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はるカタルーニャです。本日は「南アジアのカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます(*´艸`*)
早速ですが、今回はもし青年海外協力隊の派遣先が「ネパール」だった時に必要になるであろう基本情報と、普通にネパールへの旅行や出張の際に役立つ歴史や文化についてまとめていきます!
目次
【基本情報】ネパールってどんな国?
そんな疑問を解消するべくざっくりとまとめてみました。
・首都 カトマンズ
・通貨 ネパール・ルピー
・時差 3時間15分日本より遅れている
※サマータイムはありません
・言語 ネパール語
・電圧 220V、50Hz
・コンセント タイプB、タイプCが一般的
・面積 14.7万平方キロメートル(北海道の約1.8倍)
・気候 亜熱帯性気候、温帯性気候、寒帯性気候、亜極地気候、極地気候
・経路 アジア(香港、シンガポール、バンコク、デリー、クアラルンプール、ソウル)経由が一般的
※直行便はなく、乗り換えは1~3回。所要時間は約15時間半~
・祝日 9月20日(憲法公布日)
・産業 農林業、貿易・卸売り業、交通・通信業
・挨拶 नमस्ते।(ナマステ)=こんにちは、धन्यवाद।(ダンネバード)=ありがとう、मिठो छ।(ミト チャ)=美味しい
言語
ネパールの言語についてご紹介します。
「何語を使っているの?」「英語は使えるの?」など、ネパールの言語について疑問を抱えている人は参考にしてみてください。
何語を使っているの?
ネパールでは以下の言語が主に使われています。
- ネパール語
- マイティリ語
- ボージュプリー語
- タルー語
- タマン語
- ネワール語
- マガール語
- アワディー語
公用語は「ネパール語」で、そのほかにも「マイティリ語」「ボージュプリー語」「タルー語」「タマン語」「ネワール語」「マガール語」「アワディー語」などが話されています。
国民の約 47.8%がネパール語を使っているほか、マイティリ語は12.1%、ボージュプリー語は7.4%、タルー語は5.8%の割合で使われています。
また政府や企業、教育機関などでは「英語」も使われています。
ちなみにネパールの国名の正式名称は、ネパール語「संघीय लोकतान्त्रिक गणतन्त्र नेपाल」と表記します。
英語は使えるの?
教育機関や政府などでネパールでは「英語」が使われていましたね。
そんなネパールでは、多くの場所で英語が通じるようです。
ネパール人の英語力は日本人よりも高い可能性があり、地方などでも観光業が盛んな場所であれば通じることもあります。
特に若者は学校教育の課程で使われることが多いため話せる人も多いですが、インド人の英語のような訛りがあります。
気候・位置
「ネパール連邦民主共和国」通称ネパールは南アジアに位置する連邦共和制国家で、東、西、南の三方向に「インド」、北には「中国」のチベット自治区と国境を接しています。
ネパールは西北から東南方向に細長くなっていて、国内の最高峰は誰でも知っているあの世界一の山、「エベレスト」です。
南部にはタライ平原があり、エベレストを含むヒマラヤ山脈と中央部丘陵地帯からなっています。
続いて気候に関して、ネパールの気候は「亜熱帯性気候」「温帯性気候」「寒帯性気候」「亜極地気候」「極地気候」の5つに分けられます。
標高1200メートル以下が亜熱帯性気候に属し、標高1200mから2400mは温帯性気候、標高2400mから3600mは寒帯性気候、標高3600mから4800mは亜極地気候、そして標高4800m以上の高山が極地気候となります。
首都カトマンズはその中でも標高約1,300mあたりに位置しているため「温帯性気候」に属し、気温は1年を通して約20度~30度に変化し、年の平均気温が約18度で、年平均最高気温は約22度、そして平均最低気温は約13となっています。
夏となる7月や8月も平均気温は24度前後となり、冬である12月や1月も氷点下になることは少ないため過ごしやすくなっています。
季節は1年を通して春、夏、秋、冬と変化し、10月から5月は乾季となるため乾燥し、6月~9月は雨季となり、インドのベンガル湾からの湿気を含んだ季節風が入るため、大量の雨が降ります。
雨季でも首都では夏はカラッとしたヨーロッパのような暑さで、逆にポカラやタライ平原は日本のように蒸し暑く感じます。
衣服
では南アジアの国、ネパールにはどのような民族衣装があるのでしょうか。
ネパールの民族衣装には、「サリー」と呼ばれる服があります。
インドやバングラデシュでも同じ名前の民族衣装が見られ、約5.5メートルの1枚の布からできています。
ネパールではサリーのような民族衣装を着ている人を多く見かけますが、その人々と同じくらいジーンズやシャツを着ている人もいるそうです。
ネパールの男性は普段着としてはTシャツやポロシャツ、もしくは長袖シャツと長ズボンをはき、女性は足首まで隠れるパンツかロングスカートを着用し肌の露出を極力控えています。
では、私たちがネパールに行ったときはどのような服を着れば良いのでしょうか?
