はる¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルニャです。



本日は「南アジアのカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます。
今回は、青年海外協力隊の派遣国の中でも、「インド洋の真珠」と称される美しい島国【モルディブ】に焦点を当て、応募のステップから現地のリアルな生活情報(活動内容、住居、食事、気になる治安や文化)、さらには帰国後のキャリアパスまで、モルディブ派遣に向けて知っておくべき全てを網羅的にお届けします。
- 青年海外協力隊の「モルディブ派遣」に興味があり、応募を検討している方
- JICA海外協力隊の選考に向けて、モルディブの具体的な活動内容や生活情報を知りたい方
- モルディブ派遣が内定し、渡航前の準備(持ち物、手続き、文化理解など)を進めたい方
- 国際協力やボランティア活動に関心があり、モルディブという国について深く学びたい方
- 将来的に南アジア(特にモルディブ)への旅行や滞在を考えており、現地のリアルな情報を収集したい方



モルディブってどんな国なんだろう?



青年海外協力隊員としてどんな活動ができるの?



実際に派遣が決まったら、何から準備すればいいの…?
期待と同時にたくさんの疑問や不安を抱えて情報収集をされている方も多いと思います。
実はこのブログを書いている私も、いつか青年海外協力隊員として世界に貢献したいと夢見て、あなたと同じように日々情報を集めている仲間の一人です。
だからこそ、未来の隊員であるあなたが本当に知りたい情報を、同じ目線で徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
- モルディブという国の魅力と基本情報(歴史、文化、言語、気候など)
- 青年海外協力隊員としての具体的な活動内容や求められるスキル
- 現地でのリアルな生活(住居、食事、物価まで網羅!)
- 応募から派遣までの具体的な流れと準備(選考対策のヒントも!)
- 安心して活動するための治安情報と安全対策
この記事は、青年海外協力隊のモルディブ派遣を目指すあなたの「知りたい!」に応えるだけでなく、モルディブという国そのものに興味がある方、あるいは将来的な渡航を考えている方にとっても、現地の歴史や文化を深く知れる素晴らしい機会になるはずです。
ぜひ最後までじっくりお読みいただき、あなたの疑問や不安を解消してください!


モルディブ派遣の基本情報:概要・特徴・言語を徹底解説!


青年海外協力隊としてモルディブでの活動に臨むにあたり、まず最初にしっかりと押さえておきたいのが、「モルディブ共和国とは、一体どんな国なのか?」という基本的な情報ですよね。



リゾートのイメージが強いけど、実際はどんな国?
協力隊はどこで活動するんだろう?



一年中常夏なのかな?
雨季と乾季があるって本当?



英語は通じるの?
現地の言葉は難しそう…。
そんな疑問や不安を持っている人が多いはず。
ここでは、青年海外協力隊員として押さえておきたいモルディブの基本情報から、変化に富んだ気候、コミュニケーションの鍵となる言語、そして心に触れる文化や習慣まで、徹底的にご紹介します!
モルディブを深く理解し、現地での毎日をより豊かに、そして安心して過ごせるようになるための知識を、分かりやすく丁寧にお伝えしますのでご覧ください!
モルディブ共和国ってどんな国?まず知りたい基礎知識まとめ
モルディブの首都、言語、通貨、時差、気候、電圧、日本からのアクセス方法など、知っておきたい基本情報を分かりやすくまとめました。
| 国(首都) | モルディブ共和国(マレ) |
|---|---|
| 言語 | ディベヒ語(公用語)、英語 |
| 通貨 | モルディブ・ルフィヤ(MVR)。1ルフィヤ = 約9.6円(2025年9月現在) |
| 時差(サマータイム) | 日本より4時間遅れ。サマータイムなし。 |
| 気候 | 熱帯モンスーン気候 |
| 電圧 | 220~240ボルト / 50ヘルツ |
| コンセント | BFタイプが主流。B3, C, D, G, Kタイプも混在。マルチ変換プラグが必須。 |
| 面積 | 298平方キロメートル(東京23区の約半分) |
| 産業 | 観光業、漁業(水産加工業)など。 |
| 直行便(2025年9月現在) | 季節運航便あり。通常は乗り継ぎが一般的。 |
| 日本からの行き方 | スリランカ(コロンボ)やシンガポール、中東(ドバイ、ドーハなど)を経由するのが一般的。総移動時間は乗り継ぎ含め約12時間以上。 |
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モルディブの面積は?東京23区の約半分
さて、青年海外協力隊の派遣国『モルディブ共和国』ですが、その広さは一体どのくらいなのでしょうか?
モルディブの陸地の総面積は 約298平方キロメートル。と言っても、数字だけではピンと来ないかもしれませんが、日本と比較してみると…



