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60カ国渡航、世界2周済みの旅人「はるカタルーニャ」です。
本日は「中米の小さな巨人!エルサルバドルの旅情報カフェ」となっております!
ご来店いただき、本当にありがとうございます。
この記事では、花の道「ルタ・デ・ラス・フローレス」をはじめ、エルサルバドルの人気観光地やおすすめホテル、国民食「ププサ」などのグルメ、そして旅の前に絶対に知っておきたい治安の最新情報、ビザ、気候、ビットコイン事情まで、エルサルバドル旅行に必要な情報をすべて詰め込みました。
- 「エルサルバドル旅行で絶対に後悔したくない!」という方
- カラフルな街並みやサーフィンなど、エルサルバドルの見どころを効率よく巡りたい方
- 安全で立地の良いホテルを探している方
- 治安の現状など、現地のリアルな情報を知って安心して旅をしたい方
- ビザやネット事情など、旅行の準備をこの記事一つで終わらせたい方
「中米で最も危険な国」というかつてのイメージを覆し、今、世界中の旅行者から熱い視線を集めている国、エルサルバドル。
そこには、世界クラスの波が打ち寄せるサーフビーチ、火山湖の絶景、コーヒー農園が連なる美しい山岳地帯、そして何より、苦難の歴史を乗り越えた人々の温かい笑顔が待っています。



きっと、誰にとっても新しい発見に満ちた旅になりますよね!



あなたのエルサルバドル旅が最高のものになるよう、様々な情報を徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
「アメリカ大陸の親指姫」と称される小さな国土に、火山の恵み、マヤの歴史、そして未来への希望が詰まったこの国の魅力は、訪れた人にしかわからない特別な感動を与えてくれます。
- エルサルバドルの基本情報(気候、通貨、ビットコイン事情)
- 旅行準備の必須知識(ビザ、ワクチン、安全対策、ネット事情)
- 花の道とサーフシティを巡る5泊7日のモデルプラン
- 必見の観光都市とおすすめホテル
- 激変した現地の治安状況と具体的な安全対策
- 絶対に食べたい国民食「ププサ」や高品質なコーヒー、人気のお土産



エルサルバドル、最近名前を聞くようになったけど…日本からだと遠いし、航空券も高そうだなあ。



その気持ち、よく分かります!でも、旅の計画で一番わくわくするのって、実はフライトを探している時だったりするんですよ。
エルサルバドル旅行の計画で、まず最初に気になるのが「いくらかかるの?」という予算ですよね。
旅の費用で一番大きな割合を占めるのが航空券なので、最初に相場を把握しておくと、ホテルや現地での予算もぐっと立てやすくなります。



私が航空券を比較・予約する際にいつも愛用しているのが、実は「Trip.com」なんです。
以前ボスニア・ヘルツェゴビナで携帯を盗まれてフライト情報を確認できなくなった際、Trip.comの24時間対応日本語チャットサポートが本当に迅速で、心から助けられた経験があります。それ以来、価格のお得さだけでなく、万が一の時の安心感から、私の旅には欠かせない存在になっています。
- お得な料金で見つかりやすい
- 24時間日本語サポートで万が一の時も安心
- サイトやアプリが直感的で使いやすい
希望の日程でどれくらいで行けるのか、まずは気軽にチェックしてみましょう!
あなたのエルサルバドル旅行が、一生忘れられない素晴らしい体験になるよう、心を込めてナビゲートします!
それでは、さっそくエルサルバドルの魅力的な世界を覗いてみましょう!
エルサルバドルってどんな国?まずは基本情報をチェック


中央アメリカ中部に位置し、太平洋にのみ面するエルサルバドル。火山が作り出したダイナミックな自然と、素朴でカラフルな文化が融合した、非常にユニークで魅力的な国です。まずはその基本情報から見ていきましょう。
エルサルバドルの場所と基本データ
エルサルバドルは北西にグアテマラ、北と東にホンジュラスと国境を接しています。中米で唯一カリブ海に面しておらず、その分、太平洋岸のサーフカルチャーが独自に発展しました。



