
¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルニャです。



本日は「北米・中南米のカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます。
今回は、青年海外協力隊の派遣国の中でも、赤道直下に位置し、多様な自然と文化が息づく国【エクアドル】に焦点を当て、応募のステップから現地のリアルな生活情報(活動内容、住居、食事、気になる治安や文化)、さらには帰国後のキャリアパスまで、エクアドル派遣に向けて知っておくべき全てを網羅的にお届けします。
- 青年海外協力隊の「エクアドル派遣」に興味があり、応募を検討している方
- JICA海外協力隊の選考に向けて、エクアドルの具体的な活動内容や生活情報を知りたい方
- エクアドル派遣が内定し、渡航前の準備(持ち物、手続き、文化理解など)を進めたい方
- 国際協力やボランティア活動に関心があり、エクアドルという国について深く学びたい方
- 将来的に南米(特にエクアドル)への旅行や滞在を考えており、現地のリアルな情報を収集したい方



エクアドルってどんな国なんだろう?



青年海外協力隊員としてどんな活動ができるの?



実際に派遣が決まったら、何から準備すればいいの…?
期待と同時にたくさんの疑問や不安を抱えて情報収集をされている方も多いと思います。
実はこのブログを書いている私も、いつか青年海外協力隊員として世界に貢献したいと夢見て、あなたと同じように日々情報を集めている仲間の一人です。
だからこそ、未来の隊員であるあなたが本当に知りたい情報を、同じ目線で徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
- エクアドルという国の魅力と基本情報(歴史、文化、言語、気候など)
- 青年海外協力隊員としての具体的な活動内容や求められるスキル
- 現地でのリアルな生活(住居、食事、物価まで網羅!)
- 応募から派遣までの具体的な流れと準備(選考対策のヒントも!)
- 安心して活動するための治安情報と安全対策
この記事は、青年海外協力隊のエクアドル派遣を目指すあなたの「知りたい!」に応えるだけでなく、エクアドルという国そのものに興味がある方、あるいは将来的な渡航を考えている方にとっても、現地の歴史や文化を深く知れる素晴らしい機会になるはずです。
ぜひ最後までじっくりお読みいただき、あなたの疑問や不安を解消してください!


エクアドル派遣の基本情報:概要・特徴・言語を徹底解説!


青年海外協力隊としてエクアドルでの活動に臨むにあたり、まず最初にしっかりと押さえておきたいのが、「エクアドルとは、一体どんな国なのか?」という基本的な情報ですよね。



南米にあるって聞いたけど、具体的にどこ?
周りの国とはどんな関係なの?



赤道直下だから、一年中暑いのかな?



公用語はスペイン語って本当?
英語は通じないのかな?
そんな疑問や不安を持っている人が多いはず。
ここでは、青年海外協力隊員として押さえておきたいエクアドルの基本情報から、変化に富んだ気候、コミュニケーションの鍵となる言語、そして心に触れる文化や習慣まで、徹底的にご紹介します!
エクアドルを深く理解し、現地での毎日をより豊かに、そして安心して過ごせるようになるための知識を、分かりやすく丁寧にお伝えしますのでご覧ください!
エクアドルってどんな国?まず知りたい基礎知識まとめ
エクアドルの首都、言語、通貨、時差、気候、電圧、日本からのアクセス方法など、知っておきたい基本情報を分かりやすくまとめました。
国(首都) | エクアドル共和国(キト) |
---|---|
言語 | スペイン語(公用語)、ケチュア語、シュアール語など |
通貨 | 米ドル(USD) |
時差(サマータイム) | 日本より14時間遅れ(ガラパゴス諸島は15時間遅れ)。サマータイムなし。 |
気候 | 熱帯性気候だが、標高により多様。 |
電圧 | 110ボルト / 60ヘルツ |
コンセント | Aタイプ、Bタイプが主流。日本の電化製品がそのまま使えることも。 |
面積 | 約25.6万平方キロメートル(日本の約7割) |
産業 | 鉱業(石油)、農業(バナナ、カカオ)、水産業(エビ) |
直行便(2025年10月現在) | なし。 |
日本からの行き方 | アメリカやメキシコを経由するのが一般的。総移動時間は乗り継ぎ含め約20時間以上。 |
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エクアドルの面積は?日本の約7割
さて、青年海外協力隊の派遣国『エクアドル』ですが、その広さは一体どのくらいなのでしょうか?
エクアドルの面積は 約25.6万平方キロメートル。と言っても、数字だけではピンと来ないかもしれませんが、日本と比較してみると…



実は、日本の本州と九州を合わせた広さ(約26.5万㎢)とほぼ同じくらいなんです!