実は、東京23区の面積(約628㎢)の半分以下なんです!アジアで最も小さな国なんですよ。



でも、その陸地は1,000以上の島々に分かれていて、広大な海に点在しているんです!
隣国は?海を隔てた島国
また、インド洋に浮かぶ島国モルディブ。
この国がどのような地理的環境にあり、それが文化や経済にどんな影響を与えているのか、その輪郭もGoogleマップで見ていきましょう。
モルディブは、インドとスリランカの南西に位置し、陸上で国境を接する国はありません。
約1,200のサンゴ礁の島々が、南北に約820km、東西に約130kmにわたって広がっています。



本当にたくさんの島からできているんですね。



リゾートのイメージが強いですが、協力隊員は人々が暮らす「ローカル島」で活動するんですよ!
このように、独特の地理的特徴は、モルディブの文化や生活様式を育む土壌となってきました。
そして、その文化をより深く理解する上で欠かせないのが、『気候』と人々のコミュニケーションを支える『言葉』です。
それでは、モルディブの日々の気候と、普段の生活で人々がどのような言語を使い、心を通わせているのか、その興味深い『気候・言語事情』を一緒にみていきましょう!
モルディブの気候を徹底解説!年間を通じた特徴と季節ごとの注意点



モルディブの気候は、「熱帯モンスーン気候」に分類され、年間を通して高温多湿な常夏の気候です。
年間の平均気温は約28℃と、季節による気温の変化はほとんどありません。
季節はモンスーン(季節風)の影響で、乾季と雨季の2つに分かれています。
- 乾季(12月~4月)
北東モンスーンの影響で、降水量が少なく、晴天が続くベストシーズンです。湿度が比較的低く、爽やかな風が吹くため過ごしやすいです。 - 雨季(5月~11月)
南西モンスーンの影響で、降水量が多くなります。一日中雨が降り続くことは稀で、スコールのように短時間で激しい雨が降ることが多いです。
服装は、基本的に日本の夏の服装(Tシャツ、短パン、ワンピースなど)で一年中過ごせます。ただし、イスラム教国であるため、人々が暮らすローカル島では肌の露出は控えるのがマナーです。日差しが非常に強いため、帽子、サングラス、日焼け止めは必須。また、冷房対策や日焼け対策として、薄手の長袖の羽織るものがあると非常に重宝します。
モルディブの言語事情:英語は通じる?公用語と現地の言葉



モルディブでは何語がメインなの?



英語はどの程度通用するの?
といった、モルディブの言葉に関する疑問は多いはず。
モルディブの公用語から現地で話される多様な言語まで、その実態を分かりやすく解説します。
これを読めば、モルディブでのコミュニケーションのイメージがグッと具体的になるはずです!
モルディブで使われている言語の種類|公用語はディベヒ語
モルディブの公用語はディベヒ語です。サンスクリット語やアラビア語の影響を受けた独自の言語で、ターナ文字という右から左へ書く文字を使用します。
協力隊員として活動する上では、このディベヒ語の習得が現地の人々と心を通わせるための最も大切な鍵となります。
- އައްސަލާމު އަލައިކުމް (アッサラーム アライクム): こんにちは
- ޝުކްރިއްޔާ (シュクリッヤー): ありがとう
特にイスラム教徒への挨拶である「アッサラーム アライクム」は、日常生活で頻繁に使う重要な言葉です。
豆知識ですが、モルディブの正式名称(ディヴェヒ・ラーッジェーゲ・ジュムフーリッヤー)は、ディベヒ語で「島に住む人々の共和国」といった意味を持ちます。
青年海外協力隊員は英語で活動できる?|現地での英語通用度