その面積は九州の約半分!「アメリカ大陸の親指姫」と呼ばれるほど小さな国なんです。



小さいながらも20以上の火山があり、ダイナミックな自然が凝縮されています。
それでは、旅行の計画を立てる上で欠かせない、基本的な情報を一覧表で確認していきましょう。
| 正式名称 | エルサルバドル共和国(República de El Salvador) |
|---|---|
| 首都 | サンサルバドル |
| 言語 | スペイン語 |
| 通貨 | 米ドル(USD)、ビットコイン(BTC) |
| 時差 | 日本より15時間遅れ(サマータイムなし) |
| 電圧 | 115ボルト / 60ヘルツ |
| コンセント | Aタイプ、Bタイプが主流。日本のプラグがそのまま使えることが多い。 |
| 面積 | 約2.1万平方キロメートル(九州の約半分) |
基本情報を押さえたところで、次はその背景にあるエルサルバドルの「言語」や「文化」について、さらに深く掘り下げていきましょう。
これらの知識は、現地の人々との交流をより豊かなものにし、あなたの旅を一層味わい深いものにしてくれるはずです。
エルサルバドルの言語事情:何語が話されているの?
エルサルバドルの公用語はスペイン語。その背景には少し悲しい歴史があります。
エルサルバドルでは、公用語であるスペイン語が国民のほぼ全てによって話されています。かつては先住民族の言語も話されていましたが、20世紀の弾圧政策により話者は激減し、現在ではほとんど使われていません。



だからこそ、人々はスペイン語を通じて強い国民的一体感を持っているのかもしれませんね。
旅行中は基本的にスペイン語でのコミュニケーションになります。
英語は通じる?エルサルバドルの言語Q&A



公用語がスペイン語なのは分かったけど、やっぱり一番気になるのは英語が通じるかどうか…
多くの日本人旅行者がそう思いますよね。
そんな素朴な疑問と、旅の前に知っておくと面白い国名の由来について、Q&A形式で分かりやすくお答えします!
- 旅行中に英語は通じる?
-
首都サンサルバドルの高級ホテルやレストラン、またサーフシティとして有名なエル・トゥンコなどの一部の観光地では英語が通じることが増えてきました。しかし、一歩ローカルな場所へ行くと英語はほとんど通じません。基本的なスペイン語の挨拶やフレーズを覚えていくことを強くおすすめします。
- 国名の由来は?
-
エルサルバドル(El Salvador)は、スペイン語で「救世主」を意味します。これは、この地を征服したスペイン人、ペドロ・デ・アルバラードが、キリストにちなんで名付けたと言われています。とても神聖な名前なんですね。



言語の背景を知るのも、旅の面白いところですよね!
そして、その文化を育んできたのが、エルサルバドルのトロピカルな気候です。
次のセクションでは、旅行の計画に欠かせない気候と服装について、詳しく見ていきましょう。
エルサルバドルの気候と旅行準備:ベストシーズンと服装


エルサルバドルって、一年中暑いの?
雨季に行っても楽しめるのかな?



服装も日本の夏服だけでいいのか、全然想像がつかない!



その悩み、エルサルバドル旅を計画する誰もが通る道です!
エルサルバドルの気候はシンプルですが、ポイントさえ押さえれば計画は難しくありません。
あなたの「見たい景色」「やりたいこと」に合わせて最高の旅を計画できるよう、まずは基本となる気候とベストシーズンから丁寧に解説していきますね。
エルサルバドルの気候と旅行のベストシーズン
エルサルバドルは熱帯気候に属し、一年を通して温暖です。季節は主に乾季(11月~4月)と雨季(5月~10月)に分かれます。
旅行の目的によってベストシーズンが異なるため、しっかりチェックしておきましょう。
- 乾季(11月~4月)
「夏(Verano)」と呼ばれ、雨がほとんど降らず、毎日晴天が続きます。観光には最高のシーズンです。サーフィンにとっても良い波がコンスタントにあります。 - 雨季(5月~10月)
「冬(Invierno)」と呼ばれますが、気温が下がるわけではありません。午後にスコールのような激しい雨が降ることが多いですが、一日中降り続くことは稀です。緑が美しく、大きな波を求める上級サーファーにはこの時期が人気です。
一般的な観光(街歩き、遺跡巡りなど)が目的なら、天候が安定している乾季(11月~4月)が断然おすすめです。サーフィン目的であれば、一年中楽しめますが、自分のレベルに合わせて時期を選ぶと良いでしょう。



目的を決めれば、ベストシーズンもおのずと決まってきますね!
旅行する季節が決まったら、次はいよいよ持ち物の準備ですね。
エルサルバドルの服装選びは、この熱帯気候と、訪れる場所の「標高」が少しだけ関係してきます。
見る・楽しむ!エルサルバドルの民族衣装
エルサルバドルでは、残念ながら日常的に民族衣装を見る機会は少なくなりましたが、お祭りや特定の町では、今もその美しい伝統に触れることができます。
色鮮やかな刺繍とスカート
エルサルバドルの女性の伝統衣装は、白いブラウスに施されたカラフルな刺繍や、鮮やかな色のスカートが特徴です。特に、青や赤といった原色がよく使われます。残念ながら、先住民文化の弾圧の歴史から、グアテマラのように村ごとの多様なデザインはあまり残っていませんが、その素朴な美しさは人々の誇りとなっています。



