
¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルニャです。



本日は「アフリカのカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます。
今回は、青年海外協力隊の派遣国の中でも、西アフリカで独自の歴史と文化を持つ【リベリア】に焦点を当て、応募のステップから現地のリアルな生活情報(活動内容、住居、食事、気になる治安や文化)、さらには帰国後のキャリアパスまで、リベリア派遣に向けて知っておくべき全てを網羅的にお届けします。
- 青年海外協力隊の「リベリア派遣」に興味があり、応募を検討している方
- JICA海外協力隊の選考に向けて、リベリアの具体的な活動内容や生活情報を知りたい方
- リベリア派遣が内定し、渡航前の準備(持ち物、手続き、文化理解など)を進めたい方
- 国際協力や平和構築に関心があり、リベリアという国について深く学びたい方
- 将来的にアフリカ(特にリベリア)への旅行や滞在を考えており、現地のリアルな情報を収集したい方



リベリアってどんな国なんだろう?



青年海外協力隊員としてどんな活動ができるの?



実際に派遣が決まったら、何から準備すればいいの…?
期待と同時にたくさんの疑問や不安を抱えて情報収集をされている方も多いと思います。
実はこのブログを書いている私も、いつか青年海外協力隊員として世界に貢献したいと夢見て、あなたと同じように日々情報を集めている仲間の一人です。
だからこそ、未来の隊員であるあなたが本当に知りたい情報を、同じ目線で徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
- リベリアという国の魅力と基本情報(歴史、文化、言語、気候など)
- 青年海外協力隊員としての具体的な活動内容や求められるスキル
- 現地でのリアルな生活(住居、食事、物価まで網羅!)
- 応募から派遣までの具体的な流れと準備(選考対策のヒントも!)
- 安心して活動するための治安情報と安全対策
この記事は、青年海外協力隊のリベリア派遣を目指すあなたの「知りたい!」に応えるだけでなく、リベリアという国そのものに興味がある方、あるいは将来的な渡航を考えている方にとっても、現地の歴史や文化を深く知れる素晴らしい機会になるはずです。
ぜひ最後までじっくりお読みいただき、あなたの疑問や不安を解消してください!
リベリア派遣の基本情報:概要・特徴・言語を徹底解説!


青年海外協力隊としてリベリアでの活動に臨むにあたり、まず最初にしっかりと押さえておきたいのが、「リベリア共和国とは、一体どんな国なのか?」という基本的な情報ですよね。



西アフリカにあるって聞いたけど、具体的にどこ?
周りの国とはどんな関係なの?



一年中暑くて雨が多いのかな?
季節による違いはあるんだろうか?



英語は通じるの?
現地の人同士は何語で話しているんだろう。
そんな疑問や不安を持っている人が多いはず。
ここでは、青年海外協力隊員として押さえておきたいリベリアの基本情報から、変化に富んだ気候、コミュニケーションの鍵となる言語、そして心に触れる文化や習慣まで、徹底的にご紹介します!
リベリアを深く理解し、現地での毎日をより豊かに、そして安心して過ごせるようになるための知識を、分かりやすく丁寧にお伝えしますのでご覧ください!
リベリア共和国ってどんな国?まず知りたい基礎知識まとめ
リベリアの首都、言語、通貨、時差、気候、電圧、日本からのアクセス方法など、知っておきたい基本情報を分かりやすくまとめました。
国(首都) | リベリア共和国(モンロビア) |
---|---|
言語 | 英語(公用語)、その他約28の部族語 |
通貨 | リベリア・ドル(LRD)。100 LRD = 約82円(2025年9月現在) |
時差(サマータイム) | 日本より9時間遅れ。サマータイムなし。 |
気候 | 熱帯モンスーン気候 |
電圧 | 120ボルト / 60ヘルツ(※一部220V/50Hzも混在) |
コンセント | Aタイプ、Bタイプが主流。変換プラグや変圧器が必要な場合も。 |
面積 | 約11.1万平方キロメートル(日本の約3分の1) |
産業 | 鉱業(鉄鉱石、金、ダイヤモンド)、農林業(天然ゴム、木材) |
直行便(2025年9月現在) | なし。 |
日本からの行き方 | ヨーロッパ(ブリュッセル、パリなど)や中東を経由するのが一般的。総移動時間は乗り継ぎ含め約24時間以上。 |
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以前ボスニア・ヘルツェゴビナで携帯を盗まれた際、「Trip.com」の日本語チャットサポートが迅速で、本当に助けられました。
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リベリアの面積は?日本の約3分の1
さて、青年海外協力隊の派遣国『リベリア共和国』ですが、その広さは一体どのくらいなのでしょうか?
リベリアの面積は 約11.1万平方キロメートル。と言っても、数字だけではピンと来ないかもしれませんが、日本と比較してみると…



実は、日本の国土の約3分の1、北海道と岩手県を合わせた程度の大きさ!



