
¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルニャです。



本日は「アフリカのカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます。
今回は、青年海外協力隊の派遣国の中でも、周囲を南アフリカに囲まれた「天空の王国」として知られる【レソト】に焦点を当て、応募のステップから現地のリアルな生活情報(活動内容、住居、食事、気になる治安や文化)、さらには帰国後のキャリアパスまで、レソト派遣に向けて知っておくべき全てを網羅的にお届けします。
- 青年海外協力隊の「レソト派遣」に興味があり、応募を検討している方
- JICA海外協力隊の選考に向けて、レソトの具体的な活動内容や生活情報を知りたい方
- レソト派遣が内定し、渡航前の準備(持ち物、手続き、文化理解など)を進めたい方
- 国際協力やボランティア活動に関心があり、レソトという国について深く学びたい方
- 将来的にアフリカ(特にレソト)への旅行や滞在を考えており、現地のリアルな情報を収集したい方



レソトってどんな国なんだろう?



青年海外協力隊員としてどんな活動ができるの?



実際に派遣が決まったら、何から準備すればいいの…?
期待と同時にたくさんの疑問や不安を抱えて情報収集をされている方も多いと思います。
実はこのブログを書いている私も、いつか青年海外協力隊員として世界に貢献したいと夢見て、あなたと同じように日々情報を集めている仲間の一人です。
だからこそ、未来の隊員であるあなたが本当に知りたい情報を、同じ目線で徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
- レソトという国の魅力と基本情報(歴史、文化、言語、気候など)
- 青年海外協力隊員としての具体的な活動内容や求められるスキル
- 現地でのリアルな生活(住居、食事、物価まで網羅!)
- 応募から派遣までの具体的な流れと準備(選考対策のヒントも!)
- 安心して活動するための治安情報と安全対策
この記事は、青年海外協力隊のレソト派遣を目指すあなたの「知りたい!」に応えるだけでなく、レソトという国そのものに興味がある方、あるいは将来的な渡航を考えている方にとっても、現地の歴史や文化を深く知れる素晴らしい機会になるはずです。
ぜひ最後までじっくりお読みいただき、あなたの疑問や不安を解消してください!
レソト派遣の基本情報:概要・特徴・言語を徹底解説!


青年海外協力隊としてレソトでの活動に臨むにあたり、まず最初にしっかりと押さえておきたいのが、「レソト王国とは、一体どんな国なのか?」という基本的な情報ですよね。



アフリカのスイスって呼ばれてるって聞いたけど、どんなところ?
周りは全部南アフリカなんだよね?



標高が高いってことは、アフリカだけど寒いのかな?
服装の準備が難しそう…。



英語は通じるの?
現地の人同士は何語で話しているんだろう。
そんな疑問や不安を持っている人が多いはず。
ここでは、青年海外協力隊員として押さえておきたいレソトの基本情報から、変化に富んだ気候、コミュニケーションの鍵となる言語、そして心に触れる文化や習慣まで、徹底的にご紹介します!
レソトを深く理解し、現地での毎日をより豊かに、そして安心して過ごせるようになるための知識を、分かりやすく丁寧にお伝えしますのでご覧ください!
レソト王国ってどんな国?まず知りたい基礎知識まとめ
レソトの首都、言語、通貨、時差、気候、電圧、日本からのアクセス方法など、知っておきたい基本情報を分かりやすくまとめました。
国(首都) | レソト王国(マセル) |
---|---|
言語 | 英語(公用語)、ソト語(公用語) |
通貨 | ロチ(LSL)。1ロチ = 約8.5円(2025年9月現在)※南ア・ランドも等価で通用 |
時差(サマータイム) | 日本より7時間遅れ。サマータイムなし。 |
気候 | 温暖湿潤気候、西岸海洋性気候(標高が高いため冷涼) |
電圧 | 220ボルト / 50ヘルツ |
コンセント | Mタイプが主流。変換プラグが必須。 |
面積 | 約3万平方キロメートル(四国の約1.6倍、日本の約12分の1) |
産業 | 農業(トウモロコシ、ソルガム)、繊維産業、ダイヤモンド鉱業 |
直行便(2025年9月現在) | なし。 |
日本からの行き方 | 南アフリカ(ヨハネスブルグ)経由が一般的。中東(ドバイ、ドーハなど)やヨーロッパを経由しヨハネスブルグで乗り換える。総移動時間は乗り継ぎ含め約20~25時間。 |
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レソトの面積は?四国の約1.6倍
さて、青年海外協力隊の派遣国『レソト王国』ですが、その広さは一体どのくらいなのでしょうか?
レソトの面積は 約3万平方キロメートル。と言っても、数字だけではピンと来ないかもしれませんが、身近なものと比較してみると…



