
¡Hola, bienvenida! いらっしゃいませ!
はるカタルニャです。



本日は「南アジアのカントリーカフェ」となっております!
ご来店いただき本当にありがとうございます。
今回は、青年海外協力隊の派遣国の中でも、インダス文明の歴史が息づき、多様な文化が交差する国【パキスタン】に焦点を当て、応募のステップから現地のリアルな生活情報(活動内容、住居、食事、気になる治安や文化)、さらには帰国後のキャリアパスまで、パキスタン派遣に向けて知っておくべき全てを網羅的にお届けします。
- 青年海外協力隊の「パキスタン派遣」に興味があり、応募を検討している方
- JICA海外協力隊の選考に向けて、パキスタンの具体的な活動内容や生活情報を知りたい方
- 将来、パキスタンへの派遣が再開された際に、渡航前の準備(持ち物、手続き、文化理解など)を進めたい方
- 国際協力やボランティア活動に関心があり、パキスタンという国について深く学びたい方
- 将来的に南アジア(特にパキスタン)への旅行や滞在を考えており、現地のリアルな情報を収集したい方



パキスタンってどんな国なんだろう?



青年海外協力隊員としてどんな活動ができるの?



実際に派遣が決まったら、何から準備すればいいの…?
期待と同時にたくさんの疑問や不安を抱えて情報収集をされている方も多いと思います。
実はこのブログを書いている私も、いつか青年海外協力隊員として世界に貢献したいと夢見て、あなたと同じように日々情報を集めている仲間の一人です。
だからこそ、未来の隊員であるあなたが本当に知りたい情報を、同じ目線で徹底的にリサーチし、この記事にギュッと詰め込みました!
- パキスタンという国の魅力と基本情報(歴史、文化、言語、気候など)
- 青年海外協力隊員としての具体的な活動内容や求められるスキル
- 現地でのリアルな生活(住居、食事、物価まで網羅!)
- 応募から派遣までの具体的な流れと準備(選考対策のヒントも!)
- 安心して活動するための治安情報と安全対策
この記事は、青年海外協力隊のパキスタン派遣を目指すあなたの「知りたい!」に応えるだけでなく、パキスタンという国そのものに興味がある方、あるいは将来的な渡航を考えている方にとっても、現地の歴史や文化を深く知れる素晴らしい機会になるはずです。
ぜひ最後までじっくりお読みいただき、あなたの疑問や不安を解消してください!


パキスタン派遣の基本情報:概要・特徴・言語を徹底解説!


青年海外協力隊としてパキスタンでの活動に臨むにあたり、まず最初にしっかりと押さえておきたいのが、「パキスタン・イスラム共和国とは、一体どんな国なのか?」という基本的な情報ですよね。



南アジアにあるって聞いたけど、具体的にどこ?
周りの国とはどんな関係なの?



気候はどうなんだろう?
すごく暑いイメージがあるけど…。



英語は通じるの?
ウルドゥー語って難しそう…。
そんな疑問や不安を持っている人が多いはず。
ここでは、青年海外協力隊員として押さえておきたいパキスタンの基本情報から、変化に富んだ気候、コミュニケーションの鍵となる言語、そして心に触れる文化や習慣まで、徹底的にご紹介します!
パキスタンを深く理解し、現地での毎日をより豊かに、そして安心して過ごせるようになるための知識を、分かりやすく丁寧にお伝えしますのでご覧ください!
パキスタンってどんな国?まず知りたい基礎知識まとめ
パキスタンの首都、言語、通貨、時差、気候、電圧、日本からのアクセス方法など、知っておきたい基本情報を分かりやすくまとめました。
国(首都) | パキスタン・イスラム共和国(イスラマバード) |
---|---|
言語 | ウルドゥー語(国語)、英語(公用語) |
通貨 | パキスタン・ルピー(PKR)。1ルピー = 約0.54円(2025年9月現在) |
時差(サマータイム) | 日本より4時間遅れ。サマータイムなし。 |
気候 | 大部分が乾燥気候。北部は山岳気候。 |
電圧 | 230~240ボルト / 50ヘルツ |
コンセント | C、Dタイプが主流。マルチ変換プラグが必須。 |
面積 | 約79.6万平方キロメートル(日本の約2倍) |
産業 | 農業(綿花、小麦、米)、繊維業など。 |
直行便(2025年9月現在) | なし。 |
日本からの行き方 | タイ(バンコク)、中東(ドバイ、ドーハ)、中国などを経由するのが一般的。総移動時間は乗り継ぎ含め約12時間以上。 |
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以前ボスニア・ヘルツェゴビナで携帯を盗まれた際、「Trip.com」の日本語チャットサポートが迅速で、本当に助けられました。
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パキスタンの面積は?日本の約2倍
さて、青年海外協力隊の派遣国『パキスタン・イスラム共和国』ですが、その広さは一体どのくらいなのでしょうか?
パキスタンの面積は 約79.6万平方キロメートル。と言っても、数字だけではピンと来ないかもしれませんが、日本と比較してみると…



