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はるカタルーニャです。本日は「東南アジアのカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、今回はもし青年海外協力隊の派遣先が「ミャンマー」だった時に必要になるであろう基本情報と、普通にミャンマーへの旅行や出張の際に役立つ歴史や文化についてまとめていきます!
目次
【基本情報】ミャンマーってどんな国?
そんな疑問を解消するべくざっくりとまとめてみました。
・首都 ネーピードー
・通貨 チャット
・時差 2時間30分日本より遅れている
※サマータイムはありません
・言語 ミャンマー語
・電圧 220〜240V、50Hz
・コンセント タイプB、タイプB3
・面積 68万平方キロメートル(日本の約1.8倍)
・気候 気候、気候、気候
・経路 成田空港からの直行便あり(コロナ前)で、所要時間は約8時間から
・祝日 1月4日(独立記念日)
・産業 農業、天然ガス、製造業
・挨拶 မင်္ဂလာပါ(ミンガラーバー)=おはよう・こんにちは・こんばんは、ကျေးဇူးတင်ပါတယ်(チェーズーティンバーデー)=ありがとう、ရပါတယ်(ヤーバーデー)=どういたしまして、ဆောရီးပဲနော်(ソーリーベーノ)=ごめんなさい、စားလို့ကောင်းတယ်(サーローカウンデー)=おいしい、ဟုတ်တယ်(ホウデー)=はい、မဟုတ်ဘူး(マホップー)=いいえ
言語
ミャンマーの言語についてご紹介します。
「何語を使っているの?」「英語は使えるの?」など、ミャンマーの言語について疑問を抱えている人は参考にしてみてください。
何語を使っているの?
ミャンマーでは以下の言語が主に使われています。
- ビルマ語
- シャン語
- カレン語
- ロヒンギャ語
- チンポー語
- クキ・チン諸語
- モン語
公用語は「ビルマ語」となっていますが、民族が多くそれぞれ「シャン語」や「カレン語」、「ロヒンギャ語」や「チンポー語」、「クキ・チン諸語」や「モン語」など各自の言語を話しているため、一部の民族には全く通じないと言うこともあります。
ちなみにミャンマーの正式名称はビルマ語で「ပြည်ထောင်စု သမ္မတ မြန်မာနိုင်ငံတော်」と記し、「ピーダウンズー・タマダー・ミャマー・ナインガンドー」と読みます。
英語は使えるの?
ミャンマーはイギリスの植民地だった時代があることから、比較的英語が根付いており英語が通じる地域も少なくはありません。
また現在のミャンマーの私立の幼稚園や小学校では積極的に英語教育が行われているため、他のアジアの国と比べると話せる人も増えます。
しかしながら学校教育を受けれていないミャンマー人は英語を話せない他、公用語であるビルマ語ですら通じない地域もあるため、英語が通じるのは観光地化された地域やホテル、観光客向けのレストランくらいになるでしょう。
青年海外協力隊にいくなら、公用語であるビルマ語のほか派遣される地域の民族の言語を少なからず勉強する必要があります。
気候・位置
「ミャンマー連邦共和国」通称ミャンマーは、東南アジアのインドシナ半島西部に位置する共和制国家で、南東には「タイ」、東に「ラオス」、北から北東にかけて「中国」、北西にはインド、そして西は「バングラデシュ」と国境を接しています。
南には「アンダマン海」が、南西には「ベンガル湾」があり、面積は日本の約1.8倍と大きく、地理としてはインドシナ半島の西部にあります。
ミャンマーの地形は、北部の標高が高く、南部にいくにつれて低くなると言う特徴があります。
最高地点はミャンマー北部にある「カカボラジ山」で、高さは5881メートルと富士山より高く、タイとの国境ともなっています。
ミャンマー西部には「アラカン山脈」、頭部には「シャン高原」、中央部には「イラワジ川」と「シッタン川」が流れており、それらの川の下流部には大きなデルタが形成されています。
続いて季節に関して、ミャンマーの国土の大半は「熱帯性気候」や「亜熱帯気候」に分類されますが、標高が違うため地域によって降水量や気温は変わります。