コンパクトながらも多様な文化が詰まった国なんです!
隣国は?シエラレオネなど計3カ国
また、西アフリカに位置するリベリア。
この国がどのような地理的環境にあり、それが文化や経済にどんな影響を与えているのか、その輪郭もGoogleマップで見ていきましょう。
リベリアは、西にシエラレオネ、北にギニア、東にコートジボワールと三つの国々と国境を接し、南は大西洋に面しています。
アフリカ大陸で最も古い共和国であり、解放奴隷の入植によって建国されたというユニークな歴史を持っています。



リベリアの周りには様々な国があるんですね。



「自由の地」という名の通り、特別な歴史を持つ国なんです!
このように、独特の歴史と地理的な特徴は、リベリアの複雑で豊かな文化を育む土壌となってきました。
そして、その文化をより深く理解する上で欠かせないのが、『気候』と人々のコミュニケーションを支える『言葉』です。
それでは、リベリアの日々の気候と、普段の生活で人々がどのような言語を使い、心を通わせているのか、その興味深い『気候・言語事情』を一緒にみていきましょう!
リベリアの気候を徹底解説!年間を通じた特徴と季節ごとの注意点



リベリアの気候は、典型的な「熱帯モンスーン気候」に分類されます。
年間を通して高温多湿で、季節は大きく雨季と乾季の二つに明確に分かれています。特に首都モンロビアは世界で最も雨の多い首都の一つと言われています。
- 雨季(4月~11月頃)
非常に多くの雨が降ります。特に6月から9月にかけてはピークとなり、激しいスコールが頻繁に発生し、道路が冠水することもあります。 - 乾季(12月~3月頃)
雨はほとんど降らず、比較的過ごしやすい季節です。しかし、12月から2月にかけてはサハラ砂漠からの砂塵を含んだ季節風「ハルマッタン」が吹き、空が霞んで視界が悪くなることがあります。
服装は基本的に夏服で問題ありませんが、雨季には防水性の高い靴やレインウェアが必須です。また、ハルマッタンの時期は砂埃でのどを痛めやすいため、マスクなどがあると良いでしょう。年間を通じて日差しも強いので、帽子やサングラス、日焼け止めは欠かせません。
リベリアの言語事情:英語は通じる?公用語と現地の言葉



リベリアでは何語がメインなの?



英語はどの程度通用するの?
といった、リベリアの言葉に関する疑問は多いはず。
リベリアの公用語から現地で話される多様な言語まで、その実態を分かりやすく解説します。
これを読めば、リベリアでのコミュニケーションのイメージがグッと具体的になるはずです!
リベリアで使われている言語の種類|公用語は英語
リベリアの公用語は英語です。しかし、一般的に話されているのは「リベリアン・イングリッシュ」と呼ばれる独特のピジン英語(簡略化された英語)です。
また、多民族国家であるため、この他にも約28の部族語がそれぞれのコミュニティで話されています。
主要な部族語には以下のようなものがあります。
- クペレ語
- バッサ語
- ヴァイ語
協力隊員として活動する上では、公用語の英語に加え、任地で話されているリベリアン・イングリッシュや部族語の簡単な挨拶を学ぶことが、現地の人々と心を通わせるための大切な鍵となります。
豆知識ですが、リベリアという国名はラテン語の「Liber(自由)」に由来します。アメリカで解放された奴隷たちが「自由の地」を求めて建国した歴史が、国名そのものに刻まれているのです。
青年海外協力隊員は英語で活動できる?|現地での英語通用度



