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はるカタルーニャです。本日は「北米・中南米のカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、今回はもし青年海外協力隊の派遣先が「ドミニカ共和国」だった時に必要になるであろう基本情報と、普通にドミニカ共和国への旅行や出張の際に役立つ歴史や文化についてまとめていきます!
目次
【基本情報】ドミニカ共和国ってどんな国?
そんな疑問を解消するべくざっくりとまとめてみました。
・首都 サントドミンゴ
・通貨 ドミニカ・ペソ
・時差 13時間日本より遅れている
※サマータイムはありません
・言語 スペイン語
・電圧 110V(220V)、50Hz
・コンセント 日本と同じタイプA(稀にタイプBF、タイプC)
・面積 48,442平方キロメートル(九州に高知県を合わせた広さ)
・気候 熱帯サバナ気候、熱帯海洋性気候
・経路 アメリカ経由が一般的。
※直行便はなく、乗り換えは1~3回。所要時間は約20時間40分から
・祝日 2月27日(独立記念日)
・産業 観光業、農業、鉱業、繊維加工、医療用品製造、サービス業(コールセンター等)
・挨拶 ¡Hola!(オラ)=やあ!、Buenos días(ブエノス ディアス)=おはようごさいます、Buenas tardes(ブエナス タルデス)=こんにちは、Buenas noches(ブエナス ノーチェス)=こんばんは・おやすみなさい、Adiós(アディオス)=さようなら、Gracias(グラシアス)=ありがとう、De nada(デ ナーダ)=どういたしまして
言語
ドミニカ共和国の言語についてご紹介します。
「何語を使っているの?」「英語は使えるの?」など、ドミニカ共和国の言語について疑問を抱えている人は参考にしてみてください。
何語を使っているの?
ドミニカ共和国では以下の言語が主に使われています。
- スペイン語
- ハイチ・クレオール語
- フランス語
- ドイツ語
- 英語
- イタリア語
公用語は「スペイン語」ですが、ドミニカ共和国の方言があるため、意味が違っていたり、発音の異なるスペイン語がある可能性があります。
他にも、移民の影響より「ハイチ・クレオール語」や「フランス語」、「ドイツ語」や「英語」、そして「イタリア語」などが使われています。
スペイン語の次に多いとされているのが「ハイチ・クレオール語」で、約120万人が話していると言われています。
ちなみにドミニカ共和国の正式名称はスペイン語で「República Dominicana」と記し、首都の「サント・ドミンゴ」に由来しています。
サント・ドミンゴはカトリックの聖人である「聖ドミニコ」を意味しています。
ドミニカ共和国のほかに「ドミニカ国」と呼ばれる名前の似た国が存在しているため、間違えないよう注意が必要です。
英語は使えるの?
移民の影響もあり英語は一部で話せる人もいるようですが、流暢に話せる人は多くないようです。
観光客向けのレストランやホテルなどでは通じることも多いそうです。
気候・位置
ドミニカ共和国は、西インド諸島の大アンティル諸島のイスパニョーラ島東部に位置する共和制国家で、同じ島の西部にある「ハイチ」と国境を接しています。
モナ境界を隔てた東側には「プエルトリコ」が、ハイチを超え、ウィンドワード海峡を隔てた北西側には「キューバ」が、そしてジャマイカ海峡を隔てた西側には「ジャマイカ」が存在しています。
大アンティル諸島はイスパニョーラ島の中でも2番目に大きく、ドミニカ共和国は大アンティル諸島の2/3の面積を占め、カリブ海ではキューバの次に大きい島国です。
ドミニカ共和国ないには3つの山脈と4つの平野があり、各山脈の谷間には落差の大きい滝が多く存在しています。
中でも中央山脈内にある「アギアス・ブランカス」と呼ばれる滝は、約91メートルの落差があり、アンティル諸島最大とも言われ、観光名所の一つになっています。