ベンガル湾やアンダマン海の沿岸部付近では年間の降水量が5,000ミリを超し、気候は「熱帯モンスーン気候」でに分類されます。
内陸部に関しては「熱帯サバナ気候」で、雨の多いミャンマーですが、この地域の一部では年間の平均降水量が1000ミリと少なくなる地域もあります。
一方北部の山岳地帯は「温暖冬期少雨気候」に分類され、最も寒い時期には平均気温が18度を下回り、一部の地域では降雪もあります。
ミャンマー全体の気候は3つに分けられ、3月から5月の「暑季」と6月から11月の「雨季」、そして11月から2月の「乾季」があります。
暑季は一年の中で最も暑い季節で、紫外線も強く日焼け対策が必要です。
雨季は雨がかなり降るほか、ウイルスが蔓延しやすい時期としても有名で、この時期には季節性のインフルエンザが流行します。
乾季はそこまで暑くないため過ごしやすく、観光にはもってこいの時期となっています。
衣服
では東南アジアの国、ミャンマーにはどのような民族衣装があるのでしょうか。
ミャンマーの民族衣装には、「ロンジー」と呼ばれる服があります。
ロンジーは主に正装として着られていますが、普段着としても使われています。
様々な柄の布を筒状に塗ったものがロンジーで、腰に巻き付けて着用します。
色や柄は職種によって変わり、看護師は主に赤や茶色のロンジーを着ますが、学生や教師は緑のロンジーを着ます。
ロンジーの上には「エンジー」と呼ばれるチャイナ服のような上着を着用し、男性のロンジーは「パソー」、女性のロンジーは「タイメン」と呼ばれています。
ミャンマーでは洋服より民族衣装であるロンジーを着ている人の方が多いようです。
では、私たちがミャンマーに行ったときはどのような服を着れば良いのでしょうか?
ミャンマーは年間を通して年平均湿度が80%以上と高く、北部などの標高の高い地域以外では3月から4月にかけて真夏のような気候になります。
そのためこの時期は日本の真夏のような服装を持っていきましょう。
一方11月から4月には20度を下回る日もあるため、防寒対策が必要です。
山岳地帯も他の場所に比べると寒くなっているため、季節に合わせてプラスで1枚上に羽織れるものを持っていきましょう。
雨もかなり降るため雨具は必須で、日差しも強く日に焼けてしまうため、紫外線対策もしっかり行いましょう。
また朝晩で冷え込むことがあったり、ショッピングモールなどの室内ではエアコンにより寒く感じられたりすることもありますので、ストールや上着があったら安心できるかもしれませんね。
食事の前に手を洗う設備がなかったり不衛生だったりする場合もありますので、手指消毒ジェルやウエットティッシュも合ったら便利かもしれません。
代表的な食事
続いて、ミャンマーでの食事について、ミャンマーで有名な主食は「コメ」です。
日本でよく食べられている「日本米」とは違い、ミャンマーでは細長くてパサパサした「インディカ米」が主に食べられています。
他にも「モヒンガー」と呼ばれるお米で作られた細い米麺や、「オンノ・カウスェー」と呼ばれる小麦で作られた麺、そして日本でもよくカレー屋さんで目にする「ナン」が主食として食べられています。
ミャンマーの料理は歴史よりインドや中国からの影響を受けているため、インド料理や中国料理も時々見られます。
また味が濃く油っこいと言う特徴もあるため、日本人の中でもあまり油を取らない人は、胃もたれしてしまうこともあるんだとか。
味付けは様々な香辛料を使っているため、辛味のする料理が多いですが、そこまで辛くはないため日本人にも食べやすい味付けとなっています。
インドの影響よりミャンマーではカレーがよく食べられている他、ビルマ料理としても有名なミャンマーの料理にはヒラ豆やインゲン豆、ヒヨコ豆といった豆類が使われることが多くなってます。
調味料は塩辛ペーストの「ンガピ」と、魚を原型のまま加工した「ンガピガウン」、そして魚醤の「ンガピーイェー」がよく使われ、また「スィー・ジェッ」と呼ばれる油も有名です。
甘味料にはサトウキビやパームヤシから取れる砂糖が主に使われ、他にもタマリンドや柑橘類で酸味をつけます。
民族などの食事
では青年海外協力隊で首都から遠く離れた地域や民族の料理を食べるとしたら、どんな料理が出てくるのでしょうか!