実は、日本の国土(約37.8万㎢)の約2倍の大きさなんです!



広大な国土には、世界第2位の高峰K2から、インダス川がもたらす大平原、砂漠まで、多様な自然が広がっているんです!
隣国は?中国、アフガニスタン、イラン、インドの4カ国
また、南アジアの北西部に位置するパキスタン。
この国がどのような地理的環境にあり、それが文化や経済にどんな影響を与えているのか、その輪郭もGoogleマップで見ていきましょう。
パキスタンは、東にインド、西にアフガニスタンとイラン、北東に中国と国境を接する、地政学的に非常に重要な位置にあります。
この地理的条件が、古くから多様な民族と文明が交差する歴史を育んできました。



パキスタンは4つの国に囲まれているんですね。



インダス文明の遺跡やガンダーラ美術など、歴史的な魅力も満載なんです!
このように、独特の地理的特徴は、パキスタンの唯一無二の文化を育む土壌となってきました。
そして、その文化をより深く理解する上で欠かせないのが、『気候』と人々のコミュニケーションを支える『言葉』です。
それでは、パキスタンの日々の気候と、普段の生活で人々がどのような言語を使い、心を通わせているのか、その興味深い『気候・言語事情』を一緒にみていきましょう!
パキスタンの気候を徹底解説!年間を通じた特徴と季節ごとの注意点



パキスタンの気候は、広大な国土のため地域によって大きく異なりますが、「乾燥していて寒暖差が激しい」のが全体的な特徴です。
日本と同じように四季がありますが、特に夏と冬の気温差、そして昼夜の寒暖差が非常に大きいです。
活動する地域に合わせた服装の準備が、健康に過ごすための鍵となります。
- 南部(カラチなど)
年間を通して温暖ですが、夏(4月~6月)は40℃を超える酷暑となります。 - 中部(イスラマバード、ラホールなど)
夏は酷暑、冬(12月~2月)はかなり冷え込み、最低気温が氷点下になることもあります。7月~9月はモンスーンの季節で湿度が高くなります。 - 北部(ギルギットなど)
山岳気候で、冬は厳しい寒さとなり、積雪も見られます。夏は比較的過ごしやすいですが、朝晩は冷え込みます。
多くの隊員が活動する首都イスラマバード周辺では、夏の酷暑対策として通気性の良い服装が必須ですが、室内は冷房が効きすぎていることもあるため羽織るものがあると便利です。冬は氷点下まで冷え込むため、ダウンジャケットやヒートテックなどの防寒着は欠かせません。また、空気が乾燥し日差しも強いため、季節を問わず保湿ケアと紫外線対策は必須です!
パキスタンの言語事情:英語は通じる?公用語と現地の言葉



パキスタンでは何語がメインなの?



英語はどの程度通用するの?
といった、パキスタンの言葉に関する疑問は多いはず。
パキスタンの公用語から現地で話される多様な言語まで、その実態を分かりやすく解説します。
これを読めば、パキスタンでのコミュニケーションのイメージがグッと具体的になるはずです!
パキスタンで使われている言語の種類|国語はウルドゥー語
パキスタンの国語はウルドゥー語ですが、これを母語とする国民は1割未満です。実際には、地域ごとに様々な言語が話されています。
- パンジャーブ語(最も話者が多い)
- シンド語
- パシュトー語、バローチー語など
ウルドゥー語は、異なる言語を話す人々をつなぐ共通語(リンガ・フランカ)としての役割を担っています。協力隊員として活動する上では、まずはウルドゥー語を学ぶことが、現地の人々とコミュニケーションをとるための第一歩となります。
豆知識ですが、ウルドゥー語で「こんにちは」は「アッサラーム・アライクム」と言います。これはイスラム圏で広く使われる挨拶で、「あなたの上に平安がありますように」という意味です。
青年海外協力隊員は英語で活動できる?|現地での英語通用度