独立記念日などのお祭りのパレードでは、こうした衣装を身につけた人々を見ることができるかもしれませんね!
こうした伝統文化に触れるのも旅の醍醐味ですが、旅行者として気になるのは、やはり現実的な疑問ですよね。
次のセクションでは、皆さんが抱くであろうリアルな質問にお答えします!
出発前にスッキリ解消!エルサルバドル旅のギモン Q&A





治安って本当に大丈夫になったの?ビットコインって使える?トイレは…?
そんなリアルな疑問をQ&A形式でまとめました。



これを読めば、あなたの不安もきっと解消されるはず!
- 服装は?どんな服を持っていけばいい?
-
一年を通して温暖なため、基本は日本の夏服(Tシャツ、短パンなど)でOKです。ただし、朝晩や標高の高い場所(ルタ・デ・ラス・フローレスなど)は少し涼しく感じることがあるので、薄手のジャケットやパーカーなどの羽織るものが1枚あると万能です。雨季には折りたたみ傘もお忘れなく。
- お金はどうする?ビットコインは本当に使えるの?
-
法定通貨は米ドル(USD)です。小さな食堂や市場では現金が基本なので、米ドルの小額紙幣を多めに用意しましょう。もう一つの法定通貨ビットコイン(BTC)は、大手チェーン店や観光地で使える場所が増えていますが、まだどこでも使えるわけではありません。旅行者は基本的に米ドルで支払うと考えた方がスムーズです。
- トイレ事情はどう?
-
日本とは大きく異なります。ホテルや大きな商業施設以外では、トイレットペーパーが備え付けられていない場合がほとんどです。また、配水管が細いため、使用後の紙は便器に流さず、横にあるゴミ箱に捨てるのが一般的です。ポケットティッシュを少し持ち歩くと安心です。
- 治安が心配…本当に安全になったの?
-
はい、劇的に改善されました。かつては世界で最も危険な国の一つでしたが、近年の徹底した治安対策により、殺人発生率は激減し、中南米で最も安全な国の一つと言われるまでになりました。もちろん、夜間の一人歩きを避ける、貴重品から目を離さないといった海外旅行の基本的な注意は必要ですが、観光地を日中に旅する分には、過度に心配する必要はなくなっています。



特に、貴重品を持ち運ぶバッグ選びは重要です。
胸の前にかけられるショルダーバッグや、鍵付きのバッグ、カラビナを取り付けられるタイプなど、防犯性の高いものを選びましょう。
狙われにくいバッグを選ぶだけでも、海外でのトラブルを事前に防ぐことができます。



私が普段愛用しているのはこちらのバッグです!
旅をしている時は、100均のカラビナか南京錠を取り付けて簡単に開けられないようにしています。
写真撮影もするので、実はファッション性も重視して選んでいます。
みなさんも是非自分のお気に入りの対策バックで旅をしてくださいね!
これさえあれば完璧!エルサルバドル旅行の持ち物チェックリスト





熱帯の国への旅行って、何を持っていけばいいか本当に悩みますよね…。
「あれを持ってくればよかった…」と現地で後悔しないために、絶対に欠かせない必須アイテムから、私が実際に使って「これぞ神アイテム!」と感じた便利グッズまで、エルサルバドルの気候に合わせて厳選しました。



ぜひ、旅の荷造りの参考にしてくださいね。
【基本】まずはこれ!必須アイテムリスト
- パスポート:命より大事!有効期限(残存6ヶ月以上)を必ず確認。
- 航空券(eチケット):スマホと紙の両方あると、万が一の時に安心です。
- 現金(米ドル):小額紙幣(1, 5, 10ドル札)を多めに用意しましょう。
- クレジットカード:緊急時や大きな支払いのために。VISAかMastercardが使いやすいです。
- 海外旅行保険証:万が一の病気やケガに備え、必ず加入しましょう。
- スマートフォン&充電器:地図、カメラ、翻訳、連絡手段…まさに旅の命綱!
- モバイルバッテリー:長い移動やツアーで大活躍。これがないと本当に困ります。
いざという時に「充電がない!」となると、せっかくの楽しい時間も台無しに。
そんな悲劇を防ぐためにも、大容量のモバイルバッテリーはまさに”お守り”です!



