
¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルーニャです。
本日は「本場ドイツ・ベルリンのクリスマスマーケット」に関する国際文化カフェとなっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、この記事ではクリスマスマーケット発祥の地とも言われているドイツの、ベルリンで行われる「クリスマスマーケット」について、詳しくご説明させていただきます。
ドイツやベルリンのクリスマスマーケットについて興味がある方、歴史や伝統、おすすめフードなどについて知りたい方に、とてもおすすめな記事となっておりますので、是非参考にしてみてください。
ちなみにこのブログの管理人は、2022年12月に実際にドイツ・ベルリンのクリスマスマーケットに行っており、そこで見たものや学んだことを写真も含めて記事を書かせていただいております。


【本場ドイツ・ベルリンのクリスマスマーケットって何?】クリスマスを祝う伝統的なお祭り


まず最初に、本場ドイツ・ベルリンのクリスマスマーケットについて、一番最初に知りたい情報を簡単にご紹介させていただきます。
- 国 ドイツ
- 地域 ベルリン(シャルロッテンブルク宮殿、ジャンダルメン広場、赤の市庁舎前など)
- 時期 例年11月下旬~12月末(場所により異なる)
- 時間 主に11:00~22:00頃(場所や曜日により異なる)
- 目的 クリスマスを祝う
- 食べ物 ホットワインやホットチョコレート、シュトーレン
- 交通 成田からトルコ経由で11万〜20万(バケーションシーズンは高め)
- 言語 ドイツ語
ドイツのクリスマスマーケットは主に、11月末から4週間に渡り開催されます。
市内でも開催場所によって時期や時間が変わりますので、下の記事で詳しく説明します。
最近では日本でもクリスマスマーケットが開かれるようになってきたため、知名度はグンと上がりましたね。
観光客もこのクリスマスマーケットのために訪れることも多く、この期間のドイツはいつにも増して賑わっています。
ではそんなドイツ・ベルリンのクリスマスマーケットについて、ここからは詳しくご紹介させていただきます。
※ジャンダルメン広場は工事のため、2024年までベーベル広場で代替開催されています。
2025年の開催場所は公式発表をご確認ください。
【ベルリンのクリスマスマーケットの開催時期はいつ?】例年11月下旬からクリスマスの頃までの約4週間


ベルリンのクリスマスマーケットは毎年、11月末から4週間に渡り開催されます。
クリスマスを目前に控えた24日から3日間はクリスマス休暇に入り、家族で一緒にクリスマスを祝います。
ベルリン内でもクリスマスマーケットが行われている場所は何箇所かあり、それぞれ開催期間が異なります。
ベルリンのクリスマスマーケットは、例年11月下旬からクリスマスの頃までの約4週間にわたって開催されます。
この期間は「アドベント」と呼ばれ、街中がクリスマスの訪れを祝う温かい雰囲気に包まれます。
ただし、ベルリン市内には大小さまざまなマーケットがあり、それぞれ開催期間や営業時間が異なります。
今回は、その中でも特に人気の高い代表的なマーケットを5つご紹介します。
以下の日程や時間は、過去の実績に基づく2025年の予測です。
お出かけの際は、事前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
赤の市庁舎前のクリスマスマーケット: 2025年11月下旬 ~ 12月下旬
赤の市庁舎前のクリスマスマーケットは、2025年11月下旬 ~ 12月下旬まで開催される予定です。
【営業時間】
月~金:12:00~22:00
土・日:11:00~22:00
※12月24日、31日は休業。25日、26日は短縮営業の可能性あり。
ここの見どころは、何と言ってもネプチューンの噴水を囲むように設置されたスケートリンク。
そして、マーケットのシンボルである高さ50mの巨大な観覧車です。
私も乗ってみましたが、頂上から見下ろすイルミネーションは格別!
意外と回転が速くてスリリングなのも楽しかったです。
タイミングが合えば、1日に3回ほど現れるサンタクロースと一緒に写真が撮れるチャンスも。
残念ながら私は会えませんでしたが、お子様連れには特におすすめです!
大きな鉄板で焼かれるジューシーなソーセージや、温かいグリューワインを片手に、ドイツらしいクリスマスを満喫できます。
【ジャンダルメン広場】芸術的な雰囲気が魅力のマーケット(※代替開催中)
美しいコンサートホールや教会に囲まれた、ロマンチックで洗練された雰囲気のマーケットです。
開催期間(予測)は2025年11月下旬 ~ 12月31日となっております。
【営業時間】
日~木:12:00~22:00
金・土:12:00~23:00
※12月24日は18:00まで。31日は深夜まで営業の可能性あり。
【重要】
ジャンダルメン広場は再開発工事のため、2024年まではすぐ近くのベーベル広場(Bebelplatz)で代替開催されています。
2025年以降の開催場所は、工事の進捗によりますので、訪問前に必ず公式サイトをご確認ください。
ここでは芸術品や工芸品を扱う屋台が多く、職人技が光るハンドメイドのクリスマスギフトを探すのに最適です。
太陽が沈み始める17時頃から訪れると、ライトアップされた幻想的な雰囲気を満喫できますよ。
シャルロッテンブルク宮殿のクリスマスマーケット:2025年は11月下旬 ~ 12月31日