はい、多くの公式な場面で英語が通用します。パキスタンでは、英語も公用語の一つです。
憲法や公文書は英語で書かれ、高等教育やビジネス、政府機関では英語が広く使われています。そのため、都市部のエリート層や教育水準の高い人々とは英語でコミュニケーションが可能です。
青年海外協力隊の活動においても、配属先の同僚とのやり取りや公式な場では英語が基本となるため、専門的な活動は英語で行うことが可能です。
ただし、一般の人々や地方での日常会話では、英語が通じない場面が多くあります。市場での買い物や、地域の人々との交流では、ウルドゥー語や現地の言葉が必要不可欠です。
現地の言葉を学ぼうとする姿勢は、現地の人々から歓迎され、より深い信頼関係を築くための第一歩となるでしょう。


パキスタン派遣の職種と活動内容|青年海外協力隊の専門性を解説!
青年海外協力隊の派遣先として、独自の魅力を持つ国、パキスタン。
もしあなたが「パキスタンで国際協力に挑戦したい!」と考え始めたとき、きっとこんな具体的な疑問が頭に浮かんでくるのではないでしょうか。



青年海外協力隊でパキスタンに行ってみたいけど、どんな活動ができるんだろう?



自分のスキルや経験が、現地で本当に役立つのか知りたいな…。
この記事を読み進めれば、パキスタンで実際にどのような職種があり、どんな専門性が求められているのかが具体的に分かります。
あなたがパキスタンで輝ける道を見つけるための、第一歩となる情報がきっとここにあるはず!
パキスタン派遣の現状:最新の隊員数と派遣実績データ(男女別・累計)
まずは、青年海外協力隊のパキスタンへの派遣実績(2024年3月31日現在)をご紹介します。
JICAの公式データによると、以下のような内容となっています。
派遣中隊員数: 0名(うち女性0名)
帰国隊員数 : 164名(うち女性 113名)
累計派遣隊員数: 164名(うち女性 113名)
※注:パキスタンは治安情勢により、長年ボランティアの派遣が停止されています。最新情報はJICA海外協力隊-事業実績/派遣実績や募集要項で必ずご確認ください。
パキスタンで求められる専門性:人気の派遣職種と具体的な活動事例



パキスタンでは、どんな分野でボランティアが求められているの?



どんな職種で活躍できるんだろう?
そんな疑問にお答えします!
現在、新規の派遣は停止中ですが、過去に青年海外協力隊員が活躍してきた主要な活動分野は以下の通りです。
- 保健・医療: 特にポリオ撲滅に向けた予防接種(EPI)活動の支援や、母子保健サービスの改善が重要な分野でした。
- 教育: 幼児教育や、障害児・者のための特別支援教育の分野で、教育の質の向上に貢献する活動が行われていました。
- 防災・災害対策: 地震などの自然災害が多いパキスタンで、防災計画の策定やコミュニティ防災の分野での協力が求められていました。
- 産業開発: 自動車整備などの職業訓練を通じて、若者の技術力向上と雇用創出を支援する活動も行われていました。
引用:JICAパキスタン事務所
より具体的な活動内容や、過去に派遣された隊員の体験談に興味がある方は、JICA公式サイトの「国際協力専門家・ボランティアの声」などで過去のレポートを探してみることをお勧めします!


