青年海外協力隊の派遣国

【マーシャルってどんな国?生活は?】言語、気候や位置、衣服、食事、住居などの基本情報

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はるカタルーニャです。本日は「太平洋のカントリーカフェ」となっております!

ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)

早速ですが、今回はもし青年海外協力隊の派遣先が「マーシャル」だった時に必要になるであろう基本情報と、普通にマーシャルへの旅行や出張の際に役立つ歴史や文化についてまとめていきます!

 

【基本情報】マーシャルってどんな国?

そんな疑問を解消するべくざっくりとまとめてみました。

 

・首都 マジュロ

・通貨 米ドル

・時差 3時間日本より進んでいる ※サマータイムなし

・言語 マーシャル語、英語

・電圧 120V、60Hz

・コンセント タイプA、タイプB

・面積 180平方キロメートル(霞ケ浦とほぼ同じ大きさ)

・気候 気候

・経路 グアムもしくはホノルルを経由するルートが一般的ですが、運航数は少ないため注意が必要です。

※直行便なし。乗り換えは1~3回。11~13時間程度

・祝日 5月1日(憲法記念日)

・産業 農業(コプラ、ココヤシ油)、漁業

・挨拶 ありがとう=コンモール、ごめんなさい=チョーラク・アオ・ブリ、元気ですか?=エンマン・ケ・アオ・ミュール?、元気です=エンマン・アウ・ミュール、はい=アエト、いいえ=チャープ

 

言語

マーシャルの言語についてご紹介します。

「何語を使っているの?」「英語は使えるの?」など、マーシャルの言語について疑問を抱えている人は参考にしてみてください。

 

何語を使っているの?

マーシャルでは以下の言語が主に使われています。

  • 英語
  • マーシャル語

公用語は英語とマーシャル語の両方が登録されていますが、普段はマーシャル語がつかわれているようです。

ちなみに国名のマーシャルは、この辺りの海域を調査した「ジョン・マーシャル」の名前に由来しています。

 

英語は使えるの?

英語は少なからず通じるようですが、挨拶ならだれでも、しかし会話となるとあまり期待できません。

日常的にはマーシャル語を使っており、英語はアメリカの植民地だったころの影響なため、話せない人も少なからずいるようです。

また、英語とマーシャル語のほかに、日本語も委任統治領であった関係から高齢者を中心に理解できる人もいるようですよ!

 

気候・位置

「マーシャル諸島共和国」通称マーシャルは、太平洋に浮かぶ共和制国家で、「ミクロネシア連邦」の東、「キリバス」の北に位置しています。

またミニ国家のひとつでもあり、マーシャル諸島全域は「真珠の首飾り」とも呼ばれるほどです。

続いて気候に関して、マーシャルは「熱帯雨林気候」で年中高温多湿となっております。

 

マーシャルは赤道付近に位置するため台風の影響はほとんどありませんが、降水量は多く、特に10月中旬から12月上旬は雨期で海も荒れた日が多くなります。

一方1月~5月は北東からの貿易風が吹きますが、晴れの日も増え、6月~10月上旬は風も弱くなり、波も穏やかでマリンスポーツが楽しめるそうですよ。

年間降水量は最も雨が多い10月から11月でも月平均300ミリ程度、1月~3月の降水量は200ミリ以下です。

 

衣服

南の国人々が着ている服ってアロハシャツや色鮮やかなワンピースなど思い浮かべがちですよね。

そんな太平洋に浮かぶ南国マーシャルの民族衣装は「ジャキ」と呼ばれます。

主にココナッツの葉やタコの木の葉から作られ、スカートのように巻き付けて着用するそうです。

 

現在ではあまり見ることがないジャキですが、壁掛けやマットなどのインテリアとして今でも使われているようです。

では私たちがマーシャルに行ったときはどのような服を着れば良いのでしょうか?

マーシャルは一年中高温多湿なため、日本の夏服ですごすことができます。

 

しかしながら朝晩は気温が下がることもあり、肌寒く感じることも多いようなので薄い上着や長袖があるとより生活しやすいです。

また日本と同じで外と中野寒暖差が激しくレストランやホテルはかなり冷房が効いているようなので体調を崩さないように注意してください。

加えて日差しが強いため、日焼けが気になる方は帽子やサングラス、スカーフなどの対策グッズをもっていってください。

 

食事の前に手を洗う設備がなかったり不衛生だったりする場合もありますので、手指消毒ジェルやウエットティッシュも合ったら便利かもしれません。

 

代表的な食事

続いて、マーシャルでの食事について。

マーシャルの料理はかつての統治国であるスペインやイギリスに加えて日本、中国、アメリカの影響が見られます。

そんな多国籍料理でいっぱいのマーシャルでは主食にタロイモやプランテン、パンの実が主に食べられます。

 

他にもコメやインスタントラーメンもよく食べられるそうです。

醤油やツナも人気で、普通に手に入るためマーシャルでは食事に困らなさそうですね。

 

民族などの食事

では青年海外協力隊で首都から遠く離れた地域や民族の料理を食べるとしたら、どんな料理が出てくるのでしょうか!

