はる¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルニャです。



本日は「東南アジアのカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます。
今回は、青年海外協力隊の派遣国の中でも、「敬虔な仏教文化と黄金のパゴダ」で知られる国【ミャンマー】に焦点を当て、応募のステップから現地のリアルな生活情報(活動内容、住居、食事、気になる治安や文化)、さらには帰国後のキャリアパスまで、ミャンマー派遣に向けて知っておくべき全てを網羅的にお届けします。
- 青年海外協力隊の「ミャンマー派遣」に関心があり、将来の応募を考えている方
- JICA海外協力隊の派遣が再開された際に向け、ミャンマーの具体的な活動内容や生活情報を知りたい方
- ミャンマー派遣の内定経験があり、再開を待っている方
- 国際協力やボランティア活動に関心があり、ミャンマーという国について深く学びたい方
- 将来的に東南アジア(特にミャンマー)への渡航を考えており、現地のリアルな情報を収集したい方



ミャンマーってどんな国なんだろう?



青年海外協力隊員としてどんな活動ができたの?



もし派遣が再開されたら、何から準備すればいいの…?
期待と同時にたくさんの疑問や不安を抱えて情報収集をされている方も多いと思います。
実はこのブログを書いている私も、いつか青年海外協力隊員として世界に貢献したいと夢見て、あなたと同じように日々情報を集めている仲間の一人です。
だからこそ、未来の隊員であるあなたが本当に知りたい情報を、同じ目線で徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
- ミャンマーという国の魅力と基本情報(歴史、文化、言語、気候など)
- 青年海外協力隊員として過去に行われてきた具体的な活動内容
- 現地でのリアルな生活(住居、食事、物価まで網羅!)
- (派遣再開後に向けた)応募から派遣までの流れと準備
- 現在の治安情報と安全対策
この記事は、青年海外協力隊のミャンマー派遣を目指すあなたの「知りたい!」に応えるだけでなく、ミャンマーという国そのものに興味がある方、あるいは将来的な渡航を考えている方にとっても、現地の歴史や文化を深く知れる素晴らしい機会になるはずです。
ぜひ最後までじっくりお読みいただき、あなたの疑問や不安を解消してください!


ミャンマー派遣の基本情報:概要・特徴・言語を徹底解説!


青年海外協力隊としてミャンマーでの活動に臨むにあたり、まず最初にしっかりと押さえておきたいのが、「ミャンマー連邦共和国とは、一体どんな国なのか?」という基本的な情報ですよね。



東南アジアにあるって聞いたけど、具体的にどこ?
周りの国とはどんな関係なの?



日本の1.8倍も大きいけど、気候はどうなんだろう?
一年中暑いのかな?



英語は通じるの?
ミャンマー語って難しそう…。
そんな疑問や不安を持っている人が多いはず。
ここでは、青年海外協力隊員として押さえておきたいミャンマーの基本情報から、変化に富んだ気候、コミュニケーションの鍵となる言語、そして心に触れる文化や習慣まで、徹底的にご紹介します!
ミャンマーを深く理解し、現地での毎日をより豊かに、そして安心して過ごせるようになるための知識を、分かりやすく丁寧にお伝えしますのでご覧ください!
ミャンマー連邦共和国ってどんな国?まず知りたい基礎知識まとめ
ミャンマーの首都、言語、通貨、時差、気候、電圧、日本からのアクセス方法など、知っておきたい基本情報を分かりやすくまとめました。
| 国(首都) | ミャンマー連邦共和国(ネーピードー) |
|---|---|
| 言語 | ミャンマー語(公用語) |
| 通貨 | チャット(Kyat)。1,000チャット = 約73円(2024年6月現在) |
| 時差(サマータイム) | 日本より2時間30分遅れ。サマータイムなし。 |
| 気候 | 熱帯モンスーン気候(暑季、雨季、乾季がある) |
| 電圧 | 220~240ボルト / 50ヘルツ |
| コンセント | B、B3、C、Gタイプなど複数混在。マルチ変換プラグが必須。 |
| 面積 | 約68万平方キロメートル(日本の約1.8倍) |
| 産業 | 農業、天然ガス、製造業など。 |
| 直行便(2024年6月現在) | あり(成田-ヤンゴン間)。ただし情勢により変動あり。 |
| 日本からの行き方 | 成田からヤンゴンへの直行便で約8時間。タイ(バンコク)などを経由する方法も一般的。 |
実は直行便よりも乗り継ぎ便の方が航空券は安いことが多いです!
また、航空券を比較してから予約したい場合は、安くて24時間対応の「Trip.com」を愛用しています。
以前ボスニア・ヘルツェゴビナで携帯を盗まれた際、「Trip.com」の日本語チャットサポートが迅速で、本当に助けられました。
- お得な料金で見つかりやすい
- 24時間日本語サポートで安心
- トラブル時も迅速に対応
海外旅行の際は、ぜひ「Trip.com」をチェックしてみてください!
ミャンマーの面積は?日本の約1.8倍
さて、青年海外協力隊の派遣国『ミャンマー』ですが、その広さは一体どのくらいなのでしょうか?
ミャンマーの面積は 約68万平方キロメートル。と言っても、数字だけではピンと来ないかもしれませんが、日本と比較してみると…



