
¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルーニャです。



本日は「アフリカのカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます。
今回は、青年海外協力隊の派遣国の中でも、西アフリカの歴史とブードゥー文化が色濃く残る【ベナン共和国】に焦点を当て、応募のステップから現地のリアルな生活情報(活動内容、住居、食事、気になる治安や文化)、さらには帰国後のキャリアパスまで、ベナン派遣に向けて知っておくべき全てを網羅的にお届けします。
- 青年海外協力隊の「ベナン派遣」に興味があり、応募を検討している方
- JICA海外協力隊の選考に向けて、ベナンの具体的な活動内容や生活情報を知りたい方
- ベナン派遣が内定し、渡航前の準備(持ち物、手続き、文化理解など)を進めたい方
- 国際協力やボランティア活動に関心があり、ベナンという国について深く学びたい方
- 将来的にアフリカ(特にベナン)への旅行や滞在を考えており、現地のリアルな情報を収集したい方



ベナンってどんな国なんだろう?



青年海外協力隊員としてどんな活動ができるの?



実際に派遣が決まったら、何から準備すればいいの…?
期待と同時にたくさんの疑問や不安を抱えて情報収集をされている方も多いと思います。
実はこのブログを書いている私も、いつか青年海外協力隊員として世界に貢献したいと夢見て、あなたと同じように日々情報を集めている仲間の一人です。
だからこそ、未来の隊員であるあなたが本当に知りたい情報を、同じ目線で徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
- ベナンという国の魅力と基本情報(歴史、文化、言語、気候など)
- 青年海外協力隊員としての具体的な活動内容や求められるスキル
- 現地でのリアルな生活(住居、食事、物価まで網羅!)
- 応募から派遣までの具体的な流れと準備(選考対策のヒントも!)
- 安心して活動するための治安情報と安全対策
この記事は、青年海外協力隊のベナン派遣を目指すあなたの「知りたい!」に応えるだけでなく、ベナンという国そのものに興味がある方、あるいは将来的な渡航を考えている方にとっても、現地の歴史や文化を深く知れる素晴らしい機会になるはずです。
ぜひ最後までじっくりお読みいただき、あなたの疑問や不安を解消してください!
ベナン派遣の基本情報:概要・特徴・言語を徹底解説!


青年海外協力隊としてベナンでの活動に臨むにあたり、まず最初にしっかりと押さえておきたいのが、「ベナン共和国とは、一体どんな国なのか?」という基本的な情報ですよね。



西アフリカにあるって聞いたけど、どんなところ?
フランス語が公用語なんだ!



一年中暑いのかな?
雨季と乾季があるって聞いたけど、服装が難しそう…。



英語は通じるの?
現地の人同士は何語で話しているんだろう。
そんな疑問や不安を持っている人が多いはず。
ここでは、青年海外協力隊員として押さえておきたいベナンの基本情報から、変化に富んだ気候、コミュニケーションの鍵となる言語、そして心に触れる文化や習慣まで、徹底的にご紹介します!
ベナンを深く理解し、現地での毎日をより豊かに、そして安心して過ごせるようになるための知識を、分かりやすく丁寧にお伝えしますのでご覧ください!
ベナン共和国ってどんな国?まず知りたい基礎知識まとめ
ベナンの首都、言語、通貨、時差、気候、電圧、日本からのアクセス方法など、知っておきたい基本情報を分かりやすくまとめました。
国(首都) | ベナン共和国(ポルトノボ)※事実上の首都機能はコトヌー |
---|---|
言語 | フランス語(公用語)、フォン語、ヨルバ語など多数 |
通貨 | CFAフラン(XOF)。100 XOF = 約26円(2025年9月現在) |
時差(サマータイム) | 日本より8時間遅れ。サマータイムなし。 |
気候 | 南部は熱帯雨林気候、北部はサバナ気候 |
電圧 | 220ボルト / 50ヘルツ |
コンセント | Cタイプ、Eタイプが主流。変換プラグが必須。 |
面積 | 約11.5万平方キロメートル(日本の約3分の1) |
産業 | 農業(綿花、カシューナッツ)、サービス業(港湾業)、商業 |
直行便(2025年9月現在) | なし。 |
日本からの行き方 | ヨーロッパ(パリなど)や中東(ドバイ、ドーハなど)、エチオピア(アディスアベバ)を経由するのが一般的。総移動時間は乗り継ぎ含め約24時間~。 |
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ベナンの面積は?日本の約3分の1
さて、青年海外協力隊の派遣国『ベナン共和国』ですが、その広さは一体どのくらいなのでしょうか?
ベナンの面積は 約11.5万平方キロメートル。と言っても、数字だけではピンと来ないかもしれませんが、日本と比較してみると…



実は、日本の国土の約3分の1で、北海道と四国を合わせたくらい!



