はる¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルニャです。



本日は「北米・中南米のカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます。
今回は、青年海外協力隊の派遣国の中でも、南北に細長く多様な自然が魅力の国【チリ】に焦点を当て、応募のステップから現地のリアルな生活情報(活動内容、住居、食事、気になる治安や文化)、さらには帰国後のキャリアパスまで、チリ派遣に向けて知っておくべき全てを網羅的にお届けします。
- 青年海外協力隊の「チリ派遣」に興味があり、応募を検討している方
- JICA海外協力隊の選考に向けて、チリの具体的な活動内容や生活情報を知りたい方
- チリ派遣が内定し、渡航前の準備(持ち物、手続き、文化理解など)を進めたい方
- 国際協力やボランティア活動に関心があり、チリという国について深く学びたい方
- 将来的に南米(特にチリ)への旅行や滞在を考えており、現地のリアルな情報を収集したい方



チリってどんな国なんだろう?



青年海外協力隊員としてどんな活動ができるの?



実際に派遣が決まったら、何から準備すればいいの…?
期待と同時にたくさんの疑問や不安を抱えて情報収集をされている方も多いと思います。
実はこのブログを書いている私も、いつか青年海外協力隊員として世界に貢献したいと夢見て、あなたと同じように日々情報を集めている仲間の一人です。
だからこそ、未来の隊員であるあなたが本当に知りたい情報を、同じ目線で徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
- チリという国の魅力と基本情報(歴史、文化、言語、気候など)
- 青年海外協力隊員としての具体的な活動内容や求められるスキル
- 現地でのリアルな生活(住居、食事、物価まで網羅!)
- 応募から派遣までの具体的な流れと準備(選考対策のヒントも!)
- 安心して活動するための治安情報と安全対策
この記事は、青年海外協力隊のチリ派遣を目指すあなたの「知りたい!」に応えるだけでなく、チリという国そのものに興味がある方、あるいは将来的な渡航を考えている方にとっても、現地の歴史や文化を深く知れる素晴らしい機会になるはずです。
ぜひ最後までじっくりお読みいただき、あなたの疑問や不安を解消してください!


チリ派遣の基本情報:概要・特徴・言語を徹底解説!


青年海外協力隊としてチリでの活動に臨むにあたり、まず最初にしっかりと押さえておきたいのが、「チリとは、一体どんな国なのか?」という基本的な情報ですよね。



南米の細長い国って聞いたけど、具体的にどこ?
周りの国とはどんな関係なの?



日本の裏側だから、季節も気候も全然違うのかな?



公用語はスペイン語って本当?
英語は通じないのかな?
そんな疑問や不安を持っている人が多いはず。
ここでは、青年海外協力隊員として押さえておきたいチリの基本情報から、変化に富んだ気候、コミュニケーションの鍵となる言語、そして心に触れる文化や習慣まで、徹底的にご紹介します!
チリを深く理解し、現地での毎日をより豊かに、そして安心して過ごせるようになるための知識を、分かりやすく丁寧にお伝えしますのでご覧ください!
チリってどんな国?まず知りたい基礎知識まとめ
チリの首都、言語、通貨、時差、気候、電圧、日本からのアクセス方法など、知っておきたい基本情報を分かりやすくまとめました。
| 国(首都) | チリ共和国(サンティアゴ) |
|---|---|
| 言語 | スペイン語(公用語)、マプーチェ語など |
| 通貨 | チリ・ペソ(CLP)。1 CLP = 約0.16円(2025年10月現在) |
| 時差(サマータイム) | 日本より13時間遅れ。例年9月上旬から4月上旬にかけてサマータイムが実施され、その期間は日本との時差が12時間となります。(※サマータイムの開始・終了日は年によって変更される可能性があるため、渡航前には最新情報をご確認ください) |
| 気候 | 砂漠、地中海性、西岸海洋性、ツンドラ気候など非常に多様。 |
| 電圧 | 220ボルト / 50ヘルツ |
| コンセント | Cタイプが主流。変換プラグが必須。 |
| 面積 | 約75.6万平方キロメートル(日本の約2倍) |
| 産業 | 鉱業(銅)、農林水産業(ブドウ、サケ)、製造業 |
| 直行便(2025年10月現在) | なし。 |
| 日本からの行き方 | アメリカやカナダ、ヨーロッパの主要都市を経由するのが一般的。総移動時間は乗り継ぎ含め約26時間以上。 |
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チリの面積は?日本の約2倍!
さて、青年海外協力隊の派遣国『チリ』ですが、その広さは一体どのくらいなのでしょうか?
チリの面積は 約75.6万平方キロメートル。と言っても、数字だけではピンと来ないかもしれませんが、日本と比較してみると…