はい、公用語が英語であるため、行政機関や教育現場など、公式な場でのコミュニケーションは英語で行われます。
青年海外協力隊の活動においても、配属先の同僚とのやり取りは英語が基本となるため、専門的な活動は英語で行うことが可能です。
ただし、地域住民との日常会話では、リベリアン・イングリッシュが主流となります。標準的なアメリカ英語とは発音や語彙が異なるため、慣れるまでは聞き取りに苦労するかもしれません。簡単な挨拶や自己紹介を現地の言葉で話せると、人々との距離が一気に縮まり、より深い関係を築くことができます。
言語の壁を乗り越える努力は、国際協力の第一歩と言えるでしょう。


リベリア派遣の職種と活動内容|青年海外協力隊の専門性を解説!
青年海外協力隊の派遣先として、独自の魅力を持つ国、リベリア。
もしあなたが「リベリアで国際協力に挑戦したい!」と考え始めたとき、きっとこんな具体的な疑問が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。



青年海外協力隊でリベリアに行ってみたいけど、どんな活動ができるんだろう?



自分のスキルや経験が、現地で本当に役立つのか知りたいな…。
この記事を読み進めれば、リベリアで実際にどのような職種があり、どんな専門性が求められているのかが具体的に分かります。
あなたがリベリアで輝ける道を見つけるための、第一歩となる情報がきっとここにあるはず!
リベリア派遣の現状:最新の隊員数と派遣実績データ(男女別・累計)
まずは、青年海外協力隊のリベリアへの派遣実績(2024年3月31日現在)をご紹介します。
JICAの公式データによると、以下のような内容となっています。
派遣中隊員数: 0名(うち女性0名)
帰国隊員数 : 167名(うち女性 25名)
累計派遣隊員数: 167名(うち女性 25名)
※長年の内戦やエボラ出血熱の流行により長期間派遣が中断されていました。2018年に一度派遣が再開されましたが、2024年3月現在、治安情勢などにより新規の派遣募集は非常に限られている、あるいは見送られている状況です。応募を検討する際は、必ずJICA公式サイトの最新の募集情報をご確認ください。
リベリアで求められる専門性:人気の派遣職種と具体的な活動事例



リベリアでは、どんな分野でボランティアが求められているの?



どんな職種で活躍できるんだろう?
そんな疑問にお答えします!
リベリアは国の復興段階にあり、特に基礎的な社会サービスを支える人材が求められています。
- 教育: 内戦で失われた教育基盤を再建するため、小中学校での理数科教育や、教員の指導力向上を支援する活動が中心です。
- 保健・医療: 地域の保健医療サービスの質を向上させるため、助産師や看護師が母子保健活動の支援などを行います。
- コミュニティ開発: 地方のコミュニティで、住民の生活改善や収入向上に向けた活動(例:農業指導、小規模ビジネス支援)をサポートします。
- スポーツ: 青少年の健全育成のため、体育の指導やスポーツ(野球、陸上など)の普及活動に貢献します。
より具体的な活動内容や、過去に派遣された隊員の体験談に興味がある方は、JICA公式サイトでリベリアの活動詳細を読むことを強くお勧めします!


リベリアでの生活基盤:協力隊員の住居とインフラ事情
青年海外協力隊に派遣された後のリベリアでの活動を支える上で、まず気になるのが日々の暮らしの土台となる「住まい」と、電気や水といった「生活インフラ」ですよね。



安心して活動に打ち込むためにも、快適で安全な住環境と、安定したライフラインの確保が欠かせません。
ここからは、青年海外協力隊員が実際にどのような住居で生活し、現地のインフラとどのように向き合っているのか、そのリアルな実情を詳しくご紹介させていただきます!
リベリアでの住まいはどうなる?協力隊員の住居事情



青年海外協力隊員の住居は、JICAが隊員の安全と健康を最優先に考えて手配します。
リベリアでは、配属先によって住居のタイプは異なりますが、一般的にはアパートや一軒家を借りて生活することが多いです。内戦後の復興途上にあるため、建物の質は様々ですが、基本的な設備は整えられています。
- アパート・一軒家
リビング、寝室、キッチン、バスルームが備わっています。JICAの安全基準を満たした物件が選ばれ、多くの場合、警備員が常駐していたり、ゲートや鉄格子でセキュリティが強化されています。 - 任地によってはシンプルな住居も
地方の任地では、より簡素なコンクリート造りの家になることもあります。
日本の建物と比べると設備の質や作りは異なりますが、安全に生活を送るための配慮がなされています。
電気・水道・インターネットは?リベリアのインフラ整備状況



