はる¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルーニャです。



本日は「アフリカのカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます。
今回は、青年海外協力隊の派遣国の中でも、「アフリカの角」に位置し、世界で最も暑い国の一つとして知られる【ジブチ】に焦点を当て、応募のステップから現地のリアルな生活情報(活動内容、住居、食事、気になる治安や文化)、さらには帰国後のキャリアパスまで、ジブチ派遣に向けて知っておくべき全てを網羅的にお届けします。
- 青年海外協力隊の「ジブチ派遣」に興味があり、応募を検討している方
- JICA海外協力隊の選考に向けて、ジブチの具体的な活動内容や生活情報を知りたい方
- ジブチ派遣が内定し、渡航前の準備(持ち物、手続き、文化理解など)を進めたい方
- 国際協力やボランティア活動に関心があり、ジブチという国について深く学びたい方
- 将来的にアフリカ(特にジブチ)への旅行や滞在を考えており、現地のリアルな情報を収集したい方



ジブチってどんな国なんだろう?



青年海外協力隊員としてどんな活動ができるの?



実際に派遣が決まったら、何から準備すればいいの…?
期待と同時にたくさんの疑問や不安を抱えて情報収集をされている方も多いと思います。
実はこのブログを書いている私も、いつか青年海外協力隊員として世界に貢献したいと夢見て、あなたと同じように日々情報を集めている仲間の一人です。
だからこそ、未来の隊員であるあなたが本当に知りたい情報を、同じ目線で徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
- ジブチという国の魅力と基本情報(歴史、文化、言語、気候など)
- 青年海外協力隊員としての具体的な活動内容や求められるスキル
- 現地でのリアルな生活(住居、食事、物価まで網羅!)
- 応募から派遣までの具体的な流れと準備(選考対策のヒントも!)
- 安心して活動するための治安情報と安全対策
この記事は、青年海外協力隊のジブチ派遣を目指すあなたの「知りたい!」に応えるだけでなく、ジブチという国そのものに興味がある方、あるいは将来的な渡航を考えている方にとっても、現地の歴史や文化を深く知れる素晴らしい機会になるはずです。
ぜひ最後までじっくりお読みいただき、あなたの疑問や不安を解消してください!
ジブチ派遣の基本情報:概要・特徴・言語を徹底解説!


青年海外協力隊としてジブチでの活動に臨むにあたり、まず最初にしっかりと押さえておきたいのが、「ジブチ共和国とは、一体どんな国なのか?」という基本的な情報ですよね。



アフリカの角にあるって聞いたけど、具体的にどこ?
周りの国とはどんな関係なの?



世界で一番暑いって本当?
一年中サウナみたいな感じなのかな?



英語は通じるの?
現地の人同士は何語で話しているんだろう。
そんな疑問や不安を持っている人が多いはず。
ここでは、青年海外協力隊員として押さえておきたいジブチの基本情報から、変化に富んだ気候、コミュニケーションの鍵となる言語、そして心に触れる文化や習慣まで、徹底的にご紹介します!
ジブチを深く理解し、現地での毎日をより豊かに、そして安心して過ごせるようになるための知識を、分かりやすく丁寧にお伝えしますのでご覧ください!
ジブチ共和国ってどんな国?まず知りたい基礎知識まとめ
ジブチの首都、言語、通貨、時差、気候、電圧、日本からのアクセス方法など、知っておきたい基本情報を分かりやすくまとめました。
| 国(首都) | ジブチ共和国(ジブチ市) |
|---|---|
| 言語 | フランス語、アラビア語(公用語)、ソマリ語、アファル語 |
| 通貨 | ジブチ・フラン(DJF)。1 DJF = 約0.88円(2025年9月現在) |
| 時差(サマータイム) | 日本より6時間遅れ。サマータイムなし。 |
| 気候 | 砂漠気候、ステップ気候 |
| 電圧 | 220ボルト / 50ヘルツ |
| コンセント | Cタイプ、Eタイプが主流。変換プラグが必須。 |
| 面積 | 約2.32万平方キロメートル(四国の約1.3倍) |
| 産業 | 港湾サービス、運輸業など。 |
| 直行便(2025年9月現在) | なし。 |
| 日本からの行き方 | 中東(ドバイ、ドーハなど)やエチオピア(アディスアベバ)を経由するのが一般的。総移動時間は乗り継ぎ含め約18~25時間。 |
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ジブチの面積は?四国の約1.3倍
さて、青年海外協力隊の派遣国『ジブチ共和国』ですが、その広さは一体どのくらいなのでしょうか?
ジブチの面積は 約2.32万平方キロメートル。と言っても、数字だけではピンと来ないかもしれませんが、日本と比較してみると…



実は、日本の四国地方の約1.3倍!



