【2026年最新】チェワ語(チチェワ語)とは?挨拶(こんにちは・ありがとう)から翻訳・辞典、手話やマラウイ等の歴史まで徹底解説

当ページのリンクには広告が含まれています。
はる

¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルーニャです。

カタルーニャ

本日は「アフリカの言語カフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)

皆さんは「チェワ語(チチェワ語)」と聞いてどこの国の言葉か思い浮かべますか?おそらく多くの方が、「そもそも初めて聞いた!」「アフリカのどこかの言語?」と疑問に思うのではないでしょうか。

今回は、アフリカ南東部の国・マラウイの国語であり、隣国モザンビークなどでも広く話されている【チェワ語】について、基本情報から今日から使えるフレーズ、チェワ語の翻訳事情やチェワ語の辞典の有無、さらにはチェワ語の手話の世界まで、知っておくべき全てを1記事に凝縮した完全ガイドをお届けします!

この記事は、私と同じように「いつか協力隊としてアフリカで活動したい」と夢見る方へ、プロの視点で徹底リサーチした情報を共有します。

「チェワ語のおはよう、チェワ語のこんにちはって何て言うの?」
「チェワ語のありがとう等、基本的なチェワ語のあいさつを知りたい!」
「モザンビークとマラウイ、なんで国をまたいで話されているの?」

と、情報収集目的で検索してきてくれた一般の方にも大満足していただけるよう、旅行業界経験者のリサーチ力をフル活用して、現地のディープな言語・歴史事情を完全網羅しました!

この記事はこんな方におすすめ!
  • 【一般の方】チェワ語のおはよう」や「チェワ語のこんにちは」、「チェワ語のありがとう」など、実践的なチェワ語のあいさつを知りたい
  • 【一般の方】チェワ語の翻訳アプリの使い方や、チェワ語の辞典チェワ語の手話事情について興味がある
  • 【協力隊志望の方】マラウイやモザンビーク派遣に向けて、チチェワ語の難易度や歴史を深く学びたい
  • 【両方に共通】アフリカ分割の歴史など、ガイドブックには載っていない言語の背景を知りたい

ぜひ最後までじっくりお読みいただき、あなたの疑問や不安を解消してください!

目次

【基本情報】チェワ語(チチェワ語)ってどんな言葉?

そもそもチェワ語が何かすらわからない人も多いと思います。
実際私も調査するまでチェワ語の存在すら知りませんでした。

では、チェワ語はどこの国でどのくらいの人に話されているのか。基本情報をざっくりとまとめてみました。

  • :マラウイ、モザンビーク、ザンビア、ジンバブエ
  • 話者数:約930万人以上
  • 民族:チェワ族
  • 語群:バントゥー語群
  • 別名:チチェワ語、ニャンジャ語
  • 難易度:少し難しい
  • 必要学習時間目安:約900時間
カタルーニャ

意外とチェワ語を使っている人が多い!?しかも4カ国で使われてるんですね。

はる

そもそもバントゥー語群とかなに!?
ニャンジャ語?なんかかわいい(笑)

こんな基本情報だけでも疑問に思うことが多いと思います。だから、ここからはチェワ語についてのより詳しい情報を紹介していきたいと思います。

今日から使える!チェワ語のあいさつフレーズ

現地の人と仲良くなるための第一歩は、なんといっても挨拶です!青年海外協力隊員として現地に入るなら、絶対に覚えておきたいチェワ語のあいさつをご紹介します。

チェワ語の基本のあいさつ

■ チェワ語のこんにちは
「Muli bwanji?(ムリ ブワンジ?)」:ご機嫌いかがですか?
「Ndili bwino.(ンディリ ブウィノ)」:私は元気です。(返事)

■ チェワ語のおはよう
「Mwauka bwanji?(ムワウカ ブワンジ?)」:おはようございます。
「Ndadzuka bwino.(ンダズカ ブウィノ)」:おはようございます / 良い目覚めです。(返事)

■ チェワ語のありがとう
「Zikomo.(ジコモ)」:ありがとう。
※「Zikomo kwambiri.(ジコモ クワンビリ)」で「本当にありがとう」となります。

はる

「ジコモ!」ってなんだか響きが可愛くて覚えやすいですね!

チェワ語の翻訳アプリや辞典はあるの?