また、リベリアでの生活では、日本のインフラ環境との違いを実感する場面が多くあります。
- 電気
電力供給は非常に不安定で、計画停電や突然の停電が日常的に発生します。多くの隊員は、停電に備えて発電機、充電式のランタン、モバイルバッテリーなどを準備して生活しています。 - 水道
上水道の普及率は低く、多くの場所では井戸水を利用します。そのため、安全な飲み水を確保するために、煮沸や浄水器の使用が必須です。断水も頻繁に起こるため、水を貯めておくタンクやバケツも必需品です。 - インターネット
首都モンロビアでも通信速度は遅く、不安定です。地方ではさらに通信環境が厳しくなります。多くの隊員は、USBタイプのモバイルWi-Fiやスマートフォンのテザリング機能を活用していますが、日本のような快適な通信は期待できません。



せっかくの休みなのに、また停電で何もできない…
リベリアでは、そんな日もあるかもしれません。しかし、備えがあれば停電の時間も有効に活用できます。
例えば、スマートフォンで映画を見たり、読書をしたり、友人との連絡を取ったり。
そのために不可欠なのが、まさに「命綱」とも言える大容量モバイルバッテリーです。





私が使っているこれは、スマホを何回もフル充電できる大容量なのにコンパクトでおすすめです!
頻繁に起こる停電の中でも、スマートフォンの充電を気にせず使える安心感は絶大ですね。


リベリア生活のリアル体験!物価・治安・服装から文化まで徹底解説
青年海外協力隊としてリベリアでの活動を具体的に考え始めると、日々の生活に直結する「お金のこと」と、何よりも大切な「安全のこと」は、特に気になるポイントではないでしょうか。



リベリアの物価って、アフリカだから安いイメージだけど、実際はどうなの?



日本とは違う文化や習慣がたくさんありそうだけど、どんなことに気をつければいいのかな?



治安が悪いって聞くけど、実際の状況ってどうなの?



気をつけるべきことって何だろう…?
そんな疑問や不安が次々と浮かんでくるかもしれません。
このセクションではリベリアの通貨「リベリア・ドル」の基本情報から、気になる物価水準、そして外務省の危険情報に基づいた最新の治安状況や具体的な安全対策まで、あなたがリベリアで安心して、そして賢く生活するための必須情報を分かりやすく解説します。
リベリアの通貨「リベリア・ドル(LRD)」の基本とリアルな物価事情
リベリアの通貨は「リベリア・ドル(Liberian Dollar)」ですが、日常生活では「アメリカ・ドル(USD)」も広く流通しており、二つの通貨が併用されています。
2025年9月現在のレートで、100リベリア・ドルあたり約82円となっています。
※レートは常に変動するため、あくまで目安です。
物価は、現地で生産される食料品は比較的安いですが、輸入品は非常に高価です。特に首都モンロビアの物価は、周辺の西アフリカ諸国と比較しても高い水準にあります。
食費 | 約200~300 USD |
交通費 | 約50~80 USD |
通信費(携帯・ネット) | 約40~60 USD |
交際費・娯楽費 | 約80~120 USD |
雑費(日用品など) | 約50~70 USD |
合計 | 約420~630 USD |
※上記はあくまで一例です。自炊中心か外食中心かによって大きく変動します。JICAから支給される現地生活費で十分に生活は可能ですが、計画的な支出が求められます。
リベリアの治安状況|外務省危険レベルと協力隊員の安全対策



