キリバス・クリスマス島は釣りの聖地?フィッシングライセンス料金と釣らない旅の楽しみ方

当ページのリンクには広告が含まれています。
はる

Mauri!(マウリ!)こんにちは!
はるカタルーニャです。

本日のメニューは、私たちが訪れたキリスィマスィ島が「世界的な釣りの聖地」だったという話です!
世界の旅情報カフェへようこそ。

結論から言うと、私たちは2026年5月、釣りをまったくしないまま、気づけば世界屈指のボーンフィッシング聖地に7泊8日も滞在していました。
なぜ釣りをしなかったのか、そしてこの島が本当はどんな場所なのか、順番にお話しします。

この記事の筆者:はるカタルーニャ
プロフィール、アリカンテの海岸
  • 旅行代理店での実務経験
  • 海外60カ国・150地域以上の渡航歴
  • 海外旅行エリアスペシャリスト資格保有
  • 1年以上の海外在住・留学経験あり
  • 旅スタイル:一人旅・女子旅・カップル旅・鉄道・バックパック

「キリスィマスィ島ってそもそもどんな場所?」
「釣りをしなくてもこの島に行く意味はあるの?」

カタルーニャ

そういえば、現地のホテルのロゴって魚ばっかりだったよね。

はる

そうなんです、それこそがこの島の正体を物語っていました。

今回は、キリスィマスィ島が世界的な釣りの聖地とされる理由と、釣りをしない旅行者が知っておくべきライセンス制度の実態について徹底解説します。

この記事は、こんな方におすすめです
  • キリスィマスィ島がどんな場所か知りたい方
  • フライフィッシング目的でこの島への渡航を検討している方
  • 釣りをしなくてもこの島を楽しめるのか知りたい方
この記事でわかること
  • 世界最大級のサンゴ礁環礁というキリスィマスィ島の正体
  • 「フィッシング・メッカ」と呼ばれる理由と生息する魚種
  • 私たちが結局釣りをしなかった理由
  • 気になるフィッシングライセンスの実際の値段

※本記事の情報は執筆時点のものです。料金やルールは変更される可能性がありますので、必ず公式サイト等で最新情報をご確認ください。

目次

世界最大のサンゴ礁環礁、キリスィマスィ島とは

まずは、この島がなぜ世界中のアングラーに「聖地」と呼ばれるのか、その地形的な理由からご紹介します。

ラグーンに広がる遠浅の「フラット」という釣り場

ドローンで撮影したキリティマティ島の海
Neo2で上空から捉えた海の絶景

キリスィマスィ島は、世界最大級のサンゴ礁環礁として知られる島です。
島の内側に広がるラグーンには、240平方マイル以上ともいわれる広大な遠浅の浅瀬、いわゆる「フラット」が広がっています。

この「フラット」こそが、世界中のフライフィッシング愛好者を惹きつけてやまない理由です。
膝丈ほどの浅い水の中を歩きながら、遠くまで見渡せる透明度の高い水面を狙って釣りをする、いわゆる「ソルトウォーターフライフィッシング」の理想的な舞台がここに広がっています。旅のプロという立場から見ても、これほど広大で自然のままのフラットが残っている場所は、世界的にも非常に貴重だと感じます。

「フィッシング・メッカ」と評される所以

キリスィマスィ島の海には、ボーンフィッシュをはじめ、ジャイアントトレバリー(通称GT)、ミルクフィッシュ、イエローマージン・トリガーフィッシュなど、20種類以上の魚が生息しているといわれています。
特にボーンフィッシュは、その俊敏さと引きの強さから、世界中のアングラーたちの憧れの的とされる魚です。

ドローンで撮影したキリティマティ島の入り組んだ海岸線
強風の中、なんとか捉えられた入り組んだ海岸線

複数の専門旅行会社のサイトでも、この島は「フィッシング・メッカ」「世界一のボーンフィッシュ漁場」といった評価で一致しており、フライフィッシングの世界では知る人ぞ知る、いや、知っている人にとっては絶対に外せない聖地として扱われています。
一方でアクセス手段は基本的に週1便のフライトのみと限られており、この「たどり着きにくさ」もまた、聖地としての価値をさらに高めている要因のひとつだと考えられます。

なぜ自分たちは釣りをしなかったのか

これほどの聖地だと分かっていながら、私たちがそれでも竿を持たなかったのには、2つの理由がありました。

ホテルのロゴが魚だらけだったことに気づいて

私たちがこの島が釣りの聖地だと実感したのは、実は渡航前の宿探しの段階でした。
キリスィマスィ島の宿を調べていくと、ロゴマークに魚のイラストを使っているホテルがやたらと多いことに気づきます。

最初は「南国らしい演出かな」くらいに思っていたのですが、調べれば調べるほど、これが単なるデザインではなく、この島の本質を表していることが分かってきました。

ネットで見つかる数少ない情報も、宿泊施設の紹介も、行き着く先はどれも「釣り」に関するものばかり。この島全体から漂う雰囲気そのものが、私たちに「ここは釣り人のための場所なんだ」と教えてくれていたのです。

「税金が高い」という噂を事前に耳にしていた

キリバス政府のワイルドライフ保全ユニットの手描き看板
手描きの看板ひとつにも、キリバスらしいゆるさと温かみが詰まっている。

もう一つ、私たちが釣りに一歩踏み出せなかった理由があります。
渡航前に読んだ数少ない個人ブログの中に、「釣りをするには高額な税金のようなものを払わなければいけない」という記述を見つけたのです。

