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はるカタルーニャです。本日は「東南アジアのカントリーカフェ」となっております!
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早速ですが、今回はもし青年海外協力隊の派遣先が「ラオス」だった時に必要になるであろう基本情報と、普通にラオスへの旅行や出張の際に役立つ歴史や文化についてまとめていきます!
目次
【基本情報】ラオスってどんな国?
そんな疑問を解消するべくざっくりとまとめてみました。
首都 ビエンチャン
・通貨 キープ
・時差 2時間日本より遅れている
※サマータイムはありません
・言語 ラオス語
・電圧 220V、50Hz
・コンセント タイプA、タイプCのどちらも使える複合体の穴が多いため、AとCのどちらのタイプも一般的に使われています。
・面積 24万平方キロメートル
・気候 熱帯モンスーン気候
・経路 ベトナムやタイ経由が一般的
※直行便はなく、乗り換えは1~3回。所要時間ベトナム経由で約6時間40分(乗り換え時間は含まれていません)から、タイ経由だと約8時間(乗り換え時間は含まれていません)からとなっています
・祝日 12月2日(建国記念日)
・産業 サービス業(GDPの約42%)、農業(約15%)、工業(約32%)、製品及び輸入に係る税(約11%)。(2019年、ラオス計画投資省)
・挨拶 ສະບາຍດີ(サバイディー)=こんにちは、ລາກ່ອນ (ラー・コーン)=さようなら、ຂອບໃຈ(コプチャイ)=ありがとう、ຂໍໂທດ(コートー)=ごめんなさい、ແຊບ(セェープ)=おいしい
言語
ラオスの言語についてご紹介します。
「何語を使っているの?」「英語は使えるの?」など、ラオスの言語について疑問を抱えている人は参考にしてみてください。
何語を使っているの?
ラオスでは以下の言語が主に使われています。
- ラーオ語(ラオス語)
- フランス語
- タイ語
公用語は「ラーオ語(ラオス語)」で、また50もの民族が存在しているためそれぞれで独自の言語があるようです。
しかしながら、約330万人がラーオ語を使っているためラオスの人口の約半分がこの言語を使っていることになります。
また、ラーオ語はタイ語と同一言語に属しており、それぞれが方言の関係にあるため、通訳を介さなくても意思の疎通ができると言われています。
フランスに支配されていた時代もあるため、70代以上高齢者の中でもエリート層にいたラオス人はフランス語も話すことができます。
ちなみにラオスの正式名称は、ラーオ語で「ສາທາລະນະລັດ ປະຊາທິປະໄຕ ປະຊາຊົນລາວ(サーターラナラット・パサーティパタイ・パサーソン・ラーオ)」で、サーターラナラットが「共和国」、パサーティパタイが「民主主義」、パサーソンが「人民」、ラーオが「ラーオ族」を意味しており「ラーオ族の民主主義人民共和国」となります。
英語は使えるの?
ラオスの英語普及率は低いため、英語はあまり通じません。
しかし、首都近郊にあるラオスのメジャーな観光スポットや高級なホテルなどでは、観光客のために英語を話せるスタッフを手配していることもありますので、必ずしも通じないと言うわけではありません。
一方地方などではほとんど英語が通じず、ラオス語を勉強していかないと厳しいと思います。
ラオス人とのコミュニケーションをとる上でもラオス語を勉強して使ってみるのも良さそうですね。
気候・位置
「ラオス人民民主共和国」通称ラオスは、東南アジアのインドシナ半島に位置する社会主義共和制国家で、「中国」、「 ベトナム」、「カンボジア」、「タイ」、「ミャンマー」に周囲を囲まれた内陸国となっています。
国土の約80%が山岳地帯で「メコン川」と呼ばれる川が流れており、タイやミャンマーとの国境にとなっています。
ラオスには雨季と乾季が存在し、それらの季節の変化によりメコン川の水位も変動します。
その水位の変化はヴィエンチャンで10メートルを超えることもあり、暑季の終わり頃である4月頃には、小さな支流ではほとんどの水がなくなってしまうほど、かなり水位が下がります。
5月に入ると暑季が完全に終わり、雨季に入るため徐々に水位が上がっていきます。
8月から9月頃には自然堤防を越えるほどの水量となり、低地は水で覆われてしまうほどまでになります。
続いて気候に関して、ラオスは「熱帯モンスーン気候」に属し、一年を通して温かくなっています。
季節は一般的に3つに分けられ、3月から4月は「暑季」、5月から10月が「雨季」、そして11月から2月が「乾季」となります。
最も暑くなるのは4月から5月で、平均気温は30度近く、最高気温が40度を超える日もあります。
6月から10月の雨季にはいると、気温は少し下がりますがスコールが度々降ることがあり、年間総雨量のほとんどがこの時期に降ります。
11月から2月の乾季には日中の平均気温は約25度と過ごしやすい気候になりますが、朝晩は冷え込むため寒さ対策が必要です。
また標高の高い山岳地帯では、より気温が下がるため注意が必要です。
衣服
では東南アジアの国、ラオスにはどのような民族衣装があるのでしょうか。
ラオスの民族衣装には、「シン」と呼ばれる服があります。
シンは女性向けの腰巻スカートで、「パービアン」と呼ばれる肩掛けとともに日常的に着用されています。
学校や企業の制服として採用されているほか、結婚式やお祭りと言った大切な日にも着られています。
シンはウエストの部分をホックで留めるだけなため、着やすく動きやすいつくりになっており、素材は基本的には綿かシルクで作られています。
特に重要な日に着る場合は、シルクで作られたシンを着ることがおすすめです。
地域や地方によってデザインや色が変わり、都会の方が地方よりスカートの丈が短く、また装飾も変わってきます。
一般的にはお気に入りの布を仕立屋にもって行き作ってもらいますが、できあがっているシンを購入することもできます。
では、私たちがラオスに行ったときはどのような服を着れば良いのでしょうか?
