
¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルニャです。



本日は「中東のカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます。
今回は、青年海外協力隊の派遣国の中でも、古代遺跡と近代都市が共存する【ヨルダン】に焦点を当て、応募のステップから現地のリアルな生活情報(活動内容、住居、食事、気になる治安や文化)、さらには帰国後のキャリアパスまで、ヨルダン派遣に向けて知っておくべき全てを網羅的にお届けします。
- 青年海外協力隊の「ヨルダン派遣」に興味があり、応募を検討している方
- JICA海外協力隊の選考に向けて、ヨルダンの具体的な活動内容や生活情報を知りたい方
- ヨルダン派遣が内定し、渡航前の準備(持ち物、手続き、文化理解など)を進めたい方
- 国際協力やボランティア活動に関心があり、ヨルダンという国について深く学びたい方
- 将来的に中東(特にヨルダン)への旅行や滞在を考えており、現地のリアルな情報を収集したい方



ヨルダンってどんな国なんだろう?



青年海外協力隊員としてどんな活動ができるの?



実際に派遣が決まったら、何から準備すればいいの…?
期待と同時にたくさんの疑問や不安を抱えて情報収集をされている方も多いと思います。
実はこのブログを書いている私も、いつか青年海外協力隊員として世界に貢献したいと夢見て、あなたと同じように日々情報を集めている仲間の一人です。
だからこそ、未来の隊員であるあなたが本当に知りたい情報を、同じ目線で徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
- ヨルダンという国の魅力と基本情報(歴史、文化、言語、気候など)
- 青年海外協力隊員としての具体的な活動内容や求められるスキル
- 現地でのリアルな生活(住居、食事、物価まで網羅!)
- 応募から派遣までの具体的な流れと準備(選考対策のヒントも!)
- 安心して活動するための治安情報と安全対策
この記事は、青年海外協力隊のヨルダン派遣を目指すあなたの「知りたい!」に応えるだけでなく、ヨルダンという国そのものに興味がある方、あるいは将来的な渡航を考えている方にとっても、現地の歴史や文化を深く知れる素晴らしい機会になるはずです。
ぜひ最後までじっくりお読みいただき、あなたの疑問や不安を解消してください!


ヨルダン派遣の基本情報:概要・特徴・言語を徹底解説!


青年海外協力隊としてヨルダンでの活動に臨むにあたり、まず最初にしっかりと押さえておきたいのが、「ヨルダン・ハシェミット王国とは、一体どんな国なのか?」という基本的な情報ですよね。



中東にあるって聞いたけど、具体的にどこ?
周りの国は情勢が不安定だけど大丈夫なの?



砂漠のイメージだけど、雪も降るって本当?
季節による寒暖差は激しいんだろうか?



英語は通じるの?
やっぱりアラビア語が話せないとダメかな。
そんな疑問や不安を持っている人が多いはず。
ここでは、青年海外協力隊員として押さえておきたいヨルダンの基本情報から、変化に富んだ気候、コミュニケーションの鍵となる言語、そして心に触れる文化や習慣まで、徹底的にご紹介します!
ヨルダンを深く理解し、現地での毎日をより豊かに、そして安心して過ごせるようになるための知識を、分かりやすく丁寧にお伝えしますのでご覧ください!
ヨルダン・ハシェミット王国ってどんな国?まず知りたい基礎知識まとめ
ヨルダンの首都、言語、通貨、時差、気候、電圧、日本からのアクセス方法など、知っておきたい基本情報を分かりやすくまとめました。
国(首都) | ヨルダン・ハシェミット王国(アンマン) |
---|---|
言語 | アラビア語(公用語)、英語も広く通用 |
通貨 | ヨルダン・ディナール(JOD)。1 JOD = 約220円(2025年9月現在) |
時差(サマータイム) | 日本より6時間遅れ。サマータイムは2022年に廃止。 |
気候 | 砂漠気候、ステップ気候、地中海性気候が混在 |
電圧 | 230ボルト / 50ヘルツ |
コンセント | C, F, Gタイプなどが混在。変換プラグが必須。 |
面積 | 約8.9万平方キロメートル(日本の約4分の1) |
産業 | リン鉱石、カリ肥料、観光業、サービス業など。 |
直行便(2025年9月現在) | なし。 |
日本からの行き方 | 中東の主要都市(ドバイ、ドーハ、イスタンブールなど)を経由するのが一般的。総移動時間は乗り継ぎ含め約17~19時間。 |
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ヨルダンの面積は?日本の約4分の1
さて、青年海外協力隊の派遣国『ヨルダン』ですが、その広さは一体どのくらいなのでしょうか?
ヨルダンの面積は 約8.9万平方キロメートル。と言っても、数字だけではピンと来ないかもしれませんが、日本と比較してみると…



