
¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルニャです。



本日は「南アジアのカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます。
今回は、青年海外協力隊の派遣国の中でも、世界最高峰のヒマラヤ山脈がそびえる神秘の国【ネパール】に焦点を当て、応募のステップから現地のリアルな生活情報(活動内容、住居、食事、気になる治安や文化)、さらには帰国後のキャリアパスまで、ネパール派遣に向けて知っておくべき全てを網羅的にお届けします。
- 青年海外協力隊の「ネパール派遣」に興味があり、応募を検討している方
- JICA海外協力隊の選考に向けて、ネパールの具体的な活動内容や生活情報を知りたい方
- ネパール派遣が内定し、渡航前の準備(持ち物、手続き、文化理解など)を進めたい方
- 国際協力やボランティア活動に関心があり、ネパールという国について深く学びたい方
- 将来的に南アジア(特にネパール)への旅行や滞在を考えており、現地のリアルな情報を収集したい方



ネパールってどんな国なんだろう?



青年海外協力隊員としてどんな活動ができるの?



実際に派遣が決まったら、何から準備すればいいの…?
期待と同時にたくさんの疑問や不安を抱えて情報収集をされている方も多いと思います。
実はこのブログを書いている私も、いつか青年海外協力隊員として世界に貢献したいと夢見て、あなたと同じように日々情報を集めている仲間の一人です。
だからこそ、未来の隊員であるあなたが本当に知りたい情報を、同じ目線で徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
- ネパールという国の魅力と基本情報(歴史、文化、言語、気候など)
- 青年海外協力隊員としての具体的な活動内容や求められるスキル
- 現地でのリアルな生活(住居、食事、物価まで網羅!)
- 応募から派遣までの具体的な流れと準備(選考対策のヒントも!)
- 安心して活動するための治安情報と安全対策
この記事は、青年海外協力隊のネパール派遣を目指すあなたの「知りたい!」に応えるだけでなく、ネパールという国そのものに興味がある方、あるいは将来的な渡航を考えている方にとっても、現地の歴史や文化を深く知れる素晴らしい機会になるはずです。
ぜひ最後までじっくりお読みいただき、あなたの疑問や不安を解消してください!


ネパール派遣の基本情報:概要・特徴・言語を徹底解説!


青年海外協力隊としてネパールでの活動に臨むにあたり、まず最初にしっかりと押さえておきたいのが、「ネパール連邦民主共和国とは、一体どんな国なのか?」という基本的な情報ですよね。



ヒマラヤ山脈にあるって聞いたけど、具体的にどこ?
周りの国とはどんな関係なの?



標高差が激しいみたいだけど、気候はどうなんだろう?
活動する場所によって全然違うのかな?



英語は通じるの?
公用語のネパール語は必須…?
そんな疑問や不安を持っている人が多いはず。
ここでは、青年海外協力隊員として押さえておきたいネパールの基本情報から、変化に富んだ気候、コミュニケーションの鍵となる言語、そして心に触れる文化や習慣まで、徹底的にご紹介します!
ネパールを深く理解し、現地での毎日をより豊かに、そして安心して過ごせるようになるための知識を、分かりやすく丁寧にお伝えしますのでご覧ください!
ネパールってどんな国?まず知りたい基礎知識まとめ
ネパールの首都、言語、通貨、時差、気候、電圧、日本からのアクセス方法など、知っておきたい基本情報を分かりやすくまとめました。
国(首都) | ネパール連邦民主共和国(カトマンズ) |
---|---|
言語 | ネパール語(公用語)、その他多数の民族言語、英語 |
通貨 | ネパール・ルピー(NPR)。1ルピー = 約1.1円(2025年9月現在) |
時差(サマータイム) | 日本より3時間15分遅れ。サマータイムなし。 |
気候 | 標高により亜熱帯~温帯~高山気候と多様 |
電圧 | 220ボルト / 50ヘルツ |
コンセント | B、Cタイプが主流。マルチ変換プラグが推奨。 |
面積 | 約14.7万平方キロメートル(北海道の約1.8倍) |
産業 | 農林業、貿易・卸売り業、観光業など。 |
直行便(2025年9月現在) | あり(ネパール航空が成田-カトマンズ間を運航) |
日本からの行き方 | 直行便のほか、香港、シンガポール、バンコクなどを経由するのが一般的。総移動時間は直行便で約8時間、乗り継ぎで約15時間~。 |
実は直行便よりも乗り継ぎ便の方が航空券は安いことが多いです!
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ネパールの面積は?北海道の約1.8倍
さて、青年海外協力隊の派遣国『ネパール連邦民主共和国』ですが、その広さは一体どのくらいなのでしょうか?
ネパールの面積は 約14.7万平方キロメートル。と言っても、数字だけではピンと来ないかもしれませんが、日本と比較してみると…



実は、日本の北海道(約8.3万㎢)の約1.8倍の大きさなんです!