リベリアの治安は、内戦終結後、改善傾向にありますが、依然として多くの課題を抱えています。日本とは全く異なる環境であることを強く認識する必要があります。
2025年9月現在、外務省の海外安全情報では、リベリア全土に**「レベル2:不要不急の渡航は止めてください」**が発出されています。特に、コートジボワールやシエラレオネ、ギニアとの国境地帯では注意が必要です。
高い失業率を背景に、強盗、住居侵入、ひったくりなどの一般犯罪が頻繁に発生しています。特に外国人は裕福に見られ、標的になりやすい傾向があります。
もちろん、JICAは隊員の安全を最優先に考えており、危険な地域に派遣することはありません。
特に首都モンロビアでは、武装強盗などの凶悪犯罪も発生しています。日中であっても単独での安易な外出は避け、常に周囲への警戒を怠らないことが重要です。
※情報が古い場合があるため「リベリアの外務省の海外安全情報」より最新情報を確認してください。
夜間の外出は絶対に避ける、華美な服装や装飾品を身につけない、貴重品は分散して管理するなど、JICAから指示される安全対策を徹底することが、自身の身を守る上で最も重要です。
引用:外務省の海外安全情報
引用:リベリア安全対策基礎データ
リベリア生活での服装ガイド|普段着の選び方と民族衣装の魅力



服装に関する疑問は、派遣前の準備においてとても大切なポイントになりますよね。
日常生活を快適に過ごすための実用的な普段着選びのコツから、リベリアの文化が感じられるカラフルな衣装、そして協力隊員として知っておきたい服装マナーまで、あなたのリベリア生活をより豊かに、そしてスムーズにするための服装情報を網羅的にガイドします!
まずは、日々の活動や生活シーンに合わせた、具体的な服装選びのポイントから詳しく見ていきましょう。
シーン別・リベリアでの最適服装ガイド|普段着から活動時まで徹底解説
リベリアでの服装は、高温多湿な気候、強い日差し、そして虫対策がポイントです。
- 基本は軽装で涼しく
年間を通して暑いため、通気性の良い綿素材のTシャツやポロシャツ、薄手のパンツが基本です。速乾性のある素材も重宝します。 - 日差しと虫から肌を守る
日差しが非常に強いため、日焼け対策として薄手の長袖・長ズボンは必須です。また、マラリアなどの感染症を媒介する蚊に刺されるのを防ぐためにも、肌の露出はなるべく控えるのが賢明です。 - 足元は丈夫な靴で
道が舗装されていない場所も多いため、サンダルだけでなく、しっかりと足を保護できるスニーカーやウォーキングシューズが必要です。雨季にはぬかるむため、防水性の高いものが重宝します。 - フォーマルな服装も一着
配属先への挨拶や公式なイベントに参加する際に、男性は襟付きのシャツとスラックス、女性はワンピースやブラウスとスカートなど、きちんとした服装が一着あると安心です。



ただ涼しいだけの服装ではダメなんですね!TPOと安全対策が重要ですね。
色鮮やかなアフリカンプリント!「お国の衣装」
リベリアでは、西欧風の服装が一般的ですが、儀式や特別な日には「お国の衣装」と呼ばれる伝統的な衣装を身にまといます。
色鮮やかなアフリカンプリントの生地を使ってオーダーメイドで作られるシャツやドレスは非常に美しく、リベリアの人々の誇りです。
協力隊員も、歓迎会やイベントの際に現地の人々から贈られたり、市場で生地を選んで自分だけの一着を仕立てたりする機会があるかもしれません。



「お国の衣装」を身にまとうことは、リベリア文化への敬意を示す素晴らしい方法の一つです。
リベリア文化に触れる:習慣・マナーで気をつけること
いざリベリアへ!活動への期待に胸を膨らませる一方で、「現地の文化や習慣に馴染めるかな?」「知らずに失礼なことをしてしまったらどうしよう…」といった不安も少しあるかもしれません。
異文化の中でスムーズに生活し、現地の人々と良好な関係を築くためには、リベリアならではの生活習慣や、大切にされているマナーを事前に理解しておくことが非常に重要です。



リベリアでは、どんなことに気をつければいいんだろう?日本とは全然違うのかな?



挨拶がすごく大事って聞いたけど、具体的にどんな場面ですればいいの?