実は、日本の総面積(約38万㎢)の約1.8倍もある、広大な国なんです!



そのため、北部の山岳地帯から南部のデルタ地帯まで、多様な自然環境と文化が広がっているんです!
隣国は?5カ国と接する多様性の国
また、東南アジアのインドシナ半島西部に位置するミャンマー。
この国がどのような地理的環境にあり、それが文化や経済にどんな影響を与えているのか、その輪郭もGoogleマップで見ていきましょう。
ミャンマーは、東にタイとラオス、北に中国、西にインドとバングラデシュという5つの国と国境を接しています。そして南はベンガル湾とアンダマン海に面しています。
この地理的条件が、130以上もの民族が共存する、非常に多様な文化を生み出す要因となっています。



ミャンマーはたくさんの国や民族と繋がっているんですね。



だからこそ、地域によって言語や文化、食事も様々で、知れば知るほど奥深い魅力があるんです!
このように、独特の地理的特徴は、ミャンマーの唯一無二の文化を育む土壌となってきました。
そして、その文化をより深く理解する上で欠かせないのが、『気候』と人々のコミュニケーションを支える『言葉』です。
それでは、ミャンマーの日々の気候と、普段の生活で人々がどのような言語を使い、心を通わせているのか、その興味深い『気候・言語事情』を一緒にみていきましょう!
ミャンマーの気候を徹底解説!年間を通じた特徴と季節ごとの注意点



ミャンマーの気候は、国土の大部分が熱帯モンスーン気候に属し、大きく3つの季節に分かれるのが最大の特徴です。
一年を通して高温多湿ですが、季節ごと、また地域による気温差に対応した服装の準備が、健康に過ごすための鍵となります。
- 暑季(3月~5月)
一年で最も暑い季節で、内陸部では40℃を超える日も珍しくありません。紫外線が非常に強く、熱中症対策が必須です。 - 雨季(6月~10月)
南西モンスーンの影響で、ほぼ毎日スコールが降ります。湿度も非常に高く蒸し暑いですが、暑季よりは少し気温が下がります。 - 乾季(11月~2月)
雨が少なく、湿度も下がるため一年で最も過ごしやすい季節です。ただし、朝晩は冷え込むこともあり、特に北部の山岳地帯では注意が必要です。
どの季節に滞在するにしても、日本の夏服のような通気性の良い服装が基本となります。ただし、乾季の朝晩の冷え込みや、冷房が効いた室内での対策として、薄手の長袖や羽織れるものは必須です。また、日差しが非常に強いため、季節を問わず帽子やサングラス、日焼け止めでの紫外線対策は欠かせません!雨季には、雨具や濡れても乾きやすいサンダルがあると便利です。
ミャンマーの言語事情:英語は通じる?公用語と現地の言葉



ミャンマーでは何語がメインなの?



英語はどの程度通用するの?
といった、ミャンマーの言葉に関する疑問は多いはず。
ミャンマーの公用語から現地で話される多様な言語まで、その実態を分かりやすく解説します。
これを読めば、ミャンマーでのコミュニケーションのイメージがグッと具体的になるはずです!
ミャンマーで使われている言語の種類|公用語はミャンマー語
ミャンマーの公用語はミャンマー語(ビルマ語)です。丸い形が特徴的な独自の文字を持ちます。
しかし、ミャンマーは130以上の民族から成る多民族国家であり、シャン語、カレン語など、それぞれの民族が独自の言語を使用しています。
- シャン語、カレン語など:各州で話されている主要な少数民族の言語です。
- その他多くの言語:地方に行くと、村ごとや地域ごとに異なる言語が話されていることも珍しくありません。
そのため、ミャンマー語が通じない地域も存在します。協力隊員として活動する上では、まずは公用語であるミャンマー語を学ぶことが基本ですが、配属先の地域で話されている言語に触れることが、現地の人々と心を通わせるための大切な鍵となります。
豆知識ですが、ミャンマー語でいつでも使える便利な挨拶は「ミンガラーバー」、「ありがとう」は「チェーズーティンバーデー」と言います。まずはこの2つから覚えてみましょう!
青年海外協力隊員は英語で活動できる?|現地での英語通用度