ネパールのカトマンズは過ごしやすい気候となっていましたね。
しかしながら日本と同じく夏は暑く冬は寒くなっているためその時期に合わせた服装を持って行きましょう。
特に12月~2月の冬場は寒暖差が激しくなっているため、厚手の上着やダウンなどがあると過ごしやすいでしょう。
夏は半袖などの日本での夏服で大丈夫ですが朝晩は冷え込むことが多くなるため羽織り物や上着などを持って行きましょう。
また夏季は雨季とも重なり、かなりの雨が降るため雨具やサンダルなどがあると生活しやすいです。
標高が高くなるにつれて気温も低くなるため、それに合わせてヒートテックや上着、アウターなども持って行きましょう。
加えて、ネパールの人々はヒンドゥー教を信仰しているため、ショートパンツや袖のないシャツ、ミニスカートなどの露出の激しい服は控えたほうが良いと思います。
最後に、食事の前に手を洗う設備がなかったり不衛生だったりする場合もありますので、手指消毒ジェルやウエットティッシュも合ったら便利かもしれません。
代表的な食事
続いて、ネパールでの食事について。
ネパールで有名な主食は「コメ」ですが、日本人がよく食べている日本米ではなく、インディカ米がよく食べられます。
他にも「ディロ」と呼ばれる蕎麦やトウモロコシなどの粉を粥状に煮た食べ物や、「チャパティ」と呼ばれるナンより薄い食べ物、そして「バラ」と呼ばれる豆の粉を用いて作るパンケーキなども主食として食べられます。
また「カレー」もかなりの頻度で食べられるため、主食と言ってしまっても良いくらいの食べ物となっています。
ネパールの料理はインドの料理や中国の料理、そしてチベットの料理の影響をかなり受けており、味はインド料理に似ているものが多くなっています。
民族などの食事
では青年海外協力隊で首都から遠く離れた地域や民族の料理を食べるとしたら、どんな料理が出てくるのでしょうか!
まず最初に紹介するのは「アル・アチャール」と呼ばれる料理について、これは角切りにした茹でたジャガイモとキュウリやスパイスを混ぜ合わせて作るサラダで、こしょうやクミン、ターメリックと言った様々な香辛料が使われ家庭で味が変わります。
味はカレー風味で、おかずやおやつとしても食べられる国民的な料理となっています。
次に「チュカウニ」と呼ばれるサラダについて、これはジャガイモになんとヨーグルトとスパイスを混ぜて作られます。
日本ではあまり見ない組み合わせなため、口にするのは少し怖いですが、味はヨーグルトのおかげでさっぱりとしており、ジャガイモがボリューム感を出してくれるため、ネパールでは軽食としても食べられている料理となっています。
続いて「アルタマ」と呼ばれる料理について、こちらはネパールの家庭料理として有名で、日本で言うスープカレーのような料理です。
アルタマには、日本のカレーにはなかなか入っているのをにかけない「タケノコ」を入れます。
他にも豆やジャガイモなどが入っており、様々なスパイスが使われ風味も良いため、ネパールで人気な料理です。
「シャバレ」はネパールのチベット風のミートパイで、ジャガイモやタマネギ、そして挽き肉を小麦粉で練った生地の中に入れて油で揚げます。
他にも焼いた物や蒸した物もありすごく美味しいそうですよ。
「モモ」と呼ばれる料理は南アジアの国の多国ある日本で言う餃子に煮た料理で、野菜と挽き肉を包んで蒸したり焼いたり、揚げたりして作ります。
形も巾着のような物から日本の餃子のような形まで様々で、種類も豊富な国民的料理となっています。
醤油やお酢をつけてたべる日本の餃子とは違い、ネパールではピリ辛のチリソースにつけて食べることが多いそうです。
最後にネパールのデザートについて紹介します。
ネパールで人気なデザートとなっているのは「セルロティ」と呼ばれる料理で、粘り気の少ないネパール米や小麦粉を使っており、荒く潰した米を揚げて作ります。
特に揚げたてはほっぺたが落ちるくらい美味しいんだとか。
住居
続いてネパールでの住居についてですが、青年海外協力隊で派遣される場合、シェアハウスなり家なり、住む場所を与えてもらえる国が多いようです。
ですのであまり必要のない情報かもしれませんが、ネパールでの住居について、いくらくらいで済めるのか、またホテルについても載せていきたいと思います。
派遣終了中もしくは後にネパール旅できるかもしれないので!