正確な金額までは分からないまま、私たちの中では漠然と「100AUDくらいはかかるのでは」というイメージができあがっていました。
もともと私たちはほとんど釣りの経験がなく、道具も知識もありません。せっかくの機会だから挑戦してみようかとも一瞬考えたのですが、まとまった現金を用意してまで、ほぼ未経験の状態で竿を出す勇気は湧いてきませんでした。結果として、私たちはこの島に7泊8日も滞在しながら、一度も釣りをすることなく旅を終えることになります。

気になるフィッシングライセンスの実際の値段

実はこの「税金」の噂の正体、渡航後に判明しました。
フィッシングライセンスの実際の金額感を、ここからご紹介します。

キリバスのキリスィマスィ島の砂浜で、真っ赤な喉袋を大きく膨らませて求愛行動をするオスのグンカンドリ。
メスにアピールするため、赤い喉袋を風船のように大きく膨らませるオスのグンカンドリ。キリスィマスィ島を代表する風景です。

「ちょっと竿を出す」だけでも義務になるライセンス制度

渡航後にあらためて調べてみると、私たちが事前に聞いていた「釣りの税金」の正体は、キャシディ国際空港で入国時に購入が義務付けられているフィッシングライセンスのことだと分かりました。
これは、本格的なフィッシングツアーに参加する場合はもちろん、「ちょっと竿を出してみたい」程度の軽い気持ちであっても免除されない、全ての釣り客に対する必須の制度です。

料金は情報源によって幅がありますが、50〜100米ドル程度が一般的な相場のようです。
一部の高級フィッシングロッジ経由のパッケージでは250米ドルという例も見られましたが、これはロッジ側の食事やガイド費用などが含まれたプレミアムサービス込みの価格である可能性が高いと考えられます。支払い通貨はUSドルまたはAUDが使われ、時期によって指定通貨が変わるという情報もありました。旅のプロの視点からのワンポイントとしては、渡航前に現地の宿やツアー会社に、最新の料金と支払い通貨を必ず確認しておくことをおすすめします。

出国税も含めると、現金の準備がさらにシビアになる

さらに見落としがちなのが、このライセンス料が滞在日数に関わらず一律料金だという点です。
1泊だけの滞在でも1週間の滞在でも、同じ金額を支払う必要があるため、短期滞在で「ちょっとだけ」釣りをしたい人ほど、割高に感じてしまう仕組みになっています。

加えて、キリスィマスィ島を出国する際には、別途20AUD程度の出国税も現金で必要になります。
これはフィッシングライセンスとは別枠の費用なので、島を訪れる際には、宿泊費やツアー代とは別に、こうした空港での支払い分の現金もあらかじめ計算に入れておく必要があります。

釣りをしなくても、クリスマス島には十分な魅力がある

結局、釣りをしないまま過ごした8日間、私たちがどんな時間を過ごしていたのかを振り返ります。

遠目に見かけた釣り人たちと、私たちが選んだ過ごし方

結局、私たちは滞在中ずっと観光客としてこの島で過ごしていたため、現地の人以外と接する機会はほとんどありませんでした。
唯一、バードウォッチングをしていた際に、遠くのフラットで釣りをしている人影を何人か見かけたことがあります。

キリティマティ島のボートツアーで遭遇したマンタレイの群れ
私たち自身もこの光景を目にしましたが、こんなに美しい一枚は撮れず――ホストのリーが撮ってくれた写真をお借りしました。
カタルーニャ

あの人たち、観光客だったのかな。それとも地元の漁師さんだったのかな。

はる

正直、遠すぎてどちらなのか分からなかったよね。

広大なラグーンの中に点在する小さな人影は、あまりに遠く、観光客なのか地元の漁師なのか判別することはできませんでした。
それでも、静かなフラットに立って黙々と竿を振るその後ろ姿からは、この島が確かに世界中のアングラーを引きつける場所であることが伝わってきました。

次の記事から始まる、観光目線でのキリスィマスィ島レポート

ボートツアーで支払ったキリバス野生動物保護区の鳥類保護税の手書き領収書
釣りとは別に、ボートツアーで訪れた野生動物保護区でもらったこの領収書。手書きの文字に、離島ならではの温かみを感じました。

釣りはしなかったものの、キリスィマスィ島には海鳥の観察やボートツアー、伝統的な文化ツアーなど、釣りをしない旅行者でも十分に楽しめる要素がたくさんありました。
私たちが実際にCoconut Homestayに滞在しながら体験した内容については、次の記事から順番にご紹介していきます。

フライフィッシングを目的に渡航を検討している方にとっても、私たちのような観光目的で訪れたい方にとっても、この島が持つ二面性、つまり「世界的な釣りの聖地」でありながら「手つかずの自然が残る秘境」でもあるという魅力を、少しでもお伝えできていれば嬉しいです。

まとめ:釣りをしなくても、この島は行く価値がある

キリスィマスィ島は世界最大級のサンゴ礁環礁を持つ、フライフィッシングの世界的聖地です。
私たちのように釣り未経験でライセンス代に二の足を踏んでも、バードウォッチングやボートツアーなど、釣り以外の魅力を存分に味わうことができました。

最終チェックリスト

  • キリスィマスィ島は世界最大級のサンゴ礁環礁で、ボーンフィッシングなど20種類以上の魚が生息する釣りの聖地
  • 釣りには入国時のフィッシングライセンス(目安50〜100米ドル、滞在日数に関わらず一律)が必須
  • 出国税(目安20AUD)も別途現金で必要なので、渡航前に現金の準備を忘れずに

この記事が、皆さんの素晴らしい旅の助けになれば幸いです!

はる

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

カタルーニャ

Ko rabwa!(ありがとう!)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次