パキスタンでの生活基盤:協力隊員の住居とインフラ事情
青年海外協力隊に派遣された後のパキスタンでの活動を支える上で、まず気になるのが日々の暮らしの土台となる「住まい」と、電気や水といった「生活インフラ」ですよね。



安心して活動に打ち込むためにも、快適で安全な住環境と、安定したライフラインの確保が欠かせません。
ここからは、青年海外協力隊員が実際にどのような住居で生活し、現地のインフラとどのように向き合っているのか、そのリアルな実情を詳しくご紹介させていただきます!
パキスタンでの住まいはどうなる?協力隊員の住居事情



青年海外協力隊員の住居は、JICAが隊員の安全と健康を最優先に考えて手配します。
パキスタンでは、治安上の理由から、隊員の住居は警備員が配置されたアパートや、安全対策が施された一軒家に限定されることが一般的です。首都イスラマバードなど、比較的安全な都市部に住居が用意されます。
- 警備付きアパート・一軒家
リビング、寝室、キッチン、バスルームが備わっており、基本的な生活に必要な家具も揃えられています。
停電や断水に備え、自家発電機や貯水タンクが設置されている場合が多いです。 - 安全対策
JICAの安全基準に基づき、鉄格子や防犯カメラの設置、警備員の配置など、厳重な安全対策が講じられた住居が選ばれます。
いずれの住居も、安全に生活するための設備は整っていますが、日本のような自由な外出が制限されるなど、厳しい安全管理下での生活となります。
電気・水道・インターネットは?パキスタンのインフラ整備状況



また、パキスタンでの生活では、日本のインフラ環境との違いを実感する場面が多くあります。
- 電気
慢性的な電力不足のため、「ロードシェディング」と呼ばれる計画停電が日常的に行われます。特に夏場は頻繁に発生するため、自家発電機やUPS(無停電電源装置)が生活に必須です。 - 水道
水道は整備されていますが、水道水をそのまま飲むことはできません。安全な飲み水を確保するために、ウォーターサーバーの利用や、煮沸、浄水器の使用が必須です。断水も時折発生します。 - インターネット
首都イスラマバードなど主要都市では、比較的安定した光回線サービスがありますが、地方では速度が遅かったり、不安定だったりすることが多いです。多くの隊員は、SIMフリーのスマートフォンと現地のSIMカードを活用して通信環境を確保しています。



計画停電が日常的なんですね。インフラも日本とは大きく違いますね。
パキスタンでの生活は、日本での当たり前が当たり前ではないことの連続です。こうした環境の違いを受け入れ、工夫しながら生活を楽しむ姿勢が大切になります。
そのために不可欠なのが、まさに「命綱」とも言える大容量モバイルバッテリーです。





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パキスタン生活のリアル体験!物価・治安・服装から文化まで徹底解説
青年海外協力隊としてパキスタンでの活動を具体的に考え始めると、日々の生活に直結する「お金のこと」と、何よりも大切な「安全のこと」は、特に気になるポイントではないでしょうか。



パキスタンの物価って、どんな感じなんだろう?



日本とは違う文化や習慣がたくさんありそうだけど、どんなことに気をつければいいのかな?



治安が厳しいって聞くけど、実際の状況ってどうなの?



気をつけるべきことって何だろう…?
そんな疑問や不安が次々と浮かんでくるかもしれません。
このセクションではパキスタンの通貨「パキスタン・ルピー」の基本情報から、気になる物価水準、そして外務省の危険情報に基づいた最新の治安状況や具体的な安全対策まで、あなたがパキスタンで安心して、そして賢く生活するための必須情報を分かりやすく解説します。
パキスタンの通貨「パキスタン・ルピー(PKR)」の基本とリアルな物価事情
パキスタンの通貨は「パキスタン・ルピー(Pakistani Rupee)」で、略称は「PKR」や「Rs」です。
2025年9月現在のレートで、1 PKRあたり約0.54円となっています。
※レートは常に変動するため、あくまで目安です。
物価は、日本と比較すると全体的に非常に安いです。ローカルな市場で手に入る野菜や、地元の食堂での食事は驚くほど安価です。しかし、輸入品や外資系のスーパー、レストランなどは割高になります。
水(1.5L) | 約70 PKR(約38円) |
チャパティ(1枚) | 約15 PKR(約8円) |
ローカル食堂のカレー1食 | 約200 PKR(約108円) |
市内バスの運賃(短距離) | 約30 PKR(約16円) |
ジュース(1杯) | 約50 PKR(約27円) |
※上記はあくまで一例です。JICAから支給される現地生活費で十分に生活は可能ですが、輸入品に頼りすぎず、地元の食材を活用するなど計画的な支出が求められます。
引用:Google
パキスタンの治安状況|外務省危険レベルと協力隊員の安全対策