はい、多くの場面で英語が通用します。モルディブでは、教育やビジネスの場で英語が広く使われています。
学校教育でも英語が重視されており、特に若い世代や都市部の人々は流暢に英語を話します。観光業が主要産業であるため、リゾート島ではもちろん、首都マレでも英語でのコミュニケーションに困ることはほとんどありません。
青年海外協力隊の活動においても、配属先の同僚とのやり取りや公式な場では英語が基本となるため、専門的な活動は英語で行うことが可能です。
ただし、協力隊が活動するローカル島での日常生活、特に高齢の方や子どもたちとの交流では、公用語のディベヒ語が中心となります。
現地の言葉を学ぼうとする姿勢は、現地の人々から歓迎され、より深い信頼関係を築くための第一歩となるでしょう。


モルディブ派遣の職種と活動内容|青年海外協力隊の専門性を解説!
青年海外協力隊の派遣先として、独自の魅力を持つ国、モルディブ。
もしあなたが「モルディブで国際協力に挑戦したい!」と考え始めたとき、きっとこんな具体的な疑問が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。



青年海外協力隊でモルディブに行ってみたいけど、どんな活動ができるんだろう?



自分のスキルや経験が、現地で本当に役立つのか知りたいな…。
この記事を読み進めれば、モルディブで実際にどのような職種があり、どんな専門性が求められているのかが具体的に分かります。
あなたがモルディブで輝ける道を見つけるための、第一歩となる情報がきっとここにあるはず!
モルディブ派遣の現状:最新の隊員数と派遣実績データ(男女別・累計)
まずは、青年海外協力隊のモルディブへの派遣実績(2024年3月31日現在)をご紹介します。
JICAの公式データによると、以下のような内容となっています。
派遣中隊員数: 4名(うち女性3名)
帰国隊員数 : 266名(うち女性 96名)
累計派遣隊員数: 282名(うち女性 107名)
※情報が古くなっている場合があります。最新情報はJICA海外協力隊-事業実績/派遣実績をご参照ください。
モルディブで求められる専門性:人気の派遣職種と具体的な活動事例



モルディブでは、どんな分野でボランティアが求められているの?



どんな職種で活躍できるんだろう?
そんな疑問にお答えします!
モルディブで特に青年海外協力隊員の派遣が多い、主要な活動分野は以下の通りです。
- 教育・スポーツ: 離島の学校で、体育や音楽、図工といった情操教育の指導や、水泳、サッカーなどのスポーツ指導が求められています。
- 障害者支援: 首都や離島の施設で、理学療法士や作業療法士、ソーシャルワーカーなどが、障害のある人々のリハビリテーションや社会参加をサポートします。
- 環境教育: 美しいサンゴ礁を守るため、環境問題への関心が高まっています。廃棄物管理や環境教育の分野での活動が期待されています。
- コミュニティ開発: 離島の女性グループの収入向上支援など、地域活性化に貢献する活動も行われています。
より具体的な活動内容や、過去に派遣された隊員の体験談に興味がある方は、JICA公式サイトの「世界日記」でモルディブの活動レポートを読むことを強くお勧めします!


モルディブでの生活基盤:協力隊員の住居とインフラ事情
青年海外協力隊に派遣された後のモルディブでの活動を支える上で、まず気になるのが日々の暮らしの土台となる「住まい」と、電気や水といった「生活インフラ」ですよね。



安心して活動に打ち込むためにも、快適で安全な住環境と、安定したライフラインの確保が欠かせません。
ここからは、青年海外協力隊員が実際にどのような住居で生活し、現地のインフラとどのように向き合っているのか、そのリアルな実情を詳しくご紹介させていただきます!
モルディブでの住まいはどうなる?協力隊員の住居事情



青年海外協力隊員の住居は、JICAが隊員の安全と健康を最優先に考えて手配します。
モルディブでは、離島に派遣されることが多く、配属先が用意する一軒家やアパートタイプの住居で生活するのが一般的です。
- 一軒家・アパート
リビング、寝室、キッチン、シャワー(多くは水シャワー)、トイレなどが備わっています。基本的な家具も用意されています。 - 島の生活
家はサンゴの石やブロックでできており、床はタイルのことが多いです。ヤモリ(家の守り神!)やアリなど、小さな同居人との共同生活にも慣れが必要です。
リゾート島とは全く異なる、現地の人々と同じ目線での「島の暮らし」が、協力隊員としての生活の舞台となります。
電気・水道・インターネットは?モルディブのインフラ整備状況



