はる¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルーニャです。



本日は「太平洋のカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます。
今回は、青年海外協力隊の派遣国の中でも、南太平洋で独自の魅力を持つ【フィジー】に焦点を当て、応募のステップから現地のリアルな生活情報(活動内容、住居、食事、気になる治安や文化)、さらには帰国後のキャリアパスまで、フィジー派遣に向けて知っておくべき全てを網羅的にお届けします。
- 青年海外協力隊の「フィジー派遣」に興味があり、応募を検討している方
 - JICA海外協力隊の選考に向けて、フィジーの具体的な活動内容や生活情報を知りたい方
 - フィジー派遣が内定し、渡航前の準備(持ち物、手続き、文化理解など)を進めたい方
 - 国際協力やボランティア活動に関心があり、フィジーという国について深く学びたい方
 - 将来的にオセアニア(特にフィジー)への旅行や滞在を考えており、現地のリアルな情報を収集したい方
 



フィジーってどんな国なんだろう?



青年海外協力隊員としてどんな活動ができるの?



実際に派遣が決まったら、何から準備すればいいの…?
期待と同時にたくさんの疑問や不安を抱えて情報収集をされている方も多いと思います。
実はこのブログを書いている私も、いつか青年海外協力隊員として世界に貢献したいと夢見て、あなたと同じように日々情報を集めている仲間の一人です。
だからこそ、未来の隊員であるあなたが本当に知りたい情報を、同じ目線で徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
- フィジーという国の魅力と基本情報(歴史、文化、言語、気候など)
 - 青年海外協力隊員としての具体的な活動内容や求められるスキル
 - 現地でのリアルな生活(住居、食事、物価まで網羅!)
 - 応募から派遣までの具体的な流れと準備(選考対策のヒントも!)
 - 安心して活動するための治安情報と安全対策
 
この記事は、青年海外協力隊のフィジー派遣を目指すあなたの「知りたい!」に応えるだけでなく、フィジーという国そのものに興味がある方、あるいは将来的な渡航を考えている方にとっても、現地の歴史や文化を深く知れる素晴らしい機会になるはずです。
ぜひ最後までじっくりお読みいただき、あなたの疑問や不安を解消してください!
フィジー派遣の基本情報:概要・特徴・言語を徹底解説!


青年海外協力隊としてフィジーでの活動に臨むにあたり、まず最初にしっかりと押さえておきたいのが、「フィジー共和国とは、一体どんな国なのか?」という基本的な情報ですよね。



南太平洋にあるって聞いたけど、具体的にどこ?
周りの国とはどんな関係なの?



一年中暑いのかな?
雨季と乾季があるって本当?



英語は通じるの?
現地の人同士は何語で話しているんだろう。
そんな疑問や不安を持っている人が多いはず。
ここでは、青年海外協力隊員として押さえておきたいフィジーの基本情報から、変化に富んだ気候、コミュニケーションの鍵となる言語、そして心に触れる文化や習慣まで、徹底的にご紹介します!
フィジーを深く理解し、現地での毎日をより豊かに、そして安心して過ごせるようになるための知識を、分かりやすく丁寧にお伝えしますのでご覧ください!
フィジー共和国ってどんな国?まず知りたい基礎知識まとめ
フィジーの首都、言語、通貨、時差、気候、電圧、日本からのアクセス方法など、知っておきたい基本情報を分かりやすくまとめました。
| 国(首都) | フィジー共和国(スバ) | 
|---|---|
| 言語 | 英語(公用語)、フィジー語、ヒンディー語 | 
| 通貨 | フィジー・ドル(FJD)。1フィジー・ドル = 約65.4円(2025年9月現在) | 
| 時差(サマータイム) | 日本より3時間進んでいる。サマータイムなし。 | 
| 気候 | 熱帯雨林気候 | 
| 電圧 | 240ボルト / 50ヘルツ | 
| コンセント | Oタイプが主流。変換プラグが必須。 | 
| 面積 | 約1.83万平方キロメートル(日本の四国とほぼ同じ) | 
| 産業 | 観光、砂糖、衣料など。 | 
| 直行便(2025年9月現在) | あり(フィジー・エアウェイズ) | 
| 日本からの行き方 | 成田国際空港からナンディ国際空港への直行便で約9時間。 | 
フィジーへは直行便が運航しており、アクセスが非常に便利です! 航空会社のセールなどをチェックすると、お得なチケットが見つかることもあります。
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フィジーの面積は?日本の四国とほぼ同じ
さて、青年海外協力隊の派遣国『フィジー共和国』ですが、その広さは一体どのくらいなのでしょうか?
フィジーの面積は 約1.83万平方キロメートル。と言っても、数字だけではピンと来ないかもしれませんが、日本と比較してみると…



実は、日本の四国とほぼ同じくらいの大きさなんです!