ラオスの人々は民族衣装の他に普段着としてカジュアルでシンプルな洋服を着用しています。
男性は主にTシャツに短パン、そしてサンダルをはいている人が多いそうです。
そのため、私たちがラオスに行ったときの服装は日本の夏に着ているような服装で大丈夫です。
暑季である3月から5月あたりまでは日差しが強く30度を超える夏日が続くためかなり暑い気候となっています。
そのため、日本の真夏に着るような服装をもって行きましょう。
他にも紫外線対策のために日焼け止めや帽子、薄手のストールなどがあると安心です。
またレストランやショッピングモールなどでは冷房がかなり効いているため、寒く感じることがありますので羽織り物など1枚上に着られる者をもって行きましょう。
6月から10月は雨季で、気温は少し下がりますがそれでも30度を超えることもあるため、日本の初夏や夏などの服装を持っていきましょう。
また雨がかなり降るため雨具も必須で、サンダルといった濡れてもいい靴を持っていくと便利です。
最低気温は20度前半なため涼しくなりますので、羽織物なども持っていきましょう。
乾季である11月から1月は最高気温は25度あたりで、最低気温は15度以下になることもあるため涼しく過ごしやすくなっっています。
特に高地ではかなり冷え込むため厚手のパーカーやジャケットなどを持っていき、首都などでも薄手の長袖等あると安心できそうです。
また食事の前に手を洗う設備がなかったり不衛生だったりする場合もありますので、手指消毒ジェルやウエットティッシュも合ったら便利かもしれません。
代表的な食事
続いて、ラオスでの食事について、ラオスで有名な主食は「コメ」と「ライスヌードル」です。
日本でも主食とされているコメですが、日本でよく食べられている日本米とは違い、ラオスでは「カオニャオ」と呼ばれる「もち米」がよく食べられています。
もち米は水を少なめで炊くことが多く、竹で編んだ「ティップ・カオ」という籠に入れて食べます。
食事は手を使って食べることが一般的なため、コメも手で取り軽く握ってからくぼみを作って、その中におかずを入れて食べます。
米の消費量の世界ランキング50位である日本に対し、ラオスはなんと世界2位と、日本よりお米が食べられています。
ラオスは東南アジア唯一の内陸国であり、国境を接している国も多いためさまざまな食文化が混ざり合っています。
主に山や川で取れる魚や動物、野菜、そしてハーブなどが食材として使われ、シンプルな料理が多く存在します。
また中国やタイ、ベトナムの料理に加えて、フランスの植民地となっていた時代もあるためフランス料理も多いほか、煮込み料理も多くあります。
食卓にはもち米が主食として、おかずに焼き魚や野菜をたっぷり使ったサラダ、煮込み料理に加えてスープが並びます。
生野菜が特に好まれるため、ラオスの料理はヘルシーなことでも有名でダイエットには最適です。
調味料としては南姜やレモングラス、パーデークが主に使われています。
民族などの食事
では青年海外協力隊で首都から遠く離れた地域や民族の料理を食べるとしたら、どんな料理が出てくるのでしょうか!