なんと、日本の国土の約2倍もあるんです!ただし、南北に4,630kmと非常に細長いのが特徴です。



この細長い国土に、北のアタカマ砂漠から、中央の地中海性気候、南のパタゴニア氷河、そしてイースター島まで、信じられないほど多様な自然と文化が凝縮されているんです!
隣国は?3カ国と国境を接する
また、南アメリカ南西部に位置するチリ。
この国がどのような地理的環境にあり、それが文化や経済にどんな影響を与えているのか、その輪郭もGoogleマップで見ていきましょう。
チリは、東に雄大なアンデス山脈を隔ててアルゼンチンとボリビア、北にペルーと国境を接しています。
この地理的条件が、スペイン植民地時代の文化を基盤としながらも、先住民文化やヨーロッパ移民の文化が融合した、独自の雰囲気を生み出しています。



スペインと先住民の文化が混ざっているんですね。



だからこそ、首都サンティアゴは近代的な大都市でありながら、地方にはマプーチェ族などの伝統が色濃く残り、食文化や音楽もとてもユニークで魅力的なんです!
このように、独特の地理的特徴は、チリの豊かな文化を育む土壌となってきました。
そして、その文化をより深く理解する上で欠かせないのが、『気候』と人々のコミュニケーションを支える『言葉』です。
それでは、チリの日々の気候と、普段の生活で人々がどのような言語を使い、心を通わせているのか、その興味深い『気候・言語事情』を一緒にみていきましょう!
チリの気候を徹底解説!年間を通じた特徴と季節ごとの注意点



チリの気候は、南北に細長いため「地球の気候の縮図」と言われるほど、地域によって全く異なるのが最大の特徴です。
南半球にあるため日本とは季節が真逆。服装の準備には注意が必要です。
- 北部(砂漠気候)
アタカマ砂漠など。世界で最も乾燥した地域の一つで、年間を通してほとんど雨が降りません。昼夜の寒暖差が非常に激しいのが特徴です。 - 中央部(地中海性気候)
首都サンティアゴなど。四季がはっきりしており、夏(12月~2月)は乾燥して暑く、冬(6月~8月)は雨が多く冷え込みます。 - 南部(西岸海洋性気候~ツンドラ気候)
パタゴニア地方。夏でも涼しく、冬は厳しい寒さと雪に見舞われます。年間を通じて雨や風が強い日が多いです。 - イースター島(亜熱帯気候)
年間を通して温暖で過ごしやすい気候です。
服装は派遣される地域によって全く異なります。首都サンティアゴであれば、夏は日本の夏服+羽織るもの、冬は日本の冬と同じような防寒対策が必要です。南部パタゴニアなら、夏でもフリースや防水ジャケット、冬は本格的な防寒着が必須。どの地域でも、日差しが強いので紫外線対策は欠かせません!
チリの言語事情:スペイン語は必須?公用語と現地の言葉



チリでは何語がメインなの?