もしかして、日本人の感覚だと『えっ?』と思うような習慣もあるのかな…?
リベリアには、私たちが知っておくべきユニークで大切な文化や習慣がたくさんあります。
ここでは、そんなあなたの疑問や不安を解消し、リベリアの人々とのコミュニケーションを円滑にするための具体的なポイントを詳しく解説します。
現地での生活をより豊かに、そしてトラブルを避けるために役立つ「リベリア文化の心得」を一緒に学びましょう!
リベリアで守るべき基本的なマナー|日常生活での注意点
- 挨拶は時間をかけて丁寧に
人と会った時は、単に挨拶するだけでなく、「元気?」「家族は元気?」など、お互いの健康や近況を尋ね合うのが丁寧なコミュニケーションです。 - 年長者への敬意
年長者を敬う文化が非常に強いです。年上の人に対しては、丁寧な言葉遣いを心がけ、敬意のこもった態度で接することが大切です。 - 左手は不浄
多くの西アフリカの国々と同様に、食事や物の受け渡しに左手を使うのは失礼にあたります。必ず右手を使うように心がけましょう。 - 写真撮影の許可
人を撮影する際は、必ず事前に許可を取りましょう。特に年配の方や、地方では無断でカメラを向けることはトラブルの原因になります。



右手を使うこと、しっかり覚えておかないと!
多民族国家としての多様性の尊重
リベリアには約16の部族に加え、アメリカからの解放奴隷の子孫である「アメリコ・ライベリアン」など、多様なルーツを持つ人々が暮らしています。
複雑な歴史的背景から、出身部族や家系に関する話題は非常にデリケートな場合があります。
協力隊員として活動する上では、人々の多様なバックグラウンドに敬意を払い、特定のグループを特別扱いしたり、政治や歴史について軽々しく論じたりしないよう、常に公平で中立な姿勢を保つことが求められます。


リベリアの食文化を味わう!代表的な料理と食事のポイント
リベリアでの生活において、大きな楽しみの一つであり、また文化を深く理解する上で欠かせないのが「食」ですよね。



リベリアの人たちは普段どんなものを食べているんだろう?



リベリアの料理って、どんな味付けが一般的なんだろう?



国民食があるって聞いたけど、どんな食べ物なの?
そんな風に現地での食事について、期待と少しのドキドキが入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、あなたのリベリアでの食生活を豊かにし、現地の人々とのコミュニケーションを深めるためのヒントが満載です
代表的な主食や料理はもちろん、注意すべき飲み物まで、リベリアの食の世界を一緒に探求していきましょう!
リベリアの基本料理と主食|キャッサバとお米を解説
リベリアの食事は、お米やキャッサバ芋を主食に、唐辛子やパームオイル(アブラヤシの油)をたっぷり使ったスパイシーなスープやシチューを添えるのが基本スタイルです。
- フフ (Fufu)
キャッサバ芋を発酵させて餅状にした主食。手でちぎって丸め、スープに浸して食べます。西アフリカ広域で食べられています。 - ジョロフライス (Jollof Rice)
トマトやタマネギ、スパイスと一緒に鶏肉や魚を炊き込んだ、西アフリカを代表する炊き込みご飯。リベリアでも大人気です。 - パームバタースープ (Palm Butter Soup)
アブラヤシの実から作る濃厚な赤いスープで、鶏肉や魚、野菜などを煮込んで作ります。お米やフフと一緒に食べるのが定番です。



ジョロフライス、スパイシーで美味しそう…
リベリアの食文化|ブッシュミートと食習慣
リベリアの地方では、「ブッシュミート」と呼ばれる野生動物の肉(サル、シカ、ヤマアラシなど)を食べる文化が残っています。
これらは燻製にして保存性を高め、貴重なタンパク源として食べられています。
また、経済的な理由などから、朝食と遅い昼食の「1日2食」が基本という人も少なくありません。協力隊員として活動する際は、現地の食習慣を理解し、尊重する姿勢も大切です。



食文化の違いに驚くこともありそうですね!
リベリアの飲み物文化|地ビールと注意点
リベリアでは「クラブビール(Club Beer)」という国産ビールが広く親しまれています。暑い気候の中で飲む冷えたビールは格別です。
また、ヤシの樹液から作られる「パームワイン」という伝統的なお酒もあります。
水道水は絶対にそのまま飲まないでください。必ず市販のミネラルウォーターを購入するか、一度沸騰させた水を飲むようにしましょう。また、エボラ出血熱などの感染症予防の観点から、ブッシュミートの扱いには十分な注意が必要です。JICAの指示に従い、安全管理を徹底しましょう。



健康と安全が第一。食べ物や飲み物には細心の注意が必要ですね!