砂糖で漬けたりんごのお菓子が有名な、シャルロッテンブルク宮殿のクリスマスマーケットは、2025年11月下旬 ~ 12月31日に開催される予想です。
【営業時間】
12:00~22:00
※クリスマスイブは休業の可能性あり
宮殿全体がプロジェクションマッピングで彩られ、その美しさは圧巻の一言。
250以上の屋台が立ち並ぶ大規模なマーケットで、伝統的なドイツのスイーツや、砂糖でコーティングされたリンゴ飴などが人気です。
ロマンチックな雰囲気を味わいたいなら、ここが一番のおすすめです。
カイザー・ヴィルヘルム記念教会のクリスマスマーケット:2025年は11月下旬 ~ 2026年1月上旬
カイザー・ヴィルヘルム記念教会のクリスマスマーケットは、その教会の目の前にある「Kurfürstendamm」という通りで行われます。
2025年は11月下旬 ~ 2026年1月上旬に開催される予測です。
【営業時間】
日~木:12:00~21:00
金・土:12:00~22:00
170以上の屋台に加えて、子供用の観覧車などもあり、全ての年代で楽しめるクリスマスマーケットとなっています。
チャリティー活動も行われており、ドイツの赤十字社が販売するグリューワインの収益が、ホームレスの人々を支援する資金につながります。
アレクサンダー広場のクリスマスマーケット:2025年は11月下旬 ~ 12月26日
アレクサンダー広場のクリスマスマーケットは、2025年は11月下旬 ~ 12月26日まで開催される予測です。
【営業時間】
10:00~22:00
※クリスマスイブは16:00まで
ここのシンボルは、風車のように飾りが回る巨大なクリスマスピラミッド。
山小屋風の可愛らしい屋台が並び、まるでファンタジーの世界に迷い込んだような気分を味わえます。
スケートリンクでアクティブに楽しむことも、屋台で売られているジュエリーを見て回ることもでき、恋人とのデートにもぴったりです。
【ベルリンのクリスマスマーケットは1日で足りる?】観光含めて数日必要


では、ベルリンのクリスマスマーケットをめぐるには、1日で足りるのでしょうか?
仕事や学校、また留学でヨーロッパにいたとしても授業があるため、なかなか長期休みを取れないですよね。
そんな中で気になるのが、何日で回れるのか、です。
結果的には、1〜2箇所のベルリンのクリスマスマーケットを回るだけなら、1日で十分楽しむことができます。
しかしながら、ベルリンは観光地が多く、また全てが近くに密集しているわけではありません。
ベルリンの壁やブランデンブルク門は電車を使っても往復で1時間ほどかかってしまいます。
サウナなども楽しみたいと考えると、ベルリンには3日以上時間を作ることをお勧めします。
ちなみに私はチェコからバスでベルリンへ行き、2泊3日で観光してそのまま飛行機でイギリスへ行きました。
ヨーロッパは遠いのでできたら一度にさまざまな国へ行きたいですよね。
陸路でつながっているヨーロッパは割とリーズナブルに回れるので、クリスマスの時期はオーストリアなどからベルギーあたりまでフリックスバスやユーレイルパスなどで巡ってみるのも良いかもしれません。
【ベルリンのクリスマスマーケットの時期に食べられる料理とは?】シュトーレンなど4種紹介