パキスタンの治安状況は、残念ながら非常に厳しく、常に最大限の注意が必要です。
2025年9月現在、外務省の海外安全情報では、パキスタン全土に「レベル2:不要不急の渡航は止めてください」以上の危険情報が発出されています。特にアフガニスタンとの国境地帯などには、最も厳しい「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」が出されています。
テロ、誘拐、一般犯罪(強盗、窃盗など)が頻発しており、外国人が標的となる事件も発生しています。このため、JICAは隊員の安全を最優先とし、派遣地域を限定し、厳格な安全対策を講じています。
もちろん、JICAは隊員の安全を最優先に考えており、危険な地域に派遣することはありません。
JICAボランティアとして派遣される場合、行動は厳しく制限されます。指定された地域外への移動禁止、夜間外出禁止、公共交通機関の利用制限など、JICAが定める安全対策を遵守することが絶対条件となります。
※情報が古い場合があるため「パキスタンの外務省の海外安全情報」より最新情報を確認してください。
自身の安全は自身で守るという強い意識を持ち、JICAからの指示を徹底することが、パキスタンで活動する上で最も重要です。
引用:外務省の海外安全情報
引用:パキスタン安全対策基礎データ
パキスタン生活での服装ガイド|普段着の選び方と民族衣装の魅力



服装に関する疑問は、派遣前の準備においてとても大切なポイントになりますよね。
日常生活を快適に過ごすための実用的な普段着選びのコツから、パキスタンの文化が感じられる民族衣装「サルワール・カミーズ」、そして協力隊員として知っておきたい服装マナーまで、あなたのパキスタン生活をより豊かに、そしてスムーズにするための服装情報を網羅的にガイドします!
まずは、日々の活動や生活シーンに合わせた、具体的な服装選びのポイントから詳しく見ていきましょう。
シーン別・パキスタンでの最適服装ガイド|普段着から活動時まで徹底解説
パキスタンでの服装は、イスラム文化への配慮と、厳しい気候に対応することがポイントです。
- 肌の露出を避けるのが基本
イスラム教の教えに基づき、特に女性は体のラインが分かる服や、肌を露出する服装(半袖、短パン、スカートなど)は避けるべきです。手首、足首まで隠れるゆったりとした服装が基本です。 - 気候への対応
夏は酷暑のため、通気性や速乾性に優れた素材の長袖・長ズボンが快適です。冬は非常に冷え込むため、フリースやダウンジャケット、ヒートテックなどの防寒着が必須です。 - 女性はストール(ドゥパッター)が必須
外出時には、頭や胸元を軽く覆うためのストール(ドゥパッター)を携帯するのがマナーです。モスクなど宗教施設に入る際は、髪を覆う必要があります。 - 足元は着脱しやすい靴が便利
家やモスクに上がる際に靴を脱ぐ習慣があるため、着脱しやすいサンダルやスリッポンがあると便利です。ただし、活動内容によってはしっかりとした靴も必要です。



特に女性は服装への配慮が重要なんですね。現地の文化を尊重することが大切ですね。
機能的で美しいパキスタンの誇り!民族衣装「サルワール・カミーズ」
パキスタンでは、性別や年齢を問わず、多くの人々が日常的に民族衣装の「サルワール・カミーズ」を着用しています。これは国民服ともいえる存在です。
「カミーズ」は膝丈ほどの長いチュニック、「サルワール」はゆったりとしたズボンのことです。女性はこれに「ドゥパッター」と呼ばれるストールを合わせます。コットン製のシンプルなものから、美しい刺繍や装飾が施されたフォーマルなものまで様々で、現地の気候や文化に適した非常に機能的な服装です。



協力隊員も、現地に馴染み、敬意を示すためにサルワール・カミーズを着用して活動することが一般的です。現地で仕立てるのも、良い文化体験になりますよ。
パキスタン文化に触れる:習慣・マナーで気をつけること
いざパキスタンへ!活動への期待に胸を膨らませる一方で、「現地の文化や習慣に馴染めるかな?」「知らずに失礼なことをしてしまったらどうしよう…」といった不安も少しあるかもしれません。
異文化の中でスムーズに生活し、現地の人々と良好な関係を築くためには、パキスタンならではの生活習慣や、大切にされているマナーを事前に理解しておくことが非常に重要です。



パキスタンでは、どんなことに気をつければいいんだろう?日本とは全然違うのかな?



