¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルーニャです。本日は「スペイン語の未来形や未来完了形、過去未来形の使い分けに関する言語カフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、この記事ではそれぞれ異なった時制が用いられた質問に対する、仮説や推定の文を作る時どの時制を用いるのかについて、例文を用いてご説明させていただきます。
B1クラスになると使い分けなければならない時制も多く、その中でも推定には何の時制を使うのか、未来形か、未来完了形か、それとも過去未来形を使うのか、迷いがちですよね。
推定の文は日常的にもよく使う文法となっているので、頑張って覚えていきましょう!
【仮説/推定】現在と未来、現在完了と未来完了、過去と過去未来で使い分け
スペイン語はある質問に対して、仮説や推定で答えたい場合は、質問の時制がかなり重要となっています。
では、現在形や現在完了形、過去形で質問(知っていること)された際に用いられることの多い時制についてご紹介させていただきいます。
質問の時制:Lo sé (知っている) | 対する仮説:No lo sé (知らない) |
直接法現在形(Presente)→ | 直接法未来形(Futuro simple) |
直接法現在完了形(Pret.Perfecto)→ | 直接法未来完了形(Futuro compuesto) |
直接法点過去(Pret.Indefinido)→ | 直接法過去未来形(Condicional) |
直接法線過去(Pret.Imperfecto)→ |
このように、スペイン語では現在形で質問された場合は未来形で、現在完了形で質問された場合は未来完了形で、過去形で質問された場合は過去未来形で推定や仮説を答えることが多くなっています。
【推定:例文】現在形と未来形
【Por ejemplo:例文】
¿Por qué se marcha tan pronto hoy ?(なぜ彼はこんなに早く出発するのでしょうか?)現在形
Tendrá una cita con alguien.(彼は誰かとデートがするからなんじゃないかな。)未来形
この場合は質問が現在形で、早い時間に彼が出かけようとしていて、他の人となぜこんなに早く出発するのかを話しています。
そして、私たちはその答え(真実)を知らないため、推測で答える必要があります。
私たちの推測は彼がこの先未来で何をするのかに焦点が当たっているため、未来形が使われます。
また、以下のように文を作ると、現在形と未来形で時制は異なっていても、同じ意味を持たせることができます。
EL reloj cuesta más o menos 50 euros.(その時計の値段は大体50ユーロくらいです。) = El reloj costará 50 euros.(その時計は50ユーロくらいなんじゃないかな。)
【推定:例文】現在完了形と未来完了形
次に現在完了形と未来完了形の文についてご説明させていただきます。
【Por ejemplo:例文】
¿Por qué no ha llamado aún ?(なぜ彼はまだ電話してこないのでしょうか?)現在完了形
Se habrá quedado sin batería.(充電が切れてしまっているのではないのでしょうか?)未来完了形
この文は先ほどの現在形と未来形の文に似ていますが、質問は現在完了となっていますね。
そして、「彼の充電が切れてしまった」という完了した推測なので、未来完了形を使います。
過去未来形を使えそうにも思えますが、” ya "「まだ」という未来完了形が用いられるキーワードがあるため、過去未来形は使われません。
また、こちらも以下のように文を作ると、現在完了形と未来完了形で時制は異なっていても、同じ意味を持たせることができます。
Quizá Alicia ha perdido el autobús.(多分アリシアはバスに乗り遅れました。)= Alicia habrá perdido el autobús.(アリシアはバスに乗り遅れたんじゃないかな。)
【推定:例文】過去形と過去未来形
最後に過去形と過去未来形の文についてご紹介させていただきます。
【Por ejemplo:例文】
¿Qué hizo ayer Javier que no vino a clase?(昨日クラスにこなかったハビエルは何をしていたのでしょうか。)点過去
Saldría con sus amigos de fiesta y se olvidaría de poner el despertador.(彼は友達とパーティーに行って、目覚まし時計をかけ忘れていたんじゃないかな。)過去未来形
この文は質問に「昨日」と言うキーワードがあり、すでに通り過ぎた過去だと言うことが分かりますね。
そのため、推測も過去の時制となり、過去未来形が使われることになります。
また、こちらも以下のように文を作ると、現在完了形と未来完了形で時制は異なっていても、同じ意味を持たせることができます。
Igual esta de mal humor ayer.(おそらく彼は昨日機嫌が悪かったです。) = Estaría de mal humor ayer.(彼は昨日機嫌が悪かったんじゃないかな。)
Rafa se levantó a eso de las diez.(ラファは昨日10時頃に起きました。) = Rafa se levantaría a las diez.(ラファは昨日10時に起きたんじゃないかな。)
まとめ
未来形や未来完了形、過去未来形の使い分けは質問の時制が重要となっていましたね。
質問の時制に合わせて仮説や推定の時制も変えていく必要がありますので、覚えていきましょう。
また文中にある「ya」などのキーワードを見つけ、正しい時制を用いられるようにしていきましょう。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!