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60カ国渡航、世界2周済みの旅人「はるカタルーニャ」です。
本日は「絶海の孤島イースター島へ!チリの旅情報カフェ」となっております!
ご来店いただき、本当にありがとうございます。
この記事では、謎に満ちたモアイ像で有名なイースター島をはじめ、チリの人気観光地やおすすめホテル、伝統的なグルメ、そして旅の前に絶対に知っておきたい治安、ビザ、多様な気候への準備まで、チリ旅行に必要な情報をすべて詰め込みました。
- 「チリ旅行で絶対に後悔したくない!」という方
- イースター島をはじめ、チリの見どころを効率よく巡りたい方
- 安全で立地の良いホテルを探している方
- 治安や多様な気候など、現地のリアルな情報を知って安心して旅をしたい方
- ビザやネット事情など、旅行の準備をこの記事一つで終わらせたい方
日本のテレビ番組やSNSで「巨大なモアイ像」として紹介され、「一生に一度は訪れたい」と多くの日本人が憧れる絶海の孤島、イースター島。
そこには草原に佇むモアイ像の神秘的な光景はもちろん、世界で最も乾燥したアタカマ砂漠、美しくも厳しいパタゴニアの自然、そしてカラフルな港町まで、南北4,300kmに渡る国土に多様な絶景が待っています。



きっと、誰にとっても憧れの国ですよね。



あなたのチリ旅が最高のものになるよう、様々な情報を徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
水平線から昇る朝日を浴びるモアイ像のシルエットは、ただ美しいだけでなく、写真で見る以上の荘厳さと感動を心に刻みつけてくれます。
- チリの基本情報(気候、通貨、詳細な言語事情)
- 旅行準備の必須知識(ビザ、ワクチン、ネット事情)
- イースター島とサンティアゴを巡る6泊8日モデルプラン
- 必見の観光都市とおすすめホテル
- 現地の治安状況と具体的な安全対策
- 絶対に食べたい名物料理やチリワイン、人気のお土産



チリ、すっごく行ってみたいけど…日本からだと遠いし、航空券も高そうだなあ。



その気持ち、よく分かります!でも、旅の計画で一番わくわくするのって、実はフライトを探している時だったりするんですよ。
チリ旅行の計画で、まず最初に気になるのが「いくらかかるの?」という予算ですよね。
旅の費用で一番大きな割合を占めるのが航空券なので、最初に相場を把握しておくと、ホテルや現地での予算もぐっと立てやすくなります。



私が航空券を比較・予約する際にいつも愛用しているのが、実は「Trip.com」なんです。
以前ボスニア・ヘルツェゴビナで携帯を盗まれてフライト情報を確認できなくなった際、Trip.comの24時間対応日本語チャットサポートが本当に迅速で、心から助けられた経験があります。それ以来、価格のお得さだけでなく、万が一の時の安心感から、私の旅には欠かせない存在になっています。
- お得な料金で見つかりやすい
- 24時間日本語サポートで万が一の時も安心
- サイトやアプリが直感的で使いやすい
希望の日程でどれくらいで行けるのか、まずは気軽にチェックしてみましょう!
あなたのチリ旅行が、一生忘れられない素晴らしい体験になるよう、心を込めてナビゲートします!
それでは、さっそくチリの魅力的な世界を覗いてみましょう!
チリってどんな国?まずは基本情報をチェック


南米大陸の南西部に位置し、アンデス山脈と太平洋に挟まれた南北に細長い国、チリ。そのユニークな地形が育んだ多様な自然と文化が融合した、非常にユニークで魅力的な国です。まずはその基本情報から見ていきましょう。
チリの場所と基本データ
チリは東にアルゼンチン、北にペルー、ボリビアと国境を接しています。南北の長さは約4,300kmにも及ぶ一方、東西の平均幅はわずか180kmという、世界で最も細長い国です。太平洋には、絶海の孤島イースター島も領有しています。



その広大な国土は日本の約2倍!



北部の砂漠から南部の氷河まで、一つの国とは思えないほど多様な地理的特徴を持っています。
それでは、旅行の計画を立てる上で欠かせない、基本的な情報を一覧表で確認していきましょう。
| 正式名称 | チリ共和国(República de Chile) |
|---|---|
| 首都 | サンティアゴ |
| 言語 | スペイン語 |
| 通貨 | チリ・ペソ(CLP)。1 CLP = 約0.16円(2025年10月現在) |
| 時差 | 日本より13時間遅れ(サマータイム期間中は12時間) |
| 電圧 | 220ボルト / 50ヘルツ |
| コンセント | Cタイプ、Lタイプが主流。マルチ変換プラグが必須。 |
| 面積 | 約75.6万平方キロメートル(日本の約2倍) |
基本情報を押さえたところで、次はその背景にあるチリの「言語」や「文化」について、さらに深く掘り下げていきましょう。
これらの知識は、現地の人々との交流をより豊かなものにし、あなたの旅を一層味わい深いものにしてくれるはずです。
チリの言語事情:何語が話されているの?
チリの公用語はスペイン語ですが、独特な訛りやスラングがあることでも知られています。
チリの公用語はスペイン語です。ただし、早口で語尾の「s」を発音しないなどの特徴があり、他の南米諸国のスペイン語とは少し異なります。また、南部では先住民族マプーチェ族のマプーチェ語、イースター島ではラパ・ヌイ語なども話されています。