比較的コンパクトな国ながら、海岸、アンデス山脈、アマゾン熱帯雨林、そしてガラパゴス諸島と、驚くほど多様な自然と文化が凝縮されているんです!
隣国は?コロンビアとペルーの2カ国
また、南アメリカ北西部に位置するエクアドル。
この国がどのような地理的環境にあり、それが文化や経済にどんな影響を与えているのか、その輪郭もGoogleマップで見ていきましょう。
エクアドルは、北にコロンビア、東と南にペルーと国境を接し、西は太平洋に面しています。
この地理的条件が、アンデス山脈に暮らす先住民の文化と、スペイン植民地時代の文化が融合した、独自の雰囲気を生み出しています。



スペインと先住民の文化が混ざっているんですね。



だからこそ、首都キトの歴史地区は世界遺産に登録されるほど美しい街並みが残る一方で、オタバロの市場などでは先住民の伝統的な暮らしや文化に色濃く触れることができるんです!
このように、独特の地理的特徴は、エクアドルの豊かな文化を育む土壌となってきました。
そして、その文化をより深く理解する上で欠かせないのが、『気候』と人々のコミュニケーションを支える『言葉』です。
それでは、エクアドルの日々の気候と、普段の生活で人々がどのような言語を使い、心を通わせているのか、その興味深い『気候・言語事情』を一緒にみていきましょう!
エクアドルの気候を徹底解説!年間を通じた特徴と季節ごとの注意点



エクアドルの気候は、赤道直下にありながら、標高によって大きく4つの地域(コスタ、シエラ、オリエンテ、ガラパゴス)に分かれるのが最大の特徴です。
季節は主に雨季と乾季に分かれますが、地域によってその時期も異なります。
- コスタ(海岸地帯)
熱帯性気候で、年間を通じて高温多湿。12月~4月が雨季で特に蒸し暑くなります。 - シエラ(山岳地帯)
首都キトなど。「常春の気候」と呼ばれ、年間平均気温は14℃前後。一年中日本の春や秋のようですが、一日の寒暖差が激しいのが特徴です。 - オリエンテ(熱帯雨林地帯)
アマゾン川上流地域。年間を通じて高温多湿で雨が多いのが特徴です。 - ガラパゴス諸島
乾季(6月~11月)と雨季(12月~5月)がありますが、年間を通して過ごしやすい気候です。
服装は派遣される地域によって全く異なります。首都キトであれば、日中は長袖、朝晩はジャケットやセーターが必須。一年中、重ね着で調整するスタイルが基本です。どの地域でも、赤道直下のため日差しは強烈。紫外線対策は年間を通じて欠かせません!
エクアドルの言語事情:スペイン語は必須?公用語と現地の言葉



エクアドルでは何語がメインなの?



英語はどの程度通用するの?
といった、エクアドルの言葉に関する疑問は多いはず。
公用語であるスペイン語の特徴や、英語の通用度について分かりやすく解説します。
これを読めば、エクアドルでのコミュニケーションのイメージがグッと具体的になるはずです!
エクアドルで使われている言語の種類|公用語はスペイン語
エクアドルの公用語はスペイン語です。
特に山岳地帯で話されるスペイン語は、比較的ゆっくりで発音が明瞭なため、聞き取りやすいと言われています。
- エクアドル・スペイン語:地域によって方言はありますが、スペイン語を学ぶには最適な環境の一つです。
- 先住民の言語:ケチュア語やシュアール語などが、先住民コミュニティにおけるコミュニケーションや異文化交流の手段として併用されています。
協力隊員として活動する上では、スペイン語の習得は必須です。聞き取りやすいスペイン語に囲まれて生活できるのは、大きなメリットと言えるでしょう。
豆知識ですが、国名の「エクアドル」は、スペイン語で「赤道」を意味します。その名の通り、国土を赤道が通過していることから名付けられました。
青年海外協力隊員は英語で活動できる?|現地での英語通用度