実は、日本の国土の約4分の1ほどの広さ!北海道と少しだけ大きいぐらいです。



その中に多様な自然と歴史が詰まっているんです!
隣国は?シリアやサウジアラビアなど
また、中東に位置するヨルダン。
この国がどのような地理的環境にあり、それが文化や経済にどんな影響を与えているのか、その輪郭もGoogleマップで見ていきましょう。
ヨルダンは、北にシリア、東にイラクとサウジアラビア、西にイスラエルとパレスチナ暫定自治区と国境を接しています。
「中東の優等生」とも呼ばれ、周辺地域の安定の要としての役割を担ってきました。



ヨルダンの周りには様々な国があるんですね。



ペトラ遺跡が有名ですが、死海や砂漠の自然も魅力なんです!
このように、多様な隣国に囲まれた地理的な特徴は、ヨルダンの豊かな文化を育む土壌となってきました。
そして、その文化をより深く理解する上で欠かせないのが、『気候』と人々のコミュニケーションを支える『言葉』です。
それでは、ヨルダンの日々の気候と、普段の生活で人々がどのような言語を使い、心を通わせているのか、その興味深い『気候・言語事情』を一緒にみていきましょう!
ヨルダンの気候を徹底解説!年間を通じた特徴と季節ごとの注意点



ヨルダンの気候は、地域によって大きく異なり、国土の大部分を占める東部は「砂漠気候」、首都アンマンなど西部山岳地帯は「地中海性気候」の特徴を持ちます。
日本と同じように四季があり、特に昼夜の寒暖差が大きいのが特徴です。
季節は大きく夏季と冬季に分かれ、それぞれに備えた服装の準備が快適な生活の鍵となります。
- 夏季(5月~10月頃)
乾季にあたり、雨はほとんど降らず、日中は30℃を超え、時には40℃以上になることもあります。湿度が低くカラッとしていますが、日差しは非常に強いです。 - 冬季(11月~3月頃)
雨季にあたり、降水が集中します。首都アンマンなどの標高が高い地域では、氷点下まで冷え込み、雪が積もることもあります。しっかりとした防寒対策が必要です。
服装は季節に合わせて準備する必要があります。夏は通気性の良い夏服で問題ありませんが、朝晩は冷えるため羽織るものが必要です。冬は日本の冬と同じように、ヒートテックや厚手のコート、マフラー、手袋などの防寒具が必須です。また、年間を通じて日差しが非常に強いため、帽子やサングラス、日焼け止めでの紫外線対策は必須です!
ヨルダンの言語事情:英語は通じる?公用語と現地の言葉



ヨルダンでは何語がメインなの?



英語はどの程度通用するの?
といった、ヨルダンの言葉に関する疑問は多いはず。
ヨルダンの公用語から現地で話される多様な言語まで、その実態を分かりやすく解説します。
これを読めば、ヨルダンでのコミュニケーションのイメージがグッと具体的になるはずです!
ヨルダンで使われている言語の種類|公用語はアラビア語
ヨルダンの公用語はアラビア語です。新聞やテレビなどの公式な場では正則アラビア語(フスハー)が使われますが、日常生活では地域ごとの方言(アンミーヤ)が話されています。
ヨルダンで話されるアンミーヤは、周辺のシリアやパレスチナの方言と近いと言われています。
- アッサラーム・アライクム: こんにちは
- シュクラン: ありがとう
協力隊員として活動する上では、このアンミーヤ、特に挨拶や自己紹介を学ぶことが、現地の人々と心を通わせるための大切な鍵となります。
豆知識ですが、国名にある「ハシェミット」は、イスラム教の預言者ムハンマドにつながる家系である「ハーシム家」に由来しており、王家への敬意が示されています。
青年海外協力隊員は英語で活動できる?|現地での英語通用度