南北に細長い国なんです!
隣国は?ナイジェリアなど計4カ国
また、西アフリカに位置するベナン。
この国がどのような地理的環境にあり、それが文化や経済にどんな影響を与えているのか、その輪郭もGoogleマップで見ていきましょう。
ベナンは、西にトーゴ、北西にブルキナファソ、北東にニジェール、東に大国ナイジェリアと、4つの国々と国境を接しています。
南はギニア湾に面しており、経済の中心であるコトヌー港は周辺の内陸国にとっても重要な玄関口となっています。



たくさんの国に囲まれているんですね。



だからこそ、多様な民族と言語が共存する豊かな文化が育まれているんです!
このように、多様な隣国に囲まれた地理的な特徴は、ベナンの豊かな文化を育む土壌となってきました。
そして、その文化をより深く理解する上で欠かせないのが、『気候』と人々のコミュニケーションを支える『言葉』です。
それでは、ベナンの日々の気候と、普段の生活で人々がどのような言語を使い、心を通わせているのか、その興味深い『気候・言語事情』を一緒にみていきましょう!
ベナンの気候を徹底解説!年間を通じた特徴と季節ごとの注意点



ベナンの気候は、南北に細長い国土のため、南部と北部で大きく異なります。
共通しているのは、年間を通して高温であることと、明確な雨季と乾季があることです。
- 南部(コトヌーなど)
高温多湿の熱帯雨林気候です。大雨季(4月~7月)と小雨季(9月~10月)の年2回の雨季があります。年間を通して蒸し暑い日が続きます。 - 北部
サバナ気候で、南部より乾燥しています。雨季は年に1回(5月~9月)です。乾季(12月~1月)には、サハラ砂漠からの熱風「ハルマッタン」が吹き、空気が乾燥し、朝晩は冷え込むことがあります。
年間を通して日本の夏服が基本ですが、北部の乾季には朝晩の冷え込みに備えて薄手のジャケットやパーカーがあると安心です。日差しが非常に強いため、季節を問わず帽子やサングラス、日焼け止めでの紫外線対策は絶対に忘れないようにしましょう!
ベナンの言語事情:英語は通じる?公用語と現地の言葉



ベナンでは何語がメインなの?



英語はどの程度通用するの?
といった、ベナンの言葉に関する疑問は多いはず。
ベナンの公用語から現地で話される多様な言語まで、その実態を分かりやすく解説します。
これを読めば、ベナンでのコミュニケーションのイメージがグッと具体的になるはずです!
ベナンで使われている言語の種類|公用語はフランス語
ベナンの公用語はフランス語です。
しかし、国内には50以上の民族が暮らしており、それぞれの言語(フォン語、ヨルバ語、バリバ語など)が国語として認められ、日常的に話されています。
特に南部ではフォン語、南東部ではヨルバ語が広く使われており、フランス語は異なる民族間の共通語として、また教育や行政の場で重要な役割を担っています。
- Bonjour (ボンジュール): こんにちは(フランス語)
- Merci beaucoup (メルシー・ボークー): どうもありがとう(フランス語)
協力隊員として活動する上では、公用語であるフランス語の習得が不可欠です。それに加えて、配属先の地域で話されている現地語の挨拶を覚えることが、現地の人々と心を通わせるための大切な鍵となります。
豆知識ですが、ベナンはブードゥー教発祥の地としても知られています。この神秘的な文化もベナンの大きな魅力の一つです。
青年海外協力隊員は英語で活動できる?|現地での英語通用度



