キリバス・キリティマティ島の「赤い塩田」が絶景すぎた!なぜ赤くなる?現地レポ

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はる

Mauri!(マウリ!)こんにちは!
はるカタルーニャです。

本日のメニューは、キリバス・キリティマティ島で出会った「赤い塩田」の話です!
世界の旅情報カフェへようこそ。

結論から言うと、この塩田は写真で見るよりも実際に立った時のインパクトが桁違いでした。
真っ赤な水面と、風で揺れる白い泡。まるで別の惑星に迷い込んだような感覚を味わいました。

この記事の筆者:はるカタルーニャ
プロフィール、アリカンテの海岸
  • 旅行代理店での実務経験
  • 海外60カ国・150地域以上の渡航歴
  • 海外旅行エリアスペシャリスト資格保有
  • 1年以上の海外在住・留学経験あり
  • 旅スタイル:一人旅・女子旅・カップル旅・鉄道・バックパック

「キリバスってどんな国?聞いたことはあるけど詳しく知らない」
「塩田が赤くなるなんて本当?危険なものではないの?」

カタルーニャ

正直、私も現地に行くまで「塩田が赤くなる」なんて話、半分くらいしか信じてなかったよ。

はる

私も最初は同じ気持ちでした。ですが実際に見てみると、これは行く価値のある絶景だと断言できます。

今回は、キリティマティ島の赤い塩田がどんな場所なのかと、なぜ塩田が赤く染まるのかという科学的な理由について徹底解説します。

この記事は、こんな方におすすめです
  • キリバス・キリティマティ島への旅行を検討している方
  • 南太平洋の珍しい自然現象・絶景スポットに興味がある方
  • 「赤い塩田」がなぜできるのか、その理由を知りたい方
この記事でわかること
  • キリティマティ島の滞在先やアクセス方法の実例
  • 赤い塩田の現地でのリアルな見え方・体感
  • 塩田が赤く染まる科学的なメカニズム

※本記事の情報は執筆時点のものです。料金やルールは変更される可能性がありますので、必ず公式サイト等で最新情報をご確認ください。

目次

キリバス・キリティマティ島ってどんな場所?

フィジーエアウェイズ機内から見るクリスマス島のラグーン
着陸態勢に入ると広がったターコイズブルーのラグーン

キリバスは南太平洋に浮かぶ島国で、その中でも世界最大級の環礁として知られるのがキリティマティ島です。
今回はこの島でどのように過ごしたのか、滞在先から順番にご紹介していきます。

今回の滞在先「Coconut Homestay」について

今回は2026年5月6日から5月13日までの7泊8日で、キリティマティ島の「Coconut Homestay」に滞在しました。
料金は2名で1,180AUDと、決して安くはない金額です。

ただしこの金額には、宿泊費だけでなく食事と空港送迎まで含まれています。
現地では現金払いが基本で、支払い方法も含めて事前に把握しておくと安心です。

ホストはRitembwa Moantauさんという方で、私たちが実際にやり取りをした限りでは、とても丁寧で温かい対応をしてくださいました。
南国らしいのんびりした雰囲気の中にも、きちんと約束を守ってくれる誠実さがあり、初めてのキリバス滞在でも安心して過ごすことができました。

予約方法とキリバス語の挨拶「Mauri!」

Coconut Homestayの予約は、InstagramのDMからやり取りをスタートし、最終的にメールで予約を確定させるという流れでした。
キリティマティ島のような小さな島では、こうしたSNS経由での予約が一般的なケースも多いようです。

ちなみに、フィジー語の「ブラ」のような感覚で、キリバスでは「Mauri!(マウリ!)」という挨拶が使われます。
実際、ホストのRitembwaさんからのメールも「Mauri 名前」という署名で届いており、現地で本当に使われている言葉なのだと実感しました。

旅行業界経験者として言えるのは、こうした現地語の挨拶を一つ知っておくだけで、宿のホストとの距離がぐっと縮まるということです。
今回も「Mauri!」と一言添えるだけで、表情がふっとやわらぐ場面が何度もありました。

赤く染まる塩田との出会い

ここからは、今回の旅で一番衝撃を受けた「赤い塩田」について、実際に訪れた時の様子を詳しくお伝えします。

まるでセカンドインパクト!?赤く染まる光景

キリティマティ島の赤く染まった塩田の池
目の前に広がっていたのは、思わず声が出るほど鮮やかな赤色の水面でした。

この塩田へは、Coconut Homestayのホスト・Ritembwaさんによるレンタカーツアーに連れて行ってもらう形で訪れました。島の「ロンドン」と呼ばれるエリアから車で40分ほど走った先に、その塩田はありました。

はる

塩田に足を踏み入れた瞬間、目の前に広がっていたのは真っ赤に染まった池でした。

カタルーニャ

え、待って、これってまるで「セカンドインパクト」の景色じゃない!?