実は、四国全体の約1.6倍の広さなんです!



コンパクトな国ですが、そのほとんどが山岳地帯なんですよ!
隣国は?南アフリカのみ
また、アフリカ南部に位置するレソト。
この国がどのような地理的環境にあり、それが文化や経済にどんな影響を与えているのか、その輪郭もGoogleマップで見ていきましょう。
レソトは、周囲のすべてを南アフリカ共和国に完全に囲まれた世界でも珍しい内陸国です。
国土の大部分が標高1,500m以上の高原や山地で構成されていることから、「天空の王国(The Kingdom in the Sky)」とも呼ばれています。



本当に南アフリカの中にすっぽり収まっているんですね。



この独特の地理的条件が、レソトの独自の文化や歴史を育んできたんです!
このように、特異な地理的特徴は、レソトの豊かな文化を育む土壌となってきました。
そして、その文化をより深く理解する上で欠かせないのが、『気候』と人々のコミュニケーションを支える『言葉』です。
それでは、レソトの日々の気候と、普段の生活で人々がどのような言語を使い、心を通わせているのか、その興味深い『気候・言語事情』を一緒にみていきましょう!
レソトの気候を徹底解説!年間を通じた特徴と季節ごとの注意点



レソトの気候は、「温暖湿潤気候」や「西岸海洋性気候」に分類されますが、標高が非常に高いため、年間を通して冷涼です。
「アフリカのスイス」とも呼ばれ、アフリカ大陸の一般的な暑いイメージとは大きく異なるのが特徴です。寒暖差が激しいため、服装の準備が快適な生活の鍵となります。
- 夏季(10月~4月頃)
雨季にあたり、降雨が多くなります。日中は比較的過ごしやすいですが、朝晩は冷え込むことがあります。雷を伴う激しい雨が降ることもあります。 - 冬季(5月~9月頃)
乾季にあたり、晴天の日が多いですが、非常に寒くなります。特に朝晩の冷え込みは厳しく、氷点下になることも珍しくありません。高地では積雪も見られます。
冬季の寒さ対策は必須です。ダウンジャケットやフリース、厚手の靴下、手袋、マフラーなどの防寒具は必ず準備しましょう。夏でも朝晩は冷えるため、年間を通して羽織れるジャケットなどがあると便利です。また、標高が高く日差しが強いため、季節を問わず帽子やサングラス、日焼け止めでの紫外線対策は必須です!
レソトの言語事情:英語は通じる?公用語と現地の言葉



レソトでは何語がメインなの?



英語はどの程度通用するの?
といった、レソトの言葉に関する疑問は多いはず。
レソトの公用語から現地で話される多様な言語まで、その実態を分かりやすく解説します。
これを読めば、レソトでのコミュニケーションのイメージがグッと具体的になるはずです!
レソトで使われている言語の種類|公用語は英語とソト語
レソトの公用語は英語とソト語です。教育や行政、ビジネスの場では英語が広く使用されています。
しかし、国民の大多数は日常的にソト語を話します。
他にも、ズールー語やコサ語、アフリカーンス語なども一部で使われています。
- Dumela! (ドゥメーラ!): こんにちは!/おはよう!
- Kea leboha. (ケア レボーハ): ありがとう。
協力隊員として活動する上では、公用語のソト語で簡単な挨拶を学ぶことが、現地の人々と心を通わせるための大切な鍵となります。
豆知識ですが、国名の「レソト」はソト語で「ソト語を話す人々の国」という意味があります。それだけソト語が国民のアイデンティティと深く結びついていることがわかりますね。
青年海外協力隊員は英語で活動できる?|現地での英語通用度