約330の島々からなる美しい国なんですよ!
隣国は?海を隔てて多くの島国が点在
また、南太平洋のほぼ中央に位置するフィジー。
この国がどのような地理的環境にあり、それが文化や経済にどんな影響を与えているのか、その輪郭もGoogleマップで見ていきましょう。
フィジーは、西にバヌアツ、東にトンガ、北にツバルなど、多くの島国と海を隔てて位置しています。
大小330以上の島々からなり、そのうち約110の島に人々が暮らしています。



フィジーの周りにはたくさんの島国があるんですね。



美しい海とサンゴ礁、そしてフレンドリーな人々が魅力なんです!
このように、海洋国家である地理的な特徴は、フィジーの豊かな文化を育む土壌となってきました。
そして、その文化をより深く理解する上で欠かせないのが、『気候』と人々のコミュニケーションを支える『言葉』です。
それでは、フィジーの日々の気候と、普段の生活で人々がどのような言語を使い、心を通わせているのか、その興味深い『気候・言語事情』を一緒にみていきましょう!
フィジーの気候を徹底解説!年間を通じた特徴と季節ごとの注意点



フィジーの気候は、全島が「熱帯雨林気候」に分類されます。
一年中高温多湿で、日本の夏のような気候が続きますが、季節によって雨の量に違いがあるのが特徴です。
季節は大きく雨季と乾季に分かれ、それぞれに備えた服装の準備が快適な生活の鍵となります。
- 雨季(11月~4月頃)
サイクロンシーズンでもあり、蒸し暑い日が続きます。スコールのような激しい雨が降ることもありますが、一日中降り続くことは稀です。日中の気温は30℃を超えることもあります。 - 乾季(5月~10月頃)
雨が少なくなり、比較的過ごしやすい季節です。南東からの貿易風の影響で、朝晩は涼しく感じることもあります。月の平均気温は最低23度、最高28度ほどです。 
年間を通じて日差しが非常に強いため、帽子やサングラス、日焼け止めでの紫外線対策は必須です!また、雨季は蚊が多くなるため、虫除け対策も重要になります。朝晩の冷え込みや冷房対策として、薄手の長袖の上着があると便利です。
フィジーの言語事情:英語は通じる?公用語と現地の言葉



フィジーでは何語がメインなの?



英語はどの程度通用するの?
といった、フィジーの言葉に関する疑問は多いはず。
フィジーの公用語から現地で話される多様な言語まで、その実態を分かりやすく解説します。
これを読めば、フィジーでのコミュニケーションのイメージがグッと具体的になるはずです!
フィジーで使われている言語の種類|公用語は英語・フィジー語・ヒンディー語
フィジーの公用語は英語、フィジー語、ヒンディー語の3つです。イギリスの植民地だった歴史から、教育や行政、ビジネスの場では英語が広く使用されています。
人口の約6割を占めるフィジー系の人々は日常的にフィジー語を、約4割を占めるインド系の人々はヒンディー語を主に話しています。
- 英語(公用語)
 - フィジー語
 - ヒンディー語
 
協力隊員として活動する上では、配属先の地域で話されている言語、特にフィジー語の簡単な挨拶を学ぶことが、現地の人々と心を通わせるための大切な鍵となります。
豆知識ですが、フィジーの挨拶「Bula(ブラ)」は「こんにちは」だけでなく、「ようこそ」「元気?」など様々な意味で使われる万能な言葉です。笑顔で「Bula!」と挨拶を交わすことから、フィジーでの生活が始まります。
青年海外協力隊員は英語で活動できる?|現地での英語通用度



はい、公用語が英語であるため、特に都市部や教育を受けた人々、政府機関などとのコミュニケーションは主に英語で行われます。
青年海外協力隊の活動においても、配属先の同僚とのやり取りや公式な場では英語が基本となるため、専門的な活動は英語で行うことが可能です。国民の多くが英語を話すことができるため、最近では語学留学先としても人気があります。
ただし、村落部での活動や、市場での買い物、地域住民との日常的な交流では、フィジー語やヒンディー語が中心となります。
簡単な挨拶「Vinaka(ヴィナカ / ありがとう)」や自己紹介だけでも現地の言葉で話せると、人々の心が一気に開かれ、より深い関係を築くことができます。
言語の壁を乗り越える努力は、国際協力の第一歩と言えるでしょう。


フィジー派遣の職種と活動内容|青年海外協力隊の専門性を解説!
青年海外協力隊の派遣先として、独自の魅力を持つ国、フィジー。
もしあなたが「フィジーで国際協力に挑戦したい!」と考え始めたとき、きっとこんな具体的な疑問が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。



青年海外協力隊でフィジーに行ってみたいけど、どんな活動ができるんだろう?



