¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルーニャです。本日は「スペイン語でアドバイスを与えたり、求めたりするときに使う文法に関する言語カフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、この記事ではスペイン語中級レベルで習う "Es recomendable/ Y si/ Yo que tú" などの、アドバイスを与えたり、求めたりする文法や、その従属節の動詞の形について、それぞれ例文を用いてご説明させていただきます。
特に今回はアドバイスを与えたり、求めたりする際の文の従属節に「直接法」を使うのか、「接続法」を使うのか、それとも「不定詞」を使うのかについて詳しくご紹介させていただきます。
この記事は、直接法と接続法の使い分けをしっかりとできるようになりたい方や、助言を与える方法を知りたい方、DELEのB2レベルを受けようと思っている方や、スペイン語を話せるようになりたい方にとって、とてもおすすめな記事となっておりますので、是非参考にしてみてください。
目次
- 1 【助言:16種類】Es recomendable/ Y si/ Yo que túなど、アドバイスを求める・与える方法について
- 2 【助言を求める】¿Qué me aconsejas?や¿Usted qué haría?など、アドバイスを求める方法4種
- 3 【助言を与える】Recomendar/ aconsejar/ sugerir + que + 接続法(〜をお勧めします)
- 4 【助言を与える】Es + recomendable/ aconsejable ...+ 不定詞/ que + 接続法現在形(〜をお勧めします)
- 5 【助言を与える】直接法過去未来形 + recomendable/ aconsejable ... + 接続法過去形(〜をお勧めします)
- 6 【助言を与える】¿Y si + 直接法現在形/ 接続法過去形?(〜したらどうですか?)
- 7 【助言を与える】命令形(〜しなさい)
- 8 【助言を与える】Deber / Tener que + 不定詞(〜しなさい)
- 9 【助言を与える】Si yo fuera tú/ Yo que tú/ Yo en tú lugar+ 直接法過去未来形(私が君なら〜するでしょう)
- 10 まとめ
【助言:16種類】Es recomendable/ Y si/ Yo que túなど、アドバイスを求める・与える方法について
まず最初に、スペイン語でアドバイスを求めたり、与えたりする文法についてご紹介させていただきます。
今回はB2レベルで特に出されやすい16種類の文法について、以下にまとめてみました。
〜アドバイスを求める方法4種〜
- ¿Qué me aconsejas/ recomiendas/ piensas?
- ¿Usted qué haría?
- ¿Qué piensa que es mejor?
- ¿Cuál considera usted que es más apropiado(a)/ mejor?
〜アドバイスを与える方法12種〜
- Recomendar/ aconsejar/ sugerir + que + 接続法
- Es + recomendable/ aconsejable ... + 不定詞
- Es + recomendable/ aconsejable ... + que + 接続法現在形
- 直接法過去未来形 + recomendable/ aconsejable ... + 接続法過去形
- ¿Y si + 直接法現在形?
- ¿Y si + 接続法過去形?
- 命令形
- Deber + 不定詞
- Tener que + 不定詞
- Si yo fuera tú/ usted + 直接法過去未来形
- Yo que tú/ usted + 直接法過去未来形
- Yo en tú lugar + 直接法過去未来形
このような形で、アドバイスを求めたり、与えたりすることができいます。
では、それぞれの例文と共に使い方について見ていきましょう。
【助言を求める】¿Qué me aconsejas?や¿Usted qué haría?など、アドバイスを求める方法4種
スペイン語中級レベルでアドバイスを求める方法としてよく使われる文法は以下の4種類があります。
- ¿Qué me aconsejas/ recomiendas/ piensas?
- ¿Usted qué haría?
- ¿Qué piensa que es mejor?
- ¿Cuál considera usted que es más apropiado(a)/ mejor?
太字部分をそれぞれ日本語に訳してみると以下のようになります。
- 何か助言をしていただけませんか?
- あなたならどうしますか?
- どうするのが良いと思いますか?
- どちらがより適切だと思いますか?
このように、この短い文たちを4種類覚えるだけで、相手に丁寧にアドバイスをしてもらうことができます。
では逆にアドバイスを求められたとき、どのような文法を使って助言すればいいのでしょうか?
【助言を与える】Recomendar/ aconsejar/ sugerir + que + 接続法(〜をお勧めします)
続いて、アドバイスを与える方法について例文を用いてご紹介させていただきます。
- Recomendar/ aconsejar/ sugerir + que + 接続法
この文法を用いることにより、私たちは「〜をお勧めします」という助言を与える文を作れるようになります。
【Por ejemplo:例文】
- Te sugeriría que practicaras gimnasia todos los días.
毎日体操することを君にお勧めします。 - Los especialistas recomiendan que estos ejercicios se practiquen de forma regular.
専門家は、これらの演習を定期的に実施することを推奨します。
この文法を使えば、このように助言を与える文を簡単に作ることができます。
また、主動詞が「直接法現在形」の場合、従属節の動詞は「接続法現在形」、「過去未来形」の場合は「接続法現在形」を用いますので注意してください。
主節の動詞と、従属節の動詞の組み合わせに関する規則に関する記事もありますので、是非以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事:主節と従属節の動詞の規則「直接法現在/ 未来/ 命令形と接続法現在形」など(DELE:B2)
【助言を与える】Es + recomendable/ aconsejable ...+ 不定詞/ que + 接続法現在形(〜をお勧めします)
こちらも、先ほどのアドバイスする文と似ていますが、queをつけるか、つけないかにより、その後の従属節の動詞が不定詞になるのか、接続法現在形になるのかが変わってきます。
- Es + recomendable/ aconsejable ... + 不定詞
- Es + recomendable/ aconsejable ... + que + 接続法現在形
queの後の従属節には、接続法の「現在形」がきますので、注意してください。
【Por ejemplo:例文】
- Es aconsejable cuidar la alimentación.