はい、公用語が英語であるため、特に都市部や教育を受けた人々、政府機関などとのコミュニケーションは主に英語で行われます。
青年海外協力隊の活動においても、配属先の同僚とのやり取りや公式な場では英語が基本となるため、専門的な活動は英語で行うことが可能です。
ただし、村落部での活動や、市場での買い物、地域住民との日常的な交流では、ソト語が中心となります。
簡単な挨拶や自己紹介だけでも現地の言葉で話せると、人々の心が一気に開かれ、より深い関係を築くことができます。
言語の壁を乗り越える努力は、国際協力の第一歩と言えるでしょう。


レソト派遣の職種と活動内容|青年海外協力隊の専門性を解説!
青年海外協力隊の派遣先として、独自の魅力を持つ国、レソト。
もしあなたが「レソトで国際協力に挑戦したい!」と考え始めたとき、きっとこんな具体的な疑問が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。



青年海外協力隊でレソトに行ってみたいけど、どんな活動ができるんだろう?



自分のスキルや経験が、現地で本当に役立つのか知りたいな…。
この記事を読み進めれば、レソトで実際にどのような職種があり、どんな専門性が求められているのかが具体的に分かります。
あなたがレソトで輝ける道を見つけるための、第一歩となる情報がきっとここにあるはず!
レソト派遣の現状:最新の隊員数と派遣実績データ(男女別・累計)
まずは、青年海外協力隊のレソトへの派遣実績(2024年3月31日現在)をご紹介します。
JICAの公式データによると、以下のような内容となっています。
派遣中隊員数: 0名(うち女性0名)
帰国隊員数 : 1名(うち女性 0名)
累計派遣隊員数: 1名(うち女性 0名)
※情報が古くなっている場合があります。最新情報はJICA海外協力隊-事業実績/派遣実績をご参照ください。
レソトで求められる専門性:人気の派遣職種と具体的な活動事例



レソトでは、どんな分野でボランティアが求められているの?



どんな職種で活躍できるんだろう?
そんな疑問にお答えします!
レソトで特に青年海外協力隊員の派遣が多い、主要な活動分野は以下の通りです。
- 教育: 小中学校での理数科教育や体育、音楽などの指導を通じて、教育の質の向上に貢献します。
- 保健・医療: 地方の病院やクリニックで看護師として活動し、5S-KAIZEN-TQM(医療の質・安全改善活動)の推進や感染管理の向上、HIV/エイズ対策などに取り組みます。
- コミュニティ開発: 地方行政機関と連携し、住民の生活向上や収入創出のためのプロジェクトを支援します。
- インフラ整備: 経済成長を支える産業基盤の整備に関連する分野での協力も行われています。
より具体的な活動内容や、過去に派遣された隊員の体験談に興味がある方は、JICA公式サイトの「ボランティア便り」でレソトの活動レポートを読むことを強くお勧めします!


レソトでの生活基盤:協力隊員の住居とインフラ事情
青年海外協力隊に派遣された後のレソトでの活動を支える上で、まず気になるのが日々の暮らしの土台となる「住まい」と、電気や水といった「生活インフラ」ですよね。



安心して活動に打ち込むためにも、快適で安全な住環境と、安定したライフラインの確保が欠かせません。
ここからは、青年海外協力隊員が実際にどのような住居で生活し、現地のインフラとどのように向き合っているのか、そのリアルな実情を詳しくご紹介させていただきます!
レソトでの住まいはどうなる?協力隊員の住居事情