イスラム教の国だから、特別なルールがあるのかな?



もしかして、日本人の感覚だと『えっ?』と思うような習慣もあるのかな…?
パキスタンには、私たちが知っておくべきユニークで大切な文化や習慣がたくさんあります。
ここでは、そんなあなたの疑問や不安を解消し、パキスタンの人々とのコミュニケーションを円滑にするための具体的なポイントを詳しく解説します。
現地での生活をより豊かに、そしてトラブルを避けるために役立つ「パキスタン文化の心得」を一緒に学びましょう!
パキスタンで守るべき基本的なマナー|日常生活での注意点
- イスラム教への敬意
国民の95%以上がイスラム教徒です。ラマダン(断食月)中の日中は、公共の場での飲食や喫煙は避けましょう。1日5回のお祈りの時間も尊重します。 - 左手は不浄
食事をする時、握手をする時、物を渡す時は必ず右手を使うようにしましょう。左手はトイレで使う不浄な手とされています。 - 男女間の距離感
公共の場で男女が親しく話したり、体に触れたりすることは一般的ではありません。特に女性隊員は、家族以外の男性との接し方に注意が必要です。挨拶も、異性間では握手を求められない限り会釈程度に留めるのが無難です。 - 写真撮影の配慮
人物、特に女性の写真を撮る際は、必ず事前に許可を得ましょう。また、軍事施設や空港、橋などの撮影は禁止されています。



イスラム文化への理解と配慮が、信頼関係を築く上で最も重要ですね。
「メヘマーン・ナワーズィー」(客人を歓待する心)
パキスタンには、「メヘマーン・ナワーズィー」と呼ばれる、客人を心から手厚くもてなすという素晴らしい文化があります。
家庭に招かれると、これでもかというほど沢山の食事やチャイ(ミルクティー)が振る舞われます。これは、相手への最大限の敬意と歓迎の印です。
協力隊員として活動する上では、こうしたおもてなしの心に感謝し、誠実に応える姿勢が大切です。断る場合も、感謝の気持ちを伝えながら丁寧に断ることが、良好な人間関係を築く鍵となります。この温かい文化に触れることは、パキスタンでの生活の大きな喜びとなるでしょう。


パキスタンの食文化を味わう!代表的な料理と食事のポイント
パキスタンでの生活において、大きな楽しみの一つであり、また文化を深く理解する上で欠かせないのが「食」ですよね。



パキスタンの人たちは普段どんなものを食べているんだろう?



カレーのイメージが強いけど、インド料理とは違うのかな?



イスラム教の国だから、食べられないものはあるの?
そんな風に現地での食事について、期待と少しのドキドキが入り混じっている方も多いのではないでしょうか。
このセクションでは、あなたのパキスタンでの食生活を豊かにし、現地の人々とのコミュニケーションを深めるためのヒントが満載です
代表的な主食や料理はもちろん、独特の食文化まで、パキスタンの食の世界を一緒に探求していきましょう!
パキスタンの基本料理と主食|チャパティ・カレー・ビリヤニを解説
パキスタンの食事は、小麦から作る無発酵の薄焼きパン「チャパティ」や「ロティ」を主食とし、様々な種類のカレーと一緒に食べるのが基本スタイルです。
- チャパティ / ロティ
全粒粉で作る薄焼きパン。毎食焼きたてが食卓に並び、パキスタン人の食生活に欠かせない存在です。ナンはレストランなどで食べられる特別なパンです。 - カレー (サラン)
鶏肉(ムルグ)、羊肉(ゴーシュト)、豆(ダール)、野菜(サブズィ)など、具材は様々。油を多く使い、スパイスを効かせた濃厚な味わいが特徴です。 - ビリヤニ
スパイスと肉(鶏肉や羊肉)の炊き込みご飯。お祝いの席などで食べられるご馳走で、香り高いスパイスが食欲をそそります。