ラオスで最も有名な料理は「ラープ」と呼ばれる炒め料理です。
ラープには鶏肉や豚肉、牛肉に加えてレバーや川魚、アヒルなども使われることがあります。
主にお肉はひき肉にしてから使われ、ハーブやライム、ニンニクやレモングラス、香辛料や香草、そしてナムパー(ナンプラー)と呼ばれる調味料と一緒に炒めて作ります。
お肉が使われることが多いですが、魚で作る場合もあり、地域によって味や材料はさまざまです。
「チェオ」はトマトやナスを香辛料とともに炭火で焼いた料理で、コメと一緒に食べるとめちゃくちゃ美味しいためラオスの食卓には欠かせない一品です。
「タムマークフン」はタイの「ソムタム」と同じラオスで名物となっているサラダです。
青パパイヤを細かく切り、レモンや唐辛子、トマトや魚で作られた「パーデーク」と呼ばれるペーストをサワガニの塩漬けなどと一緒にすり鉢で砕いて作ります。
かなり辛いため、辛いものが苦手な日本人にはきついかもしれませんが、辛さの中にあるさっぱりとした味付けにやみつきになる人も多いようです。
「ピンカイ」は鶏肉を意味し、魚醤やニンニク、唐辛子や砂糖などを合わせたタレに漬けて、炭火で焼いて作るラオス風の焼き鳥です。
焼き鳥と言っても日本の一口サイズではなく、大きな鶏肉が豪快に串にさして焼くそうです。
「カオソーイ」はラオスの北部でよく食べられるコメの麺で作られた料理です。
最後にラオスのデザートについて、特に有名なのは「カオニャオ・マムアン」と呼ばれるもち米をココナッツミルクで甘く味付けしたデザートです。
マンゴーを添えて食べることが多く、かなりボリューミーなため暑い日々を乗り切るためのエネルギー源ともなります。
また甘いだけではなく、少し塩見も感じるため味覚的にも楽しめるデザートとなっています。
住居
続いてラオスでの住居についてですが、青年海外協力隊で派遣される場合、シェアハウスなり家なり、住む場所を与えてもらえる国が多いようです。
ですのであまり必要のない情報かもしれませんが、ラオスでの住居について、いくらくらいで済めるのか、またホテルについても載せていきたいと思います。
派遣終了中もしくは後にラオス旅できるかもしれないので!
やっぱり場所によって金額は変わるようです。
地方は比較的安いですが、首都はあまり安くない印象です。
格安ホテルもあるみたいですが、値段はピンキリ。観光地化している地域ではやはり他の地域と比べると高くなる傾向にあるようです。
物価と治安
ラオスの通貨は「キープ」です。
1キープ→0.010円(2022/1/26)で、過去5年の変動0.010円~0.014円となっているため、そこまで変動がない印象。
物価についてですが、以下のようになっています。
- ミネラルウォーター、1本 約2,544キープ=約26円
- カフェ、1杯 約22,513キープ=約230円
- 缶ジュース、1缶 約6,000~7,000キープ=約61〜71円
- 屋台、1食 約11,4682キープ=約150円
- レストラン、1食 約35,237キープ=約360円
- 安宿、1泊 約50,000キープ=約750円
このように、ラオスの物価は日本と比べ安くなっています。
しかしながら全てのものが安いわけではなく、ブランド物や輸入品などは日本と同等、もしくは高くなることもありますので注意が必要です。
続いて治安についてですが、ラオスの治安は南部地域で反政府勢力が活動しているため、外務省は危険レベル2を出している地域があります。
車両等を狙った襲撃事件や爆発事件、政府軍との衝突事案が発生しているため、サイソンブン県やシェンクワン県クーン郡南部、パーサイ郡中部及び南部やシェンクワン県プークート郡南部には行かないようにしましょう。
またそれらの地域以外では国全体に危険レベル1が出されているためラオスの治安はそこまで良いとは言えません。
しかし、治安ランキング42位ともなっており、観光地の多いエリアや街中は比較的治安が良いと言えますので夕方から夜や危険地帯で特に気をつけましょう。
文化的特徴
青年海外協力隊としてラオスに行くとしたら、現地で適応するためにもマナーや文化について知っていった方が現地民と仲良くなれそうですよね!
ですのでラオスで生活するうえで大切になりそうなマナーや文化について載せていこうと思います。
まずラオスで寺院を訪れる際は肩と膝の覆われた露出が少ない服装をしていきましょう。
またタイなどでも同じ文化がありますが、僧侶は日々厳しい修行を行って徳を積んでおり、それは女性に触れることによって全てなくなってしまうとされているため女性は僧侶に触れないようにしましょう。
大人はもちろん子供などでもラオスでは頭に魂が宿っているとされているため、撫でたりしないようにしましょう。
多くの建物では土足が禁止となっているほか、骨董品の売買も違法となっているため気をつけてください。
まとめ
ここまで自分が海外協力隊で派遣された場合、知っておきたい情報についてまとめてきました。
ラオスの主食であるもち米がとても気になりますね。
ラープと呼ばれる料理もぜひ食べてみたいです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!