はるMauri!(マウリ!)こんにちは!
はるカタルーニャです。
本日のメニューは、キリバス・キリティマティ島の宿で体験した、離島インフラのリアルです!
世界の旅情報カフェへようこそ。
結論から言うと、水も通信も虫も、すべてが想像を超えるリアルさでした。
特にある「発見」については、最終日まで謎が解けないままだったのです。


- 旅行代理店での実務経験
- 海外60カ国・150地域以上の渡航歴
- 海外旅行エリアスペシャリスト資格保有
- 1年以上の海外在住・留学経験あり
- 旅スタイル:一人旅・女子旅・カップル旅・鉄道・バックパック
「離島の宿って、水道やネット環境はどうなってるの?」
「虫が出るって聞くけど、実際どれくらい大変なの?」



正直、井戸水とか聞いた時点で、ちょっと身構えちゃったよね。



私もそうでした。でも実際に体験してみると、想像とは違う発見がいくつもあったんです。
今回は、井戸水やWi-Fiといった生活インフラの実態と、バンガローで起きたある事件について徹底解説します。
- キリティマティ島の宿泊施設の水回り事情が気になる方
- 離島でのWi-Fi環境の実態を知りたい方
- 離島の虫やハプニングへの心構えをしておきたい方
- 井戸水の味と生活での使い方の実態
- Starlinkによる通信環境とその背景
- バンガローで見つけたサソリの抜け殻事件の顛末
※本記事の情報は執筆時点のものです。設備やインフラ事情は変更される可能性がありますので、最新の状況は現地でご確認ください。
井戸水の生活、しょっぱくて赤茶色の水
宿での生活は、まず「水」との付き合い方を知ることから始まりました。井戸から汲み上げられるこの水が、想像以上に個性的だったのです。
シャワーは井戸水、歯磨きは購入した水で


宿の水は井戸から汲み上げたもので、味はしょっぱく、ミネラルのような独特な風味がありました。
シャワーに使う分には問題ありませんでしたが、歯磨きの際にこの水でうがいをしようとすると、口の中に広がる変な味に耐えられず、念のため購入しておいた水を使うようにしていました。
飲料水については、宿側で2リットルボトルが4本用意されており、さらに私たちも念のため自分たちで用意していた分がありました。
加えて、毎食パウダーで作ったジュースを出してもらえたこともあり、水分補給の面で困ることはほとんどありませんでした。


旅行業界経験者として言えるのは、離島の宿泊施設では「生活用水」と「飲料水」が明確に分かれているケースが多いということです。
今回のように歯磨き用の水まで別途用意する必要があるとは思っていなかったため、この点は事前に知っておくとより安心して滞在できるポイントだと感じました。
洗濯用の赤茶色の水と、白い服の色移り
洗濯のために溜められていた水は、はっきりと赤茶色をしていました。
井戸水特有の鉄分やミネラル分が影響しているのだと思われますが、見た目のインパクトはなかなかのものでした。
実際にこの水で白い服を洗ってみたところ、完璧な白さからは少し色がついてしまったように感じました。
大きなシミになるほどではありませんでしたが、真っ白な服を持っていく場合は、多少の色移りが起きる可能性があることを頭に入れておいた方がよさそうです。
Starlinkがもたらした快適な通信環境
水回りとは対照的に、驚かされたのが通信環境でした。離島とは思えないほど快適だったその理由を掘り下げてみます。
週20AUDで使えるStarlinkの実力
通信環境については非常に快適でした。Wi-Fiは1人あたり週20AUDで利用でき、回線にはStarlinkが使われていました。


離島でこれほど快適にインターネットが使えるとは正直思っていなかったため、この点は滞在中、何度も感謝したポイントです。
写真や動画のアップロードはもちろん、日本にいる家族とのビデオ通話も特にストレスなく行うことができました。
2025年から急速に進んだキリバスの通信インフラ改善
この快適さの背景には、キリバスにおける通信インフラの急速な進化があります。
キリバスでStarlinkの正式な高速インターネットサービスが開始されたのは2025年3月21日で、今回の滞在(2026年5月)はその1年強後、導入初期から普及期にかけてのタイミングにあたります。
キリバス国営通信会社のBNL(BwebwerikiNET)は、2025年11月にタラワで「Starlink Community Gateway」を稼働開始させ、離島への接続性強化を進めています。
Starlinkが登場する以前のキリバスでは、静止衛星回線が主流で速度が遅く、月額料金も非常に高額だったとされていますが、Starlinkの低軌道衛星に切り替わったことで、タラワでの実測例では100Mbps前後まで速度が改善し、レイテンシも大幅に短縮されたという報告があります。
私たちが「快適だった」と感じられたのは、単なる偶然ではなく、こうした2025年からのインフラ改善という時代背景があってこそだったのだと思います。
数年前にこの島を訪れていたら、今回のような快適な通信環境は期待できなかったかもしれません。
バンガローで見つけたサソリの抜け殻
快適な滞在の中で、一つだけ忘れられない出来事がありました。それは、ある朝バンガローで見つけた、小さな発見です。
滞在2日目の朝、机の上で見つけたもの
滞在2日目の朝、バンガローの机の上に、見慣れない抜け殻が置かれていることに気づきました。
よく見るとそれはサソリの抜け殻で、思わず声が出るほど驚いてしまいました。



これって、抜け殻があるってことは、この島にサソリがいるってことだよね…?