せっかくのシャッターチャンスでも、充電が残り10%…
なんてこと、考えただけでゾッとしますよね。



私が使っているこれは、スマホを何回もフル充電できる大容量なのにコンパクトでおすすめです!
【最重要】服装 & 虫・紫外線対策リスト
エルサルバドルの旅は「日本の夏服+α」と「虫・紫外線対策」が全てです!
- 夏服一式:Tシャツ、短パン、ワンピースなど、通気性の良い服が中心。
- 羽織れるもの:薄手の長袖シャツ、パーカーなど。冷房対策や日焼け対策に。
- 水着:ビーチやホテルのプールを楽しむなら必須。
- 日焼け止め (SPF50+/PA++++):日差しが非常に強いので、こまめに塗りましょう。
- サングラス&帽子:強い日差しから目や頭を守ります。
- 虫除けスプレー:蚊が媒介する病気もあるため、特に夕方は必須です。
- 歩きやすい靴&サンダル:街歩き用のスニーカーと、ビーチで活躍するサンダルの両方があると便利。



サングラスって、景色が暗く見えちゃうのがちょっと苦手…。
せっかくの絶景がもったいない気がして。



その気持ち、すごく分かります!
でも、良いサングラスは違うんです。
むしろ、かけた方が景色がもっと繊細に、もっと美しく見えるんですよ!
高品質な「偏光レンズ」を通すことで、この余計な光の乱反射だけがカットされ、空の青さや雲の立体感、水の透明感がくっきりと浮かび上がってくるんです。
私が色々試した中で、「目を守る」機能と「景色を美しく見せる」機能の両方を最高レベルで満たしてくれたのが、この「UNDERGROUNDJOBS」のサングラスです。
\裸眼より、もっと世界が美しく見える!/
- 高品質な偏光レンズ:乱反射をカットし、空や水の「本当の色」を引き出す
- 99%以上の紫外線カット:雪眼炎のリスクから大切な目を完璧に守る
- 調光機能:日向と日陰でレンズの色が自動で変わり、常に見やすい
- 軽量でフィット感が高く、長時間つけても疲れない
世界の絶景を、ただ「見る」だけでなく、最高の解像度で「体験」するために。このサングラスは、まさに旅の質を格上げしてくれる最高の投資です!
日差しは本当に日本の夏以上です!
油断しているとすぐに真っ赤になってしまうので、日焼け対策は万全にしていきましょう!
【旅の質UP!】あると超便利なアイテムリスト
- 常備薬:飲み慣れた頭痛薬、胃腸薬、酔い止めなど。
- ウェットティッシュ・除菌ジェル:食事の前や手を洗えない時に。
- トイレットペーパー:芯を抜いて潰して少量持っていくと、トイレで困ることがなくなります。
- 海外変換プラグ:エルサルバドルは日本と同じAタイプが主流ですが、稀にBタイプもあります。マルチ変換プラグが一つあると安心。
- 防水ケース・バッグ:ビーチでのアクティビティや、雨季のスコールに備えて。
エルサルバドルのコンセントは「Aタイプ(日本と同じ)」と「Bタイプ(3つ穴)」が混在しています。 ほとんどの場所で日本のプラグがそのまま使えますが、万が一に備えて変換プラグがあると安心です。



どうせなら、USBポートが複数ついているマルチ変換プラグがおすすめ!
これ一つで今後の海外旅行でもずっと使えますし、スマホと他の機器を同時に充電できて効率的ですよ!
【超重要】エルサルバドルのインターネット・Wi-Fi事情
サーフビーチの美しい夕日をリアルタイムでシェアしたり、次の目的地の情報を調べたり…。
今や海外旅行にインターネットは欠かせません。エルサルバドルのネット環境と、旅行者におすすめの利用方法を解説します。
- エルサルバドルのWi-Fiって、実際どうなの?
-
ホテルや観光地のカフェでは無料Wi-Fiが提供されており、通信環境は近年かなり改善されています。しかし、地方の村や移動中は繋がりにくいこともあります。フリーWi-Fiだけに頼るのは、少し心許ないかもしれません。
- 一番安くネットを使う方法は?
-
費用を最優先するなら、現地のSIMカードを購入するのが最も安価です。ClaroやTigoといった通信会社が空港や街のショップで販売しています。しかし、スペイン語での手続きに不安がある場合や、到着後すぐにネットを使いたい場合は、日本で準備していく方がスムーズです。



着いて早々、言葉の通じない場所でSIMを探すのは不安…。
やっぱり日本で準備を済ませておきたいな。



旅の貴重な時間をSIM探しに費やすのはもったいないですし、何より安心感が違います。
そんな方のために、日本で準備できる2つのベストな方法をご紹介します。
- eSIM(個人・カップル向け)
SIMの差し替え不要!スマホでQRコードを読むだけで設定完了。一番手軽でスマート。 - Wi-Fiレンタル(グループ・家族向け)
これ1台で複数人が同時に接続可能。PCやタブレットも使うならこちらが便利。
あなたの旅行スタイルに合わせて、ストレスフリーなネット環境を選んでくださいね!
フリーWi-Fiを検討される方も多いと思いますが、セキュリティが不安だったり、場所によって電波が弱かったりすることも。
快適で安全な旅のためには、自分専用の通信手段を確保しておくのが断然おすすめです!