同じスペイン語でも国によって違いがあるなんて、面白いですね!
旅行中は主にスペイン語を使いますが、多様な文化に触れるのも旅の醍醐味です。
英語は通じる?チリの言語Q&A



やっぱり一番気になるのは英語が通じるかどうか…
多くの日本人旅行者がそう思いますよね。
そんな素朴な疑問について、Q&A形式で分かりやすくお答えします!
- 旅行中に英語は通じる?
-
残念ながら、サンティアゴの国際的なホテルやレストラン、観光地のツアー会社などを除き、英語はほとんど通じません。南米の中では比較的通じる方とは言われますが、ローカルな場所では全く通じないことも多いため、基本的なスペイン語の挨拶やフレーズを覚えていくことを強くおすすめします。



言葉の壁も、旅のスパイスです!
そして、そのユニークな文化を育んできたのが、チリの雄大で変化に富んだ自然環境と気候なのです。
次のセクションでは、旅行の計画に欠かせない気候と服装について、詳しく見ていきましょう。
チリの気候と旅行準備:ベストシーズンと服装


チリって、砂漠もあれば氷河もあるって聞くけど…
一体どんな服を持っていけばいいの?



一体いつ行くのが正解なの!?



服装も全然想像がつかない!
その悩み、チリ旅を計画する誰もが通る道です!
チリの気候は「一つの国に全ての大陸の気候がある」と言われるほど多様ですが、ポイントさえ押さえれば計画は難しくありません。
あなたの「見たい景色」「やりたいこと」に合わせて最高の旅を計画できるよう、まずは基本となる気候とベストシーズンから丁寧に解説していきますね。
チリの気候と旅行のベストシーズン
南半球にあるため日本とは季節が真逆。
南北に非常に長いため、訪れる地域によってベストシーズンが全く異なります。
- 北部(アタカマ砂漠など)
世界で最も乾燥した地域の一つで、一年中ほとんど雨が降りません。標高が高いため、昼は日差しが強くても朝晩は非常に冷え込みます。天候が安定しているため一年中観光できますが、比較的過ごしやすい4月~9月がおすすめです。 - 中央部(サンティアゴなど)
温暖な地中海性気候で、四季がはっきりしています。観光のベストシーズンは、気候が安定し過ごしやすい春(9月~11月)と秋(3月~5月)です。夏(12月~2月)は暑く、冬(6月~8月)は雨季になります。 - 南部(パタゴニア)
夏でも涼しく、冬は厳しい寒さとなります。天候が変わりやすく、風が非常に強いのが特徴。トレッキングなどが目的であれば、気候が比較的穏やかな夏の12月~2月がベストシーズンです。
亜熱帯気候に属し、一年を通して温暖です。観光のベストシーズンは、乾季にあたり気候が安定している4月~6月と10月~12月。ただし、最も大きなお祭り「タパティ」が開催される2月上旬も大変人気があります。



行く場所によって、全く違う国の準備が必要そうですね!
旅行する季節が決まったら、次はいよいよ持ち物の準備ですね。
ただし、チリの服装選びは「日本の常識」が通用しないため、少し注意が必要です。
見る・買う・楽しむ!チリの文化と民族衣装
チリの文化は、スペイン植民地時代のヨーロッパ文化と、マプーチェ族をはじめとする先住民族の文化が融合した、独自の魅力を持っています。
カウボーイ「ワッソ」と民族衣装「ポンチョ」
チリの民族文化を象徴するのが、中央部に暮らす牧童「ワッソ(Huaso)」です。彼らがまとう民族衣装が、一枚の布の中央に頭を通す穴を開けた「ポンチョ」です。
元々はアンデスの厳しい気候から身を守るための実用的な上着でしたが、今では独立記念日のお祭りなど、ハレの日の衣装として着用されています。



