
¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルーニャです。



本日は「アフリカのカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます。
今回は、青年海外協力隊の派遣国の中でも、アフリカ東部で独自の魅力を持つ【ケニア】に焦点を当て、応募のステップから現地のリアルな生活情報(活動内容、住居、食事、気になる治安や文化)、さらには帰国後のキャリアパスまで、ケニア派遣に向けて知っておくべき全てを網羅的にお届けします。
- 青年海外協力隊の「ケニア派遣」に興味があり、応募を検討している方
- JICA海外協力隊の選考に向けて、ケニアの具体的な活動内容や生活情報を知りたい方
- ケニア派遣が内定し、渡航前の準備(持ち物、手続き、文化理解など)を進めたい方
- 国際協力やボランティア活動に関心があり、ケニアという国について深く学びたい方
- 将来的にアフリカ(特にケニア)への旅行や滞在を考えており、現地のリアルな情報を収集したい方



ケニアってどんな国なんだろう?



青年海外協力隊員としてどんな活動ができるの?



実際に派遣が決まったら、何から準備すればいいの…?
期待と同時にたくさんの疑問や不安を抱えて情報収集をされている方も多いと思います。
実はこのブログを書いている私も、いつか青年海外協力隊員として世界に貢献したいと夢見て、あなたと同じように日々情報を集めている仲間の一人です。
だからこそ、未来の隊員であるあなたが本当に知りたい情報を、同じ目線で徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
- ケニアという国の魅力と基本情報(歴史、文化、言語、気候など)
- 青年海外協力隊員としての具体的な活動内容や求められるスキル
- 現地でのリアルな生活(住居、食事、物価まで網羅!)
- 応募から派遣までの具体的な流れと準備(選考対策のヒントも!)
- 安心して活動するための治安情報と安全対策
この記事は、青年海外協力隊のケニア派遣を目指すあなたの「知りたい!」に応えるだけでなく、ケニアという国そのものに興味がある方、あるいは将来的な渡航を考えている方にとっても、現地の歴史や文化を深く知れる素晴らしい機会になるはずです。
ぜひ最後までじっくりお読みいただき、あなたの疑問や不安を解消してください!
ケニア派遣の基本情報:概要・特徴・言語を徹底解説!


青年海外協力隊としてケニアでの活動に臨むにあたり、まず最初にしっかりと押さえておきたいのが、「ケニア共和国とは、一体どんな国なのか?」という基本的な情報ですよね。



アフリカの東部にあるって聞いたけど、具体的にどこ?
周りの国とはどんな関係なの?



一年中暑いのかな?
季節による寒暖差は激しいんだろうか?



英語は通じるの?
現地の人同士は何語で話しているんだろう。
そんな疑問や不安を持っている人が多いはず。
ここでは、青年海外協力隊員として押さえておきたいケニアの基本情報から、変化に富んだ気候、コミュニケーションの鍵となる言語、そして心に触れる文化や習慣まで、徹底的にご紹介します!
ケニアを深く理解し、現地での毎日をより豊かに、そして安心して過ごせるようになるための知識を、分かりやすく丁寧にお伝えしますのでご覧ください!
ケニア共和国ってどんな国?まず知りたい基礎知識まとめ
ケニアの首都、言語、通貨、時差、気候、電圧、日本からのアクセス方法など、知っておきたい基本情報を分かりやすくまとめました。
国(首都) | ケニア共和国(ナイロビ) |
---|---|
言語 | スワヒリ語、英語(公用語) |
通貨 | ケニア・シリング(K.shs)。1ケニア・シリング = 約1.2円(2025年9月現在) |
時差(サマータイム) | 日本より6時間遅れ。サマータイムなし。 |
気候 | 熱帯性気候、サバンナ気候、乾燥帯 |
電圧 | 220~240ボルト / 50ヘルツ |
コンセント | BFタイプ(B3、Cタイプも一部あり)。変換プラグが必須。 |
面積 | 約58.3万平方キロメートル(日本の約1.5倍) |
産業 | 農業(紅茶、コーヒー、園芸作物)、食品加工、観光業など。 |
直行便(2025年9月現在) | なし。 |
日本からの行き方 | 中東(ドバイ、ドーハなど)やヨーロッパ、アジアの主要都市を経由するのが一般的。総移動時間は乗り継ぎ含め約17~25時間。 |
実は直行便よりも乗り継ぎ便の方が航空券は安いことが多いです!
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ケニアの面積は?日本の約1.5倍
さて、青年海外協力隊の派遣国『ケニア共和国』ですが、その広さは一体どのくらいなのでしょうか?
ケニアの面積は 約58.3万平方キロメートル。と言っても、数字だけではピンと来ないかもしれませんが、日本と比較してみると…



実は、日本の国土の約1.5倍!



