はる¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルニャです。



本日は「東南アジアのカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます。
今回は、青年海外協力隊の派遣国の中でも、1万以上の島々からなり、多様な文化が息づく【インドネシア】に焦点を当て、応募のステップから現地のリアルな生活情報(活動内容、住居、食事、気になる治安や文化)、さらには帰国後のキャリアパスまで、インドネシア派遣に向けて知っておくべき全てを網羅的にお届けします。
- 青年海外協力隊の「インドネシア派遣」に興味があり、応募を検討している方
- JICA海外協力隊の選考に向けて、インドネシアの具体的な活動内容や生活情報を知りたい方
- インドネシア派遣が内定し、渡航前の準備(持ち物、手続き、文化理解など)を進めたい方
- 国際協力やボランティア活動に関心があり、インドネシアという国について深く学びたい方
- 将来的に東南アジア(特にインドネシア)への旅行や滞在を考えており、現地のリアルな情報を収集したい方



インドネシアってどんな国なんだろう?



青年海外協力隊員としてどんな活動ができるの?



実際に派遣が決まったら、何から準備すればいいの…?
期待と同時にたくさんの疑問や不安を抱えて情報収集をされている方も多いと思います。
実はこのブログを書いている私も、いつか青年海外協力隊員として世界に貢献したいと夢見て、あなたと同じように日々情報を集めている仲間の一人です。
だからこそ、未来の隊員であるあなたが本当に知りたい情報を、同じ目線で徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
- インドネシアという国の魅力と基本情報(歴史、文化、言語、気候など)
- 青年海外協力隊員としての具体的な活動内容や求められるスキル
- 現地でのリアルな生活(住居、食事、物価まで網羅!)
- 応募から派遣までの具体的な流れと準備(選考対策のヒントも!)
- 安心して活動するための治安情報と安全対策
この記事は、青年海外協力隊のインドネシア派遣を目指すあなたの「知りたい!」に応えるだけでなく、インドネシアという国そのものに興味がある方、あるいは将来的な渡航を考えている方にとっても、現地の歴史や文化を深く知れる素晴らしい機会になるはずです。
ぜひ最後までじっくりお読みいただき、あなたの疑問や不安を解消してください!




インドネシア派遣の基本情報:概要・特徴・言語を徹底解説!


青年海外協力隊としてインドネシアでの活動に臨むにあたり、まず最初にしっかりと押さえておきたいのが、「インドネシア共和国とは、一体どんな国なのか?」という基本的な情報ですよね。



たくさんの島があるって聞いたけど、具体的にどんな場所?
周りの国とはどんな関係なの?



一年中暑いのかな?
雨季と乾季があるって本当?



英語は通じるの?
公用語のインドネシア語は必須?
そんな疑問や不安を持っている人が多いはず。
ここでは、青年海外協力隊員として押さえておきたいインドネシアの基本情報から、変化に富んだ気候、コミュニケーションの鍵となる言語、そして心に触れる文化や習慣まで、徹底的にご紹介します!
インドネシアを深く理解し、現地での毎日をより豊かに、そして安心して過ごせるようになるための知識を、分かりやすく丁寧にお伝えしますのでご覧ください!
インドネシア共和国ってどんな国?まず知りたい基礎知識まとめ
インドネシアの首都、言語、通貨、時差、気候、電圧、日本からのアクセス方法など、知っておきたい基本情報を分かりやすくまとめました。
| 国(首都) | インドネシア共和国(ジャカルタ) |
|---|---|
| 言語 | インドネシア語 |
| 通貨 | インドネシア・ルピア(IDR)。1ルピア = 約0.0096円(2025年9月現在) |
| 時差(サマータイム) | 西部(ジャワ島、スマトラ島など)で日本より2時間遅れ。サマータイムなし。 |
| 気候 | 熱帯モンスーン気候 |
| 電圧 | 220ボルト / 50ヘルツ |
| コンセント | Cタイプが主流。 |
| 面積 | 約192万平方キロメートル(日本の約5倍) |
| 産業 | 製造業、商業・ホテル・飲食業、農林水産業など |
| 直行便(2025年9月現在) | あり(ガルーダ・インドネシア航空、JAL、ANAなどが運航) |
| 日本からの行き方 | 成田、羽田、関西からジャカルタやデンパサール(バリ)への直行便で約7~8時間。 |
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インドネシアの面積は?日本の約5倍
さて、青年海外協力隊の派遣国『インドネシア共和国』ですが、その広さは一体どのくらいなのでしょうか?
インドネシアの面積は 約192万平方キロメートル。と言っても、数字だけではピンと来ないかもしれませんが、日本と比較してみると…



実は、日本の国土(約37.8万㎢)の約5倍という広大な国なんです!



