青年海外協力隊の派遣国

【フィジーってどんな国?生活は?】言語、気候や位置、衣服、食事、住居などの基本情報

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はるカタルーニャです。本日は「太平洋のカントリーカフェ」となっております!

ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)

早速ですが、今回はもし青年海外協力隊の派遣先が「フィジー」だった時に必要になるであろう基本情報と、普通にフィジーへの旅行や出張の際に役立つ歴史や文化についてまとめていきます!

 

【基本情報】フィジーってどんな国?

そんな疑問を解消するべくざっくりとまとめてみました。

 

・首都 スバ

・通貨 フィジードル

・時差 時間日本より遅れている ※サマータイムなし

・言語 英語(公用語)の他、フィジー語、ヒンディー語を使用

・電圧 240V、50Hz

・コンセント タイプO

・面積 1万8,270平方キロメートル(四国とほぼ同じ大きさ)

・気候 気候

・経路 フィジーエアウェイズと日本の直行便が一般的

※約9時間、経由便だと13時間ほど

・祝日 10月10日(独立記念日)

・産業 観光、砂糖、衣料が三大産業

・挨拶 こんにちは=Bula(ブラ~)、はじめまして=Ni sa bula(ニサ ブラ)、ありがとう=Vinaka(ヴィナカ)、はい=io(イ~オ)、いいえ=sega(センガ)

 

言語

フィジーの言語についてご紹介します。

「何語を使っているの?」「英語は使えるの?」など、フィジーの言語について疑問を抱えている人は参考にしてみてください。

 

何語を使っているの?

フィジーでは以下の言語が主に使われています。

  • 英語
  • フィジー語
  • ヒンディー語

公用語は「英語」「フィジー語」「ヒンディー語」語と3つあり、人口の5割を占めるフィジアンはフィジー語、4割のインディアンはヒンドゥー語を母語として使っています。

しかしながら現地人が通う多くの学校はフィジアンとインディアンが入り混じっているため、英語が使われることが多く家では母語、学校では英語というような生活を送っています。

ちなみにフィジーの由来はフィジー最大の島であるビティレブ島の「ビティ(Viti)」をヨーロッパから来た宣教師が「フィジー(Fiji)」と発音したという説があります。

 

英語は使えるの?

フィジーでは、英語は第二言語となっているのですが、国民の9割以上が英語を話すことができるそうです。

最近ではフィジー留学とかも頻繁に聞くようになりましたよね!

そのため言語についてはあまり心配しなくてもよさそうです。

 

気候・位置

「フィジー共和国」通称フィジーは、オセアニアに位置する共和制国家で、西に「バヌアツ」、東に「トンガ」、北に「ツバル」があります。

南太平洋のフィジー諸島と北に500km程離れた保護領のロツマ島に位置し、約300もの火山島と珊瑚礁からなっています。

気候に関して、フィジーは全島が「熱帯雨林気候」となっており、一年中高温多湿と年間を通じて日本の夏のようになっているようです。

 

しかしながら5月〜11月は南東貿易風の影響より雨が少なくなります。

月の平均気温が最低23度、最高28度と日本より過ごしやすそうな印象があります。

12〜3月は雨季となりますが、これもまた貿易風の影響により日本の梅雨のように極端に雨が続くことめったにないようです。

 

衣服

オセアニアに位置する島国の伝統衣装を想像してみると、なんだか華やかなワンピースとかが思い浮かびます。

ではそんな南太平洋の国フィジーの伝統衣装はどうなっているのでしょうか!