また、モルディブでの生活では、日本のインフラ環境との違いを実感する場面が多くあります。
- 電気
各島に発電所があり、24時間電気が供給されています。しかし、停電が起こることもあるため、充電式のランタンやモバイルバッテリーがあると安心です。 - 水道
主な水源は雨水と海水淡水化です。水道水をそのまま飲むことはできず、飲料水は購入するのが一般的です。雨季には水が豊富ですが、乾季には節水を心がける必要があります。 - インターネット
首都マレや主要な島では比較的安定した通信が可能ですが、多くの離島ではモバイル回線が主流です。通信速度は天候に左右されることもあり、日本のように常時快適な環境とは言えません。



インフラは島ごとに違うんですね。自然と共に生きる知恵が必要そう!
モルディブでの生活は、日本での当たり前が当たり前ではないことの連続です。こうした環境の違いを受け入れ、工夫しながら生活を楽しむ姿勢が大切になります。
そのために不可欠なのが、まさに「命綱」とも言える大容量モバイルバッテリーです。



私が使っているこれは、スマホを何回もフル充電できる大容量なのにコンパクトでおすすめです!
頻繁に起こる停電の中でも、スマートフォンの充電を気にせず使える安心感は絶大ですね。


モルディブ生活のリアル体験!物価・治安・服装から文化まで徹底解説
青年海外協力隊としてモルディブでの活動を具体的に考え始めると、日々の生活に直結する「お金のこと」と、何よりも大切な「安全のこと」は、特に気になるポイントではないでしょうか。



モルディブの物価って、リゾート価格で高いイメージだけど、実際の生活はどうなの?



日本とは違う文化や習慣がたくさんありそうだけど、どんなことに気をつければいいのかな?



治安が良いって聞くけど、実際の状況ってどうなの?



気をつけるべきことって何だろう…?
そんな疑問や不安が次々と浮かんでくるかもしれません。
このセクションではモルディブの通貨「ルフィヤ」の基本情報から、気になる物価水準、そして外務省の危険情報に基づいた最新の治安状況や具体的な安全対策まで、あなたがモルディブで安心して、そして賢く生活するための必須情報を分かりやすく解説します。
モルディブの通貨「ルフィヤ(MVR)」の基本とリアルな物価事情
モルディブの通貨は「モルディブ・ルフィヤ(Maldivian Rufiyaa)」で、略称は「MVR」です。
2025年9月現在のレートで、1 MVRあたり約9.6円となっています。
※レートは常に変動するため、あくまで目安です。リゾート島では米ドル(USD)が主に使われますが、隊員が生活するローカル島ではルフィヤが基本です。
物価は、リゾート島とローカル島で大きく異なります。リゾート島の物価は非常に高いですが、隊員が生活するローカル島の物価は、食料品などは日本より安いものが多いです。ただし、多くの物資を輸入に頼っているため、日用品や嗜好品は割高になります。
| 水(1.5L) | 約10 MVR(約96円) |
| コーラ(500ml) | 約15 MVR(約144円) |
| ローカル食堂の食事 | 約50~80 MVR(約480~768円) |
| 卵(10個) | 約25 MVR(約240円) |
| ツナ缶 | 約15 MVR(約144円) |
※上記はあくまで一例です。JICAから支給される現地生活費で十分に生活は可能ですが、計画的な支出が求められます。
引用:Google
モルディブの治安状況|外務省危険レベルと協力隊員の安全対策



モルディブの治安は、リゾート島と首都マレやローカル島で状況が異なりますが、全体的には比較的安全とされています。
しかし、日本の治安レベルとは大きく異なることを常に意識する必要があります。
2025年9月現在、外務省の海外安全情報では、モルディブ全土に特定の危険情報は発出されていません。
ただし、首都マレでは、麻薬の乱用や若者のギャングによる犯罪が増加傾向にあります。スリや置き引きなどの一般犯罪にも注意が必要です。
もちろん、JICAは隊員の安全を最優先に考え、住居の選定や行動に関する規則を設けています。
JICAから指示される安全対策(夜間の外出、単独行動の制限など)を徹底することが、自身の身を守る上で最も重要です。
※最新情報は必ず「モルディブの外務省の海外安全情報」を確認してください。
正しい知識と高い防犯意識を持って行動すれば、安全に活動することは可能です。
引用:外務省の海外安全情報
引用:モルディブ安全対策基礎データ
モルディブ生活での服装ガイド|普段着の選び方と民族衣装の魅力