その国土の中に、世界最高峰のエベレストから亜熱帯のジャングルまで、驚くほど多様な自然が凝縮されているんです!
隣国は?中国とインドの2カ国
また、南アジアのヒマラヤ山脈南麓に位置するネパール。
この国がどのような地理的環境にあり、それが文化や経済にどんな影響を与えているのか、その輪郭もGoogleマップで見ていきましょう。
ネパールは、北を中国、南をインドという二つの大国に挟まれた内陸国です。
この地理的条件が、多様な民族と文化が混じり合う独特のアイデンティティを育んできました。



ネパールは二つの大きな国に囲まれているんですね。



雄大なヒマラヤの自然はもちろん、多様な民族が織りなす文化も大きな魅力なんです!
このように、独特の地理的特徴は、ネパールの唯一無二の文化を育む土壌となってきました。
そして、その文化をより深く理解する上で欠かせないのが、『気候』と人々のコミュニケーションを支える『言葉』です。
それでは、ネパールの日々の気候と、普段の生活で人々がどのような言語を使い、心を通わせているのか、その興味深い『気候・言語事情』を一緒にみていきましょう!
ネパールの気候を徹底解説!年間を通じた特徴と季節ごとの注意点



ネパールの気候は、標高によって大きく異なり、「一つの国に多様な気候が存在する」のが最大の特徴です。
国土は南部のタライ平原から、中央の丘陵地帯、そして北部のヒマラヤ山脈まで、標高差が8,000m以上もあります。
活動する地域の標高に合わせた服装の準備が、健康に過ごすための鍵となります。
- 南部(タライ平原 / 標高60~300m)
亜熱帯性気候で、年間を通して高温多湿。夏は40℃を超えることもあります。 - 中部(首都カトマンズなど / 標高1,000~2,500m)
温帯性気候で、年間を通して過ごしやすいですが、朝晩の冷え込みはあります。6月~9月が雨季、10月~5月が乾季です。冬は乾季で晴天が続きますが、氷点下近くまで冷え込みます。 - 北部(ヒマラヤ山脈 / 標高2,500m以上)
高山気候で、夏は冷涼、冬は厳しい寒さとなり、積雪も見られます。
多くの隊員が活動する首都カトマンズ周辺では、夏でも朝晩の冷え込みに備えてフリースや薄手のジャケットが必須です。冬は氷点下近くになるため、ダウンジャケットやヒートテックなどの防寒着は欠かせません。また、標高が高く日差しが非常に強いため、季節を問わず帽子やサングラス、日焼け止めでの紫外線対策は必須です!
ネパールの言語事情:英語は通じる?公用語と現地の言葉



ネパールでは何語がメインなの?



英語はどの程度通用するの?
といった、ネパールの言葉に関する疑問は多いはず。
ネパールの公用語から現地で話される多様な言語まで、その実態を分かりやすく解説します。
これを読めば、ネパールでのコミュニケーションのイメージがグッと具体的になるはずです!
ネパールで使われている言語の種類|公用語はネパール語
ネパールの公用語はネパール語です。しかし、ネパールは多民族・多言語国家であり、国内には120以上もの言語が存在すると言われています。
地域や民族によって話される言葉が異なり、代表的なものには以下があります。
- マイティリ語
- ボージュプリー語
- タマン語、ネワール語など
このように多様な言語が使われているため、ネパール語を母語としない国民も多くいます。協力隊員として活動する上では、配属先の地域で話されている言語に触れることが、現地の人々と心を通わせるための大切な鍵となります。
豆知識ですが、ネパール語で「こんにちは」は「ナマステ」と言います。これは「ありがとう」や「さようなら」としても使える万能な挨拶です。
しかしながら、感謝を伝える際は「ダンネバード(Dhanyabad)」が一般的です。
青年海外協力隊員は英語で活動できる?|現地での英語通用度



