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【スペイン語文法:評価】接続法規則の例外4/ Está mal queなど、肯定文でも常に接続法が使われる文法(DELE:B2)

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はるカタルーニャです。本日は「肯定文でも常に接続法が用いられる文法に関する言語カフェ」となっております!

ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)

 

早速ですが、この記事では私たちがこれまでに習った評価に関する、接続法の規則の例外について、例文を用いてご説明させていただきます。

特に今回は、肯定文でも常に接続法が用いられる、規則の例外に関する文法について詳しくご紹介させていただきます。

接続法をしっかりと理解したい方や、例外を知りたい方、スペイン語を話せるようになりたい方にとてもおすすめな記事となっておりますので、是非参考にしてみてください。

 

【復習】評価に関する22種の動詞「コミュニケーション・知覚・考え」について

まず最初に、B1レベルで習った評価に関する動詞22種ついてご紹介させていただきます。

COMUNICACIÓN (コミュニケーション) PERCEPCIÓN (知覚) PENSAMIENTO (考え)
  • decir (言う)
  • contar (語る)
  • comentar (伝える)
  • explicar (説明する)
  • contestar (答える)
  • confesar (告白する)
  • añadir (言い足す)
  • sentir (感じる)
  • percibir (感じ取る)
  • oír (聞こえる)
  • escuchar (聞く)
  • ver (見る)
  • observar (観察する)
  • oler (嗅ぐ)
  • pensar (考える)
  • creer (思う)
  • opinar (〜と言う意見を持つ)
  • imaginar (推測する)
  • suponer (推察する)
  • sospechar (疑う)
  • parecer (〜のように思われる)
  • recordar (思い出す)
  • enterarse (知る)

 

これらの単語が使われる、主語が異なる評価の文を作る場合、肯定文なら直接法、否定文なら接続法が使われましたよね。

  • 動詞+que+直接法
  • No+動詞+que+接続法

このような規則を応用して、これまで問題を解いてきたかもしれませんが、実は否定形でも直接法が用いられたり、肯定文でも接続法が用いられたりする例外が数多く存在します。

 

今回はこれらの動詞の中でも、常に接続法を用いるParecerと、Ser、Estarに関する文法についてご紹介させていただきます。

 

【評価に関する意味を持つ動詞】Ser/ Estar/ Pensar+形容詞/ 名詞/ 副詞+que+接続法

常に接続法を用いる文法は以下の3種類があります。

  • Ser
  • Estar
  • Parecer
  • 形容詞
  • 名詞
  • 副詞
que 接続法

このように、SerやEstar、Pensarと、形容詞、名詞、副詞を結びつけるだけで、評価に関する意味を持つ文を作ることができます。

 

【Por ejemplo:例文】

  • Es una estupidez que no ahorres.
    貯金しないのは馬鹿げています。
  • Es un rollo que no puedas participar en esta recreación.
    このレクリエーションに参加できないのは残念です。
  • Es una alegría que tengamos mucho dinero.
    たくさんお金があることは嬉しいことです。
  • Es necesario que estudiéis mucho.
    あなたはたくさん勉強する必要があります。
  • No es lógico que los huesos se derritan para  beber ácido carbónico.
    炭酸を飲むと骨が溶けるのは論理的ではありません。
  • Es ridículo que compremos muchos billetes de lotería.
    宝くじをたくさん買うのはばかげています。
  • Es magnifico que le hayas cedido tu asiento a el anciano.
    あなたがお年寄りに席を譲ったのは素晴らしいことです。
  • Parece increíble que haya ganado la lotería.
    彼が宝くじに当選したのは信じられません。
  • Está bien que el mundo mejore.
    世界がより良くなることはいいことです。
  • Está mal que coma mucho.
    食べ過ぎは良くありません。

 

このように、主節と従属節の主語が異なり、また一般論でない文を作りたいときは、従属節の動詞は接続法を用いる必要があります。

また一般論の文を作りたいときは形容詞や名詞、副詞の後ろに不定詞を付けると作ることができます。

  • Ser/ Estar/ Pensar+形容詞/ 名詞/ 副詞+不定詞

 

【Por ejemplo:例文】

  • Está mal menti.
    嘘をつくのは間違っています。
    

 

まとめ

ここまで、Ser/ Estar/ Pensarを使った、評価を表す接続法の規則の例外についてご紹介させていただきました。

SerやEstar、Pensarと形容詞か名詞、そして副詞、その後ろにqueと接続法をつければ意見を表す文を作ることができ、また、肯定文の際でも「接続法」が使われることが分かりましたね。

例外が多くて覚えるのも、使い分けるのも大変かと思われますが、少しづつ学んでいきましょう。

 

¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!

¡Hasta luego, adiós!  また会いましょう!

 

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