はる

でしょ?
例えるなら、地球が丸ごと違う星に変わってしまったような色でした。
私もこの色を見た瞬間、「わあ!」と思わず声が出てしまいました。

Googleマップ上ではこの場所は「Solar Salt Plantation」と表記されており、太陽光を利用して塩を作る商業用の塩田であることがわかります。
島の中でも空港があるエリア(バナナと呼ばれる地区)から、内側の海に向かって進んだ先に位置しています。

今回はこの塩田を含む島内観光のレンタカーツアー代金として250AUDをお支払いしました。塩田見学のみの単独料金ではなく、年始の集まりが開かれる海辺の広場や港、学校、JAXAの追跡局のパラボラアンテナなど、島内の見どころを周遊するツアー代金です。

道中には難破船も見えましたが、詳しい経緯までは分かりませんでした。いつか調べてみたい謎の一つです。

風に揺れる泡の可愛らしさ

風に吹かれて水面を漂う白い泡
赤い水面の上を、白い泡が風に揺られてゆっくりと移動していきます。

赤い水面だけでも十分にインパクトがあるのですが、実はもう一つ印象的だったのが、水面に浮かぶ白い泡でした。
その泡が風に吹かれてゆらゆらと水面を移動していく様子が、なんとも言えず可愛らしかったのです。

当日は風がかなり強く、その風が泡を動かしているのだと思われますが、赤い水面の上を白い泡が滑るように移動していく光景は、写真だけではなかなか伝わらない魅力があります。
できれば動画でも記録しておくことをおすすめします。

なぜ塩田は赤くなるのか

ここまで実際に見た赤い塩田の様子をお伝えしてきましたが、ここからはなぜあのような色になるのか、その仕組みを解説していきます。

塩分濃度と色の変化の関係

赤く染まった塩田の水面と広がる空
蒸発が進んだ塩田ほど、水面はより鮮やかな赤色を帯びていきます。

塩田(ソルトポンド)が赤く染まるのは、実はキリティマティ島だけの珍しい現象ではありません。
世界各地の塩田で見られる自然現象で、その主な原因は水中に生きる微生物にあります。

塩分濃度が上がり始めると、まず緑藻の一種であるドゥナリエラという藻が増え、水は青緑や黄色っぽい色を帯びます。
そこからさらに蒸発が進んで塩分濃度が高くなると、今度は高度好塩性の微生物(アーキア)が優勢になり、水面が鮮やかな赤からマゼンタ色へと変化していきます。

塩分濃度がおよそ30パーセントを超えるような、蒸発が最終段階まで進んだ池ほど、より強く赤く染まりやすいと言われています。

はる

こうした現象は世界的に「ピンクレイク」とも呼ばれ、アメリカのグレートソルトレイクや中国の塩湖のように塩田として利用されている場所もあれば、オーストラリアのヒリアー湖やセネガルのレトバ湖のように自然の湖がそのまま観光名所になっている場所もあります。

赤い色素は微生物の「日焼け止め」だった

塩田の水面に浮かぶ赤い模様のクローズアップ
水面に浮かぶこの赤色は、微生物が作り出す色素によるものです。

この赤い色の正体は、微生物が持つベータカロテンやバクテリオルベリンといったカロテノイド系の色素です。
面白いのは、この色素が単なる副産物ではなく、微生物自身を守るための仕組みだという点です。

塩分濃度が極端に高い環境では、微生物にとって強い紫外線が大きな脅威になります。
そこでこの赤い色素が、いわば天然の日焼け止めのような役割を果たし、紫外線から自身の細胞を守っているのです。

旅のプロの視点から見ると、こうした「なぜそうなるのか」という背景を知った上で景色を見ると、単に赤いだけの池ではなく、生き物たちの過酷な生存戦略の結果なのだと感じられ、見え方が大きく変わってくると思います。