服装に関する疑問は、派遣前の準備においてとても大切なポイントになりますよね。
日常生活を快適に過ごすための実用的な普段着選びのコツから、モルディブの文化が感じられる民族衣装、そして協力隊員として知っておきたい服装マナーまで、あなたのモルディブ生活をより豊かに、そしてスムーズにするための服装情報を網羅的にガイドします!
まずは、日々の活動や生活シーンに合わせた、具体的な服装選びのポイントから詳しく見ていきましょう。
シーン別・モルディブでの最適服装ガイド|普段着から活動時まで徹底解説
モルディブでの服装は、高温多湿な気候への対応と、イスラム文化への配慮がポイントです。
- 基本は風通しの良い夏服
年間を通して暑いため、Tシャツ、ワンピース、麻のシャツなど、日本の夏服で過ごせます。速乾性のある素材がおすすめです。 - ローカル島では肌の露出に注意
モルディブはイスラム教国のため、人々が暮らすローカル島では、男女ともに肌の露出を控えるのがマナーです。特に女性は、肩や膝が隠れる服装を心がけましょう。男性も、上半身裸で出歩くことは避けるべきです。 - 日差しと冷房対策は必須
日差しが非常に強いため、帽子、サングラスは必需品です。また、室内は冷房が効きすぎていることが多いので、薄手のカーディガンやパーカーなど、簡単に着脱できる羽織るものがあると重宝します。 - 雨季の対策
雨季には蚊が媒介するデング熱が流行するため、虫除け対策が重要です。長袖・長ズボンを着用したり、虫除けスプレーを使用したりしましょう。



暑い国だけど、ローカル島では肌の露出は控えるのが大切なんですね!
美しい刺繍が魅力!民族衣装「ディヴェヒ・リバース」
モルディブの伝統的な女性の民族衣装は「ディヴェヒ・リバース」と呼ばれます。特に、首元に施された「カスブ」という金や銀の糸を使った美しい刺繍が特徴です。
現在では、お祭りや結婚式など、特別な機会に着用されることが多いですが、その美しいデザインはモルディブの文化を象徴しています。協力隊員も、歓迎会などのイベントで、こうした伝統衣装に触れる機会があるかもしれません。



民族衣装に触れることは、モルディブ文化への敬意を示す素晴らしい方法の一つです。
モルディブ文化に触れる:習慣・マナーで気をつけること
いざモルディブへ!活動への期待に胸を膨らませる一方で、「現地の文化や習慣に馴染めるかな?」「知らずに失礼なことをしてしまったらどうしよう…」といった不安も少しあるかもしれません。
異文化の中でスムーズに生活し、現地の人々と良好な関係を築くためには、モルディブならではの生活習慣や、大切にされているマナーを事前に理解しておくことが非常に重要です。



モルディブでは、どんなことに気をつければいいんだろう?日本とは全然違うのかな?



イスラム教の国だから、特別なマナーがあるのかな?



もしかして、日本人の感覚だと『えっ?』と思うような習慣もあるのかな…?
モルディブには、私たちが知っておくべきユニークで大切な文化や習慣がたくさんあります。
ここでは、そんなあなたの疑問や不安を解消し、モルディブの人々とのコミュニケーションを円滑にするための具体的なポイントを詳しく解説します。
現地での生活をより豊かに、そしてトラブルを避けるために役立つ「モルディブ文化の心得」を一緒に学びましょう!
モルディブで守るべき基本的なマナー|日常生活での注意点
- イスラム教への配慮
モルディブは国教がイスラム教です。ラマダン(断食月)の日中は、公共の場での飲食は控えましょう。また、お酒や豚肉の持ち込み、ローカル島での飲酒は法律で固く禁じられています。 - 肌の露出は控える
リゾート島以外では、男女ともに肌の露出を控えるのがマナーです。特に女性は、肩や膝が隠れる服装を心がけましょう。 - 左手は不浄の手
食事をする時、握手をする時、物の受け渡しをする時は、必ず右手を使うのがマナーです。左手はトイレで使う不浄な手とされています。 - 自然環境の保護
美しいサンゴ礁や海の生態系を守るため、許可なく貝殻やサンゴ、砂などを持ち帰ることは禁止されています。違反すると罰金が科せられます。