青年海外協力隊員の住居は、JICAが隊員の安全と健康を最優先に考えて手配します。
レソトでは、配属先によって住居のタイプは異なりますが、一般的には配属先が提供する職員住宅(一軒家やアパートメントタイプ)に入居することが多いです。
- 職員住宅
リビング、寝室、キッチン、バスルームが備わっており、一人暮らしには十分な広さです。壁やフェンスで囲まれ、安全性が考慮されています。 - 伝統的な住居「ロンタベラ」
円形で石やレンガを積み上げた茅葺き屋根の伝統家屋を見かけることもありますが、隊員が住むことは稀です。外壁に泥を塗り、防寒対策が施されています。
都市部では近代的な建物も見られますが、地方ではシンプルな作りの家が一般的です。いずれの住居も、基本的な生活を送る上で必要な設備は整っています。
電気・水道・インターネットは?レソトのインフラ整備状況



また、レソトでの生活では、日本のインフラ環境との違いを実感する場面が多くあります。
- 電気
都市部では比較的安定していますが、地方や天候によっては停電が頻繁に起こります。特に冬は電力需要が増え、計画停電が行われることもあります。充電式のランタンやモバイルバッテリーは必須アイテムです。 - 水道
水道は整備されていますが、特に冬の乾季には断水が頻繁に発生します。水を貯めておくためのタンクやバケツが欠かせません。安全な飲み水を確保するために、煮沸するか浄水器を使用することが推奨されます。 - インターネット
首都マセルなど主要都市では比較的安定したインターネット環境がありますが、地方では速度が遅かったり、不安定だったりすることが多いです。多くの隊員は、USBタイプのモバイルWi-Fiやスマートフォンのテザリング機能を活用して通信環境を確保しています。



せっかくの休みなのに、また停電で何もできない…
レソトでは、そんな日もあるかもしれません。しかし、備えがあれば停電の時間も有効に活用できます。
例えば、スマートフォンで映画を見たり、読書をしたり、友人との連絡を取ったり。
そのために不可欠なのが、まさに「命綱」とも言える大容量モバイルバッテリーです。





私が使っているこれは、スマホを何回もフル充電できる大容量なのにコンパクトでおすすめです!
頻繁に起こる停電の中でも、スマートフォンの充電を気にせず使える安心感は絶大ですね。


レソト生活のリアル体験!物価・治安・服装から文化まで徹底解説
青年海外協力隊としてレソトでの活動を具体的に考え始めると、日々の生活に直結する「お金のこと」と、何よりも大切な「安全のこと」は、特に気になるポイントではないでしょうか。



レソトの物価って、アフリカだから安いイメージだけど、実際はどうなの?



日本とは違う文化や習慣がたくさんありそうだけど、どんなことに気をつければいいのかな?



治安って実際の状況どうなの?



気をつけるべきことって何だろう…?
そんな疑問や不安が次々と浮かんでくるかもしれません。
このセクションではレソトの通貨「ロチ」の基本情報から、気になる物価水準、そして外務省の危険情報に基づいた最新の治安状況や具体的な安全対策まで、あなたがレソトで安心して、そして賢く生活するための必須情報を分かりやすく解説します。
レソトの通貨「ロチ(LSL)」の基本とリアルな物価事情
レソトの通貨は「ロチ(Loti)」で、補助通貨は「センテ(Sente)」(100センテ = 1ロチ)です。
2025年9月現在のレートで、1ロチあたり約8.5円となっています。
※レートは常に変動するため、あくまで目安です。また、南アフリカの通貨「ランド」も同じ価値で国内で広く通用します。
物価は、現地で生産される野菜やトウモロコシの粉などは安いですが、輸入品が多いため、全体的には日本の物価の半分~同程度と感じられることが多いです。
食費 | 約2,000~2,500 LSL |
交通費 | 約300~500 LSL |
通信費(携帯・ネット) | 約400~600 LSL |
交際費・娯楽費 | 約500~800 LSL |
雑費(日用品など) | 約500~700 LSL |
合計 | 約3,700~5,100 LSL |
※上記はあくまで一例です。自炊中心か外食中心か、都市部か地方かによって大きく変動します。JICAから支給される現地生活費で十分に生活は可能ですが、計画的な支出が求められます。
引用:Google
レソトの治安状況|外務省危険レベルと協力隊員の安全対策