え、待って、めっちゃ怖いんだけど!事前に調べた時、そんな情報どこにもなかったよ!?
実際、渡航前にネットで調べていた限りでは、キリティマティ島にサソリが生息しているという情報は見当たりませんでした。
それだけに、目の前にある明らかにサソリの形をした抜け殻の存在は、大きな謎として滞在中ずっと頭の片隅に残ることになりました。
最終日、ホストのリーさんに見せた時の反応
この抜け殻については、見つけたその場ではなく、最終日になってからホストのリーさんに聞いてみることにしました。
すると、リーさんからは「この島にサソリはいない」という、想像していなかった答えが返ってきたのです。
そこで、大切に取っておいた抜け殻を実際に見せてみたところ、リーさんも「わっ」と声を上げるほど驚いた様子でした。
結局、この抜け殻の正体や、なぜバンガローの机の上にあったのかは、最後まではっきりとした答えが出ないまま帰国することになりました。
幸いなことに、その後の滞在中に実際に生きているサソリを見かけることは一度もありませんでした。
旅行業界経験者として言えるのは、離島の宿泊施設ではこうした「正体不明の生き物の痕跡」に出会うことも珍しくないため、過度に心配しすぎず、しかし油断もせずに過ごすバランス感覚が大切だということです。
私たちは2組目の日本人観光客だった
サソリの謎が解けないまま迎えた滞在後半、ホストのリーさんから、この島の意外な一面を聞くことになりました。
リーさんから聞いた、これまでの宿泊者の話
滞在中、ホストのリーさんから興味深い話を聞くことができました。
それは、純粋な観光目的でCoconut Homestayを訪れた日本人客として、私たちが2組目だったという事実です。
私たちより前に訪れていた日本人は、観光客ではなく気象系の研究者だったとのことで、純粋な観光客としては私たちが初めてだったそうです。
この話を聞いた時、あらためてこの島の特殊な立ち位置を実感しました。
釣り以外の目的で訪れる人が少ない、マイナーな観光地


キリティマティ島は、世界的にはフライフィッシングの聖地として知られており、釣り目的で訪れる旅行者は一定数いると言われています。
しかし、それ以外の目的、つまり純粋な観光として訪れる人となると、かなり少数派なのだということを、この話を通じて実感しました。
旅のプロからのアドバイスとしては、こうしたマイナーな観光地だからこそ、ガイドブックには載っていないような発見や、現地の人との深い関わりが生まれやすいという側面があります。
今回のサソリの一件も、水事情も、こうした「あまり観光地化されていない場所」ならではのリアルな体験だったのだと思います。


よくある質問
- 井戸水はそのまま飲めますか?
-
私たちは飲用には使わず、シャワーなど生活用途のみで利用しました。飲料水は宿で用意されたボトル水や、自分たちで持参した水を使うようにしていました。
- キリティマティ島のWi-Fiは本当に快適ですか?
-
今回体験した範囲では、写真や動画のアップロード、ビデオ通話まで問題なく行えるほど快適でした。2025年からのStarlink導入によるインフラ改善が背景にあります。
- 離島の宿泊施設では、どんな虫に注意すればいいですか?
-
今回はサソリの抜け殻を見つけましたが、生きているサソリを実際に見ることはありませんでした。過度に心配しすぎず、しかし油断もせずに過ごすバランス感覚が大切だと感じています。
まとめ:離島インフラのリアルを知って旅する
井戸水の独特な味、赤茶色の洗濯水、快適すぎるStarlink、そして正体不明のサソリの抜け殻。
キリティマティ島での滞在は、離島ならではのギャップとリアルさに満ちたものでした。
最終チェックリスト
- 井戸水は生活用と飲料用で分けて考え、歯磨き用の水も用意しておくと安心
- Wi-Fi環境はStarlinkのおかげで想像以上に快適
- 離島では正体不明の生き物の痕跡に出会うこともあると心得ておく
この記事が、皆さんの素晴らしい旅の助けになれば幸いです!



最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。



Ko rabwa!(コ・ラブワ!)