カタルーニャ

現地で言葉の壁にぶつかった時、頼りになるのが翻訳ツールですよね。

実は、Google翻訳はチェワ語の翻訳(Chichewa)に対応しています!

日本語から直接チェワ語に翻訳することも可能ですが、精度を高めるためには「英語 ⇔ チェワ語」で翻訳するのがコツです。

また、本格的に学習したい方向けのチェワ語の辞典(辞書)ですが、日本国内での入手は困難なため、現地で英語辞書を入手するのが一般的です。そのため、青年海外協力隊員や留学生の多くは、現地で英語で書かれた「Chichewa-English Dictionary」を購入するか、JICAが用意している語学テキストを活用して勉強しています。

青年海外協力隊とチェワ語の手話事情

はる

言葉に関する興味深いトピックとして、チェワ語の手話事情についても触れておきます。

カタルーニャ

マラウイやモザンビークなどには、耳が聞こえない方々のためのコミュニティやろう学校が存在します。

現地の手話(例えばマラウイ手話など)は、チェワ語や英語の単語、現地の文化に基づいた独自の身振りで構成されています。
青年海外協力隊では、聴覚障害教育の職種で派遣され、現地の手話を駆使して子どもたちに指導を行っている素晴らしい隊員の方々も活躍しています!

チェワ族ってどんな民族?

はる

基本情報にも出てきたチェワ族って何!?!?

チェワ族は、マラウイや周辺国で人口比率の高い主要な民族グループです。
チェワ族は中央アフリカから南アフリカにかけて住んでいて、他にもその地域には別の民族が住んでいるようです。

日本にはあまり民族というのになじみはありませんが、アフリカにはチェワ族のような民族が数多く存在します。そのため民族同士での付き合いは非常に大切とされており、チェワ族は周囲を取り巻く民族、中でもトゥンブカ族やンセンガ族と関連が深くなっています。

特に興味深かったのはチェワ族の男女のあり方です。

カタルーニャ

アフリカの民族となると力の強い男性が民族の中でも優位に立っていそうなイメージがあったのですが、そうではなかったのです。

チェワ族の社会において、女性は特別な位置に置かれています。その理由として、チェワ族の女性はその血統を生み出す者として認識されていて、家族を拡大させるにはとても重要だからです。
母系社会であるため、財産や土地に関する権利は母親側にあるとされています。

他にも国際的にチェワ族は、特徴的な仮面をかぶり、「ニャウ」と呼ばれる秘密結社が存在していることで有名です。
秘密結社ってかっこいいイメージだったのですが、「ニャウ」はかわいくて少しほっこりしますね(笑)また、チェワ族は農業でも腕がよいと有名になっています。

モザンビーク以外でチェワ語を使っている地域はどこ?

はる

最初にも触れましたが、チェワ語を使っている国は主に4カ国あります。

その中でも、マラウイでは国語としてチェワ語(チチェワ語)を使っています。
チェワ語はマラウイ中南部を中心に、モザンビーク(テテ州など)やザンビア(東部州やルサカを中心に)で広く話されています。

豆知識ですが、「マラウイ」という国名はチェワ語で「光」「炎」などを意味します。ちなみにマラウイの公的な手続きなどに使われる公用語は英語です。

チェワ語ってモザンビークの公用語?学校で習うの?

カタルーニャ

実を言うと…チェワ語はモザンビークの公用語ではありません!!!本当になんで!?

結論として言えば、モザンビークの公用語はポルトガル語だからです。

はる

では、モザンビークの学校では第2言語としてチェワ語を教えているのかな…?

と思ったのですが、それも違うみたいです。
モザンビークの学校では、公用語としてまずポルトガル語を教えます。そしてなんと第2言語としては6年生から英語を教え始めるそうなんです。

チェワ語のような民族の言葉は、公用語とは別に家庭で生まれてから使われている言葉だから学校の授業としては習わないようですね。
ちなみに学校では英語、数学、社会、理科、音楽、図工、体育等が行われていますが、特に学校側もポルトガル語の授業には力を入れているみたいです。

チェワ語習得時間と難易度

はる

では、一体チェワ語習得にはどのくらいの時間がかかるの?

カタルーニャ

チェワ語ってどのくらい難しいの?