はい、多くの場面で英語が通用します。特に都市部や観光地では、英語が広く使われています。
学校教育でも英語は重視されており、政府機関やビジネスの場でも使用されます。そのため、特に若い世代や都市部の人々は比較的流暢に英語を話します。道路標識や店の看板なども英語で併記されていることが多いです。
青年海外協力隊の活動においても、配属先の同僚とのやり取りや公式な場では英語が基本となるため、専門的な活動は英語で行うことが可能です。
ただし、村落部での活動や、市場での買い物、高齢の方との日常的な交流では、ネパール語や地域の言葉が必要になります。
現地の言葉を学ぼうとする姿勢は、現地の人々から歓迎され、より深い信頼関係を築くための第一歩となるでしょう。


ネパール派遣の職種と活動内容|青年海外協力隊の専門性を解説!
青年海外協力隊の派遣先として、独自の魅力を持つ国、ネパール。
もしあなたが「ネパールで国際協力に挑戦したい!」と考え始めたとき、きっとこんな具体的な疑問が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。



青年海外協力隊でネパールに行ってみたいけど、どんな活動ができるんだろう?



自分のスキルや経験が、現地で本当に役立つのか知りたいな…。
この記事を読み進めれば、ネパールで実際にどのような職種があり、どんな専門性が求められているのかが具体的に分かります。
あなたがネパールで輝ける道を見つけるための、第一歩となる情報がきっとここにあるはず!
ネパール派遣の現状:最新の隊員数と派遣実績データ(男女別・累計)
まずは、青年海外協力隊のネパールへの派遣実績(2025年3月31日現在)をご紹介します。
JICAの公式データによると、以下のような内容となっています。
派遣中隊員数: 10名(うち女性5名)
帰国隊員数 : 1,249名(うち女性 573名)
累計派遣隊員数: 1,259名(うち女性 578名)
※情報が古くなっている場合があります。最新情報はJICA海外協力隊-事業実績/派遣実績をご参照ください。
ネパールで求められる専門性:人気の派遣職種と具体的な活動事例



ネパールでは、どんな分野でボランティアが求められているの?



どんな職種で活躍できるんだろう?
そんな疑問にお答えします!
ネパールで特に青年海外協力隊員の派遣が多い、主要な活動分野は以下の通りです。
- 農業・農村開発: 野菜栽培や家畜飼育、品質管理などの技術指導を通じて、農家の生計向上を支援します。
- 教育: 小中学校での理数科教育や体育、図工などの指導、日本語教育のサポートなど、子どもたちの未来を育む活動が中心です。
- 保健・医療: 看護師や理学療法士として、地域の保健サービスの質の向上やリハビリテーションの分野で貢献します。
- ガバナンス強化: 統計や行政サービスの分野で、データに基づいた政策立案や行政能力の向上をサポートします。
引用:JICAネパール事務所
より具体的な活動内容や、過去に派遣された隊員の体験談に興味がある方は、JICA公式サイトの「世界日記」でネパールの活動レポートを読むことを強くお勧めします!


ネパールでの生活基盤:協力隊員の住居とインフラ事情
青年海外協力隊に派遣された後のネパールでの活動を支える上で、まず気になるのが日々の暮らしの土台となる「住まい」と、電気や水といった「生活インフラ」ですよね。



安心して活動に打ち込むためにも、快適で安全な住環境と、安定したライフラインの確保が欠かせません。
ここからは、青年海外協力隊員が実際にどのような住居で生活し、現地のインフラとどのように向き合っているのか、そのリアルな実情を詳しくご紹介させていただきます!
ネパールでの住まいはどうなる?協力隊員の住居事情



青年海外協力隊員の住居は、JICAが隊員の安全と健康を最優先に考えて手配します。
ネパールでは、配属先によってホームステイ、アパート(ルームシェア含む)、一軒家タイプの住居が提供されることが一般的です。特に地方では、現地の人々と深く交流できるホームステイが多くなります。
- ホームステイ
現地の家族と一緒に生活することで、ネパールの文化や習慣を肌で感じることができます。食事も提供されることが多いです。 - アパート・一軒家
都市部ではアパートでの生活が多くなります。リビング、寝室、キッチン、バスルームが備わっており、快適な生活が送れます。停電に備えて、バッテリーやソーラーパネルが設置されていることもあります。
いずれの住居も、基本的な生活を送る上で必要な設備は整っていますが、日本とは異なる環境に適応していくことが求められます。
電気・水道・インターネットは?ネパールのインフラ整備状況