まず男性は「ブラシャツ」と呼ばれる風通しの良い素材で作られた半袖シャツを上に着て、下は「スル」という巻きスカートを合わせた服装が正装になるようです。

 

ブラシャツはハワイのアロハシャツのようなものなんだそうです。

ちなみにフィジーの男性は昔、上半身裸の状態でタパという布を巻いた姿で生活していとこともあり、スカートをよく履くようになったとか。

続いて女性についてですが、「スルチャンバー」と呼ばれる服装が正装となっています。

 

スルチャンバーの「スル」は男性の正装と同じで巻きスカートのこと、一方で「チャンバ」は半袖のトップスのことでそれらをあわせて着用します。

またチャンバにはいろいろな形があり、膝まであるワンピース丈や腰までのTシャツタイプに加えてVネックだったり、Uネックだったりと本当に様々です。

これらの伝統的な服装は、冠婚葬祭や日曜日の礼拝には必ず着用して出かけるそうなので、フィジーに行ったら一着は買っておいた方がよさそうですね!

 

では私たちがフィジーに行ったときはどのような服を着れば良いのでしょうか?

フィジーは年中暖かいので、基本的には半袖の服装をもっていけばよさそうです。

しかしながら雨季となる12月から3月は涼しくなることもあり、長袖も必要となってくるようです。

 

加えて、食事の前に手を洗う設備がなかったり不衛生だったりする場合もありますので、手指消毒ジェルやウエットティッシュも合ったら便利かもしれません。

一日の中で時間帯によって気温差があることに加えて、日焼け対策の面でもフリースや上着、防止やサングラスなども持っていきましょう。

 

代表的な食事

続いて、フィジーでの食事について。フィジーの主食は基本「イモ類」となっています。

特にロイモやキャッサバがよく食べられるそうで、そのほかにもさまざまな種類のイモがあるんだそうです。

タピオカの原料である「キャッサバ」は家から食堂、レストランまでさまざまなところで食べられているため、フィジーにいったらかなりの頻度で食べることになりそうですね。

 

他にもほとんど輸入ですが米やパン、麺など食べることができるそうなので食事には困らなさそうですが、カレーをよく食べる地域もあり、そこでの暮らしは飽きるほどカレーを食べることになるのでかなり大変なんだそうです。

 

民族などの食事

では青年海外協力隊で首都から遠く離れた地域や民族の料理を食べるとしたら、どんな料理が出てくるのでしょうか!

まずフィジーで代表的な料理として挙げられるのは「ココンダ(kokoda)」です。

ココンダは生魚をライムなどでマリネし、その後粗みじん切りにした野菜とともにココナッツミルクでつけるとできます。

 

魚は白身魚が使われることが多く、どの料理もさっぱりとしていておいしいそうです。

またフィジーにはココナッツを使う料理が多く、そんなココナッツミルクで煮込んだ料理のことを「ロロ(lolo)」といいます。

野菜のロロに肉のロロ、エビや魚のロロと数多くのレパートリーが存在するようです。

 

続いて、フィジーには地中に大きな穴を掘ってそこに焼け石を入れた手作りオーブンを使った料理があります。

そこに食材を入れて、約半日かけて蒸し焼きにした料理を「ロボ」と呼びます。

またアウトドア定番のバーベキューもフィジーの屋台ではよく見られ、ご当地グルメのような立ち位置にあるそうです。

 

キャッサバにラムソーセージをのせ、派手な調理パフォーマンスとともにおいしく食べることができます。

最後に「ロティ」と呼ばれる厚めのクレープ生地にカレーを詰めた料理もスナック感覚で食べられることからとても人気があるそうですよ。

 

住居

続いてフィジーでの住居についてですが、青年海外協力隊で派遣される場合、シェアハウスなり家なり、住む場所を与えてもらえる国が多いようです。

ですのであまり必要のない情報かもしれませんが、フィジーでの住居について、いくらくらいで済めるのか、またホテルについても載せていきたいと思います。

派遣終了中もしくは後にフィジー旅できるかもしれないので!