いいえ、残念ながら英語はほとんど通用しません。
首都キトやガラパゴス諸島の観光地を除き、日常生活で英語が通じる場面は非常に稀です。協力隊の活動は、地域コミュニティに密着して行われるため、スペイン語でのコミュニケーション能力が不可欠となります。
派遣前の訓練や、現地での学習を通じて、積極的にスペイン語を身につける必要があります。最初は大変かもしれませんが、言葉を覚えることで、エクアドルでの生活は何倍も豊かで楽しいものになるでしょう。


エクアドル派遣の職種と活動内容|青年海外協力隊の専門性を解説!
青年海外協力隊の派遣先として、独自の魅力を持つ国、エクアドル。
もしあなたが「エクアドルで国際協力に挑戦したい!」と考え始めたとき、きっとこんな具体的な疑問が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。



青年海外協力隊でエクアドルに行ってみたいけど、どんな活動ができるんだろう?



自分のスキルや経験が、現地で本当に役立つのか知りたいな…。
この記事を読み進めれば、エクアドルで実際にどのような職種があり、どんな専門性が求められているのかが具体的に分かります。
あなたがエクアドルで輝ける道を見つけるための、第一歩となる情報がきっとここにあるはず!
エクアドル派遣の現状:最新の隊員数と派遣実績データ(男女別・累計)
まずは、青年海外協力隊のエクアドルへの派遣実績(2025年3月31日現在)をご紹介します。
JICAの公式データによると、以下のような内容となっています。
派遣中隊員数: 30名(うち女性17名)
帰国隊員数 : 641名(うち女性 346名)
累計派遣隊員数: 671名(うち女性 363名)
※情報が古くなっている場合があります。最新情報はJICA海外協力隊-事業実績/派遣実績をご参照ください。
エクアドルで求められる専門性:人気の派遣職種と具体的な活動事例



エクアドルでは、どんな分野でボランティアが求められているの?



どんな職種で活躍できるんだろう?
そんな疑問にお答えします!
エクアドルでは、貧困削減や環境保全といった課題に取り組むため、様々な分野で協力隊員が求められています。特にニーズが高い主要な活動分野は以下の通りです。
- 障害児・者支援: 障害者施設や特別支援学校で、理学療法士、作業療法士、ソーシャルワーカーなどが、リハビリテーションや生活支援、社会参加の促進に貢献します。
- 環境教育: ガラパゴス諸島やアマゾン地域などで、貴重な自然環境を守るため、子どもたちや地域住民を対象とした環境教育活動が求められています。
- 青少年活動・スポーツ: 経済的に恵まれない地域の子どもたちを対象に、スポーツ(野球、陸上など)や文化活動(音楽、美術など)を通じて、健全な育成をサポートします。
- 農村開発: 小規模農家を対象に、野菜栽培や家畜飼育の技術指導、品質管理、マーケティング支援などを通じて、生計向上をサポートします。
より具体的な活動内容や、過去に派遣された隊員の体験談に興味がある方は、JICA公式サイトの「世界日記」でエクアドルの活動レポートを読むことを強くお勧めします!


エクアドルでの生活基盤:協力隊員の住居とインフラ事情
青年海外協力隊に派遣された後のエクアドルでの活動を支える上で、まず気になるのが日々の暮らしの土台となる「住まい」と、電気や水といった「生活インフラ」ですよね。



安心して活動に打ち込むためにも、快適で安全な住環境と、安定したライフラインの確保が欠かせません。
ここからは、青年海外協力隊員が実際にどのような住居で生活し、現地のインフラとどのように向き合っているのか、そのリアルな実情を詳しくご紹介させていただきます!
エクアドルでの住まいはどうなる?協力隊員の住居事情



青年海外協力隊員の住居は、JICAが隊員の安全と健康を最優先に考えて手配します。
エクアドルでは、配属先によって住居のタイプは異なりますが、主にアパートかホームステイとなります。
- アパート
都市部では、キッチンやバスルーム付きのアパートで一人暮らしをすることが多いです。セキュリティがしっかりした建物が選ばれます。 - ホームステイ
地方都市や農村部での活動の場合、現地の家族と一緒に暮らすホームステイ形式になることもあります。エクアドルの文化や食生活を肌で感じ、スペイン語を上達させる絶好の機会になります。
いずれの住居も、基本的な生活を送る上で必要な設備は整っていますが、日本のように完璧ではないこともあります。
電気・水道・インターネットは?エクアドルのインフラ整備状況