とても広大な国なんです!
隣国は?ソマリアなど計5カ国
また、アフリカ東部に位置するケニア。
この国がどのような地理的環境にあり、それが文化や経済にどんな影響を与えているのか、その輪郭もGoogleマップで見ていきましょう。
ケニアは、東にソマリア、北にエチオピア、北西に南スーダン、西にウガンダ、南にタンザニアと五つの国々と国境を接し、南東はインド洋に面しています。
国土の中央を赤道が横断し、国内には大地溝帯(グレート・リフト・バレー)が走っているのが特徴です。



ケニアの周りには様々な国があるんですね。



サファリで有名ですが、多様な自然環境も魅力なんです!
このように、多様な隣国に囲まれた地理的な特徴は、ケニアの豊かな文化を育む土壌となってきました。
そして、その文化をより深く理解する上で欠かせないのが、『気候』と人々のコミュニケーションを支える『言葉』です。
それでは、ケニアの日々の気候と、普段の生活で人々がどのような言語を使い、心を通わせているのか、その興味深い『気候・言語事情』を一緒にみていきましょう!
ケニアの気候を徹底解説!年間を通じた特徴と季節ごとの注意点



ケニアの気候は、地域によって大きく異なりますが、主に「サバンナ気候」や「熱帯性気候」に分類されます。
赤道直下に位置しますが、国土の多くが標高1,000m以上の高原地帯にあるため、年間を通して比較的過ごしやすいのが特徴です。季節は大きく雨季と乾季に分かれます。
- 大雨季(3月~5月頃)
一年で最も降水量が多い時期です。激しい雨が降ることがありますが、一日中降り続くことは稀です。 - 乾季(6月~10月頃)
雨はほとんど降らず、乾燥した晴天が続きます。朝晩は冷え込むことがあり、首都ナイロビでは10℃前後まで気温が下がることもあります。 - 小雨季(11月~12月頃)
大雨季ほどではありませんが、雨が降る日が多くなります。日中の気温は高めです。
ナイロビなどの高地では「1日のうちに四季がある」と言われるほど日較差が大きいです。日中は半袖で過ごせても、朝晩の冷え込みに備えてフリースやジャケットは必須。重ね着で対応するのがベストです。また、標高が高く日差しが非常に強いため、帽子やサングラス、日焼け止めでの紫外線対策は年間を通じて必須です!
ケニアの言語事情:英語は通じる?公用語と現地の言葉



ケニアでは何語がメインなの?



英語はどの程度通用するの?
といった、ケニアの言葉に関する疑問は多いはず。
ケニアの公用語から現地で話される多様な言語まで、その実態を分かりやすく解説します。
これを読めば、ケニアでのコミュニケーションのイメージがグッと具体的になるはずです!
ケニアで使われている言語の種類|公用語はスワヒリ語と英語
ケニアの公用語はスワヒリ語と英語です。教育や行政、ビジネスの場で広く使用されています。
しかし、多民族国家であるケニアでは、この2言語以外にも60以上の部族語が存在します。
主要な部族語には以下のようなものがあります。
- キクユ語
- ルイヤ語
- ルオ語
協力隊員として活動する上では、配属先の地域で話されている言語、特にスワヒリ語の簡単な挨拶を学ぶことが、現地の人々と心を通わせるための大切な鍵となります。
豆知識ですが、首都「ナイロビ」は、マサイ語の「エンカレ・ナイロビ(冷たい水の場所)」が由来とされています。かつて水飲み場だった場所が、今や東アフリカを代表する大都市に発展したのです。
青年海外協力隊員は英語で活動できる?|現地での英語通用度