言語を話せるようになりたいと思うと、どうしても気になってしまいますよね。
と言うわけで調べてみました!

しかしながら、チェワ語そのものの習得時間に関する明確なデータが少なかったため、チェワ語の属する語群(言語グループ)から推測してみました。(言語グループは、私が大学の授業で習った知識です)

チェワ語はバントゥー語群に属しています。バントゥー諸語はお互いに共通性がある一群の言語となっており、豆知識ですが、言語系統的にはニジェール・コンゴ語族のベヌエ・コンゴ語群に含められます。

そんなバントゥー語群の中でも最も話者数が多いとされているのは、スワヒリ語です。全話者数は4000万人前後とされています。
バントゥー諸語はお互いに共通性があるため、その諸語内にあるチェワ語とスワヒリ語の難易度は似ていると推測されます。スワヒリ語は「少し難しい言語」に分類されているため、チェワ語の習得も少し難しいと予想されます。

言語の難易度の基本情報として以下を見てください。

やさしい言葉
(必要な時間:24〜30週間 / 600〜750時間)
デンマーク語、オランダ語、フランス語、イタリア語、スウェーデン語、ノルウェー語、ポルトガル語、ルーマニア語、スペイン語
少し難しい言葉
(必要な時間:36週間 / 900時間)
スワヒリ語(チェワ語もここ)、ドイツ語、インドネシア語、マレーシア語、ハイチ語
難しい言葉
(必要な時間:44週間 / 1100時間)
チェコ語、トルコ語、タイ語、ギリシャ語、ヘブライ語、ハンガリー語、ヒンディー語、アイスランド語、ポーランド語、ラトビア語、ロシア語、ネパール語、ベトナム語、ウクライナ語など多数
一番難しい言葉
(必要な時間:88週間 / 2200時間)
日本語、アラビア語、韓国語(日本人からしたら簡単)、中国語
カタルーニャ

やはり日本語は世界的に見ても一番難しいみたいですね。

ひらがな、カタカナ、漢字と使い分けが多く、進化も早い日本語が一番難しいとされています。そう考えると、チェワ語は最低でも36週、約900時間の学習が必要となると予想されますが、日本語よりははるかに習得しやすいはずです!

アフリカの歴史と問題:なぜ国をまたいでチェワ語が使われているの?

はる

モザンビークやマラウイでは、公用語以外にもチェワ語や様々な言語を使っています。

カタルーニャ

同じ国の中で、言語的性質の違う地域ができてしまったり、逆に違う国なのに同じチェワ語を話していたりするのはなぜなのでしょうか。

それは、アフリカには多様な民族言語グループが存在していたのにもかかわらず、そのことを無視して、ヨーロッパ列強が勝手に境界線を引いてアフリカを分割したからです。

この「アフリカ分割」は、1880年代から1912年にかけて、ヨーロッパの列強(ポルトガル、スペイン、イギリス、フランス、イタリア、ドイツ、ベルギー)によってくり広げられたアフリカの奪い合いによりおきました。
アフリカを自国の植民地にするための激しい争いを平和的に解決するべく、ベルリン会議の合意に基づき、アフリカの人々の都合を一切無視して分割されたのです。(当時独立を維持できたのはリベリアとエチオピアのわずか2ヶ国のみでした)

アフリカの国々が独立する上で、ヨーロッパ列強はアフリカ人から奪った土地を売却しました。その代償は莫大でした。アフリカ諸国はいまだに多額の借金を抱えています。

言語が国によって異なったり、民族が分断されたりした背景には、こうした植民地支配の歴史が深く関係しています。複雑な歴史背景を理解することは、協力隊員として現地の方々の心情に寄り添うために欠かせない視点です。

まとめ

マラウイを中心に、モザンビークなどでも話されるチェワ語(チチェワ語)についてまとめてきましたが、挨拶や言語事情から、アフリカの歴史の闇にまでたどり着いてしまいましたね。

青年海外協力隊としてアフリカに派遣されるならどれも知っておくべき情報でした。チェワ族の母系社会や秘密結社ニャウの話など、いつか現地の人と会うことがあったら話のネタになりそうですね。

チェワ語の習得も「少し難しい」程度で、世界一難しいとされる日本語を使いこなしている私たちなら、努力次第で必ず話せるようになれるはずです!

はる

¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!

カタルーニャ

¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次