電波も、持ち物も、疑問も完璧!
これで安心して出発できるかな?



物理的な備えはバッチリですね!
でも、もう一つ忘れてはいけない『最強の防犯グッズ』があります。
それは『知識』です!
なぜなら、その国の治安状況や人々の気質は、長い歴史の中で形作られてきたからです。マヤの時代からスペインによる征服、そして長く続いた内戦と、その後のギャング問題。エルサルバドルがどのような道を歩み、そして今どのように変わろうとしているのかを知ることは、現代のエルサルバドルを理解し、安全に旅をするための大きなヒントになります。
次のセクションでは、あなたの旅のお守りとなる「歴史」の知識から見ていきましょう。
旅が深まる!エルサルバドル激動の歴史物語


ただの観光地巡りで終わらない、一歩踏み込んだ旅へ。エルサルバドルの歴史を知れば、街の壁画や人々の表情に隠された物語が見えてきます。なぜこの国は「救世主」と名付けられたのか?なぜかつて世界で最も危険と呼ばれたのか?その謎を解く鍵は、壮大な歴史の中にあります。



歴史を知ると、旅の解像度がぐっと上がりますよね!
ここでは、古代文明から現代まで続くエルサルバドルのドラマチックな歴史を、3つの時代に分けて分かりやすくご紹介します。
① 古代文明の時代
エルサルバドルには、マヤ文明をはじめとする古代文明が栄えていました。特に「ホヤ・デ・セレン」は、火山の噴火によって奇跡的に保存されたマヤの村の遺跡で、「アメリカ大陸のポンペイ」とも呼ばれています。当時の人々の暮らしを垣間見ることができる、非常に貴重な世界遺産です。
② スペイン植民地時代と独立への道
16世紀、スペイン人征服者ペドロ・デ・アルバラードによってこの地は征服され、植民地時代が始まります。国名である「エルサルバドル(救世主)」もこの時に名付けられました。約300年にわたる支配を経て、1821年に周辺国と共にスペインから独立を果たします。
③ 現代へ続く、苦難と再生の物語
独立後もエルサルバドルの道は平坦ではありませんでした。一部の富裕層が富を独占する社会構造への不満から、1980年から1992年まで、実に12年にも及ぶ内戦が続きました。この内戦は国を深く傷つけ、戦後はアメリカに渡った若者たちが結成したギャング「マラス」が逆輸入される形で、深刻な治安問題を引き起こしました。
2019年に就任したナジブ・ブケレ大統領は、ギャングに対する徹底的な取り締まりを行い、治安を劇的に改善させました。その手法には賛否両論ありますが、国民からは絶大な支持を得ており、国は大きな変革の時代を迎えています。ビットコインの法定通貨化もその一環です。



今、エルサルバドルはまさに生まれ変わろうとしているんですね!
こうした複雑で激動の歴史は、良くも悪くも現代のエルサルバドル社会に影響を与えています。



この歴史を知ることは、旅の安全を確保し、現地の人々への理解を深めるための第一歩ですね。
それでは、過去からの教訓を胸に、現代のエルサルバドルへ安全に旅立つための具体的な準備を進めていきましょう。
まずは、入国のために避けては通れないビザやワクチンといった必須情報から解説します。
エルサルバドル旅行の計画|ビザ・ワクチン・ネットなど必須準備


旅行準備に欠かせない、ビザ(査証)や予防接種、インターネット環境に関する情報をまとめました。



しっかり準備し、安心して旅に出ましょう!
観光ビザは必要?最新の入国条件
日本のパスポートを所持している場合、観光目的で90日以内の滞在であれば、ビザ(査証)は不要です。
ただし、入国時にパスポートの残存有効期間が6ヶ月以上必要となるため、事前に確認しておきましょう。
推奨されるワクチンと健康対策
エルサルバドル旅行で特別な予防接種は義務付けられていませんが、厚生労働省検疫所ではA型肝炎、破傷風のワクチン接種を推奨しています。また、蚊が媒介するデング熱やジカ熱への注意が必要です。
- 虫除け対策
虫除けスプレーを携帯し、特に夕方以降は長袖・長ズボンの着用を心がけましょう。 - 水分補給と食事
生水は飲まず、必ずミネラルウォーターを購入してください。衛生的に調理された信頼できる場所で食事をとるようにしましょう。



事前の備えと、現地での少しの注意で、健康リスクは大幅に減らせます!
【賢い旅人の常識】海外旅行保険付きカードという「お守り」



海外旅行保険って、毎回手続きするのが正直ちょっと面倒…。
お金もかかるし…。



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治療費が高額になることも現実にあり得るんです。
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シンプルイズベスト!エルサルバドルの必食グルメ&ドリンク