はい、公用語が英語であるため、特に都市部や教育を受けた人々、政府機関などとのコミュニケーションは主に英語で行われます。
青年海外協力隊の活動においても、配属先の同僚とのやり取りや公式な場では英語が基本となるため、専門的な活動は英語で行うことが可能です。
ただし、村落部での活動や、市場での買い物、地域住民との日常的な交流では、国語であり公用語でもあるスワヒリ語が中心となります。
簡単な挨拶「ジャンボ!(こんにちは)」「アサンテ・サナ(どうもありがとう)」だけでも現地の言葉で話せると、人々の心が一気に開かれ、より深い関係を築くことができます。
言語の壁を乗り越える努力は、国際協力の第一歩と言えるでしょう。


ケニア派遣の職種と活動内容|青年海外協力隊の専門性を解説!
青年海外協力隊の派遣先として、独自の魅力を持つ国、ケニア。
もしあなたが「ケニアで国際協力に挑戦したい!」と考え始めたとき、きっとこんな具体的な疑問が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。



青年海外協力隊でケニアに行ってみたいけど、どんな活動ができるんだろう?



自分のスキルや経験が、現地で本当に役立つのか知りたいな…。
この記事を読み進めれば、ケニアで実際にどのような職種があり、どんな専門性が求められているのかが具体的に分かります。
あなたがケニアで輝ける道を見つけるための、第一歩となる情報がきっとここにあるはず!
ケニア派遣の現状:最新の隊員数と派遣実績データ(男女別・累計)
まずは、青年海外協力隊のケニアへの派遣実績(2024年3月31日現在)をご紹介します。
JICAの公式データによると、以下のような内容となっています。
派遣中隊員数: 36名(うち女性21名)
帰国隊員数 : 1,726名(うち女性 545名)
累計派遣隊員数: 1,762名(うち女性 566名)
※情報が古くなっている場合があります。最新情報はJICA海外協力隊-事業実績/派遣実績をご参照ください。
ケニアで求められる専門性:人気の派遣職種と具体的な活動事例



ケニアでは、どんな分野でボランティアが求められているの?



どんな職種で活躍できるんだろう?
そんな疑問にお答えします!
ケニアで特に青年海外協力隊員の派遣が多い、主要な活動分野は以下の通りです。
- コミュニティ開発: 地方のカウンティ政府などで、住民グループの生計向上支援や、小規模ビジネスのサポートなどを行います。
- 教育: 小学校での理数科教育や情操教育の質の向上、特別支援教育の分野で、子どもたちや教員の指導力向上をサポートする活動が求められています。
- 情報通信技術(ICT): 教育機関や職業訓練校でPCインストラクターとして、生徒や教員のITスキル向上を支援します。
- 保健・医療: 理学療法士や作業療法士として、医療施設で患者のリハビリテーションを支援し、現地スタッフの技術向上に貢献します。
より具体的な活動内容や、過去に派遣された隊員の体験談に興味がある方は、JICA公式サイトの「世界日記」でケニアの活動レポートを読むことを強くお勧めします!


ケニアでの生活基盤:協力隊員の住居とインフラ事情
青年海外協力隊に派遣された後のケニアでの活動を支える上で、まず気になるのが日々の暮らしの土台となる「住まい」と、電気や水といった「生活インフラ」ですよね。



安心して活動に打ち込むためにも、快適で安全な住環境と、安定したライフラインの確保が欠かせません。
ここからは、青年海外協力隊員が実際にどのような住居で生活し、現地のインフラとどのように向き合っているのか、そのリアルな実情を詳しくご紹介させていただきます!
ケニアでの住まいはどうなる?協力隊員の住居事情



青年海外協力隊員の住居は、JICAが隊員の安全と健康を最優先に考えて手配します。
ケニアでは、配属先によって住居のタイプは異なりますが、一般的にはアパートや一軒家を借りて生活することが多いです。首都ナイロビでは近代的なアパートも増えていますが、地方ではよりシンプルな住まいになります。
- アパート・一軒家
リビング、寝室、キッチン、バスルームが備わっており、一人暮らしには十分な広さです。JICAの安全基準を満たした物件が選ばれ、多くの場合、警備員が常駐していたり、ゲートや鉄格子でセキュリティが強化されています。 - 伝統的な住居
地方では泥やレンガ、牛糞などで作られた伝統的な家屋も多く見られますが、隊員が住むことは稀です。
日本の建物と比べると設備の質や作りは異なりますが、基本的な生活を送る上で必要な設備は整っています。
引用:ケニアのJICA海外協力隊員が住む家はどんなところ!?
電気・水道・インターネットは?ケニアのインフラ整備状況