自分のスキルや経験が、現地で本当に役立つのか知りたいな…。
この記事を読み進めれば、フィジーで実際にどのような職種があり、どんな専門性が求められているのかが具体的に分かります。
あなたがフィジーで輝ける道を見つけるための、第一歩となる情報がきっとここにあるはず!
フィジー派遣の現状:最新の隊員数と派遣実績データ(男女別・累計)
まずは、青年海外協力隊のフィジーへの派遣実績(2025年3月31日現在)をご紹介します。
JICAの公式データによると、以下のような内容となっています。
派遣中隊員数: 18名(うち女性9名)
帰国隊員数 : 595名(うち女性 292名)
累計派遣隊員数: 613名(うち女性 301名)
※情報が古くなっている場合があります。最新情報はJICA海外協力隊-事業実績/派遣実績をご参照ください。
フィジーで求められる専門性:人気の派遣職種と具体的な活動事例



フィジーでは、どんな分野でボランティアが求められているの?



どんな職種で活躍できるんだろう?
そんな疑問にお答えします!
フィジーで特に青年海外協力隊員の派遣が多い、主要な活動分野は以下の通りです。
- 保健・医療: 生活習慣病対策、理学療法士としてリハビリテーションの支援、病院運営管理(5S-KAIZEN活動など)が求められています。
 - 教育・コミュニティ開発: 青少年活動(図工・体育・音楽)、環境教育、コミュニティ開発など、子どもたちの成長や地域の活性化をサポートする活動が中心です。
 - インフラ・環境: 廃棄物管理や海洋資源の保全など、持続可能な社会の実現に向けた技術協力が期待されています。
 - 水産: 沿岸海洋資源管理など、フィジーの主要産業の一つである水産業の持続可能な発展に貢献する活動があります。
 
引用:フィジー共和国におけるJICA海外協力隊の経験と国際事業活動の紹介
引用:在フィジー日本国大使館
引用:JICAフィジー
より具体的な活動内容や、過去に派遣された隊員の体験談に興味がある方は、JICA公式サイトの「世界日記」でフィジーの活動レポートを読むことを強くお勧めします!


フィジーでの生活基盤:協力隊員の住居とインフラ事情
青年海外協力隊に派遣された後のフィジーでの活動を支える上で、まず気になるのが日々の暮らしの土台となる「住まい」と、電気や水といった「生活インフラ」ですよね。



安心して活動に打ち込むためにも、快適で安全な住環境と、安定したライフラインの確保が欠かせません。
ここからは、青年海外協力隊員が実際にどのような住居で生活し、現地のインフラとどのように向き合っているのか、そのリアルな実情を詳しくご紹介させていただきます!
フィジーでの住まいはどうなる?協力隊員の住居事情



青年海外協力隊員の住居は、JICAが隊員の安全と健康を最優先に考えて手配します。
フィジーでは、配属先によって住居のタイプは異なりますが、ホームステイやJICAが用意したアパートなどで生活することが一般的です。首都から離れた地域では、伝統的な家屋「ブレ」を見かけることもありますが、隊員が住むことは稀です。
- ホームステイ
現地の家族と一緒に生活することで、フィジーの文化や生活習慣を深く理解することができます。 - アパート・一軒家
都市部では、JICAが安全性を確認したアパートや一軒家が提供されることもあります。一人暮らし、または他の隊員とシェアハウスをすることもあります。 - 伝統的な住居「ブレ」
椰子の葉などで屋根を葺いた伝統的な家屋。主に地方の村で見られますが、隊員の住居として使用されることはほとんどありません。 
いずれの住居も、基本的な生活を送る上で必要な設備は整っていますが、日本の生活とは異なる点も多いため、現地の暮らしに柔軟に対応していく姿勢が大切です。
電気・水道・インターネットは?フィジーのインフラ整備状況