はい、ヨルダンは教育水準が高く、特に首都アンマンや観光地、ビジネスの場では英語が広く通用します。
青年海外協力隊の活動においても、配属先の同僚とのやり取りや公式な場では英語が基本となるため、専門的な活動は英語で行うことが可能です。
ただし、地方の村落部や市場、難民キャンプなどでの活動、地域住民との日常的な交流では、アラビア語が中心となります。
英語が通じない場面も多いため、基本的なアラビア語を話せると、人々の心が一気に開かれ、より深く、温かい関係を築くことができます。
言語の壁を乗り越える努力は、国際協力の第一歩と言えるでしょう。


ヨルダン派遣の職種と活動内容|青年海外協力隊の専門性を解説!
青年海外協力隊の派遣先として、独自の魅力を持つ国、ヨルダン。
もしあなたが「ヨルダンで国際協力に挑戦したい!」と考え始めたとき、きっとこんな具体的な疑問が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。



青年海外協力隊でヨルダンに行ってみたいけど、どんな活動ができるんだろう?



自分のスキルや経験が、現地で本当に役立つのか知りたいな…。
この記事を読み進めれば、ヨルダンで実際にどのような職種があり、どんな専門性が求められているのかが具体的に分かります。
あなたがヨルダンで輝ける道を見つけるための、第一歩となる情報がきっとここにあるはず!
ヨルダン派遣の現状:最新の隊員数と派遣実績データ(男女別・累計)
まずは、青年海外協力隊のヨルダンへの派遣実績(2025年3月31日現在)をご紹介します。
JICAの公式データによると、以下のような内容となっています。
派遣中隊員数: 20名(うち女性13名)
帰国隊員数 : 652名(うち女性 378名)
累計派遣隊員数: 672名(うち女性 391名)
※情報が古くなっている場合があります。最新情報はJICA海外協力隊-事業実績/派遣実績をご参照ください。
ヨルダンで求められる専門性:人気の派遣職種と具体的な活動事例



ヨルダンでは、どんな分野でボランティアが求められているの?



どんな職種で活躍できるんだろう?
そんな疑問にお答えします!
ヨルダンで特に青年海外協力隊員の派遣が多い、主要な活動分野は以下の通りです。
- 障害者支援: 特別支援学校やリハビリセンターで、理学療法士、作業療法士、音楽、美術などの指導を通じて、子どもたちの発達や社会参加を支援します。
- 青少年活動: 地域の社会開発センターなどで、子どもたちを対象とした環境教育やスポーツ、文化活動の企画・運営を行います。
- コミュニティ開発: シリア難民や受入地域コミュニティを対象に、女性のエンパワーメントや生計向上支援など、現地のNGOと共に活動します。
- スポーツ: 空手、柔道、野球など、様々なスポーツの指導を通じて、青少年の健全な育成や競技レベルの向上に貢献します。
引用:JICAヨルダン事務所
より具体的な活動内容や、過去に派遣された隊員の体験談に興味がある方は、JICA公式サイトの「世界日記」でヨルダンの活動レポートを読むことを強くお勧めします!


ヨルダンでの生活基盤:協力隊員の住居とインフラ事情
青年海外協力隊に派遣された後のヨルダンでの活動を支える上で、まず気になるのが日々の暮らしの土台となる「住まい」と、電気や水といった「生活インフラ」ですよね。



安心して活動に打ち込むためにも、快適で安全な住環境と、安定したライフラインの確保が欠かせません。
ここからは、青年海外協力隊員が実際にどのような住居で生活し、現地のインフラとどのように向き合っているのか、そのリアルな実情を詳しくご紹介させていただきます!
ヨルダンでの住まいはどうなる?協力隊員の住居事情



青年海外協力隊員の住居は、JICAが隊員の安全と健康を最優先に考えて手配します。
ヨルダンでは、首都アンマンでも地方都市でも、アパートや一軒家を借りて一人暮らし、または他の隊員とシェアハウスをすることが一般的です。
- アパート・一軒家
キッチン、シャワー、トイレなどが完備された住居が提供されます。広さは様々ですが、快適に生活できる環境が整えられています。 - ホームステイ
派遣初期の語学訓練期間中に、現地の家庭にホームステイする場合があります。文化や習慣、生きたアラビア語を学ぶ絶好の機会です。
建物は石造りのものが多く、夏は涼しく冬は寒いという特徴があります。冬の寒さ対策として、ガスストーブや電気ストーブなどの暖房器具は必須アイテムです。
電気・水道・インターネットは?ヨルダンのインフラ整備状況