また、ケニアでの生活では、日本のインフラ環境との違いを実感する場面が多くあります。
- 電気
都市部では比較的安定していますが、地方では停電が頻繁に起こります。多くの隊員は、停電に備えて充電式のランタンやモバイルバッテリー、時には小型の発電機を準備しています。 - 水道
水道は整備されていますが、断水も日常茶飯事です。そのため、水を貯めておくためのタンクやバケツは必需品です。安全な飲み水を確保するために、煮沸するか浄水器を使用することが強く推奨されます。 - インターネット
首都ナイロビなど主要都市では光ファイバーも普及しつつあり比較的安定していますが、地方では速度が遅く、不安定なことが多いです。多くの隊員は、USBタイプのモバイルWi-Fiやスマートフォンのテザリング機能を活用して通信環境を確保しています。
引用:ケニアに1年間住んで気づいたJICA海外協力隊の難しさとは。



せっかくの休みなのに、また停電で何もできない…
ケニアでは、そんな日もあるかもしれません。しかし、備えがあれば停電の時間も有効に活用できます。
例えば、スマートフォンで映画を見たり、読書をしたり、友人との連絡を取ったり。
そのために不可欠なのが、まさに「命綱」とも言える大容量モバイルバッテリーです。





私が使っているこれは、スマホを何回もフル充電できる大容量なのにコンパクトでおすすめです!
頻繁に起こる停電の中でも、スマートフォンの充電を気にせず使える安心感は絶大ですね。


ケニア生活のリアル体験!物価・治安・服装から文化まで徹底解説
青年海外協力隊としてケニアでの活動を具体的に考え始めると、日々の生活に直結する「お金のこと」と、何よりも大切な「安全のこと」は、特に気になるポイントではないでしょうか。



ケニアの物価って、アフリカだから安いイメージだけど、実際はどうなの?



日本とは違う文化や習慣がたくさんありそうだけど、どんなことに気をつければいいのかな?



治安が悪いって聞くけど、実際の状況ってどうなの?



気をつけるべきことって何だろう…?
そんな疑問や不安が次々と浮かんでくるかもしれません。
このセクションではケニアの通貨「シリング」の基本情報から、気になる物価水準、そして外務省の危険情報に基づいた最新の治安状況や具体的な安全対策まで、あなたがケニアで安心して、そして賢く生活するための必須情報を分かりやすく解説します。
ケニアの通貨「ケニア・シリング(K.shs)」の基本とリアルな物価事情
ケニアの通貨は「ケニア・シリング(Kenya Shilling)」で、通貨コードはKESです。
2025年9月現在のレートで、1ケニア・シリングあたり約1.2円となっています。
※レートは常に変動するため、あくまで目安です。
物価は、ローカルな市場で買う生鮮食品や公共交通機関は安いですが、輸入品や都市部のレストラン、スーパーマーケットの商品は日本と変わらないか、それ以上に高いものもあります。特に首都ナイロビの物価は東アフリカで最も高いと言われています。
食費 | 約20,000~30,000 KES |
交通費 | 約5,000~10,000 KES |
通信費(携帯・ネット) | 約3,000~5,000 KES |
交際費・娯楽費 | 約8,000~15,000 KES |
雑費(日用品など) | 約5,000~8,000 KES |
合計 | 約41,000~68,000 KES |
※上記はあくまで一例です。自炊中心か外食中心か、都市部か地方かによって大きく変動します。JICAから支給される現地生活費で十分に生活は可能ですが、計画的な支出が求められます。
ケニアの治安状況|外務省危険レベルと協力隊員の安全対策