いいえ、ベナンでは英語はほとんど通用しません。
公用語がフランス語であるため、活動も日常生活もすべてフランス語が基本となります。観光客向けのホテルや一部のビジネスシーンを除き、英語でのコミュニケーションは非常に困難です。
そのため、青年海外協力隊としてベナンに派遣される場合、派遣前訓練で集中的にフランス語を学ぶことになります。
また、地方ではフランス語が通じない人々もいるため、簡単な挨拶だけでも現地の言葉を覚える努力が、地域に溶け込むために重要になります。
フランス語の習得は、ベナンでの活動を成功させるための最初の、そして最大のステップと言えるでしょう。


ベナン派遣の職種と活動内容|青年海外協力隊の専門性を解説!
青年海外協力隊の派遣先として、独自の魅力を持つ国、ベナン。
もしあなたが「ベナンで国際協力に挑戦したい!」と考え始めたとき、きっとこんな具体的な疑問が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。



青年海外協力隊でベナンに行ってみたいけど、どんな活動ができるんだろう?



自分のスキルや経験が、現地で本当に役立つのか知りたいな…。
この記事を読み進めれば、ベナンで実際にどのような職種があり、どんな専門性が求められているのかが具体的に分かります。
あなたがベナンで輝ける道を見つけるための、第一歩となる情報がきっとここにあるはず!
ベナン派遣の現状:最新の隊員数と派遣実績データ(男女別・累計)
まずは、青年海外協力隊のベナンへの派遣実績(2025年3月31日現在)をご紹介します。
JICAの公式データによると、以下のような内容となっています。
派遣中隊員数: 26名(うち女性18名)
帰国隊員数 : 347名(うち女性 244名)
累計派遣隊員数: 373名(うち女性 262名)
※情報が古くなっている場合があります。最新情報はJICA海外協力隊-事業実績/派遣実績をご参照ください。
ベナンで求められる専門性:人気の派遣職種と具体的な活動事例



ベナンでは、どんな分野でボランティアが求められているの?



どんな職種で活躍できるんだろう?
そんな疑問にお答えします!
ベナンを含むアフリカで特に青年海外協力隊員の派遣が多い、主要な活動分野は以下の通りです。
- コミュニティ開発: 住民の生活改善や収入向上を目指し、農業グループの支援、手工芸品の開発・販売促進、栄養改善活動など、多岐にわたる活動を行います。
- 教育: 主に小学校の算数教育や、村落での識字教育の分野で、現地の先生方と共に授業の質の向上や教材開発を目指します。
- 保健・医療: 看護師や栄養士として、地方の保健センターで乳幼児健診のサポート、栄養指導、住民への衛生啓発活動などを行います。
- スポーツ: 体育教師として、子どもたちに体を動かす楽しさを教えたり、特定のスポーツ(野球など)の指導を通じて青少年の健全育成に貢献します。
より具体的な活動内容や、過去に派遣された隊員の体験談に興味がある方は、JICA公式サイトの「世界日記」でベナンの活動レポートを読むことを強くお勧めします!


ベナンでの生活基盤:協力隊員の住居とインフラ事情
青年海外協力隊に派遣された後のベナンでの活動を支える上で、まず気になるのが日々の暮らしの土台となる「住まい」と、電気や水といった「生活インフラ」ですよね。



安心して活動に打ち込むためにも、快適で安全な住環境と、安定したライフラインの確保が欠かせません。
ここからは、青年海外協力隊員が実際にどのような住居で生活し、現地のインフラとどのように向き合っているのか、そのリアルな実情を詳しくご紹介させていただきます!
ベナンでの住まいはどうなる?協力隊員の住居事情



青年海外協力隊員の住居は、JICAが隊員の安全と健康を最優先に考えて手配します。
ベナンでは、配属先によってタイプは異なりますが、キッチン・トイレ・シャワー付きの一軒家や、大家さんと同じ敷地内にある離れなどが一般的です。地方ではより簡素な家屋になりますが、安全な住環境が確保されます。
- 一軒家・アパート
リビング、寝室、キッチン、バスルームが備わっていることが多く、快適な生活が送れます。プライベートな時間を確保しやすいのが特徴です。 - 伝統的な住居「タタ・ソンバ」
北部のソンバ族が暮らす地域では、「タタ・ソンバ」と呼ばれる要塞のようなユニークな泥の家が見られます。隊員が住むことはありませんが、ベナンの豊かな建築文化に触れることができます。
どの住居タイプであっても、基本的な生活に必要な設備は整っており、安全に活動するための環境が提供されます。
電気・水道・インターネットは?ベナンのインフラ整備状況