ドミニカ共和国の最高峰は「ドゥアルテ峰」で、高さは3,175メートルと富士山より少し低いくらいです。
「エンリキージョ湖」はドミニカ共和国内、そしてカリブ海最大の湖で、かつてコロンブスがこの地に上陸した際に世界で最も美しい風景だと称えたそうです。
続いて気候に関して、ドミニカ共和国は「熱帯サバナ気候」、「亜熱帯海洋気候」に属しており、首都サントドミンゴの年間平均気温は26度と高くなっていますが、湿度はそこまで高くはありません。
3つの山脈と4つの平野に分けられているドミニカ共和国は標高の高さや海からの距離によって気候、湿度共に変化を遂げ、ハラバコアなどの中央山間部では年間平均気温が18.3℃と、涼しい地域もあります。
しかしほとんどの地域では、年を通して30度を超えることがあるため、熱中症対策が必要となります。
ドミニカ共和国には雨季と乾季があり、5月から11月は雨季で、中でも6月から10月にかけてはハリケーンや熱帯低気圧が発生します。
この時期は季節も夏に分類されるためかなり暑くなります。
一方12月から3月は南西部で降水量が減少するものの、北部と東部では1年の中で最も雨が降る季節となります。
この時期は気温が下がり平地では19度ほどと過ごしやすいですが、高原では5度程度、山間部では氷点下にも達することがあるため地域によって服装を変える必要があります。
衣服
では北米・中南米の国、ドミニカ共和国にはどのような民族衣装があるのでしょうか。
ドミニカ共和国には、主に女性が着用する民族衣装があります。
一般的には民族的な行事やお祭りの際などに着られ、日本で言う浴衣や着物のような位置にあります。
ドミニカ共和国はとても暑い。ということもあってカジュアルな着こなしを好む。その一方でエレガントなスタイルやセクシーな化粧などを好む。有名なドミニカ人デザイナーオスカル・デ・ラ・レンタの影響で、今、多彩な色を使った服が、若者の間ではやっている。
民族衣装は女性用のものがあるが文化的、民族的行事がある特別な日にしか身につけない
では、私たちがドミニカ共和国に行ったときはどのような服を着れば良いのでしょうか?
ドミニカ共和国の人々はカジュアルな服装を好んで着用することが多く、弾勢はズボンとシャツ、女性はブラウスやスカートを着ていることが多いです。
1年を通して暑いため、平野部では基本的に夏服で過ごすことができますが、室内で空調が効き過ぎていたり、日本と同じ冬の季節は気温が下がったりすることがありますので、長袖や薄手の上着などもあると安心です。
また山間部では夏も涼しくなることが多く、冬には氷点下を越すこともあるため、日本の冬に着るような服装も追加で持っていきましょう。
食事の前に手を洗う設備がなかったり不衛生だったりする場合もありますので、手指消毒ジェルやウエットティッシュも合ったら便利かもしれません。
代表的な食事
続いて、ドミニカ共和国での食事について、ドミニカ共和国で有名な主食は「コメ」や「プランテン」、そして「イモ」です。
コメに関して、日本でよく食べられている日本米とは違い、細長くてパラパラとしたコメを食べることが多いです。
ドミニカ共和国の料理は元スペイン領だったことや、奴隷貿易によりアフリカ人が入ってきたこと、そして日本人が耕作に貢献した歴史が合わさっています。
食事に関しては昼食がメインとなっているため、朝晩はパンや牛乳、バナナやイモ類、チーズや卵といった軽い食事で済まされることが多くなっています。
昼食には油や塩をたくさん使った料理が出され、ボリューム満点!
夜がメインとなる日本とは違いますね。
料理は基本的にはクレオール料理で、大きめのお皿にさまざまなおかずが乗せられて食卓に出されます。
お米は油と塩水を使って炊くそうです。
民族などの食事
では青年海外協力隊で首都から遠く離れた地域や民族の料理を食べるとしたら、どんな料理が出てくるのでしょうか!