東西の端から端までは約5,110kmもあり、これはアメリカの東西の長さに匹敵するんですよ!
隣国は?マレーシア、パプアニューギニア、東ティモール
また、東南アジアの島嶼部に位置するインドネシア。
この国がどのような地理的環境にあり、それが文化や経済にどんな影響を与えているのか、その輪郭もGoogleマップで見ていきましょう。
インドネシアは、マレーシア(ボルネオ島)、パプアニューギニア(ニューギニア島)、東ティモール(ティモール島)と陸上で国境を接しています。
また、海を隔ててシンガポール、フィリピン、オーストラリアなどとも近接しており、多様な文化が交差する要衝です。



たくさんの国と接しているんですね。



だからこそ、島や地域ごとに全く異なる文化や言語が育まれているのが、インドネシアの大きな魅力なんです!
このように、独特の地理的特徴は、インドネシアの唯一無二の文化を育む土壌となってきました。
そして、その文化をより深く理解する上で欠かせないのが、『気候』と人々のコミュニケーションを支える『言葉』です。
それでは、インドネシアの日々の気候と、普段の生活で人々がどのような言語を使い、心を通わせているのか、その興味深い『気候・言語事情』を一緒にみていきましょう!
インドネシアの気候を徹底解説!年間を通じた特徴と季節ごとの注意点



インドネシアの気候は、赤道直下に位置するため、典型的な「熱帯モンスーン気候」です。年間を通して温暖で、気温の変化はほとんどありません。
季節は大きく分けて「乾季」と「雨季」の2つに分かれます。このサイクルの理解が、快適に過ごすための鍵となります。
- 乾季(4月~10月頃)
晴天の日が多く、湿度が比較的低いため、カラッとして過ごしやすい時期です。観光のベストシーズンとされています。 - 雨季(11月~3月頃)
湿度が高く、蒸し暑い日が続きます。日本の梅雨のように一日中雨が降り続くことは少なく、午後に数時間激しいスコールが降るのが一般的です。
多くの隊員が活動するジャワ島などでは、一年を通して日本の真夏のような服装で過ごせます。雨季にはスコールに備えて、折りたたみ傘や濡れても良いサンダルが必須です。また、ショッピングモールや交通機関は冷房が効きすぎていることが多いため、どこへ行くにも薄手の羽織り物を一枚持っていくのが賢明です!
インドネシアの言語事情:英語は通じる?公用語と現地の言葉



インドネシアでは何語がメインなの?



英語はどの程度通用するの?
といった、インドネシアの言葉に関する疑問は多いはず。
インドネシアの公用語から現地で話される多様な言語まで、その実態を分かりやすく解説します。
これを読めば、インドネシアでのコミュニケーションのイメージがグッと具体的になるはずです!
インドネシアで使われている言語の種類|公用語はインドネシア語
インドネシアの公用語はインドネシア語です。しかし、驚くべきことに、インドネシアには700以上もの地方言語が存在すると言われています。
多くの国民は、家庭では地方言語を話し、学校や職場でインドネシア語を話すバイリンガルです。
- ジャワ語(最も話者が多い)
- スンダ語
- バリ語など多数
インドネシア語は、多様な民族をつなぐ共通語として、国の統一に非常に重要な役割を果たしています。協力隊員として活動する上では、まずはインドネシア語を学ぶことが、現地の人々とコミュニケーションをとるための第一歩となります。
豆知識ですが、インドネシア語で「こんにちは」は時間帯によって異なり、「Selamat Pagi(おはよう)」「Selamat Siang(こんにちは)」「Selamat Malam(こんばんは)」を使い分けます。
青年海外協力隊員は英語で活動できる?|現地での英語通用度



はい、限定的な場面では英語が通用します。
首都ジャカルタやバリ島などの主要な観光地、外資系ホテル、高級レストランでは英語が通じることが多いです。しかし、一般的にインドネシア人の英語力は日本と同程度か、それ以下と言われています。
青年海外協力隊の活動においても、配属先の同僚が英語を話せるとは限りません。特に地方での活動や、地域住民との交流では、インドネシア語が必須となります。
幸い、インドネシア語はアルファベットで表記され、文法も比較的シンプルなため、日本人にとって習得しやすい言語の一つです。
現地の言葉を学ぼうとする姿勢は、現地の人々から歓迎され、より深い信頼関係を築くための第一歩となるでしょう。


インドネシア派遣の職種と活動内容|青年海外協力隊の専門性を解説!