英語はどの程度通用するの?
といった、チリの言葉に関する疑問は多いはず。
公用語であるスペイン語の独特な特徴や、英語の通用度について分かりやすく解説します。
これを読めば、チリでのコミュニケーションのイメージがグッと具体的になるはずです!
チリで使われている言語の種類|公用語はスペイン語
チリの公用語はスペイン語です。
ただし、チリで話されるスペイン語は、非常に早口で独特のスラングや言い回しが多く、他のスペイン語圏の人からも「理解が難しい」と言われることがあります。
- チリ・スペイン語:語尾の「s」を発音しなかったり、多くの「チリ語(Chilenismos)」と呼ばれるスラングを使ったりするのが特徴です。
- その他の言語:先住民のマプーチェ語や、イースター島のラパ・ヌイ語などが特定の地域で話されています。また、ドイツ系移民のコミュニティなどではドイツ語も使われています。
協力隊員として活動する上では、スペイン語の習得は必須です。早口で独特なチリのスペイン語に慣れるのは大変かもしれませんが、それが聞き取れるようになれば、他のどの国のスペイン語も簡単に聞こえるようになるかもしれません。
豆知識ですが、国名の「チリ」の由来には諸説あり、先住民の言葉で「寒い」や「地の果て」、「雪」などを意味する言葉から来ていると言われています。
青年海外協力隊員は英語で活動できる?|現地での英語通用度



いいえ、残念ながら英語はほとんど通用しません。
首都サンティアゴの観光地や高級ホテルなどを除き、日常生活で英語が通じる場面は非常に稀です。協力隊の活動は、地域コミュニティに密着して行われるため、スペイン語でのコミュニケーション能力が不可欠となります。
派遣前の訓練や、現地での学習を通じて、積極的にスペイン語を身につける必要があります。最初は大変かもしれませんが、言葉を覚えることで、チリでの生活は何倍も豊かで楽しいものになるでしょう。


チリ派遣の職種と活動内容|青年海外協力隊の専門性を解説!
青年海外協力隊の派遣先として、独自の魅力を持つ国、チリ。
もしあなたが「チリで国際協力に挑戦したい!」と考え始めたとき、きっとこんな具体的な疑問が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。



青年海外協力隊でチリに行ってみたいけど、どんな活動ができるんだろう?



自分のスキルや経験が、現地で本当に役立つのか知りたいな…。
この記事を読み進めれば、チリで実際にどのような職種があり、どんな専門性が求められているのかが具体的に分かります。
あなたがチリで輝ける道を見つけるための、第一歩となる情報がきっとここにあるはず!
チリ派遣の現状:最新の隊員数と派遣実績データ(男女別・累計)
まずは、青年海外協力隊のチリへの派遣実績(2025年3月31日現在)をご紹介します。
JICAの公式データによると、以下のような内容となっています。
派遣中隊員数: 7名(うち女性2名)
帰国隊員数 : 207名(うち女性 122名)
累計派遣隊員数: 214名(うち女性 124名)
※情報が古くなっている場合があります。最新情報はJICA海外協力隊-事業実績/派遣実績をご参照ください。
チリを含む中南米エリアで求められる専門性:人気の派遣職種と具体的な活動事例



チリでは、どんな分野でボランティアが求められているの?



どんな職種で活躍できるんだろう?
そんな疑問にお答えします!
チリは南米の中でも経済的に発展した国ですが、国内の格差是正や高齢化といった課題を抱えており、様々な分野で協力隊員が求められています。チリを含む中南米エリアで特にニーズが高い主要な活動分野は以下の通りです。
- 高齢者支援: チリは高齢化が進行しており、高齢者施設やデイケアセンターで、介護福祉士、理学療法士、作業療法士などが、リハビリテーションやレクリエーション活動の支援を行っています。
- 障害者支援: 特別支援学校や障害者施設で、理学療法士や音楽療法士などが、子どもたちの発達支援や社会参加を促進する活動に従事しています。
- 水産分野: サケ養殖が盛んな南部地域などで、水産加工や品質管理、養殖技術の指導といった専門知識を持つ隊員が求められています。
- スポーツ指導: サッカーや野球、スキーなど、多様なスポーツの指導者として、子どもたちの健全な育成や競技レベルの向上に貢献します。
より具体的な活動内容や、過去に派遣された隊員の体験談に興味がある方は、JICA公式サイトの「世界日記」でチリの活動レポートを読むことを強くお勧めします!