ミャンマーの国民的料理として広く知れ渡っているのは「シャン・カウスエ」と呼ばれる麺料理です。
シャン・カウスエはベトナムのフォーと同じく米麺が使われており、スープありとなしで2種類に分かれる他味付けもたくさんあります。
トッピングには鶏肉や豚肉が使われることが多く、薄味で食べやすく日本人にとっても食べやすい味付けとなっています。
「モンピャータレッ」はミャンマー風のお好み焼きのことで、日本のお好み焼きには小麦粉が使われますが、モンピャータレッにはお米で作られる上新粉を使います。
ひき肉や玉ねぎに加えてパクチーや豆が入っているところから東南アジアを感じさせられます。
「ラペットゥ」は食べるお茶とも言われており、発酵させた茶葉に、ピーナッツやゴマ、豆やニンニク、唐辛子などを混ぜてる食ったサラダです。
甘いため、初めて食べる人にとってはびっくりする味かもしれません。
最後にミャンマーで人気なデザートについて、ミャンマーでは「シュエタミン」と呼ばれる餅米で作ったお菓子があります。
シュエタミンはひし形に切られていて、ココナッツで作られた砂糖で味付けをされているため、黒糖のようなさっぱりとした素朴な甘みが特徴です。
住居
続いてミャンマーでの住居についてですが、青年海外協力隊で派遣される場合、シェアハウスなり家なり、住む場所を与えてもらえる国が多いようです。
ですのであまり必要のない情報かもしれませんが、ミャンマーでの住居について、いくらくらいで済めるのか、またホテルについても載せていきたいと思います。
派遣終了中もしくは後にミャンマー旅できるかもしれないので!
やっぱり場所によって金額は変わるようです。
地方は比較的安いですが、首都はあまり安くない印象です。
格安ホテルもあるみたいですが、値段はピンキリ。観光地化している地域ではやはり他の地域と比べると高くなる傾向にあるようです。
物価と治安
ミャンマーの通貨は「チャット」です。
1チャット→0.065円(2022/2/2)で、過去5年の変動0.057円~0.083円となっているため、そこまで変動がない印象。
物価についてですが、以下のようになっています。
- 水、50ミリリットル 約232チャット=約15円
- ポカリスエット、1本 約975チャット=約63円
- コーラ、1缶 約チャット=約42円
- ブラックコーヒー、約867チャット=約56円
- カフェラテ、1杯 約2,167チャット=約140円
- 果物ジュース、1杯 約2,709チャット=約175円
- 定食、1食 約3,793チャット=約245円
- ビール、500ミリリットル 約2,167チャット=約140円
- キャベツ、1玉 約541チャット=約35円
- にんじん、1本 約433チャット=約28円
- じゃがいも、500グラム 約356チャット=約28円
- ポテトチップス、1袋 約1,083チャット=約70円
- 格安ホステル、1泊 約7,741チャット=約500円
- 五つ星ホテル、1泊 約123,863チャット=約8,000円から
このように、ミャンマーの物価は日本と比べ安くなっており、また2割以上も安く感じると言われています。
しかしながら全てのものが安いわけではなく、ブランド物や輸入品などは日本と同等、もしくは高くなることもありますので注意が必要です。
続いて治安についてですが、ミャンマーの治安は悪いといっていいでしょう。
2021年2月1日にミャンマー軍が緊急事態宣言を発令し、政府の全権を握ったことにより国民によるデモが発生したことから、軍が武力で押さえつけたため死者や怪我人が出ています。
これらにより、現在のミャンマー全域には外務省が危険レベルを2を出し一部では危険レベル3の渡航中止勧告も出されています。
不安定な情勢なため治安は悪化しており、安全に生活することが困難かもしれませんので、行動する際は十分注意する必要があります。
文化的特徴
青年海外協力隊としてミャンマーに行くとしたら、現地で適応するためにもマナーや文化について知っていった方が現地民と仲良くなれそうですよね!
ですのでミャンマーで生活するうえで大切になりそうなマナーや文化について載せていこうと思います。
まずミャンマーでは儒教が重んじられているため若者は年配の方々に気を使う必要があります。
そのため、自分より年上の人の前を横切る際は頭を少し下げて通りましょう。
またアジアの多くの国である文化ですが、境内や仏教関係の建物に入る場合は亜橋になるよう指示を受けることが多いため、それに従いましょう。
まとめ
ここまで自分が海外協力隊で派遣された場合、知っておきたい情報についてまとめてきました。
2021年のクーデターはかなりニュースになっていたため、知っている人も多いと思います。
安全に生活できる日が早く来てほしいですね。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!