また、フィジーでの生活では、日本のインフラ環境との違いを実感する場面が多くあります。
- 電気
都市部では比較的安定していますが、地方やサイクロンの影響で停電が起こることもあります。 多くの隊員は、停電に備えて充電式のランタンやモバイルバッテリーを準備しています。 - 水道
水道水は基本的に飲むことができますが、濁りが生じることもあるため、一度沸かすかミネラルウォーターを購入する方が安心です。 計画的な断水が行われることもあります。 - インターネット
主要な町やホテルではWiFiを利用できますが、通信速度が遅かったり不安定だったりすることも多いです。多くの隊員は、現地のSIMカードを購入し、スマートフォンのテザリング機能を活用して通信環境を確保しています。 
引用:フィジーの一般情報
引用:フィジーのインフラは整っている?
引用:通信費とネット環境事情とトップアップ(チャージ)の方法



せっかくの休みなのに、また停電で何もできない…
フィジーでは、そんな日もあるかもしれません。しかし、備えがあれば停電の時間も有効に活用できます。
例えば、スマートフォンで映画を見たり、読書をしたり、友人との連絡を取ったり。
そのために不可欠なのが、まさに「命綱」とも言える大容量モバイルバッテリーです。



私が使っているこれは、スマホを何回もフル充電できる大容量なのにコンパクトでおすすめです!
頻繁に起こる停電の中でも、スマートフォンの充電を気にせず使える安心感は絶大ですね。


フィジー生活のリアル体験!物価・治安・服装から文化まで徹底解説
青年海外協力隊としてフィジーでの活動を具体的に考え始めると、日々の生活に直結する「お金のこと」と、何よりも大切な「安全のこと」は、特に気になるポイントではないでしょうか。



フィジーの物価って、南国リゾートだから高いイメージだけど、実際はどうなの?



日本とは違う文化や習慣がたくさんありそうだけど、どんなことに気をつければいいのかな?



治安が良いって聞くけど、実際の状況ってどうなの?



気をつけるべきことって何だろう…?
そんな疑問や不安が次々と浮かんでくるかもしれません。
このセクションではフィジーの通貨「フィジー・ドル」の基本情報から、気になる物価水準、そして外務省の危険情報に基づいた最新の治安状況や具体的な安全対策まで、あなたがフィジーで安心して、そして賢く生活するための必須情報を分かりやすく解説します。
フィジーの通貨「フィジー・ドル(FJD)」の基本とリアルな物価事情
フィジーの通貨は「フィジー・ドル(Fiji Dollar)」で、補助通貨は「セント(Cent)」(100セント = 1フィジー・ドル)です。
2025年9月現在のレートで、1フィジー・ドルあたり約65.4円となっています。
※レートは常に変動するため、あくまで目安です。
物価は総合的に日本よりも安いですが、観光客が多いリゾート地では高くなる傾向があります。ローカルな市場の食材や交通費などは安価に手に入ります。
| 水(1.5L) | 約1.5~3 FJD(約98~196円) | 
| 牛乳(1L) | 約2.5~5 FJD(約164~327円) | 
| 米(1kg) | 約1.5~3 FJD(約98~196円) | 
| 卵(12個) | 約4~6 FJD(約262~392円) | 
| ローカルバス初乗り | 約1.5 FJD(約98円) | 
| ローカルレストランでの食事 | 約5~15 FJD(約327~981円) | 
| コーヒー(1杯) | 約4~6 FJD(約262~392円) | 
※上記はあくまで一例です。自炊中心か外食中心か、都市部か地方かによって大きく変動します。JICAから支給される現地生活費で十分に生活は可能ですが、計画的な支出が求められます。
引用:Google
引用:フィジーの物価は安い?リゾート地の飲食代はちょっとお高め
引用:2025年最新版 フィジーの物価
フィジーの治安状況|外務省危険レベルと協力隊員の安全対策



