はる¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルーニャです。
本日のメニューは「ヨーロッパ鉄道旅のトラブル完全対策」です!
ヨーロッパ鉄道旅カフェへようこそ。ご来店ありがとうございます!


- 旅行代理店での実務経験
- 海外60カ国・150地域以上の渡航歴
- 海外旅行エリアスペシャリスト資格保有
- 1年以上の海外在住・留学経験あり
- 旅スタイル:一人旅・女子旅・カップル旅・鉄道・バックパック
「明日からのヨーロッパ旅行、ストライキがあったらどうしよう?」
「ユーレイルパスの使い方が間違ってて罰金になったら怖い…」



その気持ち、痛いほどわかります。



言葉の通じない土地でのトラブルは、想像するだけで胃が痛くなりますよね。
今回は、そんな不安を抱えるあなたのために、ヨーロッパ鉄道旅で起こりうる「ストライキ」「罰金」「盗難」「遅延」といったトラブルへの具体的な対策を網羅しました。
さらに、私自身が4度の利用で培った現場での回避術や、旅行業界での実務経験に基づくプロの視点まで、詳しくお伝えします。
- 出発直前で、鉄道移動のリスク管理をしておきたい方
- ユーレイルパスを利用予定で、使い方のミスがないか不安な方
- 今まさに現地で遅延やストライキに遭遇し、対応策を探している方



私は、これまで4回ユーレイルグローバルパスを使い倒してヨーロッパを周遊しました。



キラキラ輝くクリスマスマーケットをハシゴしたり、ロマンあふれる寝台列車に揺られたり…鉄道旅の虜になった一人です!
そこで見たものや学んだことを写真も含めて、皆さんに有益な記事を書かせていただきます。
- 突然のストライキや遅延発生時に取るべき具体的な行動
- ユーレイルパス利用者が陥りやすい「Add to pass」忘れによる罰金の防ぎ方
- 駅や車内での盗難・スリから荷物を守るプロのテクニック
あなたのヨーロッパ鉄道旅が最高の思い出になるよう、旅の目次になるよう丁寧にまとめますので、是非ご愛読ください!
1. ヨーロッパ鉄道旅の天敵!「遅延・乗り換え」トラブル対策


まず結論からお伝えすると、「ヨーロッパの鉄道は遅れるもの」という前提で動いてください。
秒単位で正確な日本の鉄道と同じ感覚でいると、現地で痛い目を見ることになります。
スペインやイタリア、そして近年遅延が頻発しているドイツなど、国を問わず遅れる前提でプランを立てましょう!
乗り換え時間は「最低20分」確保しよう
検索アプリで「乗り換え時間5分」と出ても、それを信じてはいけません。
列車が5分遅れた時点で、その接続はアウトになります。



私の経験上、駅のホーム移動も階段しかなかったり、とてつもなく広かったりするので、最低でも20分、できれば30分の余裕を持たせてプランを組むのが鉄則です。



プラットフォームが広すぎたり、頻繁に乗車場所が変わったり、時間に余裕があっても乗るのが難しいのがヨーロッパの鉄道です!
遅延で接続列車を逃した時の対処法
もし遅延のせいで乗り換えに失敗しても、焦らないでください。多くのチケット(特にフレキシブルなタイプやユーレイルパス)では、後続の列車に乗ることが可能です。
- アプリを確認
「Rail Planner」や各国の鉄道アプリで次の列車を検索。 - 駅員に確認
窓口やインフォメーションで「乗り遅れた」旨を伝え、必要であればスタンプをもらう(座席指定券の変更が必要な場合など)。
60分以上の大幅な遅延が発生した場合、EUの規則によりチケット代金の一部払い戻し(補償)を受けられる権利が発生することがあります。



「Delay Confirmation(遅延証明書)」を車掌さんや窓口でもらっておくのがポイントです!



帰国後の申請では遅いことが多いので、現地での証明確保をお忘れなく!
▼「結局いくら? 損したくない!」最新の日本円価格表とセール予測はこちら


2. まさかの全便運休?「ストライキ」対策の極意


ヨーロッパ、特にフランスやドイツ、イギリスで頻発するのが鉄道のストライキです。日本では考えられませんが、当日の朝に突然「全便運休」なんてこともあり得ます。
情報は自分から取りに行く
ストライキ情報は、駅の掲示板よりもSNS(Twitter/X)や公式サイトの方が早いです。
出発前日や当日の朝は、必ず運行状況をチェックしましょう。
- SNCF(フランス):アプリや公式サイトで「Trafic info」を確認。
- DB(ドイツ):DB Navigatorアプリに赤字で警告が出ます。
ストライキ遭遇時の代替ルート
ストライキに遭ったら、鉄道にこだわらず、すぐに以下の手段を検討してください。
- 長距離バス(FlixBusなど):鉄道が止まるとみんなバスに流れます。早めの予約が勝負です。
- LCC(格安航空):国を跨ぐ移動なら、飛行機の方が確実な場合も。



過去の旅で、フランスのストライキに直撃した時は、すぐに交通予約サイト「Omio(オミオ)」を開いて隣国への脱出ルートを確保しました。



判断の早さが命取りになります!
Omioは、鉄道・バス・飛行機を一括で検索・比較できるのが最大の強みです。
鉄道が全滅しても、「バスなら動いている」「LCCで飛べる」といった代替案が一瞬で見つかるため、トラブル時の命綱としてスマホに入れておくことを強くおすすめします。
3. 50ユーロ以上の損失も?「ユーレイルパス」の罰金・トラブル