ベナンでの生活では、日本のインフラ環境との違いに慣れる必要があります。
- 電気
都市部でも停電は頻繁に起こります。特に雨季は、雷雨の影響で長時間停電することも珍しくありません。充電式のランタンや大容量のモバイルバッテリーは生活必需品です。 - 水道
水道が整備されている地域でも、断水は日常茶飯事です。そのため、水を貯めておくためのバケツやタンクが必須です。安全な飲み水を確保するために、必ず煮沸するか浄水器を使用しましょう。 - インターネット
都市部では比較的安定したインターネット環境がありますが、地方では速度が遅かったり、不安定だったりすることが多いです。多くの隊員は、スマートフォンのテザリング機能を活用して通信環境を確保しています。



急な停電や断水も、備えがあれば落ち着いて対応できますね。
日本では当たり前のインフラが、ベナンではそうではない場面もあります。こうした違いに適応し、工夫しながら生活することも、協力隊活動の貴重な経験の一つです。
そのために不可欠なのが、まさに「命綱」とも言える大容量モバイルバッテリーです。





私が使っているこれは、スマホを何回もフル充電できる大容量なのにコンパクトでおすすめです!
頻繁に起こる停電の中でも、スマートフォンの充電を気にせず使える安心感は絶大ですね。


ベナン生活のリアル体験!物価・治安・服装から文化まで徹底解説
青年海外協力隊としてベナンでの活動を具体的に考え始めると、日々の生活に直結する「お金のこと」と、何よりも大切な「安全のこと」は、特に気になるポイントではないでしょうか。



ベナンの物価って、アフリカだから安いイメージだけど、実際はどうなの?



日本とは違う文化や習慣がたくさんありそうだけど、どんなことに気をつければいいのかな?



治安は良いって聞くけど、実際の状況ってどうなの?



気をつけるべきことって何だろう…?
そんな疑問や不安が次々と浮かんでくるかもしれません。
このセクションではベナンの通貨「CFAフラン」の基本情報から、気になる物価水準、そして外務省の危険情報に基づいた最新の治安状況や具体的な安全対策まで、あなたがベナンで安心して、そして賢く生活するための必須情報を分かりやすく解説します。
ベナンの通貨「CFAフラン(XOF)」の基本とリアルな物価事情
ベナンの通貨は「CFAフラン(セーファーフラン)」です。これはベナンだけでなく、セネガルやコートジボワールなど西アフリカの多くの国で使われている共通通貨です。
2025年9月現在のレートで、100CFAフランあたり約26円となっています。
※レートは常に変動するため、あくまで目安です。
物価は、ローカルな市場で手に入る野菜や果物、屋台での食事は非常に安いですが、輸入品や近代的なスーパーの品物は日本と同じかそれ以上に高い場合もあります。
食費 | 約60,000~90,000 XOF |
交通費 | 約20,000~30,000 XOF |
通信費(携帯・ネット) | 約15,000~25,000 XOF |
交際費・娯楽費 | 約20,000~40,000 XOF |
雑費(日用品など) | 約15,000~30,000 XOF |
合計 | 約130,000~215,000 XOF |
※上記はあくまで一例です。自炊中心か外食中心か、滞在する地域によって大きく変動します。JICAから支給される現地生活費で十分に生活は可能ですが、計画的な支出が求められます。
ベナンの治安状況|外務省危険レベルと協力隊員の安全対策



ベナンの治安は、西アフリカの中では比較的安定していると言われています。しかし、日本の治安レベルとは大きく異なることを常に意識する必要があります。
2025年9月現在、外務省の海外安全情報では、首都ポルトノボや経済都市コトヌーを含む南部の多くの地域に「レベル1:十分注意してください」が発出されています。一方、ブルキナファソやニジェールと国境を接する北部地域には、テロや誘拐のリスクから「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」が発出されており、絶対に近づいてはいけません。
都市部では、スリ、置き引き、強盗などの一般犯罪が頻発しています。特に、バイクタクシーを利用したひったくりには注意が必要です。
もちろん、JICAは隊員の安全を最優先に考えており、危険な地域に派遣することはありません。
夜間の一人歩きは絶対に避けること。貴重品は人目につく場所に置かず、強盗に遭遇した場合は絶対に抵抗しないこと。バイクタクシー乗車時は荷物をしっかりと抱えること。これらの鉄則を守ることが、自身の命を守る上で最も重要です。
※情報が古い場合があるため「ベナンの外務省の海外安全情報」より最新情報を確認してください。
JICAから指示される安全対策を厳守し、常に高い防犯意識を持って行動することが求められます。
引用:外務省の海外安全情報
引用:ベナン安全対策基礎データ
ベナン生活での服装ガイド|普段着の選び方と民族衣装の魅力