レソトの治安は、残念ながら良好とは言えない状況です。
日本の治安レベルとは大きく異なることを常に意識する必要があります。
2025年9月現在、外務省の海外安全情報では、レソト全土に特定の危険情報は発出されていませんが、高い失業率や深刻な貧困問題を背景に、一般犯罪が非常に多く発生しています。
特に、窃盗、住居侵入、車両盗難、強盗(時には銃器を使用)などの凶悪犯罪が昼夜を問わず発生しています。首都マセルでは、外国人、特にアジア系を狙った強盗事件も報告されており、単独行動や夜間の外出は極力避けるべきです。
もちろん、JICAは隊員の安全を最優先に考えており、危険な地域に派遣することはありません。
南アフリカとの国境地帯では、車両強盗や麻薬犯罪などが多発しています。移動の際は十分な注意が必要です。また、政治的な緊張が高まる時期には、デモや集会に近づかないようにしましょう。
※情報が古い場合があるため「レソトの外務省の海外安全情報」より最新情報を確認してください。
夜間の一人歩きを避ける、華美な服装や装飾品を身につけない、貴重品は分散して管理するなど、JICAから指示される安全対策を徹底することが、自身の身を守る上で最も重要です。
引用:外務省の海外安全情報
引用:レソト安全対策基礎データ
レソト生活での服装ガイド|普段着の選び方と民族衣装の魅力



服装に関する疑問は、派遣前の準備においてとても大切なポイントになりますよね。
日常生活を快適に過ごすための実用的な普段着選びのコツから、レソトの文化が感じられる「バソトブランケット」、そして協力隊員として知っておきたい服装マナーまで、あなたのレソト生活をより豊かに、そしてスムーズにするための服装情報を網羅的にガイドします!
まずは、日々の活動や生活シーンに合わせた、具体的な服装選びのポイントから詳しく見ていきましょう。
シーン別・レソトでの最適服装ガイド|普段着から活動時まで徹底解説
レソトでの服装は、年間を通した厳しい寒暖差と強い日差しへの対策が最重要ポイントです。
- 重ね着できる服が基本
季節を問わず、朝晩と日中の気温差が非常に大きいため、Tシャツの上にシャツやフリース、ジャケットを重ねるなど、簡単に着脱して調整できる服装が必須です。 - 徹底した防寒対策(特に冬)
冬季は氷点下になるため、ダウンジャケットやヒートテックなどの機能性インナー、厚手の靴下、手袋、ニット帽、マフラーといった日本の真冬並みの防寒具が欠かせません。 - 日差しと乾燥対策
標高が高く空気が澄んでいるため、紫外線が非常に強いです。季節を問わず、帽子、サングラス、日焼け止めは必須です。また、空気が乾燥しているため、リップクリームやハンドクリームも重宝します。 - レインコートは必需品
夏季の雨季には、急な豪雨に見舞われることがあります。防水性のあるジャケットや折りたたみ傘があると安心です。



アフリカだけど、服装は日本の冬服がそのまま役立ちそうですね!
レソトの誇りを身にまとう!「バソトブランケット」と「バソトハット」
レソトには「バソトブランケット」と呼ばれる、色鮮やかで厚手のウールのブランケットがあります。
これは単なる防寒具ではなく、冠婚葬祭などの儀式でも着用される、人々の誇りであり文化の象徴です。男女で巻き方が異なり、普段着の上からでも羽織られています。
また、「バソトハット(モコロトロ)」と呼ばれる円錐形の麦わら帽子も有名で、レソトの国旗にも描かれています。
協力隊員も、歓迎会やイベントの際に現地の人々と一緒にこれらの民族衣装を身につける機会があるかもしれません。



バソトブランケットを羽織ることは、レソト文化への敬意を示す素晴らしい方法の一つです。
レソト文化に触れる:習慣・マナーで気をつけること
いざレソトへ!活動への期待に胸を膨らませる一方で、「現地の文化や習慣に馴染めるかな?」「知らずに失礼なことをしてしまったらどうしよう…」といった不安も少しあるかもしれません。
異文化の中でスムーズに生活し、現地の人々と良好な関係を築くためには、レソトならではの生活習慣や、大切にされているマナーを事前に理解しておくことが非常に重要です。



レソトでは、どんなことに気をつければいいんだろう?日本とは全然違うのかな?