また、ネパールでの生活では、日本のインフラ環境との違いを実感する場面が多くあります。
- 電気
水力発電が主な電力源ですが、乾季には水量が減るため計画停電が頻繁に発生します。特に冬場は停電時間が長くなる傾向があります。多くの家庭や施設では、バッテリーや発電機で停電に備えています。 - 水道
都市部でも水道水の水質は十分ではなく、そのまま飲むことはできません。安全な飲み水を確保するために、煮沸するか浄水器を使用することが必須です。断水も日常的に起こるため、水を貯めておくためのタンクやバケツが役立ちます。 - インターネット
首都カトマンズなど主要都市では光ファイバー網の整備が進んでいますが、地方では通信速度が遅かったり、不安定だったりすることが多いです。多くの隊員は、SIMカードを購入し、スマートフォンのテザリング機能を活用して通信環境を確保しています。
引用:ネパールの電力セクター事情
引用:水の豆知識:ネパール編1
引用:Federal Democratic Republic of Nepal



インフラはまだまだ発展途上な部分もあるんですね。
ネパールでの生活は、日本での当たり前が当たり前ではないことの連続です。こうした環境の違いを受け入れ、工夫しながら生活を楽しむ姿勢が大切になります。
そのために不可欠なのが、まさに「命綱」とも言える大容量モバイルバッテリーです。





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頻繁に起こる停電の中でも、スマートフォンの充電を気にせず使える安心感は絶大ですね。


ネパール生活のリアル体験!物価・治安・服装から文化まで徹底解説
青年海外協力隊としてネパールでの活動を具体的に考え始めると、日々の生活に直結する「お金のこと」と、何よりも大切な「安全のこと」は、特に気になるポイントではないでしょうか。



ネパールの物価って、どんな感じなんだろう?



日本とは違う文化や習慣がたくさんありそうだけど、どんなことに気をつければいいのかな?



治安は良いって聞くけど、実際の状況ってどうなの?



気をつけるべきことって何だろう…?
そんな疑問や不安が次々と浮かんでくるかもしれません。
このセクションではネパールの通貨「ネパール・ルピー」の基本情報から、気になる物価水準、そして外務省の危険情報に基づいた最新の治安状況や具体的な安全対策まで、あなたがネパールで安心して、そして賢く生活するための必須情報を分かりやすく解説します。
ネパールの通貨「ネパール・ルピー(NPR)」の基本とリアルな物価事情
ネパールの通貨は「ネパール・ルピー(Nepalese Rupee)」で、略称は「NPR」や「Rs」です。
2025年9月現在のレートで、1 NPRあたり約1.1円となっており、日本円とほぼ等価で計算しやすいのが特徴です。
※レートは常に変動するため、あくまで目安です。
物価は、日本と比較すると全体的に安く、日本の半分から3分の1程度です。ローカルな市場で手に入る野菜や、地元の食堂での食事は非常に安価です。しかし、輸入品や観光客向けのレストランは割高になります。
水(1L) | 約25 NPR(約28円) |
牛乳(1L) | 約95 NPR(約105円) |
ローカル食堂のダルバート(定食) | 約200 NPR(約220円) |
市内バスの運賃 | 約20~50 NPR(約22~55円) |
国産ビール(650ml) | 約330 NPR(約363円) |
※上記はあくまで一例です。JICAから支給される現地生活費で十分に生活は可能ですが、輸入品に頼りすぎず、地元の食材を活用するなど計画的な支出が求められます。
引用:Google
引用:ネパール旅行3泊5日の費用&予算はいくら?安い時期も紹介
ネパールの治安状況|外務省危険レベルと協力隊員の安全対策