また、エクアドルでの生活では、日本のインフラ環境との違いを実感する場面が多くあります。
- 電気
都市部では比較的安定していますが、特に雨季の雷などで停電が起こることがあります。地方ではより頻繁に発生するため、充電式のライトなどがあると安心です。 - 水道
キトなど大都市の水道水は基本的に飲むことができますが、その他の地域では飲用を避け、ボトルウォーターを購入するのが一般的です。温水シャワーがない家も珍しくありません。 - インターネット
都市部では比較的安定したWi-Fi環境がありますが、日本ほどの速度は期待できません。地方では速度が遅く不安定なことが多いです。多くの隊員は、SIMカードを購入し、スマートフォンのテザリング機能も活用しています。



都市部ならインフラは比較的整っているんですね!
エクアドルでの生活は、日本での当たり前が当たり前ではないことの連続です。こうした環境の違いを受け入れ、工夫しながら生活を楽しむ姿勢が大切になります。
そのために不可欠なのが、まさに「命綱」とも言える大容量モバイルバッテリーです。





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頻繁に起こる停電の中でも、スマートフォンの充電を気にせず使える安心感は絶大ですね。


エクアドル生活のリアル体験!物価・治安・服装から文化まで徹底解説
青年海外協力隊としてエクアドルでの活動を具体的に考え始めると、日々の生活に直結する「お金のこと」と、何よりも大切な「安全のこと」は、特に気になるポイントではないでしょうか。



エクアドルの物価って、どんな感じなんだろう?米ドルを使ってるって本当?



日本とは違う文化や習慣がたくさんありそうだけど、どんなことに気をつければいいのかな?



南米だから治安が心配だけど、実際の状況ってどうなの?



気をつけるべきことって何だろう…?
そんな疑問や不安が次々と浮かんでくるかもしれません。
このセクションではエクアドルの通貨事情から、気になる物価水準、そして外務省の危険情報に基づいた最新の治安状況や具体的な安全対策まで、あなたがエクアドルで安心して、そして賢く生活するための必須情報を分かりやすく解説します。
エクアドルの通貨「米ドル(USD)」の基本とリアルな物価事情
エクアドルの公式通貨は「米ドル(US Dollar)」です。2000年に経済安定化のために自国通貨を廃止し、米ドルを導入しました。そのため、アメリカと同じドル紙幣と、エクアドル独自の補助硬貨(センターボ)が使われています。
2025年10月現在のレートで、1ドルあたり約150円で計算します。
※レートは変動するため、あくまで目安です。
物価は、南米の中では平均的で、日本と比較すると安く感じられます。特に食料品や交通費は安価ですが、輸入品や電化製品は日本と同じくらいか、それ以上になることもあります。
牛乳(1L) | 約1.00 USD(約150円) |
牛肉(1kg) | 約9.00 USD(約1,350円) |
ローカル食堂のランチセット | 約3.00 USD(約450円) |
国産ビール(小瓶) | 約1.50 USD(約225円) |
市内バス料金 | 約0.35 USD(約53円) |
※上記はあくまで一例です。JICAから支給される現地生活費で十分に生活は可能ですが、輸入品に頼りすぎず、地元のものを活用するなど計画的な支出が求められます。
エクアドルの治安状況|外務省危険レベルと協力隊員の安全対策



エクアドルの治安は、近年麻薬組織の活動が活発化しており、急速に悪化しています。最大限の警戒が必要です。
2025年10月現在、外務省の海外安全情報では、多くの地域に危険レベル2「不要不急の渡航は止めてください」やレベル3「渡航は止めてください(渡航中止勧告)」が発出されています。
殺人、強盗、誘拐などの凶悪犯罪が多発しており、2024年には非常事態宣言が発令されるなど、情勢は非常に不安定です。
特に、観光客を狙った短時間誘拐(タクシー内での強盗)や、スリ、置き引きなどが頻発しています。
もちろん、JICAは隊員の安全を最優先に考えており、危険な地域に派遣することはありません。また、情勢に応じて活動や生活には厳しい制限が課されます。
外国人は裕福に見られやすく、犯罪の標的になりやすいことを自覚する必要があります。貴重品の管理を徹底し、知らない人からの誘いには安易に乗らないようにしましょう。
※情報が古い場合があるため「エクアドルの外務省の海外安全情報」より最新情報を確認してください。
夜間の一人歩きを絶対に避ける、流しのタクシーは絶対利用しない、華美な服装や装飾品を身につけないなど、JICAから指示される安全対策を徹底することが、自身の身を守る上で最も重要です。
引用:外務省の海外安全情報
引用:エクアドル安全対策基礎データ
エクアドル生活での服装ガイド|普段着の選び方と民族衣装の魅力