チリでの生活基盤:協力隊員の住居とインフラ事情
青年海外協力隊に派遣された後のチリでの活動を支える上で、まず気になるのが日々の暮らしの土台となる「住まい」と、電気や水といった「生活インフラ」ですよね。



安心して活動に打ち込むためにも、快適で安全な住環境と、安定したライフラインの確保が欠かせません。
ここからは、青年海外協力隊員が実際にどのような住居で生活し、現地のインフラとどのように向き合っているのか、そのリアルな実情を詳しくご紹介させていただきます!
チリでの住まいはどうなる?協力隊員の住居事情



青年海外協力隊員の住居は、JICAが隊員の安全と健康を最優先に考えて手配します。
チリでは、配属先によって住居のタイプは異なりますが、主にアパートかホームステイとなります。
- アパート
サンティアゴなどの都市部では、キッチンやバスルーム付きのアパートで一人暮らしをすることが多いです。セキュリティがしっかりした建物が選ばれます。 - ホームステイ
地方都市や農村部での活動の場合、現地の家族と一緒に暮らすホームステイ形式になることもあります。チリの文化や食生活を肌で感じ、スペイン語を上達させる絶好の機会になります。
いずれの住居も、基本的な生活を送る上で必要な設備は整っていますが、日本のように完璧ではないこともあります。
電気・水道・インターネットは?チリのインフラ整備状況



また、チリでの生活では、日本のインフラ環境との違いを実感する場面が多くあります。
- 電気
南米の中ではインフラが整っており、比較的安定しています。しかし、地震などの自然災害による停電の可能性は常にあります。 - 水道
サンティアゴなど大都市の水道水は基本的に飲むことができますが、硬水であるため、体質に合わない場合は飲用ボトルウォーターを購入するのが一般的です。地方では飲用を避けた方が安全です。 - インターネット
都市部では比較的安定したWi-Fi環境があり、カフェなどでも利用できます。地方では速度が遅く不安定なこともありますが、南米の中では通信環境は良い方です。



南米の中ではインフラが整っている方なんですね!
チリでの生活は、日本での当たり前が当たり前ではないことの連続です。こうした環境の違いを受け入れ、工夫しながら生活を楽しむ姿勢が大切になります。
そのために不可欠なのが、まさに「命綱」とも言える大容量モバイルバッテリーです。



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チリ生活のリアル体験!物価・治安・服装から文化まで徹底解説
青年海外協力隊としてチリでの活動を具体的に考え始めると、日々の生活に直結する「お金のこと」と、何よりも大切な「安全のこと」は、特に気になるポイントではないでしょうか。



チリの物価って、どんな感じなんだろう?南米の中では高いって聞くけど…。



日本とは違う文化や習慣がたくさんありそうだけど、どんなことに気をつければいいのかな?



南米だから治安が心配だけど、実際の状況ってどうなの?



気をつけるべきことって何だろう…?
そんな疑問や不安が次々と浮かんでくるかもしれません。
このセクションではチリの通貨「ペソ」の基本情報から、気になる物価水準、そして外務省の危険情報に基づいた最新の治安状況や具体的な安全対策まで、あなたがチリで安心して、そして賢く生活するための必須情報を分かりやすく解説します。
チリの通貨「ペソ(CLP)」の基本とリアルな物価事情
チリの通貨は「チリ・ペソ(Chilean Peso)」で、略称は「CLP」です。桁数が大きいのが特徴です。
2025年10月現在のレートで、1 CLPあたり約0.16円(1,000 CLPで約160円)となっています。
※レートは変動するため、あくまで目安です。
物価は、南米諸国の中では比較的高く、日本と同じくらいか、ものによってはそれ以上に感じることもあります。特に外食費や家賃は高めですが、野菜や果物、ワインなどは安価で手に入ります。
| 水(1.5L) | 約1,200 CLP(約192円) |
| 牛乳(1L) | 約1,000 CLP(約160円) |
| ローカル食堂のランチセット | 約6,000 CLP(約960円) |
| ワイン(1本) | 約4,000 CLP(約640円)から |
| サンティアゴ市内の地下鉄料金 | 約800 CLP(約128円) |
※上記はあくまで一例です。JICAから支給される現地生活費で十分に生活は可能ですが、南米の中では物価が高いことを理解し、計画的な支出が求められます。
チリの治安状況|外務省危険レベルと協力隊員の安全対策