先輩隊員の声:リベリアでのリアルな体験談



実際にリベリアのような厳しい環境で活動した先輩隊員は、どんな壁にぶつかり、何を感じ、どう乗り越えていったのでしょうか?
今回は、内戦からの復興という同じ課題を抱える隣国で奮闘した先輩隊員たちの「生の声」を、JICA海外協力隊の公式レポートからご紹介します。
Aさん(理数科教師)の任地には、実験道具がほとんどありませんでした。そこで、ペットボトルや空き缶など、身の回りにあるもので道具を手作りすることから始めました。最初は戸惑っていた生徒たちも、一緒に工夫するうちに目を輝かせ、「科学は楽しい!」と言ってくれるように。物がないからこそ、知恵を絞り、協力し合う大切さを学んだと語ります。
Bさん(コミュニティ開発)は、活動が計画通りに進まない現実に何度も直面しました。「なぜやってくれないんだ?」と考えるのをやめ、「どうすれば一緒にできるだろう?」と考え方を変えたとき、状況が好転したそうです。住民の習慣や考えを尊重し、彼らの目線で解決策を探す。その対話のプロセスこそが、真の国際協力だと気づいたと話しています。
※注記:リベリアは派遣中断期間が長かったため、近年の日本語での隊員体験談を見つけることは極めて困難です。そのため、この記事では、同様に内戦からの復興という課題を抱える隣国で活動した隊員の体験談を参考に掲載しています。
参照情報:JICA海外協力隊「世界日記」
※上記体験談は、ウェブサイトに掲載されている多数の隊員の活動報告や生活の様子を参考に、リアルなエピソードとして再構成したものです。



困難な状況だからこそ、人との繋がりや工夫する力が試されるんですね。
だからこそ得られるものも大きいんだそうです!
青年海外協力隊リベリア:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
「青年海外協力隊としてリベリアで活動したい!」
その熱い想いを実現するための第一歩から、貴重な経験を積んだ後の未来まで、あなたはどんな道のりを想像していますか?
応募条件や選考プロセスといった「挑戦への入口」はもちろんのこと、リベリアでの活動を終えた後の「キャリアや人生への活かし方」も、きっと気になる大切なポイントですよね。
ここからは、あなたがリベリアへの挑戦を具体的にイメージし、さらにその先の未来まで見据えられるよう、応募から派遣までの流れ、そして帰国後のキャリア形成に至るまで、青年海外協力隊リベリア派遣の「始まりから未来まで」をご紹介します。
リベリア派遣への第一歩:応募から選考、派遣まで
リベリアへの扉を開くための具体的なステップは、実はかなり長い道のりです。
応募プロセスの中で、それぞれの段階でどのような準備が必要なのか、気になる方も多いかと思います。



リベリア派遣に応募したいけど、何から始めればいいの?選考ってやっぱり厳しいのかな?



派遣までのスケジュールを具体的に知りたい!
そんなあなたの疑問を解決するべく、わかりやすい図でご紹介します。
青年海外協力隊の応募プロセスはざっくりとこんな感じです!
年2回(春募集・秋募集)のタイミングでJICA海外協力隊のウェブサイトから応募します。
職務経歴や語学力などを基にした書類選考と、人物面や技術力を評価する面接が行われます。
2次選考から約2ヶ月後に合否が通知されます。合格者は候補者となります。
語学訓練(英語)や国際協力、安全対策など、派遣に必要な知識とスキルを身につける合宿形式の訓練です。
訓練修了後、いよいよリベリアへ出発。約2年間のボランティア活動が始まります。
- 職務経歴書では「なぜリベリアか?」を明確に
数ある派遣国の中で、なぜ国の復興段階にあるリベリアで活動したいのか。リベリアの開発課題(平和構築、基礎教育の再建など)と自分のスキル・経験がどう結びつくのかを具体的に記述しましょう。 - 面接では「困難をどう乗り越えるか」を具体的に
リベリアでの生活は、不安定なインフラ、厳しい治安状況、日本とは大きく異なる文化や価値観など、極めて困難な場面が想定されます。面接では、そうした厳しい環境で心身の健康をどう維持し、ストレスを管理し、現地の人々と協力して課題を乗り越えていけるのか、あなたの「人間力」と「覚悟」が問われます。
引用:JICAリベリア
より詳しい応募条件、選考対策、そして派遣までの全貌を徹底解説した完全ガイドをご用意しました。
もっと詳しく知りたい方は以下リンクをぜひ読んでください!