やっぱり場所によって金額は変わるようです。
地方は比較的安いですが、首都はあまり安くない印象です。
格安ホテルもあるみたいですが、値段はピンキリ。観光地化している地域ではやはり他の地域と比べると高くなる傾向にあるようです。
物価と治安
ネパールの通貨は「ネパール・ルピー」です。
1ネパール・ルピー→0.96円(2022/1/16)で、過去5年の変動0.86円~1.10円となっているため、そこまで変動がない印象。
物価についてですが、以下のようになっています。
- 米、1キロ 約55~95ルピー=約53.14~91.80円
- 牛乳、1リットル 約95ルピー=約91.80円
- ヨーグルト、1リットル 約110ルピー=約106.29円
- 卵、1個 約13ルピー=約12.56円
- 鶏肉、1キロ 約300ルピー=約289.88円
- ジャガイモ、1キロ 約40ルピー=約38.65円
- ミネラルウォータ、20リットル 約80 ルピー=約77.30円
- ビール、650ミリリットル 約330~ルピー=約318.87円~
- ウィスキー、180ミリリットル 約448ルピー=約432.89円
- トイレットペーパー、1個 約40ルピー=約38.65円
- 石けん、1個 約20ルピー=約19.33円
このように、ネパールの物価は日本と比べ安くなっており、約半分ほどの物価となっています。
しかしながら全ての商品が安くなっているわけでは無く、輸入品などは日本と同等、もしくは高くなっていることもあるため注意が必要です。
続いて治安についてですが、ネパールの治安は一般的には良く、安全とトラブルの面に関しては悪くはありません。
しかし、近年では観光地を中心にスリや置き引きも増えており、女性旅行者が、性犯罪の被害にあったり、ネパール人男性からビザ目的で交際や結婚を求められる事例もあるため、十分注意して行動しましょう。
文化的特徴
青年海外協力隊としてネパールに行くとしたら、現地で適応するためにもマナーや文化について知っていった方が現地民と仲良くなれそうですよね!
ですのでネパールで生活するうえで大切になりそうなマナーや文化について載せていこうと思います。
まずネパールの食文化について、ネパールでは昼食を食べる習慣があまり無く、日中は菓子やチャパティなどの軽いものを口にする程度となっています。
そのためしっかりとした食事は朝晩の2回となっています。
次に挨拶に関して、ネパールでは相手を見ながら胸の前で両手を合わせ「ナマステ」と挨拶するのが基本となっています。
またインド同様「はい」の時にネパール人は頭を横に傾けるため、なれるまではコミュニケーションをとるのに苦労するかもしれません。
他にもネパールを含むインドなどの周辺の国では、左手は不浄とされているため物を渡すときや握手する際、そして食べ物を撮る際に左手は使わないようにしましょう。
最後に有名な話ですが、ネパールでは牛が神聖な動物とされているため、ほとんど食べることができません。
牛肉が食べたくなったら他国に行くしかないのでしょうか…。
まとめ
ここまで自分が海外協力隊で派遣された場合、知っておきたい情報についてまとめてきました。
南アジア地域で民族衣装として着られるサリーを1度は着てみたいですね。
ネパール料理にもインドやチベットなどの様々な食文化の影響が見られ、スパイスがきいているため味わいも深く美味しそうでしたね。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
¡Muchas gracias! ご来店ありがとうございました!
¡Hasta luego, adiós! また会いましょう!