上質なウールで作られたポンチョは、お土産としても人気がありますよ!
チリの国民舞踊「クエッカ」
チリの魂ともいえるのが、男女が白いハンカチを振りながら踊る国民舞踊「クエッカ(Cueca)」です。これは雄鶏が雌鶏に求愛する様子を表現したもので、独立記念日には国の至る所で人々がクエッカを踊る姿を見ることができます。
本土から約3,700km離れたイースター島(ラパ・ヌイ)は、南米本土とは全く異なるポリネシア文化圏に属します。モアイ像の謎に満ちた巨石文化や、独自の言語、音楽、踊りは、チリの文化の多様性を象徴しています。



一つの国で全く違う文化に触れられるなんて、すごいですね!
こうした豊かな文化は、チリの激動の歴史の中で育まれてきました。
次のセクションでは、あなたの不安を解消するためのリアルなQ&Aを見ていきましょう。
出発前にスッキリ解消!チリ旅のギモン Q&A





治安は?物価は高いって聞くけど…?トイレは…?
そんなリアルな疑問をQ&A形式でまとめました。



これを読めば、あなたの不安もきっと解消されるはず!
- 服装は?どんな準備が必要?
-
訪れる地域によって全く異なります。アタカマ砂漠では夏服+強力な防寒具、サンティアゴでは日本の四季と同じ服装、パタゴニアでは夏でもフリースや防水ジャケットが必須です。「重ね着」で調整するのが鉄則。どこへ行くにも日差しが強いので、紫外線対策は万全に。
- クレジットカードは使える?物価は?
-
都市部ではクレジットカードが広く普及しています。ただし、市場や小さな店では現金(チリ・ペソ)が必要です。物価は南米の中では高めで、日本と同じくらいか、観光地ではそれ以上にかかることも。特にイースター島やパタゴニアは物価が高いので、予算には余裕を持ちましょう。
- トイレ事情はどう?
-
都市部のホテルやレストランのトイレは比較的清潔です。ただし、公衆トイレは少ないうえに有料のことが多く、トイレットペーパーがない場合も。配水管が細いことがあるため、場所によっては使用後の紙は横のゴミ箱に捨てるよう指示されている場合があります。
- 治安が心配…気をつけることは?
-
チリは南米の中では比較的安全な国とされていますが、近年、特にサンティアゴなどの都市部ではスリや置き引き、強盗などの犯罪が増加傾向にあります。夜間の一人歩きは絶対に避け、貴重品は分散して持ち、高価なものは身につけないようにしましょう。デモなども時折発生するため、最新の治安情報を確認することが大切です。



特に、貴重品を持ち運ぶバッグ選びは重要です。
胸の前にかけられるショルダーバッグや、鍵付きのバッグ、カラビナを取り付けられるタイプなど、防犯性の高いものを選びましょう。
狙われにくいバッグを選ぶだけでも、海外でのトラブルを事前に防ぐことができます。



私が普段愛用しているのはこちらのバッグです!
旅をしている時は、100均のカラビナか南京錠を取り付けて簡単に開けられないようにしています。
写真撮影もするので、実はファッション性も重視して選んでいます。
みなさんも是非自分のお気に入りの対策バックで旅をしてくださいね!
これさえあれば完璧!チリ旅行の持ち物チェックリスト





砂漠と氷河の国って、何を持っていけばいいか本当に悩みますよね…。
「あれを持ってくればよかった…」と現地で後悔しないために、絶対に欠かせない必須アイテムから、私が実際に使って「これぞ神アイテム!」と感じた便利グッズまで、チリの多様な環境に合わせて厳選しました。



ぜひ、旅の荷造りの参考にしてくださいね。
【基本】まずはこれ!必須アイテムリスト
- パスポート:命より大事!有効期限(残存6ヶ月以上)を必ず確認。
- 航空券(eチケット):スマホと紙の両方あると、万が一の時に安心です。
- 現金(米ドルとチリ・ペソ):米ドルを少し用意し、現地到着後に必要な分をチリ・ペソに両替します。
- クレジットカード:VISAかMastercardが使いやすいです。タッチ決済対応だとさらに便利。
- 海外旅行保険証:盗難や病気に備え、必ず加入しましょう。
- スマートフォン&充電器:地図、カメラ、翻訳、連絡手段…まさに旅の命綱!
- モバイルバッテリー:長い移動やツアーで大活躍。これがないと本当に困ります。
いざという時に「充電がない!」となると、せっかくの楽しい時間も台無しに。
そんな悲劇を防ぐためにも、大容量のモバイルバッテリーはまさに”お守り”です!