チリの治安は、南米の中では比較的安定していると言われていますが、日本とは大きく異なり、十分な注意が必要です。
2025年10月現在、外務省の海外安全情報では、チリ全土に危険レベル1「十分注意してください。」が発出されています。
特に、首都サンティアゴなどの大都市では、スリ、置き引き、強盗(特に深夜のタクシー利用時やATM利用時)などの犯罪が多発しており、日本人が被害に遭うケースも報告されています。
近年は、政治・経済情勢に起因する抗議デモが暴徒化することもあり、デモ隊には近づかないなどの注意も必要です。
もちろん、JICAは隊員の安全を最優先に考えており、危険な地域に派遣することはありません。
外国人は裕福に見られやすく、犯罪の標的になりやすいことを自覚する必要があります。貴重品の管理を徹底し、知らない人からの誘いには安易に乗らないようにしましょう。
※情報が古い場合があるため「チリの外務省の海外安全情報」より最新情報を確認してください。
夜間の一人歩きを絶対に避ける、華美な服装や装飾品を身につけない、公共の場ではスマートフォンを不用意に見せないなど、JICAから指示される安全対策を徹底することが、自身の身を守る上で最も重要です。
引用:外務省の海外安全情報
引用:チリ安全対策基礎データ
チリ生活での服装ガイド|普段着の選び方と民族衣装の魅力



服装に関する疑問は、派遣前の準備においてとても大切なポイントになりますよね。
日常生活を快適に過ごすための実用的な普段着選びのコツから、チリの文化を象徴するポンチョ、そして協力隊員として知っておきたい服装マナーまで、あなたのチリ生活をより豊かに、そしてスムーズにするための服装情報を網羅的にガイドします!
まずは、日々の活動や生活シーンに合わせた、具体的な服装選びのポイントから詳しく見ていきましょう。
シーン別・チリでの最適服装ガイド|普段着から活動時まで徹底解説
チリでの服装は、派遣される地域の気候に合わせて準備することが大前提です。日本とは季節が逆になることを忘れないようにしましょう。
- サンティアゴ(地中海性気候)
夏(12月~2月)は乾燥して暑く、日本の夏服でOKですが、朝晩は冷えるので羽織るものが必要。冬(6月~8月)は東京の冬程度に冷え込むため、コートやセーターが必須です。 - 北部(砂漠気候)
年間を通して乾燥しています。日中はTシャツで過ごせても、朝晩は0℃近くまで冷え込むため、フリースやライトダウンなど防寒着が必須です。 - 南部(西岸海洋性気候)
夏でも涼しく、風が強い日が多いのでウインドブレーカーは必須。冬は氷点下になるため、ダウンジャケットなど本格的な防寒着が必要です。 - 全般的な注意点
治安対策として、高価なブランド品やアクセサリーは避け、周囲に溶け込むようなシンプルな服装を心がけましょう。どの地域でも日差しが強いため、サングラスや帽子、日焼け止めは必須です。



派遣地に合わせて、一年分の服を考える必要がありますね!寒暖差対策がどこでも重要なんですね。
文化の象徴!カラフルなポンチョ
チリの伝統的な衣装として最も有名なのが、「ポンチョ(Poncho)」です。もともとはアンデス地方の先住民の防寒着でした。
ウールやアルパカの毛で織られたポンチョは、地域によって色や柄が異なり、その土地の文化やアイデンティティを表しています。特に、ガウチョ(カウボーイ)が着用する実用的なものから、お祭りで使われる装飾的なものまで様々です。



協力隊員も、地域のお祭りやイベントに参加する際に、ポンチョを羽織る機会があるかもしれません。これは、多様な文化への敬意を示す素晴らしい方法の一つです。
チリ文化に触れる:習慣・マナーで気をつけること
いざチリへ!活動への期待に胸を膨らませる一方で、「現地の文化や習慣に馴染めるかな?」「知らずに失礼なことをしてしまったらどうしよう…」といった不安も少しあるかもしれません。
異文化の中でスムーズに生活し、現地の人々と良好な関係を築くためには、チリならではの生活習慣や、大切にされているマナーを事前に理解しておくことが非常に重要です。



チリでは、どんなことに気をつければいいんだろう?日本とは全然違うのかな?