比較的コンパクトな国なんです!
隣国は?エチオピアなど計3カ国
また、「アフリカの角」と呼ばれる地域に位置するジブチ。
この国がどのような地理的環境にあり、それが文化や経済にどんな影響を与えているのか、その輪郭もGoogleマップで見ていきましょう。
ジブチは、北にエリトリア、西と南でエチオピア、南東でソマリアと、三つの国々と国境を接しています。
東は紅海とアデン湾に面しており、対岸にはイエメンがあります。アフリカで最も標高が低い地点である「アッサル湖(海抜マイナス155m)」があるのも特徴です。



海の玄関口を持たないエチオピアにとって、ジブチ港はとても重要なんですね。



自衛隊の拠点があることでも知られていますね!
このように、戦略的に重要な地理的特徴は、ジブチの経済や国際関係を理解する上で欠かせません。
そして、その文化をより深く理解する上で欠かせないのが、『気候』と人々のコミュニケーションを支える『言葉』です。
それでは、ジブチの日々の気候と、普段の生活で人々がどのような言語を使い、心を通わせているのか、その興味深い『気候・言語事情』を一緒にみていきましょう!
ジブチの気候を徹底解説!年間を通じた特徴と季節ごとの注意点



ジブチの気候は、国土のほぼ全域が「砂漠気候」に分類されます。
年間を通して極度に乾燥しており、世界で最も暑い国の一つと言われています。季節は大きく酷暑期と涼季に分かれ、この過酷な気候への対策が快適な生活の絶対条件です。
- 酷暑期(5月~9月頃)
「カハール」と呼ばれる熱風が吹き、日中の気温は40℃を超えるのが当たり前で、時には50℃以上に達することもあります。湿度も非常に高く、まさに天然のサウナ状態です。 - 涼季(10月~4月頃)
比較的過ごしやすい季節ですが、それでも日中の平均気温は30℃前後あります。年間降水量のほとんどがこの時期に集中しますが、それでもごくわずかです。
服装は年間を通して日本の真夏の服装で問題ありませんが、最も重要なのは暑さ対策と紫外線対策です。通気性・速乾性に優れた服を選び、帽子、サングラス、日焼け止めは必須アイテムです。また、イスラム教国であるため、特に女性は肌の露出を控えた服装(体を覆う長袖・長ズボンなど)を心がけるのがマナーです。
ジブチの言語事情:英語は通じる?公用語と現地の言葉



ジブチでは何語がメインなの?



英語はどの程度通用するの?
といった、ジブチの言葉に関する疑問は多いはず。
ジブチの公用語から現地で話される多様な言語まで、その実態を分かりやすく解説します。
これを読めば、ジブチでのコミュニケーションのイメージがグッと具体的になるはずです!
ジブチで使われている言語の種類|公用語はフランス語とアラビア語
ジブチの公用語はフランス語とアラビア語です。行政や教育、メディアなどで公式に使用されています。
しかし、国民の大部分は日常生活で、民族ごとの言語であるソマリ語(イッサ族)やアファル語(アファル族)を話しています。
つまり、多くの人々は自分の民族の言葉に加え、公用語であるフランス語やアラビア語を話すマルチリンガルです。
- フランス語(公用語)
- アラビア語(公用語)
- ソマリ語、アファル語(日常語)
協力隊員として活動する上では、配属先で主に使用される公用語(多くはフランス語)を学ぶことが、円滑な業務遂行と現地の人々とのコミュニケーションの鍵となります。
豆知識ですが、ジブチはアラブ連盟の加盟国であり、アラビア語が公用語ですが、歴史的な経緯からフランス語の影響が非常に強く残っています。
青年海外協力隊員は英語で活動できる?|現地での英語通用度



