¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルーニャです。本日は「アフリカのカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、今回はもし青年海外協力隊の派遣先が「マラウイ」だった時に必要になるであろう基本情報と、普通にモザンビークへの旅行や出張の際に役立つ歴史や文化についてまとめていきます!
目次
【基本情報】マラウイってどんな国?
そんな疑問を解消するべくざっくりとまとめてみました。
・首都 リロングウェ
・通貨 マラウイ・クワチャ(MWK)
・時差 7時間日本より遅れている
・言語 チェワ語、英語(以上公用語)、各民族語
・電圧 230V
・コンセント Gタイプ
・面積 11.8万平方キロメートル(日本の約1/3)
・気候 熱帯サバンナ気候
・経路 南廻りルート、アフリカルート、アジアルート、その他
・祝日 7月6日(独立記念日)
・産業 (農業)たばこ、メイズ、茶、綿花、ナッツ、コーヒー
(工業)繊維、石鹸、製靴、砂糖、ビール、マッチ、セメント
・挨拶 ムリブワンジ!(元気ですか?) ディリブイーノ(元気です。)
カヤイーヌ?(あなたは?) ズィコーモ(ありがとう。)
言語
マラウイの言語についてご紹介します。
「何語を使っているの?」「英語は使えるの?」など、マラウイの言語について疑問を抱えている人は参考にしてみてください。
何語を使っているの?
マラウイでは国語として「チェワ語」、公用語として「英語」が使われているようです。
他にもこんな言語が使われています。
- ニャンジャ語(チェワ語とほぼ同じ)
- トゥンブカ語
- トンガ語
- ヤオ語
- マラウイ・ロムウェ語
- マクア語
- マラウイ・セナ語
- ランブヤ語
- ンコンデ語(ニャキュサ語)
- ニイカ語
- フランス語
- スワヒリ語
このように、マラウイでは多くの民族言語が使われています。
英語は使えるの?
旧イギリス領であることもあり、都市部や主要町村ではだいたい英語が通じるそうです。
ですが、多くのマラウイの人々は普段チェワ語を使っているようなので、英語も含めてチェワ語でも話すことができたら会話がもっと楽しくなりそうですね。
気候・位置
続いてマラウイの気候についてです。
アフリカはすごく熱そう!!っていうイメージがありますよね。
そんなアフリカの国、マラウイは国全体では「熱帯サバンナ気候」に属しています。
やっぱり…めちゃくちゃ熱そう…と思ったのですがどうやらそうでもないようです。
なぜなら、マラウイのほとんどは標高1,000m前後にあるため気温もそれほど高くならず、湿度も低くなっているからです。
雨(夏)季:11~3月頃で20~30℃
乾(冬)季:5~8月頃で10~20℃
国土全体では標高が36~3,048mにも及んでいるので、低地部と山間部では気候は著しく異なります。
詳しい気候としては、高原となっている北部・中部では「温帯夏雨気候」となっており、低地となっている南部は「熱帯モンスーン気候」となっています。
また、降水量は全般に多く、高原部では2000ミリ以上降るところもあり、最も降水量の少ない南部の低地においても800ミリ程度の降水量はあるようです。
衣服
アフリカの服のイメージって露出が多かったり、カラフルだったりしますよね!
そんなマラウイでの代表的な服装は「チテンジ」と呼ばれる「布」をまとったものになるようです。
女性は普段着としても、正装としても使えるそうなので、モザンビークに着いたら一着はかっておいた方が良さそうです。
また、マラウイでは男女でファッションスタイルが異なってくるようです。
まずは女性ファッションから説明していきます。マラウイの女性は、フォーマルスタイルで「スーツ」「チテンジドレス」を着ます。
オフィススタイルとしては「スーツ」「オフィスカジュアル」な服装が好まれます。
都市部ではパンツスーツもたまに見かけるようですが、文化的にスカートの方が好まれます。
都市部勤務の場合は、職場にチテンジ服を着ていくのは不適切とされます。
最後にカジュアルスタイルですが、「スカート」「チテンジ」「パンツ」がよく着られています。
以前、女性は膝丈もしくはそれよりも長いスカートを着用して、場合によってはその上にさらにチテンジを巻くのが一般的となっていました。
しかし最近は外国文化も多く流入しており、ボディコンスタイル、膝上スカート、タイトパンツを着ている女性を多くなっています。
続きまして、男性ファッションについてです。
まず最初にフォーマルスタイルとして「スーツ」「チデンジシャツ(チデンジで作られたシャツ)」が好まれるようです。
シャツの色は白のほうがよりフォーマルですが、色シャツ・柄シャツでも大丈夫です。
また、ネクタイも太さ・長さともに様々で、結婚式など文化的なイベントになると、チテンジシャツも受け入れられるようです。
オフィススタイルにつきましては「スーツ」「柄シャツ」「ポロシャツ」がよく着られています。
男性は基本はスーツですが、暑い日・気分的にカジュアルな日は柄シャツやポロシャツで出勤する人もいます。
ですが、襟はとても重要で、襟なしでは失礼にとられることもありそうです。
最後にカジュアルスタイルとしては好まれているのは、昔日本でも流行った「腰パン」!?