フィジーの治安は、オセアニア諸国の中では比較的良好と言われています。
しかし、日本の治安レベルとは大きく異なることを常に意識する必要があります。
2025年9月現在、外務省の海外安全情報では、首都圏(スバ、ナンディなど)において窃盗、強盗、詐欺、暴行、性犯罪などが発生しており、十分な注意が必要とされています(危険レベル1)。
特に、外国人観光客は裕福に見られやすく、犯罪の標的になりやすいことを自覚する必要があります。夜間の単独行動や人通りの少ない場所へ行くことは避けましょう。
もちろん、JICAは隊員の安全を最優先に考えており、危険な地域に派遣することはありません。
滞在先のホテルや住宅では、外出時や就寝時の施錠を徹底することが重要です。貴重品は鍵のかかる場所に保管しましょう。
※情報が古い場合があるため「フィジーの外務省の海外安全情報」より最新情報を確認してください。
JICAから指示される安全対策を徹底し、常に周囲への注意を怠らないことが、自身の身を守る上で最も重要です。
引用:外務省の海外安全情報
引用:フィジー安全対策基礎データ
フィジー生活での服装ガイド|普段着の選び方と民族衣装の魅力



服装に関する疑問は、派遣前の準備においてとても大切なポイントになりますよね。
日常生活を快適に過ごすための実用的な普段着選びのコツから、フィジーの文化が感じられる伝統衣装、そして協力隊員として知っておきたい服装マナーまで、あなたのフィジー生活をより豊かに、そしてスムーズにするための服装情報を網羅的にガイドします!
まずは、日々の活動や生活シーンに合わせた、具体的な服装選びのポイントから詳しく見ていきましょう。
シーン別・フィジーでの最適服装ガイド|普段着から活動時まで徹底解説
フィジーでの服装は、年間を通して高温多湿な気候と強い日差し、そして虫対策がポイントです。
- 基本は夏服でOK
年間を通じて日本の夏のような気候なので、Tシャツ、半ズボンなど通気性の良い服装が基本です。 - 日差しと虫から肌を守る
日差しが非常に強いため、日焼け対策として薄手の長袖・長ズボンは必須です。帽子やサングラスも忘れずに。また、デング熱などの感染症を媒介する蚊に刺されるのを防ぐためにも、肌の露出はなるべく控えるのが賢明です。 - 羽織るものは必須
朝晩の冷え込みや、バスやお店の強い冷房対策として、フリースやウィンドブレーカーなど、簡単に着脱して調整できる服装が非常に役立ちます。 - 衛生用品も忘れずに
食事の前に手を洗う設備がない場合もあるため、手指消毒ジェルやウェットティッシュがあると便利です。 



ただ涼しいだけの服装ではダメなんですね!日焼け対策と冷房対策が重要ですね。
カラフルなフィジーの誇り!伝統衣装「ブラシャツ」と「スル」
フィジーには「ブラシャツ」や「スル」と呼ばれる、色鮮やかで美しい伝統的な服装があります。
冠婚葬祭や日曜日の礼拝など、フォーマルな場面で着用されます。
男性の正装は、ハワイのアロハシャツのような「ブラシャツ」に、「スル」という巻きスカートを合わせます。女性の正装は、半袖のトップス「チャンバ」と巻きスカート「スル」を合わせた「スルチャンバー」です。
協力隊員も、歓迎会やイベントの際に着用する機会があるかもしれません。現地で購入しておくと、地域に溶け込むきっかけにもなります。



伝統衣装を身にまとうことは、フィジー文化への敬意を示す素晴らしい方法の一つです。
フィジー文化に触れる:習慣・マナーで気をつけること
いざフィジーへ!活動への期待に胸を膨らませる一方で、「現地の文化や習慣に馴染めるかな?」「知らずに失礼なことをしてしまったらどうしよう…」といった不安も少しあるかもしれません。
異文化の中でスムーズに生活し、現地の人々と良好な関係を築くためには、フィジーならではの生活習慣や、大切にされているマナーを事前に理解しておくことが非常に重要です。



フィジーでは、どんなことに気をつければいいんだろう?日本とは全然違うのかな?



時間を気にしないって聞いたけど、本当?



もしかして、日本人の感覚だと『えっ?』と思うような習慣もあるのかな…?
フィジーには、私たちが知っておくべきユニークで大切な文化や習慣がたくさんあります。
ここでは、そんなあなたの疑問や不安を解消し、フィジーの人々とのコミュニケーションを円滑にするための具体的なポイントを詳しく解説します。
現地での生活をより豊かに、そしてトラブルを避けるために役立つ「フィジー文化の心得」を一緒に学びましょう!
フィジーで守るべき基本的なマナー|日常生活での注意点
- ケレケレ(Kere Kere)文化
困っている人がいたらお互いに助け合い、物の貸し借りを積極的に行うという助け合いの精神です。貸したものが返ってこないこともありますが、それも文化の一つとして理解する姿勢が大切です。 - フィジー・タイム
人々は時間にあまり厳しくなく、約束の時間通りに物事が進まないことがよくあります。日本の感覚でいるとストレスを感じるかもしれませんが、大らかな気持ちで受け入れることが大切です。 - メケ(Meke)ダンス
フィジーの伝統的な踊りで、歓迎の意を表すためや、お祝いの席で披露されます。男性は戦士の力強さを、女性は優雅さやもてなしの心を表現します。 - 村を訪問する際のマナー
村に入る際は、村長への挨拶と贈り物(カヴァの根など)が欠かせません。また、帽子やサングラスは外し、肌の露出の多い服装は避けるのがマナーです。 
引用:フィジーでのJICA(青年海外協力隊)ボランティアの実態
引用:フィジーの一般情報