残念ながら、ジブチでは英語はほとんど通じないと考えた方が良いでしょう。
公用語がフランス語とアラビア語であるため、政府機関や教育現場、日常生活のあらゆる場面でフランス語かアラビア語が基本となります。ホテルや一部の商業施設を除き、英語でのコミュニケーションは非常に困難です。
そのため、青年海外協力隊の募集要項でも、多くの場合フランス語の語学力が求められます。派遣前訓練や現地での語学研修もありますが、応募前からフランス語の学習を始めておくことが、現地での活動と生活をスムーズにする上で大きなアドバンテージになります。
言語の壁を乗り越える努力は、国際協力の第一歩と言えるでしょう。


ジブチ派遣の職種と活動内容|青年海外協力隊の専門性を解説!
青年海外協力隊の派遣先として、独自の魅力を持つ国、ジブチ。
もしあなたが「ジブチで国際協力に挑戦したい!」と考え始めたとき、きっとこんな具体的な疑問が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。



青年海外協力隊でジブチに行ってみたいけど、どんな活動ができるんだろう?



自分のスキルや経験が、現地で本当に役立つのか知りたいな…。
この記事を読み進めれば、ジブチで実際にどのような職種があり、どんな専門性が求められているのかが具体的に分かります。
あなたがジブチで輝ける道を見つけるための、第一歩となる情報がきっとここにあるはず!
ジブチ派遣の現状:最新の隊員数と派遣実績データ(男女別・累計)
まずは、青年海外協力隊のジブチへの派遣実績(2025年3月31日現在)をご紹介します。
JICAの公式データによると、以下のような内容となっています。
派遣中隊員数: 13名(うち女性6名)
帰国隊員数 : 158名(うち女性 82名)
累計派遣隊員数: 171名(うち女性 88名)
※上記は2025年3月31日時点のデータです。最新情報はJICA海外協力隊-事業実績/派遣実績をご参照ください。
ジブチで求められる専門性:人気の派遣職種と具体的な活動事例



ジブチでは、どんな分野でボランティアが求められているの?



どんな職種で活躍できるんだろう?
そんな疑問にお答えします!
ジブチで特に青年海外協力隊員の派遣が多い、主要な活動分野は以下の通りです。
- 教育・スポーツ: 体育や音楽といった情操教育、青少年を対象としたスポーツ(特に柔道など)の指導を通じて、子どもたちの健全な育成に貢献します。
- コミュニティ開発: 地域の女性グループなどを対象に、収入向上活動の支援や生活改善のための啓発活動を行います。
- 保健・医療: 看護師や理学療法士として、現地の医療サービスの質の向上や、障害を持つ人々へのリハビリテーション支援活動が求められています。
- IT・PCスキル: 政府機関や教育機関で、職員や教員のITスキル向上のための指導や、システム管理のサポートを行います。
引用:JICAジブチ事務所
より具体的な活動内容や、過去に派遣された隊員の体験談に興味がある方は、JICA公式サイトの「世界日記」でジブチの活動レポートを読むことを強くお勧めします!


ジブチでの生活基盤:協力隊員の住居とインフラ事情
青年海外協力隊に派遣された後のジブチでの活動を支える上で、まず気になるのが日々の暮らしの土台となる「住まい」と、電気や水といった「生活インフラ」ですよね。



安心して活動に打ち込むためにも、快適で安全な住環境と、安定したライフラインの確保が欠かせません。
ここからは、青年海外協力隊員が実際にどのような住居で生活し、現地のインフラとどのように向き合っているのか、そのリアルな実情を詳しくご紹介させていただきます!
ジブチでの住まいはどうなる?協力隊員の住居事情



青年海外協力隊員の住居は、JICAが隊員の安全と健康を最優先に考えて手配します。
ジブチでは、首都ジブチ市に派遣されることが多く、住居はアパートやマンションの一室になるのが一般的です。過酷な気候のため、エアコンが設置されている住居がほとんどです。
- アパート・マンション
首都では比較的一般的な住居形態です。基本的な家具や生活用品は備わっていますが、建物の作りは日本のものとは異なる点も多いです。 - 伝統的な住居「ブール」
地方の遊牧民は、移動可能なドーム型の住居「ブール」で生活していますが、隊員が住むことはありません。
特筆すべき点として、ジブチの水道水は塩分濃度が高く、飲用には適しません。また、シャワーを浴びても塩気でスッキリしないことがあります。飲み水はミネラルウォーターを購入するのが一般的です。
電気・水道・インターネットは?ジブチのインフラ整備状況