ネパールの治安は、親日的で温厚な国民性から比較的良好とされています。しかし、日本の治安レベルとは大きく異なることを常に意識する必要があります。
2025年9月現在、外務省の海外安全情報では、ネパールの大部分に「レベル1:十分注意してください」が発出されています。これは、政治的なデモやストライキ(バンダ)が散発的に発生し、交通麻痺や暴力行為に発展する可能性があるためです。
また、近年は観光地を中心にスリや置き引き、強盗などの一般犯罪が増加傾向にあります。特に女性を狙った性犯罪や、ビザ目的で交際を迫られるケースも報告されているため、十分な注意が必要です。
もちろん、JICAは隊員の安全を最優先に考えており、危険な地域に派遣することはありません。
外国人は裕福に見られやすく、犯罪の標的になりやすいことを自覚する必要があります。貴重品の管理を徹底し、知らない人からの誘いには安易に乗らないようにしましょう。
※情報が古い場合があるため「ネパールの外務省の海外安全情報」より最新情報を確認してください。
夜間の一人歩きを避ける、華美な服装や装飾品を身につけない、貴重品は分散して管理するなど、JICAから指示される安全対策を徹底することが、自身の身を守る上で最も重要です。
引用:外務省の海外安全情報
引用:ネパール安全対策基礎データ
ネパール生活での服装ガイド|普段着の選び方と民族衣装の魅力



服装に関する疑問は、派遣前の準備においてとても大切なポイントになりますよね。
日常生活を快適に過ごすための実用的な普段着選びのコツから、ネパールの文化が感じられる民族衣装「サリー」、そして協力隊員として知っておきたい服装マナーまで、あなたのネパール生活をより豊かに、そしてスムーズにするための服装情報を網羅的にガイドします!
まずは、日々の活動や生活シーンに合わせた、具体的な服装選びのポイントから詳しく見ていきましょう。
シーン別・ネパールでの最適服装ガイド|普段着から活動時まで徹底解説
ネパールでの服装は、活動地域の標高、季節、そして朝晩の大きな寒暖差に対応することがポイントです。
- 重ね着できる服が基本
標高の高いカトマンズ盆地などでは「一日に四季がある」と言われるほど日較差が激しいため、Tシャツ、薄手の長袖シャツ、フリース、ウインドブレーカーなど、簡単に着脱して調整できる服装が非常に役立ちます。 - 季節に合わせた準備
乾季の冬(12月~2月)は厚手のジャケットやダウン、雨季の夏(6月~9月)は日本の夏服で大丈夫ですが、雨具は必須です。朝晩は冷え込むので羽織るものがあると安心です。 - 寺院などを訪れる際の配慮
宗教施設を訪れる際は、肌の露出(ショートパンツ、ノースリーブ、ミニスカートなど)は避けるのがマナーです。長ズボンやロングスカート、袖のあるシャツを着用しましょう。 - 日差しと衛生対策
標高が高く日差しが非常に強いため、季節を問わず帽子、サングラス、日焼け止めは必須です。また、衛生状態が良くない場所もあるため、ウェットティッシュや手指消毒ジェルも携帯すると便利です。



標高差と季節、両方を考えた準備が必要なんですね!肌の露出にも気をつけないと。
伝統が息づくネパールの誇り!民族衣装「サリー」と「クルタ」
ネパールでは、特に女性がお祭りや冠婚葬祭などの特別な日に、色鮮やかな民族衣装を身にまといます。代表的なものは、一枚の長い布を巧みに体に巻き付ける「サリー」や、ワンピース風の上衣にズボンを合わせる「クルタ・スルワール」です。
男性は「ダウラ・スルワール」という伝統衣装を着ることがあります。普段着としてはTシャツやシャツにズボンという洋装が一般的ですが、街中では美しい民族衣装を着た人々を多く見かけることができます。



協力隊員も、お祭りなどに参加する際に民族衣装を着る機会があるかもしれません。民族衣装を身にまとうことは、ネパール文化への敬意を示す素晴らしい方法の一つです。
ネパール文化に触れる:習慣・マナーで気をつけること
いざネパールへ!活動への期待に胸を膨らませる一方で、「現地の文化や習慣に馴染めるかな?」「知らずに失礼なことをしてしまったらどうしよう…」といった不安も少しあるかもしれません。
異文化の中でスムーズに生活し、現地の人々と良好な関係を築くためには、ネパールならではの生活習慣や、大切にされているマナーを事前に理解しておくことが非常に重要です。



ネパールでは、どんなことに気をつければいいんだろう?日本とは全然違うのかな?



ヒンドゥー教の国だから、特別なルールがあるのかな?