青年海外協力隊の派遣先として、独自の魅力を持つ国、インドネシア。
もしあなたが「インドネシアで国際協力に挑戦したい!」と考え始めたとき、きっとこんな具体的な疑問が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。



青年海外協力隊でインドネシアに行ってみたいけど、どんな活動ができるんだろう?



自分のスキルや経験が、現地で本当に役立つのか知りたいな…。
この記事を読み進めれば、インドネシアで実際にどのような職種があり、どんな専門性が求められているのかが具体的に分かります。
あなたがインドネシアで輝ける道を見つけるための、第一歩となる情報がきっとここにあるはず!
インドネシア派遣の現状:最新の隊員数と派遣実績データ(男女別・累計)
まずは、青年海外協力隊のインドネシアへの派遣実績(2025年3月31日現在)をご紹介します。
JICAの公式データによると、以下のような内容となっています。
派遣中隊員数: 38名(うち女性29名)
帰国隊員数 : 773名(うち女性 435名)
累計派遣隊員数: 811名(うち女性 464名)
※情報が古くなっている場合があります。最新情報はJICA海外協力隊-事業実績/派遣実績をご参照ください。
インドネシアで求められる専門性:人気の派遣職種と具体的な活動事例



インドネシアでは、どんな分野でボランティアが求められているの?



どんな職種で活躍できるんだろう?
そんな疑問にお答えします!
インドネシアで特に青年海外協力隊員の派遣が多い、主要な活動分野は以下の通りです。
- 障害者支援: 特別支援学校やリハビリセンターで、理学療法士、作業療法士、ソーシャルワーカーなどが、子どもたちの自立支援や社会参加をサポートします。
- 環境教育: ごみ問題が深刻な地域で、学校や地域コミュニティを対象に、環境問題への意識啓発や3R活動の推進を行います。
- 青少年活動: 孤児院や地域の学校で、子どもたちの情操教育(図工、音楽など)やスポーツ指導を通じて、健全な育成を支援します。
- 防災・災害対策: 地震や火山噴火などの自然災害が多いインドネシアで、学校やコミュニティでの防災教育や避難訓練の実施を支援します。
より具体的な活動内容や、過去に派遣された隊員の体験談に興味がある方は、JICA公式サイトの「世界日記」でインドネシアの活動レポートを読むことを強くお勧めします!


インドネシアでの生活基盤:協力隊員の住居とインフラ事情


青年海外協力隊に派遣された後のインドネシアでの活動を支える上で、まず気になるのが日々の暮らしの土台となる「住まい」と、電気や水といった「生活インフラ」ですよね。



安心して活動に打ち込むためにも、快適で安全な住環境と、安定したライフラインの確保が欠かせません。
ここからは、青年海外協力隊員が実際にどのような住居で生活し、現地のインフラとどのように向き合っているのか、そのリアルな実情を詳しくご紹介させていただきます!
インドネシアでの住まいはどうなる?協力隊員の住居事情



青年海外協力隊員の住居は、JICAが隊員の安全と健康を最優先に考えて手配します。
インドネシアでは、配属先によってホームステイ、またはアパートや一軒家(現地では「コス」と呼ばれる下宿タイプも多い)での生活が一般的です。
- ホームステイ
現地の家族と一緒に生活することで、インドネシアの文化やイスラム教の習慣、そして家庭料理を肌で感じることができます。 - アパート・コス
都市部ではアパートやコスでの生活が多くなります。多くはタイル張りの床で、ひんやりとしています。シャワーは、湯船がなく、壁から直接水が出る「マンディ」と呼ばれるタイプのこともあります。
いずれの住居も、基本的な生活を送る上で必要な設備は整っていますが、ヤモリ(チチャ)やアリは身近な同居人となります。
電気・水道・インターネットは?インドネシアのインフラ整備状況