イスラム教の文化への理解と尊重が、とても大切なんですね!
「島時間」と人々の繋がり
モルディブのローカル島での生活は、ゆったりとした「島時間」で流れています。
人々は家族や近所付き合いを非常に大切にし、助け合って暮らしています。
協力隊員として活動する上では、焦らず、現地のペースに合わせることが大切です。道端で会えば挨拶を交わし、お茶に誘われたら気軽に参加するなど、積極的に地域コミュニティに溶け込む姿勢が、現地の人々との信頼関係を築く上で非常に重要になります。


モルディブの食文化を味わう!代表的な料理と食事のポイント
モルディブでの生活において、大きな楽しみの一つであり、また文化を深く理解する上で欠かせないのが「食」ですよね。



モルディブの人たちは普段どんなものを食べているんだろう?



やっぱり魚料理が中心なのかな?



リゾートの食事とは違う、ローカルフードを食べてみたい!
そんな風に現地での食事について、期待と少しのドキドキが入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、あなたのモルディブでの食生活を豊かにし、現地の人々とのコミュニケーションを深めるためのヒントが満載です
代表的な主食や料理はもちろん、独特の食習慣まで、モルディブの食の世界を一緒に探求していきましょう!
モルディブの基本料理と主食|カツオ・ココナッツ・カレー
モルディブの食事は、「カツオ」と「ココナッツ」が基本です。これらにスパイスを加え、米やロシ(薄焼きパン)と一緒に食べるのが伝統的なスタイルです。
- 主食
米や、小麦粉で作る無発酵パン「ロシ」(チャパティに似ています)が主食です。タロイモやパンノキも食べられます。 - マスフニ (Mas Huni)
カツオのフレーク、刻んだ玉ねぎ、ココナッツ、唐辛子を混ぜ合わせた、モルディブの代表的な朝食メニュー。ロシに包んで食べます。 - ガルディア (Garudhiya)
カツオを塩と水だけで煮込んだシンプルなスープ。国民食ともいえる存在で、ご飯にかけて食べます。 - マスリハ (Mas Riha)
カツオを使ったスパイシーなカレースープ。日本のカレーとは異なり、サラサラしています。



マスフニ、シンプルだけど美味しそう…!毎朝食べたくなりそう!
モルディブの食文化|「ショート・イーツ」とおもてなし
モルディブの食文化は、近隣のスリランカや南インドの影響を強く受けています。カレーリーフやターメリック、クミンなどのスパイスを多用しますが、味付けは比較的シンプルで、素材の味を活かした料理が多いのが特徴です。
また、「ヘディカ」や「ショート・イーツ」と呼ばれる、魚や野菜を包んで揚げたり焼いたりした軽食文化が非常に豊かです。カフェ(ホター)では、たくさんの種類のヘディカが並び、人々はお茶を飲みながらおしゃべりを楽しみます。



カフェでいろんな種類の軽食をつまむの、楽しそう!
モルディブの飲み物文化|甘い紅茶「サイ」
モルディブで最も親しまれている飲み物は、甘いミルクティー「サイ」です。食事の時やおやつの時間など、一日を通して頻繁に飲まれています。
イスラム教国のため、ローカル島でのお酒の販売や飲酒は法律で禁止されています。協力隊員もこのルールを厳守する必要があります。
協力隊員として活動する中で、家庭訪問や職場で何度もサイを勧められるでしょう。これは歓迎の印です。出されたサイを一緒に飲む時間は、現地の人々と心を通わせる大切なコミュニケーションの機会となります。



郷に入っては郷に従え、ですね!甘いサイを楽しむのが良さそう!