また、ヨルダンでの生活では、日本のインフラ環境との違いを実感する場面が多くあります。
- 電気
電力供給は比較的安定していますが、冬の悪天候時などに停電が起こることもあります。充電式のランタンやモバイルバッテリーがあると安心です。 - 水道
ヨルダンは世界で最も水資源が乏しい国の一つです。そのため、水道水は週に1~2回、決まった時間しか供給されません。各家庭の屋上にある貯水タンクに水を貯めて使用しますが、断水に備え、常に水の備蓄を心がける必要があります。 - インターネット
首都アンマンなど主要都市では、光ファイバーも普及しており、比較的快適なインターネット環境が整っています。地方でもSIMカードを使えば通信は可能ですが、場所によっては不安定になることもあります。



週に一度しか水が出ないなんて…!節水が本当に大切なんですね。
ヨルダンでは、水は非常に貴重な資源です。シャワーや洗濯、炊事など、日々の生活の中で節水を意識することが、現地で暮らす上での重要なマナーの一つと言えます。
そのために不可欠なのが、まさに「命綱」とも言える大容量モバイルバッテリーです。





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頻繁に起こる停電の中でも、スマートフォンの充電を気にせず使える安心感は絶大ですね。


ヨルダン生活のリアル体験!物価・治安・服装から文化まで徹底解説
青年海外協力隊としてヨルダンでの活動を具体的に考え始めると、日々の生活に直結する「お金のこと」と、何よりも大切な「安全のこと」は、特に気になるポイントではないでしょうか。



ヨルダンの物価って、中東だから高いイメージだけど、実際はどうなの?



日本とは違う文化や習慣がたくさんありそうだけど、どんなことに気をつければいいのかな?



周りの国は不安定だけど、治安って実際の状況はどうなの?



気をつけるべきことって何だろう…?
そんな疑問や不安が次々と浮かんでくるかもしれません。
このセクションではヨルダンの通貨「ディナール」の基本情報から、気になる物価水準、そして外務省の危険情報に基づいた最新の治安状況や具体的な安全対策まで、あなたがヨルダンで安心して、そして賢く生活するための必須情報を分かりやすく解説します。
ヨルダンの通貨「ディナール(JOD)」の基本とリアルな物価事情
ヨルダンの通貨は「ヨルダン・ディナール(Jordanian Dinar)」で、略称は「JOD」です。
2025年9月現在のレートで、1 JODあたり約220円となっています。
※レートは常に変動するため、あくまで目安です。
物価は、日本と比較すると少し安いか、ものによっては同等レベルです。特に住居費や輸入品は高く感じられることがあります。一方で、野菜や果物、ローカルな食堂での食事などは比較的安価です。
水(500ml) | 約0.3 JOD(約66円) |
ホブス(パン)10枚入り | 約0.4 JOD(約88円) |
ストリートフード(ファラフェルサンド) | 約0.75 JOD(約165円) |
市内の食堂(1食) | 約3~5 JOD(約660~1,100円) |
観光客向けレストラン(1食) | 約10~20 JOD(約2,200~4,400円) |
タクシー初乗り | 約0.35 JOD(約77円) |
※上記はあくまで一例です。JICAから支給される現地生活費で十分に生活は可能ですが、輸入品に頼りすぎず、地元の食材を活用するなど計画的な支出が求められます。
引用:Google
ヨルダンの治安状況|外務省危険レベルと協力隊員の安全対策



ヨルダンの治安は、周辺の中東諸国と比較すると政治的に安定しており、比較的良好です。「中東の優等生」とも呼ばれています。
しかし、日本の治安レベルとは大きく異なることを常に意識する必要があります。
2025年9月現在、外務省の海外安全情報では、シリア及びイラクとの国境地帯に「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」、その他の地域に「レベル1:十分注意してください」が発出されています。
首都アンマンなどでは、スリ、置き引き、女性に対するセクハラなどの一般犯罪も発生しています。
もちろん、JICAは隊員の安全を最優先に考えており、危険な地域に派遣することはありません。
金曜日の礼拝後などに、デモや集会が行われることがあります。デモ隊や治安部隊には決して近づかないようにしてください。
※情報が古い場合があるため「ヨルダンの外務省の海外安全情報」より最新情報を確認してください。
夜間の一人歩きを避ける、華美な服装や装飾品を身につけない、貴重品は分散して管理するなど、JICAから指示される安全対策を徹底することが、自身の身を守る上で最も重要です。
引用:外務省の海外安全情報
引用:ヨルダン安全対策基礎データ
ヨルダン生活での服装ガイド|普段着の選び方と民族衣装の魅力