便利なユーレイルパスですが、使い方を一歩間違えると高額な罰金(Fine)を請求されます。



特にモバイルパス利用者がやってしまいがちなミスを解説します。
最大の罠!「Add to pass」忘れとは?
これは本当に多いトラブルです。
モバイルパスにおいて、「旅行日(Travel Day)をONにした」だけでは、チケットとして認められません。
検札で有効なチケットを見せるには、以下の3ステップが必要です。
- 「My Trip」で乗車する列車のスイッチをON(Add to pass)
- 「My Pass」タブを開き、「Show Ticket」をタップ
- QRコードが表示され、その下に列車名があることを確認
検札に来た車掌さんは、QRコードをスキャンして「この列車が登録されているか」を確認します。もし登録されていなければ、「無賃乗車」とみなされ、正規運賃+罰金(50ユーロ程度〜)をその場で請求されます。



「使い方を知らなかった」という言い訳は、残念ながらヨーロッパの屈強な車掌さんには通用しません…。



必ず乗車前にスイッチONを確認しましょう。
座席指定券(Reservation)なしでの乗車
ユーレイルパスを持っていても、高速列車(TGV、Eurostar、Frecciarossaなど)は別途座席指定券が必要です。これを持たずに乗ると、満席で立たされるどころか、最悪の場合乗車拒否や罰金の対象になります。
特に夏のハイシーズン、パリ発着のTGVや国際列車は座席指定枠がすぐに埋まります。「パスがあるから乗れるはず」と思わず、旅程が決まったら早めに座席指定だけ購入(Add-on)しておくのが賢明です。
▼「予約券が買えない!」国別の具体的な座席指定の手順と格安予約術はこちら


4. プロが実践する!ヨーロッパ鉄道での「盗難・スリ」防止術





楽しい旅を一瞬で台無しにするのが、置き引きやスリです。
駅や車内は、プロの犯罪集団の仕事場だと思ってください。
荷物は「網棚」ではなく「隙間」へ
入り口付近の大型荷物置き場は、停車駅でドアが開いた瞬間に持ち去られるリスクがあります。私は可能な限り、座席の背中合わせの隙間(A字型のスペース)や、頭上の網棚の「自分の対面の席の上(視界に入る場所)」に置くようにしています。
盗難対策の命綱「ワイヤーロック」


どうしても目の届かない場所にスーツケースを置く場合は、柱などにワイヤーロックで括り付けましょう。
「面倒くさいターゲット」と思わせるだけで効果があります。



私は必ず、自転車用のチェーンロックで、スーツケースの取っ手と荷物棚のポールを括り付けていました。
「この荷物は防犯対策済みです」とアピールするだけで、ターゲットから外れる確率がグンと上がります。100均の細いものではなく、ある程度太さのあるものが安心です。
私が特におすすめするのは、こういった「ワイヤーが伸縮するタイプ」です。
TSAロック付きの南京錠タイプなら、列車内ではワイヤーを通して柱に固定し、飛行機に預ける際はスーツケースの鍵として使えるので一石二鳥です!



また、ヨーロッパの列車移動で避けて通れないのが「トイレ問題」です。



一人旅の場合、トイレに行く間に荷物をどうするかが最大の問題ですよね。
そんな時こそ、先ほど紹介したワイヤーロックの出番です。スーツケースを棚や柱に固定しておけば、安心して席を立つことができます。貴重品を入れた小さなバッグだけは、必ずトイレの中まで肌身離さず持ち込みましょう!
▼「鉄道旅に何を持っていけばいい?」4回の周遊で分かった神アイテムリストはこちら


親切な人には「No, thank you」
駅の階段で「荷物を持ってあげるよ」と近寄ってくる人や、服に汚れがついていると指摘してくる人は、スリの共犯者である可能性が高いです。きっぱりと断り、その場を離れましょう。



ヨーロッパや中東で優しく話しかけてくる人は9割程度観光客を狙った詐欺師です!



スペインでは勝手に占われてお金を請求されたり、イタリアでは道を聞かれた際にバックを開けられたり、本当に油断できません!
最後の砦は「海外旅行保険」
どれだけ気をつけていても、プロの窃盗団に狙われたら防ぎきれないこともあります。
そんな最悪の事態に備え、「携行品損害」をカバーする海外旅行保険(またはクレジットカード付帯保険)の内容を必ず確認しておきましょう。



「万が一盗まれても、保険でお金は戻ってくるから大丈夫」



この精神的な余裕が、パニックを防ぎ、結果としてトラブル回避につながります。
被害に遭った際は、現地の警察で「ポリスレポート(盗難証明書)」をもらう必要があります。これがないと保険が降りないので、手続きの流れをメモしておくと安心です。
まとめ:事前の知識が最高の保険になる


ここまで、ストライキへの備え、ユーレイルパスの罰金回避、そして盗難対策について、少し厳しい現実も含めてお話ししました。しかし、これらのトラブルは「知っていれば防げる」ものがほとんどです。
最終チェックリスト
- 乗車前に必ずアプリで「Add to pass」をONにしたか確認する
- 乗り換え時間は20分以上の余裕を持ち、遅延に備える
- スーツケースにはワイヤーロックをかけ、貴重品は肌身離さず持つ
「価格変動でチケットが高くなる…」という心配から解放され、車窓から見える雄大なアルプスの山々、歴史ある街並み、そして人々との出会いを心ゆくまで楽しむ。ユーレイルパスは、単なる移動手段ではなく、それ自体が目的となる素晴らしい旅のツールです。



最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。



¡Buen viaje!(良い旅を!)
さらにディープに鉄道旅を極めたいあなたへ
ここまで紹介したステップ別のガイドは、効率よく準備するための「地図」です。もし、私の実際の失敗談をもっと詳しく知りたい、あるいは全10記事の内容をひとまとめにチェックしたいという情熱的な旅人の方は、ぜひこちらの「網羅版バイブル(親記事)」を読み込んでみてください。