旅の醍醐味といえば、やっぱり現地のグルメ!
エルサルバドルの食文化は、トウモロコシや豆といった中米の基本的な食材を使った、シンプルで素朴ながらも愛情のこもった味わいが魅力です。



辛い料理は少なく、日本人の口にも合いやすいんですよ!
絶対に食べたい!エルサルバドルの代表的な郷土料理
数あるエルサルバドル料理の中から、これだけは外せない!という代表的なメニューを厳選してご紹介します。
- ププサ (Pupusa)
エルサルバドルの魂!トウモロコシの粉で作った厚めの生地に、チーズや豆、豚肉などを詰めて焼いたもの。トマトソースとクルティード(キャベツの酢漬け)を乗せて食べるのが定番です。 - ユカ・フリタ (Yuca Frita)
キャッサバ芋を揚げた、フライドポテトのようなスナック。チチャロン(豚の皮を揚げたもの)と一緒に食べる「Yuca con Chicharrón」はボリューム満点です。 - タマーレス (Tamales)
トウモロコシの粉を練った生地で鶏肉などの具を包み、バナナの葉で蒸した料理。エルサルバドルのタマーレスは、しっとりとしているのが特徴です。 - ソパ・デ・フリホーレス (Sopa de Frijoles)
赤インゲン豆を煮込んだ、栄養満点の国民的スープ。ご飯やチーズ、アボカドなどを入れて食べます。
乾杯!エルサルバドルのローカルドリンク
美味しいエルサルバドル料理の旅は、その土地ならではのドリンクを味わうことで完結します!
国民的ビールから、ユニークな伝統飲料まで、エルサルバドルの乾杯文化を覗いてみましょう。
- 地ビール (Cerveza)
「Pilsener」が圧倒的な人気を誇る国民的ビール。すっきりとしたラガーで、暑い気候にぴったりです。 - オルチャータ (Horchata)
お米やモロ(ヒョウタンの種)から作られる、甘くてミルキーな伝統飲料。シナモンが効いていて、優しい味わいです。 - コーヒー (Café)
エルサルバドルは高品質なコーヒーの産地としても知られています。特に標高の高い地域で栽培されるコーヒーは、バランスの取れた味わいで評価が高いです。
ここまで読んで、きっとお腹が空いてきた頃ではないでしょうか?



想像しただけでよだれが…!
早く現地でププサを味わってみたい!
その土地の絶品グルメは、その土地の景色の中で味わってこそ最高の思い出になります。
花の道のカフェで香り高いコーヒーを楽しみ、ビーチで冷たいピルスナーを一杯…。
そんな最高の食体験が、あなたを待っています。
それでは、その美味しい想像を現実にするために、いよいよエルサルバドルで必見の魅力的な都市へと旅立ちましょう!
エルサルバドルのおすすめ都市3選と必見の観光スポット