また、インドネシアでの生活では、日本のインフラ環境との違いを実感する場面が多くあります。
- 電気
都市部では比較的安定していますが、地方では電圧が不安定だったり、スコールなどで停電が頻繁に発生します。多くの家庭ではプリペイド式の電気メーターが使われています。 - 水道
水道水は絶対に飲むことはできません。安全な飲み水を確保するために、ウォーターサーバー(ガロン)の利用が一般的です。 - インターネット
都市部では光回線も普及しつつありますが、地方ではまだまだADSLやモバイル回線が主流です。通信速度は日本に比べて遅く、不安定なことが多いです。多くの隊員は、SIMカードを購入し、スマートフォンのテザリング機能を活用しています。



インフラはまだまだ発展途上な部分もあるんですね。
インドネシアでの生活は、日本での当たり前が当たり前ではないことの連続です。こうした環境の違いを受け入れ、工夫しながら生活を楽しむ姿勢が大切になります。
そのために不可欠なのが、まさに「命綱」とも言える大容量モバイルバッテリーです。



私が使っているこれは、スマホを何回もフル充電できる大容量なのにコンパクトでおすすめです!
頻繁に起こる停電の中でも、スマートフォンの充電を気にせず使える安心感は絶大ですね。


インドネシア生活のリアル体験!物価・治安・服装から文化まで徹底解説


青年海外協力隊としてインドネシアでの活動を具体的に考え始めると、日々の生活に直結する「お金のこと」と、何よりも大切な「安全のこと」は、特に気になるポイントではないでしょうか。



インドネシアの物価って、どんな感じなんだろう?



日本とは違う文化や習慣がたくさんありそうだけど、どんなことに気をつければいいのかな?



治安は良いって聞くけど、実際の状況ってどうなの?



気をつけるべきことって何だろう…?
そんな疑問や不安が次々と浮かんでくるかもしれません。
このセクションではインドネシアの通貨「ルピア」の基本情報から、気になる物価水準、そして外務省の危険情報に基づいた最新の治安状況や具体的な安全対策まで、あなたがインドネシアで安心して、そして賢く生活するための必須情報を分かりやすく解説します。
インドネシアの通貨「ルピア(IDR)」の基本とリアルな物価事情
インドネシアの通貨は「ルピア(Rupiah)」で、略称は「IDR」や「Rp」です。
2025年9月現在のレートで、10,000 IDRあたり約96円となっており、桁が大きいのが特徴です。
※レートは常に変動するため、あくまで目安です。「0を2つ取って、少し安くする」と覚えると計算しやすいです。
物価は、日本と比較すると全体的に非常に安いです。ローカルな屋台(ワルン)での食事や交通費は驚くほど安価ですが、ショッピングモールのレストランや輸入品は日本と同等かそれ以上になることもあります。
| 水(600ml) | 約5,000 IDR(約50円) |
| ワルンのナシゴレン | 約20,000 IDR(約200円) |
| ローカルビールのビンタン(大瓶) | 約35,000 IDR(約350円) |
| バイクタクシー(近距離) | 約15,000 IDR(約150円) |
| 卵(10個) | 約25,000 IDR(約250円) |
※上記はあくまで一例です。JICAから支給される現地生活費で十分に生活は可能ですが、輸入品に頼りすぎず、地元の食材を活用するなど計画的な支出が求められます。
引用:Google
インドネシアの治安状況|外務省危険レベルと協力隊員の安全対策



インドネシアの治安は、親日的な国民性から比較的良好とされています。しかし、日本の治安レベルとは大きく異なることを常に意識する必要があります。
2025年9月現在、外務省の海外安全情報では、インドネシアの大部分に「レベル1:十分注意してください」が発出されています。 パプア州の一部などにはより厳しい「レベル2」や「レベル3」も出ていますが、協力隊の派遣地は安全が確保された地域に限られます。
スリや置き引き、バイクによるひったくり、タクシーのぼったくりなどの一般犯罪は日常的に発生しています。特に女性を狙った性犯罪も報告されているため、夜間の単独行動や肌の露出が多い服装は避けるべきです。
もちろん、JICAは隊員の安全を最優先に考えており、危険な地域に派遣することはありません。
外国人は裕福に見られやすく、犯罪の標的になりやすいことを自覚する必要があります。貴重品の管理を徹底し、知らない人からの誘いには安易に乗らないようにしましょう。
※情報が古い場合があるため「インドネシアの外務省の海外安全情報」より最新情報を確認してください。
夜間の一人歩きを避ける、華美な服装や装飾品を身につけない、貴重品は分散して管理するなど、JICAから指示される安全対策を徹底することが、自身の身を守る上で最も重要です。
引用:外務省の海外安全情報
引用:インドネシア安全対策基礎データ
インドネシア生活での服装ガイド|普段着の選び方と民族衣装の魅力