焼きたてのチャパティは絶品!カレーとの相性も抜群で、毎日でも食べられます!
パキスタンの食文化|ハラールとスパイス
イスラム教の国であるため、食事はすべてハラール(イスラムの教えで許されたもの)です。豚肉やアルコールは一切食べません。肉は鶏肉、羊肉、牛肉が中心です。
パキスタン料理は、インド料理と似ていますが、より肉料理が豊富で、スパイスの使い方も異なります。油をふんだんに使い、じっくり煮込んだ濃厚な味わいの料理が多いのが特徴です。家庭や地域によっても味が異なり、食文化の奥深さを感じることができます。



ハラールが基本なんですね!肉料理が豊富で美味しそう!
パキスタンの飲み物文化|甘いミルクティー「チャイ」
パキスタンで最も親しまれている飲み物が「チャイ」です。紅茶の葉をミルクと砂糖、時にはカルダモンなどのスパイスと一緒に煮出した、非常に甘いミルクティーです。人々の生活に深く根付いており、コミュニケーションの場に欠かせない存在です。
夏には、ヨーグルトドリンクの「ラッシー」もよく飲まれます。塩味と砂糖味があり、暑い時期の水分補給に最適です。
協力隊員として活動する中で、家庭や職場を訪問すると必ずと言っていいほどチャイが振る舞われます。これは歓迎の印です。勧められたチャイをいただくことが、円滑な人間関係を築くための大切な一歩となります。



チャイはコミュニケーションツールなんですね!文化を尊重し、美味しくいただくのが大切ですね!


青年海外協力隊パキスタン:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
「青年海外協力隊としてパキスタンで活動したい!」
その熱い想いを実現するための第一歩から、貴重な経験を積んだ後の未来まで、あなたはどんな道のりを想像していますか?
応募条件や選考プロセスといった「挑戦への入口」はもちろんのこと、パキスタンでの活動を終えた後の「キャリアや人生への活かし方」も、きっと気になる大切なポイントですよね。
ここからは、あなたがパキスタンへの挑戦を具体的にイメージし、さらにその先の未来まで見据えられるよう、応募から派遣までの流れ、そして帰国後のキャリア形成に至るまで、青年海外協力隊パキスタン派遣の「始まりから未来まで」をご紹介します。
パキスタン派遣への第一歩:応募から選考、派遣まで
パキスタンへの扉を開くための具体的なステップは、実はかなり長い道のりです。
応募プロセスの中で、それぞれの段階でどのような準備が必要なのか、気になる方も多いかと思います。



パキスタン派遣に応募したいけど、何から始めればいいの?選考ってやっぱり厳しいのかな?



派遣までのスケジュールを具体的に知りたい!
そんなあなたの疑問を解決するべく、わかりやすい図でご紹介します。
青年海外協力隊の応募プロセスはざっくりとこんな感じです!
年2回(春募集・秋募集)のタイミングでJICA海外協力隊のウェブサイトから応募します。※パキスタンの要請は現在停止中です。
職務経歴や語学力などを基にした書類選考と、人物面や技術力を評価する面接が行われます。
2次選考から約2ヶ月後に合否が通知されます。合格者は候補者となります。
語学訓練(主にウルドゥー語)や国際協力、安全対策など、派遣に必要な知識とスキルを身につける合宿形式の訓練です。
訓練修了後、いよいよパキスタンへ出発。約2年間のボランティア活動が始まります。
- 職務経歴書では「なぜパキスタンか?」を明確に
数ある派遣国の中でも、なぜ厳しい環境であるパキスタンで活動したいのか。パキスタンの開発課題と自分のスキルを結びつけ、強い意志と熱意を具体的に記述しましょう。 - 面接では「ストレス耐性と安全意識」を具体的に
パキスタンでの生活は、厳しい安全管理下での行動制限や、日本とは全く異なる文化、インフラの不便さなど、高いストレス耐性が求められます。面接では、そうした環境でどのように心身の健康を維持し、安全を確保し、現地の人々と協力して課題を乗り越えていけるのか、あなたの「人間力」と「危機管理能力」が問われます。
引用:JICAパキスタン
より詳しい応募条件、選考対策、そして派遣までの全貌を徹底解説した完全ガイドをご用意しました。
もっと詳しく知りたい方は以下リンクをぜひ読んでください!