限定的な場面では通じますが、基本的にはミャンマー語が必要になります。
ミャンマーはかつてイギリスの植民地だったため、年配の世代や教育水準の高い層には英語を話せる人もいます。また、ヤンゴンなどの都市部のホテルや観光客向けのレストランでは英語が通じることが多いです。
しかし、一般の人々や地方での英語通用度は高くありません。青年海外協力隊の活動は、地域の人々と直接関わることが中心となるため、ミャンマー語の習得は不可欠です。
派遣前訓練や現地での語学研修でしっかりと学ぶ機会がありますが、積極的に現地の言葉を学び、使おうとする姿勢が、現地の人々との信頼関係を築くための第一歩となるでしょう。


ミャンマー派遣の職種と活動内容|青年海外協力隊の専門性を解説!
青年海外協力隊の派遣先として、独自の魅力を持つ国、ミャンマー。
もしあなたが「ミャンマーで国際協力に挑戦したい!」と考え始めたとき、きっとこんな具体的な疑問が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。



青年海外協力隊でミャンマーに行ってみたいけど、どんな活動ができたんだろう?



自分のスキルや経験が、現地で本当に役立つのか知りたいな…。
この記事を読み進めれば、ミャンマーで過去にどのような職種があり、どんな専門性が求められていたのかが具体的に分かります。
あなたがミャンマーで輝ける道を見つけるための、第一歩となる情報がきっとここにあるはず!
ミャンマー派遣の現状:最新の隊員数と派遣実績データ(男女別・累計)
まず、青年海外協力隊のミャンマーへの派遣実績(2024年3月31日現在)をご紹介します。
JICAの公式データによると、以下のような内容となっています。
派遣中隊員数: 0名
帰国隊員数 : 21名(うち女性 8名)
累計派遣隊員数: 21名(うち女性 8名)
※2021年以降のミャンマー国内の情勢不安により、現在、青年海外協力隊の派遣は停止されています。そのため、派遣中隊員数は0名となっています。
ミャンマーで求められる専門性:人気の派遣職種と具体的な活動事例



ミャンマーでは、どんな分野でボランティアが求められていたの?



どんな職種で活躍できたんだろう?
そんな疑問にお答えします!
派遣が停止される以前、ミャンマーでは多様な分野で協力隊員が活動していました。ミャンマーを含むアジアエリアで特にニーズが高かった主要な活動分野は以下の通りです。
- 教育・文化: 小中学校での体育や音楽、図工といった情操教育の指導、日本語教育のサポート、文化財保存支援など、子どもたちの成長と文化の継承を支える活動が求められていました。
- 保健・医療: 看護師や理学療法士、栄養士として、地方の病院や保健センターで、地域住民の健康増進や医療サービスの質の向上に貢献していました。
- 農林水産: 農業国であるミャンマーで、稲作や野菜栽培の技術指導、家畜飼育、農業機械の整備などを通じて、農家の生計向上に貢献していました。
- コミュニティ開発: 少数民族の村などで、女性の収入向上支援や衛生改善活動など、地域住民の生活を直接的にサポートする活動が行われていました。
より具体的な活動内容や、過去に派遣された隊員の体験談に興味がある方は、JICA公式サイトの「世界日記」でミャンマーの活動レポートを読むことを強くお勧めします!


ミャンマーでの生活基盤:協力隊員の住居とインフラ事情
青年海外協力隊に派遣された後のミャンマーでの活動を支える上で、まず気になるのが日々の暮らしの土台となる「住まい」と、電気や水といった「生活インフラ」ですよね。



安心して活動に打ち込むためにも、快適で安全な住環境と、安定したライフラインの確保が欠かせません。
ここからは、過去に派遣された青年海外協力隊員が実際にどのような住居で生活し、現地のインフラとどのように向き合っていたのか、そのリアルな実情を詳しくご紹介させていただきます!
ミャンマーでの住まいはどうなる?協力隊員の住居事情



青年海外協力隊員の住居は、JICAが隊員の安全と健康を最優先に考えて手配します。
ミャンマーでは、配属先によって異なりますが、アパートや一軒家タイプの住居が提供されることが一般的でした。
- アパート・一軒家
ヤンゴンなどの都市部ではアパート、地方では一軒家が多かったです。基本的な家具は備え付けられており、キッチンやバスルームも完備されていましたが、お湯のシャワーがない家も珍しくありませんでした。 - 伝統的な住居
地方では、高床式の木造家屋などで生活する隊員もいました。風通しが良く、ミャンマーの気候に適した住居です。
いずれの住居も、基本的な生活を送る上で必要な設備は整っていましたが、ヤモリやアリなどの虫との共存は日常茶飯事でした。
電気・水道・インターネットは?ミャンマーのインフラ整備状況