また、ジブチでの生活では、日本のインフラ環境との違いを実感する場面が多くあります。
- 電気
首都では比較的安定していますが、それでも停電は時折発生します。特に酷暑期は電力需要が増え、停電しやすくなります。充電式のランタンやモバイルバッテリーがあると安心です。 - 水道
水道は整備されていますが、前述の通り塩分濃度が高いという特徴があります。断水も起こることがあるため、念のため水を溜めておくと良いでしょう。 - インターネット
首都のインターネット環境は年々改善されており、比較的安定して利用できます。多くの隊員は、自宅にWi-Fiを契約したり、スマートフォンのテザリング機能を活用したりして通信環境を確保しています。



せっかくの休みなのに、また停電で何もできない…
ジブチでは、そんな日もあるかもしれません。しかし、備えがあれば停電の時間も有効に活用できます。
例えば、スマートフォンで映画を見たり、読書をしたり、友人との連絡を取ったり。
そのために不可欠なのが、まさに「命綱」とも言える大容量モバイルバッテリーです。



私が使っているこれは、スマホを何回もフル充電できる大容量なのにコンパクトでおすすめです!
頻繁に起こる停電の中でも、スマートフォンの充電を気にせず使える安心感は絶大ですね。


ジブチ生活のリアル体験!物価・治安・服装から文化まで徹底解説
青年海外協力隊としてジブチでの活動を具体的に考え始めると、日々の生活に直結する「お金のこと」と、何よりも大切な「安全のこと」は、特に気になるポイントではないでしょうか。



ジブチの物価って、アフリカだから安いイメージだけど、実際はどうなの?



日本とは違う文化や習慣がたくさんありそうだけど、どんなことに気をつければいいのかな?



治安って実際の状況はどうなの?



気をつけるべきことって何だろう…?
そんな疑問や不安が次々と浮かんでくるかもしれません。
このセクションではジブチの通貨「ジブチ・フラン」の基本情報から、気になる物価水準、そして外務省の危険情報に基づいた最新の治安状況や具体的な安全対策まで、あなたがジブチで安心して、そして賢く生活するための必須情報を分かりやすく解説します。
ジブチの通貨「ジブチ・フラン(DJF)」の基本とリアルな物価事情
ジブチの通貨は「ジブチ・フラン(Djibouti Franc)」です。
2025年9月現在のレートで、1ジブチ・フランあたり約0.88円となっています。
※レートは常に変動するため、あくまで目安です。
物価は、アフリカ諸国の中でも非常に高いと言われています。国土のほとんどが砂漠で農業に適さないため、食料品の多くを輸入に頼っていることが主な原因です。
| 食費 | 約40,000~60,000 DJF |
| 交通費 | 約5,000~10,000 DJF |
| 通信費(携帯・ネット) | 約5,000~8,000 DJF |
| 交際費・娯楽費 | 約10,000~15,000 DJF |
| 雑費(日用品、水など) | 約10,000~15,000 DJF |
| 合計 | 約70,000~108,000 DJF |
※上記はあくまで一例です。自炊中心か外食中心かによって大きく変動します。JICAから支給される現地生活費で十分に生活は可能ですが、物価高を意識した計画的な支出が求められます。
ジブチの治安状況|外務省危険レベルと協力隊員の安全対策



ジブチの治安は、周辺国の情勢と比較すると比較的安定していると言われています。
しかし、日本の治安レベルとは大きく異なることを常に意識する必要があります。
2025年9月現在、外務省の海外安全情報では、首都ジブチ市は「レベル1:十分注意してください」、エリトリアやソマリアとの国境地帯には「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」が発出されています。
首都では、スリや置き引き、強盗などの一般犯罪に注意が必要です。特に、外国人は裕福に見られやすく、犯罪の標的になりやすい傾向があります。また、周辺国の情勢が不安定なため、テロの脅威にも警戒が必要です。
もちろん、JICAは隊員の安全を最優先に考えており、危険レベルの高い地域に派遣することはありません。
夜間の単独での外出や、貴重品を見える形で持ち歩くことは絶対に避けるべきです。また、政府・軍関係施設や宗教施設などの写真撮影は厳しく制限されているため、注意が必要です。
※情報が古い場合があるため「ジブチの外務省の海外安全情報」より最新情報を確認してください。
JICAから指示される安全対策を徹底することが、自身の身を守る上で最も重要です。
引用:外務省 海外安全ホームページ
引用:ジブチ 安全対策基礎データ
ジブチ生活での服装ガイド|普段着の選び方と民族衣装の魅力