挨拶がすごく大事って聞いたけど、具体的にどんな場面ですればいいの?



もしかして、日本人の感覚だと『えっ?』と思うような習慣もあるのかな…?
レソトには、私たちが知っておくべきユニークで大切な文化や習慣がたくさんあります。
ここでは、そんなあなたの疑問や不安を解消し、レソトの人々とのコミュニケーションを円滑にするための具体的なポイントを詳しく解説します。
現地での生活をより豊かに、そしてトラブルを避けるために役立つ「レソト文化の心得」を一緒に学びましょう!
レソトで守るべき基本的なマナー|日常生活での注意点
- 挨拶は基本中の基本
人と会った時、お店に入る時など、どんな場面でも挨拶から始めるのが礼儀です。「Dumela!」の一言で、コミュニケーションがスムーズになります。 - 年長者への敬意
年長者を敬う文化が非常に強いです。常に丁寧な言葉遣いを心がけ、敬意のこもった態度で接することが大切です。 - チップの習慣
レストランやホテル、タクシーなどでは、良いサービスに対して料金の10%程度のチップを渡すのが一般的です。マナーとして覚えておくと良いでしょう。 - 写真撮影の許可
人を撮影する際は、必ず事前に許可を取りましょう。無断でカメラを向けることは、トラブルの原因になります。



どの国でも、相手への敬意が大切なんですね!
ゆったりとした時間の流れ
レソトでは、日本のように時間に正確に行動するというよりは、ゆったりとした時間の感覚で物事が進むことが多いです。
約束の時間に人が来なかったり、公共交通機関が時間通りに運行しなかったりすることも日常茶飯事です。
協力隊員として活動する上では、こうした文化的な違いに苛立つのではなく、「そういうものだ」と受け入れ、柔軟に対応する姿勢が求められます。焦らず、気長に構えることが、ストレスを溜めずに活動するコツです。


レソトの食文化を味わう!代表的な料理と食事のポイント
レソトでの生活において、大きな楽しみの一つであり、また文化を深く理解する上で欠かせないのが「食」ですよね。



レソトの人たちは普段どんなものを食べているんだろう?



レソトの料理って、どんな味付けが一般的なんだろう?



主食があるって聞いたけど、どんな食べ物なの?
そんな風に現地での食事について、期待と少しのドキドキが入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、あなたのレソトでの食生活を豊かにし、現地の人々とのコミュニケーションを深めるためのヒントが満載です
代表的な主食や料理はもちろん、注意すべき飲み物まで、レソトの食の世界を一緒に探求していきましょう!
レソトの基本料理と主食|パパ・モロホを解説
レソトの食事は、トウモロコシの粉から作られる主食に、肉や野菜の煮込みを添えるのが基本スタイルです。
- パパ (Papa)
トウモロコシの粉をお湯で練り上げた、粘り気が少なくポロポロとした食感の主食。日本の白米のように、様々なおかずと一緒に手で混ぜながら食べます。 - モロホ (Moroho)
青菜の炒め物や煮込みのこと。パパと一緒に出てくる定番のおかずで、これらを合わせて「パパモロホ」と呼ばれます。 - オックステイルシチュー
牛の尾をじっくり煮込んだ、コクのあるシチュー。レストランなどでも人気のメニューです。



パパ、どんな味なのか気になりますね…!
レソトの食文化|味付けと注意点
レソトの料理は、塩や油を使ったシンプルな味付けが基本で、極端に辛いものや酸っぱいものは少ないため、日本人の口にも合いやすいと言われています。
肉は鶏肉や牛肉がメインですが、内陸国のため新鮮な魚介類はほとんど手に入りません。
野菜の種類は限られますが、ローカルマーケットでは旬の野菜が手に入ります。多くの隊員は自炊で日本食を作るなどして、食生活を工夫しています。