服装に関する疑問は、派遣前の準備においてとても大切なポイントになりますよね。
日常生活を快適に過ごすための実用的な普段着選びのコツから、ベナンの文化が感じられるオーダーメイドの民族衣装、そして協力隊員として知っておきたい服装マナーまで、あなたのベナン生活をより豊かに、そしてスムーズにするための服装情報を網羅的にガイドします!
まずは、日々の活動や生活シーンに合わせた、具体的な服装選びのポイントから詳しく見ていきましょう。
シーン別・ベナンでの最適服装ガイド|普段着から活動時まで徹底解説
ベナンでの服装は、年間を通して高温多湿な気候への対応と、強い日差し対策がポイントです。
- 基本は日本の夏服
年間を通して暑いため、Tシャツやポロシャツ、通気性の良いズボンやスカートが基本です。速乾性のある素材が重宝します。 - 肌の露出は控えめに
文化的な配慮から、特に女性はキャミソールや短パンなど露出の多い服装は避けるのが無難です。膝が隠れる丈の服装を心がけましょう。 - 動きやすく汚れても良い服装
土埃で汚れやすいため、動きやすく、気軽に洗濯できるカジュアルな服装が中心になります。 - 日差しと雨対策
紫外線が非常に強いため、季節を問わずつばの広い帽子、サングラスは必須です。雨季には、スコールに備えて折り畳み傘やサンダルがあると便利です。



おしゃれよりも、まずは機能性と文化への配慮を重視した服装が大切ですね!
色鮮やかなオーダーメイド!ベナンの民族衣装
ベナンでは、市場で売られている「パーニュ」と呼ばれる美しいアフリカンプリントの布で、オーダーメイドの服を作る文化が根付いています。
女性は「ゲフン」と呼ばれる華やかなワンピースやセットアップ、男性は「ボンバ」と呼ばれるゆったりとしたシャツとズボンを、冠婚葬祭や特別な日に着用します。
エビや鉛筆などユニークな柄の布も多く、市場で自分だけのお気に入りの布を選び、街の仕立て屋さんに頼んで服を作ってもらうのは、ベナンならではの最高の文化体験です。
協力隊員も、歓迎会などのために自分のパーニュ服を仕立てることがよくあります。



自分だけのオーダーメイド衣装、素敵ですね!最高の思い出になりそうです。
ベナン文化に触れる:習慣・マナーで気をつけること
いざベナンへ!活動への期待に胸を膨らませる一方で、「現地の文化や習慣に馴染めるかな?」「知らずに失礼なことをしてしまったらどうしよう…」といった不安も少しあるかもしれません。
異文化の中でスムーズに生活し、現地の人々と良好な関係を築くためには、ベナンならではの挨拶の習慣や、喫煙に対する考え方などを理解しておくことが非常に重要です。



ベナンでは、どんなことに気をつければいいんだろう?日本とは全然違うのかな?



人前でタバコを吸うのはNGって本当?



もしかして、日本人の感覚だと『えっ?』と思うような習慣もあるのかな…?
ベナンには、私たちが知っておくべきユニークで大切な文化や習慣がたくさんあります。
ここでは、そんなあなたの疑問や不安を解消し、ベナンの人々とのコミュニケーションを円滑にするための具体的なポイントを詳しく解説します。
現地での生活をより豊かに、そしてトラブルを避けるために役立つ「ベナン文化の心得」を一緒に学びましょう!
ベナンで守るべき基本的なマナー|日常生活での注意点
- 挨拶はとても大切
人と会った時、お店に入る時など、どんな場面でも挨拶を交わすのが礼儀です。笑顔で「ボンジュール!」と声をかけるだけで、ぐっと親近感が湧きます。 - 公共の場での喫煙はNG
ベナンでは「タバコを吸う人=素行が悪い人」という認識が根強くあります。特に街中など人前での喫煙は、周囲に悪い印象を与えてしまうため、慎むべきです。 - 写真撮影の許可
人を撮影する際は、必ず事前に許可を取りましょう。特にブードゥー教の儀式などは神聖なものであるため、無断での撮影は絶対にやめましょう。 - 左手は不浄の手
食事をする時、握手をする時、物を渡す時は右手を使うのがマナーです。左手は「不浄の手」とされているため、使わないように気をつけましょう。