クリスマスの時期になると、ヨーロッパではさまざまな伝統料理が食べられるようになります。
そんなドイツ・ベルリンのクリスマスマーケットでは、主に以下4種の食べ物が有名です。
【シュトーレン】バターたっぷりの日持ちするケーキ
シュトーレンはクリスマスまでの4週間で食べ終わる、日々味が変わっていくお菓子です。
クリスマスまでのカウントダウンを楽しめるケーキであり、真ん中から切って食べるのが伝統。
材料はバターがたっぷり使われている他、ラムレーズンやドライフルーツ、ナッツなどが使われています。
周りは粉砂糖が満遍なく振りかけられ、上品でリッチな味わいです。
日本のシュトーレンはパサパサしてて好きではなかったのですが、ドイツで食べたらしっとり美味しすぎて、高いのにおかわりをしてしまいました。
【ブラートヴルスト】ドイツ定番のソーセージ!ベルリンはカレー


ブラートヴルストは世界で一番有名なドイツの伝統料理「ソーセージ」のことです。
1313年にドイツのニュルンベルクで初めて作られたとされており、そこからドイツ全体に広がりました。
現在ではベルリン、ニュルンベルク、そしてミュンヘンで代表的なソーセージがあります。
ちなみにベルリンのソーセージは、カレーと一緒に食べるのが主流で、日本では見たことがない組み合わせだったのでとても驚きました。
ドイツのクリスマスマーケットでは売っているところを見かけませんでしたが、普通にベルリン中央駅でチェーン店がありました。
またフランスのクリスマスマーケットでも、ドイツのクリスマスの料理として売られていました。
【レープクーヘン】蜂蜜や香辛料、オレンジが使われたケーキ(見た目はクッキー)


レープクーヘンはジンジャーブレットとも言われ、クリスマス定番の人や家の形をしたクッキーのことです。
材料には蜂蜜や香辛料、レモンやオレンジといった柑橘系の皮やナッツなどが使われています。
香辛料には生姜の他にコリアンダーやナツメグ、シナモンが使われており、深い味わいのあるお菓子に仕上がります。
日本でもクッキーを組み合わせて小さな家を作ることがありますが、ドイツではその家のお菓子もレープクーヘンで作られており、見た目や形はさまざまです。
地域によって呼び方も変わり、パン屋さんなどでも売られています。
【バームクーヘン】木の年輪に似た、ドイツ発祥のお菓子
日本ではかなり有名なバームクーヘンは、実はドイツではクリスマス限定の特別なお菓子です。
誰でも作れるわけではなく、限られた職人のみ作れることから、特別なお菓子となり、高級なお菓子にもなっています。
そのため、特別なクリスマスの特別なデザートとして食べる人が多くいるんだとか。
【ベルリンのクリスマスマーケットの注意点は何?】営業時間やスリに注意!


ここからはベルリンのクリスマスマーケットに行った際に注意していただきたいことについてご紹介させていただきます。
まず、一番に気をつけてほしいことは、ベルリンはドイツの首都でありさまざまな人が多くいる分、スリ被害が多い地域となっています。
そのため、携帯やお財布に紐をつけたり、お気に入りのお財布を使わなかったり、鍵付きのバックを使ったりするなどして対策を立ててください。
また、先ほどクリスマスマーケットの営業時間についてお伝えしましたが、営業時間が22時まででも屋台は20時に閉まってしまっているなんてこともあります。
ホームページなどで確認した時間ではありますが、クリスマスマーケットの営業時間であるためお店だけが早く閉まってしまうことがあります。
店が閉まっていてもスケートはできたり、観覧車に乗れたり、イルミネーションは見れたりすると思いますが、どうせなら屋台を楽しみたいですよね。
ですので、ぜひ17時くらいにはマーケットに行っておくことをお勧めします。
ホットワインやホットチョコレートで暖をとりながら、クリスマスに彩られた街並みを楽しんでください。
【ベルリンのクリスマスマーケットはどうして行われるの?】クリスマスに必要なものを揃えるため