先輩隊員の声:モルディブでのリアルな体験談



実際にモルディブで活動した先輩隊員は、どんな壁にぶつかり、何を感じ、どう乗り越えていったのでしょうか?
今回は、そんな厳しい環境の中でも、現地の人々と向き合い、奮闘した先輩隊員たちの「生の声」を、JICA海外協力隊の公式レポート「世界日記」やインタビューからご紹介します。
Aさん(体育教師)は、赴任した離島に娯楽施設が何もないことに最初は戸惑ったそうです。しかし、放課後になると子どもたちが自然と集まり、ビーチでサッカーをしたり、海で泳いだりする日々。「モノはなくても、ここには豊かな自然と、人と人との温かい繋がりがある。本当の豊かさとは何かを、子どもたちが教えてくれました」と語っています。
Bさん(コミュニティ開発)は、ディベヒ語がなかなか上達せず、住民とのコミュニケーションに悩んでいた時期があったそうです。そんな時、近所のお母さんが何も言わずに、手作りの魚カレーとロシを毎日届けてくれたとのこと。「言葉は通じなくても、『心配しているよ』『あなたは家族だよ』という気持ちが伝わってきて、涙が出ました。その優しさが、活動を続ける大きな支えになりました」と振り返っています。
参照情報:JICA海外協力隊 モルディブ「世界日記」
※上記体験談は、ウェブサイトに掲載されている多数の隊員の活動報告や生活の様子を参考に、リアルなエピソードとして再構成したものです。



最初は壁があっても、誠実に向き合うことで信頼関係が築けるんですね。
だからこそ見える景色もあるんだそうです!


青年海外協力隊モルディブ:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
「青年海外協力隊としてモルディブで活動したい!」
その熱い想いを実現するための第一歩から、貴重な経験を積んだ後の未来まで、あなたはどんな道のりを想像していますか?
応募条件や選考プロセスといった「挑戦への入口」はもちろんのこと、モルディブでの活動を終えた後の「キャリアや人生への活かし方」も、きっと気になる大切なポイントですよね。
ここからは、あなたがモルディブへの挑戦を具体的にイメージし、さらにその先の未来まで見据えられるよう、応募から派遣までの流れ、そして帰国後のキャリア形成に至るまで、青年海外協力隊モルディブ派遣の「始まりから未来まで」をご紹介します。
モルディブ派遣への第一歩:応募から選考、派遣まで
モルディブへの扉を開くための具体的なステップは、実はかなり長い道のりです。
応募プロセスの中で、それぞれの段階でどのような準備が必要なのか、気になる方も多いかと思います。



モルディブ派遣に応募したいけど、何から始めればいいの?選考ってやっぱり厳しいのかな?



派遣までのスケジュールを具体的に知りたい!
そんなあなたの疑問を解決するべく、わかりやすい図でご紹介します。
青年海外協力隊の応募プロセスはざっくりとこんな感じです!
年2回(春募集・秋募集)のタイミングでJICA海外協力隊のウェブサイトから応募します。
職務経歴や語学力などを基にした書類選考と、人物面や技術力を評価する面接が行われます。
2次選考から約2ヶ月後に合否が通知されます。合格者は候補者となります。
語学訓練(主にディベヒ語、または英語)や国際協力、安全対策など、派遣に必要な知識とスキルを身につける合宿形式の訓練です。
訓練修了後、いよいよモルディブへ出発。約2年間のボランティア活動が始まります。
- 職務経歴書では「なぜモルディブか?」を明確に
数ある派遣国の中でも、なぜモルディブで活動したいのか。モルディブが抱える開発課題(離島の教育格差、環境問題など)と自分のスキル・経験がどう結びつくのかを具体的に記述しましょう。 - 面接では「孤立環境での適応力」をアピール
モルディブでの活動は、物理的に孤立した離島での生活が基本です。面接では、そうした環境でどのように健康を維持し、ストレスを管理し、地域コミュニティに溶け込んでいけるのか、あなたの「人間力」と「精神的なタフさ」が問われます。
引用:JICAモルディブ
より詳しい応募条件、選考対策、そして派遣までの全貌を徹底解説した完全ガイドをご用意しました。
もっと詳しく知りたい方は以下リンクをぜひ読んでください!