服装に関する疑問は、派遣前の準備においてとても大切なポイントになりますよね。
日常生活を快適に過ごすための実用的な普段着選びのコツから、インドネシアの文化が感じられる民族衣装「バティック」、そして協力隊員として知っておきたい服装マナーまで、あなたのインドネシア生活をより豊かに、そしてスムーズにするための服装情報を網羅的にガイドします!
まずは、日々の活動や生活シーンに合わせた、具体的な服装選びのポイントから詳しく見ていきましょう。
シーン別・インドネシアでの最適服装ガイド|普段着から活動時まで徹底解説
一年を通して常夏のインドネシアでの服装は、通気性の良さと、イスラム文化への配慮がポイントです。
- 基本は日本の真夏の服装
Tシャツ、ポロシャツ、風通しの良いワンピースなど、涼しく過ごせる服装が基本です。汗をかきやすいため、速乾性のある素材や着替えを多めに持っていくと良いでしょう。 - 冷房対策の羽織り物は必須
ショッピングモールやレストラン、交通機関は冷房が非常に強く効いているため、カーディガンやパーカーなどの薄手の羽織り物は常に携帯しましょう。 - 宗教施設や配属先での配慮
国民の多くがイスラム教徒です。モスクや配属先を訪問する際は、肌の露出(ショートパンツ、ノースリーブ、ミニスカートなど)は避けるのがマナーです。長ズボンやロングスカート、袖のあるシャツを着用しましょう。 - 日差しと雨対策
日差しが非常に強いため、帽子、サングラス、日焼け止めは必須です。雨季にはスコールが頻繁に発生するため、折りたたみ傘や濡れても良いサンダルがあると便利です。



涼しさと文化への配慮、両方が大切なんですね!
伝統が息づくインドネシアの誇り!民族衣装「バティック」
インドネシアを象徴する民族衣装が「バティック」です。ろうけつ染めという技法で描かれた美しい模様が特徴で、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。
バティックは、カジュアルなシャツから、結婚式などで着用する正装まで、様々な場面で着用されます。特に金曜日は「バティックの日」とされ、多くの人が職場にバティックを着ていきます。



協力隊員も、配属先での活動や式典に参加する際に、バティックシャツを着用するのが一般的です。現地で自分だけの一枚を仕立てるのも、素晴らしい文化体験になりますよ。
インドネシア文化に触れる:習慣・マナーで気をつけること
いざインドネシアへ!活動への期待に胸を膨らませる一方で、「現地の文化や習慣に馴染めるかな?」「知らずに失礼なことをしてしまったらどうしよう…」といった不安も少しあるかもしれません。
異文化の中でスムーズに生活し、現地の人々と良好な関係を築くためには、インドネシアならではの生活習慣や、大切にされているマナーを事前に理解しておくことが非常に重要です。



インドネシアでは、どんなことに気をつければいいんだろう?日本とは全然違うのかな?



イスラム教の国だから、特別なルールがあるのかな?



もしかして、日本人の感覚だと『えっ?』と思うような習慣もあるのかな…?
インドネシアには、私たちが知っておくべきユニークで大切な文化や習慣がたくさんあります。
ここでは、そんなあなたの疑問や不安を解消し、インドネシアの人々とのコミュニケーションを円滑にするための具体的なポイントを詳しく解説します。
現地での生活をより豊かに、そしてトラブルを避けるために役立つ「インドネシア文化の心得」を一緒に学びましょう!
インドネシアで守るべき基本的なマナー|日常生活での注意点
- イスラム教への敬意
国民の約90%がイスラム教徒です。ラマダン(断食月)中の日中は、イスラム教徒の前での飲食や喫煙は避けましょう。1日5回のお祈りの時間も尊重します。 - 左手は不浄
食事をする時、握手をする時、物を渡す時は必ず右手を使うようにしましょう。左手はトイレで使う不浄な手とされています。 - 頭は神聖な場所
人の頭、特に子どもの頭をむやみになでないようにしましょう。頭には精霊が宿ると考えられています。 - NGジェスチャー
人を指さす行為は失礼にあたります。何かを示す時は、親指を使うのが一般的です。また、腰に手を当てるポーズは「怒り」や「挑戦」の合図と見なされるため避けましょう。