また、ミャンマーでの生活では、日本のインフラ環境との違いを実感する場面が多くありました。
- 電気
特に地方では、計画停電や突発的な停電が日常的に発生します。多くの家庭では、停電に備えてロウソクや充電式のライトを常備していました。電圧も不安定なため、電化製品には変圧器やサージプロテクターが必須でした。 - 水道
水道水はそのまま飲むことはできず、煮沸するか、飲用ボトルウォーターを購入するのが一般的でした。断水も頻繁に起こるため、水を溜めておくためのタンクやバケツが欠かせません。 - インターネット
都市部では比較的安定したインターネット環境がありましたが、地方では速度が遅く、非常に不安定でした。多くの隊員は、SIMカードを購入し、スマートフォンのテザリング機能を活用して通信環境を確保していました。



インフラはまだまだ発展途上な部分が多かったんですね。
ミャンマーでの生活は、日本での当たり前が当たり前ではないことの連続です。こうした環境の違いを受け入れ、工夫しながら生活を楽しむ姿勢が大切になります。
そのために不可欠なのが、まさに「命綱」とも言える大容量モバイルバッテリーです。



私が使っているこれは、スマホを何回もフル充電できる大容量なのにコンパクトでおすすめです!
頻繁に起こる停電の中でも、スマートフォンの充電を気にせず使える安心感は絶大ですね。


ミャンマー生活のリアル体験!物価・治安・服装から文化まで徹底解説
青年海外協力隊としてミャンマーでの活動を具体的に考え始めると、日々の生活に直結する「お金のこと」と、何よりも大切な「安全のこと」は、特に気になるポイントではないでしょうか。



ミャンマーの物価って、どんな感じなんだろう?



日本とは違う文化や習慣がたくさんありそうだけど、どんなことに気をつければいいのかな?



ニュースで見たけど、今の治安ってどうなの?



気をつけるべきことって何だろう…?
そんな疑問や不安が次々と浮かんでくるかもしれません。
このセクションではミャンマーの通貨「チャット」の基本情報から、気になる物価水準、そして外務省の危険情報に基づいた最新の治安状況や具体的な安全対策まで、あなたがミャンマーで安心して、そして賢く生活するための必須情報を分かりやすく解説します。
ミャンマーの通貨「チャット(Kyat)」の基本とリアルな物価事情
ミャンマーの通貨は「チャット(Kyat)」で、略称は「K」または「MMK」です。
2024年6月現在のレートで、1,000Kあたり約73円となっています。
※国内情勢によりレートは常に大きく変動するため、あくまで目安です。
物価は、日本と比較すると全体的に安いですが、近年の急激なインフレにより、物価は上昇し続けています。特にローカルな市場の食料品は比較的安価ですが、輸入品は非常に高価です。
| 水(1L) | 約500 K(約37円) |
| ミャンマービール(缶) | 約2,000 K(約146円) |
| 屋台の麺料理(シャンカウスエ) | 約2,500 K(約183円) |
| お茶屋のラペイエ(ミルクティー) | 約1,000 K(約73円) |
| 市内のバス料金 | 約300 K(約22円) |
※上記はあくまで一例です。JICAから支給される現地生活費で十分に生活は可能ですが、輸入品に頼りすぎず、地元のものを活用するなど計画的な支出が求められます。
ミャンマーの治安状況|外務省危険レベルと協力隊員の安全対策



現在のミャンマーの治安は、極めて深刻な状況です。この点を必ず理解しておく必要があります。
2021年2月のクーデター以降、ミャンマー全土で国軍と民主派勢力・少数民族武装勢力との間で戦闘が続いており、治安は著しく悪化しています。
2024年6月現在、外務省の海外安全情報では、ミャンマー全土に危険レベル3「渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」以上が発出されており、一部地域には最も高いレベル4「退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」が出ています。
このような状況のため、現在JICA海外協力隊の派遣は全面的に停止されています。
今後、いかなる目的であれミャンマーへの渡航を検討する際は、自身の安全を最優先し、外務省の海外安全情報を必ず確認してください。情勢は常に変化しており、最新の情報を得ることが極めて重要です。
※情報が古い場合があるため「ミャンマーの外務省の海外安全情報」より最新情報を確認してください。
協力隊の派遣が再開された場合でも、JICAから指示される厳格な安全対策を徹底することが、自身の身を守る上で最も重要になります。
引用:外務省の海外安全情報
引用:ミャンマー安全対策基礎データ
ミャンマー生活での服装ガイド|普段着の選び方と民族衣装の魅力