服装に関する疑問は、派遣前の準備においてとても大切なポイントになりますよね。
日常生活を快適に過ごすための実用的な普段着選びのコツから、ヨルダンの文化が感じられる伝統衣装、そして協力隊員として知っておきたい服装マナーまで、あなたのヨルダン生活をより豊かに、そしてスムーズにするための服装情報を網羅的にガイドします!
まずは、日々の活動や生活シーンに合わせた、具体的な服装選びのポイントから詳しく見ていきましょう。
シーン別・ヨルダンでの最適服装ガイド|普段着から活動時まで徹底解説
ヨルダンでの服装は、イスラム文化への配慮と、季節ごとの大きな寒暖差、そして強い日差しへの対策がポイントです。
- 肌の露出は控えるのが基本
イスラム教国であるため、特に女性は体のラインが分かりにくい、ゆったりとした服装が好まれます。夏でも半袖は許容範囲ですが、ノースリーブやショートパンツなど、肩や膝が出る服装は避けましょう。長袖、長ズボンが基本です。 - 女性はスカーフがあると便利
髪を隠す「ヒジャブ」の着用は義務ではありませんが、モスクに入る際や、地方の保守的な地域を訪れる際には、髪を覆うためのスカーフがあると便利で、敬意を示すことにも繋がります。 - 重ね着で寒暖差に対応
一日の中でも、また季節によっても気温差が激しいため、Tシャツにシャツを羽織ったり、冬はセーターやフリース、コートを重ね着したりと、調整しやすい服装が役立ちます。 - 日差し対策を忘れずに
年間を通して日差しが強いため、帽子、サングラス、UVカット機能のある羽織りものなどは必須アイテムです。



文化への配慮がとても重要なんですね!夏でも長袖が基本なんですね。
刺繍が美しいヨルダンの誇り!男性と女性の伝統衣装
ヨルダンには、地域ごとに特色のある美しい伝統衣装があります。
男性は「ディシュダーシャ」と呼ばれる、くるぶし丈のゆったりとした衣服を着用し、頭には赤白のチェック柄が特徴的な「シュマーグ」という頭巾をかぶります。
女性の衣装は、黒い布地に赤を基調とした鮮やかな刺繍が施されているのが特徴で、そのデザインは地域や部族によって異なります。
協力隊員も、歓迎会や結婚式などのイベントで、こうした衣装を身にまとう機会があるかもしれません。



伝統衣装を身にまとうことは、ヨルダン文化への敬意を示す素晴らしい方法の一つです。
ヨルダン文化に触れる:習慣・マナーで気をつけること
いざヨルダンへ!活動への期待に胸を膨らませる一方で、「現地の文化や習慣に馴染めるかな?」「知らずに失礼なことをしてしまったらどうしよう…」といった不安も少しあるかもしれません。
異文化の中でスムーズに生活し、現地の人々と良好な関係を築くためには、ヨルダンならではの生活習慣や、大切にされているマナーを事前に理解しておくことが非常に重要です。



ヨルダンでは、どんなことに気をつければいいんだろう?日本とは全然違うのかな?



イスラム教の国だけど、ラマダン中は特に気をつけることがあるの?



もしかして、日本人の感覚だと『えっ?』と思うような習慣もあるのかな…?
ヨルダンには、私たちが知っておくべきユニークで大切な文化や習慣がたくさんあります。
ここでは、そんなあなたの疑問や不安を解消し、ヨルダンの人々とのコミュニケーションを円滑にするための具体的なポイントを詳しく解説します。
現地での生活をより豊かに、そしてトラブルを避けるために役立つ「ヨルダン文化の心得」を一緒に学びましょう!
ヨルダンで守るべき基本的なマナー|日常生活での注意点
- ラマダン(断食月)への配慮
イスラム教徒が日の出から日没まで断食を行うラマダン期間中は、公共の場でムスリムの前での飲食や喫煙は避けるのがマナーです。 - 左手は不浄
イスラム文化では左手は不浄なものとされているため、食事の際や物の受け渡し、握手の際には必ず右手を使うようにしましょう。 - 写真撮影の許可
特に女性や宗教施設を撮影する際は、必ず事前に許可を取りましょう。無断でカメラを向けることは、大きなトラブルの原因になります。 - 政治と宗教の話は慎重に
ヨルダンは複雑な国際情勢の中にあります。特にイスラエルやパレスチナに関する話題、また宗教に関する個人的な意見の表明は、相手を不快にさせる可能性があるため慎重に行いましょう。