服装に関する疑問は、派遣前の準備においてとても大切なポイントになりますよね。
日常生活を快適に過ごすための実用的な普段着選びのコツから、エクアドルの文化が感じられる先住民の衣装、そして協力隊員として知っておきたい服装マナーまで、あなたのエクアドル生活をより豊かに、そしてスムーズにするための服装情報を網羅的にガイドします!
まずは、日々の活動や生活シーンに合わせた、具体的な服装選びのポイントから詳しく見ていきましょう。
シーン別・エクアドルでの最適服装ガイド|普段着から活動時まで徹底解説
エクアドルでの服装は、派遣される地域の標高に合わせて準備することが大前提です。同じ国でも、服装は全く異なります。
- キト(山岳地帯)
一年中、日本の春・秋のような気候。「永遠の春」とも呼ばれますが、一日の寒暖差が激しく、朝晩は冷え込むため、セーターやジャケット、フリースなどの防寒着が必須です。 - グアヤキル(海岸地帯)
年間を通じて高温多湿。通気性の良い日本の夏服が基本です。ただし、室内は冷房が強いことがあるため、薄手の羽織るものがあると役立ちます。 - オリエンテ(熱帯雨林)
常夏で非常に蒸し暑く、雨も多いため、速乾性のある服装やレインウェアが重宝します。虫刺され対策として長袖・長ズボンが基本です。 - 全般的な注意点
どの地域でも赤道直下のため日差しは強烈です。帽子、サングラス、日焼け止めは必須アイテム。治安対策として、目立つ服装や高価なアクセサリーは避けましょう。



派遣地に合わせて、一年分の服を考える必要がありますね!キトは一年中重ね着が必須なんですね。
多様な文化の象徴!色鮮やかな民族衣装
エクアドルは多様な先住民族が暮らしており、地域ごとに独自の美しい民族衣装があります。特に有名なのが、北部のオタバロに住む人々です。
オタバロの女性は、花の刺繍が施された白いブラウスに、黒や紺のロングスカートを合わせ、金色のビーズネックレス(ワルカ)を何重にも身につけます。この衣装は彼らのアイデンティティであり、日常生活でも着用されています。



協力隊員も、地域のお祭りやイベントに参加する際に、現地の衣装を身につける機会があるかもしれません。これは、多様な文化への敬意を示す素晴らしい方法の一つです。
エクアドル文化に触れる:習慣・マナーで気をつけること
いざエクアドルへ!活動への期待に胸を膨らませる一方で、「現地の文化や習慣に馴染めるかな?」「知らずに失礼なことをしてしまったらどうしよう…」といった不安も少しあるかもしれません。
異文化の中でスムーズに生活し、現地の人々と良好な関係を築くためには、エクアドルならではの生活習慣や、大切にされているマナーを事前に理解しておくことが非常に重要です。



エクアドルでは、どんなことに気をつければいいんだろう?日本とは全然違うのかな?



時間にルーズって本当?



もしかして、日本人の感覚だと『えっ?』と思うような習慣もあるのかな…?
エクアドルには、私たちが知っておくべきユニークで大切な文化や習慣がたくさんあります。
ここでは、そんなあなたの疑問や不安を解消し、エクアドルの人々とのコミュニケーションを円滑にするための具体的なポイントを詳しく解説します。
現地での生活をより豊かに、そしてトラブルを避けるために役立つ「エクアドル文化の心得」を一緒に学びましょう!
エクアドルで守るべき基本的なマナー|日常生活での注意点
- 挨拶は大切に
お店に入る時や人と会った時、「Buenos días(おはよう)」などの挨拶は欠かせません。アイコンタクトをしながら挨拶を交わすのが基本です。 - 食事は昼がメイン
エクアドルでは、昼食(アルムエルソ)が1日で最も重要な食事とされています。スープ、メインプレート、デザート、ジュースがセットになった定食が一般的です。 - チップの習慣
中級以上のレストランでは、会計にサービス料が含まれていることが多いですが、含まれていない場合は10%程度のチップを置くのが一般的です。 - 時間に寛容
特にプライベートな約束では、時間通りに始まらないことがよくあります。「エクアドル時間」と捉え、焦らず気長に構える姿勢も時には必要です。