食事のマナーが厳しいって本当?



もしかして、日本人の感覚だと『えっ?』と思うような習慣もあるのかな…?
チリには、私たちが知っておくべきユニークで大切な文化や習慣がたくさんあります。
ここでは、そんなあなたの疑問や不安を解消し、チリの人々とのコミュニケーションを円滑にするための具体的なポイントを詳しく解説します。
現地での生活をより豊かに、そしてトラブルを避けるために役立つ「チリ文化の心得」を一緒に学びましょう!
チリで守るべき基本的なマナー|日常生活での注意点
- 挨拶はキス
親しい間柄では、挨拶の際に右頬に軽くキス(ベッソ)を交わすのが一般的です。男女間だけでなく、男性同士でも行います。これは友情の証です。 - 食事のマナー
手を使って食べることはほとんどありません。フライドポテトや果物でさえ、ナイフとフォークを使って食べるのが一般的です。出された食事は残さず食べることが礼儀とされています。 - 招待されたら
食事に招待された場合、翌日にお礼の電話をするのがマナーです。感謝の気持ちを伝えることを忘れないようにしましょう。 - 時間には比較的正確
他のラテンアメリカ諸国と比べて、チリ人は時間に正確な傾向があります。ビジネスの場ではもちろん、プライベートな約束でも時間に遅れないように心がけましょう。



食事のマナーは、慣れるまで少し緊張しそうですね!
家族を大切にする文化
チリでは、家族との結びつきが非常に強く、週末や休日は家族で集まって食事をしたり、一緒に過ごしたりすることが一般的です。日曜日のランチは、家族でアサード(バーベキュー)を楽しむ大切な時間です。
協力隊として活動する上でも、配属先の同僚や地域の友人から家族の集まりに招待されることがあるかもしれません。これは、あなたを家族の一員として迎え入れたいという温かい気持ちの表れです。ぜひ積極的に参加し、チリの家庭的な文化に触れてみてください。


チリの食文化を味わう!代表的な料理と食事のポイント
チリでの生活において、大きな楽しみの一つであり、また文化を深く理解する上で欠かせないのが「食」ですよね。



チリの人たちは普段どんなものを食べているんだろう?



シーフードが美味しいって本当?辛い料理は少ないのかな…。



国民食があるって聞いたけど、どんな食べ物なの?
そんな風に現地での食事について、期待と少しのドキドキが入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、あなたのチリでの食生活を豊かにし、現地の人々とのコミュニケーションを深めるためのヒントが満載です
代表的な家庭料理やシーフード料理はもちろん、美味しいワインまで、チリの食の世界を一緒に探求していきましょう!
チリの基本料理と主食|トウモロコシとシーフード
チリの食事は、長い海岸線で獲れる新鮮なシーフードと、アンデスからの恵みであるトウモロコシやじゃがいもを使った、素朴で優しい味付けが基本です。スペイン料理の影響を強く受けています。
- カスエラ (Cazuela)
大きな肉の塊(牛または鶏)と、じゃがいも、かぼちゃ、トウモロコシなどがゴロゴロ入った、具沢山のスープ。チリの「おふくろの味」とも言える国民的な家庭料理です。 - エンパナーダ (Empanada)
ひき肉や玉ねぎ、オリーブ、ゆで卵などをパイ生地で包んで焼いた、チリ風のミートパイ。独立記念日には欠かせないソウルフードです。 - セビーチェ (Ceviche)
白身魚や玉ねぎなどを細かく刻み、レモン汁でマリネした海鮮サラダ。太平洋沿岸で広く食べられる、さっぱりとした前菜です。 - パステル・デ・チョクロ (Pastel de Choclo)
ひき肉や鶏肉の上に、甘いトウモロコシのペーストを乗せてオーブンで焼いた、チリ風のグラタン。甘じょっぱい味が特徴です。