ラマダン中の配慮や、左手を使わないことは特に気をつけないとですね!
「おもてなし」の心とインシャラー
ヨルダンの人々は、外国人旅行者や客人に対して非常に親切で、温かい「おもてなし」の心を持っています。
家に招かれてお茶や食事をご馳走になることも珍しくありません。こうした誘いは、相手の厚意の表れなので、できる限りありがたく受けることが良好な関係を築く鍵となります。
また、会話の中で「インシャラー(神が望むなら)」という言葉をよく耳にします。これは「できれば~したい」というニュアンスで使われ、約束が必ずしも守られるとは限らないことも意味します。日本人の感覚とは異なりますが、こうした文化的な背景を理解し、おおらかな気持ちで接することが大切です。


ヨルダンの食文化を味わう!代表的な料理と食事のポイント
ヨルダンでの生活において、大きな楽しみの一つであり、また文化を深く理解する上で欠かせないのが「食」ですよね。



ヨルダンの人たちは普段どんなものを食べているんだろう?



ヨルダンの料理って、どんな味付けが一般的なんだろう?



国民食があるって聞いたけど、どんな食べ物なの?
そんな風に現地での食事について、期待と少しのドキドキが入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、あなたのヨルダンでの食生活を豊かにし、現地の人々とのコミュニケーションを深めるためのヒントが満載です
代表的な主食や料理はもちろん、甘いお菓子まで、ヨルダンの食の世界を一緒に探求していきましょう!
ヨルダンの基本料理と主食|ホブス・フムス・マンサフを解説
ヨルダンの食事は、「ホブス」と呼ばれる平たいパンを主食とし、豆や野菜のペースト、ヨーグルト、そして羊肉を使った料理が食卓の中心です。
- ホブス (Khubz)
アラブの食卓に欠かせない、円くて平たいパン。様々なディップをつけたり、肉や野菜を挟んでサンドイッチにしたりして食べます。 - フムス / ムタッバル
茹でたひよこ豆をペースト状にした「フムス」と、焼きナスのペースト「ムタッバル」は、ホブスにつけて食べる定番の前菜(メゼ)です。 - マンサフ (Mansaf)
乾燥ヨーグルト(ジャミード)のソースで羊肉を煮込み、ライスの上にかけて食べる、ヨルダンを代表する国民食です。お祝いの席には欠かせません。 - ファラフェル (Falafel)
ひよこ豆をすり潰してスパイスを混ぜ、丸めて揚げた中東風コロッケ。ホブスに挟んで食べるのがポピュラーなストリートフードです。



マンサフ (Mansaf)、ヨーグルトのソースってどんな味なんだろう…
ヨルダンの食文化|味付けと甘いお菓子
ヨルダンの料理は、オリーブオイル、レモン、ニンニク、そして様々なスパイス(クミン、コリアンダーなど)をふんだんに使うのが特徴です。
ヨーグルトも調味料として多用され、料理にさわやかな酸味とコクを与えます。
また、ヨルダンの人々は甘いものが大好き。「クナーファ」というチーズを使った熱いお菓子や、ナッツを何層ものパイ生地で挟んだ「バクラヴァ」など、シロップをたっぷり使った濃厚な甘さのスイーツが人気です。



料理もお菓子も、日本では味わえないものばかりで楽しみです!
ヨルダンの飲み物文化|お茶とコーヒーのおもてなし
ヨルダンでは、ミントの葉をたっぷり入れた甘い紅茶(シャイ)や、カルダモンで香り付けしたアラビックコーヒー(カフワ)が日常的によく飲まれています。
これらのお茶やコーヒーは、おもてなしの象徴でもあり、家庭や職場に客人を迎える際には必ずと言っていいほど振る舞われます。
イスラム教国であるため飲酒は一般的ではありませんが、外国人向けのレストランやホテルではアルコールも提供されています。
協力隊員として活動する中で、お茶やコーヒーに誘われる機会は頻繁にあるでしょう。これはコミュニケーションの重要な一部です。たとえお腹がいっぱいでも、一杯目は断らずにありがたくいただくのが良いマナーとされています。