服装に関する疑問は、派遣前の準備においてとても大切なポイントになりますよね。
日常生活を快適に過ごすための実用的な普段着選びのコツから、ミャンマーの文化が感じられる民族衣装「ロンジー」、そして協力隊員として知っておきたい服装マナーまで、あなたのミャンマー生活をより豊かに、そしてスムーズにするための服装情報を網羅的にガイドします!
まずは、日々の活動や生活シーンに合わせた、具体的な服装選びのポイントから詳しく見ていきましょう。
シーン別・ミャンマーでの最適服装ガイド|普段着から活動時まで徹底解説
ミャンマーでの服装は、年間を通して高温多湿な気候に対応した、日本の夏服が基本です。ただし、いくつかのポイントを押さえる必要があります。
- 通気性と速乾性が基本
非常に汗をかくため、Tシャツやポロシャツ、風通しの良いパンツなど、通気性が良く乾きやすい服装が中心になります。綿素材より化学繊維の方が洗濯時に便利です。 - 乾季の朝晩と冷房対策
乾季の涼しい時期や、標高の高い地域では朝晩冷え込むことがあります。また、レストランなどでは冷房が強く効いているため、薄手のカーディガンやパーカーなど羽織れるものが一枚あると非常に役立ちます。 - パゴダ(仏塔)などを訪れる際の配慮
宗教施設を訪れる際は、肌の露出(タンクトップ、短パン、ミニスカートなど)は厳禁です。肩と膝が隠れる服装を心がけ、足元は裸足になるため脱ぎやすいサンダルが便利です。 - 日差しと虫から肌を守る
日差しが非常に強いため、季節を問わず帽子、サングラス、日焼け止めは必須です。また、蚊が媒介するデング熱などの感染症予防のためにも、肌の露出は控えるのが賢明です。



ただ涼しいだけの服装ではダメなんですね!TPOと紫外線・虫対策が重要ですね。
機能的で美しいミャンマーの誇り!民族衣装「ロンジー」
ミャンマーでは、老若男女問わず多くの人々が日常的に民族衣装「ロンジー(Longyi)」を着用しています。これは筒状の布を腰に巻くスタイルで、男性用は「パソー」、女性用は「タメイン」と呼ばれます。
風通しが良く、高温多湿なミャンマーの気候に非常に適しています。普段着から、シルクなどで作られた正装用まで、様々な色や柄があり、人々の生活に深く根付いています。学校や役所などでは制服として着用が義務付けられている場合もあります。



協力隊員も、配属先での活動中はロンジーを着用することが多かったです。ロンジーを身にまとうことは、ミャンマー文化への敬意を示す素晴らしい方法の一つです。
ミャンマー文化に触れる:習慣・マナーで気をつけること
いざミャンマーへ!活動への期待に胸を膨らませる一方で、「現地の文化や習慣に馴染めるかな?」「知らずに失礼なことをしてしまったらどうしよう…」といった不安も少しあるかもしれません。
異文化の中でスムーズに生活し、現地の人々と良好な関係を築くためには、ミャンマーならではの生活習慣や、大切にされているマナーを事前に理解しておくことが非常に重要です。



ミャンマーでは、どんなことに気をつければいいんだろう?日本とは全然違うのかな?



敬虔な仏教国だから、特別なマナーがあるのかな?



もしかして、日本人の感覚だと『えっ?』と思うような習慣もあるのかな…?
ミャンマーには、私たちが知っておくべきユニークで大切な文化や習慣がたくさんあります。
ここでは、そんなあなたの疑問や不安を解消し、ミャンマーの人々とのコミュニケーションを円滑にするための具体的なポイントを詳しく解説します。
現地での生活をより豊かに、そしてトラブルを避けるために役立つ「ミャンマー文化の心得」を一緒に学びましょう!
ミャンマーで守るべき基本的なマナー|日常生活での注意点
- 篤い仏教への敬意
ミャンマーは非常に敬虔な仏教国です。パゴダや寺院を訪れる際は必ず裸足になり、露出の少ない服装を心がけましょう。仏像に背を向けたり、女性が僧侶に触れたりすることは厳禁です。 - 年長者への敬意
年上の人を敬う文化が根付いています。年長者の前を横切る際は少し頭を下げて通る、物を渡すときは両手で渡すなどの配慮が大切です。 - 頭は神聖、足は不浄
人の頭は神聖な場所と考えられており、子どもの頭でもむやみに撫でてはいけません。逆に足は不浄なものとされているため、人に足を向けたり、足で物を指したりする行為は非常に失礼にあたります。 - 政治に関する話題は避ける
現在のミャンマーでは、政治に関する話題は極めてデリケートです。公の場で政治的な意見を述べたり、体制を批判したりするような言動は、自身の安全を脅かすことにも繋がりかねないため、絶対に避けましょう。