コンパクトな国土に魅力が凝縮されたエルサルバドル。
今回はその中でも、絶対に訪れたい3つのエリアを厳選してご紹介します!
① ルタ・デ・ラス・フローレス|コーヒーと花の道
エルサルバドル観光のハイライトの一つが、この「花の道」。コーヒー農園が広がる山岳地帯に、コンセプシオン・デ・アタコやフアユアなど、カラフルな壁画で彩られた5つの可愛らしい町が点在しています。週末にはフードフェスティバルが開かれ、多くの人で賑わいます。美しい自然の中でのハイキングや滝巡りも楽しめます。
| 観光地名 | Googleマップ |
|---|---|
| コンセプシオン・デ・アタコ | Concepción de Ataco |
| フアユア | Juayúa |
| アパネカ | Apaneca |
| ナウイサルコ | Nahuizalco |
【ルタ・デ・ラス・フローレスのおすすめホテル】Hotel & Restaurant Fleur de Lis
- エリア: コンセプシオン・デ・アタコ
- 宿泊料金目安: 1泊 $100〜(料金は曜日やシーズンによって変動します)
- 主要観光地へのアクセス: アタコの町の中心部に位置しており、カラフルな壁画や中央公園、週末に開かれる市場など、町の見どころへすべて徒歩でアクセス可能です。花の道の他の村への移動拠点としても非常に便利です。
- おすすめポイント: 緑豊かな植物が美しい中庭(パティオ)と清潔な屋外プールが特徴的な、魅力あふれるコロニアルスタイルのブティックホテルです。
- 口コミ: 4.6(490)·3 つ星ホテル
- 住所: 1a Calle Pte. 5, Concepción de Ataco, エルサルバドル
② サンタ・アナ|火山の絶景とマヤ遺跡
エルサルバドル第2の都市サンタ・アナは、国内最高峰のサンタ・アナ火山や、美しいカルデラ湖であるコアテペケ湖への玄関口です。エメラルドグリーンの火口湖を目指すハイキングは、忘れられない体験になるはず。また、近郊にはアメリカ大陸のポンペイと呼ばれる世界遺産ホヤ・デ・セレン遺跡もあります。
| 観光地名 | Googleマップ |
|---|---|
| サンタ・アナ火山 | Volcán de Santa Ana |
| コアテペケ湖 | Lago de Coatepeque |
| ホヤ・デ・セレン遺跡 | Joya de Cerén |
| サンタ・アナ大聖堂 | Catedral de Santa Ana |
【サンタ・アナのおすすめホテル】Remfort Hotel
- エリア: サンタ・アナ中心部
- 宿泊料金目安: 1泊 $120〜
- 主要観光地へのアクセス: サンタ・アナ大聖堂や劇場まで徒歩圏内。
- おすすめポイント: 市内中心部に位置するモダンで清潔なホテル。屋上のプールからの眺めが良く、火山ツアーなどの手配もしてくれます。
- 口コミ: 4.5(378)·3 つ星ホテル
- 住所:Kilómetro 67.5, Carretera a Metapán, By Pass, Santa Ana, エルサルバドル
③ エル・トゥンコ|世界のサーファーが集うサーフシティ
エルサルバドルと言えばサーフィン!その中心地が、首都から車で1時間ほどの「エル・トゥンコ」です。世界中からサーファーが集まるこのビーチタウンは、自由で陽気な雰囲気に満ちています。サーフィンをしなくても、夕日を眺めたり、ビーチ沿いのバーで音楽を楽しんだりするだけでも最高の時間を過ごせます。また、「ビットコイン・ビーチ」として知られる隣のエル・ソンテも必見です。
| 観光地名 | Googleマップ |
|---|---|
| エル・トゥンコ ビーチ | Playa El Tunco |
| エル・ソンテ(ビットコインビーチ) | Playa El Zonte |
| タマニケの滝 | Cascadas de Tamanique |
| ラ・リベルター市場 | Mercado del Mar, La Libertad |
一生に一度のツアーなのに「ガイドがイマイチだった…」「車がボロボロで不安だった…」なんてことになったら、一生の後悔になってしまいますよね。
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【エル・トゥンコのおすすめホテル】Boca Olas Resort Villas
- エリア: エル・トゥンコ
- 宿泊料金目安: 1泊 $150〜
- 主要観光地へのアクセス: エル・トゥンコの町の中心部にあり、ビーチやレストランへも徒歩圏内。
- おすすめポイント: 全室オーシャンビューの広々としたヴィラタイプのホテル。美しいインフィニティプールから眺める夕日は格別です。
- 口コミ: 4.6(1,123)·4 つ星ホテル
- 住所: Km 42.5 Carretera Litoral, El Tunco, エルサルバドル



どの都市も個性的で、訪れる価値のある場所ばかりです。
これらの都市をどう巡ればいいか、具体的なプランが知りたい方も多いのではないでしょうか?
そこで次に、王道の観光地を巡るモデルプランをご提案します!
これで完璧!花の道とサーフシティを巡る5泊7日モデルコース


初めてのエルサルバドル旅行で人気のルタ・デ・ラス・フローレスとサーフシティ(エル・トゥンコ)を効率よく巡る、5泊7日のモデルプランをご紹介します。
移動のしやすさも考慮した、現実的なプランですので是非ご参考ください!
深夜便などを利用して、アメリカの都市へ。長いフライトなので、機内ではリラックスして過ごしましょう。
経由地からエルサルバドルの首都サンサルバドルへ。空港から事前に予約したシャトルバンやUberで、花の道(ルタ・デ・ラス・フローレス)のアタコの町へ移動(約2時間)。
アタコを拠点に、フアユアなど他の村々を散策。カラフルな壁画を探したり、コーヒー農園ツアーに参加したり、滝で泳いだりして一日を楽しみます。
午前中にシャトルバンで太平洋岸のエル・トゥンコへ移動(約1.5時間)。午後はビーチでリラックスし、美しい夕日を堪能。
サーフィンレッスンに挑戦したり、隣のビットコインビーチ(エル・ソンテ)まで足を延ばしたり。ビーチ沿いのレストランで新鮮なシーフードを味わうのもおすすめです。
楽しかったエルサルバドルを後にして、空港へ移動(約45分)。国際線に乗り継ぎ帰国の途へ。
お疲れ様でした!