せっかくのシャッターチャンスでも、充電が残り10%…
なんてこと、考えただけでゾッとしますよね。



私が使っているこれは、スマホを何回もフル充電できる大容量なのにコンパクトでおすすめです!
【最重要】服装 & チリ特化対策リスト
チリの服装計画は「重ね着」と「紫外線対策」、そして「防風・防水」がキーワードです!
- 重ね着できる服:ヒートテック、Tシャツ、フリース、薄手のダウン、防水のウインドブレーカーなど、着脱しやすい服で調整。
- 防寒具:ニット帽、手袋、ネックウォーマー。特にアタカマやパタゴニアでは夏でも必須です。
- 日焼け止め (SPF50+/PA++++):標高が高い場所や砂漠、氷河の照り返しなど、紫外線は日本の数倍!
- サングラス&帽子:日差しから目と肌を守る必需品。
- 歩きやすい靴:防水性のあるトレッキングシューズが、パタゴニアやアタカマの観光では大活躍します。



サングラスって、景色が暗く見えちゃうのがちょっと苦手…。
せっかくの絶景がもったいない気がして。



その気持ち、すごく分かります!
でも、良いサングラスは違うんです。
むしろ、かけた方が景色がもっと繊細に、もっと美しく見えるんですよ!
高品質な「偏光レンズ」を通すことで、この余計な光の乱反射だけがカットされ、空の青さや雲の立体感、水の透明感がくっきりと浮かび上がってくるんです。
私が色々試した中で、「目を守る」機能と「景色を美しく見せる」機能の両方を最高レベルで満たしてくれたのが、この「UNDERGROUNDJOBS」のサングラスです。
\裸眼より、もっと世界が美しく見える!/
- 高品質な偏光レンズ:乱反射をカットし、空や水の「本当の色」を引き出す
- 99%以上の紫外線カット:雪眼炎のリスクから大切な目を完璧に守る
- 調光機能:日向と日陰でレンズの色が自動で変わり、常に見やすい
- 軽量でフィット感が高く、長時間つけても疲れない
世界の絶景を、ただ「見る」だけでなく、最高の解像度で「体験」するために。このサングラスは、まさに旅の質を格上げしてくれる最高の投資です!
【旅の質UP!】あると超便利なアイテムリスト
- 常備薬:飲み慣れた頭痛薬、胃腸薬、酔い止めなど。
- 保湿クリーム・リップクリーム:アタカマ砂漠やサンティアゴの乾燥対策に必須です。
- ウェットティッシュ・除菌ジェル:食事の前や手を洗えない時に。
- 海外変換プラグ:チリはC/Lタイプが主流。マルチ変換プラグが一つあると安心です。
チリのコンセントは「Cタイプ」や「Lタイプ」が主流で、日本のAタイプはそのままでは使えません。
そのため、日本の電化製品を充電するには変換プラグが必須です。



どうせなら、USBポートが複数ついているマルチ変換プラグがおすすめ!
これ一つで今後の海外旅行でもずっと使えますし、スマホと他の機器を同時に充電できて効率的ですよ!
【超重要】チリのインターネット・Wi-Fi事情
イースター島のモアイ像をリアルタイムでシェアしたり、次の目的地の情報を調べたり…。
今や海外旅行にインターネットは欠かせません。チリのネット環境と、旅行者におすすめの利用方法を解説します。
- チリのWi-Fiって、実際どうなの?
-
サンティアゴなどの都市部では、ホテルやカフェで無料Wi-Fiが提供されていますが、日本ほど高速ではありません。特にイースター島やパタゴニアなどの地方では、Wi-Fiは非常に遅く不安定で、ホテルでもロビーでしか使えないことも。フリーWi-Fiだけに頼るのは、かなり現実的ではありません。
- 一番安くネットを使う方法は?
-
費用を最優先するなら、現地のSIMカードを購入するのが最も安価です。しかし、スペイン語での手続きに手間取ったり、地方では電波が弱かったりと、旅行初心者には少しハードルが高いのも事実です。



着いて早々、言葉の通じない場所でSIMを探すのは不安…。
やっぱり日本で準備を済ませておきたいな。



旅の貴重な時間をSIM探しに費やすのはもったいないですし、何より安心感が違います。
そんな方のために、日本で準備できる2つのベストな方法をご紹介します。
- eSIM(個人・カップル向け)
SIMの差し替え不要!スマホでQRコードを読むだけで設定完了。一番手軽でスマート。 - Wi-Fiレンタル(グループ・家族向け)
これ1台で複数人が同時に接続可能。PCやタブレットも使うならこちらが便利。
あなたの旅行スタイルに合わせて、ストレスフリーなネット環境を選んでくださいね!
フリーWi-Fiを検討される方も多いと思いますが、セキュリティが不安だったり、場所によって電波が弱かったりすることも。
快適で安全な旅のためには、自分専用の通信手段を確保しておくのが断然おすすめです!