ケニアの治安は、日本と比較すると残念ながら良いとは言えません。特に注意が必要です。
2025年9月現在、外務省の海外安全情報では、ソマリアとの国境地帯などに退避勧告(レベル4)や渡航中止勧告(レベル3)が発出されています。ナイロビを含むその他の地域も「不要不急の渡航は止めてください」(レベル2)または「十分注意してください」(レベル1)に指定されています。
強盗、スリ、ひったくり、車上荒らし、カージャックなどの一般犯罪が多発しており、銃器が使用される凶悪犯罪も発生しています。また、テロの脅威も依然として存在します。
もちろん、JICAは隊員の安全を最優先に考えており、危険な地域に派遣することはありません。
特にナイロビ市内では、外国人を狙った犯罪が多発しています。裕福に見られやすく、犯罪の標的になりやすいことを常に自覚しましょう
※情報が古い場合があるため「ケニアの外務省の海外安全情報」より最新情報を確認してください。
夜間の単独での外出を避ける、華美な服装や装飾品を身につけない、貴重品は分散して管理するなど、JICAから指示される安全対策を徹底することが、自身の身を守る上で最も重要です。
引用:外務省の海外安全情報
引用:ケニア安全対策基礎データ
ケニア生活での服装ガイド|普段着の選び方と民族衣装の魅力



服装に関する疑問は、派遣前の準備においてとても大切なポイントになりますよね。
日常生活を快適に過ごすための実用的な普段着選びのコツから、ケニアの文化が感じられる「カンガ」、そして協力隊員として知っておきたい服装マナーまで、あなたのケニア生活をより豊かに、そしてスムーズにするための服装情報を網羅的にガイドします!
まずは、日々の活動や生活シーンに合わせた、具体的な服装選びのポイントから詳しく見ていきましょう。
シーン別・ケニアでの最適服装ガイド|普段着から活動時まで徹底解説
ケニアでの服装は、日較差、強い日差し、そして虫対策がポイントです。
- 重ね着できる服が基本
「一日に四季がある」と言われるナイロビなどの高地では特に、Tシャツ、薄手の長袖シャツ、フリース、ジャケットなど、簡単に着脱して調整できる服装が非常に役立ちます。 - 日差しと虫から肌を守る
日差しが非常に強いため、日焼け対策として薄手の長袖・長ズボンは必須です。また、マラリアなどの感染症を媒介する蚊に刺されるのを防ぐためにも、肌の露出はなるべく控えるのが賢明です。 - 足元は丈夫な靴で
道が舗装されていない場所も多いため、サンダルだけでなく、しっかりと足を保護できるスニーカーやウォーキングシューズが必要です。砂埃で汚れやすいので、洗いやすいものが重宝します。 - 雨季の対策
雨季には道がぬかるむことも多いため、防水性のある靴やレインコートがあると安心です。



ただ涼しいだけの服装ではダメなんですね!寒暖差と安全対策が重要ですね。
色鮮やかな一枚布!東アフリカの伝統衣装「カンガ」
ケニアには「カンガ」と呼ばれる、色鮮やかな模様とスワヒリ語のことわざがプリントされた美しい伝統的な一枚布があります。
女性たちはこれを腰に巻いたり、肩にかけたり、頭に巻いたりと、様々な形でファッションに取り入れています。
カンガは服としてだけでなく、赤ちゃんのおんぶ紐や風呂敷など、生活のあらゆる場面で活用されています。
協力隊員も、市場で自分好みのカンガを見つけて、スカートやバッグをオーダーメイドで作ってもらうのも楽しい経験になるでしょう。



カンガを身にまとうことは、ケニア文化への敬意を示す素晴らしい方法の一つです。
ケニア文化に触れる:習慣・マナーで気をつけること
いざケニアへ!活動への期待に胸を膨らませる一方で、「現地の文化や習慣に馴染めるかな?」「知らずに失礼なことをしてしまったらどうしよう…」といった不安も少しあるかもしれません。
異文化の中でスムーズに生活し、現地の人々と良好な関係を築くためには、ケニアならではの生活習慣や、大切にされているマナーを事前に理解しておくことが非常に重要です。



ケニアでは、どんなことに気をつければいいんだろう?日本とは全然違うのかな?



挨拶がすごく大事って聞いたけど、具体的にどんな場面ですればいいの?