郷に入っては郷に従え、ですね!お茶を飲みながら仲良くなれそうです。


先輩隊員の声:ヨルダンでのリアルな体験談



実際にヨルダンで活動した先輩隊員は、どんな壁にぶつかり、何を感じ、どう乗り越えていったのでしょうか?
今回は、そんな厳しい環境の中でも、現地の人々と向き合い、奮闘した先輩隊員たちの「生の声」を、JICA海外協力隊の公式レポート「世界日記」やインタビューからご紹介します。
Aさん(音楽)は、知的障がいを持つ子どもたちの施設で活動しました。赴任当初はアラビア語が全く話せず、子どもたちとのコミュニケーションに苦労したそうです。しかし、日本の歌を歌ったり、鍵盤ハーモニカを演奏したりすると、子どもたちが笑顔で体を揺らし、心を通わせることができました。言葉が完璧でなくても、音楽という共通言語を通じて、子どもたちの可能性を引き出せたと語っています。
Bさん(青少年活動)は、活動先で「アラビア語ができないなら、何もできない」と同僚から厳しい言葉をかけられました。しかし、諦めずに拙いアラビア語で毎日挨拶を続け、日本の文化を紹介するイベントを企画。一緒に準備をする中で、徐々に同僚が心を開き、「君は私たちの仲間だ」と言ってくれたそうです。「できない」ことを受け入れ、それでも懸命に歩み寄る姿勢が、国籍を超えた信頼関係を築くのだと実感したと語っています。
参照情報:JICA海外協力隊 ヨルダン「世界日記」
※上記体験談は、ウェブサイトに掲載されている多数の隊員の活動報告や生活の様子を参考に、リアルなエピソードとして再構成したものです。



最初は壁があっても、誠実に向き合うことで信頼関係が築けるんですね。
だからこそ見える景色もあるんだそうです!


青年海外協力隊ヨルダン:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
「青年海外協力隊としてヨルダンで活動したい!」
その熱い想いを実現するための第一歩から、貴重な経験を積んだ後の未来まで、あなたはどんな道のりを想像していますか?
応募条件や選考プロセスといった「挑戦への入口」はもちろんのこと、ヨルダンでの活動を終えた後の「キャリアや人生への活かし方」も、きっと気になる大切なポイントですよね。
ここからは、あなたがヨルダンへの挑戦を具体的にイメージし、さらにその先の未来まで見据えられるよう、応募から派遣までの流れ、そして帰国後のキャリア形成に至るまで、青年海外協力隊ヨルダン派遣の「始まりから未来まで」をご紹介します。
ヨルダン派遣への第一歩:応募から選考、派遣まで
ヨルダンへの扉を開くための具体的なステップは、実はかなり長い道のりです。
応募プロセスの中で、それぞれの段階でどのような準備が必要なのか、気になる方も多いかと思います。



ヨルダン派遣に応募したいけど、何から始めればいいの?選考ってやっぱり厳しいのかな?



派遣までのスケジュールを具体的に知りたい!
そんなあなたの疑問を解決するべく、わかりやすい図でご紹介します。
青年海外協力隊の応募プロセスはざっくりとこんな感じです!
年2回(春募集・秋募集)のタイミングでJICA海外協力隊のウェブサイトから応募します。
職務経歴や語学力などを基にした書類選考と、人物面や技術力を評価する面接が行われます。
2次選考から約2ヶ月後に合否が通知されます。合格者は候補者となります。
語学訓練(主に英語、必要に応じてアラビア語)や国際協力、安全対策など、派遣に必要な知識とスキルを身につける合宿形式の訓練です。
訓練修了後、いよいよヨルダンへ出発。約2年間のボランティア活動が始まります。
- 職務経歴書では「なぜヨルダンか?」を明確に
数ある派遣国の中で、なぜヨルダンで活動したいのか。ヨルダンが抱える開発課題(シリア難民支援、障害者支援、水資源問題など)と自分のスキル・経験がどう結びつくのかを具体的に記述しましょう。 - 面接では「困難をどう乗り越えるか」を具体的に
ヨルダンでの生活は、水不足や日本とは全く異なるイスラム文化、価値観など、様々な困難が伴います。面接では、そうした厳しい環境でどのように健康を維持し、ストレスを管理し、現地の人々と協力して課題を乗り越えていけるのか、あなたの「人間力」が問われます。
引用:JICAヨルダン
より詳しい応募条件、選考対策、そして派遣までの全貌を徹底解説した完全ガイドをご用意しました。
もっと詳しく知りたい方は以下リンクをぜひ読んでください!