もしかして、日本人の感覚だと『えっ?』と思うような習慣もあるのかな…?
ネパールには、私たちが知っておくべきユニークで大切な文化や習慣がたくさんあります。
ここでは、そんなあなたの疑問や不安を解消し、ネパールの人々とのコミュニケーションを円滑にするための具体的なポイントを詳しく解説します。
現地での生活をより豊かに、そしてトラブルを避けるために役立つ「ネパール文化の心得」を一緒に学びましょう!
ネパールで守るべき基本的なマナー|日常生活での注意点
- 挨拶は「ナマステ」
胸の前で両手を合わせ、少しお辞儀をしながら「ナマステ」と言うのが基本の挨拶です。 - 左手は不浄
食事をする時、握手をする時、物を渡す時は必ず右手を使うようにしましょう。左手はトイレで使う不浄な手とされています。 - 牛は神聖な動物
ヒンドゥー教徒にとって牛は神聖な動物です。牛肉を食べることはタブーとされており、レストランのメニューにもほとんどありません。 - 頭は神聖な場所
人の頭、特に子どもの頭をむやみになでないようにしましょう。頭には神様が宿ると考えられています。



左手のルールは特に気をつけないといけないですね!
多様な文化の共存
ネパールはヒンドゥー教徒が多数を占めますが、仏教徒やその他の宗教を信仰する人々も共存しています。お釈迦様の生誕地ルンビニもネパールにあります。
多くの人々は、ヒンドゥー教と仏教の神々を同時に、そして自然に信仰しています。カトマンズの寺院では、両方の宗教のシンボルが一緒に祀られている光景も珍しくありません。
協力隊員として活動する上では、こうした多様な文化や宗教観を尊重する姿勢が非常に大切です。特定の価値観を押し付けるのではなく、相手の文化を理解しようと努めることで、現地の人々との信頼関係を築くことができるでしょう。


ネパールの食文化を味わう!代表的な料理と食事のポイント
ネパールでの生活において、大きな楽しみの一つであり、また文化を深く理解する上で欠かせないのが「食」ですよね。



ネパールの人たちは普段どんなものを食べているんだろう?



スパイスがたくさん使われていそうだけど、辛いのかな…?



国民食があるって聞いたけど、どんな食べ物なの?
そんな風に現地での食事について、期待と少しのドキドキが入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、あなたのネパールでの食生活を豊かにし、現地の人々とのコミュニケーションを深めるためのヒントが満載です
代表的な主食や料理はもちろん、独特の食文化まで、ネパールの食の世界を一緒に探求していきましょう!
ネパールの基本料理と主食|ダルバート・モモ・チョウメンを解説
ネパールの食事は、米(バート)と豆のスープ(ダル)を中心とした定食「ダルバート」が基本です。これに野菜のカレー炒め(タルカリ)や漬物(アチャール)が付きます。
- ダルバート (Dal Bhat)
ネパール人の力の源ともいえる国民食。豆のスープ、ご飯、おかずがワンプレートに乗っています。多くの食堂ではダルとバートはおかわり自由です。 - モモ (Momo)
ネパール風の蒸し餃子。中身は水牛や鶏肉、野菜など様々。ピリ辛のタレにつけて食べるのが一般的で、国民的な軽食として大人気です。 - チョウメン (Chowmein)
ネパール風の焼きそば。野菜や肉がたっぷり入っており、スパイスの効いた味が食欲をそそります。



ダルバート、毎日食べても飽きないくらい美味しいんです!栄養バランスも満点!
ネパールの食文化|スパイスと多様性
ネパール料理は、インド、チベット、そして独自の民族文化の影響を受けているのが特徴です。クミン、コリアンダー、ターメリックなど様々なスパイスが使われますが、インド料理ほど辛くないものが多く、日本人の口にも合いやすいと言われています。
また、食事は朝と夜の2回が基本で、昼食は軽く済ませることが多いです。食事は右手を使って食べるのが伝統的なスタイルですが、都市部のレストランではスプーンやフォークも用意されています。



スパイスの使い方が絶妙なんですね!インドとチベットの文化が混ざっているなんて面白い!
ネパールの飲み物文化|チヤとロキシー
ネパールで最も親しまれている飲み物が「チヤ」と呼ばれるミルクティーです。たっぷりの砂糖とスパイス(カルダモンやジンジャーなど)を入れて甘く煮出したもので、人々の生活に欠かせない存在です。
お酒では、ヒエや米から作られる地酒「チャン」や、蒸留酒の「ロキシー」が広く飲まれています。家庭を訪問した際にもてなされることも多いです。
協力隊員として活動する中で、家庭訪問の際にチヤやお酒を勧められる機会も多いでしょう。これは歓迎の印です。一口でも口をつけるのが礼儀とされていますが、無理に飲み干す必要はありません。



甘いチヤ、美味しそう!文化を尊重しつつ、無理なくいただくのが大切ですね!