喫煙のイメージは日本と全く違うんですね。気を付けないと!
ブードゥー教発祥の地
ベナンは、世界的に有名なブードゥー教の発祥の地であり、今でも人々の生活に深く根付いています。
呪術的なイメージが先行しがちですが、本来は自然や祖先を敬う精霊信仰であり、ベナンの人々にとっては大切な伝統文化です。
協力隊員として活動する上では、こうした文化背景を偏見なく理解し、尊重する姿勢が求められます。奇異の目で見るのではなく、彼らの精神世界を理解しようと努めることが、現地の人々との信頼関係を築く上で非常に重要になります。


ベナンの食文化を味わう!代表的な料理と食事のポイント
ベナンでの生活において、大きな楽しみの一つであり、また文化を深く理解する上で欠かせないのが「食」ですよね。



ベナンの人たちは普段どんなものを食べているんだろう?



主食が「パット」って聞いたけど、どんな食べ物なの?



料理は辛いって本当?
そんな風に現地での食事について、期待と少しのドキドキが入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、あなたのベナンでの食生活を豊かにし、現地の人々とのコミュニケーションを深めるためのヒントが満載です
代表的な料理から特産品まで、ベナンの食の世界を一緒に探求していきましょう!
ベナンの基本料理|主食「パット」と辛いソース
ベナンの食事は、トウモロコシやイモ類の粉をお湯で練った主食に、唐辛子の効いたソースを添えるのが基本スタイルです。
- パット (pâte)
トウモロコシやキャッサバ、ヤムイモの粉をお湯で練り上げた、国民的な主食。アフリカの他の国では「ウガリ」や「シマ」とも呼ばれます。手でちぎってソースにつけて食べます。 - アグー (Agoun)
ヤムイモを蒸して臼と杵でついた、お餅のような食感の主食。粘り気があり、日本人にも馴染みやすい味です。 - 辛いソース
パットやアグーと一緒に食べるソースは、トマトや玉ねぎをベースに、「ピーマン」と呼ばれる唐辛子をたっぷり使った辛い味付けが特徴です。鶏肉や羊肉、魚、カニなど具材は様々です。 - アタスィ (Atassi)
ベナン風の豆ご飯。そのままでも美味しいですが、揚げ物や辛いソースをかけて食べるのが一般的です。



辛いものが好きなら、ベナンの料理は口に合いそうですね!
ベナンの食文化|豊富な屋台飯とフルーツ
ベナンの街中にはたくさんの屋台があり、安くて美味しいローカルフードを手軽に楽しむことができます。
揚げたヤムイモやプランテーンバナナ(食用バナナ)、豆のペーストを揚げた「アタ」、串焼き肉など、種類も豊富です。
また、気候に恵まれているため、パイナップルやマンゴー、パパイヤ、オレンジなど、安くて美味しいフルーツが一年中手に入ります。特にパイナップルは絶品です。



新鮮なフルーツが安く手に入るのは嬉しいですね!
ベナンの飲み物文化|水道水には注意!
都市部の水道水であっても、衛生状態は良くなく、そのまま飲むことは絶対にできません。
必ず市販のミネラルウォーターを飲むか、水道水を飲む場合は浄水器を通した上でしっかりと煮沸する必要があります。
食事の前に手を洗う設備が整っていない場所も多いため、ウェットティッシュや手指消毒ジェルは必須アイテムと言えるでしょう。
協力隊員として活動する際は、JICAの指示に従い、安全な水の確保を徹底しましょう。屋台で売られているジュースや氷にも注意が必要です。自分の健康管理が、活動を続けるための第一歩です。



お腹を壊さないように、水には十分気を付けないといけませんね!