合わせて2025年秋募集の要項や詳細を公式サイトから確認して見ましょう!
また、私はこの本を読んで青年海外協力隊に応募するための勉強をしています。
青年海外協力隊とは何なのか、実際に「コミュニティ開発隊員でフィリピンへ」「日本語教育隊員でドミニカ共和国へ」「看護師隊員でブルキナファソへ」派遣された方々の貴重な経験談など、知りたいすべてが盛り込まれています!
パキスタンでの経験を未来へ:帰国後のキャリアと人生設計
パキスタンでの活動を終えた後の自分、想像できますか?



協力隊経験者の人たちって、どんな道に進んでいるの?就職に有利だったりする?



無事に派遣されたとして、その経験って帰国後どう活かせるんだろう?



協力隊の経験って、具体的にどんな仕事に繋がるの?
パキスタンでの貴重な2年間を終えた後、そんな風に将来について考えるのは当然のことですよね。
帰ってきた私たちは、国際協力の最前線で培った実践的なスキル、多様な価値観を受け入れる異文化理解力、そして数々の課題をクリアしてきた問題解決能力という、大きな成長を手にしているはずです。
ここでは、パキスタンでの経験を輝かしい未来へと繋げるための方法を一緒に探すべく、青年海外協力隊に派遣された方々の今をご紹介します!
私が出会った!青年海外協力隊に派遣された方々の今
私は高校2年生の頃からずっと青年海外協力隊で国際協力をしたくて、とにかくいろんな情報を集めてきました。
そんな中で私が出会った、帰国後の青年海外協力隊の方々の現在をご紹介します。
Aさんはタンザニアに「コミュニティ開発」で派遣後、帰国してからは地元のJICAデスクで2年働き、その後アフリカの農家で起業をしました。



現在はクラウドファンディングも行って日本とアフリカの架け橋になっています!
地元のJICAデスクはたまたま後任がいなかったようですが、代々派遣後の隊員が2年の任期で行なっているそうです。
Bさんはコロンビアに『青少年教育』で派遣後、地元の大手商社に転職しました。
面接では、予測不能な環境で現地の人々と粘り強く交渉し、プロジェクトを成功させた経験が高く評価されたそうです。



キャリアアップもできて、スペイン語も習得して帰国できていて本当に理想的な進路ですね!
私が学んできたスペイン語と同じ言語圏に派遣されていたこともあり、たまにスペイン語で会話をしてくださいました!
Cさんは理系の会社で開発をしていましたが、マラウィ帰国後に地元の古民家を譲り受け、地域活性化にもつながるプロジェクトを行っています。



私が大学生の頃はよくボランティアに参加させていただき、一緒に茅葺き屋根を修復したり、水車を作ったりしました。
ずっと青年海外協力隊に行くことを目指してきましたが「現地で何のために派遣されたいのか」と問いかけてくれた彼のおかげで進路を決められました!
こんな感じに、私が知っている青年海外協力隊に派遣されていた方々は、世界をもっと良くできる、エネルギッシュで活動家の方が多かったです。
まだまだ多くの隊員たちの進路を聞いてきましたので、より詳しく青年海外協力隊派遣後のステップや就職の強みなどを知りたい方はこちらのブログをご参考ください!


まとめ:青年海外協力隊パキスタン派遣はあなたの人生を変える挑戦
ここまであなたが青年海外協力隊でパキスタンに派遣された際に、知っておきたい情報についてご紹介させていただきました。
今回のブログでは以下の内容がわかりましたね!
- 青年海外協力隊のパキスタン派遣の基本情報
- 青年海外協力隊パキスタン派遣の職種と活動内容
- パキスタンでの生活を徹底シミュレーション!住居・食事・お金・安全について
- 青年海外協力隊パキスタン:応募プロセスと帰国後のキャリアパス
生活する上で守るべきマナーや注意点が結構あったので、しっかり覚えて行った方が良さそうでしたね。特に、厳しい治安情勢を理解し、イスラム文化を深く尊重する姿勢が何よりも大切です。
あなたの挑戦をここから始めよう!
パキスタンへの熱い想いが少しでも具体的になったなら、次はいよいよ行動に移す時です。
まずはJICAの公式サイトで最新の募集要項をチェックし、より詳しい応募のステップは以下の記事で完璧にマスターしましょう!





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