挨拶と感謝の気持ちを伝えることが、良い関係を築く第一歩ですね!
シャイだけど親切な国民性
エクアドル人、特にアンデス地方の人々は、他のラテン諸国と比べてシャイで物静かだと言われることがあります。しかし、一度親しくなると非常に親切で、家族のように温かく接してくれます。
困っている人を見ると放っておけない優しさがあり、道端で何か尋ねると、たくさんの人が集まってきて助けようとしてくれることも珍しくありません。協力隊として活動する上でも、この誠実で温かい国民性に助けられる場面が多くあるでしょう。


エクアドルの食文化を味わう!代表的な料理と食事のポイント
エクアドルでの生活において、大きな楽しみの一つであり、また文化を深く理解する上で欠かせないのが「食」ですよね。



エクアドルの人たちは普段どんなものを食べているんだろう?



バナナが有名だけど、料理にも使うの?辛いのかな…。



国民食があるって聞いたけど、どんな食べ物なの?
そんな風に現地での食事について、期待と少しのドキドキが入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、あなたのエクアドルでの食生活を豊かにし、現地の人々とのコミュニケーションを深めるためのヒントが満載です
代表的なスープや家庭料理はもちろん、ユニークなデザートまで、エクアドルの食の世界を一緒に探求していきましょう!
エクアドルの基本料理と主食|地域で変わる多様な食
エクアドルの食事は、海岸(コスタ)、山岳(シエラ)、アマゾン(オリエンテ)で採れる食材が全く異なるため、地域ごとに非常に多様です。主食は米やじゃがいも、調理用バナナ(プラタノ)などが中心です。
- セビーチェ (Ceviche)
海岸地帯の国民食。エビや白身魚などの魚介をレモンやオレンジでマリネした冷製スープで、ポップコーンやトウモロコシチップスと一緒に食べるのがエクアドル流です。 - ロクロ・デ・パパス (Locro de Papas)
山岳地帯の代表的な家庭料理。じゃがいもを煮込んで作るクリーミーなスープで、チーズやアボカドをトッピングして食べます。心も体も温まる一品です。 - カングレホ (Cangrejo)
マングローブガニを丸ごと茹でた、海岸地帯の豪快なソウルフード。木槌で甲羅を叩き割りながら食べるのが醍醐味です。 - フリターダ (Fritada)
豚肉の塊をオレンジジュースなどで柔らかく煮込んだ後、油でカリカリに揚げた料理。トウモロコシやじゃがいもと一緒に食べられます。



セビーチェ、さっぱりしてて美味しそう…!ポップコーンと一緒っていうのが面白い!
エクアドルの食文化|フルーツとユニークなデザート
エクアドルは「フルーツの楽園」と呼ばれるほど果物の種類が豊富です。日本では見かけない珍しいフルーツがたくさんあり、フレッシュジュースとして楽しまれています。
デザートでは、「エスプミージャ・デ・グアヤバ」が有名です。これはグアバの果汁と卵白を泡立てて作るメレンゲのようなお菓子で、アイスクリームコーンに乗せて食べられます。ふわふわとした食感が特徴です。



泡のお菓子、どんな食感なのか気になります!食べてみたい!
エクアドルの飲み物文化|コーヒーとカネラッソ
エクアドルは質の高いコーヒーの産地としても知られています。現地では「ティント」と呼ばれる、薄めのアメリカンコーヒーが日常的に飲まれています。
アルコールでは、サトウキビの蒸留酒「アグアルディエンテ」が国民的なお酒です。寒い山岳地帯では、このお酒にシナモンやフルーツを入れた温かいカクテル「カネラッソ」が体を温めるために飲まれています。
協力隊員として活動する中で、食事やティント(コーヒー)に誘われる機会は頻繁にあります。これは歓迎と親愛の印です。エクアドルの人々は、食を共にすることでコミュニケーションを深めます。現地の食文化を積極的に楽しむ姿勢が、良好な関係を築く鍵となります。



本場のコーヒー、毎日飲めるなんて最高ですね!食を通じて仲良くなれるって素敵です!