合わせて2025年秋募集の要項や詳細を公式サイトから確認して見ましょう!
また、私はこの本を読んで青年海外協力隊に応募するための勉強をしています。
青年海外協力隊とは何なのか、実際に「コミュニティ開発隊員でフィリピンへ」「日本語教育隊員でドミニカ共和国へ」「看護師隊員でブルキナファソへ」派遣された方々の貴重な経験談など、知りたいすべてが盛り込まれています!
ヨルダンでの経験を未来へ:帰国後のキャリアと人生設計
ヨルダンでの活動を終えた後の自分、想像できますか?



協力隊経験者の人たちって、どんな道に進んでいるの?就職に有利だったりする?



無事に派遣されたとして、その経験って帰国後どう活かせるんだろう?



協力隊の経験って、具体的にどんな仕事に繋がるの?
ヨルダンでの貴重な2年間を終えた後、そんな風に将来について考えるのは当然のことですよね。
帰ってきた私たちは、国際協力の最前線で培った実践的なスキル、多様な価値観を受け入れる異文化理解力、そして数々の課題をクリアしてきた問題解決能力という、大きな成長を手にしているはずです。
ここでは、ヨルダンでの経験を輝かしい未来へと繋げるための方法を一緒に探すべく、青年海外協力隊に派遣された方々の今をご紹介します!
私が出会った!青年海外協力隊に派遣された方々の今
私は高校2年生の頃からずっと青年海外協力隊で国際協力をしたくて、とにかくいろんな情報を集めてきました。
そんな中で私が出会った、帰国後の青年海外協力隊の方々の現在をご紹介します。
Aさんはタンザニアに「コミュニティ開発」で派遣後、帰国してからは地元のJICAデスクで2年働き、その後アフリカの農家で起業をしました。



現在はクラウドファンディングも行って日本とアフリカの架け橋になっています!
地元のJICAデスクはたまたま後任がいなかったようですが、代々派遣後の隊員が2年の任期で行なっているそうです。
Bさんはコロンビアに『青少年教育』で派遣後、地元の大手商社に転職しました。
面接では、予測不能な環境で現地の人々と粘り強く交渉し、プロジェクトを成功させた経験が高く評価されたそうです。



キャリアアップもできて、スペイン語も習得して帰国できていて本当に理想的な進路ですね!
私が学んできたスペイン語と同じ言語圏に派遣されていたこともあり、たまにスペイン語で会話をしてくださいました!
Cさんは理系の会社で開発をしていましたが、マラウィ帰国後に地元の古民家を譲り受け、地域活性化にもつながるプロジェクトを行っています。



私が大学生の頃はよくボランティアに参加させていただき、一緒に茅葺き屋根を修復したり、水車を作ったりしました。
ずっと青年海外協力隊に行くことを目指してきましたが「現地で何のために派遣されたいのか」と問いかけてくれた彼のおかげで進路を決められました!
こんな感じに、私が知っている青年海外協力隊に派遣されていた方々は、世界をもっと良くできる、エネルギッシュで活動家の方が多かったです。
まだまだ多くの隊員たちの進路を聞いてきましたので、より詳しく青年海外協力隊派遣後のステップや就職の強みなどを知りたい方はこちらのブログをご参考ください!


まとめ:青年海外協力隊ヨルダン派遣はあなたの人生を変える挑戦
ここまであなたが青年海外協力隊でヨルダンに派遣された際に、知っておきたい情報についてご紹介させていただきました。
今回のブログでは以下の内容がわかりましたね!
- 青年海外協力隊のヨルダン派遣の基本情報
- 青年海外協力隊ヨルダン派遣の職種と活動内容
- ヨルダンでの生活を徹底シミュレーション!住居・食事・お金・安全について
- 青年海外協力隊ヨルダン:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
生活する上で守るべきマナーや注意点が結構あったので、しっかり覚えて行った方が良さそうでしたね。特に、治安は良好とされつつも、周辺国の情勢も踏まえ、安全意識は常に高く持つ必要がありそうです。
あなたの挑戦をここから始めよう!
ヨルダンへの熱い想いが少しでも具体的になったなら、次はいよいよ行動に移す時です。
まずはJICAの公式サイトで最新の募集要項をチェックし、より詳しい応募のステップは以下の記事で完璧にマスターしましょう!





ここまで読んでいただきありがとうございます。



¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!