服装に関する疑問は、派遣前の準備においてとても大切なポイントになりますよね。
日常生活を快適に過ごすための実用的な普段着選びのコツから、ジブチの文化が感じられる「ブブ」、そして協力隊員として知っておきたい服装マナーまで、あなたのジブチ生活をより豊かに、そしてスムーズにするための服装情報を網羅的にガイドします!
まずは、日々の活動や生活シーンに合わせた、具体的な服装選びのポイントから詳しく見ていきましょう。
シーン別・ジブチでの最適服装ガイド|普段着から活動時まで徹底解説
ジブチでの服装は、酷暑と強い日差しへの対策、そしてイスラム文化への配慮がポイントです。
- 通気性・速乾性が命
年間を通して高温多湿なため、コットンやリネン、機能性素材など、汗をよく吸い、すぐに乾く素材の服が必須です。 - 日差しと肌の保護
日差しが非常に強いため、日焼け対策として薄手の長袖・長ズボンが基本です。これは、イスラム文化への配慮から肌の露出を控える意味でも重要です。 - 足元はサンダルが基本
普段はサンダルで過ごすことが多いですが、活動内容によってはスニーカーも必要です。地面が非常に熱くなるため、底の厚いものが良いでしょう。 - 衛生用品の携帯
食事の前に手を洗う設備がなかったり、衛生状態が良くなかったりする場合に備え、手指消毒ジェルやウェットティッシュも携帯すると便利です。



とにかく暑さ対策と、文化への配慮が大切なんですね!
色鮮やかなジブチの誇り!伝統衣装「ブブ」
ジブチには「ブブ(Boubou)」と呼ばれる、色鮮やかな伝統衣装があります。
主に女性が身につけるもので、巻きスカートに貫頭衣型のワンピースを重ね着します。ソマリ系のイッサ族やアファル族の人々が、日常着や特別な日の礼服として着用しています。
男性は、洋風のシャツに「フト」と呼ばれる膝下までの木綿の腰布を巻いたスタイルが伝統的です。協力隊員も、歓迎会などのイベントで、現地の布で服を仕立てる機会があるかもしれません。



現地の布でオーダーメイドの服を作るのは、とても良い記念になりそうですね!
ジブチ文化に触れる:習慣・マナーで気をつけること
いざジブチへ!活動への期待に胸を膨らませる一方で、「現地の文化や習慣に馴染めるかな?」「知らずに失礼なことをしてしまったらどうしよう…」といった不安も少しあるかもしれません。
異文化の中でスムーズに生活し、現地の人々と良好な関係を築くためには、ジブチならではの生活習慣や、大切にされているマナーを事前に理解しておくことが非常に重要です。



ジブチでは、どんなことに気をつければいいんだろう?日本とは全然違うのかな?



イスラム教の国だから、特別なマナーがあるのかな?



もしかして、日本人の感覚だと『えっ?』と思うような習慣もあるのかな…?
ジブチには、私たちが知っておくべきユニークで大切な文化や習慣がたくさんあります。
ここでは、そんなあなたの疑問や不安を解消し、ジブチの人々とのコミュニケーションを円滑にするための具体的なポイントを詳しく解説します。
現地での生活をより豊かに、そしてトラブルを避けるために役立つ「ジブチ文化の心得」を一緒に学びましょう!
ジブチで守るべき基本的なマナー|日常生活での注意点
- 挨拶はしっかりと
フランス語の「Bonjour」やアラビア語の「アッサラーム・アライクム」など、人と会った時には挨拶を交わすのが基本です。 - イスラム教への敬意
国民のほとんどがイスラム教徒です。ラマダン(断食月)の期間中は、日中に人前で飲食をしない、モスクなどの宗教施設では肌の露出を控えるなど、敬意を払った行動を心がけましょう。 - 左手は不浄
食事の際や物の受け渡しで左手を使うことは、不浄とされています。右手を使うのがマナーです。 - 写真撮影の許可
人を撮影する際は、必ず事前に許可を取りましょう。特に女性の写真を撮ることは、非常に失礼にあたる場合があります。