頭と足の扱いや、政治的な話題など、特に注意が必要ですね!
「アーナデ」の精神
ミャンマーの人々の国民性を理解する上で重要なのが「アーナデ」という感覚です。これは「恐縮する」「気を遣う」「遠慮する」といった意味合いを持つ言葉で、相手に迷惑をかけたくない、頼み事をして負担をかけたくない、という気持ちを表します。
協力隊として活動する上では、現地の人々が「アーナデ」の気持ちから、困っていてもなかなか助けを求めてこない、という場面に遭遇するかもしれません。相手の気持ちを汲み取り、こちらから積極的に「何か手伝うことはありますか?」と声をかける配慮が、信頼関係を築く上で大切になります。


ミャンマーの食文化を味わう!代表的な料理と食事のポイント
ミャンマーでの生活において、大きな楽しみの一つであり、また文化を深く理解する上で欠かせないのが「食」ですよね。



ミャンマーの人たちは普段どんなものを食べているんだろう?



油っこいって聞くけど、どんな味なのかな…。辛いのかな?



国民食があるって聞いたけど、どんな食べ物なの?
そんな風に現地での食事について、期待と少しのドキドキが入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、あなたのミャンマーでの食生活を豊かにし、現地の人々とのコミュニケーションを深めるためのヒントが満載です
代表的な主食や料理はもちろん、独特のお茶文化まで、ミャンマーの食の世界を一緒に探求していきましょう!
ミャンマーの基本料理と主食|ヒン・モヒンガー・ラペットゥを解説
ミャンマーの食事は、米を主食とし、「ヒン」と呼ばれる油をたっぷり使った煮込み料理(カレーのようなもの)と一緒に食べるのが基本スタイルです。
- 米(インディカ米)とヒン
主食は長粒種のインディカ米です。食卓には数種類の「ヒン(おかず)」が並び、それらをご飯と混ぜながら手で食べるのが伝統的なスタイルです。ヒンは油を多く使って旨味と保存性を高めるのが特徴です。 - モヒンガー (Mohinga)
ナマズなどの魚で出汁をとったスープに、米の麺を入れて食べる、ミャンマーを代表する国民食。朝食の定番で、屋台や食堂で気軽に食べられます。 - ラペットゥ (Lahpet Thoke)
「食べるお茶」として有名な、発酵させた茶葉を使った和え物(サラダ)。揚げた豆やナッツ、ニンニクなどと混ぜて食べ、独特の風味と食感が楽しめます。



モヒンガー、魚の出汁の麺料理って美味しそう…!ミャンマーの朝ごはんを体験してみたい!
ミャンマーの食文化|油は旨味!発酵食品の活用
ミャンマー料理を語る上で欠かせないのが**油(スィー)**と**発酵食品**です。ミャンマーカレー「ヒン」では、具材から出た旨味とスパイスが溶け込んだ油をご飯にかけて食べるのが醍醐味です。日本人には少し油っこく感じるかもしれませんが、これがミャンマー流の美味しさです。
また、魚やエビを発酵させて作る調味料「ンガピ」や、食べるお茶「ラペッ」など、発酵食品を多用するのも特徴です。これらがミャンマー料理に独特の深みと風味を与えています。



油が美味しさの秘訣だなんて…!最初は驚くけど、慣れたらやみつきになりそうですね!
ミャンマーの飲み物文化|甘いミルクティー「ラペイエ」
ミャンマーの人々の憩いの場が「ラペイエザイン」と呼ばれる喫茶店(ティーショップ)です。ここで飲まれるのが、甘く煮出した濃厚なミルクティー「ラペイエ」。人々はラペイエを飲みながら、おしゃべりや情報交換をして一日を過ごします。
ビールでは、その名も「ミャンマービール」が国民的に親しまれています。国際的な賞を何度も受賞しており、すっきりとした味わいが人気です。
協力隊員として活動する中で、ラペイエザインに誘われる機会も多いでしょう。これはコミュニケーションの第一歩です。甘いラペイエを片手に、現地の人々との会話を楽しむ時間は、ミャンマー文化を肌で感じる貴重な経験となるでしょう。



ラペイエ、すごく甘そうだけど気になりますね!人々の生活に溶け込んでみたいです!