イスラム文化への理解と配慮が、信頼関係を築く上で最も重要ですね。
「ゴムの時間(Jam Karet)」
インドネシアには、「ジャム・カレット(ゴムの時間)」という言葉があります。これは、約束の時間がゴムのように伸び縮みするという意味で、時間にルーズな国民性を表しています。
友人同士の約束などでは、30分~1時間程度の遅刻は日常茶飯事です。ビジネスの場では改善されつつありますが、この大らかな時間感覚に慣れることも、現地でストレスを溜めないコツの一つです。
協力隊員として活動する上では、日本の時間感覚を押し付けるのではなく、相手の文化を理解し、忍耐強く物事を進める姿勢が大切になります。


インドネシアの食文化を味わう!代表的な料理と食事のポイント


インドネシアでの生活において、大きな楽しみの一つであり、また文化を深く理解する上で欠かせないのが「食」ですよね。



インドネシアの人たちは普段どんなものを食べているんだろう?



ナシゴレン以外にも美味しいものはあるの?辛いのかな…?



イスラム教の国だから、食べられないものはあるの?
そんな風に現地での食事について、期待と少しのドキドキが入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、あなたのインドネシアでの食生活を豊かにし、現地の人々とのコミュニケーションを深めるためのヒントが満載です
代表的な主食や料理はもちろん、独特の食文化まで、インドネシアの食の世界を一緒に探求していきましょう!
インドネシアの基本料理と主食|ナシゴレン・ミーゴレン・サテを解説
インドネシアの食事は、米(ナシ)を主食とし、様々なおかずと一緒に食べるのが基本スタイルです。
- ナシゴレン (Nasi Goreng)
インドネシア風チャーハン。甘辛いケチャップマニスと、サンバルというチリソースで味付けするのが特徴。目玉焼き(テロール)を乗せるのが定番です。 - ミーゴレン (Mie Goreng)
インドネシア風焼きそば。ナシゴレンと同様の味付けで、麺の種類も様々。インスタント麺も国民食として絶大な人気を誇ります。 - サテ (Sate)
鶏肉(アヤム)やヤギ肉(カンビン)などを串に刺して炭火で焼き、甘いピーナッツソースをかけたインドネシア風焼き鳥。屋台の定番メニューです。



ナシゴレンは、お店や家庭によって味が全然違うんです!自分のお気に入りを見つけるのも楽しいですよ!
インドネシアの食文化|ハラールとサンバル
イスラム教の国であるため、食事はすべてハラール(イスラムの教えで許されたもの)が基本です。豚肉を使った料理はほとんどなく、アルコールを提供する店も限られています。
インドネシア料理を語る上で欠かせないのが「サンバル」。唐辛子や玉ねぎ、トマトなどをすり潰して作るチリソースで、食卓には必ずと言っていいほど置かれています。このサンバルの辛さと旨味が、インドネシア料理の味の決め手です。



サンバルは種類が豊富!辛いけど、これがないと物足りなくなります!
インドネシアの飲み物文化|甘いお茶とコピ
インドネシアで最も親しまれている飲み物が「テ・マニス」です。紅茶にたっぷりの砂糖を入れた、非常に甘いアイスティーまたはホットティーで、食事の定番ドリンクです。
また、インドネシアは世界有数のコーヒー(コピ)の産地でもあります。コーヒーの粉末と砂糖をカップに入れ、お湯を注いで上澄みだけを飲む「コピ・トゥブルック」という伝統的な飲み方が広く親しまれています。
協力隊員として活動する中で、家庭や職場を訪問すると必ずと言っていいほどテ・マニスが振る舞われます。これは歓迎の印です。勧められた甘いお茶をいただくことが、円滑な人間関係を築くための大切な一歩となります。



ジャスミンティーベースのテ・ボトルも美味しい!暑い日の水分補給に最高です!