訪れる際に知っておきたいこと

塩田の間を貫く白い道と飛び交う海鳥
塩田の中を進む道には、絶えず海鳥が飛び交っていました。

最後に、実際にこの塩田を訪れる際に知っておくと安心なポイントをまとめます。
まずは塩田そのものの規模やロケーションについてです。

商業用の塩田、その規模の大きさとロケーション

白く広がるキリティマティ島の塩田の全景
何区画にも仕切られた塩田が水平線まで続き、その規模に圧倒されました。

訪れたのはお昼どきの時間帯でしたが、まず驚いたのはその規模の大きさでした。
Googleマップ上で「Solar Salt Plantation」と表記されている通り、観光用ではなく実際に稼働している商業用の塩田です。

当日は風が強かったものの、塩田の白い部分が太陽光を強く反射していて、体感的にはかなり暑く感じました。
日差しそのものというより、地面からの照り返しが強いタイプの暑さで、長時間歩き回るとかなり体力を消耗します。

私が色々試した中で、この手の照り返しが強い場所で目を守る役に立ったのが「UNDERGROUNDJOBS」の偏光サングラスでした。
白い塩田の反射光は想像以上に眩しく、サングラスなしで長時間過ごすのは正直つらいと感じたほどです。

塩田のすぐそばまで近づいても、体調に影響が出るようなことは特にありませんでした。

ただし、衛生面を考えて赤い水には触れずに見学しました。詳しい注意点は記事末尾のFAQでもまとめています。

日差し対策の帽子とアームカバーを着用したはるカタルーニャ
強い照り返しの中、帽子と長袖でしっかり紫外線対策をしました。

お昼どきの訪問と、たくさんいた蜂について

もう一つ、現地でヒヤッとしたのが蜂の存在です。
塩の塊が積まれている建物の入り口付近に、なぜかドラム缶のような形をしたものが置かれていて、そこに大量の蜂が群がっていました。

はる

塩の塊が積まれた建物の入り口に、ドラム缶みたいな物が置いてあって、そこに蜂がびっしり群がっていたんです。

塩田の倉庫内に積まれた大量の塩と保管用の袋
収穫された塩が山のように積まれた倉庫。この量の多さに驚きました。
カタルーニャ

えっ、それってもしかして蜂に「番をされてる」ってこと!?ちょっと怖いんだけど…!

実際のところ、あのドラム缶が何のためのものだったのかは私たちにもわかりませんでした。
ただ、あれだけの数の蜂が一箇所に集まっている光景は、まるでその建物を守っているかのようにも見え、思わず距離を取って見学することになりました。

正直、今でもあのドラム缶の正体が気になっています。もし同じ塩田を訪れたことがある方や、理由をご存知の方がいらっしゃれば、ぜひ教えていただきたいです。

注意点として、この塩田周辺を歩く際は、蜂が多く集まっているエリアには不用意に近づかないことをおすすめします。
刺激を与えなければ襲ってくるような様子はありませんでしたが、写真を撮る際も少し距離を保って撮影するのが安全です(詳しくは記事末尾のFAQもご覧ください)。

はる

写真を撮りながらも、まだ半分は信じられない気持ちでした。

カタルーニャ

キリティマティ島に来て一番驚いたのが、実はこの塩田だったよね。

よくある質問

塩田の赤い水に触れても大丈夫ですか?

触れてはいけないという案内は特にありませんでしたが、私たちは衛生面を考慮して実際には触れませんでした。触れる場合はあくまで自己判断となる点にご注意ください。

塩田見学にはどれくらいの費用・時間がかかりますか?

今回はCoconut Homestayのホストによるレンタカーツアーを利用し、ツアー代金として250AUDを支払いました。塩田見学のみの追加料金は発生していません。

蜂は危険ではないですか?

刺激しなければ襲ってくるような様子はありませんでしたが、蜂が集まっているエリアには不用意に近づかないことをおすすめします。

まとめ:キリティマティ島の非日常な自然に触れて

塩田脇のコンクリートに刻まれた文字
塩田の縁には、何やら文字のようなものが刻まれていました。

キリバス・キリティマティ島の赤い塩田は、写真や話で聞くだけでは伝わりきらない、圧倒的な非日常感のある場所でした。
赤い水面、風に揺れる泡、そして蜂の群れまで、そのすべてが「異世界に来た」という感覚を強くしてくれます。

最終チェックリスト

  • 塩田周辺は照り返しが強いため、サングラスなど日差し対策を用意する
  • 蜂が集まっているエリアには不用意に近づかない
  • 訪問はレンタカーツアーの利用が現実的なアクセス手段

この記事が、皆さんの素晴らしい旅の助けになれば幸いです!

はる

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

カタルーニャ

Ko rabwa!(コ・ラブワ!)

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