先輩隊員の声:エクアドルでのリアルな体験談



実際にエクアドルで活動した先輩隊員は、どんな壁にぶつかり、何を感じ、どう乗り越えていったのでしょうか?
今回は、そんな厳しい環境の中でも、現地の人々と向き合い、奮闘した先輩隊員たちの「生の声」を、JICA海外協力隊の公式レポート「世界日記」やインタビューからご紹介します。
Aさん(作業療法士)は、障害を持つ子どもたちの施設で活動しました。赴任当初は、言葉の壁や文化の違いから、自分は何もできないと無力感に襲われたそうです。「しかし、ただ一緒にいるだけでも、子どもたちが笑顔を見せてくれるようになりました。特別なことをするのではなく、彼らの存在を認め、寄り添うことが一番大切なのだと気づきました」と語ります。専門知識だけでなく、人として向き合うことの重要性を学んだ体験です。
Bさん(青少年活動)は、地域の野球チームで子どもたちを指導しました。最初は日本の指導法を伝えようとしましたが、なかなかうまくいきませんでした。そこで、練習後に子どもたちの家を訪ねたり、食事に混ぜてもらったりするうちに、彼らが抱える家庭の問題や将来への不安を知ったそうです。「野球を教えるだけが自分の役割じゃない。彼らの話を聞き、一緒に悩む『お兄さん』のような存在になることが、本当に求められていることだと感じました」と振り返っています。
参照情報:JICA海外協力隊 エクアドル「世界日記」
※上記体験談は、ウェブサイトに掲載されている多数の隊員の活動報告や生活の様子を参考に、リアルなエピソードとして再構成したものです。



専門性を活かすだけでなく、現地の人々の心に寄り添い、信頼関係を築くことが大切なんですね。
だからこそ得られるものがあるんだそうです!


青年海外協力隊エクアドル:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
「青年海外協力隊としてエクアドルで活動したい!」
その熱い想いを実現するための第一歩から、貴重な経験を積んだ後の未来まで、あなたはどんな道のりを想像していますか?
応募条件や選考プロセスといった「挑戦への入口」はもちろんのこと、エクアドルでの活動を終えた後の「キャリアや人生への活かし方」も、きっと気になる大切なポイントですよね。
ここからは、あなたがエクアドルへの挑戦を具体的にイメージし、さらにその先の未来まで見据えられるよう、応募から派遣までの流れ、そして帰国後のキャリア形成に至るまで、青年海外協力隊エクアドル派遣の「始まりから未来まで」をご紹介します。
エクアドル派遣への第一歩:応募から選考、派遣まで
エクアドルへの扉を開くための具体的なステップは、実はかなり長い道のりです。
応募プロセスの中で、それぞれの段階でどのような準備が必要なのか、気になる方も多いかと思います。



エクアドル派遣に応募したいけど、何から始めればいいの?選考ってやっぱり厳しいのかな?



派遣までのスケジュールを具体的に知りたい!
そんなあなたの疑問を解決するべく、わかりやすい図でご紹介します。
青年海外協力隊の応募プロセスはざっくりとこんな感じです!
年2回(春募集・秋募集)のタイミングでJICA海外協力隊のウェブサイトから応募します。
職務経歴や語学力などを基にした書類選考と、人物面や技術力を評価する面接が行われます。
2次選考から約2ヶ月後に合否が通知されます。合格者は候補者となります。
語学訓練(主にスペイン語)や国際協力、安全対策など、派遣に必要な知識とスキルを身につける合宿形式の訓練です。
訓練修了後、いよいよエクアドルへ出発。約2年間のボランティア活動が始まります。
- スペイン語能力は大きなアピールポイントに
英語がほとんど通じないため、スペイン語の学習経験や意欲は非常に重要視されます。日常会話レベル以上の語学力があれば、選考で有利に働く可能性があります。 - 面接では「ストレス耐性」と「主体性」を
エクアドルは治安が不安定な国です。面接では、厳しい安全対策を守りながら、いかにストレスを管理し、その中で主体的に活動を見つけていけるのか、あなたの「人間力」が問われます。
引用:JICAエクアドル
より詳しい応募条件、選考対策、そして派遣までの全貌を徹底解説した完全ガイドをご用意しました。
もっと詳しく知りたい方は以下リンクをぜひ読んでください!