カスエラ、具沢山で美味しそう…!体が温まりそうですね!
チリの食文化|シンプルで優しい味付け
チリ料理は、メキシコ料理やペルー料理のように唐辛子を多用することは少なく、塩、ニンニク、オレガノ、クミンなどを使ったシンプルで素材の味を活かした味付けが特徴です。そのため、日本人の口にも合いやすいと言われています。長い海岸線を持つため、ウニやアワビ、サーモンといった魚介類も豊富に楽しめます。



辛いものが苦手でも安心ですね!新鮮なシーフードが食べられるのは嬉しい!
チリの飲み物文化|ワインとピスコ
チリは世界的に有名なワインの産地です。安くて美味しい高品質なワインが日常的に飲まれており、食事には欠かせません。
また、「ピスコ」と呼ばれるブドウの蒸留酒も国民的なお酒です。レモン汁と砂糖、卵白を加えて作るカクテル「ピスコ・サワー」は、チリを訪れたらぜひ試したい一杯です。
協力隊員として活動する中で、食事会やアサード(バーベキュー)に誘われる機会は頻繁にあります。これは歓迎と親愛の印です。チリの人々は、食を共にすることでコミュニケーションを深めます。現地の食文化を積極的に楽しむ姿勢が、良好な関係を築く鍵となります。



美味しいワインとシーフード…最高ですね!食を通じて仲良くなれるって素敵です!


青年海外協力隊チリ:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
「青年海外協力隊としてチリで活動したい!」
その熱い想いを実現するための第一歩から、貴重な経験を積んだ後の未来まで、あなたはどんな道のりを想像していますか?
応募条件や選考プロセスといった「挑戦への入口」はもちろんのこと、チリでの活動を終えた後の「キャリアや人生への活かし方」も、きっと気になる大切なポイントですよね。
ここからは、あなたがチリへの挑戦を具体的にイメージし、さらにその先の未来まで見据えられるよう、応募から派遣までの流れ、そして帰国後のキャリア形成に至るまで、青年海外協力隊チリ派遣の「始まりから未来まで」をご紹介します。
チリ派遣への第一歩:応募から選考、派遣まで
チリへの扉を開くための具体的なステップは、実はかなり長い道のりです。
応募プロセスの中で、それぞれの段階でどのような準備が必要なのか、気になる方も多いかと思います。



チリ派遣に応募したいけど、何から始めればいいの?選考ってやっぱり厳しいのかな?



派遣までのスケジュールを具体的に知りたい!
そんなあなたの疑問を解決するべく、わかりやすい図でご紹介します。
青年海外協力隊の応募プロセスはざっくりとこんな感じです!
年2回(春募集・秋募集)のタイミングでJICA海外協力隊のウェブサイトから応募します。
職務経歴や語学力などを基にした書類選考と、人物面や技術力を評価する面接が行われます。
2次選考から約2ヶ月後に合否が通知されます。合格者は候補者となります。
語学訓練(主にスペイン語)や国際協力、安全対策など、派遣に必要な知識とスキルを身につける合宿形式の訓練です。
訓練修了後、いよいよチリへ出発。約2年間のボランティア活動が始まります。
- スペイン語能力は大きなアピールポイントに
英語がほとんど通じず、チリのスペイン語は独特なため、スペイン語の学習意欲や基礎能力は非常に重要視されます。日常会話レベル以上の語学力があれば、選考で有利に働く可能性があります。 - 面接では「専門性」と「適応力」を具体的に
チリは比較的発展した国であるため、より専門的な知識やスキルが求められる傾向にあります。自身の専門性をどう活かせるか具体的に語ることが重要です。同時に、多様な気候や文化にどう適応していくか、柔軟な姿勢を示すことも大切です。
引用:JICAチリ
より詳しい応募条件、選考対策、そして派遣までの全貌を徹底解説した完全ガイドをご用意しました。
もっと詳しく知りたい方は以下リンクをぜひ読んでください!