日本から調味料を持って行くと、食生活が豊かになりそうですね!
レソトの飲み物文化|地ビールとミネラルウォーター
レソトでは、南アフリカ産のビールなどが広く飲まれています。
また、「マルチビール」などの地ビールや、トウモロコシやソルガムを原料とした自家製の地酒も親しまれています。
特筆すべきは、レソトの水資源の豊かさです。山脈から湧き出る水は質が高く、南アフリカにも輸出されています。「Maluti」ブランドのミネラルウォーターは非常においしいと評判です。
水道水はそのまま飲むのには適していません。必ず一度煮沸するか、浄水器を通した水、あるいは市販のミネラルウォーターを飲むようにしましょう。自家製のお酒を勧められる機会もあるかもしれませんが、衛生面やアルコール度数が不明な場合も多いため、安易に口にしないよう注意が必要です。



郷に入っては郷に従え、と言いますが、自分の健康管理が第一ですね!


青年海外協力隊レソト:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
「青年海外協力隊としてレソトで活動したい!」
その熱い想いを実現するための第一歩から、貴重な経験を積んだ後の未来まで、あなたはどんな道のりを想像していますか?
応募条件や選考プロセスといった「挑戦への入口」はもちろんのこと、レソトでの活動を終えた後の「キャリアや人生への活かし方」も、きっと気になる大切なポイントですよね。
ここからは、あなたがレソトへの挑戦を具体的にイメージし、さらにその先の未来まで見据えられるよう、応募から派遣までの流れ、そして帰国後のキャリア形成に至るまで、青年海外協力隊レソト派遣の「始まりから未来まで」をご紹介します。
レソト派遣への第一歩:応募から選考、派遣まで
レソトへの扉を開くための具体的なステップは、実はかなり長い道のりです。
応募プロセスの中で、それぞれの段階でどのような準備が必要なのか、気になる方も多いかと思います。



レソト派遣に応募したいけど、何から始めればいいの?選考ってやっぱり厳しいのかな?



派遣までのスケジュールを具体的に知りたい!
そんなあなたの疑問を解決するべく、わかりやすい図でご紹介します。
青年海外協力隊の応募プロセスはざっくりとこんな感じです!
年2回(春募集・秋募集)のタイミングでJICA海外協力隊のウェブサイトから応募します。
職務経歴や語学力などを基にした書類選考と、人物面や技術力を評価する面接が行われます。
2次選考から約2ヶ月後に合否が通知されます。合格者は候補者となります。
語学訓練(主に英語、必要に応じてソト語)や国際協力、安全対策など、派遣に必要な知識とスキルを身につける合宿形式の訓練です。
訓練修了後、いよいよレソトへ出発。約2年間のボランティア活動が始まります。
- 職務経歴書では「なぜレソトか?」を明確に
数ある派遣国の中で、なぜレソトで活動したいのか。レソトの開発課題(保健、教育など)と自分のスキル・経験がどう結びつくのかを具体的に記述しましょう。 - 面接では「困難をどう乗り越えるか」を具体的に
レソトでの生活は、厳しい治安状況、停電や断水、日本とは異なる文化や価値観など、様々な困難が伴います。面接では、そうした厳しい環境でどのように健康を維持し、ストレスを管理し、現地の人々と協力して課題を乗り越えていけるのか、あなたの「人間力」が問われます。
より詳しい応募条件、選考対策、そして派遣までの全貌を徹底解説した完全ガイドをご用意しました。
もっと詳しく知りたい方は以下リンクをぜひ読んでください!





