青年海外協力隊の派遣国

【ガボンってどんな国?生活は?】言語、気候や位置、衣服、食事、住居などの基本情報

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はるカタルーニャです。本日は「アフリカのカントリーカフェ」となっております!

ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)

早速ですが、今回はもし青年海外協力隊の派遣先が「ガボン」だった時に必要になるであろう基本情報と、普通にガボンへの旅行や出張の際に役立つ歴史や文化についてまとめていきます!

 

【基本情報】ガボンってどんな国?

そんな疑問を解消するべくざっくりとまとめてみました。

 

・首都 リーブルビル(Libreville

・通貨 CFAフラン

・時差 時間日本より遅れている ※サマータイムなし

・言語 フランス語

・電圧 220V、50Hz

・コンセント タイプC、タイプBF

・面積 267,667平方キロメートル(日本の約3分の2)

・気候 サバナ気候、熱帯モンスーン気候

・経路 パリ経由27時間

※直行便なし。乗り換えは1~3回。

・祝日 8月17日 独立記念日

・産業 鉱業(原油、マンガン)、農林業(木材、ヤシ油)

・挨拶 フランス語

 

言語

ガボンの言語についてご紹介します。

「何語を使っているの?」「英語は使えるの?」など、ガボンの言語について疑問を抱えている人は参考にしてみてください。

 

何語を使っているの?

ガボンでは以下の言語が主に使われています。

  • フランス語
  • ファン語
  • バントゥー語群の言語
  • バカ語(アダマワ=ウバンギ語派)

公用語はフランス語で、ガボンの正式名称は République Gabonaise (レピュブリク・ガボネーズ)です。

国名の由来はポルトガル語の Gabão(賞賛者、フードとケープのついた外套、絶賛)からきています。

外套(がいとう)とはオーバーコートのことで、理由としてガボンに流れる「オゴウェ川」の河口にある小高い丘の形状が、外套のフードを広げたような形であったことから、大航海時代のポルトガル人がそれを指して叫んだことによるものとする説があります。

 

英語は使えるの?

英語はほとんど伝わらないと思っていった方が良さそうです。

しかしながら、教育法により6歳から16歳が義務教育を受けていて、公用語であるフランス語を使っているためフランス語は少なからず通じる人がいると思われます。

 

気候・位置

「ガボン共和国」通称ガボンは、アフリカ大陸の中部に位置する共和制国家で、北西に「赤道ギニア」、北に「カメルーン」、南東に「コンゴ共和国」と国境を接し、西は大西洋の「ギニア湾」に面しています。

国土の88.5%(2014年)が森林で、近隣諸国と比べて人口密度が低いため、手つかずの豊かな自然が多く残されています。

またアフリカ森林には、ゾウ、ゴリラ、チンパンジーなどの大型哺乳類が多数生息しています。

 

続いて気候に関して、ガボンは国土のほとんどが「サバナ気候」となっておりますが、首都リーブルヴィルを含む北部や東部の一部は「熱帯モンスーン気候」となっています。

首都リーブルヴィルの年間降水量は約2,510mmで、雨季である9月~5月が毎月約300ミリだが、乾季の6月~8月は3ヶ月で35ミリと極端に少なくなています。

また1日の最高気温は平均29度~30度で、最低気温は20度~23度となっています。

 

衣服

アフリカの服装ってなんだかとてもカラフルで露出が多くなるイメージを持たれる方が多いと思います。

そんなアフリカの国ガボンでは、まつりや儀式の際に化粧と装飾を施し、腰のみをつけたスタイルで有名。

是非見てみたいですね!

 

では私たちがガボンに行ったときはどのような服を着れば良いのでしょうか?