では、どうしてドイツ・ベルリンのクリスマスマーケットは行われるのでしょうか。
クリスマスマーケットには長い歴史があり、行われる理由もそこから垣間見ることができます。
昔、キリスト教徒にとって最も重要な日であったクリスマスに、そのお祝いのために必要なものを広場に持ち寄って交換したことが始まりだと言われています。
そこから、現在に至るまでクリスマスを祝うためのものを揃えるために、屋台へ行き準備するという伝統ができました。
【ベルリンのクリスマスマーケットの歴史とは?】ドイツやオーストリアが発祥


では、そんなクリスマスマーケットはいつから始まったのでしょうか
最古のクリスマスマーケットについて、諸説があるため決まってはいませんが、最も有力なのが1296年のオーストリア・ウィーン説で、1393年にはドイツのフランクフルト説があります。
また、ドイツには三大クリスマスマーケットがあり、世界一有名なクリスマスマーケットとして「ニュルンベルク」が挙げられています。
世界最古のクリスマスマーケットとして有名なのが「ドレスデン」で、ベルリンからもそんなに遠くないで寄ってみるのもいいかもしれません。
そして、世界最大のクリスマスマーケットとして有名なのが「シュトットガルト」のクリスマスマーケットです。
子供用の汽車なども走っており、クリスマス限定のマグカップはとても可愛らしかったです。
私の中ではケルンのクリスマスマーケットがとても煌びやかで好きでした。


【ベルリンのクリスマスマーケットが行われる地域の言語は何?英語は通じる?】ドイツ語と英語でOK


ここからは、ベルリンで使われている言語について。
ベルリンでは主に一般的なドイツ語が使われていますが、英語を話せるドイツ人が多います。
また、ベルリンは観光都市でもあるため、言語対策もされている地域が多く、英語が話せれば安心して旅行できるでしょう。
しかしドイツ語少し覚えて、住民と話す際に使うと喜んでもらえるかもしれませんね。
【ベルリンのクリスマスマーケットは他地域でも開催されるの?】ヨーロッパ全体で行われる


では最後に、クリスマスマーケットはドイツのみの祭りなのか?についてご説明させていただきます。
発祥の地はドイツ周辺ではありますが、現在ではヨーロッパ全体でクリスマスシーズンにかけて行われます。
最も規模が大きいのはドイツなどの発祥の地とされている地域なため、本場で楽しみたい方は是非ドイツに行ってみてください。
また、日本でも行われるようになってきており、東京や北海道、愛知といった主要都市でも楽しむことができそうです。
まとめ
ここまで、ドイツ・ベルリンのクリスマスマーケットについてご紹介させていただきました。
今回の記事をまとめると以下のようなことが分かりましたね。
- クリスマスマーケットとは、クリスマスを祝う伝統的なお祭り
- 開催時期は11月末から4週間(11月21日〜12月31日)
- ベルリンのクリスマスマーケットは観光含めて数日必要
- クリスマスマーケットの時期に食べられる料理はシュトーレンなど
- 営業時間やスリに注意!
- クリスマスに必要なものを揃えるためにクリスマスマーケットは開かれる
- ドイツやオーストリアが発祥の地とされている
- ベルリンはドイツ語が話されるが、英語も通じる
- クリスマスマーケットはヨーロッパ全体で行われる
コロナを乗り越えて再開したドイツのクリスマスマーケットは、今後も素晴らしい思い出と記憶を私たちに残してくれます。
もしドイツへクリスマスシーズンに行く予定がありましたら、ぜひベルリンのクリスマスマーケットに行ってみてくださいね。



¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!



¡Feliz Navidad!(メリークリスマス!)