イスラム文化への理解と配慮が、とても大切なんですね!
午後の嗜み「カット」の文化
ジブチの文化を語る上で欠かせないのが「カット(Khat)」です。
これは「アラビアチャノキ」という植物の若葉で、噛むと軽い興奮作用や多幸感が得られるとされています。多くの男性が午後の時間帯に、集まっておしゃべりをしながらカットを嗜む光景は、ジブチの日常の一部です。
日本では麻薬及び向精神薬取締法で規制されている成分が含まれているため、隊員が参加することは固く禁じられています。しかし、このカットが人々の生活やコミュニケーションに深く根付いているという文化的な背景を理解しておくことは、現地の人々を知る上で重要です。


ジブチの食文化を味わう!代表的な料理と食事のポイント
ジブチでの生活において、大きな楽しみの一つであり、また文化を深く理解する上で欠かせないのが「食」ですよね。



ジブチの人たちは普段どんなものを食べているんだろう?



ジブチの料理って、どんな味付けが一般的なんだろう?



主食はパンみたいなものって聞いたけど、どんな食べ物なの?
そんな風に現地での食事について、期待と少しのドキドキが入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、あなたのジブチでの食生活を豊かにし、現地の人々とのコミュニケーションを深めるためのヒントが満載です
代表的な主食や料理はもちろん、注意すべき飲み物まで、ジブチの食の世界を一緒に探求していきましょう!
ジブチの基本料理と主食|ラホ・ヤギ肉料理・サンブサを解説
ジブチの食事は、周辺のソマリアやエチオピア、対岸のイエメン、そして旧宗主国フランスの影響を受けた、多様なスタイルが特徴です。スパイスをふんだんに使った料理が多く見られます。
- ラホ (Laxoox / Lahoh)
トウモロコシやソルガムの粉を発酵させて作る、クレープのような薄いパン。酸味があり、様々な煮込み料理と一緒に食べられる主食です。 - ヤギ肉の煮込み (Fah-fah)
ヤギ肉をスパイスと共にじっくり煮込んだ、ジブチの代表的な料理。ラホと一緒に食べることが多いです。 - サンブサ (Sambusa)
ひき肉や魚、レンズ豆などをスパイスで味付けした餡を、三角形の薄い生地で包んで揚げたもの。日本のサモサに似た軽食で、広く親しまれています。



ラホ、酸味のあるパンってどんな味か気になりますね!
引用:YouTube「アフリカ・ジブチ ラクダ肉カレーとヤギライス」
ジブチの食文化|多様な国のレストランとスパイス
ジブチは食料自給率が低く、多くの食材を輸入に頼っています。そのため物価は高いですが、首都にはエチオピア料理、イエメン料理、フランス料理、イタリア料理など、様々な国のレストランがあります。
ジブチ料理は、シナモン、カルダモン、クミン、サフランといった中東やインド由来のスパイスを多用するのが特徴です。また、港町であることから、新鮮な魚介料理も楽しむことができます。
食後には、スパイスの効いた甘いミルクティーを飲むのが一般的です。



物価は高いけど、色々な国の本格的な料理が楽しめるのは魅力ですね!
ジブチの飲み物文化|水と自家製酒には要注意!
ジブチで最も注意すべきなのが「水」です。前述の通り、水道水は塩分濃度が高く、飲用には適しません。隊員の生活では、ミネラルウォーターの購入が必須となります。
また、地方では自家製のアルコール飲料も存在しますが、衛生面に問題がある場合も多く、安易に口にするのは避けるべきです。
協力隊員として活動する上で、健康管理は最も重要な任務の一つです。安全な飲料水を確保し、衛生状態の不明な飲み物は避けるなど、自己管理を徹底することが非常に大切です。



水がしょっぱいというのは、生活する上で一番慣れが必要なポイントかもしれませんね!