物理的な備えはバッチリですね!
それでは、過去からの教訓を胸に、現代のチリへ安全に旅立つための具体的な準備を進めていきましょう。
まずは、入国のために避けては通れないビザやワクチンといった必須情報から解説します。
旅が深まる!チリ激動の歴史物語


ただの観光地巡りで終わらない、一歩踏み込んだ旅へ。チリの歴史を知れば、街の石畳や人々の表情に隠された物語が見えてきます。なぜ南米で有数の経済大国になれたのか?その謎を解く鍵は、壮大な歴史の中にあります。



歴史を知ると、旅の解像度がぐっと上がりますよね!
ここでは、先住民の時代から現代まで続くチリのドラマチックな歴史を、3つの時代に分けて分かりやすくご紹介します。
① 先住民の抵抗とインカ帝国の南下
スペイン人が到来する以前、チリにはマプーチェ族をはじめとする多くの先住民族が暮らしていました。15世紀には北からインカ帝国が勢力を拡大してきましたが、マプーチェ族の激しい抵抗に遭い、チリ中部のマウレ川でその南下は阻止されました。



マプーチェ族の誇り高さは、今もチリのアイデンティティの一部なんです。
② スペイン植民地時代と独立への道
16世紀、スペイン人が侵略を開始しますが、ここでもマプーチェ族の激しい抵抗に苦しめられます。南米の他の地域と比べて、チリの征服と植民地化は困難を極めました。
約300年にわたる支配を経て、19世紀初頭、ついに独立の気運が高まります。ベルナルド・オイギンスらの活躍により、1818年に悲願の独立を達成しました。
③ 硝石ブームと現代への歩み
独立後、チリは北部のアタカマ砂漠をめぐってペルー・ボリビアと戦争(太平洋戦争)に。これに勝利したチリは、当時、火薬や肥料の原料として非常に価値が高かった硝石の産地を独占し、国は空前の好景気に沸きました。
その後、人工硝石の発明でブームは終わりますが、今度は世界最大級の埋蔵量を誇る銅がチリ経済を支えることになります。この鉱物資源が、チリを南米屈指の経済大国へと押し上げたのです。



アタカマ砂漠の荒涼とした風景に、そんな歴史があったんですね!
こうした歴史は、現代のチリ社会にも影響を与えています。
それでは、過去からの教訓を胸に、現代のチリへ安全に旅立つための具体的な準備を進めていきましょう。
チリ旅行の計画|ビザ・ワクチンなど必須準備


旅行準備に欠かせない、ビザ(査証)や予防接種に関する情報をまとめました。



しっかり準備し、安心して旅に出ましょう!
観光ビザは必要?イースター島の入島手続きは?
日本のパスポートを所持している場合、観光目的で90日以内の滞在であれば、チリ本土への入国にビザ(査証)は不要です。
ただし、イースター島へ行く場合は、オンラインでの事前登録が必須となっています。
イースター島への渡航には、チリ出国の航空券、島での宿泊予約証明書などを専用サイトでアップロードし、「Single Entry Form (FUI)」を事前に取得する必要があります。手続きを忘れると飛行機に乗れないので、絶対に忘れないようにしましょう!
推奨されるワクチン
チリ旅行において、**黄熱病やマラリアなどの特別な予防接種は通常は不要**です。ただし、渡航前に厚生労働省検疫所のウェブサイトなどで最新情報を確認することをおすすめします。破傷風などの基本的な予防接種は受けておくとより安心です。
【賢い旅人の常識】海外旅行保険付きカードという「お守り」



海外旅行保険って、毎回手続きするのが正直ちょっと面倒…。
お金もかかるし…。



でも、もしチリでケガや病気で病院にかかったら…
治療費が数十万円なんてことも現実にあり得るんです。
そこでおすすめなのが、「持っているだけで保険が自動的に適用される」クレジットカードです。このカードを一枚お財布に入れておくだけで、旅行のたびに保険に加入する手間も費用もかからない、最強の旅のお守りになります。
数あるカードの中でも、旅好きの私が特に信頼しているのが「楽天プレミアムカード」。手厚い海外旅行保険が自動で付いてくるのはもちろん、実はこのカード、旅好きにとって”とんでもない特典”が隠されているんです。
- 最高5,000万円の海外旅行保険が自動付帯で安心
- ケガや病気だけでなく、持ち物の盗難もしっかり補償
- 【+α】世界中の空港ラウンジが使える「プライオリティ・パス」も手に入る!
年会費はかかりますが、この安心感と特典を考えれば、年に1度でも海外へ行くなら絶対に持っておくべき一枚です。まずは下のボタンから、充実した補償内容をチェックしてみてください。



