青年海外協力隊の派遣国

【インドネシアってどんな国?生活は?】言語、気候や位置、衣服、食事、住居などの基本情報

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はるカタルーニャです。本日は「東南アジアのカントリーカフェ」となっております!

ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)

早速ですが、今回はもし青年海外協力隊の派遣先が「インドネシア」だった時に必要になるであろう基本情報と、普通にインドネシアへの旅行や出張の際に役立つ歴史や文化についてまとめていきます!

 

【基本情報】インドネシアってどんな国?

そんな疑問を解消するべくざっくりとまとめてみました。

 

・首都 ジャカルタ(人口1,056万人:2020年、インドネシア政府統計)

・通貨 ルピア

・時差 2時間日本より遅れている
※サマータイム

・言語 インドネシア語

・電圧 220V、50Hz

・コンセント タイプCが一般的

・面積 約192万平方キロメートル(日本の約5倍)

・気候 熱帯性気候

・経路  成田空港や羽田空港、そして関西国際空港からの直行便あり(コロナ前)で、所要時間は約7時間から

・祝日 8月17日(独立記念日)

・産業 製造業(19.8%)、商業・ホテル・飲食業(15.4%)、農林水産業(13.7%)、建設(10.7%)、運輸・通信(8.9%)、鉱業(6.4%)、金融・保険(4.5%)、行政サービス・軍事・社会保障(3.7%)

・挨拶 Selamat pagi(スラマット パギ)=おはようございます、siang(シアン)=こんにちは、malam(マラム)=こんばんは、Terima kasih(トゥリマ カシ)=ありがとう、Maaf(マーフ)=すみません、Ya(ヤ)=はい、Tidak(ティダ)=いいえ

 

言語

インドネシアの言語についてご紹介します。

「何語を使っているの?」「英語は使えるの?」など、インドネシアの言語について疑問を抱えている人は参考にしてみてください。

 

何語を使っているの?

インドネシアでは以下の言語が主に使われています。

  • インドネシア語
  • ジャワ語
  • スンダ語
  • マレー語
  • マドゥラ語
  • ミナンカバウ語
  • バンジャル語
  • ブギス語
  • バリ語
  • バタク語
  • ササク語
  • アチェ語
  • ベタウィ語
  • マカッサル語

公用語は「インドネシア語」で、国語にもなっていますが、日常的にインドネシア語を使う人は3,000万人程度と、人口比にすると意外に少なくなっています。

その理由としては、インドネシアには他にも地方言語として「 ジャワ語」「スンダ語」「マレー語」「マドゥラ語」「ミナンカバウ語」「バンジャル語」「ブギス語」「バリ語」「バタク語」「ササク語」「アチェ語」「ベタウィ語」「マカッサル語」など、語彙も文法規則も異なる583以上の言語が存在しているということが挙げられます。

しかし第二言語としてインドネシア語を勉強するため、少なからず話せる人は多いようです。

 

ちなみにインドネシアの国名の正式名称は、インドネシア語で「Republik Indonesia(レプブリク インドネシア)」と書き、インドネシア(Indonesia)のネシア(nesia)は諸島を意味する接尾辞で、ギリシャ語で島を意味するネソス (nesos) の複数形ネシオイ (nesioi) に由来しています。

 

英語は使えるの?

インドネシアの英語力は日本の英語力と大して変わらいそうなので、話せる人は話せるし、話せない人はとことん話せません。

しかし、主要都市や観光客向けの施設では英語が通じることも多く、観光する際にはあまり困らないかもしれませんが、青年海外協力隊として派遣される場所は千穂になる可能性もあるため、インドネシア語、もしくはその地で話されている言語を勉強してから行ったほうがよさそうです。

また都市部で英語が通じるといっても、「V」の発音が「F」のようになってしまったり、「E」を「U」と発音してしまったりするなど、少なからずクセがあるため注意が必要です。

 

気候・位置

「インドネシア共和国」通称インドネシアは、東南アジア南部に位置する立憲君主制国家で、世界で最も島を持つ国として知られています。

その数なんと1万3,466とかなり多く、インドネシアの領土はは東西に5,110kmあり非常に長く連なっています。

インドネシアはまた、火山大国とも知られており、活火山の数だけでも約129と多く、火山噴火によって過去300年間に15万人の死者を出しており、古くから住民を脅かす存在でもあります。

 

火山が多いところには地震も多く、インドネシアでも2004年のスマトラ島沖地震や2006年のジャワ島中部地震では甚大な被害がでました。

インドネシアの最高峰はスマトラ島の「クリンチ火山」で、高さは3805mと富士山よりも高くなっています。

続いて気候に関して、インドネシアは赤道直下に位置し「熱帯性気候」となっています。

 