実は民族衣装を常に着ているイメージのあるアフリカですが、現在のアフリカで民族衣装を常に着ているのはごく少数の民族のみ。

大抵は日本人も着ているような洋服を着ています。

 

またガボンは地域によって気候や気温が変わってくるようなので、それに併せて日本から着やすい服を持って行くのが良さそうです。

また食事の前に手を洗う設備がなかったり不衛生だったりする場合もありますので、手指消毒ジェルやウエットティッシュも合ったら便利かもしれません。

一日の中で時間帯によって気温差があるので、半袖、上着、フリースなどの重ね着を前提に服を準備してください。

 

代表的な食事

続いて、ガボンでの食事について。

ガボンの主食は「キャッサバ」や「米」、「ヤム芋」が一般的に使われます。

また、料理には魚介類がふんだんに使われており、海鮮料理や甲殻類を使った料理が多いようです。

 

また宗主国であったフランスの影響からフランス料理も家庭料理で出るようです。

 

民族などの食事

では青年海外協力隊で首都から遠く離れた地域や民族の料理を食べるとしたら、どんな料理が出てくるのでしょうか!

ガボンを含むアフリカでの食生活は基本的に「一主食、一主菜」の組み合わせとなっているそうです。

そんなガボンで有名な家庭料理は「ニェンブウェ」と呼ばれる肉類をパームオイルで煮たものです。

 

独特の風味を持つ赤い油をたっぷり入れて、煮て作ります。

他にも近年アフリカ大陸で「マジー」と呼ばれる工場生産のコンソメキューブがものすごい勢いで普及したこともあり、ガボンでもマジー味のおかずが一気に増えたそうです。

また、首都から離れると「サル」や「ヤマアラシ」、「センザンコウ」といった陸上動物の肉を用いた料理が結構出るようです。

 

住居

続いてガボンでの住居についてですが、青年海外協力隊で派遣される場合、シェアハウスなり家なり、住む場所を与えてもらえる国が多いようです。

ですのであまり必要のない情報かもしれませんが、ガボンでの住居について、いくらくらいで済めるのか、またホテルについても載せていきたいと思います。

派遣終了中もしくは後にガボン旅できるかもしれないので!

 

やっぱり場所によって金額は変わるようです。

地方は比較的安いですが、首都はあまり安くない印象です。

アジア感覚で行くと思いのほか高くてびっくりするかもしれません。

 

格安ホテルもあるみたいですが、値段はピンキリ。観光地化している地域ではやはり他の地域と比べると高くなる傾向にあるようです。

 

物価と治安

ガボンの通貨は「CFAフラン」です。

1 西アフリカCFAフラン→0.20円(2021/08/29)で、過去5年の変動0.17円~0.21円となっているため、そこまで変動がない印象。

物価についてですが、以下のようになっています。

  • コーラ(600ml)で、400~500 CFAフラン=79円~98円
  • 屋台・レストランで、1000~2000 CFAフラン=196円~393円
  • 安宿、8000~15000 CFAフラン=1575円~3000円

安いですね!この物価なら十分暮らして行けそうです。

 

続いて治安についてですがガボンは他のアフリカ諸国と比較した場合、おおむね良好と言えるそうです。

ただし近隣諸国の治安に影響されやすい面が強いため、情勢の変化次第では危険性が大きくなる可能性があります。

現時点では、薬物が若年層を中心に蔓延しつつあり、問題となっているようです。

 

また外国からの不法入国者が多く、物価高騰による貧困層の増大から、スリやひったくり、侵入窃盗などの犯罪が発生しているため十分注意して行動しましょう。

 

文化的特徴

青年海外協力隊としてガボンに行くとしたら、現地で適応するためにもマナーや文化について知っていった方が現地民と仲良くなれそうですよね!

ですのでガボンで生活するうえで大切になりそうなマナーや文化について載せていこうと思います。

ガボンの中部のに住んでいるバントゥー系の民族を含む様々な民族は「Bwiti」と呼ばれる儀礼を行います。

 

「Bwiti」には、人が亡くなったときや過去に亡くなった人を弔うための葬儀の他に、病気の治療や問題解決のための治療儀礼、そして儀礼結社の成員になるためにおこなわれる成人儀礼が行われます。

成人儀礼や葬儀は、地域をあげておこなう重要な社会的行事となっています。

 

まとめ

ここまで自分が海外協力隊で派遣された場合、知っておきたい情報についてまとめてきました。

ガボンの農村地帯では結構な確率で野生動物が出てくるようで、食べてみたいですが、安全面を考慮すると食べてもいいものか考え物ですね。

「Bwiti」も是非見てみたいです。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!

¡Hasta luego, adiós!  また会いましょう!

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