え、プライオリティ・パスって何?すごく気になる…!
他のカードとも比較して、もっと詳しく知りたいな。



そんなあなたのために、プライオリティ・パスが付帯する最強のクレジットカードを徹底比較した、もっと詳しい記事も用意しました。
あなたの旅を”格上げ”する一枚が必ず見つかりますので、ぜひ下のリンクからじっくり比較検討してみてくださいね。


太平洋の幸と大地の恵みを味わう!チリの必食グルメ





旅の醍醐味といえば、やっぱり現地のグルメ!
チリの食文化は、長い海岸線がもたらす新鮮な魚介類、温暖な中央部で育つ豊かな農産物、そして世界的に有名なワインが融合した、シンプルながらも奥深い味わいが魅力です。



特にシーフードとワインの組み合わせは最高ですよ!
絶対に食べたい!チリの代表的な郷土料理
数あるチリ料理の中から、これだけは外せない!という代表的なメニューを厳選してご紹介します。
- セビーチェ (Ceviche)
白身魚やシーフードをレモンやライムで締め、紫玉ねぎやコリアンダーと和えた爽やかなマリネ。チリのセビーチェは、お隣ペルーのものより具材が大きくカットされているのが特徴です。 - カスエラ (Cazuela)
牛肉や鶏肉の大きな塊と、ジャガイモ、カボチャ、トウモロコシなどがゴロゴロ入った、栄養満点の家庭的なスープ。心も体も温まる、チリのおふくろの味です。 - パステル・デ・チョコクロ (Pastel de Choclo)
牛ひき肉のフィリングの上に、甘いトウモロコシのペーストを乗せてオーブンで焼いた、チリ風のコーンパイ。甘さとしょっぱさの組み合わせが絶妙です。 - エンパナーダ (Empanada)
ひき肉やチーズなどを生地で包んで焼いたり揚げたりした、チリの国民的軽食。特にオーブンで焼いた「エンパナーダ・デ・ピノ」が定番です。
気軽に試せる!スイーツ&ストリートフード
- アルファホーレス (Alfajores)
クッキーでミルクキャラメルクリーム「マンハール」を挟んだ甘いお菓子。お土産としても大人気です。 - モテ・コン・ウエシージョ (Mote con huesillo)
乾燥桃を戻して甘く煮たコンポートと、麦を一緒に冷やした、チリの夏の定番ドリンク兼デザート。屋台などで売られています。



パステル・デ・チョコクロは絶対に食べてみたいですね!
乾杯!世界に誇るチリワイン&ドリンク
美味しいチリ料理には、その土地ならではのドリンクが欠かせません!
- チリワイン (Vino)
安くて美味しいことで世界的に有名なチリワイン。特にカルメネールというブドウ品種はチリを代表する赤ワインです。 - ピスコサワー (Pisco Sour)
ブドウの蒸留酒ピスコをベースに、レモン果汁や砂糖、卵白を加えて作るカクテル。爽やかな酸味と甘みが特徴で、チリの国民酒です。 - 地ビール (Cerveza)
「Escudo」や「Cristal」が二大ブランドですが、近年はクラフトビール(Cerveza Artesanal)も人気です。
ここまで読んで、きっとお腹が空いてきた頃ではないでしょうか?
それでは、その美味しい想像を現実にするために、いよいよチリで必見の魅力的な都市へと旅立ちましょう!
チリのおすすめ都市3選と必見の観光スポット


多様な顔を持つチリには、魅力あふれる都市がたくさんあります。
今回はその中でも、絶対に訪れたい3つのエリアを厳選してご紹介します!
① サンティアゴ|アンデスに抱かれた首都
アンデス山脈の麓に広がるチリの首都サンティアゴ。南米有数の近代的な大都市でありながら、歴史的な建物が残る旧市街や、市民の憩いの場である丘など、見どころがコンパクトにまとまっています。旅の拠点として、まずはこの街の魅力を満喫しましょう。
| 観光地名 | Googleマップ |
|---|---|
| サン・クリストバルの丘 | Cerro San Cristóbal |
| アルマス広場 | Plaza de Armas |
| 中央市場 | Mercado Central de Santiago |
| サンタ・ルシアの丘 | Cerro Santa Lucía |
【サンティアゴのおすすめホテル】The Ritz-Carlton, Santiago
- エリア: ラス・コンデス地区(新市街)
- 宿泊料金目安: 1泊 $400〜
- 主要観光地へのアクセス: 地下鉄駅に隣接し、市内観光に便利。
- おすすめポイント: サンティアゴで最も高級なエリアに位置する5つ星ホテル。屋上のプール&スパからアンデス山脈を一望できる。
- 口コミ: 4.6(3,446)·5 つ星ホテル
- 住所: C. El Alcalde 15, Las Condes, Santiago, チリ
② バルパライソ|丘に広がるカラフルな港町
首都サンティアゴからバスで約1時間半、太平洋に面した港町バルパライソ。丘の斜面にカラフルな家々が迷路のように密集し、街全体がアートギャラリーのような場所です。急な坂道を上り下りするレトロなケーブルカー「アセンソール」に乗りながら、お気に入りのウォールアートを探す散策は、この街ならではの楽しみ方です。
| 観光地名 | Googleマップ |
|---|---|
| コンセプシオンの丘 | Cerro Concepción |
| アレグレの丘 | Cerro Alegre |
| ラ・セバスティアーナ(ネルーダの家) | La Sebastiana |
| ソトマヨール広場 | Plaza Sotomayor |
【バルパライソのおすすめホテル】Hotel Casa Higueras
- エリア: アレグレの丘
- 宿泊料金目安: 1泊 $250〜
- 主要観光地へのアクセス: アレグレの丘の中心にあり、ウォールアート巡りの拠点として最適。
- おすすめポイント: 1920年代の邸宅を改装したエレガントなブティックホテル。バルパライソ港を一望できるインフィニティプールが魅力です。
- 口コミ:4.6(263)·4 つ星ホテル
- 住所: Calle Higuera 133, Valparaíso, チリ