先輩隊員の声:インドネシアでのリアルな体験談





実際にインドネシアで活動した先輩隊員は、どんな壁にぶつかり、何を感じ、どう乗り越えていったのでしょうか?
今回は、そんな環境の中でも、現地の人々と向き合い、奮闘した先輩隊員たちの「生の声」を、JICA海外協力隊の公式レポート「世界日記」からご紹介します。
Aさん(環境教育)は、赴任当初、約束の時間に人が集まらない「ゴムの時間」の文化に苛立ちを感じていたそうです。しかし、活動を続けるうちに、それは人々がお互いを急かさず、その場の状況を尊重する優しさでもあると気づいたと語ります。「時間通りに進めることだけが正解ではない。インドネシアの人々の『焦らない』姿勢が、結果的に多くの人を巻き込み、活動を成功に導いてくれました。」
Bさん(障害者支援)は、イスラム教徒の同僚たちがラマダン(断食)に入る時期、一人だけ飲食することに罪悪感を抱いていたそうです。しかし、同僚たちは「あなたはムスリムじゃないから気にしないで」と笑顔で声をかけてくれ、日没後の食事(ブカ・プアサ)には「一緒に食べよう!」といつも誘ってくれたことに感動。「断食を通じて彼らの信仰の深さに触れ、食事を分かち合うことで、ただの同僚ではなく、本当の仲間になれた気がしました」と振り返っています。
参照情報:JICA海外協力隊 インドネシア「世界日記」
※上記体験談は、ウェブサイトに掲載されている多数の隊員の活動報告や生活の様子を参考に、リアルなエピソードとして再構成したものです。



最初は壁があっても、文化を尊重し、誠実に向き合うことで信頼関係が築けるんですね。
だからこそ見える景色もあるんだそうです!


青年海外協力隊インドネシア:応募プロセスと帰国後のキャリアパス


「青年海外協力隊としてインドネシアで活動したい!」
その熱い想いを実現するための第一歩から、貴重な経験を積んだ後の未来まで、あなたはどんな道のりを想像していますか?
応募条件や選考プロセスといった「挑戦への入口」はもちろんのこと、インドネシアでの活動を終えた後の「キャリアや人生への活かし方」も、きっと気になる大切なポイントですよね。
ここからは、あなたがインドネシアへの挑戦を具体的にイメージし、さらにその先の未来まで見据えられるよう、応募から派遣までの流れ、そして帰国後のキャリア形成に至るまで、青年海外協力隊インドネシア派遣の「始まりから未来まで」をご紹介します。
インドネシア派遣への第一歩:応募から選考、派遣まで
インドネシアへの扉を開くための具体的なステップは、実はかなり長い道のりです。
応募プロセスの中で、それぞれの段階でどのような準備が必要なのか、気になる方も多いかと思います。



インドネシア派遣に応募したいけど、何から始めればいいの?選考ってやっぱり厳しいのかな?



派遣までのスケジュールを具体的に知りたい!
そんなあなたの疑問を解決するべく、わかりやすい図でご紹介します。
青年海外協力隊の応募プロセスはざっくりとこんな感じです!
年2回(春募集・秋募集)のタイミングでJICA海外協力隊のウェブサイトから応募します。
職務経歴や語学力などを基にした書類選考と、人物面や技術力を評価する面接が行われます。
2次選考から約2ヶ月後に合否が通知されます。合格者は候補者となります。
語学訓練(主にインドネシア語)や国際協力、安全対策など、派遣に必要な知識とスキルを身につける合宿形式の訓練です。
訓練修了後、いよいよインドネシアへ出発。約2年間のボランティア活動が始まります。
- 職務経歴書では「なぜインドネシアか?」を明確に
数ある派遣国の中でも、なぜインドネシアで活動したいのか。インドネシアの開発課題(例:環境問題、障害者支援など)と自分のスキル・経験がどう結びつくのかを具体的に記述しましょう。 - 面接では「多様性への適応力」を具体的に
インドネシアは多民族・多言語・多宗教国家です。面接では、自分とは異なる価値観や習慣を持つ人々と、どのように信頼関係を築き、協力して課題を乗り越えていけるのか、あなたの「人間力」と「コミュニケーション能力」が問われます。
引用:JICAインドネシア
より詳しい応募条件、選考対策、そして派遣までの全貌を徹底解説した完全ガイドをご用意しました。
もっと詳しく知りたい方は以下リンクをぜひ読んでください!