 

やっぱり場所によって金額は変わるようです。地方は比較的安いですが、首都近郊はあまり安くない印象です。

アジア感覚で行くと思いのほか高くてびっくりするかもしれません。

一般的に、平均的なホテルの宿泊料金は、1泊100~150ドル(約6000~9000円)が目安となります。

 

一方で、星付きのリゾートホテルなどは、1泊300〜500ドル(約1万8000円〜3万円)が多く、ほかにも格安ホテル等もあるみたいですが、値段はピンキリ。

観光地化している地域ではやはり他の地域と比べると高くなる傾向にあるようです。

またフィジーには地面から約40~50cm盛り土し、その上に丸太を軸組として建ち、椰子の葉などで屋根を葺いたシンプルな構造の家が伝統的に建てられてきたそうです。

 

現地で生産された粘土や藁葺き、木材で建築されており窓は殆どないのが特徴で、そのような家は「ブレ」と呼ばれます。

フィジーには200以上のブレが聳え立つ集落があり、日本の白川郷に似ているんだとか。

 

物価と治安

フィジーの通貨は「フィジー・ドル」です。

1 フィジー・ドル→52.86円(2021/09/14)で、過去5年の変動46.93円~55.95円となっているため、そこまで変動がない印象。

物価についてですが、以下のようになっています。

  • ホットコーヒー(1杯) $4~6=約240円~360円
  • アイスコーヒー(1杯) $6~8=約360円~480円
  • フィッシュ&チップス $5〜8=約300円~480円
  • フィジアンBBQ $6〜7=約360円~420円
  • 牛乳(1L)2.5~5ドル=約150円~300円
  • 米(1kg) 1.5~3ドル=約90円~180円
  • 卵(12ヶ) 4~6ドル=約240円~360円
  • トイレットペーパー(10個) 約6ドル=約360円
  • 歯ブラシ(1本) 約2ドル=約120円
  • 石鹸(1個) 約60セント=約36円
  • スル(一枚)5〜10ドル(約300円~600円)

これらをふまえると、日本と大して変わらないイメージです。

あまり贅沢はできそうにないですね。

続いて治安についてですが、フィジーは犯罪が格段に多い国というわけではなく、治安は比較的良い国です。

 

テロへの警戒に対し、特別な注意喚起もありません。

日本人が何らかの犯罪被害に遭っているのは、防犯対策を怠った油断による窃盗や置き引き及び詐欺等であるとされています。

ですので、安心はできますが、すりやひったくりにあわないように十分注意して行動しましょう。

 

文化的特徴

青年海外協力隊としてフィジーに行くとしたら、現地で適応するためにもマナーや文化について知っていった方が現地民と仲良くなれそうですよね!

ですのでフィジーで生活するうえで大切になりそうなマナーや文化について載せていこうと思います。

フィジーには「ケレケレ」という文化があり、それは困っている人がいたら、自分が困っていてもお互いに助け合い、物の貸し借りを積極的に行うというものです。

 

貸したものが本当に返ってくるかはわからないので、もし貸すならあげたものと思った方がいいかもしれませんが…

他にもフィジーに人々は細かい時間などは気にしなため、時間通りとなることはあまりないそうです。

また「メケダンス」と呼ばれるフィジアンという人々は嬉しいことがあったり楽しかったりすると、よく踊るそうです。

 

男性と女性で踊り方や意味が違い、男性は戦の前に勇気や闘志を奮い立たせるため、女性はお客様をもてなすために踊るそうです。

 

まとめ

ここまで自分が海外協力隊で派遣された場合、知っておきたい情報についてまとめてきました。

フィジータイムと呼ばれる時間を気にしない文化ですが、日本以外のほとんどの国は時間を気にしないで自由に生活しています。

それを踏まえると日本人が几帳面すぎるのかもしれないですね。

 

カレーも毎日のように出る地域があり、地獄を感じた方もいるそうなので少なからず日本食は持って行った方がよさそうです。

バーベキューもボリューム満点でおいしそうでしたね!

フィジーへ行ったら是非食べてみたいです。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!

¡Hasta luego, adiós!  また会いましょう!

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