マーシャルでは主に魚やロブスター、エビ、イカなどのシーフードが食卓へ並びます。

他にも鶏や豚も少なからず飼育されているようなので、肉も食べることができます。

 

また南国に行ったら絶対に食べたいフルーツが豊富なため、パッションフルーツやパパイヤ、パイナップル、バナナに加えてアボカドなどもよく食べられます。

太平洋に位置するこのあたりの国ではココナッツがたくさんとれるため、調理する際にはかなりの確率でココナッツが入っていて、主食であるタロイモやプランテン、パンの実はココナッツミルクで煮込んでから食べるそうですよ!

一方魚や肉は焼いたり、バナナの葉で蒸したりして食べるそうです。

 

住居

続いてマーシャルでの住居についてですが、青年海外協力隊で派遣される場合、シェアハウスなり家なり、住む場所を与えてもらえる国が多いようです。

ですのであまり必要のない情報かもしれませんが、マーシャルでの住居について、いくらくらいで済めるのか、またホテルについても載せていきたいと思います。

派遣終了中もしくは後にマーシャル旅できるかもしれないので!

 

やっぱり場所によって金額は変わるようです。

地方は比較的安いですが、首都はあまり安くない印象です。

アジア感覚で行くと思いのほか高くてびっくりするかもしれません。

 

格安ホテルもあるみたいですが、値段はピンキリ。観光地化している地域ではやはり他の地域と比べると高くなる傾向にあるようです。

またマーシャルの伝統的な家は主に環礁のスタイルで作られており、伝統ハウスの村で見ることができます。

そこでは主にハンディクラフトやローカルフードなどが販売されており、お土産も買えるんだとか!

 

物価と治安

マーシャルの通貨は「米ドル」です。

1ドル→111,13円(2021/09/28)で、過去5年の変動102.92円~117.90円となっているため、そこまで変動がない印象。

物価についてですが、以下のようになっています。

  • 水(560ml)で0.8米ドル=88,9円ほど
  • フードコート(ランチ)で4米ドル=444,52円ほど
  • 安宿(一泊)で15~40米ドル=1666,96円~4445,24円ほど

そこまで安くないですね。

また輸入品に関しては日本より物価が高くなることが多いようなので短期滞在の場合はシャンプーなど持って行った方がいいかもしれません。

続いて治安について、マーシャルの一般的な治安は比較的良好だとされています。

 

殺人、強盗等の凶悪犯罪の発生は極めて少ないものの、盗難、空き巣等の一般犯罪は多く発生しているようです。

また、飲酒運転による事故を始め、自動車事故が多く発生しているため注意が必要です。

観光地ではかなりの確率ですりやひったくりにあいますので、お財布を分散したり、バックを抱えて持ったりして対策をしてください。

 

文化的特徴

青年海外協力隊としてマーシャルに行くとしたら、現地で適応するためにもマナーや文化について知っていった方が現地民と仲良くなれそうですよね!

ですのでマーシャルで生活するうえで大切になりそうなマナーや文化について載せていこうと思います。

フィジーやキリバスの際にも紹介しましたが、マーシャルでも「マーシャリーズ・タイム」というゆったりした時間の流れを意味する言葉があります。

 

その名の通り、マーシャルの人々は細かい時間を気にせず、マイペースに生活するそうなので、几帳面で有名な日本人は肩の力を抜いて「そういうものなんだ」と遅れてきても気にしないようにしましょう。

またマーシャルは母系社会で、土地相続などは母方の家系に引き継がれることになっているようです。

加えて国民の90%以上がプロテスタント教徒で、毎週日曜には教会での礼拝が行われるそうです。

 

まとめ

ここまで自分が海外協力隊で派遣された場合、知っておきたい情報についてまとめてきました。

歴史で第五福竜丸事件が出てきて驚きましたが、繰り返さないためにもどこの国で何があったのか、歴史を知る必要がありますね。

日本の食文化も数多く見受けられるマーシャルにぜひ行ってみたいです。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!

¡Hasta luego, adiós!  また会いましょう!

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