合わせて2025年秋募集の要項や詳細を公式サイトから確認して見ましょう!
また、私はこの本を読んで青年海外協力隊に応募するための勉強をしています。
青年海外協力隊とは何なのか、実際に「コミュニティ開発隊員でフィリピンへ」「日本語教育隊員でドミニカ共和国へ」「看護師隊員でブルキナファソへ」派遣された方々の貴重な経験談など、知りたいすべてが盛り込まれています!
モルディブでの経験を未来へ:帰国後のキャリアと人生設計
モルディブでの活動を終えた後の自分、想像できますか?



協力隊経験者の人たちって、どんな道に進んでいるの?就職に有利だったりする?



無事に派遣されたとして、その経験って帰国後どう活かせるんだろう?



協力隊の経験って、具体的にどんな仕事に繋がるの?
モルディブでの貴重な2年間を終えた後、そんな風に将来について考えるのは当然のことですよね。
帰ってきた私たちは、国際協力の最前線で培った実践的なスキル、多様な価値観を受け入れる異文化理解力、そして数々の課題をクリアしてきた問題解決能力という、大きな成長を手にしているはずです。
ここでは、モルディブでの経験を輝かしい未来へと繋げるための方法を一緒に探すべく、青年海外協力隊に派遣された方々の今をご紹介します!
私が出会った!青年海外協力隊に派遣された方々の今
私は高校2年生の頃からずっと青年海外協力隊で国際協力をしたくて、とにかくいろんな情報を集めてきました。
そんな中で私が出会った、帰国後の青年海外協力隊の方々の現在をご紹介します。
Aさんはタンザニアに「コミュニティ開発」で派遣後、帰国してからは地元のJICAデスクで2年働き、その後アフリカの農家で起業をしました。



現在はクラウドファンディングも行って日本とアフリカの架け橋になっています!
地元のJICAデスクはたまたま後任がいなかったようですが、代々派遣後の隊員が2年の任期で行なっているそうです。
Bさんはコロンビアに『青少年教育』で派遣後、地元の大手商社に転職しました。
面接では、予測不能な環境で現地の人々と粘り強く交渉し、プロジェクトを成功させた経験が高く評価されたそうです。



キャリアアップもできて、スペイン語も習得して帰国できていて本当に理想的な進路ですね!
私が学んできたスペイン語と同じ言語圏に派遣されていたこともあり、たまにスペイン語で会話をしてくださいました!
Cさんは理系の会社で開発をしていましたが、マラウィ帰国後に地元の古民家を譲り受け、地域活性化にもつながるプロジェクトを行っています。



私が大学生の頃はよくボランティアに参加させていただき、一緒に茅葺き屋根を修復したり、水車を作ったりしました。
ずっと青年海外協力隊に行くことを目指してきましたが「現地で何のために派遣されたいのか」と問いかけてくれた彼のおかげで進路を決められました!
こんな感じに、私が知っている青年海外協力隊に派遣されていた方々は、世界をもっと良くできる、エネルギッシュで活動家の方が多かったです。
まだまだ多くの隊員たちの進路を聞いてきましたので、より詳しく青年海外協力隊派遣後のステップや就職の強みなどを知りたい方はこちらのブログをご参考ください!


まとめ:青年海外協力隊モルディブ派遣はあなたの人生を変える挑戦
ここまであなたが青年海外協力隊でモルディブに派遣された際に、知っておきたい情報についてご紹介させていただきました。
今回のブログでは以下の内容がわかりましたね!
- 青年海外協力隊のモルディブ派遣の基本情報
- 青年海外協力隊モルディブ派遣の職種と活動内容
- モルディブでの生活を徹底シミュレーション!住居・食事・お金・安全について
- 青年海外協力隊モルディブ:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
生活する上で守るべきマナーや注意点が結構あったので、しっかり覚えて行った方が良さそうでしたね。特に、イスラム文化への深い理解と、美しい自然環境を守るという意識を持つことが、有意義な活動を送るための鍵となりそうです。
あなたの挑戦をここから始めよう!
モルディブへの熱い想いが少しでも具体的になったなら、次はいよいよ行動に移す時です。
まずはJICAの公式サイトで最新の募集要項をチェックし、より詳しい応募のステップは以下の記事で完璧にマスターしましょう!





ここまで読んでいただきありがとうございます。



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