先輩隊員の声:ベナンでのリアルな体験談



実際にベナンで活動した先輩隊員は、どんな壁にぶつかり、何を感じ、どう乗り越えていったのでしょうか?
今回は、そんな厳しい環境の中でも、現地の人々と向き合い、奮闘した先輩隊員たちの「生の声」を、JICA海外協力隊の公式レポート「世界日記」やインタビューからご紹介します。
Aさん(小学校教育)は、赴任当初、フランス語が思うように話せず、同僚や村人とのコミュニケーションに苦労しました。しかし、毎日村を歩き、片言の現地語で挨拶を続け、子どもたちとジェスチャーで遊ぶうちに、少しずつ心が通い合うのを感じました。「言葉は完璧じゃなくても、伝えようとする気持ちと笑顔が一番のコミュニケーションツールだ」と気づいたそうです。
Bさん(栄養士)は、保健センターで栄養指導を行っていました。ある日、栄養満点のレシピを母親たちに紹介しましたが、反応は芳しくありません。理由を聞くと、その食材は村では手に入りにくく、高価なものでした。「自分の当たり前が、彼らの当たり前ではない」と痛感し、それからは村で手に入る食材で、誰でも作れる簡単なレシピを一緒に考えるように。母親たちが「これならできる!」と笑顔になった時、本当の意味で彼女たちの力になれたと感じたと語っています。
参照情報:JICA海外協力隊 ベナン「世界日記」
※上記体験談は、ウェブサイトに掲載されている多数の隊員の活動報告や生活の様子を参考に、リアルなエピソードとして再構成したものです。



うまくいかないことも多いけれど、現地の人々の目線に立つことが大切なんですね。


青年海外協力隊ベナン:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
「青年海外協力隊としてベナンで活動したい!」
その熱い想いを実現するための第一歩から、貴重な経験を積んだ後の未来まで、あなたはどんな道のりを想像していますか?
応募条件や選考プロセスといった「挑戦への入口」はもちろんのこと、ベナンでの活動を終えた後の「キャリアや人生への活かし方」も、きっと気になる大切なポイントですよね。
ここからは、あなたがベナンへの挑戦を具体的にイメージし、さらにその先の未来まで見据えられるよう、応募から派遣までの流れ、そして帰国後のキャリア形成に至るまで、青年海外協力隊ベナン派遣の「始まりから未来まで」をご紹介します。
ベナン派遣への第一歩:応募から選考、派遣まで
ベナンへの扉を開くための具体的なステップは、実はかなり長い道のりです。
応募プロセスの中で、それぞれの段階でどのような準備が必要なのか、気になる方も多いかと思います。



ベナン派遣に応募したいけど、何から始めればいいの?選考ってやっぱり厳しいのかな?



派遣までのスケジュールを具体的に知りたい!
そんなあなたの疑問を解決するべく、わかりやすい図でご紹介します。
青年海外協力隊の応募プロセスはざっくりとこんな感じです!
年2回(春募集・秋募集)のタイミングでJICA海外協力隊のウェブサイトから応募します。
職務経歴や語学力などを基にした書類選考と、人物面や技術力を評価する面接が行われます。
2次選考から約2ヶ月後に合否が通知されます。合格者は候補者となります。
語学訓練(主にフランス語)や国際協力、安全対策など、派遣に必要な知識とスキルを身につける合宿形式の訓練です。
訓練修了後、いよいよベナンへ出発。約2年間のボランティア活動が始まります。
- 職務経歴書では「なぜベナンか?」を明確に
数ある派遣国の中で、なぜベナンで活動したいのか。ベナンが抱える課題(例:初等教育の質の向上、地方の栄養改善)と自分のスキル・経験がどう結びつくのかを具体的に記述しましょう。 - 面接では「困難をどう乗り越えるか」を具体的に
ベナンでの生活は、言葉の壁やインフラの問題、日本とは全く異なる文化や価値観など、様々な困難が伴います。面接では、そうした厳しい環境でどのように健康を維持し、ストレスを管理し、現地の人々と協力して課題を乗り越えていけるのか、あなたの「人間力」が問われます。
より詳しい応募条件、選考対策、そして派遣までの全貌を徹底解説した完全ガイドをご用意しました。
もっと詳しく知りたい方は以下リンクをぜひ読んでください!