先輩隊員の声:ネパールでのリアルな体験談



実際にネパールで活動した先輩隊員は、どんな壁にぶつかり、何を感じ、どう乗り越えていったのでしょうか?
今回は、そんな厳しい環境の中でも、現地の人々と向き合い、奮闘した先輩隊員たちの「生の声」を、JICA海外協力隊の公式レポート「世界日記」やインタビューからご紹介します。
Aさん(コミュニティ開発)は、赴任当初、頻繁な停電や断水など、日本の便利な生活とのギャップに戸惑ったそうです。しかし、近所の人々が当たり前のように助け合い、少ないものでも分け合う姿に触れる中で、物質的な豊かさだけが幸せではないと気づいたと語ります。「ネパールの人々は、家族や地域社会との繋がりを何よりも大切にしています。その温かい心に触れたことが、私の人生の宝物です」
Bさん(理数科教師)は、毎日ほぼ同じメニューのダルバートを食べることに、正直飽きてしまった時期があったそうです。しかし、ホームステイ先のお母さんが「日本の息子が頑張っているから」と、おかずを一品増やしてくれたり、具材を工夫してくれたりする優しさに触れ、その気持ちが嬉しくて涙が出たと振り返ります。「今では、ダルバートの味が、ネパールのお母さんの優しさや一緒に過ごした時間を思い出す『絆』の味になりました」
参照情報:JICA海外協力隊 ネパール「世界日記」
※上記体験談は、ウェブサイトに掲載されている多数の隊員の活動報告や生活の様子を参考に、リアルなエピソードとして再構成したものです。



最初は壁があっても、誠実に向き合うことで信頼関係が築けるんですね。
だからこそ見える景色もあるんだそうです!


青年海外協力隊ネパール:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
「青年海外協力隊としてネパールで活動したい!」
その熱い想いを実現するための第一歩から、貴重な経験を積んだ後の未来まで、あなたはどんな道のりを想像していますか?
応募条件や選考プロセスといった「挑戦への入口」はもちろんのこと、ネパールでの活動を終えた後の「キャリアや人生への活かし方」も、きっと気になる大切なポイントですよね。
ここからは、あなたがネパールへの挑戦を具体的にイメージし、さらにその先の未来まで見据えられるよう、応募から派遣までの流れ、そして帰国後のキャリア形成に至るまで、青年海外協力隊ネパール派遣の「始まりから未来まで」をご紹介します。
ネパール派遣への第一歩:応募から選考、派遣まで
ネパールへの扉を開くための具体的なステップは、実はかなり長い道のりです。
応募プロセスの中で、それぞれの段階でどのような準備が必要なのか、気になる方も多いかと思います。



ネパール派遣に応募したいけど、何から始めればいいの?選考ってやっぱり厳しいのかな?



派遣までのスケジュールを具体的に知りたい!
そんなあなたの疑問を解決するべく、わかりやすい図でご紹介します。
青年海外協力隊の応募プロセスはざっくりとこんな感じです!
年2回(春募集・秋募集)のタイミングでJICA海外協力隊のウェブサイトから応募します。
職務経歴や語学力などを基にした書類選考と、人物面や技術力を評価する面接が行われます。
2次選考から約2ヶ月後に合否が通知されます。合格者は候補者となります。
語学訓練(主にネパール語)や国際協力、安全対策など、派遣に必要な知識とスキルを身につける合宿形式の訓練です。
訓練修了後、いよいよネパールへ出発。約2年間のボランティア活動が始まります。
- 職務経歴書では「なぜネパールか?」を明確に
数ある派遣国の中で、なぜネパールで活動したいのか。ネパールの開発課題(例:農業の生産性向上、教育の質の改善など)と自分のスキル・経験がどう結びつくのかを具体的に記述しましょう。 - 面接では「困難をどう乗り越えるか」を具体的に
ネパールでの生活は、インフラの不便さ(停電、断水)や、日本とは全く異なる文化や価値観など、様々な困難が伴います。面接では、そうした環境でどのように健康を維持し、ストレスを管理し、現地の人々と協力して課題を乗り越えていけるのか、あなたの「人間力」が問われます。
引用:JICAネパール
より詳しい応募条件、選考対策、そして派遣までの全貌を徹底解説した完全ガイドをご用意しました。
もっと詳しく知りたい方は以下リンクをぜひ読んでください!