助け合いの精神「ケレケレ」は素敵だけど、大らかさも必要なんですね!
伝統と現代の共存
フィジーでは、近代的な都市の生活と、村社会に根付く伝統的な生活が共存しています。
特に地方では、村のルールや酋長の権威が今もなお人々の生活に大きな影響を与えています。
協力隊員として活動する上では、こうした伝統的な文化や価値観にも敬意を払い、理解しようとする姿勢が大切です。近代的な視点だけで物事を判断するのではなく、彼らの文化背景を尊重することが、現地の人々との信頼関係を築く上で非常に重要になります。


フィジーの食文化を味わう!代表的な料理と食事のポイント
フィジーでの生活において、大きな楽しみの一つであり、また文化を深く理解する上で欠かせないのが「食」ですよね。



フィジーの人たちは普段どんなものを食べているんだろう?



フィジーの料理って、どんな味付けが一般的なんだろう?



主食がお米じゃないって聞いたけど、本当?
そんな風に現地での食事について、期待と少しのドキドキが入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、あなたのフィジーでの食生活を豊かにし、現地の人々とのコミュニケーションを深めるためのヒントが満載です
代表的な主食や料理はもちろん、注意すべき飲み物まで、フィジーの食の世界を一緒に探求していきましょう!
フィジーの基本料理と主食|イモ類・ココンダ・ロボを解説
フィジーの食事は、イモ類を主食とし、ココナッツミルクや新鮮な魚介を使った料理が基本スタイルです。
- イモ類(キャッサバ、タロイモ)
フィジーの主食。特にタピオカの原料でもあるキャッサバは、蒸したり揚げたりと様々な調理法で日常的に食べられています。 - ココンダ (Kokoda)
白身魚の刺身をライムで締め、ココナッツミルクと野菜で和えた、フィジー風のシーフードマリネです。さっぱりとしていて人気の高い伝統料理です。 - ロボ (Lovo)
地面に掘った穴で、焼いた石を使って肉や魚、イモ類を蒸し焼きにする伝統的な調理法。お祝いの席などで振る舞われる特別な料理です。 - ロロ (Lolo)
魚や野菜などをココナッツミルクで煮込んだ料理の総称です。優しい味わいが特徴です。 



ロボ (Lovo)、お祝いの料理なんて、ぜひ食べてみたい…
フィジーの食文化|多文化が融合した味わい
フィジーの食文化は、先住民の伝統料理に、インド系移民がもたらしたカレー文化が融合しているのが特徴です。
そのため、ココナッツミルクを使ったマイルドな料理から、スパイスの効いた本格的なインドカレーまで、多彩な味を楽しむことができます。
また、屋台ではラムソーセージを挟んだバーベキューや、クレープ生地でカレーを包んだ「ロティ」なども人気で、気軽にローカルフードを味わえます。



毎日カレーになる地域もあるみたいだから、日本食も持っていくと安心かも!
フィジーの飲み物文化|伝統的な儀式「カヴァ」には要注意!
フィジーには「カヴァ(Kava)」または「ヤンゴナ(Yaqona)」と呼ばれる伝統的な飲み物があります。これはコショウ科の植物の根を粉末にして水で溶いたもので、儀式や歓迎の場で振る舞われます。
カヴァには鎮静作用があり、飲むと舌が少し痺れるような感覚やリラックスした気分になります。アルコールではありませんが、その独特な効果と泥水のような味のため、飲む際には注意が必要です。
引用:フィジーでカヴァを飲むためのガイド
引用:フィジーの伝統行事 「カバの儀式」
引用:カヴァの文化
協力隊員として活動する中で、村の歓迎会などでカヴァを勧められる機会は必ずあるでしょう。これはフィジー文化の重要な一部であり、勧められたら受け取るのがマナーです。文化を尊重しつつも、飲み過ぎには注意し、自身の健康と安全を第一に考えて行動することが大切です。



郷に入っては郷に従え、と言いますが、カヴァの儀式は作法をしっかり学んで臨みたいですね!


