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【スペイン語文法:否定語】nada / nadie / ningún / ninguno の使い分け(DELE:B1)

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はるカタルーニャです。本日は「スペイン語の否定語に関する言語カフェ」となっております!

ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)

 

早速ですが、この記事ではスペイン語の否定語 "nada / nadie / ningún / ninguno " について例文付きでご説明させていただきます。

似通った単語を用いているため、間違えやすくなっておりますが、日常的に使う単語となっていますので、ぜひ一緒に学んでいきましょう。

 

【否定語】4種類(nadaやnadieなど)の一覧表

大前提として否定語は、否定文を作る際に用いられる語で、肯定文の際には不定語を使います。不定語に関する記事はこちら

では、否定語について、スペイン語の文法に出てくる否定語とは以下の単語が存在します。

  • nada (何もない)
  • nadie (誰もいない)
  • ningún / a / os / as (ひとつの…もない・ひとりの…もない)
  • ninguno / a / os / as (ひとつも…ない・何も…ない)

日本語だけ見るとどれもほとんど同じですね。

しかしながら、これらの否定語は、その文で伝えたい内容の対象が「物や事・人物・形容詞・代名詞」かによって明確に使い分けることができます。

 

代名詞【nada:何もない】の使い方

4種類ある否定語のひとつである "nada" は、主に否定文で「何かの物事を表現する」時に用いられます。

"nada" は代名詞であるため、文の中で独立して用いることができ「何もない」という意味になります。

【Por ejemplo :例文】

  • No hay nada en el cajón. (机の中には何もありません。)
  • No he hecho nada en absoluto.(私は絶対に何もしていません。)
  • ¿No hay nada que quite las manchas del uniforme de mi hijo? (私の息子のユニホームから汚れを落とす方法は何もありませんか?)
    →否定語と接続法の組み合わせに関してはこちら

※今回紹介する全ての例文において、最後の例文のみ接続法を用いています。

 

代名詞【nadie:誰もいない】の使い方

”nadie” は主に「誰かについて表現する」際に用いられ、 "nada" と同じく代名詞なため独立した形で使うことができます。

意味は「誰もいない」で、誰か知らない人について否定文で話したい時に用いると簡単に文章を作ることができます。

【Por ejemplo :例文】

  • Aquí no hay nadie. (ここには誰もいません)
  • Nadie sabe qué ha pasado. (何が起こったのか誰も知りません。)
  • ¿No hay nadie que pueda conducir con menos de 10 años? (10歳未満で運転できる人は誰もいませんか?)

 

形容詞【ningún / a:ひとつも、誰も…ない】などの使い方

"ningún / a "は否定文で「モノやコト、人について表現する」時に用いられ、形容詞として用いられるため名詞と一緒に使われます。

意味は「ひとつの…もない、ひとりの…もない」などがあり、一緒に用いられる名詞によって訳が変わってきます。

また、形容詞として使われる否定語は性変化があるため、一緒に用いられる名刺の性別に合わせて使う必要があります。

 

例えば、男性名詞である” Pais (国)"には” ningún ”が、女性名詞である" persona (人)"には” ninguna ”が用いられます。

【Por ejemplo :例文】

  • Aquí no hay ningún libro. (ここには一冊も本がありません。)
  • No conozco a ninguna amiga tuya. (私は君の友達を誰も知りません。)
  • ¿Seguro que no hay ningún alfabeto que tenga más letras que el ruso? (ロシア語よりも文字数の多いアルファベットが何もないのは確かですか?)

 

代名詞【ninguno / a:ひとつも、誰も…ない】などの使い方

”ninguno / a ”も同じく否定文で「モノやコト、人について表現する」時に用いられますが、これらは代名詞として用いられるため、文の中で独立して用いることができます。

また、代名詞ですが性変化するため、種類は” ninguno ” と" ninguna "の2種類存在し、代わりに表す名詞の性に合わせて文章を作る必要があります。

【Por ejemplo :例文】

  • Ninguno de nosotros tenemos novia. (僕たちは誰も恋人がいません。)
  • No he visto ninguna de estas películas. (私はこれらの映画をひとつも見ていません。)

 

まとめ

ここまで否定文で使われる、否定語の”nada(何も)”や、”nadie(誰も)”、”ningún / a(何も・誰も…ない)”や”ninguno / a(何の・誰の…もない)”についてまとめてきました。

これらの違いは、誰を、何を説明するか、また形容詞なのか代名詞なのかによって変わってきましたね。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!

¡Hasta luego, adiós!  また会いましょう!

 

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