をして、一生忘れられない素晴らしいアルゼンチンの旅を楽しんできてください!



¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!



¡Buen viaje!(良い旅を!)