先輩隊員の声:フィジーでのリアルな体験談



実際にフィジーで活動した先輩隊員は、どんな壁にぶつかり、何を感じ、どう乗り越えていったのでしょうか?
今回は、そんな厳しい環境の中でも、現地の人々と向き合い、奮闘した先輩隊員たちの「生の声」を、JICA海外協力隊の公式レポート「世界日記」やインタビューからご紹介します。
Aさん(青少年活動)は、フィジーの「ケレケレ文化」に深く感銘を受けました。「共有」という概念を大切にするフィジーでは、物やお金を家族やコミュニティで共有し合うのが日常です。当初は「互いに助け合う」ことだと理解していましたが、活動を続ける中で、単なる物の共有ではなく、時間や経験、喜びも分かち合う、より深い意味があると感じるようになったそうです。
Bさん(病院運営管理)は、赴任してすぐにフィジーの人々のフレンドリーさに感動したと語ります。街を歩いているだけで、誰もが気さくに笑顔で「Bula!(こんにちは!)」と挨拶を交わしてくれます。この温かいコミュニケーションが、異国での活動の支えになったそうです。日本の「5S活動」を通じて医療現場の環境整備に貢献すると同時に、自身もフィジーから多くを学び、その経験を日本に持ち帰りたいと意気込んでいます。
参照情報:JICA海外協力隊 フィジー「世界日記」
※上記体験談は、ウェブサイトに掲載されている多数の隊員の活動報告や生活の様子を参考に、リアルなエピソードとして再構成したものです。



最初は壁があっても、誠実に向き合うことで信頼関係が築けるんですね。
だからこそ見える景色もあるんだそうです!


青年海外協力隊フィジー:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
「青年海外協力隊としてフィジーで活動したい!」
その熱い想いを実現するための第一歩から、貴重な経験を積んだ後の未来まで、あなたはどんな道のりを想像していますか?
応募条件や選考プロセスといった「挑戦への入口」はもちろんのこと、フィジーでの活動を終えた後の「キャリアや人生への活かし方」も、きっと気になる大切なポイントですよね。
ここからは、あなたがフィジーへの挑戦を具体的にイメージし、さらにその先の未来まで見据えられるよう、応募から派遣までの流れ、そして帰国後のキャリア形成に至るまで、青年海外協力隊フィジー派遣の「始まりから未来まで」をご紹介します。
フィジー派遣への第一歩:応募から選考、派遣まで
フィジーへの扉を開くための具体的なステップは、実はかなり長い道のりです。
応募プロセスの中で、それぞれの段階でどのような準備が必要なのか、気になる方も多いかと思います。



フィジー派遣に応募したいけど、何から始めればいいの?選考ってやっぱり厳しいのかな?



派遣までのスケジュールを具体的に知りたい!
そんなあなたの疑問を解決するべく、わかりやすい図でご紹介します。
青年海外協力隊の応募プロセスはざっくりとこんな感じです!
年2回(春募集・秋募集)のタイミングでJICA海外協力隊のウェブサイトから応募します。
職務経歴や語学力などを基にした書類選考と、人物面や技術力を評価する面接が行われます。
2次選考から約2ヶ月後に合否が通知されます。合格者は候補者となります。
語学訓練(主に英語)や国際協力、安全対策など、派遣に必要な知識とスキルを身につける合宿形式の訓練です。
訓練修了後、いよいよフィジーへ出発。約2年間のボランティア活動が始まります。
- 職務経歴書では「なぜフィジーか?」を明確に
数ある派遣国の中で、なぜフィジーで活動したいのか。フィジーの開発課題(環境問題、保健医療など)と自分のスキル・経験がどう結びつくのかを具体的に記述しましょう。 - 面接では「困難をどう乗り越えるか」を具体的に
フィジーでの生活は、停電や断水、日本とは異なる「フィジー・タイム」などの文化や価値観など、様々な困難が伴います。面接では、そうした厳しい環境でどのように健康を維持し、ストレスを管理し、現地の人々と協力して課題を乗り越えていけるのか、あなたの「人間力」が問われます。 
引用:JICAフィジー
より詳しい応募条件、選考対策、そして派遣までの全貌を徹底解説した完全ガイドをご用意しました。
もっと詳しく知りたい方は以下リンクをぜひ読んでください!