先輩隊員の声:ミャンマーでのリアルな体験談



実際にミャンマーで活動した先輩隊員は、どんな壁にぶつかり、何を感じ、どう乗り越えていったのでしょうか?
今回は、そんな厳しい環境の中でも、現地の人々と向き合い、奮闘した先輩隊員たちの「生の声」を、JICA海外協力隊の公式レポート「世界日記」やインタビューからご紹介します。
Aさん(コミュニティ開発)は、地方の村で頻発する停電に最初はうんざりしていたそうです。しかし、停電の夜、ロウソクの灯りの下で近所の人たちと自然に集まり、お茶を飲みながら語り合うのが日課に。「日本では電気がないと何もできないと思っていたけれど、ここでは停電が人と人との繋がりを深める大切な時間になっていました。何もないことの豊かさを、ミャンマーの人々が教えてくれました」と語ります。
Bさん(理学療法士)は、患者さんが遠慮して痛みを我慢してしまうことに、どう接すれば良いか悩んでいました。同僚から「ミャンマー人は『アーナデ(相手に気を遣う)』の気持ちが強いから」と教えられ、ただリハビリの技術を教えるだけでなく、毎日世間話をしながら少しずつ信頼関係を築くことを心がけたそうです。「ある日、患者さんから『あなたが来てくれて本当に良かった』と、初めて本音を打ち明けてもらえた時、技術だけではない、心と心の繋がりが大切なんだと実感しました」と振り返っています。
参照情報:JICA海外協力隊 ミャンマー「世界日記」
※上記体験談は、ウェブサイトに掲載されている多数の隊員の活動報告や生活の様子を参考に、リアルなエピソードとして再構成したものです。



最初は壁があっても、文化を理解しようとすることで信頼関係が築けるんですね。
だからこそ見える景色もあるんだそうです!


青年海外協力隊ミャンマー:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
「青年海外協力隊としてミャンマーで活動したい!」
その熱い想いを実現するための第一歩から、貴重な経験を積んだ後の未来まで、あなたはどんな道のりを想像していますか?
ここでは、青年海外協力隊の応募プロセスと、ミャンマーでの活動を終えた後の**「キャリアや人生への活かし方」**についてご紹介します。
ここからは、あなたがミャンマーへの挑戦を具体的にイメージし、さらにその先の未来まで見据えられるよう、応募から派遣までの流れ、そして帰国後のキャリア形成に至るまで、青年海外協力隊ミャンマー派遣の「始まりから未来まで」をご紹介します。
ミャンマー派遣への第一歩:応募から選考、派遣まで
現在、ミャンマーへの青年海外協力隊の派遣は停止されていますが、ここでは派遣が再開された場合に想定される一般的なプロセスをご紹介します。



もしミャンマー派遣が再開されたら、何から始めればいいの?選考ってやっぱり厳しいのかな?



派遣までのスケジュールを具体的に知りたい!
そんなあなたの疑問を解決するべく、わかりやすい図でご紹介します。
青年海外協力隊の応募プロセスはざっくりとこんな感じです!
年2回(春募集・秋募集)のタイミングでJICA海外協力隊のウェブサイトから応募します。
職務経歴や語学力などを基にした書類選考と、人物面や技術力を評価する面接が行われます。
2次選考から約2ヶ月後に合否が通知されます。合格者は候補者となります。
語学訓練(主にミャンマー語)や国際協力、安全対策など、派遣に必要な知識とスキルを身につける合宿形式の訓練です。
訓練修了後、いよいよミャンマーへ出発。約2年間のボランティア活動が始まります。
- 職務経歴書では「なぜミャンマーか?」を明確に
数ある派遣国の中で、なぜミャンマーで活動したいのか。困難な状況にあるからこそ、自分のスキルや経験がどのように人々の助けになると考えるのか、その熱意を具体的に記述しましょう。 - 面接では「困難をどう乗り越えるか」を具体的に
ミャンマーでの生活は、言語の壁やインフラの不便さに加え、精神的なストレスも想定されます。面接では、そうした厳しい環境でどのように健康を維持し、ストレスを管理し、現地の人々と協力して課題を乗り越えていけるのか、あなたの「人間力」が問われます。
引用:JICAミャンマー
より詳しい応募条件、選考対策、そして派遣までの全貌を徹底解説した完全ガイドをご用意しました。
もっと詳しく知りたい方は以下リンクをぜひ読んでください!