バルパライソの丘の上(セロ)のホテルは眺めは最高ですが、周辺の治安には注意が必要です。



日没後はなるべくアセンソール(ケーブルカー)かタクシーで移動するのがおすすめです!
③ サン・ペドロ・デ・アタカマ|世界一乾燥した砂漠のオアシス
チリ北部に広がるアタカマ砂漠の観光拠点となるのが、このサン・ペドロ・デ・アタカマです。日干しレンガの建物が並ぶ小さな村ですが、ここから一歩足を踏み出せば、間欠泉が吹き上がる温泉、塩の結晶でできた大地、不思議な奇岩が連なる「月の谷」など、この世のものとは思えない絶景が広がっています。夜には、降ってきそうなほどの満点の星空があなたを包み込みます。
| 観光地名 | Googleマップ |
|---|---|
| 月の谷 | Valle de la Luna |
| タティオ間欠泉 | Geysers del Tatio |
| アタカマ塩湖 | Salar de Atacama |
| プルタマ温泉 | Termas de Puritama |



アタカマ砂漠のツアーは、どうやって参加するのが一般的なの?



実は、広大で特殊な環境のアタカマ砂漠は、現地のツアーに参加するのが一般的なんです。サン・ペドロ・デ・アタカマの村にはツアー会社がたくさんあるので、そこで予約するのがおすすめです!
一生に一度のツアーなのに「ガイドがイマイチだった…」「車がボロボロで不安だった…」なんてことになったら、一生の後悔になってしまいますよね。
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どの都市も個性的で、訪れる価値のある場所ばかりです。
これらの都市をどう巡ればいいか、具体的なプランが知りたい方も多いのではないでしょうか?
そこで次に、王道の観光地を巡るモデルプランをご提案します!
これで完璧!イースター島とサンティアゴを巡る6泊8日モデルコース


初めてのチリ旅行で人気の首都サンティアゴと、憧れのイースター島を効率よく巡る、6泊8日のモデルプランをご紹介します。
日本からの長距離移動の疲れを考慮し、まずはサンティアゴで1泊して体を慣らすのがポイント。そして、ハイライトであるイースター島での滞在時間をしっかり確保しました。現実的なプランですので是非ご参考ください!
深夜便などを利用して、アメリカやヨーロッパの都市へ。長いフライトなので、機内ではリラックスして過ごしましょう。
経由地からサンティアゴへ。長い移動の疲れを癒すため、この日はホテルでゆっくり過ごしましょう。
早朝の便でサンティアゴからイースター島へ(フライト約5時間)。ホテルにチェックイン後、島の中心ハンガ・ロア村を散策。
現地ツアーに参加し、モアイ製造工場「ラノ・ララク」、15体のモアイが並ぶ「アフ・トンガリキ」、美しい「アナケナ・ビーチ」などを巡る。
午前中は火口湖「ラノ・カウ」や儀式の村「オロンゴ」を観光。午後の便でサンティアゴへ戻り、宿泊。
サン・クリストバルの丘から街を一望し、アルマス広場や中央市場を散策。夜は美味しいチリワインとシーフードを楽しむ。
楽しかったチリを後にして、帰国の途へ。
お疲れ様でした!