雨季と乾季にわけられ、11月〜3月は雨季で地域によって気温が異なり、ジャカルタの平均最高気温は約28~39度、平均最低気温は約23度で、バリの平均最高気温は約30度、平均最低気温は26度となっています。

一方4月〜10月は乾季となり、ジャカルタの平均最高気温は約31〜32度、平均最低気温は約23〜24度で、バリの平均最高気温は約28〜31度、平均最低気温は24度〜26度と雨季、乾季ともに温かい気温となっています。

また雨季といっても日本の梅雨のように雨がずっと降り続けるわけではなく、おおむね午後になると雨が急に降り出して、1~2時間ほどですぐにやみます。

 

そういった「スコール」が毎日降るような感じで、湿度の高い日が続きます。

 

衣服

では東南アジアの国、インドネシアにはどのような民族衣装があるのでしょうか。

インドネシアの民族衣装には、「バティック」と呼ばれる服があります。

バティックは独特な柄のシャツで、蝋を使ったろうけつ染めという技法で染められ、柄や色など地域によってさまざまで種類も豊富です。

 

チレボンという地域では「メガムンドゥン バティック」というのが有名で、雲が大きく入ったような模様をしています。

「トゥジュ ルパ ペカロンガン バティック」はペカロンガン地区で代表的なバティックで、植物が特徴的な色で塗られた柄をしています。

「パランルサックバティック」は一般的に着られている柄で、手芸品などにも用いられることが多くなっています。

 

最後に「クラトンバティック」と呼ばれるバティックについて、これに使われている柄はかつて宮殿などで使われていたと言われています。

また「ケバヤ」と呼ばれる民族衣装もあり、これはブラウスとワンピースを組み合わせたような形で、東南アジアの国々の伝統的な女性の衣服となっています。

結婚式や空港の女性乗務員の制服にもなっており、インドネシアに行ったらお土産としてぜひ一着は欲しいですね。

 

では、私たちがインドネシアに行ったときはどのような服を着れば良いのでしょうか?

インドネシアは1年を通して日本の夏のような気候となっていましたね。

そのため、インドネシアでの服装は日本の夏に切るような服装で大丈夫かと思われます。

 

しかしながら雨季にはスコールが降るため雨具は必須で、濡れてもいい靴やカッパなどがあると便利です。

ホテルやレストランなどではかなり冷房が効いているため温度差が激しくなっていますので、ストールや羽織物などがあると安心です。

また宗教と関連する場所に観光に行く際に、肌を露出しすぎている服を着ていると入場を断られてしまう場合もありますので注意が必要です。

 

日差しが強いため紫外線対策も必須で、日焼け止めや日傘、帽子なども持っていきましょう。

食事の前に手を洗う設備がなかったり不衛生だったりする場合もありますので、手指消毒ジェルやウエットティッシュも合ったら便利かもしれません。

 

代表的な食事

続いて、インドネシアでの食事について、インドネシアで有名な主食は「コメ」です。

なんとインドネシアは米の消費大国で、平均して毎年一人当たり200kg以上のコメを消費しています。

インドネシアのコメ料理といえば「ナシゴレン」と呼ばれる焼飯が代表的ですが、他にも「ブブール」と呼ばれる粥にしたものや、「ビーフン」と呼ばれる米麺にしたもの、「ロントン」と呼ばれるちまき料理などレパートリーが豊富です。

 

また一般的には日本と同じようにごはんとおかず形式で、おかずには魚介類や豆腐を揚げたり炒めたりしたものがよく食べられています。

インドネシアの料理は多民族の文化が反映されており、バリ料理やジャワ料理、スンダ料理やマカッサル料理、マナド料理やパダン料理、そしてバタク料理などの各民族の料理の影響がみられます。

 

民族などの食事

では青年海外協力隊で首都から遠く離れた地域や民族の料理を食べるとしたら、どんな料理が出てくるのでしょうか!

先ほども紹介しましたが、インドネシアの料理といえば「ナシゴレン」というインドネシア風の焼飯で、「ナシ」はご飯を、「ゴレン」は炒めるという意味があります。

本場インドネシアでは味付けに「サンバル」と呼ばれるチリソースや「ケチャップマニス」と呼ばれる醤油がベースの甘めのタレなどが用いられ、具材には唐辛子や鶏肉、エビやなどが使われます。

 

場所によっては「クルプック」と呼ばれる揚げせんべいがつくこともあるそうです。

「ミーゴレン」はインドネシア定番のローカルフードで、インドネシア語で「ミー」は麺、「ゴレン」は炒めるを意味し、その名の通りインドネシア風の焼そばです。

こちらも「ケチャップマニス」などの調味料が使われており、スパイシーで深い味わいを楽しむことができます。

 