合わせて2025年秋募集の要項や詳細を公式サイトから確認して見ましょう!
また、私はこの本を読んで青年海外協力隊に応募するための勉強をしています。
青年海外協力隊とは何なのか、実際に「コミュニティ開発隊員でフィリピンへ」「日本語教育隊員でドミニカ共和国へ」「看護師隊員でブルキナファソへ」派遣された方々の貴重な経験談など、知りたいすべてが盛り込まれています!
リベリアでの経験を未来へ:帰国後のキャリアと人生設計
リベリアでの活動を終えた後の自分、想像できますか?



協力隊経験者の人たちって、どんな道に進んでいるの?就職に有利だったりする?



無事に派遣されたとして、その経験って帰国後どう活かせるんだろう?



協力隊の経験って、具体的にどんな仕事に繋がるの?
リベリアでの貴重な2年間を終えた後、そんな風に将来について考えるのは当然のことですよね。
帰ってきた私たちは、国際協力の最前線で培った実践的なスキル、多様な価値観を受け入れる異文化理解力、そして数々の課題をクリアしてきた問題解決能力という、大きな成長を手にしているはずです。
ここでは、リベリアでの経験を輝かしい未来へと繋げるための方法を一緒に探すべく、青年海外協力隊に派遣された方々の今をご紹介します!
私が出会った!青年海外協力隊に派遣された方々の今
私は高校2年生の頃からずっと青年海外協力隊で国際協力をしたくて、とにかくいろんな情報を集めてきました。
そんな中で私が出会った、帰国後の青年海外協力隊の方々の現在をご紹介します。
Aさんはタンザニアに「コミュニティ開発」で派遣後、帰国してからは地元のJICAデスクで2年働き、その後アフリカの農家で起業をしました。



現在はクラウドファンディングも行って日本とアフリカの架け橋になっています!
地元のJICAデスクはたまたま後任がいなかったようですが、代々派遣後の隊員が2年の任期で行なっているそうです。
Bさんはコロンビアに『青少年教育』で派遣後、地元の大手商社に転職しました。
面接では、予測不能な環境で現地の人々と粘り強く交渉し、プロジェクトを成功させた経験が高く評価されたそうです。



キャリアアップもできて、スペイン語も習得して帰国できていて本当に理想的な進路ですね!
私が学んできたスペイン語と同じ言語圏に派遣されていたこともあり、たまにスペイン語で会話をしてくださいました!
Cさんは理系の会社で開発をしていましたが、マラウィ帰国後に地元の古民家を譲り受け、地域活性化にもつながるプロジェクトを行っています。



私が大学生の頃はよくボランティアに参加させていただき、一緒に茅葺き屋根を修復したり、水車を作ったりしました。
ずっと青年海外協力隊に行くことを目指してきましたが「現地で何のために派遣されたいのか」と問いてくれた彼のおかげで進路を決められました!
こんな感じに、私が知っている青年海外協力隊に派遣されていた方々は、世界をもっと良くできる、エネルギッシュで活動家の方が多かったです。
まだまだ多くの隊員たちの進路を聞いてきましたので、より詳しく青年海外協力隊派遣後のステップや就職の強みなどを知りたい方はこちらのブログをご参考ください!


まとめ:青年海外協力隊リベリア派遣はあなたの人生を変える挑戦
ここまであなたが青年海外協力隊でリベリアに派遣された際に、知っておきたい情報についてご紹介させていただきました。
今回のブログでは以下の内容がわかりましたね!
- 青年海外協力隊のリベリア派遣の基本情報
- 青年海外協力隊リベリア派遣の職種と活動内容
- リベリアでの生活を徹底シミュレーション!住居・食事・お金・安全について
- 青年海外協力隊リベリア:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
生活する上で守るべきマナーや注意点が結構あったので、しっかり覚えて行った方が良さそうでしたね。特に、治安は日本のようにはいかないため、防犯意識は常に高く持つ必要がありそうです。
あなたの挑戦をここから始めよう!
リベリアへの熱い想いが少しでも具体的になったなら、次はいよいよ行動に移す時です。
まずはJICAの公式サイトで最新の募集要項をチェックし、より詳しい応募のステップは以下の記事で完璧にマスターしましょう!





ここまで読んでいただきありがとうございます。



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