合わせて2025年秋募集の要項や詳細を公式サイトから確認して見ましょう!
また、私はこの本を読んで青年海外協力隊に応募するための勉強をしています。
青年海外協力隊とは何なのか、実際に「コミュニティ開発隊員でフィリピンへ」「日本語教育隊員でドミニカ共和国へ」「看護師隊員でブルキナファソへ」派遣された方々の貴重な経験談など、知りたいすべてが盛り込まれています!
ミャンマーでの経験を未来へ:帰国後のキャリアと人生設計
ミャンマーでの活動を終えた後の自分、想像できますか?



協力隊経験者の人たちって、どんな道に進んでいるの?就職に有利だったりする?



無事に派遣されたとして、その経験って帰国後どう活かせるんだろう?



協力隊の経験って、具体的にどんな仕事に繋がるの?
ミャンマーでの貴重な2年間を終えた後、そんな風に将来について考えるのは当然のことですよね。
帰ってきた私たちは、国際協力の最前線で培った実践的なスキル、多様な価値観を受け入れる異文化理解力、そして数々の課題をクリアしてきた問題解決能力という、大きな成長を手にしているはずです。
ここでは、ミャンマーでの経験を輝かしい未来へと繋げるための方法を一緒に探すべく、青年海外協力隊に派遣された方々の今をご紹介します!
私が出会った!青年海外協力隊に派遣された方々の今
私は高校2年生の頃からずっと青年海外協力隊で国際協力をしたくて、とにかくいろんな情報を集めてきました。
そんな中で私が出会った、帰国後の青年海外協力隊の方々の現在をご紹介します。
Aさんはタンザニアに「コミュニティ開発」で派遣後、帰国してからは地元のJICAデスクで2年働き、その後アフリカの農家で起業をしました。



現在はクラウドファンディングも行って日本とアフリカの架け橋になっています!
地元のJICAデスクはたまたま後任がいなかったようですが、代々派遣後の隊員が2年の任期で行なっているそうです。
Bさんはコロンビアに『青少年教育』で派遣後、地元の大手商社に転職しました。
面接では、予測不能な環境で現地の人々と粘り強く交渉し、プロジェクトを成功させた経験が高く評価されたそうです。



キャリアアップもできて、スペイン語も習得して帰国できていて本当に理想的な進路ですね!
私が学んできたスペイン語と同じ言語圏に派遣されていたこともあり、たまにスペイン語で会話をしてくださいました!
Cさんは理系の会社で開発をしていましたが、マラウィ帰国後に地元の古民家を譲り受け、地域活性化にもつながるプロジェクトを行っています。



私が大学生の頃はよくボランティアに参加させていただき、一緒に茅葺き屋根を修復したり、水車を作ったりしました。
ずっと青年海外協力隊に行くことを目指してきましたが「現地で何のために派遣されたいのか」と問いかけてくれた彼のおかげで進路を決められました!
こんな感じに、私が知っている青年海外協力隊に派遣されていた方々は、世界をもっと良くできる、エネルギッシュで活動家の方が多かったです。
まだまだ多くの隊員たちの進路を聞いてきましたので、より詳しく青年海外協力隊派遣後のステップや就職の強みなどを知りたい方はこちらのブログをご参考ください!


まとめ:青年海外協力隊ミャンマー派遣はあなたの人生を変える挑戦
ここまであなたが青年海外協力隊でミャンマーに派遣された際に、知っておきたい情報についてご紹介させていただきました。
今回のブログでは以下の内容がわかりましたね!
- 青年海外協力隊のミャンマー派遣の基本情報(ただし現在派遣は停止中)
- 過去の青年海外協力隊ミャンマー派遣の職種と活動内容
- ミャンマーでの生活を徹底シミュレーション!住居・食事・お金・安全について
- 青年海外協力隊ミャンマー:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
生活する上で守るべきマナーや注意点が結構あったので、しっかり覚えて行った方が良さそうでしたね。特に、仏教や年長者への敬意、そして「アーナデ」の文化を尊重する姿勢が大切です。何よりも、現在の深刻な治安状況を正しく理解することが重要です。
あなたの挑戦をここから始めよう!
ミャンマーへの想いを持ち続けることは、とても尊いことです。今は派遣が停止されていますが、いつか平和が戻り、再び協力隊員が求められる日が来ることを願ってやみません。
その日に向けて、まずはJICAの公式サイトで他の国々の募集要項をチェックし、国際協力への第一歩を踏み出してみませんか?詳しい応募のステップは以下の記事で完璧にマスターしましょう!





ここまで読んでいただきありがとうございます。



¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!