合わせて2025年秋募集の要項や詳細を公式サイトから確認して見ましょう!
また、私はこの本を読んで青年海外協力隊に応募するための勉強をしています。
青年海外協力隊とは何なのか、実際に「コミュニティ開発隊員でフィリピンへ」「日本語教育隊員でドミニカ共和国へ」「看護師隊員でブルキナファソへ」派遣された方々の貴重な経験談など、知りたいすべてが盛り込まれています!
ベナンでの経験を未来へ:帰国後のキャリアと人生設計
ベナンでの活動を終えた後の自分、想像できますか?



協力隊経験者の人たちって、どんな道に進んでいるの?就職に有利だったりする?



無事に派遣されたとして、その経験って帰国後どう活かせるんだろう?



協力隊の経験って、具体的にどんな仕事に繋がるの?
ベナンでの貴重な2年間を終えた後、そんな風に将来について考えるのは当然のことですよね。
帰ってきた私たちは、国際協力の最前線で培った実践的なスキル、多様な価値観を受け入れる異文化理解力、そして数々の課題をクリアしてきた問題解決能力という、大きな成長を手にしているはずです。
ここでは、ベナンでの経験を輝かしい未来へと繋げるための方法を一緒に探すべく、青年海外協力隊に派遣された方々の今をご紹介します!
私が出会った!青年海外協力隊に派遣された方々の今
私は高校2年生の頃からずっと青年海外協力隊で国際協力をしたくて、とにかくいろんな情報を集めてきました。
そんな中で私が出会った、帰国後の青年海外協力隊の方々の現在をご紹介します。
Aさんはタンザニアに「コミュニティ開発」で派遣後、帰国してからは地元のJICAデスクで2年働き、その後アフリカの農家で起業をしました。



現在はクラウドファンディングも行って日本とアフリカの架け橋になっています!
地元のJICAデスクはたまたま後任がいなかったようですが、代々派遣後の隊員が2年の任期で行なっているそうです。
Bさんはコロンビアに『青少年教育』で派遣後、地元の大手商社に転職しました。
面接では、予測不能な環境で現地の人々と粘り強く交渉し、プロジェクトを成功させた経験が高く評価されたそうです。



キャリアアップもできて、スペイン語も習得して帰国できていて本当に理想的な進路ですね!
私が学んできたスペイン語と同じ言語圏に派遣されていたこともあり、たまにスペイン語で会話をしてくださいました!
Cさんは理系の会社で開発をしていましたが、マラウィ帰国後に地元の古民家を譲り受け、地域活性化にもつながるプロジェクトを行っています。



私が大学生の頃はよくボランティアに参加させていただき、一緒に茅葺き屋根を修復したり、水車を作ったりしました。
ずっと青年海外協力隊に行くことを目指してきましたが「現地で何のために派遣されたいのか」と問いかけてくれた彼のおかげで進路を決められました!
こんな感じに、私が知っている青年海外協力隊に派遣されていた方々は、世界をもっと良くできる、エネルギッシュで活動家の方が多かったです。
まだまだ多くの隊員たちの進路を聞いてきましたので、より詳しく青年海外協力隊派遣後のステップや就職の強みなどを知りたい方はこちらのブログをご参考ください!


まとめ:青年海外協力隊ベナン派遣はあなたの人生を変える挑戦
ここまであなたが青年海外協力隊でベナンに派遣された際に、知っておきたい情報についてご紹介させていただきました。
今回のブログでは以下の内容がわかりましたね!
- 青年海外協力隊のベナン派遣の基本情報
- 青年海外協力隊ベナン派遣の職種と活動内容
- ベナンでの生活を徹底シミュレーション!住居・食事・お金・安全について
- 青年海外協力隊ベナン:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
生活する上で守るべきマナーや注意点が結構あったので、しっかり覚えて行った方が良さそうでしたね。特に、治安には十分注意を払い、JICAの安全対策を遵守し、防犯意識は常に高く持つ必要がありそうです。
あなたの挑戦をここから始めよう!
ベナンへの熱い想いが少しでも具体的になったなら、次はいよいよ行動に移す時です。
まずはJICAの公式サイトで最新の募集要項をチェックし、より詳しい応募のステップは以下の記事で完璧にマスターしましょう!





ここまで読んでいただきありがとうございます。



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