もしかして、日本人の感覚だと『えっ?』と思うような習慣もあるのかな…?
ケニアには、私たちが知っておくべきユニークで大切な文化や習慣がたくさんあります。
ここでは、そんなあなたの疑問や不安を解消し、ケニアの人々とのコミュニケーションを円滑にするための具体的なポイントを詳しく解説します。
現地での生活をより豊かに、そしてトラブルを避けるために役立つ「ケニア文化の心得」を一緒に学びましょう!
ケニアで守るべき基本的なマナー|日常生活での注意点
- 挨拶はしっかりと
人と会った時、お店に入る時など、まずは挨拶を交わすのが基本です。簡単なスワヒリ語の挨拶を覚えておくと、ぐっと親しみを持ってもらえます。 - 年長者への敬意
年長者を敬う文化が非常に強いです。年上の人に対しては、丁寧な言葉遣いを心がけ、敬意のこもった態度で接することが大切です。 - チップの習慣
イギリス植民地時代の名残で、レストランやホテル、タクシーなどではサービスに対してチップを渡す習慣があります。 - 写真撮影の許可
人を撮影する際は、必ず事前に許可を取りましょう。空港や軍事施設、政府関連の建物の撮影は禁止されています。



挨拶は本当に大切なんですね!
ポレポレ(ゆっくり)の精神と時間感覚
ケニアには「ポレポレ(Pole Pole)」というスワヒリ語があり、「ゆっくり、ゆっくり」という意味です。
この言葉に象徴されるように、ケニアの人々は時間にあまり縛られず、ゆったりと物事を進める傾向があります。
約束の時間に遅れることは日常茶飯事で、「アフリカンタイム」とも呼ばれます。
協力隊員として活動する上では、日本の時間感覚との違いに戸惑うこともあるかもしれませんが、イライラせずに現地のペースを尊重し、柔軟に対応する姿勢が求められます。


ケニアの食文化を味わう!代表的な料理と食事のポイント
ケニアでの生活において、大きな楽しみの一つであり、また文化を深く理解する上で欠かせないのが「食」ですよね。



ケニアの人たちは普段どんなものを食べているんだろう?



ケニアの料理って、どんな味付けが一般的なんだろう?



国民食があるって聞いたけど、どんな食べ物なの?
そんな風に現地での食事について、期待と少しのドキドキが入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、あなたのケニアでの食生活を豊かにし、現地の人々とのコミュニケーションを深めるためのヒントが満載です
代表的な主食や料理はもちろん、注意すべき飲み物まで、ケニアの食の世界を一緒に探求していきましょう!
ケニアの基本料理と主食|ウガリ・ニャマチョマを解説
ケニアの食事は、トウモロコシの粉から作られる主食に、肉や野菜の煮込みを添えるのが基本スタイルです。
- ウガリ (Ugali)
トウモロコシの粉をお湯で練り上げた、ケニアの国民食。手でちぎって丸め、おかずと一緒に食べます。日本の白米のような存在です。 - ニャマチョマ (Nyama Choma)
スワヒリ語で「焼いた肉」を意味し、ヤギや牛の肉を炭火で豪快に焼いたバーベキュー。国民的なご馳走です。 - スクマウィキ (Sukuma Wiki)
ケールのような葉野菜を炒め煮にした料理。「週を乗り切る」という意味で、日常的によく食べられるおかずです。



ニャマチョマ (Nyama Choma)、シンプルだけど美味しそう…
ケニアの食文化|インド料理の影響とティータイム
ケニアの食文化は、インドからの影響を強く受けています。鉄道建設の際に多くのインド人が移住した歴史から、チャパティ(薄焼きパン)やサモサ、カレー風味の料理も広く親しまれています。
また、イギリス文化の影響で紅茶(チャイ)を飲む習慣が根付いています。ケニアは世界有数の紅茶の生産国であり、ミルクと砂糖をたっぷり入れた甘いチャイが日常的に飲まれています。



いろんな国の文化が混ざっているんですね!
ケニアの飲み物文化|ビールやジュース
ケニアでは、タスカー(Tusker)というブランドのビールが非常に人気で、国民的な飲み物として愛されています。象のマークが目印です。
また、マンゴーやパッションフルーツなど、新鮮なトロピカルフルーツを使ったフレッシュジュースも豊富で、レストランや街角のジューススタンドで楽しむことができます。
水道水はそのまま飲むのには適していません。必ずミネラルウォーターを購入するか、一度煮沸した水を飲むようにしましょう。レストランで出される氷にも注意が必要です。



お腹を壊さないように、水の管理は徹底しないといけませんね!