先輩隊員の声:ジブチでのリアルな体験談



実際にジブチで活動した先輩隊員は、どんな壁にぶつかり、何を感じ、どう乗り越えていったのでしょうか?
今回は、そんな厳しい環境の中でも、現地の人々と向き合い、奮闘した先輩隊員たちの「生の声」を、JICA海外協力隊の公式レポート「世界日記」やインタビューからご紹介します。
Aさん(体育教師)は、日中50℃を超える酷暑の中での活動に、当初は体力的にも精神的にも参ってしまったそうです。しかし、現地の人々が「インシャラー(神の思し召しのままに)」と言いながら、暑さの中で無理せず休み、時間をかけて物事を進める姿に触れるうち、「焦っても仕方ない」と良い意味で肩の力が抜けたと言います。厳しい環境だからこそ、現地の人の知恵や価値観に学ぶことが多かったと語っています。
Bさん(柔道指導者)は、言葉の壁にぶつかりながらも、柔道の指導を通じて子どもたちと心を通わせました。最初はバラバラだった子どもたちが、練習を重ねるうちに礼儀を学び、仲間を思いやる気持ちが芽生えていく姿に、大きなやりがいを感じたそうです。「柔道という共通言語があったからこそ、子どもたちの成長を間近で感じることができた」と、スポーツが持つ力の大きさを実感したと語っています。
参照情報:JICA海外協力隊 ジブチ「世界日記」
※上記体験談は、ウェブサイトに掲載されている多数の隊員の活動報告や生活の様子を参考に、リアルなエピソードとして再構成したものです。



厳しい環境だからこそ、人との繋がりや小さな成功が大きな喜びに感じられるんですね!


青年海外協力隊ジブチ:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
「青年海外協力隊としてジブチで活動したい!」
その熱い想いを実現するための第一歩から、貴重な経験を積んだ後の未来まで、あなたはどんな道のりを想像していますか?
応募条件や選考プロセスといった「挑戦への入口」はもちろんのこと、ジブチでの活動を終えた後の「キャリアや人生への活かし方」も、きっと気になる大切なポイントですよね。
ここからは、あなたがジブチへの挑戦を具体的にイメージし、さらにその先の未来まで見据えられるよう、応募から派遣までの流れ、そして帰国後のキャリア形成に至るまで、青年海外協力隊ジブチ派遣の「始まりから未来まで」をご紹介します。
ジブチ派遣への第一歩:応募から選考、派遣まで
ジブチへの扉を開くための具体的なステップは、実はかなり長い道のりです。
応募プロセスの中で、それぞれの段階でどのような準備が必要なのか、気になる方も多いかと思います。



ジブチ派遣に応募したいけど、何から始めればいいの?選考ってやっぱり厳しいのかな?



派遣までのスケジュールを具体的に知りたい!
そんなあなたの疑問を解決するべく、わかりやすい図でご紹介します。
青年海外協力隊の応募プロセスはざっくりとこんな感じです!
年2回(春募集・秋募集)のタイミングでJICA海外協力隊のウェブサイトから応募します。
職務経歴や語学力などを基にした書類選考と、人物面や技術力を評価する面接が行われます。
2次選考から約2ヶ月後に合否が通知されます。合格者は候補者となります。
語学訓練(主にフランス語)や国際協力、安全対策など、派遣に必要な知識とスキルを身につける合宿形式の訓練です。
訓練修了後、いよいよジブチへ出発。約2年間のボランティア活動が始まります。
- フランス語能力は最大の武器
英語がほとんど通じないジブチでは、フランス語のスキルが非常に重要です。DELF/DALFなどの資格は大きなアピールになります。応募時から学習意欲と計画性を具体的に示しましょう。 - 面接では「過酷な環境への適応力」を具体的に
ジブチでの生活は、世界トップクラスの暑さとの戦いです。面接では、そうした厳しい環境でどのように健康を維持し、ストレスを管理し、活動へのモチベーションを保てるのか、あなたの精神的な強さと具体的な対策が問われます。
引用:JICAジブチ
より詳しい応募条件、選考対策、そして派遣までの全貌を徹底解説した完全ガイドをご用意しました。
もっと詳しく知りたい方は以下リンクをぜひ読んでください!