ご自身の航空券に合わせて、旅行計画全体でプラス1〜2日の余裕を持たせることを強くおすすめします!
そして、旅の思い出とともに持ち帰りたいのが、その土地ならではのお土産ですよね。
次のセクションでは、チリで人気のお土産をご紹介します。
チリで何買う?人気のお土産ガイド


チリには、特産品を活かした質の高いものから、ユニークで面白いものまで、魅力的なお土産がたくさんあります。
自分用にも、大切な人へのお土産にもぴったりな人気アイテムをピックアップしました!
- チリワイン
なんといっても一番人気はワイン。スーパーマーケットで高品質なワインが手頃な価格で手に入ります。日本では珍しい品種を探すのも楽しいです。 - ラピスラズリのアクセサリー
深い青色が美しい宝石ラピスラズリは、チリの国石。世界有数の産地であり、ネックレスやピアスなどのアクセサリーがお土産に人気です。 - ローズヒップオイル
アンデスで育つローズヒップから採れるオイルは、美容効果が高いことで有名。オーガニック製品が手頃な価格で手に入ります。 - モアイ像グッズ
イースター島を訪れたなら、モアイ像をモチーフにした置物やキーホルダーは欠かせません。空港やサンティアゴでも購入できます。



サンティアゴのパティオ・ベリャビスタなどにはおしゃれなお土産屋さんがたくさん集まっているので、まとめて探すのに便利ですよ!
お買い物の際に少しでも現地の言葉が話せると、店員さんとのコミュニケーションも弾み、旅がもっと楽しくなります!
最後はチリに行く前に覚えておきたい、スペイン語フレーズ集をご紹介します!
旅がもっと楽しくなる!覚えておきたいスペイン語フレーズ集


前述の通り、チリでは英語がほとんど通じません。



でも、心配は無用です!
簡単なスペイン語のフレーズをいくつか覚えておくだけで、現地の人々と心を通わせることができ、旅の楽しさが何倍にも膨らみます。
| 日本語 | スペイン語 | 読み方 |
|---|---|---|
| こんにちは | ¡Hola! | オラ! |
| ありがとう | Gracias | グラシアス |
| これはいくらですか? | ¿Cuánto cuesta? | クアント・クエスタ? |
| はい/いいえ | Sí / No | シー/ノー |
| すみません | Perdón / Disculpe | ペルドン/ディスクルペ |
| お会計お願いします | La cuenta, por favor | ラ・クエンタ、ポル・ファボール |
| 美味しい! | ¡Qué rico! | ケ・リコ! |



少しのフレーズは覚えたけど、もっと困った時や、市場で値段交渉してみたい時、どう言えばいいんだろう…やっぱり不安だな。



実は、旅の楽しさを何倍にもしてくれる魔法が、ちょっとした現地の人との会話なんです!
翻訳アプリも便利ですが、電波がない場所や、とっさに言葉が出てこない場面では意外と使いにくいもの。そんな時、お守りのようにバッグに一冊入れておくと心強いのが、旅の場面に特化した会話集です。
数ある本の中でも、私がスペイン語を勉強してきた中で「これ一冊あれば安心!」と心からおすすめするのが、こちらの会話集。単語を指差すだけでも通じる工夫が満載で、まさに旅人のための”コミュニケーションツール”です。
\これであなたもスペイン人/
- 空港、ホテル、レストランなど、旅の場面ごとにフレーズが整理されていて探しやすい
- 指差すだけで通じるイラストや単語が豊富
- 持ち運びに便利な、邪魔にならないコンパクトサイズ
ほんの少しのスペイン語が、思わぬ出会いや忘れられない思い出を運んできてくれます。ぜひ、旅の最高の相棒として、この一冊を連れて行ってください!
まとめ:チリの魅力を満喫する旅へ


絶海の孤島イースター島のモアイ像から、世界一乾燥したアタカマ砂漠、そして都会的な首都サンティアゴまで、チリは訪れる人々を魅了してやまない、唯一無二の国です。
最終チェックリスト:チリ旅行を最大限に楽しむために
- チリは砂漠から氷河まで多様な自然が魅力の、世界で最も細長い国。
- 旅行準備では、訪問地に合わせた「服装計画」と「紫外線対策」が最重要。
- イースター島へは事前のオンライン登録が必須。
- サンティアゴ、バルパライソ、アタカマ砂漠など、魅力的な都市や地域も必見。
- お土産には高品質なワインやラピスラズリが定番。
- 簡単なスペイン語を覚えていくと、旅がさらに楽しくなる。
長い移動や多様な気候への準備は決して楽ではありませんが、それを乗り越えた先には、日本では決して見ることのできない絶景と、心温かい人々との出会いが待っています。
この記事を参考に、しっかりと準備をして、一生忘れられない素晴らしいチリの旅を楽しんできてください!



¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!



¡Buen viaje!(良い旅を!)