先輩隊員の声:ケニアでのリアルな体験談



実際にケニアで活動した先輩隊員は、どんな壁にぶつかり、何を感じ、どう乗り越えていったのでしょうか?
今回は、そんな厳しい環境の中でも、現地の人々と向き合い、奮闘した先輩隊員たちの「生の声」を、JICA海外協力隊の公式レポート「世界日記」やウェブサイトに掲載されている多数の隊員のブログからご紹介します。
Aさん(コミュニティ開発)は、任地のお茶畑が広がるケリチョで、現地語の「アバイバイ(幸せです)」という言葉に支えられました。活動がうまくいかない時も、この言葉を合言葉に住民と笑い合い、特産品を使った加工品づくりに奮闘。言葉一つで人々の心に寄り添えることを実感したそうです。
Bさん(PCインストラクター)は、ケニアの「ポレポレ(ゆっくり)」文化に最初は苦労しました。計画通りに進まない授業、時間通りに集まらない生徒たち。しかし、焦るのをやめ、一人ひとりと根気よく対話し、彼らのペースに合わせることで、次第に信頼関係が生まれ、生徒たちが自主的に学ぶようになった経験を語っています。
参照情報:JICA海外協力隊 ケニア「世界日記」
※上記体験談は、ウェブサイトに掲載されている多数の隊員の活動報告や生活の様子を参考に、リアルなエピソードとして再構成したものです。



最初は壁があっても、誠実に向き合うことで信頼関係が築けるんですね。
だからこそ見える景色もあるんだそうです!


青年海外協力隊ケニア:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
「青年海外協力隊としてケニアで活動したい!」
その熱い想いを実現するための第一歩から、貴重な経験を積んだ後の未来まで、あなたはどんな道のりを想像していますか?
応募条件や選考プロセスといった「挑戦への入口」はもちろんのこと、ケニアでの活動を終えた後の「キャリアや人生への活かし方」も、きっと気になる大切なポイントですよね。
ここからは、あなたがケニアへの挑戦を具体的にイメージし、さらにその先の未来まで見据えられるよう、応募から派遣までの流れ、そして帰国後のキャリア形成に至るまで、青年海外協力隊ケニア派遣の「始まりから未来まで」をご紹介します。
ケニア派遣への第一歩:応募から選考、派遣まで
ケニアへの扉を開くための具体的なステップは、実はかなり長い道のりです。
応募プロセスの中で、それぞれの段階でどのような準備が必要なのか、気になる方も多いかと思います。



ケニア派遣に応募したいけど、何から始めればいいの?選考ってやっぱり厳しいのかな?



派遣までのスケジュールを具体的に知りたい!
そんなあなたの疑問を解決するべく、わかりやすい図でご紹介します。
青年海外協力隊の応募プロセスはざっくりとこんな感じです!
年2回(春募集・秋募集)のタイミングでJICA海外協力隊のウェブサイトから応募します。
職務経歴や語学力などを基にした書類選考と、人物面や技術力を評価する面接が行われます。
2次選考から約2ヶ月後に合否が通知されます。合格者は候補者となります。
語学訓練(主に英語、必要に応じてスワヒリ語)や国際協力、安全対策など、派遣に必要な知識とスキルを身につける合宿形式の訓練です。
訓練修了後、いよいよケニアへ出発。約2年間のボランティア活動が始まります。
- 職務経歴書では「なぜケニアか?」を明確に
数ある派遣国の中で、なぜケニアで活動したいのか。ケニアの開発課題(若年層の失業、農業開発など)と自分のスキル・経験がどう結びつくのかを具体的に記述しましょう。 - 面接では「困難をどう乗り越えるか」を具体的に
ケニアでの生活は、頻繁な停電や断水、厳しい治安状況、日本とは異なる文化や価値観など、様々な困難が伴います。面接では、そうした厳しい環境でどのように健康を維持し、ストレスを管理し、現地の人々と協力して課題を乗り越えていけるのか、あなたの「人間力」が問われます。
引用:JICAケニア
より詳しい応募条件、選考対策、そして派遣までの全貌を徹底解説した完全ガイドをご用意しました。
もっと詳しく知りたい方は以下リンクをぜひ読んでください!