食べ物に気を使うことをお勧めします。 - Es recomendable que sigas los consejos del médico.
君が医師のアドバイスに従うことをお勧めします。
不定詞を使う場合、その助言は一般的なものとなり、一方接続法を使う文は誰かに助言する際に用いられることが多くなっています。
【助言を与える】直接法過去未来形 + recomendable/ aconsejable ... + 接続法過去形(〜をお勧めします)
また、以下のような直接法過去未来形と、接続法過去形の組み合わせもあります。
- 直接法過去未来形 + recomendable/ aconsejable ... + 接続法過去形
こちらも同じく、「〜をお勧めします」というアドバイスを与えるときに使える文法となっております。
【Por ejemplo:例文】
- Sería aconsejable que tuvieras la información adecuada.
君が十分に情報を手に入れることをお勧めします。
【助言を与える】¿Y si + 直接法現在形/ 接続法過去形?(〜したらどうですか?)
続いで、¿Y si ? を用いて作るアドバイスを与える文法についてご紹介させていただきます。
- ¿Y si + 直接法現在形?
- ¿Y si + 接続法過去形?
この文法の場合、直接法を用いる場合は「現在形」ですが、接続法を用いる場合は「過去形」となりますので注意してください。
【Por ejemplo:例文】
- ¿Y si te apuntas a yoga?
ヨガ教室に申し込んでみたらどうですか? - ¿Y si fueras al especialista para solucionar tus problemas de estómago?
胃の問題を解決するために、専門家の元へ行ったらどうですか?
【助言を与える】命令形(〜しなさい)
また、命令形を使っても、アドバイスを与える文になります。
日本語訳的には「〜した方がいいよ」というような意味だと思ってください。
【Por ejemplo:例文】
- Me han ofrecido otro trabajo, pero no sé qué hacer.
私は別の仕事を提供されましたが、どうすればいいか分かりません。No lo dudes, acéptalo.
躊躇わないで、それをやってみなよ。
【助言を与える】Deber / Tener que + 不定詞(〜しなさい)
次に紹介するのは、Deber(〜するべきである)と、Tener que(〜しなければならない)、という「義務」を表す単語を用いてアドバイスをする方法です。
- Deber + 不定詞
- Tener que + 不定詞
こちらも命令形と同じ強めのアドバイスとなっております。
【Por ejemplo:例文】
- No deberías reducir tus horas de sueño.
睡眠時間を減らしてはいけません。 - Luis tendría que hacer yoga porque siempre está muy estresado.
ルイスはいつもストレスを感じているので、ヨガをしなければなりません。
このように、アドバイスとは言え話者が絶対にそうした方がいいと思っている場合、強めの意味を持つ「義務」の単語を使って助言に関する文を作ります。
【助言を与える】Si yo fuera tú/ Yo que tú/ Yo en tú lugar+ 直接法過去未来形(私が君なら〜するでしょう)
最後に、「私が君なら」と言う意味を持つ文を文頭に置いて、アドバイスをする方法についてご紹介させていただきます。
- Si yo fuera tú/ usted + 直接法過去未来形
- Yo que tú/ usted + 直接法過去未来形
- Yo en tú lugar + 直接法過去未来形
「私が君なら/ あなたなら」というこれらの文が文頭に来る場合、その後の文は「直接法過去未来形」が用いられます。
【Por ejemplo:例文】
- Si yo fuera tú, me haría unos análisis.
もし私が君なら、私はいくつかの検査を行います。 - Si yo que usted, practicará más deporte.
もし私があなたなら、私はあなたよりももっと運動をします。 - Yo en tu lugar, sería prudente.
私が君なら、慎重になるでしょう。
このように、「もし私が君なら〜するでしょう」と伝えることによって、相手にアドバイスをすることができます。
まとめ
ここまでスペイン語中級レベルでよく使われるアドバイスを与える、求める方法についてご紹介させていただきました。
アドバイスを求める文法は計4種類で、
- ¿Qué me aconsejas/ recomiendas/ piensas?
何か助言をしていただけませんか? - ¿Usted qué haría?
あなたならどうしますか? - ¿Qué piensa que es mejor?
どうするのが良いと思いますか? - ¿Cuál considera usted que es más apropiado(a)/ mejor?
どちらがより適切だと思いますか?
がありましたね。
また、アドバイスする方法も以下のように計12種と多く、主動詞と従属節の動詞の形がそれぞれ覚えなければならない文法となっていました。
- Recomendar/ aconsejar/ sugerir + que + 接続法
- Es + recomendable/ aconsejable ... + 不定詞
- Es + recomendable/ aconsejable ... + que + 接続法現在形
- 直接法過去未来形 + recomendable/ aconsejable ... + 接続法過去形
〜をお勧めします - ¿Y si + 直接法現在形?
- ¿Y si + 接続法過去形?
〜したらどうですか? - 命令形
- Deber + 不定詞
- Tener que + 不定詞
〜しなさい - Si yo fuera tú/ usted + 直接法過去未来形
- Yo que tú/ usted + 直接法過去未来形
- Yo en tú lugar + 直接法過去未来形
私が君なら〜するでしょう
アドバイスを与える文法は数が多く、覚えるのが大変かと思われますが、少しずつ覚えていきましょう。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!