合わせて2025年秋募集の要項や詳細を公式サイトから確認して見ましょう!
また、私はこの本を読んで青年海外協力隊に応募するための勉強をしています。
青年海外協力隊とは何なのか、実際に「コミュニティ開発隊員でフィリピンへ」「日本語教育隊員でドミニカ共和国へ」「看護師隊員でブルキナファソへ」派遣された方々の貴重な経験談など、知りたいすべてが盛り込まれています!
ジブチでの経験を未来へ:帰国後のキャリアと人生設計
ジブチでの活動を終えた後の自分、想像できますか?



協力隊経験者の人たちって、どんな道に進んでいるの?就職に有利だったりする?



無事に派遣されたとして、その経験って帰国後どう活かせるんだろう?



協力隊の経験って、具体的にどんな仕事に繋がるの?
ジブチでの貴重な2年間を終えた後、そんな風に将来について考えるのは当然のことですよね。
帰ってきた私たちは、国際協力の最前線で培った実践的なスキル、多様な価値観を受け入れる異文化理解力、そして数々の課題をクリアしてきた問題解決能力という、大きな成長を手にしているはずです。
ここでは、ジブチでの経験を輝かしい未来へと繋げるための方法を一緒に探すべく、青年海外協力隊に派遣された方々の今をご紹介します!
私が出会った!青年海外協力隊に派遣された方々の今
私は高校2年生の頃からずっと青年海外協力隊で国際協力をしたくて、とにかくいろんな情報を集めてきました。
そんな中で私が出会った、帰国後の青年海外協力隊の方々の現在をご紹介します。
Aさんはタンザニアに「コミュニティ開発」で派遣後、帰国してからは地元のJICAデスクで2年働き、その後アフリカの農家で起業をしました。



現在はクラウドファンディングも行って日本とアフリカの架け橋になっています!
地元のJICAデスクはたまたま後任がいなかったようですが、代々派遣後の隊員が2年の任期で行なっているそうです。
Bさんはコロンビアに『青少年教育』で派遣後、地元の大手商社に転職しました。
面接では、予測不能な環境で現地の人々と粘り強く交渉し、プロジェクトを成功させた経験が高く評価されたそうです。



キャリアアップもできて、スペイン語も習得して帰国できていて本当に理想的な進路ですね!
私が学んできたスペイン語と同じ言語圏に派遣されていたこともあり、たまにスペイン語で会話をしてくださいました!
Cさんは理系の会社で開発をしていましたが、マラウィ帰国後に地元の古民家を譲り受け、地域活性化にもつながるプロジェクトを行っています。



私が大学生の頃はよくボランティアに参加させていただき、一緒に茅葺き屋根を修復したり、水車を作ったりしました。
ずっと青年海外協力隊に行くことを目指してきましたが「現地で何のために派遣されたいのか」と問いかけてくれた彼のおかげで進路を決められました!
こんな感じに、私が知っている青年海外協力隊に派遣されていた方々は、世界をもっと良くできる、エネルギッシュで活動家の方が多かったです。
まだまだ多くの隊員たちの進路を聞いてきましたので、より詳しく青年海外協力隊派遣後のステップや就職の強みなどを知りたい方はこちらのブログをご参考ください!


まとめ:青年海外協力隊ジブチ派遣はあなたの人生を変える挑戦
ここまであなたが青年海外協力隊でジブチに派遣された際に、知っておきたい情報についてご紹介させていただきました。
今回のブログでは以下の内容がわかりましたね!
- 青年海外協力隊のジブチ派遣の基本情報
- 青年海外協力隊ジブチ派遣の職種と活動内容
- ジブチでの生活を徹底シミュレーション!住居・食事・お金・安全について
- 青年海外協力隊ジブチ:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
生活する上で守るべきマナーや注意点が結構あったので、しっかり覚えて行った方が良さそうでしたね。特に、酷暑への対策とイスラム文化への理解は、ジブチで生活する上で不可欠です。
あなたの挑戦をここから始めよう!
ジブチへの熱い想いが少しでも具体的になったなら、次はいよいよ行動に移す時です。
まずはJICAの公式サイトで最新の募集要項をチェックし、より詳しい応募のステップは以下の記事で完璧にマスターしましょう!





ここまで読んでいただきありがとうございます。



¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!