まず最初に紹介するのは「ラ・バンデラ(La Bandera)」と呼ばれるドミニカ共和国で人気のある料理について。
パンデラとはスペイン語で国旗を表し、この料理は大皿にコメとメイン(牛肉や豚肉、鶏肉や魚のどれか作られており日替わりとなっています)、豆とサラダを乗せて作ります。
米やおかずの守り方が国旗ににているため、パンデラという名前がついたそうです。
次に紹介するのは「モフォンゴ(Mofongo)」と呼ばれるドミニカ共和国のソウルフードとも言われている料理について。
モフォンゴはプランテン(プラタナとも呼ばれる調理用のバナナ)とニンニク、そしてチャチャロンと呼ばれる豚の皮を揚げて作ります。
チャチャロンは歯応えがあり、プランテンは熱せられると芋のようにほくほくして美味しいんだとか。
チーズなどもトッピングされているそうなので、チーズ付きには嬉しい料理ですね。
「サンコーチョ(Sancocho)」はイモ類やお肉、そして根菜といったさまざまな食材が煮詰められた料理のことで、日本のごった煮と似た料理です。
家庭によって具材が変わり、豚肉を入れる家もあれば鶏肉や牛肉を入れる家もあるそうです。
また色付けのためにミキサーでどろどろにしたカボチャを入れることもあるそうですが、味付けに関しては至ってシンプルでオレガノとコンソメのみを使う家庭が多くなっています。
最後にドミニカ共和国で人気のあるデザート、「キペ(Quipe)」について紹介します。
キペは麦で作った生地にひき肉を入れ、ひし形にして揚げたおやつで、お店や家庭によって味が異なります。
ひき肉はハーブなどで味付けがされているため、おやつのみならず間食としても食べられています。
サイズもそこまで大きくないため食べ歩きする人も多いそうですよ。
住居
続いてドミニカ共和国での住居についてですが、青年海外協力隊で派遣される場合、シェアハウスなり家なり、住む場所を与えてもらえる国が多いようです。
ですのであまり必要のない情報かもしれませんが、ドミニカ共和国での住居について、いくらくらいで済めるのか、またホテルについても載せていきたいと思います。
派遣終了中もしくは後にドミニカ共和国旅できるかもしれないので!
やっぱり場所によって金額は変わるようです。
地方は比較的安いですが、首都はあまり安くない印象です。
格安ホテルもあるみたいですが、値段はピンキリ。観光地化している地域ではやはり他の地域と比べると高くなる傾向にあるようです。
物価と治安
ドミニカ共和国の通貨は「ドミニカ・ペソ」です。
1ドミニカ・ペソ→2.04円(2022/2/24)で、過去5年の変動1.75円~2.42円となっているため、そこまで変動がない印象。
物価についてですが、以下のようになっています。
- 水、500ミリリットル 約7〜10ペソ=約14〜20円
- 水、1500ミリリットル 約17〜25ペソ=約34〜50円
- 朝食(ローカル食堂)、1食 約50〜100ペソ=約100〜200円
- 昼食(ローカル食堂)、1食 約90〜150ペソ=約180〜300円
- ジュース、500ミリリットル 約15〜25ペソ=約30〜50円
- カップ麺 約60ペソ=約120円
- ドミトリー(安宿)、1泊 約842ペソ=約1700円
このように、ドミニカ共和国の物価は日本と比べ水などは安く感じますが、実際のところはそこまで安いと感じないようです。
特にドミニカ共和国では外食の文化があまり根付いていないため、レストランなどでの食事は高くなる傾向があり、またブランド物や輸入品などは日本と同等、もしくはそれ以上になることもありますので注意が必要です。
続いて治安について、ドミニカ共和国の治安は以前は他の中南米地域より良いと言われていましたが、現在ではドミニカ共和国全土に外務省が危険レベル1を出しているため、安全とは言えません。
拳銃や刃物を使用した強盗に加えて、殺人事件など多くの凶悪犯罪が発生しているため、夜の外出や人通りの少ない場所は避け、十分注意して行動しましょう。
文化的特徴
青年海外協力隊としてドミニカ共和国に行くとしたら、現地で適応するためにもマナーや文化について知っていった方が現地民と仲良くなれそうですよね!
ですのでドミニカ共和国で生活するうえで大切になりそうなマナーや文化について載せていこうと思います。
まず、ドミニカ共和国の挨拶について紹介します。
ドミニカ共和国では挨拶の際にハグやチークキスを行います。
握手やお辞儀が一般的な日本人にとっては少し恥ずかしい気もしますが、周りを見て求められたら行いましょう。
次にドミニカ共和国の運転マナーについて紹介します。
ドミニカ共和国では道路が悪い上に信号の整備が間に合っていない事に加えて、交通マナーを守らない人が多いため交通事故が多くなっています。
渋滞も多く、車の整備不良もあるため運転する際は十分注意して行いましょう。
また徒歩での移動の際にも交通事故に巻き込まれたり、危ない目にあったりすることもあるため、スマホなどはしないようにし、周りを見て行動しましょう。
まとめ
ここまで自分が海外協力隊で派遣された場合、知っておきたい情報についてまとめてきました。
物価はそこまで安くはないようですが、美味しそうな食べ物がたくさんありましたね。
特にラ・パンデラはさまざまなおかずとご飯が楽しめるようなので、ぜひ食べてみたいですね。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!