合わせて2025年秋募集の要項や詳細を公式サイトから確認して見ましょう!
また、私はこの本を読んで青年海外協力隊に応募するための勉強をしています。
青年海外協力隊とは何なのか、実際に「コミュニティ開発隊員でフィリピンへ」「日本語教育隊員でドミニカ共和国へ」「看護師隊員でブルキナファソへ」派遣された方々の貴重な経験談など、知りたいすべてが盛り込まれています!
ネパールでの経験を未来へ:帰国後のキャリアと人生設計
ネパールでの活動を終えた後の自分、想像できますか?



協力隊経験者の人たちって、どんな道に進んでいるの?就職に有利だったりする?



無事に派遣されたとして、その経験って帰国後どう活かせるんだろう?



協力隊の経験って、具体的にどんな仕事に繋がるの?
ネパールでの貴重な2年間を終えた後、そんな風に将来について考えるのは当然のことですよね。
帰ってきた私たちは、国際協力の最前線で培った実践的なスキル、多様な価値観を受け入れる異文化理解力、そして数々の課題をクリアしてきた問題解決能力という、大きな成長を手にしているはずです。
ここでは、ネパールでの経験を輝かしい未来へと繋げるための方法を一緒に探すべく、青年海外協力隊に派遣された方々の今をご紹介します!
私が出会った!青年海外協力隊に派遣された方々の今
私は高校2年生の頃からずっと青年海外協力隊で国際協力をしたくて、とにかくいろんな情報を集めてきました。
そんな中で私が出会った、帰国後の青年海外協力隊の方々の現在をご紹介します。
Aさんはタンザニアに「コミュニティ開発」で派遣後、帰国してからは地元のJICAデスクで2年働き、その後アフリカの農家で起業をしました。



現在はクラウドファンディングも行って日本とアフリカの架け橋になっています!
地元のJICAデスクはたまたま後任がいなかったようですが、代々派遣後の隊員が2年の任期で行なっているそうです。
Bさんはコロンビアに『青少年教育』で派遣後、地元の大手商社に転職しました。
面接では、予測不能な環境で現地の人々と粘り強く交渉し、プロジェクトを成功させた経験が高く評価されたそうです。



キャリアアップもできて、スペイン語も習得して帰国できていて本当に理想的な進路ですね!
私が学んできたスペイン語と同じ言語圏に派遣されていたこともあり、たまにスペイン語で会話をしてくださいました!
Cさんは理系の会社で開発をしていましたが、マラウィ帰国後に地元の古民家を譲り受け、地域活性化にもつながるプロジェクトを行っています。



私が大学生の頃はよくボランティアに参加させていただき、一緒に茅葺き屋根を修復したり、水車を作ったりしました。
ずっと青年海外協力隊に行くことを目指してきましたが「現地で何のために派遣されたいのか」と問いかけてくれた彼のおかげで進路を決められました!
こんな感じに、私が知っている青年海外協力隊に派遣されていた方々は、世界をもっと良くできる、エネルギッシュで活動家の方が多かったです。
まだまだ多くの隊員たちの進路を聞いてきましたので、より詳しく青年海外協力隊派遣後のステップや就職の強みなどを知りたい方はこちらのブログをご参考ください!


まとめ:青年海外協力隊ネパール派遣はあなたの人生を変える挑戦
ここまであなたが青年海外協力隊でネパールに派遣された際に、知っておきたい情報についてご紹介させていただきました。
今回のブログでは以下の内容がわかりましたね!
- 青年海外協力隊のネパール派遣の基本情報
- 青年海外協力隊ネパール派遣の職種と活動内容
- ネパールでの生活を徹底シミュレーション!住居・食事・お金・安全について
- 青年海外協力隊ネパール:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
生活する上で守るべきマナーや注意点が結構あったので、しっかり覚えて行った方が良さそうでしたね。特に、宗教的な習慣への配慮や、異文化を尊重する姿勢が大切です。
あなたの挑戦をここから始めよう!
ネパールへの熱い想いが少しでも具体的になったなら、次はいよいよ行動に移す時です。
まずはJICAの公式サイトで最新の募集要項をチェックし、より詳しい応募のステップは以下の記事で完璧にマスターしましょう!





ここまで読んでいただきありがとうございます。



¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!