合わせて2025年秋募集の要項や詳細を公式サイトから確認して見ましょう!
また、私はこの本を読んで青年海外協力隊に応募するための勉強をしています。
青年海外協力隊とは何なのか、実際に「コミュニティ開発隊員でフィリピンへ」「日本語教育隊員でドミニカ共和国へ」「看護師隊員でブルキナファソへ」派遣された方々の貴重な経験談など、知りたいすべてが盛り込まれています!
チリでの経験を未来へ:帰国後のキャリアと人生設計
チリでの活動を終えた後の自分、想像できますか?



協力隊経験者の人たちって、どんな道に進んでいるの?就職に有利だったりする?



無事に派遣されたとして、その経験って帰国後どう活かせるんだろう?



協力隊の経験って、具体的にどんな仕事に繋がるの?
チリでの貴重な2年間を終えた後、そんな風に将来について考えるのは当然のことですよね。
帰ってきた私たちは、国際協力の最前線で培った実践的なスキル、多様な価値観を受け入れる異文化理解力、そして数々の課題をクリアしてきた問題解決能力という、大きな成長を手にしているはずです。
ここでは、チリでの経験を輝かしい未来へと繋げるための方法を一緒に探すべく、青年海外協力隊に派遣された方々の今をご紹介します!
私が出会った!青年海外協力隊に派遣された方々の今
私は高校2年生の頃からずっと青年海外協力隊で国際協力をしたくて、とにかくいろんな情報を集めてきました。
そんな中で私が出会った、帰国後の青年海外協力隊の方々の現在をご紹介します。
Aさんはタンザニアに「コミュニティ開発」で派遣後、帰国してからは地元のJICAデスクで2年働き、その後アフリカの農家で起業をしました。



現在はクラウドファンディングも行って日本とアフリカの架け橋になっています!
地元のJICAデスクはたまたま後任がいなかったようですが、代々派遣後の隊員が2年の任期で行なっているそうです。
Bさんはコロンビアに『青少年教育』で派遣後、地元の大手商社に転職しました。
面接では、予測不能な環境で現地の人々と粘り強く交渉し、プロジェクトを成功させた経験が高く評価されたそうです。



キャリアアップもできて、スペイン語も習得して帰国できていて本当に理想的な進路ですね!
私が学んできたスペイン語と同じ言語圏に派遣されていたこともあり、たまにスペイン語で会話をしてくださいました!
Cさんは理系の会社で開発をしていましたが、マラウィ帰国後に地元の古民家を譲り受け、地域活性化にもつながるプロジェクトを行っています。



私が大学生の頃はよくボランティアに参加させていただき、一緒に茅葺き屋根を修復したり、水車を作ったりしました。
ずっと青年海外協力隊に行くことを目指してきましたが「現地で何のために派遣されたいのか」と問いかけてくれた彼のおかげで進路を決められました!
こんな感じに、私が知っている青年海外協力隊に派遣されていた方々は、世界をもっと良くできる、エネルギッシュで活動家の方が多かったです。
まだまだ多くの隊員たちの進路を聞いてきましたので、より詳しく青年海外協力隊派遣後のステップや就職の強みなどを知りたい方はこちらのブログをご参考ください!


まとめ:青年海外協力隊チリ派遣はあなたの人生を変える挑戦
ここまであなたが青年海外協力隊でチリに派遣された際に、知っておきたい情報についてご紹介させていただきました。
今回のブログでは以下の内容がわかりましたね!
- 青年海外協力隊のチリ派遣の基本情報
- 青年海外協力隊チリ派遣の職種と活動内容
- チリでの生活を徹底シミュレーション!住居・食事・お金・安全について
- 青年海外協力隊チリ:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
生活する上で守るべきマナーや注意点が結構あったので、しっかり覚えて行った方が良さそうでしたね。特に、治安は日本と大きく異なるため、防犯意識は常に高く持つ必要がありそうです。
あなたの挑戦をここから始めよう!
チリへの熱い想いが少しでも具体的になったなら、次はいよいよ行動に移す時です。
まずはJICAの公式サイトで最新の募集要項をチェックし、より詳しい応募のステップは以下の記事で完璧にマスターしましょう!





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