合わせて2025年秋募集の要項や詳細を公式サイトから確認して見ましょう!
また、私はこの本を読んで青年海外協力隊に応募するための勉強をしています。
青年海外協力隊とは何なのか、実際に「コミュニティ開発隊員でフィリピンへ」「日本語教育隊員でドミニカ共和国へ」「看護師隊員でブルキナファソへ」派遣された方々の貴重な経験談など、知りたいすべてが盛り込まれています!
インドネシアでの経験を未来へ:帰国後のキャリアと人生設計
インドネシアでの活動を終えた後の自分、想像できますか?



協力隊経験者の人たちって、どんな道に進んでいるの?就職に有利だったりする?



無事に派遣されたとして、その経験って帰国後どう活かせるんだろう?



協力隊の経験って、具体的にどんな仕事に繋がるの?
インドネシアでの貴重な2年間を終えた後、そんな風に将来について考えるのは当然のことですよね。
帰ってきた私たちは、国際協力の最前線で培った実践的なスキル、多様な価値観を受け入れる異文化理解力、そして数々の課題をクリアしてきた問題解決能力という、大きな成長を手にしているはずです。
ここでは、インドネシアでの経験を輝かしい未来へと繋げるための方法を一緒に探すべく、青年海外協力隊に派遣された方々の今をご紹介します!
私が出会った!青年海外協力隊に派遣された方々の今
私は高校2年生の頃からずっと青年海外協力隊で国際協力をしたくて、とにかくいろんな情報を集めてきました。
そんな中で私が出会った、帰国後の青年海外協力隊の方々の現在をご紹介します。
Aさんはタンザニアに「コミュニティ開発」で派遣後、帰国してからは地元のJICAデスクで2年働き、その後アフリカの農家で起業をしました。



現在はクラウドファンディングも行って日本とアフリカの架け橋になっています!
地元のJICAデスクはたまたま後任がいなかったようですが、代々派遣後の隊員が2年の任期で行なっているそうです。
Bさんはコロンビアに『青少年教育』で派遣後、地元の大手商社に転職しました。
面接では、予測不能な環境で現地の人々と粘り強く交渉し、プロジェクトを成功させた経験が高く評価されたそうです。



キャリアアップもできて、スペイン語も習得して帰国できていて本当に理想的な進路ですね!
私が学んできたスペイン語と同じ言語圏に派遣されていたこともあり、たまにスペイン語で会話をしてくださいました!
Cさんは理系の会社で開発をしていましたが、マラウィ帰国後に地元の古民家を譲り受け、地域活性化にもつながるプロジェクトを行っています。



私が大学生の頃はよくボランティアに参加させていただき、一緒に茅葺き屋根を修復したり、水車を作ったりしました。
ずっと青年海外協力隊に行くことを目指してきましたが「現地で何のために派遣されたいのか」と問いかけてくれた彼のおかげで進路を決められました!
こんな感じに、私が知っている青年海外協力隊に派遣されていた方々は、世界をもっと良くできる、エネルギッシュで活動家の方が多かったです。
まだまだ多くの隊員たちの進路を聞いてきましたので、より詳しく青年海外協力隊派遣後のステップや就職の強みなどを知りたい方はこちらのブログをご参考ください!


まとめ:青年海外協力隊インドネシア派遣はあなたの人生を変える挑戦


ここまであなたが青年海外協力隊でインドネシアに派遣された際に、知っておきたい情報についてご紹介させていただきました。
今回のブログでは以下の内容がわかりましたね!
- 青年海外協力隊のインドネシア派遣の基本情報
- 青年海外協力隊インドネシア派遣の職種と活動内容
- インドネシアでの生活を徹底シミュレーション!住居・食事・お金・安全について
- 青年海外協力隊インドネシア:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
生活する上で守るべきマナーや注意点が結構あったので、しっかり覚えて行った方が良さそうでしたね。特に、イスラム文化への敬意や、現地の人々の大らかな時間感覚(ジャム・カレット)を受け入れる姿勢が大切です。
あなたの挑戦をここから始めよう!
インドネシアへの熱い想いが少しでも具体的になったなら、次はいよいよ行動に移す時です。
まずはJICAの公式サイトで最新の募集要項をチェックし、より詳しい応募のステップは以下の記事で完璧にマスターしましょう!





ここまで読んでいただきありがとうございます。



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