文化的に男性はお尻が大きいと恥ずかしいようで、若い人は大概ズボンをずらして履いているようです。
ちょっとかわいいですね(笑)
他にもマラリアに感染する可能性があるため、蚊帳のような服を現地で購入するのもいいでしょう。
上記に記載した気候にあわせて日本から服を持って行くのも快適に生活する上では必要かもしれません。
代表的な食事
多くのマラウイの人々は「ンシマ(シマ)」と呼ばれるトウモロコシを茹で、練って作ったものを食べます。
また多くの場合、魚、牛肉、鶏肉そして調理された野菜を副菜にして一緒に食べます。
他にも米やキャッサバ粉(タピオカの原材料)から作られた食物なども好まれています。
マラウイの人々はどのような飲み物を飲んでいるのでしょうか。
勝手なイメージで日本にあるような炭酸飲料とかなさそう!って思っていたのですが…
なんと普通にコーラやファンタがあるようです。
飲み物には困らなさそうですね。
アルコール類はどうなっているのかな…?
マラウイでは一般的にお酒として飲まれるのは「チブク」と呼ばれるトウモロコシで作られた発酵酒が多くの人々に飲まれているようです。
他にビールなども普通にあるようなので、マラウイのビールと日本のビールを飲み比べてみるのも楽しいかもしれませんね。
民族などの食事
では青年海外協力隊で首都から遠く離れた地域や民族の料理を食べるとしたら、どんな料理が出てくるの?
マラウイでは畑などにも現れる「ネズミ」をよく食べるみたいです(°д°)!
マラウイではネズミはポピュラーな食糧で、よく市場で売られています。
住居
青年海外協力隊の人は、シェアハウスなり家なり…
住む場所を与えてもらえるからあまり必要のない情報かもしれませんが、マラウイでは賃貸なのか、そしてどんな家なのかについてまとめてみます。
派遣終了中もしくは後にマラウイ旅できるかもしれないですし!
まず最初に青年海外協力隊で派遣された場合、マラウイで住むことになりそうなのは「公務員住宅」です。
公務員住宅のような、代々協力隊員が借りていた家が派遣先での生活場所となることが多いようです。
では、普通に住むとしたら空き家とかあるのかな…
と思ったのですが、なんとマラウイにはマンションやアパートがほとんどないようです。
しいてあるとすれば家族が住む大きさの一軒家とかになるようです。
しかも田舎に住めば住むほど、空き家などの家自体がありません。
では旅行の際にはどこに泊まるの?
一応首都や栄えている地域にはホテルがあるようです。
値段もリーズナブルなのでアフリカ一周も夢ではありませんね。
物価と治安
マラウイの通貨は「マラウイ・クワチャ(MWK)」です。
100マラウイ・クワチャ→約14円(2021/04/28)で、過去5年の変動はほとんどなさそうです。
物価についてですが、水500mlで60~100マラウイ・クワチャ(14円)くらい、食事で500~1500マラウイ・クワチャ(210円)くらい、安宿800~1500ランド(210円)くらい…めっちゃ安い!
続いて治安ですがマラウイは、都市部以外では治安はよくなっています。
しかしながら、マラウイの首都リロングウェや、南部商業都市ブランタイヤなどの治安悪化が懸念されている都市部においては、スリ・ひったくり・強盗などの犯罪が多発しています。
加えて、観光地となっているマラウイ湖岸のマンゴチやムズズ、ケープマクレア(南部)などでは観光客の被害が報告されています。
人通りの少ない路上やスーパーマーケット、銀行の出入口やバス停付近などでの犯罪被害が最も多いので警戒したほうが良さそうです。
日中でも一人での行動は極力避けたほうが安全かもしれません。
実際にリロングウェで日本人が被害にあったケースでは、銀行に行った際にあとをつけられ、人気のない場所で強盗にあったり、買い物の帰りやジョギング中に複数人に襲われ現金を取られたといったケースなどがあります。
日本の治安が世界に比べて良いので、なかなか対策の仕方がわからなくて難しいところですが、防犯をできることはすべてしていった方が良さそうですね。
文化的特徴
マラウイで生活する上で大切な事って何?
それについてまとめてみました。
・挨拶時には握手をする習慣があるため、訪問の際にはたくさん握手を求められる。
・マラウイの人々はとても友好的で、飲食物を提供して訪問者をもてなすので、食べた方が良いマナーとされる。
・チップはマナー程度で、気持ちでチップを置いていく。
上記のことはマナーとして覚えていった方がいいかもしれませんね。
マナーを理解することは大切なことですが、マラウイにはおもてなしの伝統があるため、何か間違いがあっても笑顔で許し理解してくれるでしょう。
まとめ
ここまで自分が海外協力隊で派遣された場合、知っておきたい情報についてまとめてみました。
世界で最も貧しい国の一つであるマラウイですが、首都以外では安全そうでしたね。
安全に気を遣いつつ、マラウイで起きている問題を知ることは、将来青年海外協力隊で派遣されたときに必要となってくるでしょう。
少しずつですが、解決できそうな方法も考えていけるといいかもしれません。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!