合わせて2025年秋募集の要項や詳細を公式サイトから確認して見ましょう!
また、私はこの本を読んで青年海外協力隊に応募するための勉強をしています。
青年海外協力隊とは何なのか、実際に「コミュニティ開発隊員でフィリピンへ」「日本語教育隊員でドミニカ共和国へ」「看護師隊員でブルキナファソへ」派遣された方々の貴重な経験談など、知りたいすべてが盛り込まれています!
ケニアでの経験を未来へ:帰国後のキャリアと人生設計
ケニアでの活動を終えた後の自分、想像できますか?



協力隊経験者の人たちって、どんな道に進んでいるの?就職に有利だったりする?



無事に派遣されたとして、その経験って帰国後どう活かせるんだろう?



協力隊の経験って、具体的にどんな仕事に繋がるの?
ケニアでの貴重な2年間を終えた後、そんな風に将来について考えるのは当然のことですよね。
帰ってきた私たちは、国際協力の最前線で培った実践的なスキル、多様な価値観を受け入れる異文化理解力、そして数々の課題をクリアしてきた問題解決能力という、大きな成長を手にしているはずです。
ここでは、ケニアでの経験を輝かしい未来へと繋げるための方法を一緒に探すべく、青年海外協力隊に派遣された方々の今をご紹介します!
私が出会った!青年海外協力隊に派遣された方々の今
私は高校2年生の頃からずっと青年海外協力隊で国際協力をしたくて、とにかくいろんな情報を集めてきました。
そんな中で私が出会った、帰国後の青年海外協力隊の方々の現在をご紹介します。
Aさんはタンザニアに「コミュニティ開発」で派遣後、帰国してからは地元のJICAデスクで2年働き、その後アフリカの農家で起業をしました。



現在はクラウドファンディングも行って日本とアフリカの架け橋になっています!
地元のJICAデスクはたまたま後任がいなかったようですが、代々派遣後の隊員が2年の任期で行なっているそうです。
Bさんはコロンビアに『青少年教育』で派遣後、地元の大手商社に転職しました。
面接では、予測不能な環境で現地の人々と粘り強く交渉し、プロジェクトを成功させた経験が高く評価されたそうです。



キャリアアップもできて、スペイン語も習得して帰国できていて本当に理想的な進路ですね!
私が学んできたスペイン語と同じ言語圏に派遣されていたこともあり、たまにスペイン語で会話をしてくださいました!
Cさんは理系の会社で開発をしていましたが、マラウィ帰国後に地元の古民家を譲り受け、地域活性化にもつながるプロジェクトを行っています。



私が大学生の頃はよくボランティアに参加させていただき、一緒に茅葺き屋根を修復したり、水車を作ったりしました。
ずっと青年海外協力隊に行くことを目指してきましたが「現地で何のために派遣されたいのか」と問いてくれた彼のおかげで進路を決められました!
こんな感じに、私が知っている青年海外協力隊に派遣されていた方々は、世界をもっと良くできる、エネルギッシュで活動家の方が多かったです。
まだまだ多くの隊員たちの進路を聞いてきましたので、より詳しく青年海外協力隊派遣後のステップや就職の強みなどを知りたい方はこちらのブログをご参考ください!


まとめ:青年海外協力隊ケニア派遣はあなたの人生を変える挑戦
ここまであなたが青年海外協力隊でケニアに派遣された際に、知っておきたい情報についてご紹介させていただきました。
今回のブログでは以下の内容がわかりましたね!
- 青年海外協力隊のケニア派遣の基本情報
- 青年海外協力隊ケニア派遣の職種と活動内容
- ケニアでの生活を徹底シミュレーション!住居・食事・お金・安全について
- 青年海外協力隊ケニア:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
生活する上で守るべきマナーや注意点が結構あったので、しっかり覚えて行った方が良さそうでしたね。特に、治安は日本のようにはいかないため、防犯意識は常に高く持つ必要がありそうです。
あなたの挑戦をここから始めよう!
ケニアへの熱い想いが少しでも具体的になったなら、次はいよいよ行動に移す時です。
まずはJICAの公式サイトで最新の募集要項をチェックし、より詳しい応募のステップは以下の記事で完璧にマスターしましょう!





ここまで読んでいただきありがとうございます。



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