ご自身の航空券に合わせて、旅行計画全体でプラス1〜2日の余裕を持たせることを強くおすすめします!
そして、旅の思い出とともに持ち帰りたいのが、その土地ならではのお土産ですよね。
次のセクションでは、エルサルバドルで人気のお土産をご紹介します。
エルサルバドルで何買う?人気のお土産ガイド


エルサルバドルには、手作りの温かみあふれる民芸品や、特産品を活かしたユニークなお土産がたくさんあります。
自分用にも、大切な人へのお土産にもぴったりな人気アイテムをピックアップしました!
- コーヒー豆
高品質なコーヒーの産地として有名。特にルタ・デ・ラス・フローレス周辺の農園で買うコーヒーは、香りも味も格別です。 - ラ・パルマの民芸品
芸術家フェルナンド・ジョルトのスタイルを受け継ぐ、素朴でカラフルな鳥や家の絵が描かれた木工品や小物が有名です。 - インディゴ染めの製品
かつて主要な輸出品だったインディゴ(藍染め)を使ったスカーフや衣類。自然な藍色が美しいです。 - ハンモック
エルサルバドル人はハンモックが大好き。手織りのカラフルなハンモックは、お部屋のインテリアにもなります。



ルタ・デ・ラス・フローレスの町々や、サンサルバドルの民芸品市場などで探すのが便利ですよ!
お買い物の際に少しでも現地の言葉が話せると、店員さんとのコミュニケーションも弾み、旅がもっと楽しくなります!
最後はエルサルバドルに行く前に覚えておきたい、スペイン語フレーズ集をご紹介します!
旅がもっと楽しくなる!覚えておきたいスペイン語フレーズ集


前述の通り、エルサルバドルでは英語がほとんど通じない場面も多くあります。



でも、心配は無用です!
簡単なスペイン語のフレーズをいくつか覚えておくだけで、現地の人々と心を通わせることができ、旅の楽しさが何倍にも膨らみます。
| 日本語 | スペイン語 | 読み方 |
|---|---|---|
| こんにちは | ¡Hola! | オラ! |
| ありがとう | Gracias | グラシアス |
| これはいくらですか? | ¿Cuánto cuesta? | クアント・クエスタ? |
| はい/いいえ | Sí / No | シー/ノー |
| すみません | Perdón / Disculpe | ペルドン/ディスクルペ |
| お会計お願いします | La cuenta, por favor | ラ・クエンタ、ポル・ファボール |
| 美味しい! | ¡Qué rico! | ケ・リコ! |



少しのフレーズは覚えたけど、もっと困った時や、市場で値段交渉してみたい時、どう言えばいいんだろう…やっぱり不安だな。



実は、旅の楽しさを何倍にもしてくれる魔法が、ちょっとした現地の人との会話なんです!
翻訳アプリも便利ですが、電波がない場所や、とっさに言葉が出てこない場面では意外と使いにくいもの。そんな時、お守りのようにバッグに一冊入れておくと心強いのが、旅の場面に特化した会話集です。
数ある本の中でも、私がスペイン語を勉強してきた中で「これ一冊あれば安心!」と心からおすすめするのが、こちらの会話集。単語を指差すだけでも通じる工夫が満載で、まさに旅人のための”コミュニケーションツール”です。
\これであなたもスペイン人/
- 空港、ホテル、レストランなど、旅の場面ごとにフレーズが整理されていて探しやすい
- 指差すだけで通じるイラストや単語が豊富
- 持ち運びに便利な、邪魔にならないコンパクトサイズ
ほんの少しのスペイン語が、思わぬ出会いや忘れられない思い出を運んできてくれます。ぜひ、旅の最高の相棒として、この一冊を連れて行ってください!
まとめ:エルサルバドルの魅力を満喫する旅へ


サーファーが愛する太平洋の波から、コーヒーの香る山々の町、そして何よりも人々の温かさまで、エルサルバドルは「中米の小さな巨人」という名にふさわしい、大きな魅力に満ちた国です。
最終チェックリスト:エルサルバドル旅行を最大限に楽しむために
- エルサルバドルは近年治安が劇的に改善し、注目の観光地となっている。
- 旅行準備では、基本的な安全対策と、夏服+羽織るものを用意することが重要。
- ベストシーズンは天候が安定する乾季(11月~4月)。
- ルタ・デ・ラス・フローレス(花の道)とエル・トゥンコ(サーフシティ)が必見スポット。
- 国民食「ププサ」と高品質なコーヒーは絶対に試すべき。
- 簡単なスペイン語を覚えていくと、旅がさらに楽しくなる。
かつてのイメージを乗り越えた先には、手付かずの自然と、素朴で心温かい人々との出会いが待っています。
この記事を参考に、しっかりと準備をして、一生忘れられない素晴らしいエルサルバドルの旅を楽しんできてください!



¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!



¡Buen viaje!(良い旅を!)