合わせて2025年秋募集の要項や詳細を公式サイトから確認して見ましょう!
また、私はこの本を読んで青年海外協力隊に応募するための勉強をしています。
青年海外協力隊とは何なのか、実際に「コミュニティ開発隊員でフィリピンへ」「日本語教育隊員でドミニカ共和国へ」「看護師隊員でブルキナファソへ」派遣された方々の貴重な経験談など、知りたいすべてが盛り込まれています!
フィジーでの経験を未来へ:帰国後のキャリアと人生設計
フィジーでの活動を終えた後の自分、想像できますか?



協力隊経験者の人たちって、どんな道に進んでいるの?就職に有利だったりする?



無事に派遣されたとして、その経験って帰国後どう活かせるんだろう?



協力隊の経験って、具体的にどんな仕事に繋がるの?
フィジーでの貴重な2年間を終えた後、そんな風に将来について考えるのは当然のことですよね。
帰ってきた私たちは、国際協力の最前線で培った実践的なスキル、多様な価値観を受け入れる異文化理解力、そして数々の課題をクリアしてきた問題解決能力という、大きな成長を手にしているはずです。
ここでは、フィジーでの経験を輝かしい未来へと繋げるための方法を一緒に探すべく、青年海外協力隊に派遣された方々の今をご紹介します!
私が出会った!青年海外協力隊に派遣された方々の今
私は高校2年生の頃からずっと青年海外協力隊で国際協力をしたくて、とにかくいろんな情報を集めてきました。
そんな中で私が出会った、帰国後の青年海外協力隊の方々の現在をご紹介します。
Aさんはタンザニアに「コミュニティ開発」で派遣後、帰国してからは地元のJICAデスクで2年働き、その後アフリカの農家で起業をしました。



現在はクラウドファンディングも行って日本とアフリカの架け橋になっています!
地元のJICAデスクはたまたま後任がいなかったようですが、代々派遣後の隊員が2年の任期で行なっているそうです。
Bさんはコロンビアに『青少年教育』で派遣後、地元の大手商社に転職しました。
面接では、予測不能な環境で現地の人々と粘り強く交渉し、プロジェクトを成功させた経験が高く評価されたそうです。



キャリアアップもできて、スペイン語も習得して帰国できていて本当に理想的な進路ですね!
私が学んできたスペイン語と同じ言語圏に派遣されていたこともあり、たまにスペイン語で会話をしてくださいました!
Cさんは理系の会社で開発をしていましたが、マラウィ帰国後に地元の古民家を譲り受け、地域活性化にもつながるプロジェクトを行っています。



私が大学生の頃はよくボランティアに参加させていただき、一緒に茅葺き屋根を修復したり、水車を作ったりしました。
ずっと青年海外協力隊に行くことを目指してきましたが「現地で何のために派遣されたいのか」と問いかけてくれた彼のおかげで進路を決められました!
こんな感じに、私が知っている青年海外協力隊に派遣されていた方々は、世界をもっと良くできる、エネルギッシュで活動家の方が多かったです。
まだまだ多くの隊員たちの進路を聞いてきましたので、より詳しく青年海外協力隊派遣後のステップや就職の強みなどを知りたい方はこちらのブログをご参考ください!


まとめ:青年海外協力隊フィジー派遣はあなたの人生を変える挑戦
ここまであなたが青年海外協力隊でフィジーに派遣された際に、知っておきたい情報についてご紹介させていただきました。
今回のブログでは以下の内容がわかりましたね!
- 青年海外協力隊のフィジー派遣の基本情報
 - 青年海外協力隊フィジー派遣の職種と活動内容
 - フィジーでの生活を徹底シミュレーション!住居・食事・お金・安全について
 - 青年海外協力隊フィジー:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
 
生活する上で守るべきマナーや注意点が結構あったので、しっかり覚えて行った方が良さそうでしたね。特に、治安は比較的良好とされつつも、防犯意識は常に高く持つ必要がありそうです。
あなたの挑戦をここから始めよう!
フィジーへの熱い想いが少しでも具体的になったなら、次はいよいよ行動に移す時です。
まずはJICAの公式サイトで最新の募集要項をチェックし、より詳しい応募のステップは以下の記事で完璧にマスターしましょう!





ここまで読んでいただきありがとうございます。



¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!