麵には味がついているものもあり、鶏肉やもやし、きゅうりの細切りなどが盛り付けられた豪華なものまであります。

「ミーアヤム」もインドネシアで有名な麺料理で、「アヤム」は鶏という意味があり、鶏肉や青野菜がたっぷり入った鶏ガラベースの料理で、醤油などで味付けがされています。

最後はインドネシアのデザートについて、熱帯に属するインドネシアはとても暑いため「エス・チャンプル」と呼ばれるかき氷がよく食べられます。

 

「エス」は氷、「チャンプル」は「ごちゃまぜ」の意味を持ち、トッピングにはフルーツやゼリーに加えてタピオカなども乗っているため、とても豪華です。

シロップもたくさんかかっており、甘くておいしい食べごたえのあるスイーツとなっています。

 

住居

続いてインドネシアでの住居についてですが、青年海外協力隊で派遣される場合、シェアハウスなり家なり、住む場所を与えてもらえる国が多いようです。

ですのであまり必要のない情報かもしれませんが、インドネシアでの住居について、いくらくらいで済めるのか、またホテルについても載せていきたいと思います。

派遣終了中もしくは後にインドネシア旅できるかもしれないので!

 

やっぱり場所によって金額は変わるようです。

地方は比較的安いですが、首都はあまり安くない印象です。

 

格安ホテルもあるみたいですが、値段はピンキリ。観光地化している地域ではやはり他の地域と比べると高くなる傾向にあるようです。

インドネシアは年間を通して30度前後と暑く雨季と乾季がある気候なため、建築物には快適に暮らす工夫がされています。

インドネシアの伝統的な家の多くは、高床式住居で天井も高くなっています。

 

またインドネシアの全世帯の半数以上である約54%の世帯がタイル張りの床の家に住んでいます。

 

物価と治安

インドネシアの通貨は「ルピア」です。

1ルピア→0.0079円(2022/1/22)で、過去5年の変動0.000080円~0.0086円となっているため、かなり変動がるようですが、0.000080という数字は2021年10月17日のみで、その他の日程では低くても0.0069程度でしたのであまり変動はないかもしれません。

物価についてですが、以下のようになっています。

  • ローカル屋台、1食 約10,000~30,000ルピア=約87~262円
  • レストラン、1食 約40,000~90,000ルピア=約349~786円
  • 日本食(ランチ)、1食 約80,000~150,000ルピア=約698~1310円
  • 日本食(ディナー) 約300,000~700,000ルピア=約2631~6140円
  • ミネラルウォーター、600ミリリットル 約4,500ルピア=約39円
  • 卵、10個 約5,000ルピア=約40円
  • 牛乳、1リットル 約20,000ルピア=約160円
  • ビール(コンビニ)、1缶 約12,000ルピア=約96円
  • ワイン、750ミリリットル 約300,000ルピア=約2,400円
  • タバコ、1箱 約15,000ルピア=約120円

このように、インドネシアの物価は日本と比べ安くなっています。

しかしながらインドネシアは年々約10%物価が上がっていることもあり、全てが日本より安くなっているわけではありません。

また輸入品やブランド物などは日本と同等、もしくは高くなることもありますので気を付けてください。

 

続いて治安についてですが、インドネシアの治安はそこまで良くありません。

外務省海外安全ホームページより、インドネシアは全体的に危険度レベル1に指定されており、ポソ県、パプア州の二箇所は危険度レベル2ともっています。

スリや置き引きといった観光客を狙った犯罪も多いため、十分注意して行動しましょう。

 

文化的特徴

青年海外協力隊としてインドネシアに行くとしたら、現地で適応するためにもマナーや文化について知っていった方が現地民と仲良くなれそうですよね!

ですのでインドネシアで生活するうえで大切になりそうなマナーや文化について載せていこうと思います。

インドネシアの挨拶は、一般的にゆっくりと丁寧に行われます。

 

約10~12秒ほど握手するのが一般的なため、紹介したり握手したりすると失礼に当たることもありますので注意が必要です。

挨拶する際にはお辞儀をし、目線をさげて笑顔でゆっくり握手をしましょう。

また頭は魂の宿る場所と考えられていますので、子供などでも頭をなでる行為は控えましょう。

 

インドなどでも有名ですがインドネシアでも左手は不浄の手とされているため、物の受け取りやご飯を食べる際には左手を使わないようにしましょう。

最後に、手をズボンのおしりの部分にあてて、腕を曲げて立つ姿勢は「怒り」を表す攻撃的な合図として受け取られますので、やらないようにしましょう。

 

まとめ

ここまで自分が海外協力隊で派遣された場合、知っておきたい情報についてまとめてきました。

インドネシアでここまでたくさんお米が食べられているとは思いませんでした。

暑い気候ですが、そんな中で食べる冷たいかき氷はとてもおいしそうですね。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!

¡Hasta luego, adiós!  また会いましょう!

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