合わせて2025年秋募集の要項や詳細を公式サイトから確認して見ましょう!
また、私はこの本を読んで青年海外協力隊に応募するための勉強をしています。
青年海外協力隊とは何なのか、実際に「コミュニティ開発隊員でフィリピンへ」「日本語教育隊員でドミニカ共和国へ」「看護師隊員でブルキナファソへ」派遣された方々の貴重な経験談など、知りたいすべてが盛り込まれています!
レソトでの経験を未来へ:帰国後のキャリアと人生設計
レソトでの活動を終えた後の自分、想像できますか?



協力隊経験者の人たちって、どんな道に進んでいるの?就職に有利だったりする?



無事に派遣されたとして、その経験って帰国後どう活かせるんだろう?



協力隊の経験って、具体的にどんな仕事に繋がるの?
レソトでの貴重な2年間を終えた後、そんな風に将来について考えるのは当然のことですよね。
帰ってきた私たちは、国際協力の最前線で培った実践的なスキル、多様な価値観を受け入れる異文化理解力、そして数々の課題をクリアしてきた問題解決能力という、大きな成長を手にしているはずです。
ここでは、レソトでの経験を輝かしい未来へと繋げるための方法を一緒に探すべく、青年海外協力隊に派遣された方々の今をご紹介します!
私が出会った!青年海外協力隊に派遣された方々の今
私は高校2年生の頃からずっと青年海外協力隊で国際協力をしたくて、とにかくいろんな情報を集めてきました。
そんな中で私が出会った、帰国後の青年海外協力隊の方々の現在をご紹介します。
Aさんはタンザニアに「コミュニティ開発」で派遣後、帰国してからは地元のJICAデスクで2年働き、その後アフリカの農家で起業をしました。



現在はクラウドファンディングも行って日本とアフリカの架け橋になっています!
地元のJICAデスクはたまたま後任がいなかったようですが、代々派遣後の隊員が2年の任期で行なっているそうです。
Bさんはコロンビアに『青少年教育』で派遣後、地元の大手商社に転職しました。
面接では、予測不能な環境で現地の人々と粘り強く交渉し、プロジェクトを成功させた経験が高く評価されたそうです。



キャリアアップもできて、スペイン語も習得して帰国できていて本当に理想的な進路ですね!
私が学んできたスペイン語と同じ言語圏に派遣されていたこともあり、たまにスペイン語で会話をしてくださいました!
Cさんは理系の会社で開発をしていましたが、マラウィ帰国後に地元の古民家を譲り受け、地域活性化にもつながるプロジェクトを行っています。



私が大学生の頃はよくボランティアに参加させていただき、一緒に茅葺き屋根を修復したり、水車を作ったりしました。
ずっと青年海外協力隊に行くことを目指してきましたが「現地で何のために派遣されたいのか」と問いてくれた彼のおかげで進路を決められました!
こんな感じに、私が知っている青年海外協力隊に派遣されていた方々は、世界をもっと良くできる、エネルギッシュで活動家の方が多かったです。
まだまだ多くの隊員たちの進路を聞いてきましたので、より詳しく青年海外協力隊派遣後のステップや就職の強みなどを知りたい方はこちらのブログをご参考ください!


まとめ:青年海外協力隊レソト派遣はあなたの人生を変える挑戦
ここまであなたが青年海外協力隊でレソトに派遣された際に、知っておきたい情報についてご紹介させていただきました。
今回のブログでは以下の内容がわかりましたね!
- 青年海外協力隊のレソト派遣の基本情報
- 青年海外協力隊レソト派遣の職種と活動内容
- レソトでの生活を徹底シミュレーション!住居・食事・お金・安全について
- 青年海外協力隊レソト:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
生活する上で守るべきマナーや注意点が結構あったので、しっかり覚えて行った方が良さそうでしたね。特に、治安は良好とは言えないため、防犯意識は常に高く持つ必要がありそうです。
あなたの挑戦をここから始めよう!
レソトへの熱い想いが少しでも具体的になったなら、次はいよいよ行動に移す時です。
まずはJICAの公式サイトで最新の募集要項をチェックし、より詳しい応募のステップは以下の記事で完璧にマスターしましょう!





ここまで読んでいただきありがとうございます。



¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!