合わせて2025年秋募集の要項や詳細を公式サイトから確認して見ましょう!
また、私はこの本を読んで青年海外協力隊に応募するための勉強をしています。
青年海外協力隊とは何なのか、実際に「コミュニティ開発隊員でフィリピンへ」「日本語教育隊員でドミニカ共和国へ」「看護師隊員でブルキナファソへ」派遣された方々の貴重な経験談など、知りたいすべてが盛り込まれています!
エクアドルでの経験を未来へ:帰国後のキャリアと人生設計
エクアドルでの活動を終えた後の自分、想像できますか?



協力隊経験者の人たちって、どんな道に進んでいるの?就職に有利だったりする?



無事に派遣されたとして、その経験って帰国後どう活かせるんだろう?



協力隊の経験って、具体的にどんな仕事に繋がるの?
エクアドルでの貴重な2年間を終えた後、そんな風に将来について考えるのは当然のことですよね。
帰ってきた私たちは、国際協力の最前線で培った実践的なスキル、多様な価値観を受け入れる異文化理解力、そして数々の課題をクリアしてきた問題解決能力という、大きな成長を手にしているはずです。
ここでは、エクアドルでの経験を輝かしい未来へと繋げるための方法を一緒に探すべく、青年海外協力隊に派遣された方々の今をご紹介します!
私が出会った!青年海外協力隊に派遣された方々の今
私は高校2年生の頃からずっと青年海外協力隊で国際協力をしたくて、とにかくいろんな情報を集めてきました。
そんな中で私が出会った、帰国後の青年海外協力隊の方々の現在をご紹介します。
Aさんはタンザニアに「コミュニティ開発」で派遣後、帰国してからは地元のJICAデスクで2年働き、その後アフリカの農家で起業をしました。



現在はクラウドファンディングも行って日本とアフリカの架け橋になっています!
地元のJICAデスクはたまたま後任がいなかったようですが、代々派遣後の隊員が2年の任期で行なっているそうです。
Bさんはコロンビアに『青少年教育』で派遣後、地元の大手商社に転職しました。
面接では、予測不能な環境で現地の人々と粘り強く交渉し、プロジェクトを成功させた経験が高く評価されたそうです。



キャリアアップもできて、スペイン語も習得して帰国できていて本当に理想的な進路ですね!
私が学んできたスペイン語と同じ言語圏に派遣されていたこともあり、たまにスペイン語で会話をしてくださいました!
Cさんは理系の会社で開発をしていましたが、マラウィ帰国後に地元の古民家を譲り受け、地域活性化にもつながるプロジェクトを行っています。



私が大学生の頃はよくボランティアに参加させていただき、一緒に茅葺き屋根を修復したり、水車を作ったりしました。
ずっと青年海外協力隊に行くことを目指してきましたが「現地で何のために派遣されたいのか」と問いかけてくれた彼のおかげで進路を決められました!
こんな感じに、私が知っている青年海外協力隊に派遣されていた方々は、世界をもっと良くできる、エネルギッシュで活動家の方が多かったです。
まだまだ多くの隊員たちの進路を聞いてきましたので、より詳しく青年海外協力隊派遣後のステップや就職の強みなどを知りたい方はこちらのブログをご参考ください!


まとめ:青年海外協力隊エクアドル派遣はあなたの人生を変える挑戦
ここまであなたが青年海外協力隊でエクアドルに派遣された際に、知っておきたい情報についてご紹介させていただきました。
今回のブログでは以下の内容がわかりましたね!
- 青年海外協力隊のエクアドル派遣の基本情報
- 青年海外協力隊エクアドル派遣の職種と活動内容
- エクアドルでの生活を徹底シミュレーション!住居・食事・お金・安全について
- 青年海外協力隊エクアドル:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
生活する上で守るべきマナーや注意点が結構あったので、しっかり覚えて行った方が良さそうでしたね。特に、治安は日本と大きく異なるため、防犯意識は常に高く持つ必要がありそうです。
あなたの挑戦をここから始めよう!
エクアドルへの熱い想いが少しでも具体的になったなら、次はいよいよ行動に移す時です。
まずはJICAの公式サイトで最新の募集要項をチェックし、より詳しい応募のステップは以下の記事で完璧にマスターしましょう!





ここまで読んでいただきありがとうございます。



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